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旅行・地域

2024年9月15日 (日)

ナッシュマルクト(Naschmarkt)

ヨーロッパの都市を回る時に教会や美術館、街が綺麗見渡せるビューポイントはチェックして訪ねることにしています。もう1つ欠かさずに見に行きたい場所に市場があります。その地域の特産品だけでなく地元の人々の生活も垣間見える場所だからです。

ウィーン市内にもいくつかの市場があると思いますが、調べた範囲内ではウィーンで規模も大きくて、有名なのがNaschmarktナッシュマルクトだと思います。カールスプラッツとケッテンブリュッケンガッセの間にあり観光の合間に寄るには最適な場所にあります
Th1naschmarkt細長い通りの両横にお店が建ち並んでいます。新鮮な食材や朝食を取りながらノンビリするのも快適な場所となっています。


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所々にカフェも在り、朝食を取るにはもってこいの場所かも知れません。
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特に国際的でオリエンタルな特産品を手に入れることが出来るようです。中東の香辛料なども売っていましたが、エジプトやトルコなどと違い独特な匂いなどはありませんでした。

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観て廻るだけでも結構楽しめます😊
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他の方のブログを観ると「、約120に上る店舗、レストラン、スナックが並び、ウィーン料理からインド料理まで、ベトナム料理からイタリア料理まで、全てのジャンルの味覚が揃っていると」記載されていました。確かに国際色豊かな市場です。


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市場の両サイドには装飾の施された建築物が建ち並んでいて、まさしく街のど真ん中にある市場でした。この近くにはナッシュマルクトはヨーゼフ・マリア・オルブリッヒにより設計された セセッシオン(分離派会館) やオットー・ワーグナーによって建てられた有名なメダリオンハウスがあります。2つとも今回入っていません。
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丁度私達が訪ねたのが土曜日の朝でした。毎週土曜日にはナッシュマルクトに平行して蚤の市(Flohmark beim Naschmarkt)も開かれています。 週に1度だけ開催される蚤の市にはそれこそ色々な物が売られています。昔の顕微鏡、写真機に絵画やグラスなどが揃っています。軍装品や勲章など不思議な空間に迷い混んだ気になります。目利きなら掘り出し物に出会えるかも知れませんね。


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土曜日の朝に散歩がてら出かけたり、市場で朝食を取るのも楽しいかも知れませんね。皆様方も立ち寄ったら良いかもしれません😃

 

2024年9月 8日 (日)

ウィーン・オペラ座と楽友協会(カフェSchwarzenbergでランチ)

音楽の都を代表する施設としてオペラ座と楽友協会があります。今回はこの2箇所を紹介したいと思います。(カフェSchwarzenbergでランチ)

Th__20240728143401 Th1schwarzenberg1これまで2階ほどウィーンのオペラ座で演目を聞いたことはあったのですが、楽友協会には入ったことがありませんでした。その前に腹ごしらえと言うことで、近くのカフェSchwarzenbergで食事を取ることに。なかなか素敵な場所でした。お昼前で満席に近くて中の写真を撮ることが出来ませんでした。

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12時頃でしたが、まだモーニングセットが注文できたので昼食ですがモーニングセットを頂きました。
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いつものように食事に関しては説明出来ませんが、普通に美味しかったです😅
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今回の旅行で是非観たかったのがウィーン楽友協会のホールでした。あのニューイヤーコンサートの会場となる場所です。

ウィーン楽友協会(ドイツ語: Wiener Musikverein ヴィーナー・ムジークフェライン)は、1812年に設立された、オーストリア・ウィーンにあるクラシック音楽関係者による団体(ウィーン楽友協会(ドイツ語版))およびその本部の建物。団体の正式名称はDie Gesellschaft der Musikfreunde in Wien。日本では「楽友協会」と呼ばれることが多い(Wikkipediaより)。

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あの有名なニューイヤーコンサートに入るのは宝くじに当たるほど難しいと思いますので、今回は内部を見せてくれるツアーに参加です。人気があるために日本で予約を入れていました。昼食をとった後集合場所に向かいました。
中に入り小ホールや楽屋などの色々と回るツアーですが、途中は撮影が禁止でしたのでお見せ出来ないのが残念です😂
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まあ、楽友協会といえばこの大ホールだと思います。大ホールだけは最後に撮影可能です。
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大ホールは、通称「黄金のホール」と呼ばれ、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地として知られる演奏会場である他、同じ建物に資料室や出版社、ベーゼンドルファー(ピアノメーカー)などが同居しているそうです。 30名ぐらいのツアー参加者で世界各地から集まっています。 英語での説明ですが、理解出来なくても大丈夫でした。 私達はこの大ホールにはツアーの方々の最後尾で入る事になりました(偶然ですが)。 集合して係の方がこの場所の説明を一通り済ませました。その後に各自自由に撮影許可が下りました。最後に入ったお陰で、正面には誰もいない状態。撮影開始と供に他の方々が前に進まないうちに何枚か撮影出来ました・・上の写真には人が入っていません!ラッキー😃

