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2017年8月18日 (金)

今週の生け花(平成29年8月第3週)

東京では梅雨のように雨の日が続いているようで、夏らしくない状況かもしれませんが、沖縄は例年より気温が高く、晴れた天気が続いています。 Th_img_5686 きっと沖縄らしい海の景色が広がっていると思います(今年はまだ海に行っていません・・weep)。

今週も生け花クラブの皆様が2階のいつもの場所にお花を飾ってくれていました。今週は夏の日差しに向かって咲く向日葵が印象的です。 

ヒマワリと言えばゴッホやゴーギャン、モネなどが描いた油糧用のヒマワリが有名ですので、今回の生け花の上に伸びた黄色の花は一瞬菊の花かと思える花姿でした。 

ゴッホの燃えたぎるようなヒマワリはヨーロッパで見かける油糧用の向日葵です。 今回のヒマワリは八重咲きのヒマワリで一般的なヒマワリとは印象がだいぶ違います。 

Th_2983 どこかでみたことのあるヒマワリだと思って記憶を辿ると、たしかマティスが描いたヒマワリがこの八重咲きのヒマワリだったような気がします。 ヒマワリも色や形の違う種類があるようです。

今回の生け花は向日葵と共に真っ赤なケイトウも夏の日差しを浴びて輝いています。どれも太陽の光に負けないぐらい力強いです。 蜂のシッポを思い浮かべる花器も面白いですし、ワイヤーに絡めたユーカリの葉も、そしてドラセナの大きな葉もごく自然に溶け込んでいます。

今回の生け花は花器も花々も個性的なのですが、全体としては上手くまとめられていると感心しました。生け花クラブの皆様のセンスの良さにはいつも感心してしまいますheart04

夏の後半に向けて進んで行く季節となりますが、皆様方も残り少ない夏を楽しんで下さいねscissors

<花材:ユーカリ、向日葵(八重咲き?)、ケイトウ、ドナセナ>

2017年8月11日 (金)

今週の生け花(平成29年8月第2週)

夏の高校野球も始まり、子供達の暑い夏のど真ん中となる今週でしょうか。大人は暑さに負けて涼しいクーラーの中でしか生活出来ませんweepTh_img_5666_4

(残念ながら沖縄・興南高校の甲子園は終わってしまいましたが、やはり相手の智弁和歌山 の打力を褒めてやりたいと思います)

今週もいつもの2階の場所に生け花クラブの皆さんがお花を飾ってくれていました。

今週の生け花は真っ赤な花器が夏の情熱を放っています。
旅行好きな私としてはこの赤は何となくスペインのアンダルシアを思い浮かべてしまいます。
赤い花器から真っ直ぐに上方に伸びたパンパスグラスの穂が光り輝いています。情熱の土台と黄金に輝いた穂の間でお花たちが輝いています。
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清楚で力強い白い小菊トルコギキョウの中で白に紫の縁が印象的な「バルカン・マリン」の花、黄色のスプレーカーネーションがそれぞれに自分たちの存在をアピールしています。 
その花々をユウカリの一種のテトラゴナの葉が全体を引き締めまとめあげています。
夏空の元、涼しげな風が通り抜ける今週の生け花でした。
<花材:パンパスグラス、テトラゴナ、トルコギキョウ、スプレーカーネーション、小菊>

2017年8月 4日 (金)

今週の生け花(平成29年8月第1週)

いよいよ8月に入ってきました。台風の季節でもあり、Th_img_5631 現在も迷走台風が日本列島を伺っている状況です。迷走台風は過去にも大きな被害を出しましたので気になってしまいます。 

ここ何年か毎年の様に地球温暖化を肌で感じてしまいます。沖縄地方暑いです。海水温も上昇し、サンゴの白化が気になりだしてきています。次第に異常気象が普通の気象になってしまうのでしょうか?

