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2025年7月26日 (土)

アカデミア美術館(あのミケランジェロのダビデ像が見られる)

あのミケランジェロのオリジナルのダビデ像が見られるアカデミア美術館を見学しました。

フィレンツェの中でもウフィツィ美術館の次に混むぐらいの人気の美術館ですので、事前にネット予約は必須と考えます。「当日でもいいや」と思わない方が無難な美術館です。私たちは閉館の最後の時間で予約しました。

 

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アカデミア美術館は18世紀にメディチ家の後継者が美術学生のために、メディチ家のコレクションの一部をここに集めたのが始まりです。そのためにフィレンツェ美術学校の美術館となります。アカデミアとついています。私たちも勉強するつもり(?)で入ることにしました。
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美術館に入るとすぐに、 巨像のホールオリジナルの石膏模型などがあります。進むと 部屋の中央に展示されています 「ジャンボローニャ作;サビニの女たちの略奪 」1529~1608年 が展示されています 。オリジナルの彫刻は シニョリーア広場のロッジア・ディ・ランツィ。
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ジャンボローニャ の最高傑作とされるこの作品は、女性が天に向かって逃げるようなそぶりで、それを若い男性が捕まえるように支え、その下には老年の男性が絶望した様子で彼らを見上げています。人間のそれぞれ違う三つの世代を表わしていると言われます。しかしこの作品には名前が付けられておらず、のちに作品名が付けられたとのことです。

 


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この作品の題名《ザビニ女たちの略奪》は、イタリアの国造り神話に基づいたものです。物語を作品に込めているのですが、角度によって見方が違いますし、3次元的に実に上手く表現できています。このことが絵画では表現できない彫刻の違いだと感じさせる作品となっています。ミケランジェロが自身のことをあくまでも「彫刻家」であり、彫刻の肉体表現こそが最も優れた芸術であると述べたことを思い出させる作品です。


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このように沢山の彫刻作品が収められた彫刻ゾーンがあります。実際はすごい作品でしょうが多すぎてありがたみがなくなってしまします🙏

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さていよいよミケランジェロ・ゾーンとなります。世界中の方がここを見るために来館されたと思います。両サイドにミケランジェロ作品が並ぶ先にダヴィデ像が見えて来ました。
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若い奴隷(Schiavo Giovane):ミケランジェロ
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聖マタイ:ミケランジェロ
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髭の奴隷(Schiavo Barbuto):ミケランジェロ
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目覚めた奴隷(Sciavo che si ridesta):ミケランジェロ
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まじかで見て圧倒されるのは、まずその大きさです。なんと5メートル以上ある巨大さです。この大きさの大理石を掘るだけでも大変だと考えるのですが、腕から手の甲へ流れる血管、足先のフォームなど、どの部分をとっても繊細で美しいのです。 作成当初の依頼はフィレンツェ大聖堂のクーポラの屋根に載せるためだったそうですが、実際は重すぎて持ち上げられずに最終的にはアカデミア美術館に展示されてた経過があります。
ミケランジェロはダビデ像を皆が下から見上げることを想定して造ったようです。そのために正面から見ると上半身が下半身と比べて大きくなるよう設計されています。そのために少し下から見上げるように観察したのが1番ミケランジェロの真意がわかるのかも知れません。
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美しい大理石像ですが・・・このダビデ君なにをしている姿なのでしょうか? ダビデとフィレンツェの関係は?  あまり考えたことはないと思いますので記載しておきます。
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あまり後ろは気にすることはないと思いますが注目すべき点があります・・・「お尻が可愛いい」でななくて🤭・・・後ろを見ることで2つのことがわかります。 このダビデ様何をしようとしているのでしょうか? ミケランジェロは旧約聖書のなかの巨人ゴリアテとの戦いに臨む前のダビデを表現したそうです。
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正面から見ると左手は屈曲して、右手首が後ろに返っています。 左手から右手にたすき掛けのような帯状なものが繋がり、右の拳には石が握り締めていることがわかります。 風呂上がりのタオルではありません🤭・・・これは実はスリング(Sling)と呼ばれる投石器なのです。 
旧約聖書で少年ダビデはベツレヘムに住む8人兄弟の末っ子で、父とともに羊飼いをしていました。 竪琴の名手で、羊飼いをしながらこのスリングも使いこなしたようです。容姿も美しく司祭サムエルを通して神が「イスラエルの王とすべき」と太鼓判を押したような人物でした。