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しばらくすると各々が散らばった状況となりましたが、それはそれで良いかもです。 眩い黄金のホールですね。
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本当に煌びやかなホールです。
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椅子自体は余り良いとは限りませんので、コンサート中お尻が痛いかも・・Th2310・😅 4回目のウィーンでやっと入れた楽友協会ホールでした。
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続いてこれも有名なウィーンオペラ座です。これまで2回この中でオペラを聴いたことがありますが、今回は入っていません。
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外見はオペラ座の方が格好いいですね
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今回の旅行では中には入りませんでしたので、2011年に出かけた時の内部を紹介致します。
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ここは高さもあり、ステージを観るには横にある2階席や3階席が良いかもしれません。
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ステージの前には生演奏の楽団が待機しています。 
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音楽の都ウィーンは素晴らしいです😍

2024年9月 1日 (日)

ウィーン美術史美術館(作品集)

ウィーン美術史美術館の建物自体の素晴らしさは前回説明しました(→ウィーン美術史美術館)。


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美術史美術館でお気に入りは2階の絵画コーナーとなります。余り絵画について知らない私でも教科書に載っていた作品が沢山展示されていました。

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まずはピーテル・ブリューゲル 1世 「バベルの塔」です。何故この作品が私が印象に残っているかというと・・・子供の頃にテレビでみた横山光輝の漫画「バベル2世」の影響です😅 超能力者であるバビル2世と、世界征服を企む超能力者のヨミとの死闘を描いたものです。その中で3つのしもべ(ロデム、ロプロス、ポセイドン)が大活躍します。彼らが実に格好良かったのです・・・いやはや漫画の説明ではありませんでした。皆様方も観たことのある作品が多いと思いますのでざっと写真で撮った作品を紹介します(この美術館は撮影はOKです😁)

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ピーテル・ブリューゲル(父) 十字架を担うキリスト


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巨大な美術史美術館には50もの展示室があり、どの展示室も大きく世界的な絵画が目白押しで在りながらゆっくりと鑑賞できるスペースがあります。

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ピーテル・ブリューゲル 1世 「牛群の帰り」。オランダ絵画も多く展示されています。オランダのアムステルダム美術館に迷い混んだ気になります(☞アムステルダム美術館)。


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ピーテル・ブリューゲル 1世 「雪中の狩人」

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ピーテル・ブリューゲル 1世 「農民の婚宴」


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ピーテル・ブリューゲル(子) 嬰児虐殺


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ルーベンス「自画像」

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レンブラント『自画像』


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ルカ・ジョルダーノ作.he Fall of the Rebel Angelsjpg

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アルチンボルド 「四大元素(水)」。流石に彼の作品を部屋に飾ろうとは思わないです・・・夢にうなされそうです😃


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グイド・カニャッチ 「瀕死のクレオパトラ(クレオパトラの自殺)」


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ジュゼッペ・チェザーリ「ペルセウスとアンドロメダ」


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ディエゴ・ベラスケス「バラ色のドレスのマルガリータ王女」 白い服の王女マルガリータ・テレサ」「青いドレスのマルガリータ王女」。スペインの宮廷画家ベラスケスの作品もご存じの方が多いと思います。プラド美術館は撮影は禁止ですのでベラスケスの作品を撮れるのは貴重かも知れません。(☞プラド美術館


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ルーカス・クラナハ(父) 「ホロフェルネスの首を持つユディト」
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フェルメール 「絵画芸術(画家のアトリエ)」Vermeer, Jan, Gen. Vermeer van Delft. 1632-1675。世界で数少ないフェルメールの作品があるのも嬉しいです。(☞マウリッツハイツ美術館



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ラファエロ・サンティとラファエロ工房「聖家族と幼児洗礼者聖ヨハネ」1513-14年頃

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ラファエロ 「ベルヴェ・デーレの聖母」

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やはりルネッサンスの巨匠の中でもラファエロは人物を描かせたらピカいちだと思うのです。優しくて美しいです😍

2024年8月25日 (日)

ウィーン美術史美術館(独: Kunsthistorisches Museum)No1

初めてのヨーロッパはウィーンでした。あの時の感動や今も忘れていません。ウィーンは今回4回目となりますが、必ず出かけたのがウィーン美術史美術館です。私に取っても4回訪ねた美術館はここ以外はありません。それだけ特別な美術館の1つです。それは建物自体の美しさ、作品の素晴らしさ、そしてこの美術館の中で一息つける喫茶室の存在があるからです。

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マリア・テレージアの像を中心に美術史美術館の全体風景です。
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像の反対側に回り込んで観たのが、自然史博物館となっています。向かい合った美しい建物の広場にマリア・テレージアの像が威風堂々と建っている訳です。どっちがどっちなのか殆ど似ているために外観では区別が付きにくいのです(私はマリア・テレージの向きによって区別しています)。 この広い空間、美しい建物を初めて見た時の感動は今でも克明に覚えているのです。これがヨーロッパかと単純に思えたのです😃
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美術館自体はフランツ・ヨーゼフ1世の命により1872年から建設が始り、1881年に完成したとのことです。 


