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旅行・地域

2023年12月10日 (日)

グラーツ観光No4(聖心教会Herz Jesu Kircheと洗礼式の様子)

グラーツの中心地からトラムに乗って聖心教会(Herz Jesu Kirche)へと出かけました。海外では散策しながら綺麗な教会を見つけると出かけることにしています。昼食を終えてハウプト広場に戻り、そこからトラム3号線のKrenngasse行きに乗り、5つ目の停留所「Herz-Jesu-Kirche」で下りると高い尖塔が観ててきます。

Wikipediaによるとヘルツ・イエズス教会聖心教会:Herz Jesu Kirche) は、オーストリアのグラーツで最大の教会だとことです。建築家ゲオルグ・ハウバーリッサーによって細部に至るまで設計され、1881 年から 1887 年にかけて建設されたそうですので、思ったより新しい教会です。 ネオゴシック様式で設計された教会となっています。

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丸い大きなバラ窓に赤い壁と左右非対称ですが均衡が取れた高い尖った尖塔が美しいです。オーストリア国内でも3番目に大きく、尖塔の高さは109.6mもあるそうです。
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重厚なドアが閉まっていましたので、少し押して見ると開いているようで入る事にしました。
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入ると、祭壇の方で、何かの儀式が行われるようです。直ぐに賛美歌がなったり十数名の参加者と神父さんと助手の方や写真を撮る方もいました。なんと行われるのは「洗礼式」のようでした。これまで途中や終わった後の状況を観たことがありました。まさか最初から観ることになるとは・・・内心は困ったと思ったのですが、待っている間、音を立てずにビデオで録画しました。長くなりそうなら教会の内部見学は諦めようかと思ったのですが、大凡20分程度で終わりました。その後皆さん方が出て行ったので、奥に進み写真を撮ることが出来ました。
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周りの絵画や彫刻、シャンデリアも美しい教会です。
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天井画は施されていませんが、かなり高く広々とした教会です。
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入り口側を振り返ると大きなバラ窓とパイプオルガンがありました。この空間で音楽を聞いてみたいと思う素敵な教会でした。ガイドブックなどにはあまり載っていない教会でしたが綺麗な大きな教会でした。
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(洗礼式の模様)

信者ではありませんので、詳しいことは分かりませんが、Wikipedeaによると洗礼は「キリスト教の入信に際して行われるサクラメントの中心的な儀式で、水の中に沈める」と言う意味。儀式は、浸水または灌水や滴礼によって行われる。 カトリック教会、正教会、聖公会および大半のプロテスタントで「洗礼」と表記されるが、バプテスト教会では専ら「浸礼」または「バプテスマ」と表記される」と書いてありました。

これまで旅行の時に洗礼式をやっている所を見たことがあったのですが、今回ほぼ始まりから終わりまで見ることができました。

(幼児)洗礼式はBattesimo(バッテジモ)と呼ばれ、1歳ごろまでの赤ちゃんが教会で神父様からの洗礼を受けます。洗礼式では親が赤ちゃんの代わりにカトリックになる宣誓をしたり、神父様が聖水でお浄めをしたりします。これが済むと、赤ちゃんにも周りの人から「あなたもキリスト教徒の仲間入りね」とされるそうです・・・私なら勝手に決めないでと赤ちゃんながら思っていたかも😅
式の後は参列者を交えて皆でパーティを開き、ランチをみんなで楽しんだり、赤ちゃんへはギフトが配られたりと、昼から盛大に祝福をします。

なんとなく日本の伝統行事の子供が1歳の誕生日を迎える「初誕生」に似ている感じです(日本では宗教的な意味合いは少ないですね)。子供が何を取るのかという「選び取り」をするのは日本の伝統行事で、親やジジババが勝手にこの子にはこの才能があると思い込んで喜ぶ行事です😛。

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本当は綺麗な写真を撮ったのですが、許可を頂いていませんので、わざと遠方からのぼやけた写真を提示します😅

私達は中で子供の洗礼式が行われているのも知らずに、教会に入りました(ドアも開いていたので問題ないと思いますが・・・)流石にこれから式が始まる感じでしたので私達は入り口のドアの近くで静かに待機しました。音を立てないように観察しました。

祭壇の前で、両親と祖母が乳児を抱いて、神父さんの話や、両親の宣言(?)などの読み上げがあったり、音楽が鳴って皆で唄ったりしながら行われていました。細かいのは見えませんでしたが、子供の頭に水をかける様子もありました。ここでは全身をつけたりはしてないようでした(全身を浸したりする場合もあるようですが・・)。これをやることで「この子はキリスト教徒の仲間入り」が出来るとのことです。その後18歳の時に本当にキリスト教徒になるのかどうかを尋ねる儀式?もあるようです。

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両親や家族、またお姉ちゃん?などの小さな子供の民族衣装も可愛らしいかったです。

20分程度で式も滞りなく終わり、皆が連れだって正面の通路を出てきたので「おめでとう」と一応声をかけたら、嬉しそうに返してくれました。キリスト教徒に取っては特別な儀式なのでしょうね。

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教会の入り口で皆で写真を撮って、その後は食事会をするようで、これが一連の洗礼式の流れのようです。初めて最初から最後まで儀式を観れてよい経験になりました。お子様がすくすくと元気に育つことをお祈り致します。

2023年12月 3日 (日)

グラーツ観光No3(カイザー・ヨーゼフ広場のファーマーズ・マーケット、オペラ座、Café Mitte昼食)

(前回の続きです→グラーツNo2) グラーツの2日目の朝を迎えました。
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ホテルから見える朝焼けの街並みが美しいです。このまま観ておきたいのですが、今日もやることがいっぱいですので、朝食後直ぐに出かけました。
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土曜日の朝はカイザー・ヨーゼフ広場でファーマーズ・マーケット(朝市)が開かれると事前に知っていました。ヨーロッパは土曜や日曜日に朝市が開かれることも多くあります。地元の食材や特産物も売っていたり、地元の方々の行動も分かりやすいので朝市があると観に出かけることが多いです。
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ファーマーズ・マーケットでは、新鮮な野菜や果物、自家製のワインなどの酒類やジュース、塩漬け肉、焼き立ての黒パン、ハチミツ、ジャムやケーキなどを売っています。多くのお店が出店していて、散策するだけで楽しいです。
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自家製のジャムなども美味しそうです。ラベルなども可愛らしくつい買ってしまいたいぐらいです。
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近郊からこのような新鮮な肉類も売っていました。常連さんなのでしょうか? 店主とお喋りをしながら地元の方が買い求めていました。
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カイザー・ヨーゼフ広場から道を挟んでオペラ座があります。ネオ・バロック様式の現在のオペラハウスが建設されたのは1899年だそうです。第二次世界大戦の爆撃で被害を受けたそうですが、戦後すぐに修復されたそうです。その後1983年から2年の歳月をかけて大規模な修繕工事が行われ、現在の形となっています。
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グラーツのオペラ座の中は洗練された空間にまばゆい金の装飾とシャンデリアがある、優美なオペラハウスですそうです。今回残念ながら中に入ることは出来ませんでした。時間と演目があれば、ネットで公演を予約して出かけるのも良いと考えます。

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古典的なオペラ座の近くに、奇妙な鉄製の建造物が在りました。ネットで調べるとStatue Lichtschwert(Statue Lightsword)と書いてありました。オーストリアの芸術家ハルトムート・スケビッシュの作品の「光の剣の像」は、1992 年にシュタイリッシャー ハーブスト フェスティバルの機会にオペラ ハウスの前に建てられたとのこと。 アーティストは、アメリカ発見 500 周年のお祝いに触発され、ニューヨークの自由の女神を基にして、同じ高さの 54 メートルにしたとのことです 。余り意味が分からなかったので写真は撮りましたが素通りです😅

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オペラ座を観た後はまたもやグラーツのメイン通りのHerreng通りへと向かいました。天気もよくてとてもよい散歩日和です

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昨日出かけた市庁舎があるハウプト広場(Hauptplatz)から反対側にある小さな広場がありました。花壇と噴水のある池の間にマリア像の塔のある広場となっています。周りにはベンチがあり、多くの方が座って読書をしたりアイスクリームを食べていたりを思い思いに時間を過ごしていました。


