フォト
2024年4月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

医療

2024年4月10日 (水)

急性アルコール中毒と対処法

4月10日になりました。新しい職場で少しなれてきましたでしょうか?

今年はコロナによる行動制限も殆どなくなり、多くの職場や大学などの歓迎会など飲み会が復活すると思います。ただこの時期に心配になるのが急性アルコール中毒です。急性アルコール中毒は「アルコール飲料の摂取により生体が精神的・身体的影響を受け、主として一過性に意識障害を生じるものであり、通常は酩酊と称されるものである」と定義されます。

急性アルコール中毒になると、意識レベルが低下し、嘔吐、呼吸状態が悪化するなど危険な状態に陥ります。若年者・女性・高齢者などでリスクが高く、とくに大学生や新社会人ではこの時期や忘年会シーズンで一気飲みとして飲酒させられ、救急搬送される若者がたくさん出ます。

ここで「アルコールの作用」についてお話します。アルコールは少量なら気持ちをリラックスさせたり会話を増やしたりする効果があります。

その実態はアルコールは分子が小さいので、脳にも入り込み、脳を麻痺させる効果です。 脳が麻痺することにより身体に変化が起きた状態が「酔い」です。お酒は脳を麻痺させるのです。 

酔いの状態は、血液の中のアルコール濃度により違います。アルコールの分解能は遺伝によって決定されます、後天的に強くなるのはありません。 脳の麻痺も①大脳皮質(私達の感情・思考・記憶を司る)、②小脳(平衡感覚)、次に③延髄(呼吸・心拍・体温)の順で一般的に進みます。

Th__20230412190301

ふだん脳は、必要に応じてブレーキをかけ、その人の言動を適度にコントロールしています。「歯止めが効く」のは、大脳がきちんと働いているからなんですね

でもお酒を飲んで①大脳が酔っぱらうと、人によってはそのブレーキが効かなくなります。普段考えられないようなことを言い出したり、必要以上にハイテンションになったりするのです。本人にとっては楽しい時期です。

次いで②小脳が麻痺してくると、運動・平行感覚の障害が起こります。千鳥足になりますが、足が麻痺するのではなく、平衡感覚を司る小脳が麻痺するのです。めまいや嘔吐も起こってきます。 

最終的に③延髄まで麻痺が来ると呼吸停止、心停止、低体温などが起こり場合によっては命を落とすことになります。

今回の説明は少々乱暴ですが、分かりやすいくすために書きました。

 

最後に「急性アルコール中毒の対処法」について追記しておきます。

一緒に飲んでいる人が次のような状態になったら、急性アルコール中毒の可能性があります。次のように対処してください。

(A)反応がない場合は救急車を手配して

お酒を飲んで次のような症状になったときは、命にかかわるおそれがあります。すぐに119番に通報して救急車を呼んでください。

 ・意識がない。ゆすっても、呼びかけても反応しない。

 ・全身が冷えきっている。呼吸がおかしい。

 ・大量の血や、食べ物を吐いている。

 ・倒れて口から泡を吹いている・・・このような状態は緊急事態ですので、直ぐに救急車を要請して下さい。

Th__20240408172901

(B)もし周囲に急性アルコール中毒が疑われる人がいる場合

  「1番重要なことは、1人にせず、誰かが必ず付き添う」こと。その時から周りは酔っ払っている状況ではないと認識する必要があります。興醒めるかも知れませんが、誰かがしっかりとしないといけない状況なのです。

必ずだれかが付き添い、一人にしないようにしてください。呼吸をしているか、脈があるかを時々確認しましょう。

  1. 衣服をゆるめて楽にする。
  2. 体温低下を防ぐため、毛布などをかけて暖かくする。
  3. 吐物による窒息を防ぐため、横向きに寝かせる。
  4. 吐きそうになったら、抱き起こさずに横向きの状態で吐かせる。

素人考えで(毒物と同じ様に)、吐けば酔いが覚めて状態が改善すると思いがちですが、酔いつぶれた人を無理に吐かせようとすると吐物が逆流してのどに詰まり、窒息する可能性が出てきます。 1〜4のことを考えながら見守って下さいね。 心配なら救急車を呼びましょう!

2024年4月 3日 (水)

恋をすると相手が眩しい?

