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2025年4月

2025年4月30日 (水)

シエナ大聖堂・天国の門ツアー

(今日は第5週水曜日で音楽特集のため医療ネタがありません。イタリア旅行記の続きを記載します)

前回のブログで紹介たように(☞シエナ大聖堂)、シエナの大聖堂は外からも中から見ても本当に美しい教会です。 通常は1階を歩きながら側面の壁画やステンドグラス、天井などを見て回ることが殆どです。シエナの観光を調べる中でシエナ大聖堂の「天国の門」ツアーというのがありました。日頃行いの悪い😅私としてはこの門をくぐると天国に行けるのかと考えましたが・・・ではなくて、このツアーでは普段見ることが出来ないドゥオーモの最上部をぐるっと1周して大聖堂の内部や外の景色を見ることが出来るとのことでした。
チケットはシエナ大聖堂の「天国の門」ツアー(公式サイトからチケットを購入出来ます☞ 天国の門ツアー )から申し込めます。

私達も折角でしたのこのツアーを申し込みました。

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大聖堂の右側の集合場所に時間指定で集まりました。時間になるとツアーガイドさんが集合の合図とバウチャーをチェックしてくれました。大凡20名ぐらいの参加人数でした。
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時間になり、参加人数をチェックして通常は通れない螺旋階段を利用して、大聖堂の最上部へと登って行きました。
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屋根の部分はこのように木の枠で支えられていました。この部分も全部石で出来ているのかと考えていましたが、実際はそうではないようです。
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今回は英語のツアーでしたので、細かな意味は掴めませんが、大凡の歴史や構造などを説明しながら進んで行きます。
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中央部のやや広い場所に来ました。
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やはりこの高さから大聖堂の内部が見えるのが最大の見所だと思います・・・・落下防止のネットがなければもっと最高ですが・・・それは致し方ありません。
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上部の天井部分や最上階にも沢山の彫刻や絵画で埋め尽くされていて、それを間近で見れるのは凄く貴重な体験でした。
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奥に進むと、実際の工房部屋があり、当時はここで修繕や作業をしていたと考えられました。
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更に進むと大聖堂の外の廊下に入ることが出来、シエナの街並を見下ろすことが出来ます。
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上部の廊下を進むと1部レンガがむき出しになっている場所もありました。おそらく外からはこの部分は見えないのでしょう。今後修復が行われるのでしょうか?
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奥に壁のような建築物が見えると思いますが、シエナの財政事情が許せばあの部分まで教会が拡張されたとのことでした。
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外壁や大聖堂の屋根に飾られた聖人像も近くで見れます。
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再度大聖堂内へ戻りながら見学をします。ここから見ると床のモザイク画も全体として確認出来ます。
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大聖堂の正面のバラ窓になります。綺麗ですが、これはレプリカで元のものは後ほど紹介するシエナの博物館の中に収められています。
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後方のステンドグラスも間近で見ることが出来ます。やはり巨大です。
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上の写真は階下から望遠で写したステンドグラスです。天国の門ツアーではこの部分は近すぎて全体が分かりませんでした🤭

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なんだか丸い形の突出物のように見える部分がありました・・・これは教会の中から見たらドーム状になっている箇所の屋根に当たる部分だそうです。
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このような階段を降りて、1時間ぐらい(?)のツアーは解散となりました。これからシエナの観光を考えている方がいれば、なかなか見れない場所からシエナ大聖堂の内外が見えるので時間があれば参加した方がいいと思いました。

2025年4月27日 (日)

感動のシエナ大聖堂

初めてのシエナで楽しみしていたのがシエナ大聖堂の見学となっていました。シエナ大聖堂の見学は地上からの本堂見学以外に、屋根裏に登って眺めることが出来る「天国の門ツアー」に参加しました。大聖堂の中には「ピッコロミーニ図書館(Libreria Piccolomini )」があり、「大聖堂併設の美術館」「サン・ジョヴァンニ洗礼堂(Battistero di San Giovanni)」は敷地の高低差を利用し教会堂後陣の床下に潜り込むように設けられています。入口も大聖堂とはちがう北東部から入ることになります。さらに最上階からのパノラマビュー! Panorama del Facciatione「パノラマ」など見応えがいっぱいあります。そのため今回は分けて紹介して行きます。まずはシエナ大聖堂の外観や主な内部の部分としました。