この様な事を考えながら、いつもの2階の場所を通りました。生け花クラブの皆様がお花を活けてくれています。 この場所に立ち寄るとホッとします。

Th_2981 今週の生け花は全体的に「夏バテ気味」ですcoldsweats01。 おそらくそう感じさせたのはガーベラの花が少し下向きに咲いているのと、山ゴボウの実がたわわに実ったために下に垂れ下がったことによる気がします。 リンドウの紫も花器と併せて落ち着いて静かに咲いています。

今回一人だけ元気いっぱいなのがスプレー菊でしょうか? 近くで見ても皆元気いっぱいです。太陽に向かって笑って咲いています。「みんな元気出せよ〜」と小さな花が呼びかけています・・・私もがんばらなっちゃ!

今週もお花達から元気を貰いました。ありがとう!

<花材:山ごぼう、ガーベラ、リンドウ、スプレー菊>

2017年7月28日 (金)

今週の生け花(平成29年7月第5週)

子供達も夏休みに入ったようで、病院に向かう公園では、地域の子供達や親御さんが集まってラジオ体操をしている光景を見るようになりました。今でも「夏休みの友」なども宿題としてあるのでしょうか? 自分が幸せであったように子供達が楽しい思い出を沢山つくって欲しいと祈りながら通り過ぎて行きます。
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今週も生け花クラブの皆様が2階のいつもの場所にお花を飾ってくれています。今週の生け花は息を吞むほど美しいです。 一瞬ハットしてしまいます。 

何度か書いていますが、この場所は病院建設時は電話ボックスとして利用しようと思っていました。ですのでこのスペースは周りからあまり目立たないのです。 生け花クラブの皆さんのお花は、総合受付や外来診察室にも飾っていて人目につき、外来患者さんの癒しになっていると思っています。 

私がブログを始めた頃からこの2階にも飾ってくれるようになりました。 私がブログで取り上げるようになったのも、この場所が目立たなく、折角のお花がもったいないと感じて、ここで紹介するようになったのです。

私は美的感覚もありませんし、文書も幼稚です。お花達に申し訳ないと思いながらも、写真があれば美しさが伝わると考えて載せています。
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生け花達は僅かな時間だけですが、この美しさを輝かしています。それぞれの特色を生かしてた美の共演です。

<花材:ほおずき、リンドウ、カーネーション、小菊、グロリオーサ、バッションフルーツのつる>

2017年7月21日 (金)

今週の生け花(平成29年7月第3週)

夏本番、夏休みに突入した子供達も多いことでしょう。ギンギンぎらぎら太陽の下で遊ぶ子供達の歓声が聞こえて来そうです。それと逆に親御さん達のため息も聞こえて来そうです。これから子供達は長い夏休みです。存分に楽しんで欲しいです。                           Th_img_5545_2

今週も生け花クラブの皆様が2階のいつもの場所にお花を飾ってくれていました。真っ青で灼熱な外と違い、この2階の場所は静かに時間が通り過ぎて行くように感じます。

今週の生け花はとても気品に満ちていますし、穏やかな表情をしています。

ナナカマドの茶色がった葉があっても秋をイメージは不思議としません。花器の色の移り変わりも全体を落ち着けています。大きくうねるクルクマの葉、普段は際立つ赤いガーベラもひっそりと咲いています。

Th_2973 花穂の先に白い花々を携えているのがチューベローズです。球根性の多年草で、夏から秋にかけて白いお花を楽しめます。 夜になると甘い香りを放ち、遠くからもお花の存在が分かります。 香水の原料にも使われるお花で、この匂いから日本では「月下香」、中国では「夜来香(イエライシャン)」「晩玉香(ワンユイシャン)」と呼ばれるそうです・・・ちょっと妖艶な綺麗な女性を想像してしまいます(私だけか?coldsweats01

暑さにへばりそうになるのですが、子供の時を思い出して「夏だ!やった〜!」と元気を出して行きましょう。

<花材:ナナカマド、チューベローズ、ガーベラ、クルクマ>

2017年7月14日 (金)

今週の生け花(平成29年7月第2週)