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通りに面して、昨日から気になっていた市教区教会(City Parish Church )の建物がありましたので訪ねることに。
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グラーツの賑やかな通りから、教会に入るとビックリする程の静寂の世界でした。ヨーロッパの教会は壁が厚いせいか外が喧騒でも中に入ると静かなのが特色のような気がします。街歩きで疲れていた時に教会に入ると静かですし、多くは無料で座ることも出来ますので便利です(オイオイ、休憩所じゃありません・・とお叱りを受けそうですが)
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この教会はもともとドミニコ会の修道院として造られたそうですが、第二次世界大戦の米軍の空襲で破壊され、戦後に再建された教会とのことです。多くの方の口コミで主祭壇の後ろを飾る大きな美しいステンドグラスが見応えあると記載されていました。このステンドグラスはナチスに迫害を受けたアルバート・ピルクレの作品です。
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美しいステンドグラスと宙に浮いた三次元のキリスト像が印象的でした。しかしそのステンドグラスには秘密か隠されているようです。

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祭壇正面にある三面のステンドグラスの作品の向かって左側の赤い衣服をまとったキリストの迫害のシーンを拡大すると、作者の意図により、迫害するローマ兵に紛れてヒトラーとムッソリーニが隠されていました。これはビルクレ自身がナチスから迫害を受けたことと、キリストを迫害するローマ兵の中に「ヒットラーとムッソリーニ」をあえて書き加えたとのことです。確かにヒットラーとムッソリーニの顔が描いていました。

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街歩きをしながら、昼食をとるために、予約したCafé Mitteに向かいました。イタリア料理がメインのようですが、気楽にピザを食べて直ぐに街歩きをしたいために選びました。味音痴の私ですが、皆さん方の口コミもまあまあでしたの選んだのです。

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場所はっきりしませんが、ヨーロッパでよく見かけるペスト記念碑です。

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Café Mitteは予約していましたので、直ぐに席に案内され、コーラとビザを注文しました。グラーツで評判のお店だけあって、美味しいビザでした💝 さて直ぐに街歩き再開です(続く)。

2023年11月26日 (日)

グラーツ旅行記No2(グラーツ大聖堂、王宮、国立音楽大学、グロッケンシュピールハウスなど)

グラーツ旅行記No2(グラーツ大聖堂、王宮、国立音楽大学、グロッケンシュピールハウスなど)

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→前回の続きです。 城山を降りて旧市街地の観光に向かいました。するとなんとなく古い門構えのお店があり、覗くことに。「HofbäckereiEdegger-Tax」という名前のお店です。私は全く知りませんでしたが日本の京都にもその支店があるあるようです。(この公式サイトですグラーツの本店の公式サイト(ドイツ語です)

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日本のHPによるとグラーツ最古のベーカリー Hofbäckerei Edegger-Tax(ホーフベッカライ エーデッガー・タックス) となっています。公式な文献には1569年創業との記述がありますが、14世紀にはすでにベーカリーとして営業していたとも伝えられています。

1883年、ハプスブルク帝国の皇帝フランツ・ヨーゼフ1世のグラーツ滞在に際してパンを献上したのをきっかけに、1888年5月「オーストリア-ハンガリー帝国王家御用達」の称号を授かります。以来、王の(hof) ベーカリー(bäckerei) =「ホーフベッカライ」の名のごとく、宮廷にパンを献上し続けました。ハプスブルク家の象徴である“双頭の鷲”をトレードマークに使用できるのは御用達店だけに与えられた特権。グラーツ本店のファサードには見事な樫の木のレリーフとともに、黄金の鷲が訪問客を迎えています。

私にとってはこの歴史や門構えに興味がありました。肖像権がありますので、名前で隠しましたが、アイスクリームを頬張りながら歩く子供達がとても可愛かったですよ。

<グラーツ大聖堂:Grazer Dom>
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この日は天気も良くて、沖縄にいる時に太陽にあたる生活をしていませんので、帽子を被りましたが一気に日焼けしてしまいました。 

グラーツ大聖堂(ドイツ語: Grazer Dom)は、オーストリア第2の都市グラーツにあるカトリック教会となります。グラーツでは単にドーム(Dom=大聖堂)と呼ばれています。大聖堂と名前がつくように、この地方の教区の司教座がある最も位の高い教会となります。

やはり歴史は古くこの大聖堂は神聖ローマ皇帝フリードリヒ3世により1438年から1462年に建設されたゴシック様式の建物となっています。教会堂の隣りにはグラーツ霊廟(Mausoleum)も併設されています。

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グラーツ大聖堂は外観は意外とシンプルでしたが、中はカトリックの教会らしくフレスコ画や天井も装飾も素晴らしいですし、祭壇なども豪華となっていました。やはり内部はプロテスタントの教会とは違う雰囲気です。
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入り口の両側に 1 つずつ聖遺物の櫃が据えられています。元は 15 世紀中ごろにイタリアのマントヴァ公国から輿 (こし) 入れの道具として運ばれた長持ちを、イエズス会が殉教者の聖骨を納める櫃に転用したとのことです。
<王宮・らせん階段>
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グラーツ大聖堂からすぐ隣にある、王宮へと向かいました。王宮と言っても現在は州知事官邸となっているそうで博物館があるわけではありません。もとは皇帝フリードリヒ3世の居城だったそうですが、現在当時(1499年)のまま残っているのはゴシック様式の二重らせん階段だけとなっています。この螺旋階段を目当てに観光客は見にくるようです(私もですが😆)。
上の写真は王宮の中庭となっていて、正面の少し飛び出した部分が螺旋階段となっています。赤い矢印のところから入れます。もちろん無料です。
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二重のらせん階段右から上がっても左から上がっても、ぐるっと回って次のフロアでは一緒になり、また上に登ると左右のどこから行っても、行きつく場所は同じとなります。この階段は15世紀フリードリヒ3世の時代につくられた王宮で唯一残っているところだそうです。 当時の王様の遊び心で作った階段なのでしょうね。恋人同士なら左右に分かれてまた出会える楽しみがあるのかも知れません❤️〜❤️

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今回の旅行とは関係ありませんが、螺旋階段となるとレオナルドダビンチのフランス・シャンポール城を思い出したので、昔の古いアルバムをスキャンしました。やはりだいぶ規模は違いますね😆

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螺旋階段を見終わって入ったとことを振り返ると、グラーツ大聖堂の全体像が見えてきました。先ほど気がつかなかった左手にも丸い尖塔がありました。
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写真撮影の為に左手の路地を歩くと綺麗な丸いキューポラが見えてきました。
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更に進むと半球状のドームの上にマリア像と天使の像がある立派なファザードがあり、これがグラーツ大聖堂の正面かも知れません😅。小さな階段がありましたが、ツアーなのでしょうか多くの方が説明を受けていて階段を含めての撮影は出来ませんでした・・・と言うことは先ほど入ったのは大聖堂の裏口からだったのかも知れません😊
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王宮の隣にはGrazer Stadtkern(グラーツ市内中心)のモニュメントが立っていました。元のグラーツの中心点(地図で言う0地点かも知れません)

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中心の種の隣の駐車場です。なぜここを撮ったかと言うと実際の中心地はこの駐車場の中だそうです。詳細は不明ですが・・😅
<グラーツ国立音楽大学>
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今回のグラーツの旅行のアドバイスを貰った方がグラーツ音大に通った方で、その方から中の写真も頂きました。
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グラーツ大聖堂から市庁舎へ向かう細い路地を通り抜けてからくり時計のある建物へと向かいました。
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細い路地を歩きながら、建物の中や壁の装飾などをみるのも実に楽しいです。上の写真のように何故か像のレリーフがあったりします。レストランと関連があるのでしょうか?
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グロッケンシュピール広場 とカラクリ時計 >
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広場といっても小さなスペースしかありませんでした。からくり時計のある建物の1階はgottfried maurerという飲食店となっていました。からくり時計が動くのは午前11時、15時、18時の1日3回だそうです。私たちは18時に合わせて到着しました。
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午後6時に時計のチャイムが鳴り、ドアが開き、民族衣装をつけた男女がダンスをします。くるくると回る単純な仕掛けですが、意外と長く 6〜7分間は続きました。昨年出かけたスイスのベルンのからくり時計と比べて単純ですが時間はこちらの方が長いです。あまり期待をすると拍子抜けしますが、現代ではありませんので、昔なら感激する動きだったと想像しながら見るべきでしょうか😆
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仕掛け時計を見終わったので、また街歩き再開です。
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どのアイスクリーム店なのかわかりませんが、この写真を撮ったのはこの店舗のある場所でした。なんと教会の建物の一部が店舗となっています。教会と関連があるのでしょうか? わかりません。
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いつも間にかグラーツのメイン通りのヘレンガッセへ来てしまいました。グラーツ旧市街の中心部を走る広い通りで、市庁舎や州庁舎などがこの通り沿いにあります。すごく広々とした通りで、中央部分には路面電車も走っていました・・・轢かれないように中しましょう。
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通りの両サイドには中世の建物が整然と並んでいます。このように壁一面に凝った装飾がされている建物や高級店も軒を並べています。
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ここはグラーツの州庁舎の中庭になっています。ヘレンガッセには市庁舎と州庁舎があります。
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旧市街地から川を渡ってホテルの方角に向かいました。
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旧市街地と川を挟んだ反対側にも歴史のありそうな建物が並んでします。
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夕食はホテルに近いグラーツ老舗レストランの「DER STEIRER」を予約しています。ネットで調べたらオーストリアの地元の特色のある料理が人気のようでした。予約なしで入店すると入れなかったなどもありましたので、旅行前にこの日の19時30分に予約をしました。
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地元の定番のスープ料理です。いつもの通り料理の解説はできませんでしたが、見た目は辛そうに思えますが、辛さはなくて優しい味でした。お肉も柔らかく絶品です。料理を撮る癖がなくて、チキンに料理は半分食べたところで写真を撮り忘れたのことにきがついたのですが写真に撮ると無惨な姿に・・・反省😂
(グラーツ観光まだまだ続きます・・では次回)