2024年4月3日のFM放送は春先の体調不調について話をしました(→春先の体調不調・咳喘息)。ブログにもこれまで何度か書きましたので今回は違う視点で自律神経を考えてみたいと思います。

「恋をすると相手が眩しく見える」・・このことは本当でしょうか?・・・これを解く鍵は自律神経にあります。

私達の神経系統には随意神経と不随意神経(=自律神経)に分類する方法があります。

随意とは意のままに従うことですから、随意神経とは自分で考えたとおりに行動を起こすことが出来る神経系統です。例えばコーヒーが飲みたいのでコップに手を持っていき飲むことが出来る訳です。              

しかし心臓を早くしようと思っても私達は勝手に出来ません。

でもビックリしたり、走ると心臓はバクバク早く動きます。この様に私達の意志の下で動くのではなくて、神経自身が自律して働いている神経を自律神経と呼んでいます。同じ神経ですが、神経側から見たら自律して働いているので自律神経、私達主人側からみたら勝手に動かせないことより不随意神経と呼ぶのです。

この自律神経は交感神経と副交感神経からなっています。非常におおざっぱな言い方をすると交感神経は緊張状態で活躍、副交感神経はリラックス状態で作用します。

人間を含めて動物の世界では何かに襲われたりすると交感神経が優位になります。心臓は高ぶり、呼吸回数も増しいつでも逃げる態勢を作ります。瞳孔は開いて周りが見やすい状態に変化します。ずっとこのような状況は続きませんので、緊張が解かれると交感神経よりも副交感神経が優位になり落ち着いてきます。

Th__20240401163601

ここまで説明して「恋をすると相手が眩しい」という今日のタイトルと相成ります。 

恋する相手に贈り物をしたり、初めて手を握ったりすると心拍は速まりドキドキします。その時相手の顔をみても眩しいはずです。これは緊張状態で瞳孔は何時もより開いているのですから交感神経に支配されている瞳孔散大筋という筋肉が作用し散瞳します ・・・・・相手が眩しくてキラキラ輝いていると思います😸


相手もプレゼントを渡されて心臓ばくばくなら脈ありです。 「今日は眩しい?」ってさりげなく聴きましょう。 眩しいと答えたら・・心の中でガッツポーズ!「やった〜!」と叫んで下さい。 

 

それではご健闘を祈っております💝

2024年3月27日 (水)

麻疹(+風疹)の流行に気をつけよう

2024年3月27日のFM放送「いきいきタイム」は春から初夏の時期に流行しやすい感染症について話をします。日本では新入生や新入社員など多くの人が新しい環境に入るのが春です。4月は新たしく入園したり、入学したり、あるいは新しい職場や大学などで移動することで、多くの方と交わる季節になります。行動範囲が広がればそれだけ流行する感染症に接する機会も増える訳です。抗体を持っていれば殆どかかりませんが、初めて風疹、麻疹、流行性耳下腺炎が起こるような学校や社会環境に身を置くこともあるので注意が必要なのです。 

2018年に沖縄県で麻疹が流行した時にもラジオ放送で話をしました。2023年後半から海外で感染した方が日本で発症して周りに感染者が増加する事例が増えていて、医療機関を中心に感染リスクやワクチン接種について啓蒙しています。

皆様方の記憶にも残っていると思いますが、沖縄県では2018年3月に海外旅行者が旅行中に麻疹(はしか)にかかったことが判明し、その方が接触した場所から発症者が出現、更に拡大し沖縄県内で麻疹(はしか)が流行の兆しにあるとして、はしかの警戒レベルを最高の「3」に引き上げました。6月の解除までに県内で99名の感染者を出しました。今後も帰国者や観光客から持ち込まれ、突発的に感染が広がる可能性もありますので注意が必要です

・何故はしかの感染が問題なのか?
なんと言っても麻疹の感染力の強さにあります。コロナウイルスやインフルエンザウイルスと比べても、麻疹の感染力は驚異的に高いのです。おおよそのデーターではインフルエンザの10倍以上の感染力があることが判っています。

空気で感染するので通常のマスクでは感染を予防できません・・・これについて厚生労働省のホームページで「麻しんの感染力は非常に強いと言われています。医療機関へ移動される際は、周囲の方への感染を防ぐためにもマスクを着用し、公共交通機関の利用を可能な限り避けてください」と堂々と誤った(あるいは誤解を生じる) 記述がありました

何もしないよりマスクをしなさいなら良いのですが、インフルエンザやコロナと違い通常のマスクでは麻疹ウイルスを防御できません(麻疹ウイルスは非常に小さなウイルスで、通常のマスクでは予防できないのです)。厚生労働省も誤解を与える記述はしないようにして欲しいです)→麻疹を疑うことがあれば医療機関に電話を入れてから指示を仰いで受診して頂きたいと思います。

実際に2018年の事例で沖縄県の麻疹の抗体を持っていない方が、麻疹の患者さん(症状の出てない時期からでも)と接したり、買い物で釣り銭の受け渡しをしただけでも感染してしまい、体力のあるなしに関わらず感染した人の95%以上、ほぼ全員が発症します。

もう1つ日本で問題となっているのが年代によってワクチン接種率が違う点です。

・年代による抗体の有無の推測

Th_20240324114601

現在の所、はしかを予防出来るのはワクチン接種や過去の感染で得た抗体しかありません。そのため症状などを記す前に、先に抗体の有無やワクチン接種の既往について書いた方が安心かも知れません。(母子手帳等あれば確認して下さい)

・1972年9月30日以前に生まれた方:この当時予防接種はありません・・・残念でした😅・・・なかった分だけ多くの国民が麻疹(はしか)にかかった方が多いのです。1度罹ったらほぼ終生免疫を持っていますので、殆ど罹りません(もちろん例外はあります)。