Th_img_3748 今日は快晴の那覇市内でした。病院職員食堂の窓から遠くは慶良間諸島が見え、那覇飛行場への離発着の飛行機が行き交い、昼の時間帯に大型客船が入港する様子が見て取れました。昼食時の私のささやかな楽しみとなっています(以前撮影した写真を載せてみます)。

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この美しさに負けないぐらいに、いつもの2階の小さな場所に、今週も生け花クラブの皆様がお花を飾ってくれていました。

今週の生け花は、一瞬雲の上を飛んで行く天女の様な印象を受けました。黒い花器が宙に浮いているようで、ハランが左から右に風を受けて羽衣のようにひらめいています。 

赤紫のクルクマも白く柔らかい花をつけたトルコギキョウ糸菊紫アザミも同じ船に乗った仲間達でいます。皆が軽やかです。

Th_2972 正面からだけではもったいないので、私の短い足をう〜と伸ばして真上からも撮影してみました。生け花クラブの飾り付けの良さは、どこから観ても綺麗に仕上がっていることにあります。改めて、このブログで紹介する写真や私の説明では美しさ表現出来ないと思いました。

そこは皆様方の綺麗なフィルターを通して観て欲しいと思います。本土の方では大きな水害も起きていますので、気をつけて過ごして欲しいと願います。

<花材:ハラン、クルクマ、紫アザミ、トルコギキョウ、糸菊?>

2017年7月 7日 (金)

今週の生け花(平成29年7月第1週)

いよいよ7月に入りました。台風による被害の地域の皆様方は、大変だと思いますが、どうか頑張って欲しいとお祈りしています。Th_img_5506

沖縄の方では晴れていますが、台風の影響なのでしょうか、湿度が高く蒸し蒸ししています。

それでも病院の2階のいつもの場所に、生け花クラブの皆様がお花を活けてくれていました。

今日の生け花は爽やかで元気の出る花材と竹で編んだ花器で出来ています。くっきりと三つのパートに別れた感じで、それでいて全体としてまとまっていますので、生け花クラブのセンスの良さが現れているのだと感じます。

Th_2971 上方には太陽に向かって輝くピンク色のグラジオラス、真っ黄色な、後ろにも真っ白な色のスプレー菊(糸菊?)が顔を覗かせています。

中央には夏の暑さを耐える程の強さを感じさせる菊の葉ドラセナトグサの深緑が配置されています。

更に下方には、竹で編んだ花器がとても清々しい気分になせてくれますし、この左下に枯れ木を配置することで空気が流れて涼しさを感じさせてくれます。

このお花達を観ながら、元気を出さねばと思う今日でした。

<花材:グラジオラス、トグサ、スプレー菊、糸菊、ドラセラ、枯木>

2017年6月30日 (金)

今週の生け花(平成29年6月第5週)

Th_img_5473_2 沖縄は梅雨が明けたというのに、時々梅雨に戻ったように雨が降ったりしています。今日はよく晴れていて、当院の職員食堂より慶良間諸島がよく見えていました。

今週も生け花クラブの皆様が2階のいつもの場所にお花を飾ってくれています。今週の生け花は緑が多く、小さな森の中に分け入った気分になります。

正面の赤い花の集落(手毬咲き)は?・・・と思ったのですが・・・アジサイでした。アジサイは何となる花々が密生して何段も咲いている印象で、この様に葉を落として一つの花序にするとアジサイと分からないと思いました。日本の梅雨時には欠かせない花ですね。Th_29652

以前にも出てきた黄色のスプレー菊と淡いピンクのスプレーバラがアクセントをつけています。生け花に使う葉材は余り多くないと思いますが、今日元気よく葉を茂らしているのは夏ハゼです。

ナツハゼはツツジ科の落葉低木で、夏にハゼの木のような紅葉がみられるからつけられた名前だそうです。 ナツハゼは5月頃にスズランに似た赤い釣鐘状の花を咲かせて秋にはブルーベリーに似た実をつけるそうです。あまり多くは取れませんし実も小さいとのことですが、その果実は生食やジャムにすることが出来るそうです(私はまだ食べたことがありません)。花言葉は「飾らぬ美」だそうです・・・なんかいい感じですhappy01

