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文化・芸術

2025年11月30日 (日)

サンタ・マリア・デ・ベレー教会(Igreja Santa Maria de Belém)

*サンタ・マリア・デ・ベレーン教会(Igreja Santa Maria de Belém)

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🔸正式名称と位置関係

上の写真の大部分は「ジェロニモス修道院」ですが、私たちが一般に“修道院”として認識している部分は写真右側の建物群にあたります。左側の大きな回廊と中庭を持つ建物は、もともと修道士たちの宿舎として使用されていた西棟で、後に改築されて現在は海洋博物館(Museu de Marinha)として利用されています。

つまり、海洋博物館は修道院の一部でありながら、観光客が「ジェロニモス修道院」として見学する豪華な回廊や教会部分とは、入口も展示内容も異なる独立した施設となっています。

共通券も販売されているようですので、西棟の見学=海洋博物館という理解で良いと思います(私はまだ入場したことがありません)。

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ジェロニモス修道院は正式名称を「ベツレヘム(ポルトガル語ではベレン)の聖母マリア王立修道院(The Royal Monastery of Saint Mary of Belem)とのこと(この記事を書いている途中で知りました😅)。
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すぐ隣に建つのが、今回紹介するサンタ・マリア・デ・ベレー教会です。観光の印象としては修道院と一体に感じられますが、厳密には別施設となっています。

 

🔸南門 ― マヌエル様式の傑作
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ジョアン・デ・カスティーリョ作とされる24体の聖人像や紋章がびっしりと彫り込まれ、中央にはエンリケ航海王子、頂部にはベツレヘムの聖母が配されています。

まさにマヌエル様式の最高傑作のひとつと称される南門です。


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🔸1581年、天正遣欧少年使節団も訪れた場所
テレビ番組によると、1581年にポルトガルを訪れた天正遣欧少年使節団もこの南門を目にし、その壮麗さに大きな衝撃を受けたといいます。

当時の日本の少年たちがヨーロッパ建築を初めて目にし、神の存在を強く意識したのも想像に難くありません。
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🔸教会は無料で見学可能 ― 長い列でも進みは速い

ジェロニモス修道院は有料で、入口左側がその列。一方、無料で入場できるサンタ・マリア・デ・ベレー教会は右側の列になります。

私たちは修道院見学後に外へ出て教会へ入りましたが、列は長くてもチェックがないため意外とスムーズに入れました。
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(写真は開館前の教会入口付近)

 

🔸内部 ― 王家の墓廟としての聖堂
この教会は王家の墓廟としても利用され、見学も自由にできます。
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🔸詩人 カモンイスの石棺

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入口近くには、ポルトガルを代表する詩人ルイス・デ・カモンイスの棺があります。

ヨーロッパでは王族だけでなく詩人や哲学者にも大きな敬意が払われており、日本との文化の違いを感じる瞬間でもあります。
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🔸航海者 ヴァスコ・ダ・ガマの石棺
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さらに、誰もが知る偉大な航海者 ヴァスコ・ダ・ガマ の石棺も安置されています。
1498年、喜望峰を経由してインド航路を開拓。これによりヨーロッパとアジアを直接結ぶ貿易が可能となり、ポルトガルは香辛料貿易で巨万の富を築き、アジア進出を本格化させました。





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🔸ステンドグラスと主祭壇
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主祭壇の背後にはキリストの生涯を描いた5枚の絵画が並び、ステンドグラスも見事です。

光が差し込む時間帯に訪れると、色彩がさらに際立ちます。
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🔸金色に輝く礼拝堂 ― 信仰と財力の象徴
入口付近には金色に輝く礼拝堂(祭壇)があり、

おそらく **「アルタール・デ・ノッソ・セニョール・ドス・パッソス(Nosso Senhor dos Passos)」**と呼ばれる形式で、キリストの告発から磔刑、埋葬までの歩みを象徴しているものと思われます。ポルトガルやブラジルでもよく見られる様式です。
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信者ではない私には細かな意味までは理解できませんが、当時の財力と信仰の深さが伝わる圧巻の空間でした😆