・1972年10月から2000年4月1日生まれ:この世代はワクチンの予防接種は1回のみの時期です。麻疹は1回だけでは弱く2回接種が必要です。しかし1回の方は罹っても重症化しにくいと言われています。ただし修復麻疹と言って、「自分は症状は軽くても」「他人にうつす可能性があり」注意が必要です。

・2000年4月2日以降の生まれ:定期接種2回世代で、2回確実に打っていれば感染リスクは低くなっています。 現在は1回目の接種が満1歳と小学校入学前となっています。 また6〜9ヶ月までの赤ちゃんはお母さんからの移行抗体があります。 その為この時期の赤ちゃんで1回目の予防接種を受けてない場合や、学童期で2回目の接種がまだな子供は、流行期には前倒しで受けることも出来ますので、小児科や行政に問い合わせ下さいね。

何故ワクチン接種回数が問題になるのか?

大きな問題点としてはワクチンが妊娠初期に使えない点です。1972年から2000年生まれの年齢の方はワクチン1回接種世代で、妊娠可能な年齢となっています。麻疹妊娠中に感染すると、死産や早産になる可能性があるため、妊娠初期の妊婦さんは特に気をつけたい病気です。麻疹の免疫がない30代~50代の男性が感染源になることが多いので、配偶者の男性も(確立は少ないのですが風疹にかかったことがないジジババも感染源になる可能性もあります)当事者意識を持つことも大切です。

 

私達の病院では感染予防の点から職員の抗体検査を行っていますが、昭和52年以前生まれでも、抗体が低い方が思ったより多いのが現状です。流行期には人混みに出かけるのは控えるべきだと考えています。

 

ではでは、感染経路や症状、合併症などについて記載してみます。

 

Th_

<感染経路>

空気感染の他に、飛沫や接触感染など、感染者が近くにいるだけでも感染しやすいウイルスです。ただし空気中に出されたウイルスは2時間程度で死滅します(コロナウイルスとは違います)。

<症状・経過>

感染者と接触後、10〜12日間の潜伏期間があり、その後38度程度の発熱や咳、倦怠感(小児では不機嫌)や目の症状(結膜充血、目やに、羞明)などが2〜4日続きます。小児では下痢や腹痛も多くみられます。 その後、半日ほど解熱時期がありますが、それが過ぎた後に39度の発熱が出現し、更に口腔内のコプリック班と言われる、白い小さなブツブツが認められ、顔面から全身へと特徴的な鮮紅色の皮疹が表れます。

皮疹が出現後3〜4日経つと解熱し、全身状態も回復に向かいます。全身の皮疹は赤から黒ずんた色に変わります。しばらくは色素沈着として残ります。

麻疹は感染症の5類にあたり、保健所への届け出義務があり、本人も解熱後3日間は登校出来ません。

 

<合併症>

麻疹の患者の30%に合併症が認められ、その大半が肺炎です。その他中耳炎、咽頭炎、心筋炎、脳炎などの危険性もあります。また麻疹を罹患して数年経ってから亜急性硬化性全脳炎という特殊な合併症を併発する場合もあります。

 

私は外科が専門分野ですので、このプロジェクトとは関係していませんが、沖縄県の小児科医を中心にはしかゼロブロジェクトを立ち上げて予防啓蒙活動に取り組んでいます。こちらのホームページを紹介しておきます→(沖縄県麻疹`0(ゼロ)`プロジェクト)

 

10年前のブログに風疹についても書きましたのでリンクを張っておきます→(風疹について)

Th__20240326180601
(先ほどまで一部の部分で麻疹と書くべきところを風疹となっておりました。すみません🙇)

2024年3月13日 (水)

骨強度と言う指標(骨密度だけでは計れない骨折リスク)

先週に引き続きFM放送では私達の骨に関わる話・・・今週は特に骨粗鬆症について話をしました。主に整形外科で扱う疾患ですので、私の専門分野の外科ではありませんので詳しくはありませんが・・・

高齢化社会と共に問題になっているのが骨粗鬆症による骨折リスクの増大です。骨の強さ(骨強度)は実際の骨の量(骨量、骨密度)と骨の質(骨質)によって決まります。骨の量はレントゲンやMRIなどで数値化され、一般的に骨密度検査と言われ、多くの医療機関で行われています。 一方、骨質は捉えらづらいもので、骨密度以外の骨の微細構造や代謝などが骨質としてまとめられて表現されています。

以前は骨密度の低下が骨折リスクの全てだと思われていましたが、骨密度が低くなくても骨折する方も多く認められたことより、より現実に骨折リスクを判断する為に骨強度という表現が使われています。 

 

Th_303722

おおよそ骨折リスクは骨密度が7割、骨質が3割関わっていると推測されています。

骨密度の検査はいくつかの方法があり、よく行われている検査です。成人の骨密度の平均値で表す場合が多く、おおよそ80%以上なら正常、70〜80%未満は骨量減少、70%以下になると骨粗鬆症と判断しています。

