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2018年1月12日 (金)

今週の生け花(平成30年1月第2週)

1月の2週になり、日本列島が冷え込んで来ているようです。Th_img_6355 温かい沖縄でもそれなりにcoldsweats01寒くなっています。もう少しで私は冬眠に入りそうな気温となっていますcoldsweats02

今年初の生け花クラブの活動が開始となったようです。寂しかった2階のいつものスペースに生け花クラブの皆様がお花を飾ってくれていましたhappy01up

丸く黒い花器と深緑色のユーカリの葉が全体を落ち着いた感じに保っています。この落ち着きがあるお陰で、真っ赤なアンスリウムと真っ黄色のフリージアの花が目に飛び込んで来ますが、それでも浮いていません。

 
Th_3012 左側に斜めにすっと伸びた避寒桜のピンクの花も初々しく感じられます。沖縄では一番寒い時期を迎えて、避寒桜の蕾が開いてきます。 寒くてもいずれ来る春を予感させてくれる桜です。

今回はやはり花器の選択、ユーカリの枝をループ状にしたために、花器の後ろにある黒いワイヤーともマッチしています。これに対して直線的な桜の枝を左上方に向けてることでより大きな空間が広がりました。 
生け花クラブの皆様方のセンスの良さが覗えました。今年も宜しくお願い申し上げます。

<花材:避寒桜、ユーカリ、アンスリウム、フリージア>

2017年12月22日 (金)

今週の生け花(平成29年12月第4週)

2017年も残すとこと8日となってしまいました。1年で1番慌ただしい時期を迎えている方も多
Th_img_6206_4いと思います。 この時期になると私の様に無宗教者から自称キリスト教徒(coldsweats01)になり1週間後には自称仏教徒(coldsweats02)に変身する忙しい時期を迎える人も多いかも知れません。

今週も2階のいつもの場所に生け花クラブの皆様がお花を飾ってくれていました。見た瞬間に今回のテーマは分かりますねhappy01

この時期ならではの飾り付けですね。楽しさやわくわく感と伝わって来ます。何となく、ファーションショーに出てくる貴婦人をイメージしてしまいます。そう思うと花器まで腰を捻って歩く姿に見えてしまいます。クリスマスにははやり赤が似合います。今回の生け花はグロリオーサの使い方がいいですね。花器の直ぐ上に赤が強いグロリオーサを配置し、上方には黄色から淡い赤に変化するグロリオサを使っています。それによりさつま杉の青さと白い小菊、赤い実のベリーに赤いカーネーション(写真では判りづらいですが・・)、そして赤いグロリオサがそれぞれ際だって光っています。
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上方のグロリオサは空間に溶け込むような柔らかい色合いで素敵です。グロリオサは熱帯アジアやアフリカ原産のユリ科植物で、根には毒素が含まれていて、食べると危険です。実際日本でも誤ってこの球根を食べて死亡した例があるのです。綺麗な花には注意しましょうcoldsweats01 この燃えたぎるような赤い花から、英語ではGlory Lily(栄光の百合)、  Flame Liry(炎の百合)と呼ばれています。本当にそのように受け取れる花ですね。

2017年もあと僅か、このお花に元気をもらいながら乗り切ってゆきましょう。

<花材:加工ツツジ、さつま杉、グロリオサ、小菊、カーネーション、ベリー>

2017年12月15日 (金)

今週の生け花(平成29年12月第3週)

12月も中旬になり、寒くなって来ています。地球温暖化だというTh_img_6177のに、冬は冬で北極振動なる用語も出てきて、なにやら複雑な気圧配置になっているようです。
脳震盪は分かっても北極振動については最近初めて知りました。

寒い中でも、いつもの2階の場所に生け花が帰って来ました。先週は生け花クラブのお休みだったようで、少し寂しい空間となっていました。

今週のお花達は皆が元気に太陽に向かっているようです。明るい花々でこちらも元気を貰えそうですscissors
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ピンクのグラジオラスがすっと伸びた立ち姿、黄色と橙が混ざったまだら模様のアルストメリアも元気よく咲いていますし、赤と黄色の糸菊も太陽に向かって微笑んでいるようです(糸菊なのか少々不明ですが・・coldsweats01)。

今回は赤い花器が2個使われていて、斜めに配置することでより立体的な構図となっています。赤い花器の上に紫紺のドラセナの葉が茂り、生け花自体の安定感を造り出しています。それによりグラジオラスの茎が空に登るかのような雰囲気が出ています。

こらから急激に寒さが増すようですので、暖かくしてお過ごし下さいね。

<花材:グラジオラス、糸菊、ドラセナ(グリーンコンバクタ)、アルストロメリア>

2017年12月 1日 (金)

今週の生け花(平成29年12月第1週)

とうとう2017年も12月に突入しました。 改めて1年が速くなって来たことを感じる年の瀬となりました。 

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今日12月1日の沖縄は昨日より寒く感じられます。日本列島も温かくなったり寒波が押し戻されたりと寒いのか暑いのか分からない状況となっている気がしますが、如何なのでしょう?

