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2018年7月13日 (金)

今週の生け花(平成30年7月第2週)

7月に入り、西日本豪雨により多数の人的、物的被害がでました。これ程沢山の方が犠牲になることを想像出来ませんでした。Th_img_1200
私の様に沖縄に住んでいると台風での風のことが気になり、雨の被害についてはあまり考えたことがありませんでした。 しかしながら東日本大震災の時に水の破壊力の凄まじいさを認識していたはずです。 地震よりも津波が、台風よりも豪雨の方が破壊力があることを再認識させられた1週間でした。 改めて被災された皆様方にお悔やみ、お見舞い申し上げます。                                                 
今週も生け花クラブの皆様が2階のいつもスペースにも生け花を飾ってくれていました。
今週の生け花は全体的にしっとりと柔らかな印象を与えてくれています。                          
茶色で上品な舟形の花器が落ち着いた印象を与えるのでしょうか? 大柄のピンクの鶏頭(ケイトウ)で、横から見ると刷毛の様にもみえます。 この様な形のケイトウは余り見たことがありませんでした。                                             
Th_3072 大きめな葉は姫水木です。春に花を楽しみ、この季節は新緑を伴い葉材としても重宝されています。 子供の頃私の周りには「水木」はなくて、最近になって、一青窈さんの「ハナミズキ」でその花の存在を知りました。 
何を隠そう、「水木」という言葉をみた時に、「すい・もく」と曜日と勘違いして恥ずかしい思いをしたことがありましたweep・・・皆様も間違えずに「すいもく」ではなく「ミズキ」と読んで下さいねcoldsweats02          
大柄な水木とケイトウの隙間から、可愛らしい黄色のオンシジュームと赤いスプレーバラが顔を覗かしています。この部分を見ているだけで優しい気分になってしまいます。          
これから長く暑い夏が訪れます。熱中症に注意しながらお過ごし下さい。
<花材:姫水木、鶏頭、オンシジューム、スプレーバラ>

2018年7月 6日 (金)

今週の生け花(平成30年7月第1週)

Th_img_1173 7月に入ったかと思うと台風、その後大雨が続き、今度は更に強力な台風が沖縄本島に一直線で進んできています。もうどうにかしてくれと、ため息が出てしまいます。                  
こんな気持ちを吹き飛ばすような生け花がいつもの2階の場所に飾られていす。                                                      
ホッとする瞬間ですhappy01                                                      
これから緊急があったり、書類書きが残っていますので、今週はお花の写真だけで紹介します。ではではhappy01
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<花材:美人蕉、ヒマワリ、ガーベラ、ソケイ>

2018年6月29日 (金)

今週の生け花(平成30年6月第5週)

もうすぐ6月も終わりとなります・・・と言うことは、今年も半分Th_img_1122 を終えたことになってしまします。髪の毛はホロリホロリと薄くなっても毎年の様になんも成長しない私に愕然となりますcrying
まあそれでも、気を取り戻して、後半で挽回致しましょうscissors
今週も2階のいつもの場所に、生け花クラブの皆様がお花を飾ってくれていました。有り難いことですheart04
今回の生け花は、しとやかで気品に満ちています。
Th_3065_2 色を落とした赤い花器にの前に飾ってある、小菊が美しいです。赤と白のストライプの入った花が楚々として美しいのです。 小菊はその花によっておおよそ花の大きさが3Cm以下の花を小菊に分類しているようです。
大輪の黄色の花は糸菊かと思いましたが、これもヒマワリの一種です。 ヒマワリも色々な種類があり、それぞれ個性がありますね。
ツル状の葉に小さな赤い実を沢山つけているのは先週も使用されていた、房すぐりですね。まだ赤みをがでていない白い実とコントラストも鮮やかです。
右側には全体のバランスを意識して、一葉の千年木の右方向に伸びています。
来週から7月です。暑さに負けず夏を乗り切ってだけでなく、夏を楽しみたいものですねlovely
<花材:房すぐり、ヒマワリ、小菊、千年木>

2018年6月21日 (木)

今週の生け花(平成30年6月第3週)

