フォト

医療

2022年10月 5日 (水)

心房細動に対するカテーテルアブレーション

今日10月5日のFM放送「いきいきタイム」は心臓病、特に不整脈について話をしました。これまでに何度か書いています(→特に危険な不整脈心臓の刺激伝導路とペースメーカー植込み、など)

ブログでは心房細動に対するカテーテルアブレーションについて記載したいと思います。私の方はもう循環器外科はしておりませんので、昔を振り返りながら最近のカターテル治療の進歩に驚きもしています。

私は難しいことは解りませんので、簡単に下記の図を見ながら説明します😅

Th__20221003165301

心臓の1番大切なものは血液を全身に運ぶポンプの役割です。そのためには全身の血液の流れと酸素と二酸化炭素の受け渡しのための肺への流れがあります。全身から戻る血液は右心房へ入り、そこから右心室に流れて、そこから肺へ血液を送り出します。今度は肺で二酸化炭素を放出して、酸素をもらい受けた酸素濃度の高い血液が左心房に入り、それから1番筋肉が発達した左心室から全身へと血液が送り出されます。
このポンプの動きを調整するのが心臓の神経伝達路となります。これが上手く機能してスムーズに全身に過不足なく血液を送り出すことが可能です。このリズミカルな脈が出来なくなるのが不整脈となります。
大雑把に不整脈を分けると①期外収縮(脈が飛ぶなどで、1部アブレーションの適応ともなります)②徐脈性不整脈(脈が極端に遅くなる、ペースメーカー植込みの適応になることも)③頻脈性不整脈(脈が100回/分以上、この中に心房細動も含まれます)
最近の研究により心房細動の原因となる場所も分かるようになり、その90%が肺静脈から心臓(左心房)に入る部分で起こることが分かって来ています。その部分に何らかの原因で心臓の心筋細胞が入り込んだために、異常な電気信号が出現することも分かる様になりました。 
そこの部分を電気的に通電(焼灼)すれば、この部分から伝わる異常な電気信号も遮断されることが出来ます。専門家には怒られそうですが、簡単に図にしました。
Th__20221004170801
私が初めて不整脈の外科的治療を見たのは昭和60年頃でした。その時は開胸して、心膜を開いて、直接心臓に沢山の電極をマッピングして不整脈の電気伝導路を突き止めて電気メスで焼灼する方法でした(もう記憶の彼方でうろ覚えとなりますが・・😅)。このような治療法をみると40年間でも随分と治療は進歩したものだと考えてしまいます。
これからもきっと身体に負担が少ない治療が出てくると思います。期待しましょう😸

2022年9月14日 (水)

胃癌の原因について

2022年9月14日のFM「いきいきタイム(FMレキオ、FM21同時生放送)」は「胃癌について」の説明をしました。

日本は世界的にみても胃癌の発生が多い国の1つです。

胃癌の診断や手術をする際に「どうして胃癌になったのでしょう」と質問を受けることがあります。今現在でも答えは簡単ではありません。


Th__20220825161201

癌の一番の原因は・・・・「年齢です」・・・と答えるとある意味正しいのですが元も子もありません。 寅さん風に言うと「それを言っちゃあ、おしめいよ〜」となるわけですので、まじめに話をすすめます。

少し歴史を遡りますが、発がんのメカニズムについて、19世紀にはデンマークのフィビガー先生の提唱した寄生虫発癌説とドイツのウィルヒョウ先生が唱えた癌刺激説の二大論争が起こりました。


当時ヨーロッパで煙突掃除夫の間で陰嚢癌が多発しました。ススがズボンの中に入り、陰嚢の部分に貯まることが原因ではないかと考えられました。

それを実験で証明したのは、実は日本の病理学者の山極勝三郎先生と市川厚一先生でした。今のように日本人の科学者が正しく評価されていたら恐らく日本にノーベル医学賞があとひとつ生まれたのは確かです

この2人は来る日も来る日もウサギの耳にコールタールを塗ることを繰り返すことで、塗った部分から癌が発生したのです世界で初めて実験で(人工的に)癌を作り出すことに成功し「癌刺激説」が優位となりました。 持続する刺激や炎症が発癌と関与すること示唆する重要な実験でありました。国内でそれが評価され1919年(大正8年)に恩師・山極勝三郎東京帝国大学教授とともに学士院賞を受けることになりますが、ノーベル賞は与えられませんでした。

現在ではB型やC型肝炎ウイルスの持続感染により慢性肝炎、肝硬変となり肝癌が発生することやパピローマウイルスの感染により子宮頸がんが発生することは皆様もマスコミ等でご存じと思います。これも「持続する刺激や炎症が発癌に関与」する結果なのです。改めて先駆者の山極先生と市川先生の功績は大きいと考えます。

