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日記・コラム・つぶやき

2018年2月11日 (日)

アルマーニデザインの制服導入について

小学校でのアルマーニ監修の制服導入のニュースを聞いた時に、私自身とは随分と意識のズレがあることを感じました。

高級ブランド品に興味のない私としては「子供にブランド品を着けさせてどうしたいの?」と思ったのが率直な感想でした。 質の良いものを否定しているわけではありません。 ブランド品はその価値があるからブランド品なので素敵だと思います。

Th_096507 私が違和感を覚えるのは、小学校で子供に教えるのが自分達の優越性やブランド化をして選別することなのかと言うことです。 こんな貧しい考えのもとで初等教育を受けるのかと思うと子供達が可哀想です。 

この制服を決定した校長先生の説明文を読んでみました。この制服の決定理由が理解できる内容でした(肯定しているわけではありません)。 例えば高級メーカーは長い時間をかけて他とは違う高度な技術やアイデアを基に、伝統を作り上げブランドとしての地位を築いたと思います。 この校長先生のお考えも、この小学校をブランド品にしたいとお考えているようです。 校長先生も悪気があって考えた訳ではないでしょうが、非常に偏狭な考え方に支配されているように感じてしまいました。

一部の親御さんには受けるのかも知れません。でも子供にとって何が大切なのでしょう? 特に初等教育で重要なのは差別化ではなくて皆と仲良く出来ること、社会の一員としての自覚の形成だと思うのです。

小学校から高価な服を着ることで他との優越感を自覚した子供が将来、ブランド品を買えるだけの経済力を持たなかった時、その方は一生涯満足感が得られないのではないかと危惧するのです。 幸福感はお金では買えないものがあるから人はそれぞれが幸せになれるのだと思うのです。 

どうか子供達にはこのような外界からの騒音に惑わされることなく、子供らしく伸び伸びと学校生活を送って欲しいですし、世界の多様性や価値観を認めあえる子供達に成長させて欲しいですheart04

2018年1月 8日 (月)

若者たちへ: 時間とお金と幸せ

時間は作るものだが、お金はついてくるものだ思うのです。

夢や理想を実現することは容易ではありません。時々夢を実現できないことに運や時間を言い訳にしてしまいます。運がなかった、時間がなかったと。 

Th_2 やはりその夢を実現させるためには時間を作らないといけません。運を近づけるための努力も我慢もしないといけません。

お金は作るものではなく、お金が目標でもありません。目標が実現した時にお金は後でついてくるものなのです。ただし夢の実現にお金を伴わないことだって確かにあります。

それはそれで夢を実現させたのですから幸せなのです。全てが満足出来る結果なんてないと思うのです。

若者たちにはスマートに生きようなどと思って欲しくない。いま自分が重要だと思えることに愚直に全力でぶつかって欲しい。はね返されてもまた立ち上がればいい。悩み・苦しみ・もがき・恥をかきながら生き抜いて欲しい。それが心の栄養になり未来で成長した自分が待ち受けているはず。

今日は成人の日、若い君らを暖かく見守りたい。しかし明日からはがむしゃらに生きて欲しい。君らが思っているより青春は短いのだ。頑張れ!

2018年1月 6日 (土)

人の温もり

人の温もりっていいなと思う。

この時代は遠く離れていても、直接話しが出来るし、画面を見ながらリアルタイムで話すことも可能となっている。
確かに昔と比べてはるかに、お互いの音信がとりやすくなった。

Th_img_5350_4 今はどんなに離れていても、瞬時にお互いの気持ちが確かめあうことが出来る。では昔はどうだったのだろう

会いたくて会いたくて、必死に相手の元に出て行ったのかもしれないし、死をも覚悟して遠い世界に捜しに行った人もいたかもかもしれない。ひたすら相手を思い続けながら。

手紙でのやり取りでも、想いの丈を書いて送って、その返事を待つ時間、何日も何日も胸が裂ける思いで、頼りを待ち続けたに違いない。

でも、はやり同じ場所にいたいと欲する。そこにはふれあう感覚が存在し、相手の温もりも感じることが出来る。 この温かみが人を幸せにしてくれる。

2018年1月 1日 (月)

2018年明けましておめでとうございます

Th_img_6273 2018年(平成30年)、明けましておめでとうございます。 旧年中は色々とお声かけて頂き有難うございました。

年末に通常の生け花クラブはなかったようですが、2階のいつものスペースに正月用の生け花が飾られていました。

新年らしい華やかな雰囲気です。新しい年を迎えた喜びが伝わって来ます。 

医療界はますます厳しくなって行きます。人口構成が急激に高齢化して、病気になる方、治療や入院をしなければならない人口は爆発的に増える一方です。 無駄な医療をする必要はありませんが、医療を必要する方々は急速に増えるのですから医療費が増大するのは、既に30年40年前から判っていたことなのです。 急に起こってきた変化ではないのです。 