今日は早くも「夏至」を迎えていますね。1年で1番日が昼が長い日となります。
 私の方は慌ただしい日々の中で、気づけばもう6月も後半と言う感じで過ごしています。今年の沖縄は梅雨がなかったように晴れた日が続いると思ったら、いきなり台風の大雨がやって来ました。普通は6月の後半は梅雨が明け、青空が広がるのですが、なんとなくどんよりとした天気が続いています。
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今週も生け花クラブの皆様が、3階のいつもスペースにお花を飾ってくれていましたheart04
今日はとてもシンプルでスッキリした印象を持ちます。
おそらく白い花器とヒマワリが乾燥した青い空のアンダルシアの様な印象を与えてくれるからでしょうか? (前回のブログから引きずっていますhappy01
元気の出る大輪のヒマワリを正面より左にずらして、小さな黄色の小菊とピンクのカーネーションが正面に配置することで、更にヒマワリの存在感が増しているように思われます。
青い実はブルーベリーで今回は実と共に青い葉材として使われています。正面からみて判りづらいのですが、手前の黄色い花は小菊で、後方の花弁が細長い黄色の花はヒペリカムの可憐なお花です。
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それにしても大輪のヒマワリは1本だけで存在感があります。
ヒマワリの花弁は大きな1つの花のようにみえるかも知れませんが、実際は違うそうです。 
ヒマワリは頭状花序と呼ばれる、多数の花が集まって1つの花を形成しています。その為に外輪の黄色い花びらとつけた花を「舌状花」、内側の花びらのない部分を「筒状花」と区別するのだそうです。 まあ私に取っては一塊でヒマワリの花なのですが・・・coldsweats01
今週も生け花から元気をもらいましたので、6月後半頑張って行きましょうscissors
<花材:ブルーベリー、ヒマワリ、カーネーション、小菊、ヒペリカム>

2018年6月15日 (金)

今週の生け花(平成30年6月第2週)

梅雨時に雨が降らないと思っていました、ここ何日か雨の日が多い沖縄でした。しかしながらTh_img_1078_3 天気予報を見たら、なんと台湾方面から台風が近づいている のではないですか・・・知りませんでしたのでビックリですが、確かに風が段々強くなった様に感じます。
明日朝は沖縄本島にもっとも近づきそうです。幸い風は強くはないのですが明日の午前の外来が気になる所です。                       
今週も生け花クラブの皆様が3階のいつもの場所にお花を飾ってくれていました。外の天気とは関係なく、ここはとても艶やかで美しい空間が広がっています。
丸い青い花器の上に、白い小菊、黄緑色のエリンジュームの可愛らしい花をつけています。その上におかれた2輪の薔薇の赤が眩しいです。その上にもクルクマのピンクの苞が美しく輝いています。
更に上部の後部には房すぐりの赤い実がたわわに実っています。
この様な赤い実をみると秋を連想させますが、Th_3062_2 房すぐり(フサスグリ)の実は初夏に収穫を迎えます。 
房すぐりはヨーロッパ原産の落葉低木でブドウに似た葉を着けます。 開花期は4〜5月で、6〜7月が収穫期となります。ヨーロッパでは収穫した実をジャムやゼリー、果樹酒などに加工して使われています。
エリンジュームは多年草の草花で、その色も青、紫、白、茶、緑と変化があります。光沢のある球状の小花が集合し、その周りに苞が広がります。枝も小さく全体的に清涼感を持たせてくれます。ドライフラワーにも使われていますので、ドライフラワーで見かけたことのあるのかも知れません。
今週の生け花はそれぞれの花に元気があり、全体としても生き生きとした印象を持ちます。みているだけでこちらも元気が出そうですね。
<花材:房すぐり、クルクマ、エリンジューム、バラ、小菊>

2018年6月 8日 (金)

今週の生け花(平成30年6月第1週)