ここでやっと胃癌の話しに戻すことが出来ます。現在胃癌の発症のトピックはヘリコバクタ・ビロリ菌の感染との関わりです。胃の中には胃酸という強力な酸があり、胃の壁を住み家とするような菌はいないと誰でもが考えていました。

Th__20220825161701

実際はピロリ菌はこの強力な胃酸から身を守りながら胃の壁に食い込むように生きていて、胃に慢性の炎症を引き起こします。慢性萎縮性胃炎とよばれ、胃癌の発生母地と考えられています。 胃に慢性の炎症を引き起こすことで胃癌になりやすい状態を作っていたのです。肝炎ウイルスの持続感染と似たメカニズムです。

 

日本人の50代以上の年齢ではピロリ菌をかっているのが70%を越えます。しかし皆が胃癌になるかというとそうでもありません。ただピロリ菌のいない人で胃癌になるのは稀でもあります。

 

ではピロリ菌だけが胃癌の発生と関与するのか? つい10〜20年前まで塩辛い食べ物を食べる地方で胃癌が多いため、塩分過剰摂取が胃癌発生に関与する最大の原因と言われていました。 今でも食塩濃度の高い食事の関与は明らかです。 その他に喫煙多量のアルコール緑黄色野菜不足食品添加物生活習慣病、加齢などなど・・・発癌と関与することが疫学的に分かっています。 さらに遺伝子の異常による関与も解明されつつあります。1つの因子だけでなく色々な原因が絡み合って癌が発症します。

 

この様に「なぜ癌になったのですか」の質問に一言で答えることは出来ないのです・・・・ここまで読ませておいて何も無しかよとお叱りを受けそうです。お許しを

(私のiMacが壊れたため買い換え中のため、コメントの返事が難しいためコメントを閉じております。済みません😅)

2022年9月 7日 (水)

夏バテなのに夏太り・・理由は?

2022年9月7日のFM放送「いきいきタイム」は夏バテについて話をしました。

そもそも「夏バテ」とはどのような状態でしょうか? 

実はその定義は難しくて、多くの場合は夏場に起こる疲労、倦怠感、無気力、めまい、食欲不振、不眠などを称して定義されます。夏バテは医学用語ではありませんので、強いて言うなら「暑熱性障害」とか「熱衰弱」が近いかも知れません。

人間は体温の維持に沢山のエネルギーを費やしています。暑いと体に貯まった熱を逃がすため、体表の血管を広げ、汗をかいて体温の維持に努めます。そのため莫大なエネルギーを必要とすると共に自律神経にも負担がかかります。

クーラーなどがなかった時代は熱の放散のためエネルギーを費やされ、食欲も落ち、暑さのため眠れなくなり体の衰弱として現れました。いわゆる「夏負け」の状態で、夏に体重が落ちていく原因となりました(最近は外来で患者さんと話をすると「夏バテしているけど食欲だけはある」と言う方が多いです・・Why?😸)。

・・・では夏痩せではなく「夏太り」になる原因があるのでしょうか?

現代社会ではクーラーの不適切な使用により、更に自律神経に負担がかかり異常を来します。 クーラーのかけ過ぎた室内と暑い屋外を出入すると人間の体は夏なのか冬なのかわからない状態となってしまうのです。いわゆるクーラー病の状態で体温を調整する自律神経のリズムが乱れて、体全体の不調となります(暑い屋外で体表の血管や毛穴や汗腺が開き汗がでやすいようにしますが、急に冷えたクーラーの中に入ると血管・汗腺・毛穴などが閉まります、この調整をしているのが自律神経です。これが1日に何度も繰り返されると自律神経は疲れ果ててしまい、「もう勘弁して」となるのです)。

昔のクーラーなどの冷房施設がない高温多湿の日本では夏バテは、①エネルギーの消費増大と②自律神経の不調が大きな要因となっていました。疲労蓄積、カロリー摂取量の低下で夏の時期は痩せる原因となりました。 

Photo_20220822155001

短期間に冷房のある室内と暑い屋外を出入りすると②の自律神経の不調が前面に出ているのが現代人です。 しかし夏でも昔のように汗をかきながら働いたり運動をすることが少なくなることで①のエネルギーの消費が余り起こらなくなりました。更に夏の方が気温が高いために基礎代謝も低下する傾向があります。

ところが昔と比べて食事時になると(一日の大半は?)クーラーのある部屋で食べるために余り食事の量も減りませんし、逆に夏バテしないために何時もよりカロリーの高い食事を取る方も増えています。

夏バテの諸症状は「全身の疲労感」「無気力」「イライラする」「熱っぽい」「立ちくらみ、めまい、ふらつき」「食欲不振?」「下痢・便秘」「不眠」などなど・・の自律神経失調状態は残ったのに、カロリーの消費以上に食べてしまうことで「夏痩せ」ではなくて「夏太り」になる方も多いようです。

まあ、毎日体重計に乗って、微調整をしながら食事管理を行った方がよいかも知れませんね。

**自宅のiMacが壊れてしまい、買い替えとなりますので、しばらくコメントの返事ができませんので「閲覧のみ」にしました。ご了承ください**

2022年8月24日 (水)

なぜ食中毒は減らないのか?