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美術史美術館に1歩踏み入れた瞬間にこれが美術館なのかと思える程に圧倒されます。大理石で覆われた床や柱、高いクーポラの天井、この豪華さに驚嘆し立ちすくんでしまうほどです。20代の私が初めてこの場所に入った時の驚きは今でも克明に覚えています。もしも初めてでしたら受付で日本語のオーディオガイド(6€)借りて、説明を受けながら見学したら良いのかも知れません(私は借りたことがないので分かりませんが)

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様式はネオ・ルネサンス様式となり、建物は主に3フロアから構成され、中間階(1階)に絵画が展示されている(このコレクションがまたまた凄いので次回紹介したいと思います)。 1階の下に位置する0.5階(←とは言ってもかなり大きいです)では古代エジプト・古代ギリシア・古代ローマの彫刻等が展示され、上に位置する2階では貨幣コレクションが展示されるなど、博物館としての側面を持ち合わせているとのことです。
展示室の数は50近い巨大な美術館で、美術館入り口の柱頭は0.5階からドーリア式、イオニア式、コリント式と並ぶとのこと(私には分かりませんが😂)
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階段を登るとギリシャ彫刻(テセウスとミノタウロス )が迎えてくれます。
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階段の彫刻を初め、柱の1つ1つ、そして壁一面を被う絵画、どれも素晴らしくため息しか出ません。
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この美術館入り口の正面にある豪華な中央階段を上がると装飾の綺麗な円柱や壁画に圧倒されます。誰が描いたかお分かりになりますか?

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正面の上の柱の部分を拡大すると(👆)と誰が描いたか分かると思います。そうですウィーン分離派の巨匠クリムトの作品となっています。クリムトの時代より古い美術館と思っていましたので最初は不思議(?)でした。 
実は美術館が一般公開される1年前(1890年)にグスタフ・クリムトが弟のエルンストや友人のアーティストと描いたのだそうです。美術史美術館側もまだ若いクリムトの才能を信じて依頼したのでしょうか?

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私のような語彙力のない人間では言い表せない空間となっています。
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作品を観る前に休憩したかったので、先にクーポラの天井部分がみえる3階まで上がりました。
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階下に見えるのが、私がこの美術館のもう1つのお気に入りの「喫茶室」です。
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中央の円形の場所にこのようなカフェがあります。初めてこの美術館に入った時にこのカフェの入り口で入って良いのかどうか分からずに戸惑った美しい空間です。余りに美しいために当時20代の若者1人で入るには勇気がいりました。 後で調べたら世界で最も美しいカフェと賞賛されているとのことで納得出来る場所です。
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今回は1人でもありませんし、4回目ですので一応堂々と中に入りました(まだちょっとビビるけれど・・)
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カフェのテーブルから見上げたクーポラです。(次回は作品を紹介したいと思います)

2024年8月21日 (水)

カフェザッハー Café Sacher

日曜日にカフェザッハを他の内容と抱き合わせて2部に分けて同日に紹介しようと思っていました。今日(8月21日)は会議の為私のFM放送もありませんので水曜日の医療ネタもありません。 それではと医療ネタがないので8月25日にアップ予定のウィーンのカフェ文化を紹介したいと思います。
ウィーンには伝統的なカフェ文化がまだ残っている気がしました。パリなどでもスタバなどの世界的なチェーン店を初め、簡易的に飲める場所が増えていると思います。
私が若かりし頃に初めて来たウィーン旅行でもカフェに入りたいと考えていました。この時の記事はウィーンとコーヒーに関しては随分以前のブログに記載しました。宜しければ昔の記事を読まれて下さい ☞世界を夢みて「ウィンナーコーヒー」、☞ウィーン包囲網 、☞ウィーンとコーヒーの歴史 