2023年11月19日 (日)

グラーツ観光No1(クンストハウス、聖母救済教会、ムーアインゼル、シュロスベルク、時計塔)

ホテルの到着後(→前回の記事)、直ぐに行動開始です。ムール川を挟んで右側は旧市街で街全体が世界遺産となっています。

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ホテルを出て、川沿いを北へ向けて歩きます。上の地図の矢印の順で見学して歩きました。
<クンストハウス>
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このユニークな建物は美術館となっています。不思議な形で上から見ると丸い突起物もあって、巨大なナマコとかウミウシとかウーパールーパーなどの海洋生物に見えるなどと表現されています。私は最初に見た時に「風の谷のナウシカ」の出てくる「王蟲(オーム)」を思い出してしまいました。
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旅行前にネットでこの建物を観察するともう少し黒っぽい建物かと想像していましたが、実際はかなり光沢のある明るい建物でした。

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クンストハウス・グラーツ(Kunsthaus Graz)の名前の美術館となります。「クンストハウス」だけと検索したらクンストハウス・ウィーンも出てきました。ドイツ語でKunstとは「芸術」のことですので、この建物の固有名詞ではなかったのですね。
「クンストハウス・グラーツ」はロンドン現代美術館の館長を務めたこともあるピーター・クックと建築や都市計画に携わる会社のトップを務めるコリン・フルニエの二人の建築家によってデザイン、設計されたそうです(2003年竣工)。 一つ一つが946枚のアクリル板を組み合わせた様になっていています。それぞれに蛍光管が配置されていて、コンピューター制御により様々なグラフィックを描き出せるようになっています。


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中に入ると先ほどの外側から連続する生命体がすっぽりと柱によって支えられている様な構造となっていました。窓が大きく開いているせいで下を歩いても圧迫感はありません。
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1(orゼロ)階のフロアからは宇宙からの生命体を見上げるような状態となっています。
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1階のフロアには書店やショップなどが置かれていました。よく見ると日本の「招き猫」や「こけし」も売ってました。ここにも日本ブームがあるのでしょうか?
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1階のエレベータの前の係員にチケットを渡すと2階へと上がれます。2階以上は随時テーマ別に色々な展示会が催されています。折角ですので私たちも入ることにしました。私はリュックを担いでいましたので、大きな荷物は地下のロッカーに預ける必要があります(お金を入れて閉めて、開ける時に戻ってくる方法です。実際は値段がかかりませんが小銭が1ユーロ?が必要でした)。また地下のトイレはデザインよく綺麗ですので、荷物を受け取った後はトイレを済ませて出かけるのがいいと思います。無料です。
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前衛的な展示がなされていました。作品を見ながら上の階へと登って行きます。随時展示内容は変わるようです。
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上の階からはグラーツの街並みやこの建築の上層部を見ることが出来ます。
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ウミウシの様にとんがった部分は光を取り入れる窓となっていました。

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上部に作られている15の突起は天窓の役割もはたしていて、45度の角度が付けてありますが、一つだけは近くの時計塔の方を向いています(上の写真)。こちらにお寄りの際はこの窓も見つけて下さいね😉


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この建物は独特のデザインから古い街並みと調和しないと物議を醸しているそうです。個人的にはこんな奇抜な建物を世界遺産の街によく許したのだと思いました。しかしパリのエッフェル塔も最初は住民から大反対されたのことですので、この建物がグラーツに根付くのかはまだ未知数なのかも知れません。クンストハウスを出て裏の道を歩くと丸い巨大なお尻が道路に飛び出しています(笑)。

<聖母救済教会>
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クンストハウスから川より1つ中に入る通りを進むと母救済教会Mariahilfkircheが見えてきました。バロック様式の白亜の正面と双塔を持つ最も印象的な教会となっています。あまり大きく感じませんでしたが、中に入ると大きな庭園を擁する教会となっていました。マリアヒルフェル教会の歴史は 17 世紀初頭に遡り、1744 年から 2 つの教会塔を備えた現在の外観になったとのことです。
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教会のホームページによると「グラーツ・マリアヒルフ教区はグラーツの中心部に位置し、ムール川からはマリアヒルファー広場によってのみ隔てられています。 正面ファサードに印象的な 2 つの塔があるマリアヒルフの教区、修道院、巡礼教会は 1611 年に奉献されました。 グラーツ・マリアヒルフ教区は、同じ建物内に住むミノライト修道院の司祭たちによって管理されています」となっていました。中庭の形からすると修道院の一部でしょうか?
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ここのオルガンは,窓からの光を遮らないよう,あいだを開けて左右2つの対称形に分かれていて,造型的にも見事。
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天井にも細かなフレスコ画が描かれています。
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聖母救済教会を川沿いに向かって歩いて、グラーツの近代的な建築物のムーアインゼルに向かいました。


<ムーアインゼル>
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 クンストハウスと同様に世界遺産の中世の街のグラーツに突然近代的な構造物の橋が建築されています。ムーア川の両岸にかけられた巨大な貝のような形をした建造物があります。「ムーアに浮かぶ貝」という名のムーアインゼルです。長さ約50メートル、幅約20メートル。両橋の間にはカフェやシアターなどの人工の中洲のような構造となっています。2本の桟橋によって川の両岸とつながっていますので、もちろん無料の橋として通行できますし、中洲にはカフェとシアター、花屋さんなどもありました。以前テレビでこの場所でパーティーが開かれいたのを見たことがありました。設計は、ニューヨーク出身のヴィト・アコンチによるそうです。2003年、ヨーロッパの特定の都市で一年間を通じてさまざまなイベントを行う文化事業の開催地「欧州文化首都」にグラーツが選ばれたことを記念して、建造された。古い街と未来的な街が混ざり合った不思議なグラーツです。この様な新しいことを受け入れるのは学園都市として若者たちが多いからかも知れませんね。
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グラーツが2003年欧州文化都市を記念して建設した橋だそうで、最初1年で取壊し予定したとのことです。人々に人気がある為にこのまま現在まで存続していると記載されていました。わざわざ造って壊すなんてもったいないですよね。
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この橋を渡って旧市街地を見下せる城山に向かって歩きました。
<シュロスベルク+時計塔
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グラーツの小高いシュロスベルク(城山)には、正面のジグザクの階段を登ることもできますし、その正面には有料ですがエレベーターがあります(片道2€?)。

現在では山の上には城がなく城壁しか残っていません。「グラーツ」とは、スラブ系の言語で「城」や「砦」を示しますので、この跡こそがグラーツのシンボルなのかも知れません。12世紀には既にシュロスベルクの山上には城があり、難攻不落の要塞として名を馳せていました。15世紀から16世紀にかけてのオスマントルコ侵攻も何度も耐えきったシュロスベルクの城だそうで一度も陥落したことがありませんでした。

オーストリアはナポレオンによる戦争でフランス統治下に置かれてしまいます。その戦争(1809年)でもフランス軍攻撃されますが、陥落しませんでした。 しかしオーストリアの首都であるウィーンがフランス軍により陥落した後は戦争に負けてしまいグラーツも解錠されることになります。ナポレオンはこの城の取り壊しを命じます。こうして、一度も陥落したことがないまま、1810年にシュロスベルクの城は解体されました。



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シュロスベルクの山上へのルートは、ケーブルカー、エレベーター、階段(これが市街地より正面見える側にあります)、城山の裏のなだらかな坂道の4つがあります。見晴らしがいいとのことで今回は1890年建造のケーブルカーを利用して登ることにしました。シュロスベルクは町の中心部との高度差が123mとそれほど高くないですが、天気も良く眺めも素晴らしいです。夜もグラーツの街を見たかったために、今回は24時間有効なチケットを購入しました。
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ケーブルカーを降りると、レストランなどがありますがこのままなだらかな坂を歩いて、旧市街地が見える場所に移動しました。