2022年8月24日のFMレキオ「いききタイム」は食中毒の第二段として食中毒が減らない原因や対策等を話をしました。

戦後、日本も豊かになって、冷蔵庫をはじめ様々な電気器機に囲まれた生活をしていますし、食生活も豊かになってあえて腐れかけた食べ物を食しなくてすむようになったと思います。しかし戦後殆ど、食中毒の件数は減っていないのです。何故なのでしょう? 

人間の五感はあてにならなくなっているです。 五感とは視覚、触覚、味覚、嗅覚、聴覚です。食事を楽しむ方はこの五感を総動員して食べていると思います。五感も鋭い人もいれば鈍い人もいるはずですね(ドキッ・・)。 

まず1つ目は、食中毒の菌が増殖した場合でも、見た目も味も匂いも変化がないのです。 食べ物の色が変だったり、臭かったり、味が酸っぱかったり、糸を引くようなら,五感の鈍い人でも「腐っている、やめておこう」となるはずです。この様な変化は腐敗菌により起こって来ます。

腐ったらやめておこう。そう単純だったら良かったのですが・・・人間の飽くなき追求により、食べ物が微生物により分解され変化する中で発酵食品などは食べれる、食べても大丈夫と経験を積んで来たのです(最初に食するには勇気がいったのかも知れません)。 

Th__20220810122701

同じ微生物による分解の中で、食品中の糖分が分解されて、乳酸やアルコールなどが生成される過程を「発酵」と呼んでいます。それに対して食品中のタンパク質やアミノ酸などが分解されて硫化水素やアンモニアになるとなる過程は「腐敗」と呼んで、いわゆる腐れた匂い、味がするわけです。 発酵も腐敗も微生物による分解ですが、人間にとって有益なら「発酵」で、有用でなければ腐敗と都合よく区別しているだけかも知れません😅

しかし、この発酵と腐敗は厳密に決まっているわけではなくて、私達の五感では区別が出来ない場合もあるのです

もう1つ食中毒が減らない原因のひとつが、大脳の発達によって知識・経験が五感を越えてしまったこともあのようです。 

Th__20220819104401

通常生物にとってブドウ糖などの甘いものは「栄養源」として認識され、苦みは「毒」として感じる味覚センサーを持っています。 しかし人間は大脳皮質が進化したため、経験や学習を受け入れやすくなり、本来回避すべき苦み(コーヒーやビールなど)や辛み(激辛食品など)も取ることが可能となったのです。  

きっと(子供の頃?)初めて味わった時は美味しくなかったはずです。 しかし本来の味覚を経験が上回り、次第にコーヒーもビールも「うま〜い」となってしまったのです

ビールが「旨い」と感じているあなた! 食中毒を区別する五感は既に死んでいる(「北斗の拳」みたいです)と考えて下さい(冗談ですよ・・)

それではまた

2022年8月10日 (水)

食中毒No1(発症までの差について)

2022年8月10日のFMレキオ「いきいきタイム」は夏場に多い食中毒について話をしました。

多くの皆さまの食中毒のイメージは傷んだ食べ物や保管衛生管理が出来ていない食品のバイ菌に因って起こされると考えていると思います。間違いではありませんが、食中毒は口から入って来た有害・有毒物質により、下痢や嘔吐、発熱などをきたす疾患の総称なのです。

ですので食中毒といっても ①細菌性食中毒(微生物が原因で一番多い)②ウイルス性食中毒(冬場のノロウイルスなど)③化学性食中毒(ヒ素、水銀など)④自然毒食中毒(キノコ、フグなど)⑤その他 に分類されます。

食中毒で90%以上を占めるのは①と②で、飲食店や家庭での料理あるいは弁当などや夏の屋外でのバーベキュウ、冬場の生牡蠣などで感染することがあります。

では、もし皆さまが食あたり(食中毒)と考えた場合、1番最後に食べた食材から考えていくと思います。先ほど食べた昼の食事の「・・・」が原因かとか、昨夜の食材が「・・」などと考えると思います。

多くの場合2日前、3日前に食べた食材を原因とは考えないと思うのです・・如何でしょう(私などは先ほど食べた食材も思い出せませんので、ましてや2日前となると無理です

しかし夏場に1番多く発生するカンピロバクターによる食中毒は原因の食事をとってから2〜3日してから下痢や嘔吐、発熱が出てきます

Th__20220809193001

上のシェーマで書いた様に何か日曜日などに特別なイベントがなければ3日前の昼食の弁当は?などと多い出せない方が殆どだと思います。もちろんこれやキャンピロバクターなど症状が遅い場合で、直ぐに症状がでる食中毒もあります。