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シエナは丘の上に立つ街です。バスターミナルや駅から登ってくると、 教会の近くからこのような風景が見えて来ます。シエナの街の1番上に威風堂々としたシエナ大聖堂が見えて来ました。写真の左側にカンポ広場に建つマンジャの塔尖塔が見えます☞マンジャの塔(Torre del Mangia)・プッブリコ宮殿(Palazzo Pubblico)。 ここからは全体的な大聖堂の容貌が見えています・・・あれがシエナ大聖堂だと胸が高まって来ます。
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このドゥオーモは12世紀に起工され、完成したのが14世紀末と長い歳月が投ぜられた。フィレンツェの大聖堂とは規模はちがいますが美しさでは負けていないのかも知れません(作りが違いますのでどちらか美しいか比べられるものではありません)。シエナはフィレンツェと同じぐらいの財力を持っていてフィレンツェへの対抗意識が強い都市でした。本当はシエナの大聖堂はもっと大きくなるはずだったそうですが途中で財政が衰えて中途で仕上がったのが今の形となっています。それにしても美しいです。内部はフィレンツェ大聖堂よりシエナ大聖堂が圧倒的に美しいです。
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この美しいファサードは遠目から見てもすごい存在感。外壁を飾る白の中に微妙にピンク色が溶け込んだ大理石と縁取りを飾る深緑の大理石の縞模様の組み合わせが絶妙で大理石の組み合わせでこのような美しさを出せるのはさすがイタリアだと感心します。

白と深緑の大理石でデザインされたボーダーパターンの鐘塔に、ゴシック様式のファザードが組み合わされ、デザインの一貫性にかけるという評価もあるようですが、この西正面部分のファザードはとにかく美しいということに間違いありません!
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上部の円花窓を囲む40もの聖人たちの像はあでやかで、見ているだけで感嘆の声が出てしまいます。
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大聖堂の身廊の柱は黒と白の縞模様と単純な円形でもなく兎に角凝った作りをなっています。美しさへのこがわりが随所にある教会です。
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外壁や天井、ステンドグラスの見事さだけでなく、床も驚くほど美しいのです(ため息😍)、  多色大理石の象嵌によって構成された床には、56の宗教場面が描かれています。その一つ一つが大きく、床の高さだと全体像を写真に収めることが難しいほどです。入り口近くに色々な動物が描かれた特徴的なタイルがあります。この中央に狼に育てられた子供の像があります。 ローマに行ったことがある方は見覚えがあると思います。群雄割拠の時代にもローマと繋がっていることが威信にも繋がっていました。ローマと同じようにシエナも「ロムルスとレムス」というオオカミに育てられた双子の兄弟によって造られた街だと強調しているのです(ロムルスとレムスは、イタリアの首都ローマの建国神話に登場する双子の兄弟。狼に育てられ、反逆者から権力を奪い返してローマを建設したとされています)

 特にフィレンツェと対抗するためにシエナはローマと所縁があることを示すためにこの狼の像が各地で使われるようになったとのことです。 
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大聖堂の後陣となります。壁画も彫刻像も全てが美しいです。 スペースの関係でこのブログで出すことが出来ない多数の写真もどれを出しても美しいと感じるほでどこを切り出しても驚嘆するほど美しかったです。
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外からも見える丸窓の部分に見えるステンドグラスは、シエナ出身のドゥッチョが制作しています。これは実はこちらはレプリカとなっています。本物は隣接されている大聖堂付属美術館にて保管・展示されてありますので、後のブログで紹介したいと思います。直径は5~6mの大きさとなっています。「アッスンタ(マリア被昇天)のステンドグラス」という名称の通り、マリア様がモチーフになっています。
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これはもしものことでもありますが、シエナの財政悪化がなければもっと巨大だ世界最大級の美しい教会ができたかも知れません。1339年8月23日、シエーナ市議会である「鐘の評議会」に、フィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂に対抗すべく、西ヨーロッパ最大となる聖堂の建設が上奏される。今日の大聖堂の長軸を、新しい計画では短軸とする計画だったとのことです。上の写真の赤い部分に伸びてこれが教会の長軸で現存の境界部分が単軸とな計画だったとのこと。計画地は当時シエーナで最も家屋が密集した場所であったため、用地買収が行われ、1340年2月2日に基石がおかれた。ここまでは良かったのですが、1342年、シエーナで疫病が発生し、次いで飢餓が襲い更には1348年の黒死病の流行で市の経済は打撃を受け、もはや大聖堂の建設にまわせるような資金は得られず、工事は完全に停止して、現存の教会となっているそうです。