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ウィーンで有名な「ホテル・ザッハー」の中にカフェ・ザッハーはあるのですが、ホテルザッハーの正面ではなくアルベティーナ側にも同じ建物に内にカフェ・(レストラン・)モーツァルト があります(むかし場所がこんがらかったことがありました)。  ここはグレアム・グリーンが『第三の男』の脚本を書いたという逸話がある「カフェ(レストラン)モーツァルト」となります。カフェ・ザッハーは始終混んでいますので待ち時間が長い場合にはカフェ・レストラン・モーツァルトもお薦めです。(上の写真の正面の白い建物がホテル・ザッハーで、右側の緑の屋根のある建物がオペラ座になっています)
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夏の期間はアルベティーナ 広場側にはテラス席が設けられ、多くの方がくつろいでいました。この様に店外でくつろぐ人々が多いのはヨーロッパの特徴にも思えました。
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ホテル・ザッハの正面側に回り込むとカフェ ザッハーがあります。ウィーンでも老舗中の人気店だと思います。最初の頃(38年前)にここにも入ったことがあったのですが、朝早かったせいもあるのでしょうか?待つこともなくお一人様で入る事が出来ました。今は予約なしではかなり待たされるようです。
上の写真はお店の入り口の所に予約外の方が沢山並んでいるために、入り口の上部しか写真に撮れなかった為です。 私達は旅行前から予約を入れていましたので、時間が来て受付の方に申し出ると直ぐに入る事が出来ました。 人気店ですので皆様方も予約をして来た方が良いかも知れませんね。
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店内に入るとこんな感じの落ち着いた雰囲気です。
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係の方に案内されて奥の席につくことができました。ちょうど館内が見渡せるような奥の座席となりました。
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店内はスタバやマックと違い、静かで騒ぎ立てるような客はいませんでした。それなりに覚悟(😅)して入るからかも知れません😆
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メニューも重厚で、色合い素敵です。(公式ホームページのメニューです☞カフェザッハ−のメニュー
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食事に余り興味のない私でも知っているザッハトルテの元祖の店となっています。
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相棒は定番の三角形のザッハトルテと紅茶を注文。カフェ・ザッハーのザッハトルテにはHOTEL SACHERの文字が入ったチョコレートがトルテの上に乗っています。この丸いチョコレートの部分は中世のヨーロッパで使われた手紙などに使用する封蠟(シーリングワックス)のような感じがして、このザッハトルテがホテルザッハーが元祖だと主張している気がしました😊
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私は少し小さい角張ったザッハトルテとコーヒーを注文しました。色々とコーヒーの種類もあるようですので迷うかも知れません。何となく小さいのですがもの凄く濃厚で見た目以上にボリュームがあります。これ1個で私は十分でした。見た目より全然甘くなくて食べやすい味となっています。
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コーヒーの模様も綺麗です。飲むのがもったいない気もします。口の周りに泡が付きそうで心配ですが、飲み方ってあるのでしょうか? どこから飲んだ方が良いのだろうかと妙なことを考えながらありがたく頂いた次第です。

それなりの値段になりますが、折角ウィーンに来たらカフェに入り一休みは如何でしょうか?

2024年8月18日 (日)

ウィーン観光(王宮広場、モーツァルト記念像、ミノリーテン教会)

ウィーンは歩いて回れる距離に沢山の名所が並んでいます。街を歩くだけでもワクワクして楽しい街です。

(今回も書き上げた後に量が多くて間延びしたブログになったので、2つに分けて同日アップしました🙇前半で「王宮広場、モーツァルト記念像、ミノリーテン教会」、後半に「プラフッタでの夕食と聖ペーター教会」を分けました)

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ヘルデンプラッツ(Heldenplats)にある騎馬像です。奥がホーフブルグ宮殿です。カール・フォン・エスターライヒはカール大公として慕われ、フランス革命戦争、ナポレオン戦争期に活躍したオーストリア帝国の軍人、皇族です。
間違えやすいのにが宮殿の前にあるオイゲン フランツ フォン ザヴォイエン像ですし、ブルグ門の外の美術史美術館の所にはマリア・テレジアの騎馬像もありまり、こんがらがる原因ともなっています😰
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少し進むと噴水があり、近づくとなんと鴨がノンビリと日向ぼっこをしたり泳いだりしていました。この鴨たちもしかしたら王宮附属の鴨で間違って食べたら外交問題になるのかも知れません😸
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ウィーンは40年前に初めて来た時と印象が変わりません。広々とした道に大きな石作の建物、華やかな装飾、チリも殆ど落ちていない街並み・・・やはり素晴らしいです。 英国の政治経済誌エコノミストの調査部門エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)が、2024年の「住みやすさ指数」を発表、ウィーンが3年連続で「世界で最も住みやすい都市」に選ばれているのです。納得です❤️

 右側の緑の建物は元々は王宮の温室パルメンハウス(Palmenhaus)として珍しい植物を植えて楽しんだ場所でした。
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現在はガラス張りの温室を利用したカフェ・レストランとなっています。比較的リーゾナブルな値段でこの場所を楽しめるとのことです。私は入っていませんが、時間帯が合えば食事をしても良いかもしれませんね。
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懐かしいモーツァルト像です。彼は38年間何一つ変わりませんが、初めて出会った当時ふさふさだった髪の毛が、壊滅状態となった私に取っては年月を感じてしまいます😂 彼の事はザルツブルクの時に色々書きました(→ザルツブルクとモーツァルト)。 ザルツブルク出身のモーツァルトは、25歳の時ウィーンにやってきてから亡くなるまでの10年間に、歴史に残る数々のオペラや交響曲を完成させた天才音楽家です。白い大理石で造られたモーツァルト像は、今でも美しく輝いていました。ウィーン王宮近くのブルク庭園にあり、モーツァルト像の手前にはト音記号の形の花壇が美しく整備されています。花壇の形も昔と変わりません。
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ちょっと格好良すぎる気もしますが、また会えて嬉しいです😉
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少し前後しますが、ミノリーテン教会を紹介します。ミノリーテン教会では、13 世紀に建てられ、フランス ゴシック様式の特徴である美しい尖頭アーチと八角形の鐘楼が特徴ある教会です。教会の外壁にある美しい彫刻が施されています。