日本においては医療を必要とする人が増えるのが問題ではなくて、若者たちが将来に希望を持てず、子供を産める環境を整備して来なかったことが問題なのです。 子供達は私達の未来の宝だと改めて感じます。 子供や若い世代が希望を持てる、そしてお年寄りが安心できる社会になって欲しいと希望します。 偏見や差別がなくて皆が自由に生きてゆける社会であって欲しいと願っています。
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新年早々、難しい話しになりましたが、私達医療人に課せられた使命は、今ある病める人を救うしかありません。 私達が下を向いては患者さんも不安が増すだけです。 この生け花のように、元気に前を向いて行かねばなりませんねheart04 2018年も新たな気持ちで頑張って行きますscissors

どうか、今年も宜しくお願い申し上げます。

2017年12月25日 (月)

こんなにも嬉しいクリスマスプレゼントが届きました

診療を終え、部屋に戻ると一枚のレターバックが届いていました。厚みがあり、書類が入っているようです。 送り先は鳥取県です。

開封すると、なんとこのブログにもコメントを寄せて頂いている、アトリエトトロさんとその子供達からのクリスマスカードでした。 開くとツリーなどが飛び出す仕組みになっています。

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とても個性があり、なによりもメッセージが温かいです。小さな子供達がこの様な遠い沖縄の病院に想いを届けてくれていますheart04 私にとっても職員にとっても、そしてなにより患者さんにとってとても素晴らしいクリスマスプレゼントとなっています。 

12月25日の午後に当院に届いたため、設置場所の工夫や飾り付けが出来ず残念で申し訳ない気がします。 しかし少しでも早く患者さんに見せたくて、ボートに貼り付けて総合外来の場所に急遽設置しました。

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患者さんもご覧になりながら、可愛いいね、どこから? ・・・鳥取からってよ・・・鳥取の先生なのかね・・・どれぐらいの年の子供なのかね・・・と色々な声が聞こえて来ました。

なんて素晴らしいクリスマスプレゼントなのでしょう。私はどのようにして感謝を伝えたらいいのでしょうか。 本当に本当に有り難うございます。 子供達からの温かいメッセージは確実に患者さんに届いています。 アトリエトトロさん、そして皆様有難うございます。

Th_ 最高のクリスマスプレゼントです。「賢者の贈り物」の中のプレゼントを貰った気分ですheart04present

2017年12月24日 (日)

永遠の贈り物

クリスマスの頃、プレゼントを貰うと嬉しかった。少し大人になると贈る方がもっと嬉しいことに気づく。何がいいかと悩みながら、貰った時の反応を想像してときめきの時間を過ごすことが出来る。

クリスマスの時期に、毎年の様に読み返すオー・ヘンリーの「賢者の贈り物」。そして毎回号泣してしまうcryinghttp://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-ae6b.html

Th_d3ea07e062c3380e8f81fe78e6f6c0e6 贈り物って本当は贈られた物ではなくて、その気持ちなんだろうと改めて思う。だって物は何時かは壊れてしまうことが多い、でも貰ったり、贈る時の嬉しい気持ちは一生の宝物だものheart04

2017年12月20日 (水)

クリスマスの頃に思う。貴方はそれだけで素晴らしい。

今年もクリスマスシーズンがやって来た。別にクリスチャンでもないのに、やはり気になる季節flair

子供の頃に近くに教会があり、幼稚園はそこに通っていた。私にとってはクリスマスは異文化ではなくて子供の頃の原風景の一部と重なっていた。

純粋にとても楽しく、嬉しかったクリスマス。沢山の家族・友人との関わりの中で過ごしたクリスマス。クリスマスプレゼントを選ぶ楽しさ、貰える喜びに満ち溢れていた日々present

それが沖縄を離れ東京での予備校生活で知った孤独感。人混みの中に紛れて、ジングルベルの鳴る繁華街、その中でポツリと取り残された自分がいた。 何度かこの様なクリスマスを過ごし医学部へ、そして医師となった。

Th_0790fd03b4a368107e199c338d12b0f0 その後のクリスマスは自分のわくわく感より、クリスマスの中で埋もれて苦しんでいる人に心が向いてしまう。 苦しくても大丈夫だよと、苦しんでいる人に声なき声をかけてきた。 もちろん誰が苦しんでいるのか分からない。それでも大丈夫だよと話しかけている自分がいる。

