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2020年7月 5日 (日)

世界を夢みて(199):パラドール・オンダルビア宿泊記(ホテル全体の説明)

オンダルビア・古城ホテルパラドール宿泊(ホテル全体の説明:パラドールについて)に記したいと思います。以前、スペイン旅行でロンダのパラドールに宿泊したことがありますので、スペインのパラドールについてはここを参照して頂ければ嬉しいです→(http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/78-8ee1.html

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パラドールとは、古い城や修道院をホテルとしてよみがえらせた、スペイン国営の宿でスペインで100近くあります。元々が重要な場所に建立されていますので、立地条件も最高で観光の起点となる場所が多いのです。 今回宿泊の「パラドール デ オンダリビア」は、980年に建てられた要塞で、その後16世紀にカルロス5世のお城として改築されたそうです。これをホテルに改築するのですが、外観は当時のまま残すようにしており、外観は武骨ですし、外壁には当時の戦争での銃弾や砲弾の跡なのでしょうか所々に窪んだ場所も確認出来ます。攻撃から守るために城壁も本当にぶ厚いです。
パラドールの正面玄関に入ると左側にはフロントがあり、右側から進むと裏側のカフェテラスへと抜けることが出来ます。ここは一般の方も入れますので、宿泊しない方も覗いてみては如何でしょうか?

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フロントのある入口ホールは誰でも入れますが、それより中にはカードキーがないと入ることが出来ません。階段を3段上りカードキーで施錠を解除し、中に入ることが出来ます。 調度品も古い歴史を感じさせ、壁には中世の大砲や槍が飾られています。まるで歴史博物館にでも入った気になります。内部も昼と夜ではまた違いがあり、夜はイルミネーションやシャンデリアの光がありより幻想的な雰囲気になります。

元来が要塞なだけあり、頑強にできた外壁と共に内部も昔の石作を壊さないように丁重に改修されています。
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壁にはこの様な王様の紋章など飾られています。


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部屋に向かう前の1階にはレストランがあるようです。明日の朝食はここで取れるようです

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吹き抜けの中央部分の中庭(パティオ)にはテーブルが用意されており、ビュッフェ形式の朝食も自分でこの場所に運んで食べることも可能です。
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天井の部分が空いていて光が入って来ます。開けっぱなしではなくて上部はガラスで完全に被われており、雨は入って来ないようです。

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この様に階段の部分も可能なだけ昔の外壁を残すように工夫されている様です。所々に昔の外壁がのぞいています。(ホテルの室内は前回のブログに記載しています→http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2020/06/post-6738e7.html  )

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部屋から階下におりて来ると、ホテルの中からも2階のカフェテリアに出ることが出来ます(表の方から入るとフロントと同じ1階部分となります)。ここは宿泊していない一般の方も入ることが出来るエリアです。

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私はこの場所で注文しませんでしたが、このテラスからの眺めはやはり素敵です。利用した方の口コミをみても、値段もリーゾナブルで、店員の対応も良かったとのことです。もしもこのホテルに宿泊しなくてもオンダルビアに来られたら写真撮影をしながらここで一休みもいいかもしれませんね。
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夜に街を散策後ホテルに戻ると、昼間とは違うホテルの外観にもため息が出ます。カッコ良いですよね👍 本当に自分が歴史のあるホテルに泊まっているのだという実感が湧いてきます✨️

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ホテルの窓からの夜景も美しく寝るのが惜しいぐらいです。手前がスペイン・オンダルビアで、奥の光はフランスのアンダイエの街の灯りです。

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私が出かけた時に、日本人のツアーの方々もチェックインをしていましたが、時間帯が違うのでしょうか?私達が朝一番だったようで、朝食の場所も貸し切り状態で、とうとう食べ終わるまで宿泊客は誰も訪ねて来ませんでした。

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朝食を取るダイニングルーム(?)は中にも沢山の席がありますし、中庭に出て食べることも出来ます。