シエナ大聖堂美しい教会でした。

2025年4月25日 (金)

今週の生け花(令和7年4月第4週)

2025年の4月も最後の生け花となりました。時間が取れませんでしたので写真だけアップ致します。宜しくお願いします。

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<花材:利休梅、カンパニュラ、ストレリチア、千年木>

2025年4月23日 (水)

便秘症の分類と治療薬の種類及び注意点

2025年4月23日のFM放送「いきいきタイム」は便秘症についてです。ブログには便秘の種類や治療薬について説明します。2023年にも同じ内容でブログもほぼ同じとなっています(少しだけアップデートしています😃)。

<便秘症の頻度>
日本における便秘の発生率は比較的高く、調査によれば、便秘の人口発生率は15%から20%の範囲内にあるとされています。特に女性や高齢者、ストレスの多い職場環境で働く人々において便秘の頻度が高い傾向があります。また、都市部や都市圏に住む人々の間で便秘の発生率が高いことも報告されています。これはライフスタイルや食事習慣の変化などが影響している可能性があります。また便意が起きても排便を我慢する仕事環境なども影響していると推測しています。

便秘の頻度において、男女間に差がみられます。一般的に、女性の方が男性よりも便秘になりやすい傾向があります。しかしながら男性の場合も年齢と共に次第に高くなり、80歳以後の高齢者においては男女差は殆どなくなっています。

全体的に、生活習慣や食事習慣が便秘の発生に影響を与えるため、個々の状況によって男女間の便秘の頻度は異なることがあります。

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便秘はメカニズムによって機能性便秘と器質性便秘に分けられます。機能性便秘はさらに「弛緩性便秘」、「痙攣性便秘」、「直腸性便秘」の3つに分けられ、器質性便秘と合わせて大きく4種類に分類されます。

 

A:<機能性便秘>

自律神経のバランスが崩れ、大腸が機能不全を起こしたことによる便秘です。食生活や生活習慣が原因で起こり、日常生活の改善で便秘も快方に向かいます。一般的に「便秘」と呼ばれているものは、この機能性便秘の中、次の3つのどれかに該当する場合がほとんどです。

①弛緩性便秘

これは最も一般的な便秘のタイプで、特定の病気や構造的な問題がない場合にみられます。
食物繊維の不足や運動不足、腹筋力の低下が原因で大腸の運動機能が低下して腸の中で長い間、便が留まることによって起こります。日常生活のストレス、不規則な食事、運動不足、水分摂取の不足などが原因となります。また神経因性便秘として分類する場合もありますが、脳や脊髄の問題が原因で引き起こされる便秘も殆ど弛緩性便秘(希に直腸性便秘)となります。

☆若い女性でデスクワークなどでじっとしている時間が長く体を動かす機会を作れない人がなりやすく、高齢者や妊婦などにも多くみられます。

 

②痙攣性便秘

大腸の過緊張によりぜんどう運動が強くなり過ぎて腸がけいれんを起こし、便の輸送に障害をきたしている状態です。大腸の働きを調節する自律神経がバランスを崩すことによって起こります。

☆職場や家庭でのストレスが多い人や、リラックスするのが下手で常に緊張が抜けない人がなりやすく、若年者や仕事に追われるサラリーマンに多いとも言われています。

 

③直腸性便秘

便が直腸に到達しても便意を催さず、直腸内に留まってしまうために起こる便秘です。便意を我慢したり、浣腸などを濫用したりすることで排便のリズムが崩れた人などに起こります。

☆高齢者や寝たきりの人や便秘を我慢してしまう人、朝の支度に時間が掛かってトイレタイムをきちんとキープできない人などに多くみられます。仕事の関係などで便意を感じても何時も我慢してしまう方は直腸の神経の反応が鈍くなり次第に直腸性便秘になる方もいますので、可能なだけ便意を感じたらトイレに行って排泄して下さいね。

 