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先ほど歩いて来たところですが、爆薬庫だった建物を使ったワインレストランとなっていてグラーツを見下ろしながら飲食をとることが出来ます。

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そこから、時計塔を目指して歩いて行きます。
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ナポレオンにより解体された城ですが、その時もこの時計塔だけは市民に時間を知らせるために解体を免れたそうで、唯一の生き残りとなっています。高さは28メートルあり、この位置からですのグラーツの街がよく見えます。
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短針と長針が逆という世界でもまれな時計塔ですが、どうしてそんなことになったのでしょう。当地観光案内所発行の日本語の小冊子によると、「元来時計塔には、分を指す長針はなく、時を指す短針しかありませんでした。のちに長針をとりつける際に、長針と短針を取り違えてしまった」(原文のまま)のだそうです。今ではうっかりミスがグラーツの名所を産んだのでした。確かに以前は何分よりも何時が重要で、町から時計を見上げた時に、分より時間が分かるように最初は短針しかなかったのも頷けます。

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時計塔の広場になる肖像を写真に収めたのですが、これがなんなのかわかりませんでした😅 台座にある「FURCHTLOS UNDTREU」の文字で検索してみると次のようでした。 シュタイアーマルク州の首都グラーツのシュロスベルクにある歩兵第27連隊。この記念碑は、歩兵第 27 連隊創立 250 周年を記念して建てられ、1932 年 7 月 3 日にアントン リンテレン知事によって儀式的に除幕されました。 これはヴィルヘルム ゲッサー (1881 ~ 1966) の作品で、片手に穀物の束を持ち、もう一方の手に剣を持った若者の等身大の裸体が描かれており、台座には連隊のモットーである「大胆不敵」が刻まれています・・・となっていました。
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時計塔の近くにレストランがあり、飲み物だけでも入る事が出来ます。少し水分補給と休憩もかねて入る事に。丁度反対側が見渡せる席が空いたためにそこに案内されました。上の写真は先ほどと反対側のグラーツの街並みとなります。
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時計塔の周りには城の取り壊し後に作られた庭園があり、ここから260段の階段で山を下りていきます。昔からあると思っていましたが、この階段は比較的新しく、第一次世界大戦中に作られたため、「戦争階段」という名がつけられいます。
では以前はどの様に登ったかというと、この城山の反対側には曲がりくねってはいますが、比較的大きな道路が市内まで続いています。ここものんびりと歩けます。降りて来たら、城山の麓のトンネルと繋がっていて歩いてくるとちょうど今の位置に戻ることが出来ます。
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これからも市内への観光は続きます。

2023年11月12日 (日)

Grand Hôtel Wiesler - Centre of Graz滞在記

これまでオーストリアには3回ほど旅行したことがありますが、多くはウィーンを中心とした旅でした。グラーツはオーストリア第2の都市というのに旅行者にはあまり有名な都市ではないと言うのが私の印象でした。

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今回の主なルートとなりますが、ウィーンはチェコのプラハやハンガリーのブタペストの周遊や単独でも旅行先に選ぶ機会があります。 ザルツブルグやインスブルグはドイツ観光やスイス観光に取り込む場合もありますし、有名な景勝地のハルシュタット観光も交通の便利性からするとザルツブルグやウィーンからのアクセスも良くて多くのツアーが開催されています。上の地図でわかる様にグラーツを観光ルートに入れるかどうかは個人旅行の場合は常に迷うことだと思っています。
 今回グラーツだけではもったいなので、60Km南に行けばスロベニアのマリボルにも行けるのでどうしようか最後まで迷っていました。グラーツの音大にいる日本人に連絡を取ることが出来て、今回の観光について相談をしたらグラーツだけでも見るところは多いですよとアドバイスをいただきました。それで丸2日間グラールの名所を回ることに決定しました。
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Wikkipediaによると、グラーツはグラーツ盆地のムール川沿いに位置し、学生や研究者数が6万人を誇る大学都市としての学術面や工業化による発展が目覚ましい歴史を持つ都市とのことです。市街はグラーツ盆地の北部に広がっているそうで東、北、西を400m級のグラーツ山地の山々に囲まれ、南方はグラーツ平野に通じるとのことです。

グラーツの気候はウィーンなどのパノニア気候と比べて地中海沿岸地域からの水蒸気による降水量が多いも、アルプス山脈の南東側に位置するため偏西風が遮られ晴れやすい。平均気温は9度程度とことで、冬は盆地のこともあり寒いとのことです。

古代ローマ帝国の時代に設けられた砦がグラーツの起源であり、町の語源はスラブ語で「砦」を意味する「グラデツ」からきているとのこと(スラブ語のグラデツ(小さい城)に由来との説もあり)

・・・ここでも古代ローマ帝国恐るべしです(→イギリスのロンドンの起源も紀元43年に古代ローマ人によって建設された城塞都市Londiniumを起源とすることを思い出しました)。中世後期よりハプスブルク家の支配下におかれ発展します。1586年、グラーツ大学が創設され、同大学でヨハネス・ケプラーなど様々な学者が教壇に立ったとのことです。

オーストリア第2の都市グラーツは、中世の建物が数多く残る建築都市として知られています。1999年に旧市街が世界遺産に登録され、2010年には郊外のエッゲンベルク城が拡大登録されました。


今回はグラーツの宿泊ホテルについて記載します。
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今回のグラーツのホテルは「Grand Hôtel Wiesler - Centre of Graz」を選びました。いつものことですが私の宿泊選びは、朝夕・夜まで周りを散策できたる便利な位置にあること、可能ならホテルの窓から美しい街の景色が見えることを最初の条件にしています。部屋の豪華さや食事の有無などは全く気にしていません。いくつかの宿泊サイトを見ながら、そのホテルの部屋からの見え方、さらにはGoogle Mapなどを見ながら実際にどの様に見えるだろうかと想像しながら決定しています。決定後は宿泊ホテルやオーナーに連絡して、私の希望要件も伝えています。
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今回のホテルのホームページによると外観はこの様な感じとなっていました。私は川沿いの部屋を予約していました。
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到着後、城壁の高台(シュロスベルグ)から撮ったホテルとなります。有名なクンストハウスも直ぐ近くでした⇧
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チェックインは14時とのことでしたので、宿泊前に「12時ごろに到着するのでスーツケースを預かってもらい、観光後夕方にチェックインします」とメールを送っておきました。 ホテルに到着後名前を告げて、チェックインまでスースケースを預かって下さいと話をしました。そしたら、フロントの方が部屋に入れますとこと。さらに2日間無料でアップグレードした部屋が準備していますとのこと・・・✌️☺️😍(これが効いたのか分かりませんが、ホテルとのやりとりで部屋からの写真も沢山撮りたいので眺めの良い部屋を希望しますとメールはしていました)
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ホテルの最上階の角部屋の豪華の部屋にアップグレードされていました。 まさかの大きさです。 最初正面の壁が塗装されていませんでしたので、そのためにこの部屋になったのかと思いましたが・・・実はこれは昔の壁をあえて残していた様でした。
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カーテンの左奥の方にシャワールームはあるのですが、この様な大きなバスタブもあり、ゆったりとつかることも可能です。
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奥にはこの様な半円状の出窓があり、そこからグラーツ旧市街を見ることができる最高のロケーションでした。
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この様な部屋に無料アップグレードして頂いたホテルに感謝でございます🙇

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部屋からの旧市街の眺めです。 この様な眺めの良い部屋に泊まると、朝・昼・夕だけでなく、真夜中も見ていても飽きない景色でした。
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出窓から反対側を見た景色です。
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13時

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21時
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22時(22時に正面の教会が消灯しました)
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24時(この頃になると橋の袂の飲み屋も照明が消えています)

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5時30分
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5時50分
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6時
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6時15分(刻々と変化する色が美しいです😍)
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6時30分
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7時
今回の様に自由に宿泊施設が選べるのが個人旅行の1番の利点でしょうか。海外のツアーでは主要な観光箇所を網羅して、トラブルがあってもお任せですし、トランクの運び出しも心配ありません。私自身も海外ツアーは楽ですし、一緒のグループの方とも楽しめますので好きです。 至れり尽くせりの海外ツアーでも宿泊が中心部から離れた高級ホテルでの宿泊のことも多くありました。1年に1回の7〜10日の旅行です。旅先での夜の時間帯がもったいないですし、部屋にいながら朝夕の街並みを眺める楽しさもありません。そのため最近は自分で計画した旅行となっています。体力が持てばもう少しそのスタイルで行きたいのですが・・さてどうなることやら😢
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ホテルの0階で朝食を頂けます。2日間頂きましたが、食材が豊富で長期に滞在しても飽きることはないのではないでしょうか。
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今回はホテルだけの紹介となっていますが、これからはいよいよグラーツの観光案内となります。
これからも宜しくお願い致します。