特段興味がある訳ではありませんでしたが、この教会に入ったのは「最後の晩餐のモザイク画」があると聞いていたからです。入場無料でしたが、私が入った時には丁度ミサが行われていて写真を撮れる雰囲気ではなくて、写真機をサイレントモードにして2,3枚撮って退散しました。
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ミノリーテン教会にはレオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」と同サイズのコピーがあります。モザイク画なので鮮やかです。聖母マリアの石像も有名と言うことでしたがミサの最中でしたので断念しました。 何故13世紀に建てられた教会にレオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」があるのかが興味があって入ったのです。 

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ネットで調べてもはっきりしませんが、 フランスのナポレオン1世がミラノで実物の「最後の晩餐」を観て感動し、立ち寄ったウィーンで1809年にジャコモ・ラファエリによって制作されたモザイク画だそうです(もの凄く細かなモザイクで一見したらモザイクとは思えません)。ウィーンで作られ、その後はパリに持って行く予定でした。しかし完成した時にはナポレオンは皇帝ではなくなったために、ハプスブルク家が買い取り、このままになった様です(詳細は分かりません)。 オリジナルと同じサイズ幅9.18メートル、高さ4.47メートルで制作されているとのこと。オリジナルは色が落ちたり不鮮明になってしまったのですが、こちらはモザイク画で色が鮮明に残っています。

今回は珍しく、夕食を予約をした素敵なレストランで頂きました。予約時間になりましたのでこれから向かいます(→次回へ

ウィーン観光(プラフッタでの夕食と聖ペーター教会)

(今回も長過ぎたので2つに分けて同日アップしました→前回)ウィーンは歩いて回れる距離に沢山の名所が並んでいます。街を歩くだけでもワクワクして楽しい街です。

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2023年の旅行もコロナの影響で渡航などの制限はなくなって来たのですが、帰国後直ぐに仕事になるために、少しでもコロナの感染を防ぎたい思惑があり、その為に部屋からの眺めが素晴らしい宿泊施設を選んでいました。 毎日のように観光の最後に地元のスーパーで夕食の食材を買って部屋で外の景色を眺めながらのスタイルが殆どでした。 この日はウィーン在住の日本の方にも勧められた為に予約をして入る事にしました。

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外観もシックなプラフッタ『PLACHUTTA』です。時間の5分前に到着しましたが、予約した名前を言うと直ぐに席に案内して貰いました。
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このブログを長年観ていらっしゃる方々はご存じと思いますが、料理に関しての知識はほぼゼロに近く、味の微妙さや善し悪しも理解出来ない私ですので、あまり美味しさをお伝え出来ません。ご了承を🙇
メニューを一応見ていますが、最初から薦められた料理を注文しました😅
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メニューだけでなくお皿の部分にも牛の各部分の名前が記載されていました。ウィーン在住の日本の方に「ウィーンらしい食事の店でお薦めありますか」と質問をして紹介して貰ったお店です。ターフェルシュピッツ(Tafelspitz)専門店プラフッタ『PLACHUTTA』で、ターフェルシュピッツとは「尻と腿の間の肉」のことのようです。


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ウェーターからどこから来たのと聞かれて「日本」と答えると、日本語で書かれたターフェルシュピッツの食べ方カードを準備してくれました。成る程とこの説明文を見ながら食べることに(有難いサービスです)。

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プラフッタでターフェルシュピッツを注文すると、野菜と肉が入った鍋がすぐにテーブルに運ばれてきます。結構の量があります😃
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具も柔らかく食べやすいです。スープは絶妙な味で薄くもなく濃厚で在りながら味が強くないのも次の料理の邪魔をしない味付けでした。他の方のブログ記事を見ても絶品と書いている方も多く、まあ私の舌も妥当な意見を述べた様です😅

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ジャガイモなどにかける2種類のソース(前がタルタルソース?のような奴で、奥がリンゴをスリスリした少し酸味のあるソース。🙇私には表現出来ません)が準備されていました。こんなに使わないと思う程盛られています。
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メインのお肉と後ろの丸いものは牛の骨髄が入ったいます。写真を撮る前に少し食べたために減ってしまっています🙏 付け合わせは定番のほうれん草クリームとカリカリポテトとなっています。

