フォト

2017年5月26日 (金)

今週の生け花(平成29年5月第4週)

Th_img_5374 5月も後半へと移ってゆく中で、何故か妙に取り残された気分になってします(まあよくあることですが・・coldsweats01)。忙しく追い立てられていると余り感じないのだが、手術がなかったりして半日あくとどうも調子が出ないのですweep

そんな中でも、2階のいつもの場所で生け花クラブの皆様が飾ってくれたお花が迎えてくれました。

今回は花材の種類も多く全体としても大きいのですが、何となく穏やかで優しい感じです。左右対称な花器の上は次第に左側にシフトしていっていますが、決してバランスを崩してはいません。

左上方には手毬のような紫のギガンジュームTh_2954咲き、その下方に同色のアルストロメリアが咲いています。橙のスプレー菊も可愛らしく咲いています。本来それらは単独でも目立つ花々ですが、黄色のスターチスをそれぞれの花の間に置くことで緩衝剤の役割を果たして全体をじょうずにまとめています。ドラセラも上手く花器に併せて配置しています。

沖縄は梅雨空が続いているのですが、この2階の場所は春の穏やかな光が射しているようです。

<花材;ギガンジューム、スターチス、アルストロメリア、スプレー菊、ドラセナ>

2017年5月19日 (金)

今週の生け花(平成29年5月第3週)

沖縄は梅雨入りしていますが、今日は太陽が覗いたりしています。何となく例年より気温が上がらず、蒸し暑く無いのはTh_img_5357 救われています。

今週も2階のいつもの場所にも生け花が飾られていました。生け花はどんなに綺麗でも何日か経つと萎れていきます。それが造花との違いですが、その儚さのためにより愛おしく感じるのかもしれません。 今日もこの場所に新しく飾られているのをみると何となくホッとしながら眺めているのです。

今週の生け花は中央にある淡いピンクのシャクヤクが目立っています。芍薬の根は昔から漢方として使われていて、中国から生薬として輸入していたことより「生薬」から「芍薬」となったという説と姿が「しなやかで優しい」ことを意味する「綽約(シャクヤク)」に由来する説があるそうです。

Th_2953 芍薬の花言葉は「恥じらい」「はにかみ」などがありますが、今度は中国ではなくてイギリスで「恥ずかしがり屋の妖精が芍薬の花に隠れたら、その妖精と一緒に芍薬の花も照れたように赤らんだ」という民話から来たそうですよ。 芍薬は牡丹に似ていますが、薔薇のような甘く爽やかな香りがしますので匂いで見分けることは可能です。 皆様方も試してみて下さいね。

そう言えば女性の美しさを現す諺に「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」というのがありましたね。

芍薬が目立ちますが、実は青い葉につぶらな花をつけたサラサドウダンの花も可愛らしいです。青い葉も花材としてはいいのですが、穂先につけた花序が下垂し下向きに花が開いています。この形より、昔の油で燃やす灯りの灯台を意味するドウダンと似ていることよりこの名前がつけられました。また花冠が更紗染めのような模様になることよりサラサ(更紗)がついています。サラサドウダンは漢字をあてると「更紗灯台」となります。なんか美しい名前ですね。

正面の写真では分かりづらいのですが、花器の後ろには黄色のスプレー菊があります。少し斜めからの写真も添えておきますね。

今日は優しい感じでお花を眺めることが出来ていますheart04

<花材:サラサドウダン、芍薬、スプレー菊>

2017年5月12日 (金)

今週の生け花(平成29年5月第2週)

大型連休も終えて、暫く連休はありませんので気合いを入れて(ちょっとため息混じりにcoldsweats01)働かないといけませんね。
Th_img_5332 沖縄地方は曇り空が増えましたので、そろそろ梅雨入りが近いかもしれません。

生け花クラブも連休中はお休みのようで、いつもの2階の場所が寂しかったのですが、今日はまたこの場所にお花がいけられていました。

今回の生け花は、2本のアレカヤシの葉を斜めにカットし、長い方を湾曲させ固定し、短い方は直線的に配置しています。花器の色合いと形、そしてこのアレカヤシの葉で全体の構図が決まっています。 大胆ですがカットの仕方や曲げ方などは繊細です。