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パンの種類やハムの種類も豊富ですし、フルーツにヨーグルト、ジャムなども幾つか種類があり選ぶことが出来ます。生のオレンジジュースもありました。赤ワインもありましたので、お酒が強い方は朝からワインが飲めるかも知れません。店内のディスプレイも綺麗にアレンジされています。武骨な外観に対して、内部は繊細で、色使いも優しい雰囲気でした。その当たりも評価が高くなりました⤴️

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先ほどまで誰もいないと思いましたが、席に着くと係の方が暖かい珈琲とミルクを出してくれました。さり気なくカップなどにもパラドールの文字が見えて来ます。大人の雰囲気ですね😃

もしもオンダルビアを訪ねることがありましたら、このホテルはお勧めです✨️

2020年6月28日 (日)

世界を夢みて(198):パラドール・オンダルビア宿泊記(部屋を中心に)

フランスバスクの中心地のバイヨンヌから国境を越えたスペインのオンダルビアへのアクセスが難しそうでしたが、結果的にはあっさりと解決→http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2020/06/post-f666c7.html

フランスのアンダイエ駅から国境を越えてスペインのオンダルビアの古城ホテル(パラドール・オンダルビア)の広場までタクシーで15分程度で着きました。

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古いお城をイノベーションして作られたスペインのパラドールです。街を見下ろす高台に建つ古城は10世紀後半にナバラ王国のサンチョ2世により要塞として建設されたそうです。なんと神聖ローマ帝国皇帝カール5世(スペイン国王カルロス1世)やベラスケスの絵画にも良く出てくるスペイン王フィリペ4世も1時期のこの城に住んでいたとのことです。1968年にスペインの国営のパラドールに改修され宿泊施設となります。無骨な外観ですが大きすぎて広角のカメラを使っても全体像を写せません。
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広場の正面に面したホテルの玄関です。中世の世界にタイムトリップしたかのようです。正面のファサードには神聖ローマ帝国の紋章である双頭の鷲がみてとれます。

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ホテルの入り口から振り返って広場をみたのですが、この扉もいかにも歴史を感じさせてくれます。入り口から入った大広間の左に受付があり、予約サイトの名前と私の名前を告げたらすぐに、チェックインが出来ました。この場所までは誰でも自由に入れますが、奥にはガラスの扉があり、カードキーがないと中に入ることが出来ません。昔のお城を利用していますので、内部には昔の調度品や武具も展示されていて、さながら博物館のようです(後日紹介したいと思います)。

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予約を入れた時点から、この部屋もそして何よりもその窓からの眺めが見たくてエレベーターに乗って急いで部屋に入りました。外観とは違い洗練された部屋となっています。
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この中だけみていると、お城をリノベーションしたホテルとは思えません。

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昔のオンダルビアの居城だけあってホテルはこの様に丘の上に建つ場所にあります。ホテルの入り口は広場に面しており、裏手はフランスとの国境となるビダソア川の沿岸部になります。

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予約を入れる時点で、ホテルとのやり取りを行い角部屋で対岸のエンダイエが見える部屋をリクエストしていました。必ずしも希望に添えないこともありますとの返事でしたが、希望通りのお部屋を手配してくれていました(感謝!)。宿泊出来る部屋の数は全部で68室あるそうですが、やはり絶景が観られるのは裏手に面した部屋だと思います。


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荷物も解かずに部屋の窓に近づくとこの様な景色が見えてきました😃😃
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窓を開けてみた景色です。この美しさにため息をたてながらしばしボ〜ッと眺めてしまいました。手前がスペイン、湾の向こうはフランスです。
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厚い窓枠の石も年代を感じさせてくれませす。湾の向こうはフランスです。両岸間を往来する船も見えます。

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パラドール・オンダルビアはその古い古城の外観と近代的な内装、そしてこの部屋から見える景色が最高のホテルでした。無理してオンダルビアに寄った甲斐がありました。次回もこのホテルを紹介致します。

2020年6月21日 (日)

世界を夢みて(197): バイヨンヌ(フランス)からオンダルビア(スペイン)への道のり

バイヨンヌ(フランス)からオンダルビア(スペイン)への道のりはとにかくアクセスがよくありません。オンダルビアをパスしようとも考えたのですが、はやりオンダルビアは魅力ある観光地のようですし、宿泊もパラドールに泊まることも可能です。悩みに悩んで決行することに。バイヨンヌからは国境近くのアンダイエ駅までは1本で行きます。