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私は先に食べてしまったので、隣の相棒に「待って」と遮って撮りました(笑)。いわゆる神経叢の部位で脂分が多い場所になっています。弾力がありスプーンで取りながらパンと一緒に食べる方が良いかも知れません。初めて食べた微妙😅な味でした。
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 細かいことは忘れましたが、想像したよりも安くて1人1万~1万5千円程度だったと思います(最近欧米の食事はバカ高いです😢)。初めて食べるような料理もあり店の雰囲気も良くて来た甲斐がありました。満足して外に出たらすっかり暗くなっていました。

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宿泊のアパートメントのあるシュテファン大聖堂の広場に寄り道しながら向かいます。旅行も残す1日となりましたが、改めて異国の空間に身を置いているのだと感動しながらの散策です。明日の昼間の無料(パイプオルガン)コンサートで入る予定の聖ペーター教会です。灯りが付いていて、近くで写真を撮っていたら観光客らしい方々が出てきました。
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私は勘違いをして夜も入れるのだと間違って入ったのです(後で気づいてことですが。入り口でノーチェックでした)。中には数名が残っていて教会の写真を撮っていました。私も何も考えずに写真を撮らせて貰いました(おそらく係の方もコンサートを聞いた観客だと思ったのかも知れません😅)
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実はこれまで有料のコンサートを行っていたようでそれが終了した出てきた方とコンサートを聴いた後に残って写真を撮っている方達でした。制服を着た方が「そろそろ閉めますよ」と声をかけられ、私も残っていた数名と供に教会を出ました(コンサートを聴いていないのでゴメンなさいです)
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教会の入り口にある案内板です。この教会は毎日13時30分から無料のコンサートがあることでも有名です。私達も明日はこの時間に合わせて街歩きを計画していました。
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翌日13時頃には教会の中に入り写真などを撮って、コンサートを待つことにしました。私達以外の観光客も続々と集まって来ました。
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ペーター教会はウィーン1区の歩行者天国グラーベン通りの少し奥に位置するローマ・カトリック教会で今回宿泊のアパートメントからも直ぐでしたので朝に夕に何度もその前を通りました。
創設は4世紀後半と言われ、ウィーンで最も古い教会の一つだそうです。現在の建物は1701年から1733年に建設され、設計はベルヴェデーレ宮殿も手がけた建築家ルーカス・フォン・ヒルデブラントによるものです。ウィーンでは初のバロック様式のドーム建築だそうですが、やはりカトリックの教会だけあって内装も豪華絢爛です。
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高い天井のドーム最高部位には鳩が絵がかれていました。
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パイプオルガンも豪華で、今日はこのオルガンの音色が聞けるのかと嬉しくなります。無料でやっているのは特に有り難いです。
・・・しかし時間近くになるとどうもコンサートの様子が違う気になりました。私達のような観光客もそわそわとしています。次第に正装した紳士淑女の皆様方が集まって来て、秘密結社の集まりのようになって来ました。私達もここにいて良いのかと思いながら席を立たずに観ていると、司祭が何やら話して式典が始まりました・・・いくつか写真を撮りましたが・・厳粛な雰囲気なので1枚だけ紹介致します。
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はっきりはしませんが、長年軍にいた方の名誉ある式典のようでした。1時間ぐらい続きましたが終わるまで観て教会を後にしました。コンサートを聴くことは出来ませんでしたが、ある意味このような式典を観ることが出来たのはラッキーだったのかも知れません。こんなことも旅の楽しみなのです😃

2024年8月11日 (日)

ウィーン王宮と付属図書館(オーストリア国立図書館プルンクザール)及び霊廟


今回のブログではウィーン王宮とこの旅行で行きたかった王宮内の付属図書館、そして歴代のハウスブルック家の霊廟を紹介したいと思います。

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<ウィーン王宮>

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王宮の正面は現在工事中で正面かは綺麗に撮れませんでした。
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40年近く前に初めて訪れたウィーンで石の文化に圧倒されたものでした。日本の木の文化も繊細で美しいのですが、石で建築された建物は何百年経っても変化がありません。巨大で天井も高いのです😃
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姿形は違えど2対の彫刻でイメージするのは、日本では「風神と雷神」の像になるのかも知れません。いずれも迫力のある姿です。
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<オーストリア国立図書館プルンクザール>
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今回初めて王宮内の附属図書館を予約して見学しました。オーストリア国立図書館プルンクザールは少し分かりづらいのですが、ホーフブルク王宮のミヒャエル門からアルベルティーナ広場へと向かう右手、ヨーゼフ広場に位置しています。
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ヨーロッパ諸国を旅行すると美しい図書館に出会えます。それだけ書物は大切だったと思いますし文化の象徴だったのかも知れません。ハプスブルク皇帝が暮らしたホーフブルク王宮の中に「オーストリア国立図書館プルンクザール」があります。1723年に皇帝カール6世(マリア・テレジアの父)の命によって建設された壮麗な図書館です。
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歴史的価値の高い手稿や稀覯本を含む20万冊以上の蔵書が18メートルに達する天井ギリギリまで陳列されている光景は、圧巻の一言です。実際に係りの方が梯子に登って図書を整理(チェック?)していました。かなりの高さがあるので当時も取り出すのも大変だったかも知れません。
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宮廷建築の巨匠フィッシャー・フォン・エルラッハ父子によるバロック建築の傑作であると言われています。
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中央には英雄姿のカール6世の彫像が鎮座しています。カール6世を知らなくても、長女のマリア・テレジアは多くの方が知っていると思います。オーストリアでは1700年代に法律で国王に男子がいない場合には女子が王位継承をすることが明記されていました。どこかの国と違い早々と制定されています。
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内容は分かりませんが、日本の葛飾北斎の浮世絵の表紙の本がケースの中で展示されていました。きっと貴重な本なのでしょうね。
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天井にはダニエル・グランによる華麗なフレスコ画が描かれています。
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今回訪ねることが出来て良かったです(これまで日程が合わずに見ることが出来ませんでした😂)。大規模で圧巻の美しい図書館でした(小さいながらメルク修道院の図書館も美しかったですメルク修道院)。なお似たような名前ですのが、新王宮にあるオーストリア国立図書館は、現在も利用されている公立図書館ですので、間違えないようにご注意ください。 