骨質の検査はまだ確率はされていませんが、主に骨代謝マーカーを血液や尿検査で調べて判定しています。骨代謝のマーカーは骨形成マーカーと骨吸収マーカーに分類されます。簡単に言ったら前者は骨を作る方の値で後者は骨を破壊(脆く)する値となります。

Th__20240311145201

そのために骨密度が正常でも、骨吸収マーカーが相対的に骨形成マーカーより高い場合は骨折の危険が高いと判断しています。

今回は骨の強さは骨密度だけでなく骨質も影響していることを説明しました。

2024年3月 6日 (水)

骨の構造と役割(再記載)

3月6日のFM放送「いきいきタイム」は骨の構造や役割について話をしました。内容が多かったために今日と来週水曜日に分けて話をする予定です。

骨粗鬆症について話をする前に今週の前半は私達の骨の構造と役割について説明します(ほぼ同じ内容を以前も書いていますので新鮮味はなく再投稿です)

 皆様方は人間の骨の数をご存じでしょうか? ミリ単位の小さな骨から大腿骨などの大きな骨まで大小様々で、数はおおよそ206本です。おおよそとしたのはまれに腰椎が5本のところが6本あったり、足の小指の骨が1本少なかったりする方がいますので、多少のバリエションはあります(これは異常ではありません)

私の住む冬の沖縄はサトウキビの製糖時期も真っ盛りとなります。サトウキビの構造が何となく骨と似ているためにサトウキビの形を参考に骨の構造を説明したいと思います(ローカルの話でサトウキビを実際に見たことのない本土の方には申し訳ありません😅)。 

サトウキビの表面には白い「ぬめり」みたいのものがあり、骨に例えると骨膜の部分となり骨の表面を薄く被います。その骨膜には神経が多数あり、骨折すると骨が痛いのではなくこの骨膜の神経が痛むのです。

サトウキビの硬い皮の部分が、骨の強度をつくっている皮質骨と呼び、サトウキビの中心の甘く柔らかな部分が骨の海綿骨となります。 この海綿骨の部分には、血液の元をつくる骨髄があります(骨髄移植などは主に腸骨の部分から注射器のような物で硬い皮質骨を貫いて、内部の骨髄液を採取して移植します)。

Th__20220224171301

骨は硬くて、石みたいに変化しないと思っているかも知れませんが、実は、髪の毛や皮膚と同じように、常に新陳代謝を繰り返しています。 骨における新陳代謝の役目を果たす細胞には、破骨細胞骨芽細胞があります。

「破骨細胞」は弾力や固さを失った古い骨を分解する細胞です。骨の新陳代謝に欠かせない細胞ですが、女性の場合は、閉経を迎えると破骨細胞のはたらきを抑える女性ホルモンが減少し、そのことにより骨を溶かす細胞が力を増して、急速に骨の量が減ってしまう状態となります。これが閉経後に急速に骨粗鬆症の割合が多くなる理由となります。「破骨細胞」は古くなって骨のカルシウムを吸収して、血液の中にカルシウムを放出します。

Th__20220224174601

「骨芽細胞」は私達の骨の土台となる部分(コンクリートのビルにたとえると、鉄筋にあたる部分)の骨のコラーゲン・繊維をつくりながら、この繊維に絡めるように、血液中のカルシウムを骨に取り込んで硬く仕上げます。破骨細胞が壊した部分を修復する働きの細胞と言うことになります。 運動で骨に力が加わると、骨芽細胞のはたらきが活発になり、骨が丈夫になります(骨粗鬆症の予防に運動しなさいと言われるのはその作用があるからです)。

骨の働きは身体を支持し運動を支える機能、骨髄における造血、そして血液や細胞のカルシウム濃度の調整という3つの主な働きに集約されます。 たまには骨のことを考えて生活してみましょう。                                    

2024年2月28日 (水)

深部静脈血栓症と急性肺塞栓血栓症について

このブログの記事をまとめたホームページを作りました。見て頂くと嬉しいです😃(ニライの夢:https://dreams-nirai.com )。

今年は元旦から地震が起こり、自宅が住めなくなり車で過ごされたり、避難所の狭い中で暮らせざるを得ない方も多くいらっしゃると思います。また寒い冬場に高齢者の方々も外出を控えて室内ですごさられいる方も多いと考えています。

今日のFM放送は主に深部静脈血栓症やそれに伴う急性肺血栓塞栓症について話をしました。以前にもブログで書きましたので重複することもありますがご了承下さい

皆様方の多くも「エコノミークラス症候群」と言う名前を聞いたことがあると思います。エコノミークラスに多い例えなのですが、何もエコノミークラスに限ったことではありません。要は長い時間同じ様な姿勢で座ったりすると、足(特に下腿)の静脈の流れが腰も曲げて膝も90度曲げた状態も重なり停滞してしまいます。ビジネスクラスでもおこりますし、長距離のバスや列車の中、あるいは地震などで車の中で寝泊まりをした方の中でも起こっています。 どれも静脈の流れが悪くなった原因で起こっています。