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慌ただしくバイヨンヌを観光して、ホテルで荷物をピックアップして、歩いて5分ほどのバイヨンヌ駅に到着。既に昨日、今日のチケットは購入していました。時間より1時間ほど早めについたために、駅内でサンドイッチとコーヒーで簡単に昼食を済ませました。他の駅同様に改札はありませんが、ちゃんとチケットに打刻印を押さないといけないとのことです。これをやっていないと罰金が結構高いとネットでは書いてありました。

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電車は予定通り、駅内に入って来ました。案内板も判りやすく問題なく進めました。手前の方々は自転車での旅行のようです。

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2号車に乗り込み、どうにかスーツケースも置くことが出来ました。車内を撮りたかったのですが、周りの多くの方が入ってしまうために車窓から外の写真のみアップします。隣に乗った50代のマダムは流暢な英語でいくつか質問してくれました。日本はまだ行ったことないけど行くのならどの季節が良いとか美味しい食べ物はなどと聞いてくれました。電車は大西洋に臨む場所を南下するように進み、時々海も見えて来ました。40分ほどでアンダイエに到着です。ここまでは何も問題はありません。

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この旅行の移動で1番近いのにアクセスが悪そうなのが、アンダイエ駅から目的地のオンダルビア駅の区間でした。上のルート以外にもアンダイエの港まで行ってオンダルビアに船で渡る方法も考えましたが、いずれにしても面倒くさそうです(スーツケースがなければどうでもいいのですが・・😢)。 本当はもう少し列車の旅がしたかったのですが、時間がもったいないので、距離も短く料金も余り高くありませんのでタクシーが便利そうですでした・・・・ではそうすればとなりますが・・・
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何が問題なんかと言うと(色々と旅行された方は判るかも知れませんが・・)、地方の駅にはタクシーが停まってないことも多く、予約したり、タクシー会社に電話したりすることが必要なのです。私の様に外国語が出来ない旅行者にはハードルが高いのです。
ネットで調べたらアンダイエ駅の前には一応タクシー乗り場の表示はあるようでした。辿りつけばどうにかなるだろうと、バイヨンヌからアンダイエまでの片道チケットでの乗り入れです。
・・・アンダイエ駅を降りて駅前に出ると「タクシー乗り場」の案内板が・・・やはりタクシーがいません。10分ほどこの場所で待ったのですが来る気配がなかったのです。 この乗り場の10メートル先に男女の警察官が乗っているパトカーが駐車していました。

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・・・こうなったらダメ元で、フランス語は全く分からないので(一応駄目だったらスマホの翻訳アプリに頼ろうかと思いましたが)パトカーの警察官に英語で話しかけてみました。「タクシー乗り場の表示はあるのですが、待っていたらタクシーはきますか?」と・・・・
そしたら、女性警察官が何やら自分の携帯で電話をしてくれていました(フランス語ですので意味は分かりません)。なんとこの警察官が「タクシー会社に直接電話をかけてくれたのです」・・・10分ぐらいで来るから乗り場で待っていてとのこと・・・都会のパリの警察なら無視されたのかも知れませんが・・・ありがたや!あるがたやです! Merci (beaucoupフランス語)💕💋Eskerrik asko(バスク語)💕💋


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10分程度するとタクシーが来てくれました✨️ 宿泊ホテルのパラドールオンダルビアを告げるとすぐに判ってくれました。フランスとスペインの国境も意識することなく通り過ぎて、湾を回り込んで12分程度(5.8Km)で丘の上に経つホテルの前に到着です。心配していたよりあっさりと到着しました。フランスの女性警察官に感謝です💖
オンダルビアも見所満載です。乗り継ぎの時間を短縮できましたので、その分オンダルビアを散策出来ます。折角の旅に出てもノンビリ出来ない性格は変わりません😅・・・・続いてはホテルの話や街の散策などを記載したいと思います。

2020年6月14日 (日)