2023年11月 5日 (日)

ウィーンからグラーツへ(世界遺産・ゼメリング鉄道)

夜中にウィーンに着いて、今日はウィーンからグラーツへ移動します。ホテルのチェックアウトも実に簡単でホテルのフロント横に四角い透明な箱があり、そこにルームキーを入れたら手続き終了です(笑)。

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ホテルから徒歩1〜2分でウィーン空港駅となります。エレベーターやエスカレーターで地下2階のプラットフォームへ向かいました。駅の横に屋台があって美味しそうなパンなども売っていましたので、電車の中で朝食とするために買って持参しました。
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空港からの出発としてはまだ早いからでしょうか?乗客もおらず電車も入って来ていません(余り少ないと間違っていないかと心配になる程です😅)
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今回利用するオーストリア国有鉄道(QBB)が入って来ました。今回は長距離移動の区間は全てQBBのホームページから登録して乗車券を購入しました。2〜3ヶ月前から購入すると安くなるのと私の方はシニア料金を利用出来ますので安く手に入れました。後で分かったことですが、シニア料金を使用するに当たっては別途手続きが必要なようです。 これを知らなかったので、真面目な乗務員さんからは当日の正規料金を支払わねばならにと説明されました(差額を払っただけで罰金のような高い値段を請求されませんでした)。2箇所の区間でそうなりましたが、それ以外の5区間では見て見ぬ振りなのか私の髪の毛をみてなのか分かりませんがシニア料金で通してくれました😃
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シニア料金は別として、予定が決まっている区間があれば早めにQBBからネットで注文してスマホに入れていると便利だと思います。私は何時もですがスマホが壊れたり電波が入らないことも想定して、このような大事なチケットは紙にも印刷して揃えています。今回使うことはありませんでしたが・・・スマホで全て管理出来るのはいいのですが、海外では盗難や壊れたり電波が入らないこともありますので、ある程度の値段の物は紙で印刷して濡れないケースに入れて持ち歩いています。
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ウィーン空港駅からウィーン中央駅までは20分程度で乗務員さんも回って来ませんでした。ウィーン中央駅からグラーツへ向かうプラットフォームの案内板にはその車両がどの位置にあるのかを確認でします。私達は座席指定をしていますのでその場所を捜して乗り込むことにしました。私達はスーツケースを持っていますので、事前の購入時にスーツケース置き場がある直ぐ近くの座席を取ることにしました。その方がスーツケースを心配しなくても済みますし、出入りも楽です(購入時に電車内の配置図が出ますので、自分の希望する座席を選択することが可能です)。
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オーストリアの首都ウィーンと第二の都市グラーツと言っても、その間の区間は長閑な田園地帯が広がっています。実をつけたトウモロコシ畑が広がっていました。
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今回、オーストリア第二の都市グラーツへウィーンから鉄道にて向かいました。最初はただの移動区間と思っていたのですが、旅程を調べる中でその区間に世界遺産があることを初めて知りました。ゼメリング鉄道と言われる「世界遺産」があります。世界一古い鉄道会社と言う訳ではありません😸
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鉄道を経営しているのはオーストリア国鉄ÖBBです。ゼメリング峠を越える一部の区間グロッグニッツ=ミュルツツーシュラーク間をゼメリング鉄道と呼んでいます。 恐らくウィーンとグラーツ間を移動しても、何も知らなければ世界遺産を通ったことさえ覚えない鉄道だと考えます。実際、気にとめなければ小さな途中駅としか思わないと感じました。

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Wikipediaによるとゼメリング鉄道(Semmering Railway)は、オーストリアの首都・ウィーンの南西にあるゼメリング峠を通る、ヨーロッパで最初に国際標準軌間を採用した山岳鉄道」で鉄道自体も今なお稼働しており、鉄道全体が世界遺産に登録されている」と記載されています。
グロッグニッツ駅から途中ゼメリング駅を経由し、ミュルツツーシュラーク駅に至る区間で走行距離は全長41.825キロ、高低差は460メートルになるとのことです。ヨーロッパの山岳鉄道の歴史が長いのが分かる様に、建設期間は1848年から1854年までの6年間となっています。 ゼメリング鉄道の設計者カール・リッター・フォン・ゲーガは機関車の構造に最新の技術を用いることで、急勾配やカーブを克服したとのことで、ゼメリング鉄道駅を出た広場には彼の記念碑もあるとのことです。軌道上には、14のトンネル、16の高架橋、100を超える石橋に11の鉄橋がある。また、土木工事(トンネル掘削・橋梁架構など)に際しては、自然との調和が重要な課題とされており、このことが世界遺産登録について大きく評価されたそうです。


私もよく観ているTBSの「世界遺産」の動画がYou-tubeにありましたので貼り付けておきます↑
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ゼメリング鉄道について知っていてカメラを構えていても、車窓からはこれぐらい撮るのがやっとでした😂 
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鉄道マニアならゼメリング駅で降りると駅舎に無料の小さな展示室があるそうです。駅の隣の広場には立派な世界遺産の碑もあるそうです。またゼメリング鉄道が見える展望台までの遊歩道も整備されているとのことです。その場所からは世界遺産に相応しい風景が撮れるのかも知れません。鉄道ファンなら是非訪ねてみてはどうでしょうか。私達は目的地のグラーツへと急ぐこともあり車窓から眺めただけです。
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朝の時間帯ですので、窓に朝日が反射して中々上手く写真が撮れませんでした。ゼメリング鉄道を堪能したければ降りて散策する必要がありそうですね😸
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オーストリア首都のウィーンと第二の都市グラーツの区間ですが、長閑な風景が続いてゆきます。
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ウィーン空港→ウィーン中央駅乗り換え→グラーツ中央駅へ2時間半程度の電車の旅でした。車窓から流れる風景を観ているとあっという間に到着です。
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プラットフォームから1階のロビーに上がって来ました。独特な天井のペインティングです。
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荷物を抱えて切符を買うことを考えながら歩いていたら、中央駅の外観を撮り忘れました(上の写真は2日後の朝の写真です)。中央駅を出ると右手に進み、エスカレータ(エレベーターもあり)でトラムのある階下へと進みました。エスカレーターを降りた右手に自動の切符売り場があります。予定がはっきりしませんが、取りあえず1区間の1回券を購入しました。チェックインより早めですが予約のホテルに向かいます(次回へ続きます)。

2023年10月29日 (日)

ロンドンからウィーンへ移動

前回・前々回の続きになりますが、まだエアラインの旅は続きます。人生初のファーストクラスを経験し、ロンドン・ヒュースロー空港へと着陸します。

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JALのファーストクラスにて夢のような13時間を過ごしてロンドン到着となります
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今回はゆっくりと窓からの景色も観ることが出来ましたので、懐かしいロンドンの街が眼下に楽しめました(→ロンドン・アイ)。