先週は生け花クラブがお休みだったようで、いつもの2階の場所がガランと空洞になって寂しかったのですweep 今週は生け花クラブの皆様が2階のいつもの場所にお花を生けてくれていました。 ここに花があるとホッとしてしまいますhappy01

Th_29121 今週の生け花はシャープで切れ味鋭い感じを受けます。丸い花器に対して、ヘリコニアの鋭くとがった穂先、槍のような百合(ソルボンヌ)の蕾、アダンの直線的な葉の形から受ける印象なのでしょうか?

その中で健気に存在を主張している小さな白い小菊の花達、そして今咲き誇らんとする淡いピンクの百合の花が優しくそっと寄り添ってくれています。

色々な花がお互いにバランスを取って美しい調和を作り出しています。生け花クラブの皆様方のセンスの良さが伺わせられる作品となっています。

これから1年で一番慌ただしい季節が訪れます。皆様も体調を崩さずにこの12月を楽しんでくださいね。 今日もこれから私も忘年会です。 暫く週末は忘年会続きです。

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・・・1日経ったらソルボンヌ嬢が花開いていましたので写真を追加しました。

<花材:ヘリコニア、アダンの葉、百合(ソルボンヌ)、小菊>

2017年11月17日 (金)

今週の生け花(平成29年11月第3週)

11月も中旬を迎え、日本列島にも寒波が押し寄せていよいよTh_img_6122_2 本格的な冬のシーズンとなりそうです。ここ南国の沖縄もだいぶ涼しくなりました。朝晩は少し寒い感じとなっています。それでも北の地方から比べると暑いぐらいかも知れませんが・・・

今週も生け花クラブの皆様が2階のいつもの場所にも生け花を飾ってくれていました。今週の生け花はしっとりと奥ゆかしい感じを受けます。

今回は丸い茶褐色の花器とそれと色を合わせたかのようなドラセナの葉を上手く使うことで落ち着いた雰囲気をだしています。その為に単独では目立つ、赤いカーネーションや黄色のガーベラも調和を保って飾られています。

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赤く細い枝はレッドウイローです、日本では赤柳と呼ばれています。丈夫で曲げても折れにくい性質があり生け花ではよく用いられています。単独で観ると人口的な色彩ですが、今回は赤いカーネーションがあるお陰で浮き足立っていない感じを受けます。

生け花の花の組み合わせ、色の組み合わせを見事に行える生け花クラブの皆様のセンスの良さが覗える作品となっています。

<花材:レッドウイロー、ガーベラ、カーネーション>

2017年11月10日 (金)

今週の生け花(平成29年11月第2週)

11月も第2週となり、この週末は日本列島に寒気が流れ込むようで、一気に冬の気配が増すかも知れません。沖縄も涼しくなりますが、この時期になると寒さに弱い私としては沖縄でよかったと思います。20度を切ると冬眠体勢に入ってしまいますcoldsweats01

今週はタイトなスケジュールに見舞われ、今日も朝からノンストップで12時間が経過して、やっと一息しています・・・コーヒーを飲みながらノンビリと・・・・ア!・・・今週の生け花の紹介をするのを忘れたと・・・もぞもぞとブログを書いているしだいです。それでもこの生け花を見ると元気が出て来ましたscissors                   Th_img_6094

今週も2階のいつもの場所に生け花クラブの皆さんがお花を飾ってくれていました。
本当に疲れを吹き飛ばすほどの元気があるお花達です。

前方と側面に穴が開いている少し変わった形の花器が使われています。この様な形のお陰で奥行きのある花を配列することが出来ます。

花器の色が茶褐色で落ち着いているせいで、より花の色が際立って来ます。もう1つ葉を落とした雲竜柳の蛇行した枝のお陰で、中心部の花がギュッと濃縮された印象を与えてくれています。

グラジオラスのピンクの花々が目立っています。私的にはグラジオラスは夏のお花のイメージですが南国沖縄では今でも開花して売っているのでしょうか? ともあれアヤメ科のグラジオラスはオランダショウブを呼ばれるだけあって、目立つ花なのですが、柔らかいイメージを与えてくれます。 