世界を夢みて(196): バスク・バイヨンヌ歴史博物館(バスク文化を判り易く展示してあります)

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マルシェを訪ね、ニーヴ川を渡る位置にバスク・バイヨンヌ歴史博物館があります。他の方のブログで日曜日は無料で入場出来ると書いてありましたが、それ以外の曜日の入場料は7.5ユーロでした。バスク地方の歴史や文化、人々の生活の営みを知る事が出来るように展示されています。常設展以外に、特別展も開催されているようで、訪ねた時にはゴヤなどの美術展の特別展も開かれていました。バスク語やバスク地方の民族衣装や踊りや信仰の様子、文化などがヨーロッパでも特殊な位置にあることが出来ました。とても古い民族のようです。

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外観は昔の建物を利用していて、中に入いると思ったより大きなスペースがありました。受付で何処から来たのかを訪ねられ「日本」と話すと、日本語で書かれたA4サイズの20ページほどにまとめられた案内本も貸してくれました(販売はしていません)。入口のベンチに座って、さっと目を通すと館内の内容が分かりやすいかも知れません。

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昔のバスク地方の家と人々の生活の写真が展示されています。この家の中には人間や家畜などの動物、道具等も一緒に入っていたとのことが書いてありました。昔読んだ柳田国男の遠野物語」に出る、人と馬が一緒に暮らすL字型の農家のことを思いだしてしまいました。
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バスクの踊りの衣装などがとても特徴的で、他のヨーロッパ諸国で見たことないようなスカート状の艶やかな衣装の踊り子を描いています。今回バスクの踊りを実際は見ることはありませんでしたので、今でもこのような衣装が使われているのか判りません。

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バスクの言葉も文字も独特で、非常に古い歴史があるようです。今でもバスク語の表記とフランスやスペイン語の表記が並べられる場合もありますが、全然違う場合もあるようです。バスクの地方を歩くと教会と隣接する墓地にある円盤状の墓石も特徴的です。もちろん今では多くの方がキリスト教徒ですが、キリスト教が定着するまでバスク地方は「太陽崇拝」の宗教だったとのことで、その当時から墓石は太陽神を表す円盤状だったとの事です(エジプトみたいですね)。今でもバスクに見られる十字ではなくて円盤状の墓石は人々に使われているとのことでした。
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バスク地方を旅すると、必ずと言っていいほど教会とこのバスク・ベロタを競技する広場を見かけますした。この起源は古代ギリシャや古代文化にあると言われるほど歴史がある競技のようです。現在のテニスの原型とも言われているようです。子供達から上級者・プロの方々まで、ボールの種類や素手やラケットなども色々とあるようです。

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バスク織はバスク地方で織られている伝統的な織物で、とても目立つ7本のストライプ色合いが特徴です。7本のラインはバスクの7地方を表すそうですが、きっとそれは今の7州に分けられてからでしょうから比較的新しい考えなのでしょうね。それ以前から基本は赤・白・緑の色を使い、縦のストライプは「海の波」を表現していて、バスクが海の民であることも象徴しているとのことです。
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この博物館の絵画の中にも、また街並みを歩いている時に、男性の方がよく被っているのがバスク帽で、いわゆるベレー帽です。何となく私などは画家などの芸術家の帽子のように思えましたが、「ベレー帽」はバスクが起源なのですね。
昔からこの地方で、日よけ、風よけの実用品として使われていた帽子が全世界に広がったとのことです。
短時間でしたが、見応えのある博物館でバスク地方の事を知る事が出来ました。はやりここを訪ねる時には、受付で日本語の説明を読んでから回った方がいいと思いました。 やはりバスク民族はヨーロッパの中でも歴史のある民族で、ヨーロッパだけでなく、スペインやフランスの主要民族と比べても特徴ある文化圏である事が理解出来ました。はやり単純に「バスク=美食」だけではないと味音痴も私も安堵しました(笑)。

2020年6月 7日 (日)

世界を夢みて(195): バイヨンヌのマルシェ

バイヨンヌはフランスでありながら、バスク文化を色濃く残す街でした。建築物や習慣や人々の暮らしぶりもフランスとはちっと違う雰囲気が見受けられました。建物の壁や色使い、教会の墓石の彫刻、街中で書かれているバスク文字の看板も観ることが出来ます。