他人が理解出来なくても、苦しいのは苦しい。 

大丈夫、貴方は1人じゃない。 こんな私の声でも聞いてくれる人がいればと心で話しかけている。 貴方が優しく、純粋だから自分を苦しめているのです。 

貴方はいてくれるだけで素晴らしい。それを貴方が知らないだけなのです。 どうか聞いて欲しい、貴方は世界で貴方しかいない大切な存在。誰も貴方の代わりになれる人はいないのです。 

今は疲れていて誰の言葉も耳に入らないかも知れない。

クリスマスの賑わいのなか、誰も自分の存在なんか気にもかけていないと思うかも知らない。でも貴方がいるからこの風景がある。あなたはすでに私の中の風景の一部なのです。 貴方がいなければこの景色は味気なくなってしまうのです。

ひとりぼっちと思っているあなたへ

あなたの幸せを祈っている人が沢山いるのです。

2017年12月16日 (土)

12月16日夢を乗せて

今週もいろいろとありました。土曜日の診療を終え、昼食のために7階職員食堂へ。
窓際から眺める、那覇市内、港、飛行場そして沖合に見える慶良間諸島の島影。
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今日の那覇市は天気がよくて気温も22度以上となっています。空と海の青さが12月の季節でも眩しいです。私の生まれ育った海とは違う景色ですが、都会のビルの向こうに広がる海は何処へでも繋がっていて、子供の頃の記憶にも繋がっています。
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今日も港に大型旅客船が停泊しています。その上を那覇飛行場から飛びだった飛行機が何分か毎に見えて来ます。 旅人のわくわく感を想像しながら、この景色に感謝して食事を摂っています。私のお昼のささやかな楽しみなのですheart04 

(天気が良かったので帰りに車を洗車したら、途中から大雨にweep・・・やはり日頃の行いが悪いせいなのかしら・・crying

2017年12月 8日 (金)

小さな幸せ

沖縄地方も12月に入り、小雨模様の天気が続いています。

今日も朝から小降りの雨の中を出勤。国際通りと交わる交差点。そこには修学旅行や観光客を待っているバスがよく止まっています。バスからガイドさんとおぼしき若い女性が片手にリストを持って降りて来ました。 

Th_ 彼女は濡れないように小走りにバスから交差点へ向かい、左へと方向転換しようとした時、横断歩道を渡ってきた小学低学年の女の子が転倒したのです。持っていた荷物のせいで音がしました。私もアッと思って眺めていたら、この音を聞いたガイドさんが振り返り、子供のもとへ。散らばった子供の荷物を集める手助けをして,横断歩道を渡りきるまで手を引いてくれていました。

とても幸せな気分。ガイドさんも優しかったし、小さな子供がペコって頭を下げたのもとても可愛らしかったのです。 信号が青に変わり車を走らせながら、「今日はなんだかいい日ですね〜」 と矢野顕子さんの春咲小紅の曲に乗せて唄ってしまったのでしたhappy01

今日は楽しい1日のスタートが出来ました。2人からの小さな幸せのプレゼントにお礼を言いたい気分ですheart04

2017年11月29日 (水)

1人1人が輝いている社会

政治家やネット上でうごめく差別発言。いつもなんでだろうと思う。

自分がそも全ての中心であるかのような発言。総務会長たるものが「宮中晩餐会への同性パートナーの出席に反対」と述べ、その理由が「伝統」を理由にとのことであった。伝統を造っているのが自分でもあるかのような発言。伝統も時代の流れと共に変化し、新しいものを取り入れて発展する。排除することではない。 

また前・地方創生相はアフリカ各国との交流に際して「何であんな黒いのが好きなのかと」と述べたとか・・・呆れて開いた口がふさがらない。お前の肌の色が世界最高峰なのかと言いたくもなる。

Th_ 属する部分が多数であることが正義でもないし、意味を持たないことも多いと思う。

性的少数派、人種的・民族的少数派、宗教的少数派、沢山の小数派が日本(世界)にはいる。少ないことが悪いことではないし、逆に偉いことでもない。それがその人にとって普通なのだから人として十分である。 それに対し例えば暴力団だったりカルト集団やヘイト集団で人に危害を加えるのならこれは処分に値し、非難されるべきことだと思う。

日本や世界が以前より確実に住みにくくなっていると感じる。先ずは自分と違う人(意見)を認めることから始めることで、世界は豊かで住みやすくなる。それ以上のこともそれ以下のことも必要ないと思う。

自分と違うことから学ぼう。お前って「結構いい所あるジャン」とねscissors

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