6月に入り日本各地で梅雨入りしたようですが、ここ沖縄は梅雨入り後も殆ど雨が降らない状況が続いています。早くも夏場の断水が気になります。Th_img_1055 雨は嫌ですが、降ってもらわないと生活が出来なくなります。
今週も2階のいつもの場所に生け花クラブの皆様ば生け花を飾ってくれています。
今週の生け花はジャングルのようで生命の強さを感じさせてくれます。 赤い花器が隠れるほど繁茂した木いちごの葉、それに小菊紫陽花ガマの葉や枝も青々として生命力と瑞々しさを感じさせてくれます。
青い葉の隙間から覗いた黄色い小菊の花、そして白が眩しい紫陽花の花が癒やしをもたらしてくれます。
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今回はガマの穂もスリムでスーと真っ直ぐに伸びていて、シャキッとて太陽に向かって伸びています。
私の子供の頃、家の近くの湿地帯に咲いてたガマの穂。ガマの穂を抜き取って、皆でチャンバラごっこをしたことも思い出されますwink 
これから本土の方では梅雨に沖縄は本格的な夏に季節が移って行きます。皆様方も体調管理に気をつけながらお過ごし下さい。
<花材:ガマ、紫陽花、小菊、木いちご>

2018年5月25日 (金)

今週の生け花(平成30年5月第4週)

梅雨に入って長いのですが、まだまとまった雨も降らない少雨傾向の沖縄県です。ダムの貯水率も49%で例年より25%以上低いとのこと・・・ただし昨年は梅雨の最後の方で豪雨となって一気に平年以上となっていました。果たして今年はどうなりますでしょうか?
Th_img_1027 今週も2階のいつもの場所に生け花クラブの皆様がお花を飾ってくれています。
 
今回は漆喰で塗られた城壁の上に飾られているようで、力強さを感じさせる生け花です。
白い花器から真っ直ぐに伸びる美人蕉(ビジンショウ)がこの茎の太さも相まってこちらを圧倒してしまいます。美人蕉(ビジンショウ)は別名、姫芭蕉とも言われそうです。中央の赤が目立つのが美人蕉なのですが、赤いのは庖で花ではないそうです。 庖(「ほう」と読むそうです)とは植物用語の一つで、花や花序の基部にあって、つぼみを包んでいた葉のことをいうそうです。
 では花はどこというと写真では見えづらいのですが赤い部分の先端の黄色いのが花だそうです。
鮮やかに連なる赤い庖がレッドジンジャーですが、なんとなく美人蕉と印象が似通っています。 こちらはショウガ科の多年草でニューカレドニアやソロモン諸島など太平洋諸島に分布しており、沖縄県でも植えられたのを時々みることができます。庖の中に小さな黄色の花を咲かせます。Th_3054
 
黄色の菊はまだ蕾の状態ですが、明日以降花が開くと印象もだいぶ違うかも知れません。ワタワタの霧がかかったような植物はスモーク・ツリー(けむりの木)です。けむりの木は「煙の木」とか「白熊(はぐま)の木」、「霞の木」とも呼ばれる、ウルシ科の落葉樹です。今回のもやもやとした部分は花が咲いた後の容姿です。
以前のブログを見ると青々としていましたが、今回は時間が経って枯れる前の状態なのでしょうか? 
このモヤモヤしたスモーク・ツリーの間からピンクと赤い色のスプレーカーネーションが顔を覗かしています。この部分だけ観れば優しげな感じがします。
今回は強固な要塞の様な生け花でしたcoldsweats01
<花材:美人蕉、レッド・ジンジャー、スモーク・ツリー、菊、スプレーカーネーション>

2018年5月18日 (金)

今週の生け花(平成30年5月第3週)