夏の食中毒の御三家は、食肉を介して感染しやすいカンピロバクター菌魚介類を介することの多い腸炎ビブリオ卵や卵製品介して起こしやすいサルモネラ菌があり、夏場の食中毒の多くを占めます。

食中毒を直接的な原因で分けると、原因物質が毒素を持っている為に起こる毒素型と細菌・ウイルスが体内で増殖することで症状を起こす感染型に分けることが出来ます。

毒素型は最初から毒を持っていますので、症状も早く出ます。感染型は微生物が体内で増殖するにはある程度時間が掛かるため、症状が出るまで時間がかかる訳なのです。

夏の食中毒の御三家のうち、腸炎ビブリオは毒素型で数時間程度で症状が出てきます。感染型のサルモネラは半日程度たってから更にカンピロバクターは時間を有して2〜3日たってから症状が出るのです。

食中毒も色々です。食中毒予防の基本は、1.菌をつけない(清潔・水洗い) 2.菌を増やさない(迅速・冷却・乾燥) 3.菌をやっつける(加熱)です。

*今はやりのBA.5の新型コロナウイルス感染症の諸症状は先行したフランスのデーターでは、多い順に倦怠感(76%)、だるさ(76%)、咳(58%)、熱(58%)、頭痛(52%)、鼻水(50%)、筋肉痛(41%)、喉の痛み(40%)、吐き気(18%)、味覚・臭覚異常(それぞれ17%)、下痢(15%)などでした。ただ私達の実感としては発熱や倦怠感、喉の痛みと下痢・嘔吐の消化器症状が多いように感じています。食中毒との違いに迷いそうです😢*

新型コロナウイルス感染に食中毒に近い症状もありますので、両方に注意しながら沢山食べて元気に夏を乗り切っていきましょう😉

2022年8月 3日 (水)

オミクロン株の爆発的な感染で医療現場で何が起こっているのか。

7月から続く新型コロナウイルス感染症の増加が8月になっても収まる気配がありません。今日の沖縄県の過去最多を更新して新規感染者は6180人となっています。全国でも新規感染者が24万人を超え、過去最多を更新したそうです。

今医療現場で何が起こっているのか一般の方々との考え方のギャップが生じていることが気になりますので、私の独断と偏見かも知れませんが記載したいと思います🙏。

・コロナのパンデミックが起こって3年となります。企業も学校も地域社会も全て行動が自粛され我慢を強いられて来ています。生活が成り行かなくなり倒産や失業者も増えていますし、孤立や無援の方も増えています。

・今年の春ごろはオミクロン株に置き換わり感染者は横ばいで重症者は少ないという、比較的落ち着いた時期となりました。もう自粛も疲れたし、社会活動も再開させないと経済が持たないよという国民の声も強くなりました。我慢していた移動や旅行、会食も気をつければ再開した方がよいと考える方も増えて来ました。 

政府も社会活動は制限しないことを言い出したために、一気に国民も解放へと気持ちが向かうことになります。本来なら第6波が過ぎて少し落ち着いた時期に(次の第7波に備えて)社会を回すための3回目、4回目のワクチン接種を加速や、次の感染者の増加に対応するために検査体勢の構築や治療薬の適正配置をしなければならない大切な時期でもありました

・しかしながら残念なことにこの時期は政治の世界はコロナよりも参議院選にシフトしてしまったのです。そして残念ながら第7波というこれまでにない大きな波が押し寄せてしまっています。

今回気になる点は一般の方々と医療界の私達との意識のずれが生じていることです。オミクロン株は重症化しないから病院も大丈夫だはず、ワクチンは余り予防効果がなくて副作用だけが多いから接種は嫌だと捕らえる方が多くなっています。

そしてこの第7波では職種による分断も起きていることも感じます。 これまで観光業や飲食業は我慢だけしてきて医療の逼迫を防いできたのに、また医療が逼迫しているからと言って自分達だけが自粛に追い込まれるなんてたまったもんじゃないと言う声を聞きます。本当に切実だと考えています(私は常々医療だけを守って欲しいとは考えていません)