食文化も豊かでフランスで初めてカカオが入り、そのためチョコレート産業も盛んで、街角には上品なチョコレート店も数多く立ち並んでいました。海の品も山の品も豊富ですし、私でもその名前を知っている有名なバイヨンヌ・ハムもこの地のものです。

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ニーヴ川沿いに、比較的新しいマルシェ(市場)「Les Halls de Bayonne 」がありましたので、街歩きついでに立ち寄ることに。どの土地を旅行してもマルシェは旅人にとってその地域の食文化や暮らしを知る重要な場所になります。 私のように食べ物の知識がなくても、観ているだけで結構楽しめます。(全体を写した昼間の写真がなかったので、上の写真の上段は前夜に街歩きした時の写真を、下段は早朝の写真です。夜は営業しておりません)
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マルシェの中に入るとそれ程大きくはありませんが、天井も広くモダンな感じの市場となっています。

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色々な食材が売られていますが、お肉類のコーナーも新鮮で、もちろんハム類も沢山の種類が販売されていました。

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大西洋にも近い為、新鮮な魚介類が並んでいます。見た目も綺麗ですね!

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市場の一角にはすぐに食べれる食材も売っていました。ここで買って川沿いのベンチで食べるのもありかも知れませんね。・・・ふと気づいたのですが、バイヨンヌの市場もそうでしたが市場と言っても叔父さん達のかけ声が聞こえません・・・イタリアやスペインの市場とは違う雰囲気・・・それもゆったりと廻れる原因だったのかも知れません。
食材の豊富さをみてもバスク地方の豊かさを垣間見ている気が致しました💖

2020年5月31日 (日)

世界を夢みて(194): バイヨンヌ:サント・マリー大聖堂

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ホテルからもこの美しが判るバイヨンヌの、サント・マリー大聖堂(cathedrale Sainte-Marie de Bayonne)は、ユネスコの世界遺産「フランスにおけるサンジャック・デ・コンポステーラ巡礼路」の一部として登録され、バイヨンヌのランドマーク的な存在です。

 

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宿泊したホテルからもアドゥール川を挟んで、まるでディズニーランドのお城(表現が可笑しい?)のようにもみえた大聖堂です。サント・マリー=Sainte-Marieは「聖マリア」のことです。以前にもブログに書きましたが、そのためノートルダム・ド・バイヨンヌ(Notredum de Bayonne)とも呼ばれています(→ http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-dc19d9.html )。

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この大聖堂の身廊は入口からきれいに伸びていて、十字架のようになっている構造になっています。大きすぎて写真に全体像が出せませんので、上の写真はサント・マリー大聖堂の中にあった教会の模型です。

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朝教会に向かうとバスクらしい格子戸の可愛らしい街並から、この教会が見えて来ました。

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近くで見るとこの大きさが実感します。広角の写真機でも全体が入りません😅 フランスのサンチャゴ・デ・コンポステーラの巡礼路として、世界遺産に認定されています。壁の色も違いますので、何度か修復があったのでしょうか? 歴史を感じさせられます。13世紀から14世紀にかけて建設されたゴシック様式の大聖堂です。街の至とこから見える2つの尖塔は85mの高さがあるそうです。この大聖堂には、初代司教であった聖レオンの聖遺物箱が納められ、聖レオンはバイヨンヌの守護聖人として崇められています。

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なんとこの教会は無料で入れます。拝観料が必要と思い中に入りましたが、特に必要もなさそうです。 主祭壇で、上部のステンドグラスも綺麗のですが、朝日がバッチリ入りすぎて(笑)上手く写真に撮れませんでした😢

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正面からは光がもろに入るため、横にずれて主祭壇側を撮ってみました。やはり綺麗な教会内部です💖

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後方にはパイプオルガンと円形のステンドグラスがあり、このステンドラスの光は優しげでした。この部分はバロック様式ですので造られた年代がまちまちなんでしょうか?