急に夏のような日差しになった沖縄県です。照りつける太陽の下、海では梅雨時らしからぬ強烈な日焼け対策が必要だとニュースなどでも報じられていました。Th_img_0991
いつものように2階の目立たない場所にも、生け花クラブの皆様がお花をいけてくれています。
元々は公衆電話の設置場所だったため、外から見えづらく、飾ったことも気が付かないこともありこのブログでお花を紹介しています。生け花のことを全く知りませんので、毎回訳の分からない解説をしていますがご了承下さい。
Th_3053 今週の生け花は真っ赤な花器とスプレーカーネーションがシンクロして鮮やかです。そこから葉材として使われている深緑のユーカリとカーネーションやギガンジュームの茎がスッキリした感じを与えています。今週のガーベラはあまり目立たずにそっと1輪咲いています。
更に上方では、細かい天空の星を散りばめたかのようなギガンジュームの花が輝きいています。その高さまで伸ばした赤いカーネーションを添えることでより一層ギガンジュームが紫が光っているように感じてしまいます。
梅雨に入り雨の降らない沖縄、急に気温が変わったり、落雷が各地で起きたりと、不安定な天気が続きますが、ここの2階は穏やかな天気に恵まれていますheart04
<花材;ギガンジューム、ユーカリ、スプレーカーネーション、ガーベラ>

2018年5月11日 (金)

今週の生け花(平成30年5月第2週)

ゴールデンウィーク後の1週間はとても長く感じながら仕事をされている方も多かったのではないでしょうか? やっと週末ですね(私達の方は土曜日は午前中は診療ですが・・)。
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今週も生け花クラブの皆様が2階のいつもの場所にお花を飾ってくれていました。
今週のお花が、無骨な石に見える花器に大柄な3枚の葉が目立っています。 
これが何の葉かどうか分かる人は余程のこの花に精通している方かも知れません。形からしてバショウに近い葉だとは思うのですが・・? 
Th__2 葉だけでは分かりませんが花を含める判ると思います。さてなんでしょうか?・・・・ヒントとして私のスケッチを載せてみます(更に分からなくなったらどうしましょう・・crying)。
この葉はストレリチア(極楽鳥花)の葉だったのですね。お花と一緒でなければ皆目見当も付きませんでしたweep
今回の生け花は花器と大胆な大きな葉で全体が構図され、その間にピンクのスプレー菊、スプレー薔薇と赤いカーネーションを配置しています。
 
Th_3052 相対的なものかも知れませんが、今回は特にスプレーバラやスプレー菊が可愛く感じてしまいます。
梅雨に入った沖縄地方ですが、今のところ大きな雨はありません。鬱陶しい梅雨時ですが雨が降らないと夏場の断水が気にもなってしまいます。
天気って私達人間の思うようになりませんね・・・っいうか人間のために温暖化が起こっていることを考えたら自然に対して怒ったら神様から怒られそうですがね。
<花材:ストレリチアの葉、カーネーション、スプレー薔薇、スプレー菊>

2018年5月 4日 (金)

今週の生け花(平成30年5月第1週)

ゴールデンウィークも後半となり、沖縄地方は天気が回復してきました。行楽地は一杯となり子供達の歓声も聞こえていると思います。Th_img_0947_2 一方病院の方は未だ麻疹の終息が出ていませんので、面会者などの制限を続けている状況となっています。

今週は生け花クラブがないかと思っていたのですが、いつもの2階にお花が飾られていましたheart04

黒い花器に、圧倒的な大きさのシャクヤクの花が目立っています。
そういえば「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」ていう言葉を聞いたことがありましたね。 それぞれが1番綺麗に見える状態を指しているのでしょうが、女性の美しさにたとえる場合もありようですね。

Th_3051_2 確かに、芍薬は多年草で枝がすっと伸びて花が咲きますので、立ち姿がいいでしょうし、一方牡丹は花木で枝分かれして横に伸びて綺麗なことより座る姿勢にたとえたのかも知れませんね。 百合は屋外で咲きほこる姿が美しいのでそのようにたとえたのでしょうか? 関連が在りそうでないような組み合わせが気になってしまいますが・・・coldsweats01

小手毬の枝が前方に伸ばすことで、芍薬の花だけが目立つことを抑える効果がありそうです。それによってバランスが良くなっていると感じます。そしてす〜と伸びた菖蒲が愛らしいです。

花器の上に乗った小菊や後方の背景を作っている千年木は脇役に徹しているようです。

残りのゴールデンウィークも皆様、楽しんで下さいねgood

<花材:芍薬、菖蒲、小手毬、小菊、千年木>

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