もともと静脈は流れが緩やかなのですが、それが長い間血液が停滞すると、血管の中で血液が固まってしまうことがあります(静脈血栓)。


Th__20240227185301

長期間のフライトなどで足を動かさずにいると、いつの間にか足の血管の中で血の塊が出来上がってしまいます。そして到着してやっと窮屈な姿勢から解放られて、動いた時などに足の静脈で固まった凝血塊が血液の流れに乗って心臓に向かって流れてしまうことがあります。 

下大静脈から右心房→右心室にながれ、最後は肺動脈の中に移動します。 肺の中で血管は徐々に細くなるために、この凝血塊(血栓)が肺動脈に引っ掛かり詰まってしまいます。 これが肺血栓塞栓症で、大きな血管に引っ掛かる場合は急に呼吸困難や心不全となり急死することもあるのです。

時々、「血の塊が出来たら頭に流れて脳梗塞になる心配があるのでは」と質問を受けることがありましたので、上の図を書いてみました(余りにも簡単すぎて怒らないで下さいね😅)。 足や手に出来た血栓などは頭には行かずに肺の動脈を閉塞さえてしまいます。 一方で心房細動などの不整脈の時に、左心房の中に小さな血の塊が出来ることがあります。それが心蔵の拍動と共に胸部大動脈に流れて、それが脳動脈へと流れて行くと脳塞栓となることもあります。

→足の血管にできた血栓で脳梗塞になることはありません。

Th__20240227185302

足は心臓からの距離もあり、座った場合や立ったりする時には一番うっ血してしまう場所になります。 横になっていても足を動かさないでいると静脈の流れは滞ります。

このような血栓を防ぐには、適度に足を動かした方がよいのです。

その理由を左の図の<筋肉のポンプ作用>見ながら考えてみて下さい。

足には見えませんが深い場所に大きな深部静脈が流れています。

足の筋肉を動かすと中を通っているこの深部静脈も影響されてます。

静脈弁もあることより、この静脈が筋肉の運動により停滞した血液の流れが押し出して移動しやすくなります。

この筋肉の作用を心臓のポンプ作用になぞらえて筋肉のポンプ作用と呼んで、第2の心臓とも言っているのです。

Th_431437

では予防策はとなると、皆様方も飛行機に乗ると、上のような足の運動の絵が入ったパンフレットを見ることがあると思います。

上記の心蔵のポンプ作用が分かればなぜこの様な運動をした方がいいのか、もう分かったと思います。

寒くなると外出を控えたり、今年のように地震などで車内で生活したり避難所で動き難い場合でも、定期的に適度な運動や行って下さいね。

足の運動を適度に行って深部静脈血栓症を予防して下さいね。

2024年2月14日 (水)

脳卒中の病態と血圧の関係

今日のレキオは冬場に多くなる脳卒中について話をしました。 この病気の病態が正確に分かるようになったのはごく最近のことになります。

当然、脳卒中の患者は昔からいたと思います。 特に何もなかった人が、急に倒れて意識がなくなったり、半身に麻痺が起こったり、呂律が回らなくなるようなことを、多くの方が経験した来たはずです。 以前はこれが脳の中の出血や梗塞で起きたことなど分かりませんでした。

この様な病態も見て、昔の方は「脳卒中」と名付けました。「脳」は名前の通り脳みそ(脳実質)のことで、「卒」は「にわかに」という意味です。また「中」は命中とか適中などと同じ意味で「あたる」とのことになります。

ですから、今まで一緒に過ごしていた方が急に麻痺や意識消失を起こしたため「脳がにわかに(邪気に)あたった病気」として捉えたのです。

医学の進歩する以前は、それこそ悪霊が取り付いたとして、邪気を払うために荒治療や拷問に近いようなことも行われたと記録には残っているそうです。

Th__20240213182801

やっとルネサンス期になり、解剖が行われるなかで、同じ様な脳卒中を起こす病態(症状が似ていいる場合)でも、血管が破けた場合、血管が詰まって起こる場合もあるのが判ってきました。 

更に脳の出血でも脳実質の中に出血する場合(脳出血)とくも膜下のスペースに出血する場合(くも膜下出血)があること、脳の血管が詰まる場合にも血管そのものが動脈硬化が強くなり血管が狭くなっている場合(アテローム性脳梗塞)と心臓でできた血の塊(塞栓物質)が飛んできた脳の血管を詰まらせて起こる場合(脳塞栓症:心原性脳塞栓症)も分かるようになりました。

 

画像器機が進歩するまで、その殆どは死んだ後に解剖で判ったことで、治療には簡単には結び付きませんでした。 出血と梗塞では同じ様な症状でも治療は全く異なることになります。