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この教会も基本的にはヨーロッパの教会で見かける三層式構造となっています。1階の部分は、ヴォ―ルトというアーチを平行に押し出した形状(かまぼこ型)を特徴とする様式となっており、2層の部分は1人がやっとと通れるほどの狭いテラスがあり、3層部分は光を採り入れるステンドグラスのみの構造となっています。

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内部のステンドグラスは色合いが美しいです

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内部の壁面を飾っているステンドグラスは16世紀のもので色鮮やかに残っています。また周囲のフレスコ画や壁面の精緻な装飾も荘厳で、流石に世界遺産にも登録されているだけあります。



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中庭を挟んでぐるっと一周出来る回廊です。

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丁度朝の光が回廊のバラ窓の形をした部分の影を落としていました。壁は古くて剥がれている場所もあったのですが、この光がとても印象に残る美しさでした。

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回廊から中庭の緑、大聖堂、そして青空・・・今日も楽しめそうです💖
この大聖堂だけでなく南側に隣接する回廊がこれまた美しいです。教会の奥から入れますので、ここは観てから帰った方がいいと思います。

2020年5月24日 (日)

世界を夢みて(193):バイヨンヌ街中散策

フランスのトゥールーズからルルドを経由し、山バスクの小さな村々を巡り、フランスバスクの中心都市バイヨンヌに宿泊しました。今回はバイヨンヌの紹介をしたいと思います。フランスの大西洋側でスペインに近い場所にバイヨンヌはあります。人口が約4万5千人の中規模な街ですが、歴史は長く紀元前3世紀頃にはローマ人によって駐屯地がおかれていたそうです。 フランスとスペインのバスクと呼ばれる文化圏で、元々はフランスやスペインとは違う生活スタイルの民族が住んでいました。 バスクの人々と関係無く、スペインとフランスによって国境線が引かれた為に、国としてはスペインとフランスに分かれる結果となっています。 この旅を計画したのは、バスク文化を直接観てみたかったことでした。 やはりフランスにあってもスペインにあっても、この地方にはフランスでもなく、スペインでもないバスクの文化が残っていて、人々もバスクであることに誇りを持っていることがよく分かる経験となりました。

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上のグーグルマップで記載したようにバイヨンヌは2つの川、ニーヴ川とアドゥール川によって「大バイヨンヌ」・「小バイヨンヌ」・「サンテスプリ」の3つの地域に分けられていて、それぞれが橋で結ばれています。 私が泊まったホテルはアドゥール川を挟んだ対岸でサンテスプリ地区にあり、直ぐ近くにバイヨンヌ駅があるために、鉄道を利用しての旅行の起点となっています。 

ニーヴ川挟んで、上の写真の左側が商業地域グラン・バイヨンヌ(大バイヨンヌ)で、右側が観光名所の集まるプチ・バイヨンヌ(小バイヨンヌ)でニーヴ川の両岸にはバスクらしい色とりどりの可愛らしい建物が並んでいます。その1階部分には沢山のカフェ・バールにレストラがあり、人々で賑わっていました。

今回もタイトなスケジュールです。夕方着いて、街を散策し、夕食をとり、今度は朝早くから街を散策して、教会や博物館を回り、昼にはバイヨンヌ駅から、スペイン国境を越えてオンダルビアへ向かうことになっています。

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ホテルで早めに朝食をとり、街歩き開始です。今日もいい天気になりそうです😃。 サンテスプリから橋を渡り、大・小バイヨンヌへと入ります。アドゥール川の流れは時間によって殆ど停滞していたり、急な流れになります。海に近いので潮の干満差で起こる現象なのでしょうか?