当時近隣のペルシテ人がダビデのいるイスラエルを攻めて来ます。その戦士の中に3m近い屈強な戦士「ゴリアテ」がいました。ゴリアテの強さは皆が知るところであったが、ゴリアテからの提案で「お互いに強いのを出して一騎打ちの戦いをして、負けた方が勝った方の奴隷になろう」と提案がなされます。 イスラエル側は誰も名乗りをあげる戦士はいませんでした。 そこでダビデ君が主君サウルに告げます。「私は羊飼いで、時々獅子や熊が羊に襲いかかりますが、スリングで打ち返してしまいました。神は私を守ってくれます」と提案し、サウルから決戦への許可が出ます。 重装備の巨人ゴリアテに対して持って行ったのは5つの石が入った投石袋とスリングだけでした。 少年ダビデを見てゴリアテはバカにしたのですが、ダビデが放った石が額に命中し気絶します。ダビデはその後ゴリアテの持っていた剣を使い彼の首を切り落として勝利します。 

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もう一つの疑問点・・・右足の足元にあるのは?・・・切り株?珊瑚のようなもの?・・・おそらくこれは投石をする時に体を支えるため(右足を固定するため)に使ったと想像されるようです。100メートル競走のスターティングブロックのようなイメージでしょうか? なるほど石を投げる時に軸足が滑ったら命中しませんよね。
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なんだイスラエルの昔話か?なぜフィレンチェと関連あるの? それはミケランジェロはダビデ像を通して当時のフィレンツェの姿を表現したのそうです。上の逸話の話の続きですが、中世のフィレンツェといえば群雄割拠のイタリアの中でもまだ小国でした。ダヴィデに自分たちの国を重ねて合わせ、ミケランジェはまだ小さなフィレンツェ(=ダビデ)が周りの大きな国々(=ゴリアテ )に勝って行けることを暗示したのです。 そのためフィレンツェ市民から支持され、ミケランジェロのダビデ像はフィレンツェの象徴となったのです。
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う〜ん!正面よりやっぱり見上げた方がかっこいいかも。世界中からこれを見に来るのもわかる作品ですね。
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《パレストリーナのピエタ》ミケランジェロの真作かどうかずっと議論されていた作品で一部弟子が手を入れたのではないかと言われますが、現在はほぼミケランジェロのピエタと認定されています。ダビデ像の右側の部屋に設置されています。
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ミケランジョロのピエタに関しては以前のブログを読まれて下さいね(→私を魅了し続けるミケランジェロ
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有名なミケランジェロのダビデ像とピエタ作品の1つを当時に観ることができる贅沢な空間です。
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最後はビザンチン絵画コーナをみて先ほどまでの興奮を覚ましながらゆったりと眺めています。凄いのでしょうが・・・ダビデ様に圧倒されて頭の中は新しい情報を入れられない飽和状態となってしまいました。
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外に出るともう暗くなって来ました。退館時間のアナウンスが流れましたので続々と最後の観覧者が出て来ました。
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部屋に戻りフィレンツェ大聖堂を眺めながら、買って来た夕食を頬張るとしましょう。今日もよく遊びました(笑)。

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コメント

こんばんは。
すごい彫刻がここにはあったのですね。私たちはツアーでしたのでここには入らずでした。この場所でみるミケランジェロのダビデ像(オリジナル作品)は人間の大きさから比較しても圧倒的に大きかったのですね(シニョリーア広場で見たよりも大きく感じます)。 この大きさですと大聖堂のドームに持ち上げられなかったのも納得の作品ですね。
ジャンボローニャ作の「サビニの女たちの略奪 」は初めて見ました。3次元構造の作品でどこからどう見て良いのかも頭が混乱しそうです(^_^;)
もう一度フィレンチェに行く機会があればアカデミア美術館の見学をしたい展示品です。先生のおかげでイタリア旅行の楽しさが倍増しました。これからもよろしくお願い致します。
台風の影響がないことを祈っています。有り難うございます。