B:<器質性便秘>

胃や小腸、大腸、肛門などに何らかの疾患があり、それが原因で便秘になっている状態をいいます。原因を取り除く(手術など)と便秘は消失します。

*機能性便秘が生活習慣を見直すことで症状が緩和されるのに対し、器質性便秘は医療機関の受診が必要です*
AとBがいわゆる便秘(慢性便秘)の原因となりますが、その他に一過性の便秘もありますので紹介します。


C:<その他:一過性便秘>

旅行者便秘: 旅行中に発生する便秘で、環境の変化、食事の変化、水分不足、長時間の座ったままの状態などが原因となります。

妊娠関連便秘: 妊娠中にホルモンの変化や子宮が腸を圧迫することによって起こる便秘です。

これらの種類の便秘は、原因や症状によって治療法が異なります。医師の指導のもと、個々の症状に合った適切な治療方法を見つけることが重要です。

 

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最後に便秘の治療薬について

便秘の治療薬は、便秘の種類や原因に応じて異なる効果を持ちます。いくつか代表的な治療薬とその効能を挙げてみましょう。

1:浸透性通便薬(オスモチック薬): 便を柔らかくし、便秘を解消するための薬です。便中の水分量を増やして柔らかくすることで排便を促進します。マグネシウム製剤やポリエチレングリコールが含まれます。

2:刺激性通便薬: 腸の運動を刺激し、便を柔らかくして排便を促進します。腸の運動を増やすことで排便を助けます。代表的なものにはセンナやビスマス塩があります。

3:軟便剤: 便を柔らかくし、排便を容易にするための薬です。便のかさを増やすことで排便を助けます。デュコラックスやスツールソフナーが含まれます。

4:腸管モチリティ促進剤: 腸の運動性を高め、便意を生じやすくします。腸の運動を促進することで便秘を解消します。プリュバリンなどがこれに当たります。

これらの治療薬は、様々なメカニズムで便秘を解消するため、個々の症状や原因に応じて適切なものを選択することが重要です。

重要な点では大腸のメラノーシスという病態があります(これについては以前記載しました→大腸メラノーシス)。大腸メラノーシスはセンナ、大黄(ダイオウ)、アロエなどの大腸刺激性下剤(アントラキノン系下剤)を長期連用(平均して9ヶ月以上)している方に起こって来ます(もちろん全員に起きるわけではありません)。漢方が良いと考えてセンナや大黄が入っている下剤を長期内服している方は、時々大腸内視鏡検査も行って、大腸粘膜の変化も確認されて下さいね。

 

2025年4月20日 (日)

マンジャの塔(Torre del Mangia)・プッブリコ宮殿(Palazzo Pubblico)

前回カンポ広場を記載しましたので、今日はカンポ広場に面する「マンジャの塔・プッブリコ宮殿」を紹介致します。

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シエナ最高の宿泊地からのカンポ広場の眺めです。広場が扇状になっていることが分かります。
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広場に面してマンジャの塔(Torre del Mangia)とプッブリコ宮殿(Palazzo Pubblico)があります。「マンジャの塔」は羅針盤まで含めて高さ102メートルのれんが造りの塔で、1300年代に建てられたそうです。有料ですがチケットを購入すると階段で上まで上れるようになっています。何時もこのような塔があると直ぐに登るのですが、今回は宿泊施設からの眺めで十分と考えて登りませんでした。他の方のブログに書いてありましたが、マンジャとは最初にこの塔の鐘をついていたジョバンニという男性が道楽者で知られ、イタリア語の「食べる」の「マンジャーレ mangiare」に由来するとのことでした。


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上の写真の右側の扉からプッブリコ宮殿に入ることが出来ます。「プブリコ」は英語の「パブリック」のことで、ここがかつてのシエナ共和国の市庁舎として使われた公共施設となっています。13~14世紀のゴシック様式の建築で、現在は半分が市役所、もう半分は美術館として使われています。その様相はやはり宮殿と言った感じです。


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入って直ぐに大広間があります。市庁舎と言うより宮殿をイメージしてしまいますよね。
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これが市庁舎だったなどと想像出来ないぐらいです。ここは美術館ですので私達も入れますが、実際の市庁舎も同じ様な装飾なのでしょうか?
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シエナはフィレンツェと派遣を争うほどの芸術の都で絵画もシエナ派と呼ばれ、名を馳せたとのことです。 2階の市庁舎の入り口正面を飾ってあるのがシモーネ・マルティーニの「荘厳の聖母(マエスタ):1315年
」となります。シモーネ・マルティーニはシエナ派の大巨匠のドゥッチョの弟子で シエナ派を代表する画家だそうです。