<カプツィーナー納骨堂(KapuzinergruftWiena)>
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今回の旅行を調べる中でカプツィーナー納骨堂(KapuzinergruftWiena)がありました。これまでの記憶になかった場所でした。あまり目立つような建物ではなくて通り過ぎていたのかも知れません。

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上の写真の旗がある場所のプレートを拡大した写真です。このプレートがあるのは「ウィーン市が歴史的建物であるという認定」ということだそうです。カプツィーナー霊廟は、1618年から1633年にかけて建設されたようです。
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比較的小さな教会で、一人の女性が座っているだけで期待したより小さいと感じる大きさでした。
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1階の教会の中は自由に入れますが、地下の霊廟へは料金がかかります(8.5€?)。実際に入って観て感想ではここに来たら料金を払っても入った方が良いと思います。 私の方は次の時間が迫っていましたのでゆっくり出来なかったのが残念なほどすごい納骨堂です。駆け足で写真だけ撮って移動でしたので勿体無い気がしました。上の写真のように教会内は観光客はいなくて静かだったのですが、ここは結構人が多くて写真撮影に困るほどでした(団体客?)。
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装飾が施された霊廟の前では特に観光客が写真撮影されていて、その合間から写真を撮りました。これはあの有名な女帝マリア・テレジアとその夫シュテファンの棺となります。装飾てんこ盛りの棺となっています。
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皇帝フランツ・ヨーゼフと日本でも人気の高い皇妃エリーザベト、そしてルドルフ皇太子の棺が並でいるのがありました。時間をかけて誰の棺かを確認してから回ってみたい場所でした。 歴史が好きな人にとってはウィーンの穴場的な教会(霊廟)かも知れません。

2024年8月 4日 (日)

ウィーン最高の宿泊地(Pension Sacher)とシュテファン大聖堂

2023年のオーストリア旅行の最後となるウィーン観光です。私が初めて出かけたヨーロッパがウィーンでした。その時の衝撃が今でも私をヨーロッパへと向かわせているのかも知れません(→華の都ウィーン)。その後ウィーンへは4回ほど立ち寄ったことがありました。 毎回この整然とした美しい街には感動します。 世界は美しい場所や見るべき場所が沢山ありますのでここが1番と言える場所は私にはありません。しかし少なくともウィーンは訪ねた方が良い場所に絶対上げる場所だと思っています。

 

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初めて出かけたザルツブルグで音楽祭も楽しんだ後に早朝にウィーンへと移動しました。
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ザルツブルグからリンツ(オーストリア第二の都市)を経由してウィーンに向かいますが途中途中は長閑な田園風景が広がります。
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上にGoogle地図でウィーン中心地を示します。有名どころが全部歩いて回れる距離にあります。
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ウィーンで最も有名なのがこのステファン大聖堂だと思います。今回は個人旅行ですのでこの旅行が決まった時点で、大まかなルートと宿泊場所の選定になります。1番重要視するのが立地場所で、旅行中は寸暇を惜しんで朝から夜まで歩き回るための必須条件となります。
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ウィーンの宿泊先を色々と調べる中でPension Sacher - Apartments am Stephansplatzが見つかりました。昔訪ねた時にはなかった施設だと思います。こちらの部屋からの眺めが最高なのです。それにこの一等地にしてはリーゾナブルな値段ですぐに予約を入れました。 宿泊して後で分かったことですが、この部屋のオーナーさんの関係者で日本人の方がいらっしゃいます。部屋に置いてあったリーフレットも日本語で書かれています。これからウィーン観光をお考えの方はお薦めです。