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ロンドン・ヒュースロー空港到着です。ブリティッシュエアウェイズ(BA)の本拠地だけあって周りはBAの飛行機が沢山あります。このように並ぶと迫力があります。 羽田からロンドン・ヒュースロー空港へはJALマイルを利用した特典航空券で来ましたが、目的地のウィーンへは更に航空券を買わなければなりません。今度はマイル利用ではありません・どど〜ンと「エコノミー」のチケットを購入致しました😅😸 
乗り継ぎ時間や預けたスーツケースのことを考えて同じワンワールドの加盟エアラインのBAを選んだ方が得策と考えて選びました。羽田のカウンターで申し込む必要はありますが、荷物も最終目的地のウィーンで受け取ることが可能です。
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私の場合は一応JALグローバルクラブ(JGC)の会員ですので、エコノミークラスのチケットでもワンワールド加盟の航空会社のラウンジを利用することが出来ます。3時間程度ありますので、ブリティッシュエアウェイズのビジネスラウンジに入ることにしました。
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普段はビジネスラウンジで食事を取ることは少ないのですが、今回は夜間の便でウィーン到着が23時頃となるためにこのラウンジで夕食を取りました。
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ビジネスラウンジからの眺めです。もしかして見えている飛行機に乗り込むのかと思っていました。
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時間が来たので搭乗口に向かいました。残念ながら沖止めでした。沖止めも私は好きで、バスに乗りながら滑走路の状況や乗り込む時に機体の大きさを見て毎回圧倒されます。なぜこんな大きな物が空を飛べるのか未だに不思議です😃
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今回の飛行機は満席で尚かつ窓際でもなく、食事や飲み物の提供もありませんでしたので機内で写真を撮ることもありませんでした(機内の様子を紹介できません🙏)。定刻通りブッシュバックが始まり、いよいよと思っていました、その後理由は分かりませんが機上で待たされて45分程度の遅れとなってしまいました。到着も遅れて23時過ぎにウィーン国際空港に到着です。 イギリスがEUから外れていますので、入国審査はウィーンとなります。
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荷物を受け取り、入国審査の時に係官からは夜中の時間帯のせいか「泊まるところはどこ」と質問を受けました。「空港近くのNHホテル」と答えると「いい旅を」とスムーズに入国できました。 もう23時45分ほどになってしまいました。 普通なら飛行場の様子など写真に撮りながら歩くのですが、今日は空港からスーツケースを転がしながら脇目もふらずにホテルに向かいました
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NHウィーン空港カンファレンスセンターというホテルでしたので、何か会議室のようなホテルかと思いましたが普通のホテルです。ホテルに到着したのは0時を過ぎた頃ですが、私達のような観光客がチェックインの手続きに並んでいました。 私達の横のカウンターでは航空会社のクルー達が手続きをしていましたので、恐らくこのような時間に到着する方にとって利便性が高いホテルかも知れません。
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綺麗なホテルですが、直ぐにシャワーを浴びて寝ることにしました。
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昨夜は真夜中に歩いて来たので、朝起きたら駅や空港の周りの散策に出かけました。ホテルの玄関を出て直ぐにこれから利用するウィーン空港駅が見えていました(右上の四角いガラス張りの建物が駅の入り口です)。
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駅を右に曲がるとウィーン国際空港です。本当に近かったのだと改めて思う距離でした。
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昨夜入国審査を終えて出てきた飛行場の建物内となります。オーストリア航空の本拠地ですので「オーストリア航空のマーク」が輝いています。
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何時もは朝早く出発するのですが、昨日の様に遅い到着を考えて少しのんびりです。ホテルに戻りチェックアウトしてウィーン空港駅からオーストリア第二の都市グラーツに向けて電車旅が始まります。

2023年10月27日 (金)

JALファストクラス搭乗記(羽田→ロンドン:後半)

JALファストクラス搭乗記(羽田→ロンドン:前半)の続きとなります。

懐かしいアンカレッジの表示が見えて来ました。この文字を観ると昔のアンカレッジ経由のヨーロッパ便を思い出します(→アンカレッジ経由)。Th_55jal私の方は毎回、日本を出発した瞬間に現地時間に時計を合わせています。そして現地が朝の時間帯に起きれる様に飛行機で寝る時間を決めています。おおよそ飛行機の中で4〜5時間寝ることを想定して寝ることにしました。キャビンアテンダントさんにそろそろ寝ようと考えていますと話をすると上下の柔らかい寝巻きを準備してくれました。着替えをしている間にCAさんが座席をフルフラットにしてマットレスなどをひいて寝具を整えてくれるのです(🙏)。


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ファーストクラスのトイレには着替え専用の台が設置されています。上の写真の右側の壁に設置した台を降ろした状態となり。地面から10Cm ぐらいの高さの足台となります。トイレで着替えとなると「服が床についてしまうのでは」と抵抗感がある方への配慮からになると思います。
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パジャマの写真を撮っていませんので、JALのホームページから写真をお借りしました。その説明によるとパジャマとは言わずに「リラクシングウェア」と呼んでいる様です。「環境と健康に配慮し、生地にはオーガニックコットンを100%使用。また、ごゆっくりお過ごしいただけるよう着心地と肌触りに拘りました。日本が世界に誇るデザインオフィス「nendo」とコラボレーションしたオリジナルデザイン。上着の裾に付した赤色のタグは、日本航空の鶴丸ロゴと日本で古来より親しまれてきた「折り鶴」をモチーフとし、情報を極限まで削ぎ落として表現したものです」・・・となっています。
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トイレの洗面台にはいつでも自由に使える歯ブラシやクリームなども備えられています。紙以外に布製のタオルも準備されています。最大8名の人数に対しても2箇所のトイレがありますので、ほぼいつでも自由に使える状態となっています。大きさに関してはファーストクラスでも大きくはありません。トイレの大きささもやたら広い航空会社のあるようですが、ここはJALのスタイルに賛成です😸
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着替えの前にCAさんからマットは硬めと柔らかめとどちらかが宜しいでしか?と希望を聞いてくれます。JAL国際線ファーストクラス特別仕様の「エアウィーヴ DUAL MODE」、「エアウィーヴピロー S-LINE」とJALのこだわりが伺えます。片面は硬め、片面は柔らかめのマットレスと横向きにお休みの時も首・肩に負担をかけない頭の高さに保てる枕で、「理想的な寝心地を実現可能にしました」とのことです。私の方は横に寝るタイプですので柔らかめにしました。

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国際線の機上でこの様に広々とした状況で睡眠が取れるのは凄いことだと改めて思いました。私の様な庶民的な感覚では寝るのがもったいないと思う時間帯でもありました。
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寝心地最高の状態で4時間ぐらい寝たのでしょうか? 余りに現実離れした機内で、目が醒めて来ました。それでも起きるのが勿体ないので読書灯をつけてベットで横になりながら、旅行本などを読んで1時間ぐらい過ごしました。
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私が起きてゴソゴソ(笑)していたら、CAさんが気を利かせてくれて何かお飲み物でもお持ちしましょうかと尋ねてくれました。コーヒーを頼んだら温かいポットに入れて持って来てもらいました(写真を撮り忘れましたが前回と同じ感じとなりました🙏)
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周りの方も皆起きていましたので、ブラインドを開けてみると眼下にはアイスランドなのでしょうか、氷原の世界が続いていました。久しぶりに北回りの空路だったのを実感します。
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飽きることもなく眼下を眺めていると、次第に氷の大地から土の大地へと変わって来ました。海岸沿いに白いものがたくさん浮かんでいるのが観察できました。カメラをズームしてみると、なんと白いものは流氷でした。地球温暖化の影響で昔と比べたら氷の大地から流れ出す流氷も増えているのでしょうか?
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素晴らしいファーストクラスでの飛行も到着に近づいて来ました。 最後の食事となります。 気持ち的には朝食ですが、イギリス時間では昼食となります。食事の前にほうじ茶をいただきました。これも香りがよく流石に手を抜いておりません。
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洋食の朝食は「豆腐ヌードルと舞茸えのきの温製ミモザサラダ スモークサーモン」でれんこんひじきクレソン、紫キャベツとベーコン、くるみのマリネ、ひよこ豆のフムス、レモンドレッシングとなっています。
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和食のメニューとなります。私の料理の知識はほぼゼロですので、JALのHPからみると内容は「太刀魚の梅肉大葉焼き」「粟麩の田楽」「出汁トマト」「青葉の胡麻和え」「赤玉葱のピクルス」となっています。
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ボケた写真になってしまい、余り美味しそうに見えませんが、美味でした😅

ファーストクラスでは沢山のアラカルトメニューも準備されています。これも好きな時間で注文することも出来ます。私達は全くその部分も選んでしませんでした。
今回の飛行機で準備されていたのは; おすすめの一品千葉県産水郷赤鶏の焼き鳥丼。お酒のお供に赤坂松葉屋 白胡麻豆腐 柚子味噌添え。串盛り合わせ豚バラ梅だれ、鶏ももタレ焼、玉子焼き。 軽いお食事バルサミコ茸とフムスの彩り野菜サラダ 豆乳ドレッシング。宮崎和牛カレー。 桜海老のヴルーテ。 JALオリジナル麺JAL特製『ソラノイロ』鶏油香る中華そば。サンドイッチタッカルビ風パニーニサンド、三元豚のカツサンド。チーズセレクション:各種チーズの盛り合わせ 。リフレッシュメント季節のフルーツ盛り合わせ。プチデザートのトレイガトーピスターシュ、きなこロール。ショコラJALオリジナル・・・これだけでもレストランのメニューみたいですね。
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CAさんが気を利かせて何かアラカルトメニューからお持ちしましょうかとのことで「串盛り合わせ」を頂きました。なぜお店で食べるのと同じ鮮度と味も変わらずに提供できるのか不思議な一品でした。 
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日頃からお酒も余り飲まないし、食べるのもどちらかと言うと少食の2人ですので豪華すぎるJALの料理を多く取ることは出来ませんでした。しかしながら本当に良質な最高のメニューだと感嘆しました。
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機体はロンドン近くまで来たようです。まだもう少し居たいと思えるのはファーストクラスならではの経験でした。
長距離路線でのクラスによる違いは個人的感想では「エコノミーはとにかく着いた後の旅行を楽しむための修行の時間と耐えること」、「プレミアクラスはもう後何時時間の辛抱と頑張ろう」、「ビジネスクラスはもう少しいてもいいかな」、「ファーストクラスはまだ着いて欲しくない」となりました。ただエコノミークラスも以前と比べたら機内のエンターテイメントも充実して、iPhoneなどにシリーズものの何本かの映画やドラマを入れて集中してみると意外に時間が過ぎることや足を上げる様な工夫や首回りの固定などのグッツを使うと改善していました(→時差ぼけの解消法と機内便利グッズ)。
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お世話になった座席です。最後も綺麗にお片付けをして降りる準備です。
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このような素晴らしい座席を提供してくれたJALに感謝です。またいつの日かJALマイルでの特典航空券を手に入れることが出来たら嬉しいです(一応帰りもファーストクラスとなりますが)。
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早く馬鹿げた戦争が終わり最短距離で飛行できる日が来ることを祈りたいと思います。上の2つのルートは真逆に飛んでいる様に思えますが、地球が丸いことを理解できればロシアの北を迂回しているだけだと分かります。
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降りる直前にCAさんからお土産に綺麗な箱に入ったマカロンを頂きました。 対応して頂いた三人の素敵なCAさんに感謝申し上げる旅の始まりとなりました。
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ロンドン・ヒュースロー空港に到着です。まだ目的地のオーストリアには飛行機の乗り換えがありますので、次回はロンドン・ヒュースロー空港のラウンジやブリテッシュ・エアウェイでのウィーン到着までを記載致します。