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橋を渡りかける手前で、ニーヴ川がアドゥール川に合流する場所に、バイヨンヌの市庁舎と区庁舎の建物が見えて来ました。その前の広場には椅子が並べられていて、朝食をとっている市民が数名いました。

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グラン・バイヨンヌは比較的細い道路に高い建物が密集しています。その窓枠がいかにもバスクらしい木の扉に鮮やかな色が塗られています。建物の高さは統一されているようですが、色は自由なのでしょうか? 色とりどりですが、何故か下品ではなくてまとまっていて綺麗です。不思議です

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実はこのバイヨンヌはフランスにチョコレートが最初に持ち込まれた街で、チョコレート店が沢山あります。まだ朝が早くこの時間帯は店が開いていませんでしたが、見ているだけで美しいです。まるで宝石店のような雰囲気もありました。

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数分歩くとバ13~14世紀に建てられたゴシック様式のサント=マリー大聖堂の前にでました。巡礼路の一つとして世界遺産に登録されており大聖堂です(こちらの中については別の回で書きたいと思います)

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更に南下すると、かつてのバイヨンヌを取り巻く城塞の壁沿いにでました。かなり強固な壁で外敵から街を防いでいたのでしょうか?

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ここでUターンして、ニーヴ川へと街の中に入りました。バイヨンヌはラグビーも盛んでラガーマンが集まるパブ(Chai Ramina)が、日本のテレビで放映されていたの覚えていましたが、偶然この店の前に出ました。その時に見た女性の方に「テレビで見たことあります」と言ったらはにかんでいましたが・・・ラグビー好きな方なら是非立ち寄って下さいね。

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ニーヴ川の両岸はカフェやバール、レストランなどが軒をつなれていますし、街がカラフルで綺麗です。写真撮影にはもってこいです。私の下手な写真撮影でも綺麗に見えます😊

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もう一つ忘れてならないのが、生ハムだそうです。私でも知っている「バイヨンヌハム」で有名な場所ともなります。折角なので、作り方の見学もさせてくれると言うお店(Pierre Ibaialde)がありましたので、このお店に寄って見ることに。店の奥には上の写真のように沢山のハムが吊り下げられていました。
見所満載のバイヨンヌですので、世界遺産の教会やバスク地方ついて沢山資料のある歴史博物館については後日記載致します。

2020年5月17日 (日)

世界を夢みて(192): バイヨンヌ夜の風景

いつものように、慌ただしく移動して、南フランスのバスクの中心地バイヨンヌに宿泊。旅行のプランを立てると同時に宿泊地や宿泊する場所を捜しています。 ギリギリに申し込むと、ホテルには泊まれてもその部屋から希望する景色が見れないこともあるのです。夜中まで歩く私の旅のスタイルにおいては街の中心地を選ぶことが多いのですが、バイヨンヌは中心部よりも旧市街地が綺麗に見えるホテルにしました。ビジネスホテルと同じですが、部屋から見える景色は5ッ星以上のホテルに思えました。申し込む時点で「川から旧市街を眺める部屋をリクエスト」しました。そのホテルからも「了解」の返事は貰っています。
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部屋は小さいのですが、窓を開けると、上の写真の様な景色が広がっています。目の前を流れるこの大きな川はピレネー山脈から大西洋へと流れるアドゥール川で、バイヨンヌはこの川による大西洋と内陸の交通路として発展してきた街です。 大河の向こうが旧市街。なんと豪華なのでしょうか。ずっとこの場所で移り変わる景色を見てみたいのですが、旧市街での夕食と夜の散策もしたいために今回は秘密兵器を用意(笑)。既に前回のプログで紹介したように、タイムラインにセッティングして出かけました(https://www.youtube.com/watch?v=ElcF2YTMbp8 )。

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対岸のホテルからアドゥール川に架かるの手前から眺めると丁度日が落ちてゆくようです。

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まずはバイヨンヌのシンボルサントマリー大聖堂に向かいました。次第に街の街灯の明かりが輝いて来ました。

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30年前の旅行では片時も離せなかった地図も今ではスマホの地図アプリで自分の正確な位置が判ります。川沿いに食事を取るレストランなどが沢山あるとのことでしたので、そこに向かうことに・・・何故かお店のディスプレイも旅心をくすぶります。

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バイヨンヌの市場に出ました。やはり街の雰囲気を味わいやすいのは市場ですので、翌朝はちゃんとここも訪ねました。

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橋を渡り川の対岸にわたって歩いていると、建物の壁に描いているイラストが実にお洒落です。

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川沿いにある、レストランで食事を摂ることに。いつも料理の写真を撮る癖がないため、食べた途中で気が付きましたが、とても見せられる状態ではなく写真も撮りませんでした。残念!

