Hotel Astoria(Coimbra)宿泊
コインブラはコインブラ大学を中心に広がる人口10万人ほどの中規模な町ですが、ポルトガルの歴史の中では大きな役割を果たしています。コインブラ=コインブラ大学と言われるほど、大学とともに歩んできた街となっています。
ポルトガルにおいて政治の中心はリスボン、商業の中心はポルト、文化の中心はコインブラとされています。
コインブラ大学は1290年、ディニス1世によって創設されました。最初はリスボンに置かれていましたが、その後は政治情勢によりコインブラに移ったりリスボンに戻ったりしながら、1537年にコインブラへと定着しました。ヨーロッパでもパリ、ボローニャ、サラマンカに並ぶ古い大学であり、1911年にリスボン大学が設立されるまでは国内第一の学術の中心地でした。
**ディニス1世は第6代ポルトガル王(在位:1279年~1325年)。王権強化や土地台帳の整備、商業振興などにも力を注ぎました。また、それまでラテン語で作成されていた公文書をポルトガル語に統一するよう決定し、リスボンにエストゥード・ジェラル(一般教養学院)を創設しました。これがコインブラ大学の前身となります。**
リスボンやポルトからAPやICなどの特急列車で来ると、市街地から少し離れたコインブラB駅に到着します。町の中心にあるコインブラ駅(旧A駅)へは、連絡列車に乗り換えてひと駅、約5分で到着します。
2013年には、14世紀以降大学として使われている山の手のアルタ地区と、16~20世紀に大学関連施設が置かれた下町のソフィア地区が世界遺産に登録されました。その間を流れるのがモンデゴ川で、アルタ地区とソフィア地区を結ぶのがサンタ・クララ橋です。
コインブラは1泊しかしないため、その両方の地区を効率よく回ることができるよう、橋のたもとにあるポルタジェン広場(Largo da Portagem)に面したHotel Astóriaを宿泊先に選びました。
コインブラのランドマーク建築のひとつとされる歴史的建造物を利用したHotel Astóriaは、モンデゴ川を望む絶好の場所にあります。歴史あるバイシャ地区に位置し、館内には創業当時の面影を残したクラシックな雰囲気が漂っています。
この建物の形から、以前宿泊したフランス・ルルドのホテルを思い出しました(➡︎Grand Hotel Moderne )。
エレベーターはいわゆるクラシックスタイルで、自動ではドアが開きません。ボタンを押してフロント階に到着したのにドアが開かないので一瞬戸惑いましたが、ヨーロッパの古いホテルで経験したことがありましたので、自分でドアを開けて乗り込みました(もちろん、かごが到着している時だけドアが開く仕組みですので心配はありません)。
こうした古いエレベーターに乗るのも旅の楽しみのひとつです(ミラノのドゥオーモ広場に面した宿泊施設のエレベーターも特徴的でした➡︎ミラノ最高の眺めの宿泊施設)

一番外側の丸い造りになっている最上階の部屋を確保してくれていました。1年近く前に予約した際にリクエストしていたのですが、1泊だけの宿泊にもかかわらず、きちんと用意してくれていました👍
街と川を一望できるバルコニー付きの部屋です。
部屋の中も板張りで、椅子やワードローブなどには良質な木材を使った家具が置かれています。さすがに歴史のある建物だけあって、歩くと少し床が軋む音がします。それを好まない方もいるかも知れませんね。










































































































































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