Th_withno
これ程長期間になると世界的にみても、日本国内をみても「ウィズコロナ」に移行しています。今どき「ゼロ・コロナ」なんてお隣の国ぐらいだと考えていて、ゼロ・コロナは成り立たないと考えている状況です。
一般の方々にも考えて欲しいのですが、病院も「ウィズコロナ」でいいとお思いでしょうか? 
ウィズコロナとは周りにコロナの陽性者が少しはいてもいい状況です。 しかし病院で基礎疾患で入院していたり、ガンの手術をしたり抗がん剤治療をしている患者さんが多くいます。では私達医療スタッフも少しはコロナの感染者がいてもいいよね・・・ではありません。 病院では出勤時に毎日検温をしたり身体の状態をチェックして少しでも違和感があれば、病院に入る前に検査を受けて陰性を確認して仕事についています。それでも後で陽性と判断される場合もあります。
もしも後で陽性と分かれば、その発症の2日前からは感染のリスクがありますので、その方が接した入院患者さん全員のPCRをかけたり1週間は経過観察で部屋の移動なども制限しなければなりません。 その方から同僚や患者さんに陽性が出たら、更に多くの方の検査を毎日のように行うことになります。それだけでも通常の業務が出来ない状態に追いやられるのです。
世間はウッズコロナといっても医療の世界は可能なだけゼロ・コロナ政策を続けなければならないのです。どうかその辺りを皆様方に分かって欲しいと願っています。医療だけ守って欲しいのではありません、医療崩壊はやがて社会崩壊に繋がってしまうのです。どうか感染者数を減らして頂きたいと願うのです。
政府は行動制限をしないとのことで、感染者が増えてしまい、それに伴う濃厚接触者の急増で社会が廻らなくなることを懸念して、「濃厚接触者の待機期間の短縮」を突然発表しました。濃厚接触者の待機期間は、最終接触日を0日目として5日間(6日目解除)が原則ですが、2日目及び3日目に抗原定性検査キットを用いた検査で陰性を確認した場合、3日目から待機解除が可能となり、健康観察しながら職場に行っていいよとなりました。

3日目からは検査後解除になっています。しかし私達の経験から接触後の4日や5日あるいは8日目に症状が出て感染が分かった職員や家族を沢山経験しています。オミクロン株も変異するたびに潜伏期間が短縮されていますが・・・本当に3日で大丈夫という懸念があります。次のデータを示します。

Th__20220802171001
国立感染症研究所からのデータとなります。潜伏期間とは感染者に接触して症状が現れるまでの期間を示しています。次第に短くなって平均では2.4日ですので、半分以上は3日以内に発症します。社会をまわすためには6〜7割を押さえておけばいいので厚生労働省が発表した濃厚接触者の時短解除もある意味妥当な部分もあるかも知れません。
しかし3日以降に発症する方も20〜30%います。この方々が出勤したらどうなるでしょうか? するとこの方と接触した方が濃厚接触者になる可能性があるのです。 政府は濃厚接触者の短縮を発表するのと同時に上記のデーターも国民に丁寧に説明する必要があるだろと考えています。
コロナ禍で皆大変な状況だと考えています。私達医療者も頑張っています。是非とも感染爆発は防いで欲しいのです。大きな波が来なければ私達医療者も普通に対応出来ると考えています。ご協力宜しくお願いします🙇

2022年7月27日 (水)

太陽光線が与えた人類への影響

2022年7月27日のFM放送「いきいきタイム(FMレキオとFM21同時生放送)」は日光が私達の体に与える影響についての第二弾を放送しました。

太陽光から直接影響を受ける組織としては皮膚と目が重要だと思います。どちらも紫外線から皮膚や目を守るために、メラニンが大きな役割をはたしています。

私達の皮膚や目は紫外線から自身を守るためにメラニン顆粒を出して皮膚の表面や虹彩を覆って保護しています。

人類(ホモサピエンス)はアフリカ起源です。アフリカは太陽が降り注ぎ暖かです。太陽から皮膚や目を守るために多量のメラニン顆粒が作られ、肌は黒くなり、目は褐色となります。

Th__20220713161601

アフリカから北に向かったヨーロッパ系の民族は、太陽光が次第に少なくなり、寒い地域に移るにつれ適応して変化していったのでしょう。 光が少なくなったためメラニン顆粒は少なくなって、肌の色は白くなり、目の光彩の色はブルーやグリーンとなっていったのです。 空気は冷たく乾燥しますので、呼吸をするには、外気が肺に入る前に暖かくして加湿をする必要が出てきたのです。そのため鼻の入り口は狭く鼻が高くなり、空気と接する面が大きくなるように変化したのです。 

今は日本人も日常でサングラスをかけている方も多いのですが、30年以上前にヨーロッパなどに行くと、老若男女とわずサングラスをかけている方が多くてびっくりしました。それは私達日本人と比べて虹彩のメラニンが少ないため光に弱いのです。そのこともあって、欧米人はサングラスをかけている頻度が高いのです。格好良く見せるだけではなくて実用的だったのですね。

Th__20220713154601

黄色人種はその中間でしょうか? 私の推測ですが、アフリカとヨーロッパ人種は近い存在で、狩猟民族です。骨格も発達し、力や瞬発力もあります。黄色人種はアフリカから東へ東へと向かう中で、次第に農耕民族となり個人より和が大切な集団へと社会構造も変化していったのだと思います。狩りをしませんので瞬発力を必要としませんので手足は短くてもいいし、体も小さくてすむようになったのではないかと考えています。 肉より消化が必要な植物を摂取することが多くなり消化管が長くなります。そのため足よりも胴体が長くなったのです。 自分の体型を見ながら自分の背景に納得したりしています