2023年10月22日 (日)

JALファストクラス搭乗記(羽田→ロンドン:前半)

JALマイルを使った特典航空券で羽田ーロンドン間のファーストクラスを取ることが出来ました。予約が可能となる355日前の午前10時に直ぐに予約を入れました。なんと予約が成立してびっくりでしたが、こんなことも人生にはあるのです😆🥹😍

ということで羽田のファーストクラスランジを出て直ぐの出発ゲートに着きました。

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搭乗ゲートでは子供さん連れなどの優先搭乗が既に始まっているようでした。次に呼ばれるGroup1で入ることができます。席は決まっているので急ぐ必要はないのですが知り合いの係員からは優先搭乗などがある場合は、その順に入ってくれた方が機内の混雑も避けることが出来るのでなるべくグループ順に入って貰った方が好都合だと聞いたことがあります。ファーストクラスは8席ですが、私たちの様なマイルを利用しての利用は2名となると思います。Group1は世界中を飛び回っているダイヤモンド会員などの上級会員も優先搭乗できますので、結構多くの方がこの列に並んでいました。
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今回お世話になる機体が見えて来ました。宜しくお願い致します😀
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今回の機内の案内はファーストクラスだけは前方のボーディングブリッジから入る様です(JALの方もなんか差を付けている感がありありと見えて来ます😅)。
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初めてのJALファーストクラスの座席です。窓の幅は4つがあてがわれる大きな座席となっています。
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私の座席は1Kで前方方向右側の1列目となります。
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隣の方が入る前に中央の2座席の写真を撮りました。ファーストクラスは1−2−1の配列の2列の合計8名となります。真ん中の席は空席でしたので、今回のファーストクラスは6名となりました。 私にとっては座席や食事よりも洗練された客室乗務員との会話が1番楽しくて印象に残りました。 それほど素晴らしいおもてなしと気遣いの達人たちでした。 
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右側の1Kと2Kの座席となります。
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今回のファーストクラス担当の乗務員は3名でそれぞれが挨拶してくれました。 ウェルカムシャンパンを頂きます。 いま振り返ると「広い窓とシャンパン」の写真も夢の世界の出来事でした。
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今日は羽田も晴れの天気で離陸を待つJALやANAの機体も見えて来ました。もうすぐ私達も出発です✨️
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座席にはそれぞれ初めからアメニティグッズも置かれていましたし、ファーストクラスには専用のパジャマも用意されています。すぐに着替えをされる方も多い様ですが私は勿体無くて寝る前に着替えることにしました😅
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ファーストクラスにはインターネット回線を無料で使えるサービスもあります。 通信速度はあまり速くありませんが、メールのチェックや検索は可能でした。ここまで来てネットを見ることはなく、実際に使用したのは最初の5〜6分程度でした。

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ベルト着用サインが消えると、CAさんが何か飲み物をお持ちしましょうかとのことで「コーヒー」を頂くことに。そしたら上記の様な容器と共に持って来ました。なんとも贅沢です。
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食事時間もこちらの要望で決めてもいいために、日本時間の昼頃に食事をとることにしました。座席も広いために二人が向かい合って食事を取ることが可能となっています。今回は食事の時間は私が2Kの座席に移動して食事を取ることにしました。大きなテーブルは自由に動かすことが可能です。私が座るとテーブルクロスをセッティングしてもらいました。
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世界のファーストクラスでも日本出発の国際(長距離?)便でしか提供されない「シャンパーニュ サロン 2013」です。3人のキャビンアテンダントさんが挨拶に来られた時に「私達は初めてのファーストクラスで、右も左も分かりませんので宜しくお願いします」と話をさえて貰いました。そしたら初めてのサロンを注いでくれるところから「皆様方、この辺りで写真を撮っていらっしゃいますよ」とありがたく声をかけてくれました😀 お陰でシャッターチャンスを逃すことなく撮影出来ました👍
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このようにセッティングもして貰い写真をパチャリです。 普段お酒を飲まないので、このような高級なシャンパンを飲むこともないのです。サロンは、超高級シャンパンの代表格といえるブランドだそうです。ブドウが良く出来た年にしか醸造されないため、幻のシャンパンと称されるとのこと。ブドウが不作の年には造られないシャンパンと言うことのようです。ですのでJALでも海外から出発の便ではファーストクラスでも飲むことが出来ません。 私にはもったいないのですが、1生に1回かも知れませんので飲んでみました。飲んだ感想としては、兎に角シャンパンの泡が細かい酸味とコクが上品に合わさった感じでした。そして1番驚いたのは飲んだ後の苦みのような(他のシャンパンでは感じます)ものがいっさいなくて喉を通ることです・・・まあ私の味覚ですので評価は出来ませんが、世界の通が言っているのですから凄いシャンパンだと思います。

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先付けは和食も洋食も一緒だったと思います(いかん速くも思い出せない😅)
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和食の前菜の5品でございまする〜🙇 私の食の知識と味覚では伝えることが出来ませんが、それぞれが元の食材を活かしたしっかりとした味付けで、柔らかくまろやかでした。メニューによると左から順に「魅しアワビ・茄子」「毛蟹・胡瓜・土佐酢掛け」「鱧(ハモ)・金糸瓜・梅たれ」「太刀魚・利休掛け」「帆立・トリュフソース」となっています。食べ慣れない美味しさですので1回に食べるのがもったいなく、庶民的には3日に分けて夕食で食べれたら嬉しいと思いながら頂いておりました😅
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聞き慣れませんが和食の「御椀」でございまする〜🙇 御椀とか汁椀とかと呼んでいるようです。汁椀は会席料理の2菜目に出てくる汁物で、「菜盛り椀」や「椀盛り」と呼ばれることもあるそうです。 汁物は、出汁を薄味で調味した「吸い地」、御椀の主役である「椀種」、そして「椀妻」、「吸い口」という4つの要素で構成されているとネットには書いてあります。 そのようなこととは知らずに早くも汁物がでるか・・ぐらいに考えておりました😅。今回の御椀は「伊勢エビ真丈・柚子」です。
 
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洋食のアペタイザーで出された一品でございまする〜🙇 。中に入っている食材は「キャビア・トマト・帆立・牝丹海老・サワークリーム・セロリ・蓮根・ロケット」となります。もう訳が分かりませんが、美味しいのは確かです。
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シャンパーニュ・ランソン ラ ヴィンテージ2012もサロンに劣らずすっきりとした飲みごごちでした(後味の方ではサロンが上かな?)
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ランソンは1760年に設立され、20世紀に入り英国王室御用達となった老舗メーカとのことで、テニスのウィンブルドンの公式シャンパーニュとして人気が高いとのことです。