単純にいえば、出血していれば血を固めて出血を止めたいですし、詰まっているのであれば血をさらさらにして固まらないようにしないといけません。 もしもこの病態と違う治療をすれば、何もしないより更に悪化させることになります。

いちかばちかで治療を行うことは出来ません。そこで人類に福音をもたらしたのは、頭部CTの開発、その後MRIなどの医療器機も開発されました。それらのお陰で、硬い頭蓋骨の中で起こった病態を短時間に把握出来て、早期治療が可能となったのです。

 

ご存じの通り、今の日本人の死因のトップは「がん」ですが、昭和25年から昭和55年までは脳血管疾患(脳卒中)が死因トップでした。 脳出血も脳梗塞も高血圧と関連が深く、国民運動として減塩に取り組んだことも功を奏していますが、やはり早期診断、早期治療が可能になったために、脳卒中による死因は現在では第4位となっています。  しかし脳出血は減少傾向にありますが、脳梗塞は増加の一途を辿っています

<脳梗塞の症状と前駆症状(一過性脳虚血発作)>

Th_tia

クモ膜下出血の様にいきなりひどい頭痛で発症する場合もありますが、脳梗塞のの場合は、発症前に脳梗塞と同じ症状(上のイラストの左側の症状)が一時的に現れる一過性脳虚血発作(TIA)が起こることがあります。これは、脳の血管に血液の塊の血栓が一時的に詰まるために起こりますが、詰まった血栓が自然に短時間で溶解し、血流が再開するために症状が消失します。

しかし、TIAを起こした人の3~4割が、その後に脳梗塞を発症します。特に、TIAを起こして1~2日間が危険です。放置した場合、翌朝に脳梗塞を発症する危険性もあるので、その日のうちに救急病院へ行くことが大切です。

 

<脳血管障害(脳卒中)の危険因子>

 A:脳梗塞を発生させる危険因子:高血圧、不整脈(心房細動)、糖尿病、喫煙、肥満などがあります。この中でも、高血圧が特に重要で、高血圧が完全に予防できれば、日本人の脳卒中は今よりも約半分に減ると考えられています

B:脳出血やくも膜下出血の危険因子:高血圧、喫煙、飲酒が発生に関連する要因です。脳出血の場合は、コレステロール値の異常低値(低栄養)も発生に関与します。

 

<脳卒中と血圧の関係>

高血圧は「高血圧治療ガイドライン 2014」では、収縮期血圧値が 140mmHg 以上または拡張期血圧値が 90mmHg 以上であれば高血圧と診断されます。血圧が高い状態が続くと、動脈硬化が徐々に進み、将来的に心臓病や脳卒中にかかりやすくなることがわかっています。

色々な研究データーがあるのですが、至適血圧(収縮期血圧値が 120mmHg 未満かつ拡張期血圧値が 80mmHg 未満)の人に比べて、軽症の高血圧(収縮期血圧が 160mmHg 未満、拡張期血圧が 100mmHg 未満)の人は 3.3 倍重症の高血圧(収縮期血圧が 180mmHg または拡張期血圧が 110mmHg 以上)では 8.5 倍脳卒中にかかりやすいことが報告されています。

長期の追跡調査で有名な久山町のデーターでも140/90以上から脳卒中の発症が高くなることより、それ以下に抑えることが重要となります。

また久山町のデータからは蛋白質を十分に取る方が脳卒中のリスクは減らす結果でした。だだし植物性蛋白質は脳梗塞も脳出血のリスクも減らしますが、動物性の蛋白質は脳梗塞では差がなく脳出血は減らす結果となっています。

皆様も「脳がにわかに邪気にあたらないよう」に、高血圧、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病、不整脈などに注意しておすごし下さいね

2024年2月 7日 (水)

アルツハイマー病の病態と治療薬

認知症は高齢化社会と共に増え続けている病気です(以前認知症と物忘れは違うことが書きましたの参考にされて下さい)。

認知症とは,日常生活に支障をきたす記憶およびその他の知的活動能力の消失を示す総称です。 認知症を示す病気には、大まかに脳血管性認知症、ルビー小体型認知症、アルツハイマー病がありますが、その中でもアルツハイマー型が全体の60-80%を占めています。

人間の脳細胞は大脳で約160億個、小脳で約690億個、脳全体では約860億個にのぼります。 神経細胞同士はシナプスでつながり合い、複雑なネットワーク(神経回路)を形成しています。 その数は残念ながら子供の頃より徐々に数を減らして行きます。どんな方でも脳細胞の数は少なくなりますが病気がなければ減ったとしても物忘れ程度で生涯を閉じることになります。

脳卒中などで血管が詰まったりすると一気に生きた脳細胞の数が減ります。そうすると認知症が発症する可能性があります。ではアルツハイマーとなると、脳神経細胞の外にアミロイドベータというタンパク質がたまってシミのようなもの(老人斑:アミロイド斑)ができるのがアルツハイマー病の最初の病態となります。