グラジオラスと言う名前はなんと古代ローマの剣であるグラディウスに由来するそうですがこの可憐な花と剣はあまり想像出来ません。 そう言えば第73回アカデミー賞と第58回ゴールデングローブ賞を受賞した剣闘士の映画のタイトルも「グラディエーター」でした・・・・ごつい剣闘士が剣ではなくてピンクのグラジオラスの花束を抱えて歩いたら可愛いのだろうかと・・・つい訳の分からない想像をしてしまうのです(今日は私の脳も疲れていますcoldsweats02

Th_29112 花器とグラジオラスの間に配置した、スプレーカーネーションの色が実に絶妙です。この色使いしかないと言わんばかりにマッチしています。生け花クラブのセンスの良さを感じます。 今回はこれだけでも十分な気もしますが、普段は目立つ黄色のヒマワリも脇役程度に飾りつけられています。

・・・また余計なことを書いてしまいましたので生け花クラブの皆様に怒られそうですrundash

少し元気が出ましたので、これから病室に上がって患者さんの顔をみたら帰ることにします。 これから寒くなりそうですので、温かくしてお過ごし下さいねheart04

<花材:雲竜柳、グラジオラス、ヒマワリ、スプレーカーネーション>

2017年11月 3日 (金)

今週の生け花(平成29年11月第1週)

今日は11月3日文化の日です。沖縄は晴れ渡り清々しい風が駆け抜けています。私も穏やかな時間を過ごしています。日々の慌ただしさに追われて自分を見つめ直すことも疎かになってしまっています。 私は公休日のなかで「文化の日」が1番好きです。「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことを趣旨として制定されました。
人間が人間たり得る知性を感じてしまいます。

Th_img_6068 今週も生け花クラブの皆様が2階のいつもの場所にもお花を飾ってくれていました。

硬い岩のような花器の上に雪冠杉の緑と黄緑の葉が伸びやかに広がっています。その間から、赤いグラジオラスと黄色いヒマワリが柔らかく輝いています。その左には葡萄の実のでしょうか? 赤紫の落ち着いた色合いで調和しています。

夏の太陽の下で輝く大輪のヒマワリ以外に沢山の種類のヒマワリがあります。今回のヒマワリはレモンエクシアやゴッホのヒマワリに近い品種でしょうか? 糸菊のように細い花びらが印象的です。華奢ですが情熱を感じさせてくれるヒマワリです。

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ヒマワリはゴッホやモネなど多くの画家が描いていますし、ヨーロッパの旅行の際に辺り一面ヒマワリの畑の中を歩いたこともありました。ヒマワリはヨーロッパの印象があるのですが、原産国は北アメリカ西部だそうです。コロンブスの新大陸発見後ヨーロッパに広まったようです。花を愛でるだけではなく油をとったりと農作物として植えられたいます。 ヒマワリはペルーでは太陽神の象徴として崇められ、ヨーロッパに渡ったときも「インディアンの太陽の花」「ペルーの黄金の花」と呼ばれたとのことです。

本土の方では晩秋を迎えるでしょうか。沖縄は1番過ごしやすい時期を迎えています。

<花材:雪冠杉、グラジオラス、ヒマワリ>

2017年10月27日 (金)

今週の生け花(平成29年10月第4週)

Th_img_6048 10月も後半になりました。台風22号が明日、明後日にかけて沖縄本島を直撃しそうです。
いつも台風の進路を観ながら思うのですが、太平洋はこんなに広いのになんで向かってくるのよ。沖縄観光でもしたいのと。 実にシャクに障る進路方向です。 

病院も対策を講じなければなりませんし、私にとってはいつから病院の外来などを中止するかを決めなければなりません。一番このことが大変です。 今回も気象台の予想とにらめっこで眠れそうにありませんweep

こんな外の世界とは関係なく、2階のいつもの場所に生け花クラブの皆様がお花を飾ってくれていました。Th_29104_2

今週の生け花は観音竹の葉が瑞々しく伸びやかな印象を与えてくれています。丸くオレンジ色の丸い実が連なっているのは月桃の実です。月桃は白く柔らかい花が咲いたあとこの様に丸い実をつけます。お花の香りがいいので月桃の花が咲く季節は嬉しくなってしまいます。普段は実の生る頃には注目されません。生け花ではこの様な使い方は新鮮です。