横や側面に開いた花器の穴から、紫のトルコキキョウ、ピンクと白が混ざったカーネーションに真っ赤なスプレーカーネーションが花を咲かせ、緑と黄色が斑点状となったゴットセフィアナの葉がアクセントをつけてくれています。                       Th_img_5339

今回は真上からも撮影できたため、写真を載せて見ます。2本と思っていたアレカヤシの葉が後ろにも配置されていました。綺麗な生け花はどこから見ても美しいです。

日本列島も春、そして夏に向かって季節が移り変わってゆきます。さあ!ガンバルゾ〜ってかcoldsweats01

<花材:アレカヤシ、カーネーション、ゴッドセフィアナ、トルコキキョウ、スプレーカーネーション>

2017年4月28日 (金)

今週の生け花(平成29年4月第4週)

いよいよゴールデンウィークが始まりますね。皆様方も色々な計画を立てていらっしゃるのでしょうか? 私の方は学会があり出かけているところです。Th_img_5300

今週も2階のいつもの場所に生け花クラブの皆様がお花をいけてくれていました。先週の生け花と違い今回は縦長の構図です。

今回は全体的に緑の多い花材が選ばれています。花器も青くそれに同調するように全体が細く伸びています。 特に蕾の状態と花が開いた状態の花しょうぶ(オクラレルカ)がすっと天に伸びているのが印象的です。

沖縄本島では4月は花の咲く時期で、特に北部の大宜味村喜如嘉(オオギミソンキジョカ)では、辺り一面この紫色のオクラレルカが咲きほこり、那覇などから日帰り観光ツアーが出るほど賑わっています。この花言葉は「よい知らせ」だと言われています。待ちわびた春に対してよい知らせが届いて欲しいですね。

Th_2944 花しょうぶと並んで上方が少し曲がったグラジオラスが黄色の花をつけています。丸い緑色の花を咲かせているのが大手毬(オオデマリ)ですが、まだ色づいていないため緑の葉のように思えます。

もう少しで5月の花の日となりますが、この時期の代表的なカーネーションも存在感があります。正面から少し見えづらいのですが、ピンクの小さなスプレーバラも可愛らしいです。

今回も左右の斜めから写真を撮ってみました。やはり生け花はどの部位から眺めても美しく、改めて生け花クラブの皆様方のセンスの良さが分かる気がします。

沖縄は一気に暖かくなりそうで、しばらくすると梅雨が訪れると思います。気候heart04が刻々と変化をする春です

<花材;花しょうぶ、グラジオラス、大手毬、スプレーバラ、カーネーション>

2017年4月21日 (金)

今週の生け花(平成29年4月第3週)

4月も中旬が過ぎ、春の陽気を飛び越えて夏日になるなど気候がコロコロと変わりやすい時期を迎えています。皆様方も体調管理はお気を付けてお過ごし下さい。
Th_img_5276                                
今週も生け花クラブの皆様がいつもの2階の場所にお花を飾ってくれています。

今週のお花達、なんと元気で明るいのでしょうshine 寒く暗い冬(硬く黒い花器)から、ツツジもガーベラもスプレー菊も一斉に太陽に向かって咲きほこっています。まるで春の陽気に両手を思い切り広げた感じがします。

沢山の花をつけたピンク(赤い)のツツジが艶やかですね。春先に一斉に花を咲かせるツツジは各地の公園などで見かける春を代表する花木です。ツツジの名前は「花が筒(つつ)状」になっていることに由来することや、花が次々に連なった咲くことより「続き(つぐき)」からきているといわれています。

赤い(ピンク)ツツジの花言葉は「恋の喜び」だそうです。春に目映く咲く花々からイメージされたのかもしれませんね。前回ブログでギターの弾き語りの赤いスイートピーも初恋や恋の喜びをイメージするお花でした。春先に咲く赤い花は私達にとって恋愛と結び付くのかもしれませんね。
Th_2943