最初はそれ程毒性はありませんが、次第にそれが増えて凝集してくると毒性が強くなります。そうなると今度は脳神経の細胞の中にタウという別のタンパク質がたまって溶けにくい線維の固まりが出来てくることで、脳神経細胞が死んでしまいます。このような流れは一度出来上がると止めることが出来ずにアルツハイマー病が発症し、徐々に進行しやがて死をもたらしたのです。

アミロイドベータは、どんな人にも生まれた時から作られるそうです😢 ただ若いうちは脳内で分解されて除去されるのですが、年を取るとうまく壊せなくなり、次第にアミロイドベータが凝縮してくると脳神経細胞に対する毒性が出てきます。ですのでアルツハイマー病の患者さんでは発症の20年くらい前からたまり始めていると言われます。

このことを踏まえて治療薬を考えてみましょう。

<従来の薬>・・細胞が壊れる前提で、次第に少なくなった物質を補充する薬(細胞が壊れるのが増える程次第に効き目はなくなります)

①セチルコリンエステラーゼ阻害薬: アセチルコリン(脳細胞の神経伝達物質)をこれ以上減らないようにする役目:セチルコリンエステラーゼ阻害薬はアセチルコリンが分解されないように働き、脳の中でアセチルコリンが減るのを防ぎます。現在認可されているのは、アリセプト®:、レミニール®、イクセロンパッチ®とリバスタッチ®(イクセロンパッチ®とリバスタッチ®は会社が違うだけで同じ薬です)の3種類です。
②神経細胞が死んでしまうのを少しでも遅らせる薬:NMDA受容体阻害薬


<新しい治療薬>・・・上の病態なら解決策として老人斑を取り除けば細胞が死な内容に出来るのでは・・・と期待するかも

昨年効果の事や高い薬代でも話題になったのが新しいタイプの治療薬(アデュカヌマブ)となります。

アデュカヌマブはアルツハイマー病の原因と考えられる老人斑を、脳から取り除くことを目的として開発された薬です。そのため、アデュカヌマブは、アルツハイマー病(疾患)の原因に働きかけて進行を抑える(修飾する)薬ということで、「疾患修飾薬」と呼ばれています。これは、これまでにはなかった、新しいタイプのアルツハイマー病の薬です。

コロナやインフルエンザウイルス感染でウイルス(抗原)に対して人間が抗体を作ることでウイルスとくっついて死滅させることを皆さんも知っていると思います。

アデュカヌマブはアルツハイマー病のアミロイドβが固まって出来た毒性の強い老人斑を抗原として認識しさせてモノクローナル抗体というのを作った治療薬となります(もの凄く細かなことを省略しています・・)。この抗体がくっつくことでアミロイド斑は脳の中で分解されやすくなり、次第に脳から除去されることを期待しています。上の従来の薬と違い、根本的な治療となる可能性を秘めた薬となっています。

本当は脳関門を通り抜ける機序とか様々ありますが、単純な私の頭で理解した部分をシェーマにしました⬇️

Th__20240206183601

もちろん副作用もあり慎重な投与が必要ですが、アデュカヌマブを使った1年間の治療には、およそ600万円かかるとも言われています。認知症が特殊な病態ではなくて、数多くの方にこれを使うとなると日本の財政が持つかどうかも議論となった薬となっているのです。

2024年1月24日 (水)

めまいで救急搬送は?

2024年1月24日のFM放送「いきいきタイム」は2年ぶりに「めまい」について話をしました。

めまいと言っても「めまい」の種類は回転性、動揺性、眼前暗黒感などと違いがあり、嘔気や難聴、頭痛などの随伴症状の有無による違い、原因病巣も耳だったり、脳であったり、心臓だったりと様々なのです。血糖値や血圧の変動に伴うこともありますし、最近では心因性のめまいも増えています。

以前のめまいのブログ→めまいについて」を参考にされて下さい

今回は「めまい」が起こった時にどんな処置をした方がよいのか、救急車を呼ぶべきかについて記載したいと思います(もちろんこれが全て正しい訳ではありませんので参考にされて下さいね)。 

Th__20240123091601

めまいの救急性の判断を難しくするひとつに、めまいの激しさと病気の重症度は必ずしも一致しないことです。 基本的にはめまいの時には救急車を呼んで良いと思います。 少なくとも初めてのめまいだったり、何時もと違うめまいなら家族が近くにいれば呼んでそれから救急車を呼ぶかどうか判断したら良いと思います。。

 

これまでめまいを経験したことがあったり治療を受けていたことのある方は、焦らないことです。 まず転倒の危険がありますので、めまいがしたら横や坐位になりましょうよりめまいが少ない楽な姿勢をとり安静にします。 偏頭痛などによって起こるめまいは光の刺激で悪化しますので、室内の照明を落としたり、カーテンを使用します(家族がいればよいのですが・・)

Th__20240123181601

 