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お酒が飲めない方にはイチ押しのストレートティーとのことです。この様なボトルに出てくるのでまるでワインの様です。ワイングラスに注がれるので、気分的にはワインを味わう気になります。 味に関してはお茶とウーロン茶の中間で苦味もなく口の中に少し甘味が余韻として残るお茶となっていました。 これもJALのホームページによると 「ロイヤルブルーティー“クィーン オブ ブルー”は、手摘みの高級茶葉のみを使用し湘南茶工房のティーソムリエたちが、手間隙を惜しまず丁寧に1 本1 本造りあげた究極のストレートティー(お茶)とのことで、フランス料理、日本料理からチーズ、スイーツまで幅広い料理と合う逸品だとのことです。
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和食の中皿「黒毛和牛ロース・蒸し雲丹・酢橘ジュレ・キャビア」でございまする〜🙇 1つ1つが凄すぎて私にはついて行けません。
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洋食に出された、キャビアです。偽物のキャビアではございません、本物でございまする。この辺りは流石にファーストクラスでケチっていません。事前ファーストクラスでキャビアが出ると知っていましたので、私も慌ててキャビアの食べ方を「YouTube」で勉強して臨みました。お陰でキャビアが美味しいことも今回の旅で知りました😊

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洋食の品が最初、上のように紐で縛った状態で運ばれて来ました。なんで〜と思ったのですが? 香りを閉じ込めるためだったようです🙏
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赤ワインソースのスペアリブでした。香りがよくで食欲がそそられます。 いちいち手が込んでいます(ありがたや!ありがたや😉)
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和食のご飯ものでございまする〜🙇 ご飯は「トウモロコシご飯」と「白ご飯」が選べましたが、煮物などの味を楽しむ為にあえて白ご飯にしました。香りものに「柴漬け」、味噌汁は「蓴菜(じゅんさい)」、煮物は「穴子つみれ・万願寺唐辛子・茗荷(みょうが)・生姜」となりました。普段ならこれだけで夕食でも豪華で十分です。これもお家まで「お持ち帰り」したいぐらいです。
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洋食のメインディッシュの「牛フィレ・ジロールソース」です。とろける程の柔らかさに仕上がっています。
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洋食に勧められた赤ワインのシャトー・ラグランジュです。フランス・ボルドー地方サンジュリアン村で生産される第3級格付けの中でも特に有名なシャトーとのこと。1983年よりサントリーが経営に参画しているそうです。味の解説はできませんが、複雑な余韻と滑らかな口当たりよく馴染んだタンニンとのバランスのよいフルボディとのことです(JALのホームページより)。


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和食料理の最後の甘味は「ココナッツわらび餅」です。
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洋食のデザートは「パッション・完熟梅・アッサムのパルフェ」となりました。
写真が多くなりましたので、搭乗記の後半は次回記載します。次回もよろしくお願いいたします。

2023年10月15日 (日)

憧れのJALファーストクラス・ラウンジ(羽田)

これまで海外旅行は殆どエコノミークラスでしたし、体力がなくなった60歳前から旅行直前まで仕事をして旅行後直ぐに仕事場に向かうことを考えてビジネスクラスの利用が増えました(贅沢したいわけではなくて体力温存のためです)。ANAやJALのマイルを使って日系の航空会社の特典航空券を確保したいのですが、最近は日本からヨーロッパ直行便は取ることが奇跡に近い程困難になっています。一度無理矢理マイルを使ったら日本から目的地までに4回以上乗り換えたことがありました。色々と乗れるので楽しいですが、やはり疲れますし時短になりませんでした。 そのために比較的安い中東キャリアやキャセイパシフィック航空を利用して乗り継いで出かけました(この時はビジネスクラスですので全く移動は苦になりません)。

2022年の旅行でまだコロナ禍で出足が遅かったのでしょうか(特典航空券予約は2021年9月です)。偶然にANAのファーストクラスの羽田ーロンドン便の特典航空券が手に入ったのでした。既に有頂天になっていたのに、旅行3ヶ月前にANAから「機材変更でファーストクラスが無くなりました」と無情の連絡、代替案も満席とのことで提示されず本当にガッカリでした。そのため2022年の旅行は通常購入のカタール航空となったのです(⇒2022年の旅)。

今回はANAに申し込む気力を失い、JALに特典航空券に期待をかけて1年前に申し込むとなんと羽田ーロンドン便のファーストクラスをゲット出来たのでした。後はひたすら機材変更がありませんようにとお祈りする日々が続くのでした。

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そしてとうとうその日を迎えたのです。初めてJALのファーストクラスラウンジの中に入ることが出来ました。私のように余りお酒も飲まないし、味音痴で美食家でも全くありませんのでラウンジの素晴らしさを享受できませんが、どのような雰囲気なのか人々の動きや施設や運用はどのようになっているかはとても興味がありました。 私にはもったいないJALファーストクラス・ラウンジですが紹介したいと思います。

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カウンターで受付後キラキラとした長い通路を進んで行きます。

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通路を歩いて振り返った写真です。並んだ屏風の絵柄が日本的で海外の旅行者も感動するのではないでしょうか?
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やはりJALのビジネスラウンジとは違いゆったりとしたスペースが確保され、椅子の割には利用者は少ないようです。
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開放的な窓にゆったりとした椅子の間隔、上質なソファーなどやはり豪華にできています。空港内にこのような場所があることさえ以前は知りませんでした。
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JALファーストクラス・ラウンジの奥に特別な大人の部屋(?)があります。本当に静かでゆったりと出来るスペースですし、旅好き(飛行機好き)の方にはたまらないかも知れません。
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JALの歴史を感じることが出来ます。私が初めて海外(カナダ)に行った時に乗ったのもツルのマークのあるJALさんでした。もともとのデザインは日の丸に近い物でしたが、1959年から「鶴丸」のデザインになります。2002年に日本エアシステムとの統合時に新デザインへ移行、一時、消滅しました。ANAが嫌いな訳ではありませんが、翼のツルのマークが消えた時には少なからずショックを受けました。 2010年1月の経営破綻後、原点回帰の意を込めて鶴丸が復活すると何故かホッとした経験があります。

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昔のJALの旅客機の模型が展示されています。左上の期待には鶴丸では無くて最初の時期の丸に翼が生えたようにマークで、右上には機体前方に鶴丸がありますが、尾翼は日の丸です。コンコルドが順調に進めばJALのコンコルド機が国際線で登場したかも知れません(JALは1965年にコンコルド3機の仮契約をしましたが実現しませんでした)。右下は多量輸送を可能にしたジャンボ幾(ボーイング747)の模型ですね。今後世界の航空機はどのように変化するのでしょうか?
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ゆっくりしたい方にはラウンジよりこちらの方が良いかもですね。レトロなゲーム機も使う人はいるのでしょうか? 置物として可愛らしいです。

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JALと言えば人気なのがカレーです。カレーに関してはJALの方がANAよりも個人的には好きです。今回はパスです。
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昨夜から余り食べていませんでしたので、入って直ぐに上の段の朝ご飯を食べました。お米もそうですがそれぞれが新鮮で味が揃った美味しい料理でした。朝食後にラウンジ内を見学しました。出発時間が近くなってきたので、とても気になっていた寿司を食べることにしました。
ラウンジでは目の前で寿司職人さんが握ってくれます。注文は直接行ってもいいですし、椅子の上のバーコードから注文も可能です。おそらく機内に入ると運動せずに食事は沢山摂る状況と思いますがヨーロッパでは寿司を食べることはないと思い下段の寿司を頂きました。寿司の職人さんが直接握ってくれるなんてやはり贅沢です。
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案内板を観て、シャワールームがあることを思い出しました。受付のスタッフに「写真だけでも撮れますか」と伺ったら空いているシャワルームを直ぐに案内して貰えました。
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綺麗にしてあるシャワールームですので、私の方も汚さぬようにして写真だけ撮って引き上げました。今回は昨夜に空港内のホテルの前泊でしたのでシャワーは必要ないのですが、午後の便などで出かける方は便利かも知れません。
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メインのフロア(4F)の一つ上に更にバーラウンジがありました。エレベーターでも上がれますが、階段もこのように美しいです。何もかもがワンランク上のラウンジです。
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お酒が好きな人にとっては堪らない空間だと思います。写真の中には写っていませんが(写らないようにとったのですが・・笑)、専属のバーテンダーがいらっしゃいます。頼むとこちらの要望に合わせてカクテルを作ってくれます。少し度数を少なくして作って貰いました。
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広々とした席があり、その中で私たちを含めて4名ほどしかいない静かな空間でした。お酒を飲みながら行き交う飛行機を見ることが出来ます。 今回初めての利用ですが、最高級のもてなしと大人の気品に満ちた部屋づくりでした。 食通でお酒にも詳しい人なら私の何倍も楽しめると思います。
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時間になったので、もう利用することがないかも知れない貴重な体験を終えて出発ゲートに向かうことに。ラウンジを出ると直ぐに出発ゲートとなっているのもびっくりでした。 次回は人生初のJAL国際線ファーストクラスの機内を紹介したいと思います。

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