黄色のガーベラも赤紫のスプレー菊も花弁が真っ直ぐ伸びていて、春の力強さをも感じさせてくれます。

冬眠していた体を夏に向けて始動しないといけませんね。頑張ってゆきましょうscissors

<花材:ツツジ、ガーベラ、スプレー菊、ドラセナ>

2017年4月14日 (金)

今週の生け花(平成29年4月第2週)

4月も第2週となりました。朝出勤時に体より大きく感じる真新しいランドセルを背負ったぴかぴかの一年生を見る時期となりました。小学校の近くではお巡りさんも横断歩道に立って誘導しています。日々の業務以外にもこの時期は大変かもしれませんね(お疲れ様です)。

Th_img_5255 当院の新入職員も少し緊張から解放されてきましたでしょうか? 私の方も何となく慌ただしく感じた年度初めも過ぎて落ち着いた感があります。

今週も2階のいつもの場所に生け花クラブがお花を飾ってくれていました。今週の生け花は春にびったりなイメージです。 赤くシャープな花器とガーベラのオレンジの大輪が目立っています。 見た瞬間ガーベラが目に着いたのですが、赤い花器とオレンジのガーベラの暴走を防いでくれているのが、名脇役のユーカリの葉と感じてしまいました。細く白みがかった葉が花器とガーベラの間にあることで随分落ち着いた雰囲気になっています。そのお陰で黄色い金魚草も柔らかい感じを受けます。

生け花を知らない私ですが、生け花の凄いところは前後左右、それこそ上方から見ても美しいことに驚嘆することが多くあります。今週の生け花は正面から見ると、大きなモンステラの葉もどこにあるかさえ判りませんし、スプレー菊も分かり難い状態でした。

Th_294

2階のスペースは元々、公衆電話の設置を予定していた場所ですので、三方が囲まれた場所で、生け花の魅力を最大限に出せない場所となっています。 今回は誰もいないのを確認して、生け花を真横にして撮影してみました。どうでしょうか正面とはまた違う雰囲気ではないでしょうか? (生け花クラブの皆様には内緒でしたが、撮影後はちゃんと元の位置に戻しましたcoldsweats01

本土の方では染井吉野の桜前線が北上を続けていると思います。私もこの時期は染井吉野の咲く花道を歩きたくなります。この季節の表現する言葉に「花冷え」があります。素敵な言葉ですね。この言葉の通り春先は気候が安定せず、急に冷え込んだりしますので体調管理は十分行って下さいね。

<花材:ユーカリ、金魚草、ガーベラ、スプレー菊、モンステラ>

2017年3月31日 (金)

今週の生け花(平成29年3月第5週)

Th_img_5621 平成29年3月31日と年度末最後の日を迎えています。新人職員だけではなくて多くの方が新年度の準備などで忙しいと思います。特に明日から出勤の職員はドキドキしながら準備を進めているのではないでしょうか? 

明日は土曜日ですので、私達の所では4月3日から10名程度の新採用の職員達が約2週間のオリエンテーションを受けることになっています。
私の方も何か喋らないといけないようですので、「私の様な大人にならないように努力をして下さい」・・・とでも話をしようかと考えていますが・・coldsweats01                    Th_2935

今週もいつもの2階に場所に生け花クラブの皆様がお花を飾ってくれていましたheart04

もうすぐ4月を迎える季節にぴったりの温かみのある生け花です。チューリップがあるだけでとても華やいで春を感じさせてくれます。ずっと以前、この時期に長崎のハウステンボスでみたチューリップは素敵だったなどと思い出している所です。

Th_2935_2 今回は丸い茶色の花器と合わせるようにサンゴ水木の枝がすくすくと上方に伸びて、その先に新緑の若葉が顔を覗かせているのも春を感じさせてくれています。花器を包み込み様なハランの葉もアクセントをつけてくれますし、小さな黄色の花をつけた小菊も控えめながら春を演出しています。

さあ、明日から新年度がスタートします。この生け花のように明るく輝きたいものです(頭頂部は既に輝いていますが・・・crying)。

<花材:サンゴ水木、ハラン、チューリップ、小菊>

2017年3月24日 (金)

今週の生け花(平成29年3月第4週)

Th_img_5597 年度末になると慌ただしく、時間だけが空回りするように働いている自分がいます。皆様方も忙しくしているのではないでしょうか?        