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内部の天井や壁には歴史を感じさせるシエナ派の画家達の作品が並んでいて圧巻です。
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この部屋は礼拝堂となっています。
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礼拝堂上部の壁画です。
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奥に進むと「枢機卿(宗教会議)の間」がありました。それ程大きくはありませんが、天井画が美しいです。ドメニコ・ベッカフーミの作で天井一杯に描かれたこの絵は3列に5点ずつ、円形、長方形、八角形、 合計15点の絵から構成されて三次元の美しさを醸し出しています。

この部屋ですが、実際にシエナ政庁の会議室に使われていたそうです。私なら会議の議論に参加することなく天井の絵をみ過ごしていたかも知れません😅

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プブリコ宮殿の中にある市立美術館には、イタリア中世絵画を代表するシエナ派の巨匠、シモーネ・マルティーニの代表作「マエスタ」や、壁三面に描かれたロレンツェッティの大作、「善政と悪政」のフレスコ画があり必見です。
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その奥の階に進むと題材も現代的なものに変わっています。
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ここまで来たらカンポ広場と反対側の通路まで出てみて下さいね。
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カンポ広場とは反対側のテラスからシエナの町並みや、周りの美しいトスカーナの田園風景遠を写真に撮ることができます。
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晴れた日のトスカーナの風景は魅力的です。

2025年4月18日 (金)

今週の生け花(令和7年4月第3週)

4月の中旬になって、暖かくなった那覇市です。今年は何となく寒さが続いた気がします。今度は逆に夏が凄く暑くなるのではないかと心配してしまいます。地球の気候も海の向こうの国の政策も穏やかであって欲しいものです。

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今週の生け花はレッドジンジャーやカンパニューラの赤を押さえて黄色のレンギョウが目立っています。目の細胞から言うと黄色は赤と緑の波長の中間に位置するため網膜の錐体細胞が強く反応します。また、有彩色の中で最も明るい色でもあるため、目立ちますし人の注意を惹きつけます。その為に小学校の子供達のランドセルのカバーなどで黄色がよく使われています。
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横から見ると花器の折れ曲がった曲線とレッドジンジャーが傾いた状態も1体となっていて違和感がありません。
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今週の生け花達もそれぞれで見ると色も形も全く違いますね。海の向こうの大統領は違いを認めず、自分よがりの法案を通していて世界中が大混乱に陥っています。 時々権力を持つと自分が神様になった錯覚を持つ方もいます(一般社会にも沢山いますが・・😂)。 本来なら強くなればより自制的にならないといけないと思うのですが・・・・違うから美しくなれる生け花を見習って欲しいと願います🙇
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<花材:レンギョウ、カンパニューラ、レッドジンジャー、スプレー菊>

2025年4月16日 (水)

カンポ広場(Piazza del Campo)

今日は第3水曜日ですので会議のため、FM放送が無く医療ネタもありません。次の日曜日に「カンポ広場・マンジャの塔・プッブリコ宮殿」をアップ予定でしたが写真が多くなりすぎていました。そのため今日は「カンポ広場」を記載して、4月20日(日)に「マンジャの塔・プッブリコ宮殿 」をアップすることにしました。

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シエナ最高の宿泊地からのカンポ広場(Piazza del Campo)の眺めです(前回☞シエナのカンポ広場を望む最高の宿泊施設)。なんと贅沢なことだと思い返しても有り難くなります。
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カンポ広場は美しい広場だけあって世界中の観光客がここで写真を撮ったり座ったりと思い思いに過ごしています。もちろんシエナの住民も夕方になるとここで談笑して賑やかになります。
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シエナの旧市街は丘の上に築かれた街ですので、カンポ広場も平坦ではなくて緩やかな斜面を利用して出来ています。市庁舎の前を底辺とした扇型のなだらかなカーブを描いています。