そして冷静に自分のめまいがどのようなものかを考えながら、手足に麻痺がないかどうか動かして確認します耳が聞こえているのか声は出るかなども確認したら良いでしょう・・そして大切なのは電話をかけることが出来るかどうかです。携帯電話など手元に持っているか、電話口まで行けるか判断します。 そうやっているうちに落ち着いて改善するようなら現在の時刻を確認しながら、少し休んだら良いかも知れません。 家族も居なく1人で心配なら電話で知人でもかかりつけ医でも救急隊でも良いですので電話をかけておく方が良いと思います。

 

めまいは症状の特徴からパニックになりやすく恐怖心が強くなります。めまいで医療機関へ救急要請するかどうかのマニュアルはありません。めまいが起こり心配ならまず、近くの人に声をかけるか、電話をかけることをお勧めします。

2024年1月10日 (水)

アフタ性口内炎の予防の追記

2024年12月10日のFM「いきいきタイム」は口腔粘膜疾患について話をします。歯以外の口の中、歯肉や舌、のどの奥は粘膜という滑らかな組織に覆われてるため、そこに出来た異常を口腔粘膜疾患と呼んでいます。

<今回のブログには以前の内容を記載して、最後に予防の追記をしました>


局所的には耳鼻咽喉科や口腔外科が専門で、口内炎やウイルスや自己免疫との関連では内科や小児科が主に扱うことになります。外科の私としては外傷だったり、抗がん剤使用時の副作用や手術などによる消耗疾患で時々診察することがあります。ですので、これから書いてゆくのも素人と同じレベルとなります🙇

口の中は消化器や呼吸器の入り口としてみることも出来ますが、味覚や臭覚などの感覚器官でもありますし、唾液を出すことで消化を助ける役割、舌には発語としての機能もあり複雑な機能がこの部分には集約されています(唾液の細かな役割については→http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2015/12/post-a0e2.html  ) 。

沢山の病気がありますが、今日はアフタ性口内炎に絞って書いてみます。口の中や歯茎、舌などは表面を粘膜が覆っているのですが、何らかの原因でこの粘膜が傷ついて剥がれてしまうと小さな潰瘍となります。炎症が加わりますのでこの潰瘍の周りが赤くなり中心部分は白っぽくなります。

余り大きくはなくても、痛みが強いのがアフタ性(潰瘍性)口内炎の特徴です。口内炎のある場所を噛んでしまったり、刺激物やお醤油、暑いのを食した時などは激痛が走り、思わず「アガ〜(いて〜)」と叫んでしまいます。

Th__20221213114301

口内炎は試験勉強の時などに起こることも多く、ストレスが一因であると思われますが本当の原因は簡単ではありません。 鉄、亜鉛、ビタミンの不足だったり、ウイルス感染に伴うもの、義歯よる刺激唾液分泌の減少、鼻詰まりで口呼吸による口腔内乾燥睡眠不足などが影響し合って発症すると思われます。

通常のアフタは数ミリ以下の大きさで単発・多発両方あり、痛みは4〜7日続きます。重傷になると発熱や首の周りのリンパ節が腫れ、風邪のような疲労感が現れることがあります。 だたし大きさが1センチを越えたり、長い間治癒しない場合は医療機関で検査を受けた方がよいと考えます。 

治療は自然治癒するまで、痛みを和らげる対症療法が中心です。痛みが強い場合は麻酔薬の入ったうがい薬を使用したり、ペースト状になった局所麻酔薬を塗ったりします。アフタを保護して炎症を鎮めるような軟膏類や最近ではアフタを覆うようなパッチ製剤もありますので試してみて下さい。

特に年末は何かと生活が崩れたりストレスのかかる時期で、乾燥も続きますので口内炎が起こり易い環境ともなります。口内炎になったら少しでも休む時間を作るようにして体調の回復を図りましょう💪 

*〜*〜*〜*〜*〜*〜

前回までは以上のように書きましたので、私のような単純な思考の医師から考えられる予防法について追記します。

アフタ性口内炎がよく起きる方の原因として①口腔粘膜自体の脆弱性 と ②炎症を引き起こす原因の存在 があることが考えられます

①が起こる原因として、疲労、ストレス、偏食による栄養不足(葉酸、ビタミンB群、亜鉛、鉄分など)、口腔内乾燥(唾液不足、就眠中の口呼吸や室内乾燥)

②の原因としては、ウイルス・細菌感染、外傷(噛んだり、不適切な歯磨き、入れ歯など)

・・・と考えています(これだけしか思い浮かびません😅)

→結局は免疫力を低下させないようにするためには、バランスの良い食事摂取・規則正しい生活を心掛け、冬場は室内の乾燥にも気をつけてることだと考えます。そして適切な歯磨きと、うがい薬なども適宜使用するとウイルスや細菌感染の予防にもなると思います。心がけて下さいね。
・・・あれ、あまり為になる情報はありませんね🙇‍♀️🙏 私などは食べながらお喋りしようとしてよく噛んでしまいます反省!😂

より以前の記事一覧