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お店が出して川沿いのテーブルからの眺めです。これだけでも食事の最高のおつまみになりそうです😅

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夕食を済ませホテルに戻るのですが、まだまだ沢山の方々が食事やお酒を楽しんでいました(21時30分頃)

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旧市街から橋を渡ると今回宿泊の小さなホテルが見えて来ました。4階(フランスでは3階)の光が灯っている部屋です。
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22時過ぎにホテルに戻ると、出かける前とまた違う雰囲気のバイヨンヌ夜の風景が楽しめました。アドゥール川は大西洋と繋がっているからなのでしょうか、時間ごとに水の流れが速くなったり止まったりしていました(干潮満潮によるものなのでしょうか?)。 橋の受けから釣り糸を垂らした方が何名かいて、10~15Cmの小魚が数匹捕れていました。 ここからは街の喧騒も聞こえず、静かな一時を楽しめました💖

2020年5月10日 (日)

Dreaming of the world(No.191): Bayonne Travel 2019(Morning and evening changes in the city of Bayonne)

We cannot travel freely due to the COVID-19 pandemic. That's how we learned how great freedom of movement and fun conversations with people around the world were.
I am not good at English and my blog has been written only in Japanese.(Click here for my Japanese bloghttp://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/

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However, I wanted to share the beautiful scenery of Bayonne in France that I visited in September 2019 with people all over the world, so I made a video of the morning and evening changes in the cityscape of Bayonne. I hope you enjoy this beautiful scenery together. I want people all over the world to come together and control the virus. I long to see everyone's smile💖

世界を夢みて(190):バイヨンヌのホテルからの朝夕の眺めに感動(動画にしました)

海外旅行においては日程や移動手段などを考えながら宿泊地を決めて行きます。 私自身のホテルの選び方は夜中まで街歩きが出来ること、そのためには街の中心部で治安がよいことが上げられます。そして可能なら部屋から見える景色が美しいことです。個人で旅行するにおいては35年以上前とはヨーロッパ旅行の情報の得やすさが全く違っています。当時はネットもない時代ですので、個人旅行でも旅行会社に出向いて、飛行機便や宿泊先のホテルを決めて貰い、紙に印刷したものを持って歩いたものです。

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今では全部の手配がネットで完了します。バイヨンヌの観光案内などをみるとAdour川を挟んだ旧市街の夜景が美しいことが分かりました。早速ネットで検索です。サン・テスプリ橋とアドゥール川に面したイビスホテルを見つけました。私がホテルを選ぶ重要ポイントの1つは部屋の窓からどのように見えるかです。部屋が狭くてもバスタブの有無、食事の評価もその眺望と比べたら優先順位が低くなります😅。グーグルマップやホテルのホームページなどを調べて、このホテルから見える夜景が美しいことが分かりました。早速ホテルに予約をしながら、川に面した部屋の予約を要望し確認することが出来ました。部屋は小さくてスーツケースを広げるのもやっとですが、その窓から見える景色は予想以上でした。値段や部屋の大きさは東京のビジネスホテルと同等ですが、立地や部屋からの景色は5ッ星ホテル以上と思える程でした(5ッ星ホテルに泊まることはありませんので判りませんが・・😊)

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ソニーのデジタルカメラ(RX100M3)を窓から固定し、インターバル撮影モードにして、その間に夜の街の散策や夕食を取って戻って来ました。折角なので、朝も早起きしてカメラをセットしました。帰国後観たら美しい風景が撮れていましたので、動画を作ってみました。よろしければバイヨンヌの朝夕の眺めをご覧下さい。

https://www.youtube.com/watch?v=ElcF2YTMbp8

(もしもデスクトップでご覧になっているならYou-Tubeの大画面で観るとより美しいと思います😃)


(世界中で、stay homeや together at homeをしてくれ方々にもこの美しい風景を見て貰いたくて(観てくれる方はいないと思いますが)、英語バージョンも書いてみました。同じ動画ですがその後にアップします)

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