私達日本人は、東の端の島国で暮らしていますので、多くの方が単一遺伝子をもった国民だと思っているのかも知れません。しかし最近の研究では日本人は非常に多くの遺伝子の多様性を持っている人種だそうです。 遠くはヨーロッパ系から中国南方系、朝鮮半島経由、南方の島々の経由で、色々な民族が日本に移り住んで来たようで色々な民族の性質を受け継いでいるのが日本人なのです。

・・・メラニンから脱線しましたが人間は住む地域で適応して生きて来たのですね。素晴らしい私達の体です。大切にしたいですね💖

2022年7月13日 (水)

太陽光線が与える影響(日焼け・シミ・シワなど)

2022年7月13日のFM放送「いききタイム」は直射日光が与える障害について説明しました。9年ほど前にもブログに書きましたが、私も忘れかけていますので改めて書き加えたいと思います。

夏は特に太陽が気になる季節と思います。 地球上で暮らす生物にとっては太陽のない生活はあり得ません。太陽光線は食物連鎖の始まりである光合成を産み出し、骨を作るために必要なビタミンD3の合成、最近話題の自然エネルギーに至るまであらゆる方面で恩恵を与えてくれています。一方、光生物学の研究より発癌性や光老化に代表されるデメリットも明らかになってきています。

そもそも「光」とはいったいどのようなものなのでしょう?
「光は粒子なのか?それとも波なのか?」この問題は20世紀前半まで大きな問題でした。 光には波長があり長い短いがあります。波ですので伝わって行きます。それも驚異的なスピードです。私達が「い〜ち」と数える間に地球を7周半出来ます。想像を超えています。 光ぐらいの乗り物があれば、私の一番欲しいアイテムの1つのドラえもんの「どこでもドア」は必要なくなります(笑)
光が粒子であることは蛍光灯などの光電効果で判ります。波だけならぶつからずに通りすぎてしまい発光しません。

ですので光は周波数特性を持った小さなエネルギーの塊(フォトン=光量子(光子))なのです。これを最初に提唱したのがアインシュタイン博士で、光が波としての性質と同時に粒子としての性質を示すことを説明するためにアインシュタインが最初に導入した概念だそうです。

エネルギーを持っているので日光を浴びたら色々な反応がでるわけです。 重さがあるので敏感の人なら光に当たってあっちこっち痛くなります(冗談です 信じないで下さい)

Th_3_20220712153101

日光は波長の長い順に赤外線、可視光線、紫外線に大別されます。人間の目で認識できるのが可視光線で虹の七色です。目で見える最も長い光は「赤」ですので、それより外の見えない光を「赤外線」といい、目で見える一番波長の短いのは「紫」でそれより外の光を「紫外線」と呼んでいます。

波長により私達に与える影響は異なり、赤外線は熱として感じますが体に害は及ばしません。可視光線のお陰で私達はものを見ることが出来ます。紫外線は波長の長い順にA、B、Cに別けますが、体表の組織(皮膚・目)に影響を与えます

 

多くの場合波長が長いと遠くまで達します。波長が長い順にA,B,Cに分けられ、それれぞれ皮膚に対する影響が異なります。

A波UVA 320 400 nm は皮膚の中のまで通り、真皮のメラニンを誘導させ、黒くなってシミなどの原因になります。

B波UVB 290 320 nm は皮膚の表面までしか到達せず日光を浴びると皮膚が赤くヤケド状態になります。

C波UVC 290 nm は地上のオゾン層で吸収され地上には降り注ぎませんが、オゾンが少なくなるとC波も地上に降り注ぎ皮膚癌の発生を進めます。(紫外線は波長が短いほど生体への障害性が強く、その理由は細胞 DNA の吸収スペクトルが 240 nm 300 nm の波長であり,DNA がこれらの波長の電磁波を吸収し変性すると細胞は障害を受け続けることで癌化が始まると考えられています)

(余談ですが紫外線より短いX線やガンマ線は波長が更に短くて、ここまで来ると物質を構成している分子に当たる確率が少なく、物を通過してしまうことが多いのです。そのため医療器機のレントゲンやCTなどで使えるのです)

 

Q:「さて質問です」 シワの原因となるのは紫外線A・B・C 波のどちらでしょう?