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<花材:紫陽花、夏ハゼ、スプレー菊、スプレー薔薇>

2017年6月23日 (金)

今週の生け花(平成29年6月第4週)

沖縄は例年より1日早く梅雨が明けました。いよいよ本格的に長〜い夏を迎えます。燦々と照りつける太陽に観光客は喜び、地元の私達は太陽を避けて過ごしますhappy01

Th_img_5446 今週も生け花クラブの皆様が2階のいつもの場所にお花をいけてくれていました。
今週の生け花はしっとりと気品があります。 左右の上方に伸びたエレムルスの花穂がヒバの青い葉と絡み合って、中世ヨーロッパの王冠(月桂樹冠)を思い起こさせてくれます。 そう思いながら、このエレムルスの花穂の微妙な曲がり具合を見ると次第に、牛の角にも見えてしまいました・・・coldsweats01

エレムルスは中央アジア原産の多年草で高さが50から150cmと大きい品種です。1本の花穂あたり300〜500の花をつけています。下の方から次第に開花し、とても可憐な黄色い星形のお花です。全体から受ける力強さとここの小さな花弁の優しさが違う印象を与える気がします。花言葉は「大きな希望、高き理想、逆境」だそうです。

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この黄色の花穂と対比して赤のカーネーションと白いスプレー菊が色を添えています。それに花器の色と同系統のビバの青い葉それにドラセラの茶がマッチしています。

今日6月23日は72回目の「慰霊の日」を迎えます。84日に及ぶ悲惨な地上戦の末に組織的戦闘が終結したこの日を沖縄県の条例により「慰霊の日」と定めて、恒久平和を祈る日となっています。

今日のお花が御霊に届いてくれたら有り難いと思いながら、この生け花を見つめています。

<花材:エレムルス、ビバ、カーネーション、スプレー菊、ドラセラ>

2017年6月16日 (金)

今週の生け花(平成29年6月第3週)

全国各地で梅雨入りしてきている6月中旬です。沖縄は今年は例年より少ない降雨量でしたが、今週は雨模様が続いています。Th_img_5425

今週も2階のいつもの場所に生け花クラブの皆様がお花を活けてくれていました。ダークで嘘の付き放題の東京のある場所と違い、ここはカラッとして明るい場所、曇りを感じさせてくれませんsun

今週の生け花は縦に長く、特に木イチゴの葉が太陽に向かって伸びて行く開放感があり、葉が上方に大きく開くことで力強さを感じさせてくれます。

中段には真っ赤なケイトウとその色を柔らかくする白いシネンシスを並べていけています。その中段のお陰で間延びせずに済んでいます。

下段には横に並べられたスプレーバラが美しい花弁を開いています。スプレー菊は何度かこのブログでも紹介したことがあるのですが、余りスプレーバラは飾る機会は少なかったと思います。

Th_2963 切り花の薔薇には大きく分けて「バラ」と「スプレーバラ」があるのはご存じでしょうか? どちらも花自体の見た目は似ています。 この違いは「バラ」は1本の茎に1本の花が咲いています。一方「スプレーバラ」は1本の茎に枝分かれして複数の花が咲く形状で分けることが出来ます。 小さめでも1輪で沢山の花を楽しめるのが「スプレーバラ」となります。

英語で書くと「spray:スプレー」となりますが、髪のセットなどで使うヘア・スプレー(hair spray)と同じです。 sprayは日本語に訳すとスプレー、噴霧器(液)、しぶき等以外に、(枝分かれした)小枝の意味があります。この意味で「枝分かれ」を英語では[spray branched]と呼ぶようです。

花器も清々しい緑で、初夏の陽気を思わせる今日の生け花でした。

<花材:木いちご、ケイトウ、スプレーバラ、シネンシス>

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