この様な中で、いつもの2階の場所に、生け花クラブの皆様がお花を飾ってくれていました。

春は明るく陽気でないと・・・ではなくて、この様に落ち着いた雰囲気の生け花も好きですheart04

カゴのような花器が、落ち着きを醸し出しています。この様に竹で出来たものには柔らかさと温かさがあるように感じられます。

落ち着いただけでなく、その直上に目立つ黄色の小菊が咲きほこり、その延長上にストレリチアの花が自ら光を放ったように輝いています。ストレリチアはTh_2934 ゴクラクチョウ属の単子葉植物で南アフリカを中心に5種類ほどが分布しているとのことです。 ストレリチアの花はあの派手な色の極楽鳥のようでもあることより、極楽鳥花とも呼ばれています。

花器の色に合わせて落ち着いた黒目柳を両サイドに飾りつけることで、より中心の千年木の葉、菊、ストレリチアが更に際立って見えて来ます。

明と暗、光と影の様な今回の生け花・・素敵です。慌ただしい年度末にもホッと心が休まる気が致しました。

<花材;黒目柳、ストレリチア、小菊、千年木>

2017年3月10日 (金)

今週の生け花(平成29年3月第2週)

南国の沖縄でもなかなか温かくならない3月が続いています。Th_img_5551 皆様方の地方はどのようなのでしょうか?

今週も2階のいつもの場所に生け花クラブの皆様がお花を飾ってくれていましたhospital

今週の生け花は温かみを感じさせくれます。春の温かな光を浴びて優しく咲いています。ちょっとうたた寝したくなる気分です(この様なことを書いたら院長まじめに働けと職員から言われそうですcoldsweats01
Th_2932 光を浴びて黄色に輝くサンシュユ、対称に活けられた金魚草も柔らかく光を発しています。落ち着いた花器の前面に三輪のマーガレットが元気に咲いています。 その後ろに斑点状に広がっている葉がドラセナ・ゴッドセフィアナです。花器とドラセナの落ち着いた色合いのため白色のマーガレットは特に目立っています。

きっと花々も私達のように春を待ちわびているのでしょう。

今週の花材はどれも早春を飾る花々です。季節は巡りまた春がやって来ますheart04


<花材:サンシュユ、金魚草、マーガレット、ドラセナ・ゴッドセフィアナ>

2017年3月 3日 (金)

今週の生け花(平成29年3月第1週)

Th_img_5529 いよいよ3月に入りました。もう春だというのに、何となく寒い日が続いている沖縄です。例年より寒く感じるのですが、直ぐに暑くなると「暑いのは嫌だ」と我が儘を言ってしまう私でしょうが・・・coldsweats01

今週も生け花クラブの皆様が2階のいつもの場所にお花をいけてくれていました。今週の生け花は「はっきりくっきり」という印象を持ちました。それぞれが妥協せず自己主張をしていますが、バランスが良いせいかまとまっています。

桃の節句の時期だけあって、眩しいピンク色のの花が暖かく輝いています。中央部に紫が艶やかなスイートピーの花が咲いていますが、花弁の柔らかさできつい印象は与えません。緑の葉に小さな黄色い花が咲いている菜の花もこの時期ならではですし、これと同色の玉シダの葉の広がりもピンクの桃の花とも対をなしているように感じられます。Th_2931

正面から見るとシャープな花器も横から見るとだいぶ印象が違っています。違いが分かるように斜めからも写真を撮ってみました。随分と違う印象を持たれるのではないでしょうか? 三次元の構図を考えている生け花クラブの皆様の美的センスは凄いです。 私が生けたらそれこそ前後左右バラバラで「芸術は爆発だ」的なお花になりそうですcoldsweats02

これ以上余計なことを書くと生け花クラブの皆様から怒られそうですので退散しますrunrunrun

<花材:桃、菜の花、スイートピー、玉シダ>

より以前の記事一覧