院長先生
こんばんは。
きょうもお疲れ様でございました。

ウソ!でしょ?って院長先生がおっしゃると思いますが、
アカデミア美術館はスルーしたのですよ!
ダビデ像もレプリカ見たしと通り過ぎ私がどうしても行きたかった「サン・マルコ美術館」へ行きました。
ダビデ像は本当に偉大だったのですね?右手に石?を持っていることは存じてました!未完のミケランジェロの彫刻も展示されていて院長先生ご夫妻は堪能された事でしょう♡
続きを楽しみにお待ちしております。

ベイスターズは負けました😰
明日は頑張って欲しいです✌️

きょうもありがとうございました🙇
おやすみなさいませ💤

Kさん、こんばんは。

アカデミア美術館はフィレンツェでも人気のある美術館ですがツアーではあまり寄らない場所だと思います。私たちは最後の時間で予約しましたので団体客は皆無でした。
かなり多くの作品が展示されていて、それを間近で見れるのは凄いことだと感じました。以前この美術館を訪ねた知人から写真は貰ったことがあったのですが流行り実際に見てみると迫力がありました。

ジャンボローニャ作の「サビニの女たちの略奪 」は美術の雑誌などでは見たことがありましたがぐるっと一周して見ることが出来たことはよかったです。

Kさんもフィレンツェ旅行をする際には予約を取って見に行って下さいね。感動すると思います。

那覇市の方は台風の影響はなさそうですが、逆にKさんの住まいの東京が台風の影響が及ぶのではないかと心配しています。気をつけてくださいね。

いつも有り難うございます。

マコママさん、こんばんは。

マコママさんはサン・マルコ美術館に行かれたのですね。私の方は行ったことがありませんでした。フィレンツェ中央駅に近いので時間があれば行きたかったのですが・・・ドメニコ・ギルランダイオの最後の晩餐がある美術館ですね(元は修道院)。他にも有名な絵画がありますので、マコママさんご夫妻も十分堪能されたと思います。フィレンツェの美術館を回るだけで1か月かかるのではないでしょうか?

アカデミア美術館はミケランジェロのダビデ像はもちろんですがピエタもあったので今回行けてよかったです。

あらまあ、ベイスターズ負けたのですね。明日頑張って欲しいですね。

いつも有り難うございます。それでは良い夢をみてお休みなさい💤

院長先生
おはようございます。
日曜日ですがご自宅でお過ごしでしょうか?
旅行のUPお待ち申し上げます。

お陰様で行かなかった「アカデミア美術館」の沢山のお写真ご紹介くださったので参考になりました♡ありがとうございました🙇

「サン・マルコ美術館」の天使のような修道士とよばれていたフラ・アンジェリコの「受胎告知」をどうしても見たかったのですよ。
確か?TVで紹介されて是非!みたいでした。
入館すると回廊になっていて1階に院長先生ご指摘の「最後の晩餐」があったと思いますが、忘れております😰
1階の下から2階へ上を見上げるとそこには気品溢れる「受胎告知」が見られ階段をゆっくり上がって正面に!感激しました♡
外にも沢山の小部屋?に修道士達のキリストに関係するフレスコ画がありましたが、キリスト教に詳しくないと内容の把握は出来ませんでした。
お土産に小さい受胎告知のレプリカ?を購入!今も廊下に飾ってます。
遥か昔ですので記憶もおぼろげですみません。

きょうも宜しくお願い申し上げます。
野球応援します!

マコママさん、こんにちは。

今日は自宅で過ごしています。

後で調べたらサン・マルコ美術館は宗教画を中心に飾られていてびっくりしました。マコママさんが期待していたフラ・アンジェリコの「受胎告知」も素晴らしかったです。本当にフィレンツェは街全体が美術館・博物館のような場所ですね。

今日の沖縄は大雨警報が出ましたが、那覇市はさほど大きな雨はなかったです。これから試合があるのですね。頑張って応援してください。

いつも有り難うございます

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