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シュテファン大聖堂の斜めに出来たガラス張りのDo&Co Hotel viennaです。こちらからの眺めも良いと思いますが、ステファン大聖堂が見える部屋は結構な値段だと思います。私が初めてウィーンを訪ねた1986年にはなかった建物です。建築界のノーベル賞とも称されるプリツカー賞を受賞した建築家Hans Hollein氏による、ガラスとスチールを組み合わせたポストモダンなホテルとのことです。2回目か3回目の旅行の時だったお思いますが、初めてこの建物を見た時にはモダンすぎてシュテファン大聖堂の広場の一角には合わない気がしました。今ではこのガラス面から映るシュテファン大聖堂の姿も好きになりました😅 5つ星のホテルで最上階のスィートルームからの眺めは見事だそうです。興味ある方はこちらも検索してはいかがでしょうか😆

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さて、話を戻して、私がPension Sacherを選んだ理由がここらの眺めとなります。シュテファン大聖堂に面した大きな窓を持つ2部屋があります。リビングルームとベットルームです。
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私が憧れた眺めです。4回目のウィーンでシュテファン大聖堂を1日中眺められる部屋となっています。
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これまで下から見上げるシュテファン大聖堂を同じ高さから見ることが出来ました。正面に先ほどのDo&Co Hotel viennaも見えます。
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ここは昔からの建物をリノベーションして宿泊施設に変えたと思います。部屋の中も綺麗ですし調度品も整っています。私は2泊ですが洗濯機なども備え付けられていて長期滞在も良いと思います。
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夜の眺めです。何もいうことはございません😘・・・ただただ美しいです。階下は10時ごろまでは結構騒がしいのですがそれ以降は観光客も少なくなり静かです。窓のサッシもしっかりしていますので閉めればほとんど気になることはありませんでした。
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23時ごろのシュテファン大聖堂です。結構タクシーは並んでいました。
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夜明けのシュテファン大聖堂です。人通りはなくて静かな広場です。
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日中はあれほど人混みでいっぱいなこの大聖堂も朝早くは静かでした。このような静かな時間帯で観て回れるのも宿泊地選択の重要点だと感じます。
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私たちも含めてこの大きな大聖堂で数名しかいませんでした。これから1日が始まる前の静寂さが好きです。
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夢のような滞在時間でした。またいつの日か宿泊したい場所が見つかりました😆

2024年7月28日 (日)

インスブルック観光2(凱旋門〜黄金の小屋根)

前回のインスブルック観光1の続きですが、前回先に食事の予約場所に行ったために、通常の観光で駅から入るルートで順に紹介したいと思います(本当は逆ルートで進んでしまいましたが・・・😅)

<先ほどまでは一塊でアップしようと考えたのですが、間延びして長くなりすぎたので、インスブルック観光No2とNo3に分けました。日曜日にNo2とNo3の2つをアップします>

インスブルック中央駅から凱旋門を通り、マリアテレジア通りを進んで王宮や黄金の小屋根と進むのが定番順路と思います。

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インスブルック中央駅から延びるサルールナー通り西に5分ぐらい歩くと凱旋門に着きます。
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凱旋門はマリア・テレジアが息子のレオポルトの結婚式の記念として1765年に建築したとのことです。莫大な権力を有していたマリア・テレジアの財力が伺えて来ます。

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しかしこの時期を同じくして夫のフランツ1世が死去したため、凱旋門の片側には「生と幸福」もう一方には「死と悲しみ」のテーマで彫刻が彫られたそうです。

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凱旋門を北(旧市街地)へ向かう通りが、メイン通りとなる「マリア・テレンジア通りMaria-Theresien-Ate.」となります。天気が良ければノルトケッテの山々が見えて最高の撮影スポットとなる場所です。これだけはどうしようもないことですが、きっと山と街が織りなす風景は美しいのだろうと想像できました。
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マリア・テレジア通りの中心部にアンナ記念柱Annasaule が建っています。
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マリア・テレジア通りから有名な黄金の小屋根に進む通りは名前を変え「ヘルツォーク・フリードリッヒ通り」となります。この通りの周りも美しい建物が立ち並んでいます。どこをとっても絵になります。
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シンスブルックのシンボルとなる黄金の小屋根となる場所です。もっと輝いているかと思いの方にはちょっと迫力不足のような気もします(日本の銀閣寺や中尊寺の金色堂の方がインパクトがあります😂)
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1500年に完成したこの屋根は、2,657枚の金箔を貼った銅製のタイルでできているそうです。神聖ローマ皇帝 マクシミリアン1世がビアンカ・マリア・スフォルツァと結婚したことを記念したものとなっています。やはり結婚はその当時は政略結婚も多く、この結婚が両者を結びつけるために大々的に行われたのかも知れません(憶測です🙏)。皇帝と皇妃は下の広場で開かれる祭りやトーナメント、その他催しを黄金の小屋根のバルコニーから眺めたとのこと(これは事実です😆)。

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黄金の屋根の隣にあるヘルプリングハウスです。細かな装飾が鮮やかな建築物となっています。
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インスブルックNo3へと続きます。

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