それに観音竹に負けないぐらい、キラキラと輝いているのが、唐辛子です。赤い実をつけた唐辛子を前方と中段配置する位置どりも見事です。

<花材:観音竹、月桃、唐辛子>

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今回は生け花クラブの年2回(?)の発表会もあり、病院の入り口や表示板などの前に生け花クラブの作品が一同に飾られています。

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外来受診や入院、検診などで来られた方が足を止めて作品を眺めていました。少しでも皆さま方の気持ちが穏やかになれれば嬉しいなと感じながら、外来の診察を終えて上がって来ました。

2017年10月20日 (金)

今週の生け花(平成29年10月第3週)

10月も第3週となりましたが、沖縄地方はだんだんと雲が厚くなって来ています。まだ風雨は強くありませんが、明日、明後日と台風の影響を受けそうです。Th_img_6005
本土の方も雨が強くなる地域もありそうですので十分気をつけて欲しいですし、選挙の投票日も気になると所です。

外の状況はどうであれ、いつもの2階の角には爽やかな秋風が吹いています。今週も生け花クラブの皆様がお花を飾ってくれていました。有り難いことですheart04

今週の生け花はもちろん黄色のヒマワリが目立つのですが、これよりも先に流木のような枯れ木と花器の組み合わせに眼が止まってしまいました。 熱帯魚をやっている方にとっては水草水槽のレイアウトとして、この様な流木をよく使います。緑の水草の中に古い流木を使用するとより緑が鮮やかになることで使うケースが多いようです。

Th_29103 しかしながら生け花では少し枝が伸びたような古木を使っているのを見たことがありますが、この様に重そうなどっしりとした木を使うのは始めてみました。それに2つの花器を組み合わせるのも実に斬新です。 

大きな帆のようなハラン、ドングリのような形の赤い実のヒペリカム、丸い赤い実の梅擬きもアクセントがあります。

ヒペリカムは黄色の可愛らしい花を咲かせますが、今度は実も綺麗な形ですので、花の時期も実の生る時期も楽しめます。

梅もどきは葉や枝振りが梅に似ているので名付けられているそうです。この実は「発芽抑制物質」を含んでいるそうで、鳥に食べて貰いその種を出すことで発芽するという巧妙な仕組みを持っているそうです(急に偉く思えてしまいましたcoldsweats01)。

次第に台風が近づきます、どうか被害が少ないことを祈りたいです。

<花材:ヒマワリ、ハラン、ヒペリカム、梅もどき、流木、ゼンマイ(加工品)>

2017年10月13日 (金)

今週の生け花(平成29年10月第2週)

10月も中旬になりました。沖縄は穏やかな天候(?暑い)が続いています。夏場に大きな台風が来なかったことや少雨が続いていて、農家の方は水不足がTh_img_5985 心配となっているとお聞きしました。
確かにこの夏は私達の病院からも那覇市内を挟んで遠くに慶良間諸島がよく見えますし、海も青く輝いています。美しい景色が広がっています。

今週も2階のいつものスペースに生け花クラブの皆様がお花を飾ってくれています。外来や内視鏡室に向かいながらこの花を見ながら、ホッとする瞬間が嬉しいです。

今週の生け花は面白い組み合わせで、おのおの特徴的な花材を良くまとめ上げているなと感心します。
まず目に飛び込んで来るのは、ユニークな形をした花器と沢山の小さな実をつけた豆柿です。豆柿は中国が原産で、古い時代には日本にも渡来して柿渋を摂るために栽培されたようです。沖縄で見たことがない柿ですので、主に寒い地方で栽培なのでしょうか? 信越から東北にかけてよく栽培されているために「しなのがき(信濃柿)」とも呼ばれるそうです。

Th_29102 今日の豆柿は黄色ですが、その後黒紫色に熟し、渋みもとれて食べることも出来るとのことです。1度食べて見たいですねhappy01

この豆柿の対角線上の根本にあるスプレー菊の花弁が放射状に伸びていてその形もユニークで目立っています。リンドウドラセナも控えめですし、普段なら赤いガーベラは目立つのですが、豆柿とスプレー菊のユニークさに押され気味になっています。 

今回正面だけからは判らないかもしれませんが、もう一つ秘密があります。花器を2個前後に並べることで立体感や奥行きが出ています(下の写真)。

本土の方では一次的に温かくなったようですが、これから徐々に冷え込んで秋を深めて行くのでしょうね。沢山の美味しい果物も味わうことが出来る季節なのでしょう。綺麗な花を眺めながら美味しそうな果実を想像する贅沢な季節ですねshine

<花材:豆ガキ、ガーベラ、スプレー菊、リンドウ、ドラセナ>

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