・・・・・・正解は波長の長いA波です。それではご機嫌ようまた来週(何のこっちゃ・・・)

Th__20220712165701

A:皮膚の表面より深い真皮や皮下組織にはコラーゲン繊維や弾性繊維があり、皮膚の弾力や張りを作っています。この繊維が日光を浴びてダメージを受けて弾力を失いシワの原因となるわけですね。

2022年7月 6日 (水)

コロナ禍での熱中症

今年は沖縄県を始め各地で、梅雨明けの時期が早まり6月に梅雨明け、夏日が来るなど異常事態となっています。毎年この時期にはFM放送で熱中症について話をしています。梅雨入りから初夏にかけては、湿度が高かったり、気温が急に上がる場合も多く、1年のうちこの時期は暑さ対策がより重要となります。時に今年は暑さに慣れる間もなく夏日となる異常高温ですので注意が必要となります。(昨年も書いていますので、ほぼ同じ内容です)

熱中症とは、私たちの体の中と外の「あつさによって引き起こされる、様々な体の不調の事を言います。 熱中症の臨床分類は①〜④となります。

①熱失神とは、暑い環境にいたり、作業やスポーツなどで体温が上がる状態になると体温を下げるために皮膚の血管が拡張します。そして脱水と相まって血圧が下がってきます。そのため脳へ行く血流が減って、気分不良、めまいや失神を起こす場合があります。
②熱けいれんとは、大量に汗をかくことで血液中のナトリウム(塩分)が汗と共に失われます。塩分を含まない水だけを補給すると、脱水状態の体は素早く水分を吸収します。更に血液の中のナトリウム濃度が低下してしまいます。 血液の中のナトリウムが正常より低くなると、脚や腕、お腹の筋肉がけいれんを起こしやすくなります。この様な原因でけいれんが起こることを「熱けいれん」と呼んでいます。熱けいれんと言いますが、体温がまだ上昇していない時に、けいれんが起こります(子供が高熱の時に起こる「熱性けいれん」とは違います)。

③熱疲労は大量に汗をかいて脱水になり、体温が維持できなくなり、体温上昇が始まり脱力感、倦怠感、めまい、頭痛、吐き気などが起こる状態となります。

④熱射病は熱中症の1番重傷となった病態で体温が40度以上に上がり、脳の機能(中枢機能)がマヒしてしまうために意識障害が起こり、さらには肝臓や腎臓などの多くの臓器がダメージを受けて、死に至る可能性が高まります。非常に危険な状態で一刻も早く救急車を要請し、その間とにかく冷やし続けることが重要となります。

これらの分類方法とは別に、「具体的な治療の必要性」の観点から熱中症の重症度分類もよく使われています。

熱中症の重症度分類のⅠ度:「熱失神+熱けいれん」の段階。涼しい場所に移動し、身体を冷やしたり水分補給を行って様子をみます。改善あればこのまま経過観察。 

重症度分類のⅡ度:熱疲労の段階。水分補給が可能なら補給しながら病院へ搬送。 

重症度分類のⅢ度:熱射病の状態。すぐに救急車を呼んで病院へ搬送。

コロナのパンデミックが始まって以来、夏の熱中症とコロナの感染が交差する機会が増えて来ています。医療現場では発症状況が分からない場合に発熱があり、気分不良や意識混濁などで救急搬送された場合に混乱が生じてしまいます。熱中症なのかコロナウイルス感染症なのか現場の対応は難しくなり、初期対応に時間を有する場合がでてきます。また熱中症で運ばれた患者さんの中にコロナウイルス感染も併発していることもあると考えます。

Th__20210713094801

熱中症で重症度Ⅱ度や特にⅢ度は時間との闘いとなります。早く処置をして病棟などへ移動させたくても、もし万が一コロナウイルス感染症だったり、あるいは同時に併発している場合を考えると迅速な対応が出来かねない事態も予想されます。更に怖いのはコロナ抗原検査やPCRも100%の感度ではありませんので、もし検査をすり抜けた場合には、この方を介してクラスターが発生する危険性もあるのです。

まだまだ新型コロナウイルス感染症の新規感染者が高止まっている状態では予防にも限界がありますが、熱中症に関してはそれぞれが基本的な対策を講じれば防ぐことが多いので気をつけて欲しいと願っています。

<個人で行う熱中症対策>

①室内環境整備:熱中症で夜間・室内で亡くなる方の多くがエアコンを使っていないデーターがあります。もう一度自分の室内環境を考えて欲しいと思います。高齢者の多くがエアコンが苦手と訴える方が多いのですが、高温・高湿度の環境での睡眠は死の危険をもたらすことを認識すべきだと考えます。通気性や吸水性の良い寝具をつかったり、エアコンや扇風機を使って室内の温度や湿度を管理して睡眠環境を整え、寝ている間の熱中症を防ぐ対策が必要です。

②水分対策:熱中症の対策としては、水分を補給し汗が出やすい状態をつくることが大切です。汗は舐めたら分かるように塩分が含まれています。多量に汗をかいた場合は塩分も失われます。さらにカロリーも消費されることになります。Th_9d375c9ec3d725b9b59f9ecdbe077a77熱中症の対策としては先ずは水分(水でもお茶でも)を摂ることを心がけるようにします。 汗も多めにかいているようなら水だけでなく塩分も摂るようにします。更に作業やスポーツなどで多量に汗をかく場合はカロリーも消費されるため、水分、その次ぎに塩分、そして糖分を摂るようにして欲しいと思います。

スポーツ飲料は水分だけでなく塩分も糖分も最初から適量に入っていて、飲みやすくなっています。 ただし美味しいからといって汗もかかずに運動もしない場合にスポーツ飲料をガブ飲みすると塩分も糖分も必要以上に摂りすぎることになるため注意が必要です。

熱中症は身近の場所で起きますが、対策を講じれば予防出来ることも多いのです。今年の夏は水不足や熱中症などが早くも気になってしまいます。

2022年6月22日 (水)

胃や大腸ポリープの癌化率と早期診断の重要性

今日の「いきいきタイム」は大腸癌について話をしました。 日本で胃癌は減少傾向にありますが、大腸癌は食事の欧米化と共に戦後一貫して増加を辿っています(以前のブログに記載しています→ 増え続ける大腸癌

今日は折角ですので大腸癌だけに絞らず胃と大腸のポリープについて書いてみました。

バリウム検査や内視鏡検査でポリープを発見することはよくあります。 ポリープを指摘された場合「いよいよ駄目か」とびっくりする方や「な〜んだポリープ」かと平気な方まで反応が様々です。

では「ポリープ」とはどのようなものでしょう?Th_消化管や口や鼻あるいは女性の膣や子宮などの粘膜から発生する隆起性病変(盛り上がった病変)をポリープと呼んでいます。 胃や大腸のポリープ、子宮頸部ポリープ、鼻にできるポリープ(鼻茸)、声帯ポリープなどが有名でしょうか。 

ポリープの原因は大きく炎症性腫瘍性に分かれ、問題となるのは腫瘍性のうち良性なのか悪性(癌)なのかということになります。

ポリープも範囲が大きいので今回は胃と大腸のポリープの絞って説明します。

胃や大腸のポリープを指摘されたことがある方は多いと思いますが、同じポリープでも癌化の発現率に違いがあります。一般的に胃のポリープは大腸と較べて癌化率は低いです(あくまで一般的であって胃ポリープの中でも癌化するのももあります)。

A:胃ポリープ過形成性ポリープ胃底腺ポリープ腫瘍性ポリープがあります。

A①:胃過形成性ポリープはピロリ菌の感染や慢性の炎症のために粘膜が肥厚し隆起したもので大きさも形も様々です。大きくなって出血したり胃の出口を塞ぐようになると良性でもポリープの切除を勧めます。癌化率は1%程度です。 

A②:胃底腺ポリープは胃底腺と呼ばれる組織が肥大化したもので、小さく多発するのが特徴で検診で最も多く指摘されますが、癌化することはなく大きくも殆どなりません。何もしなくてもよいポリープです。 

A全体としては少ないですが粘膜が腫瘍化してできた腫瘍性ポリープは良性の腺腫が殆どですが癌のこともあり経過を充分行います。癌化率は10%程度ありますのでこの場合は胃のポリープの切除を早めに勧めています

Th__20220619193201

B:大腸のポリープ過形成ポリープ腫瘍性ポリープに分かれます。

B①:過形成ポリープは腸の粘膜の炎症でポリープ様になったもので一般的に経過観察のみとなります。 

B②:腫瘍性ポリープは良性(腺腫)と悪性(癌)との鑑別が重要になります。 大腸の場合、平坦な粘膜がいきなり癌になることは稀で、多くの場合はポリープが徐々に大きくなり癌化することが一般的です。 このことより大腸癌の予防のためにはこのポリープを見つけて早めに処置をすることが重要となります。


B`大腸のポリープは大きくなればなるほどがんが率が高くなってきます。

大腸ポリープの大きさと癌化率大きさ4mm以下では0.05〜0.1%5〜9mmで7〜8%10〜20mmで20〜30%20mm以上で30〜50%となっています。この殆どが粘膜内にとどまっている癌でポリープを切除するだけで根治が期待できます。30mmを越えると進行癌が多く内視鏡的切除の適応とならないのが殆どです。

近年大腸癌が増加して、女性のがん死亡の第1が大腸癌です(大腸癌>肺癌>膵臓癌>乳癌>胃癌の順)。男性の死亡では第3位です(肺癌>胃癌>大腸癌>膵癌>肝臓癌>前立腺癌の順)。

本来大腸癌は進行もゆっくりで定期の検査(大腸内視鏡など)を行って良性のポリープや早期のがんで発見されれば殆ど治癒出来るがんの1つです。それなのに何故大腸がんが第1の死亡原因になるかと言えば、検査を受けない(受けづらい)ことが原因です。 大腸内視鏡検査は時間もかかりますし、特に女性の方はお尻から挿入される大腸内視鏡検査に抵抗があるかも知れませんが、どうか1度チャレンジしてみて下さい。国民が大腸内視鏡検査を1回でも多くトライすれば大腸癌の死亡率はだいぶ減ると考えています。どうか皆様方も大腸内視鏡検査をトライして下さいね。

より以前の記事一覧