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この傾斜した広場は年2回砂が敷き詰められてシエナの街が1番熱狂する競馬が行われます。単なる競馬ではなくてシエナのそれぞれの地区が威信をかけて戦う競技となっています。 シエナ独特の共同体の強い結びつきアイデンティティの強さには今回の旅行でビックリする程でした。
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初めてのシエナでしたが広場が見える宿泊施設でしたので、朝に昼に夜に何度も歩いてこの広場を堪能しました。世界一がどうかは分かりませんが本当に美しい広場でした。
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「市庁舎 (プッブリコ宮)」と向き合うように「ガイアの噴水(Fonte Gaia)」がありました。数多くの彫刻の刻まれた白い大理石で出来ています。ここは何時も人が多くどうしても全体を入れようとすると人が入ってしまいます😂。ただ、こちらはレプリカで、実物はサンタ・マリア・スカラ救済院にあります(私は行きませんでしたので実物は分かりません)。 

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広場の位置口に何気に飾られている旗がありました。よく調べてみるとシエナの歴史や文化が分かって来ます😃 カンポ広場はシエーナのパーリオ(Palio di Siena)が年に2回行われます。12世紀から開催される催しで、シエナの各共同体(コムーネ)のプライドと意地をかけて行われる競技です。勝った地区はもの凄く威張れるとのことでした。 おそらく上の旗は今年の優勝した共同体の旗となっています。パーリオやコムーネについて時間があれば後ほど説明したいと考えています。

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次回はカンポ広場に面して聳え立つのはのマンジャの塔と隣のプッブリコ宮殿を紹介したいと考えています。これからも宜しくお願い致します。

2025年4月13日 (日)

シエナのカンポ広場を望む最高の宿泊施設(Palazzo Lenzi)

シエナは実に美しい街です。その中でも世界一美しいと言われるのが(そう言われるのは世界中に沢山ありますので後は主観と偏見で決定でしょうか😊)カンポ広場です。

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チンクエテッレから電車を乗り継いでシエナ中央駅に到着して、徒歩で宿泊施設のあるカンポ広場へと向かいました。 今回は特にイタリアの鉄道旅と言うこともあり、スーツケースも小さなものにしたのはやはり正解でした(個人旅行では荷物が少ないのはベストだと思います)。2人だけですと毎日洗濯すれば良いし、同じ服を何度着ても他人の目を気にする必要もありません😸 特に私達は自撮りすることもありませんので同じ服でも自分が写っていないので写真写りも気にする必要がないのです。
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今回の宿泊施設は何とカンポ広場が見えるアパートメントです。 オーナーには前もって「何時頃到着と伝えていて」カンポ広場の池の前で待ち合わせしましょうとメールしたのですが・・・オーナーからは「到着したら教えてね」でした。 イタリアの鉄道事情も考えて予定より少し早く到着する計画でした(早めに到着したのでその時点で到着メールを送ったのです)。しばらく待ち合わせ場所で待つことに・・・
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宿泊場所はおそらく上の写真の所だろうと予想していました。 15分待っても来ないので「再度メールでカンポ広場に到着しています」と送ったのですが・・・返事なし。旅行中は日本の携帯の電話機能はオフにしていたのですが、仕方なく海外で使用することになってしまいました😢
電話したら初老のオーナーさんが出てくれて、「カンポ広場に到着しました」・・・「カンポ広場の面ではなくて反対側の通路に出て」とのこと。 反対側の通路って何処よと考えながら取りあえず建物のカンポ広場と反対の通りに出ることに。
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反対側の通りに出たのですが、入り口が分かりません・・・どこから入ればいいのですか? と私。 そしたら上を見てとのこと・・・英語が苦手な私に取っては「いったい何のこと?」・・・と思ってしきりに「上、上」というののですから、上をみたら・・・何と「オーナーさんが窓から顔を出して手を振っていました(笑)。 早くAIがもっと進んで「言葉の壁がなくなったら世界中が旅しやすいだろうと」実感しております😅

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オーナーさんはとてもチャーミングな方で、鍵の開け方などや簡単なことを説明したら隣の部屋に住んでいるので何かあればベルを鳴らしてね・・とのことでした。帰る時にはテーブルの上に鍵を置いて出て行けばそれでいいですとのことでした。

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流石に世界遺産のシエナの街で、それもカンポ広場に面した一等地の場所だけあって古い伝統的な造りとなっています。部屋も広く天井に描かれた絵画などを見てもおそらく貴族の邸宅だったのだろうと想像出来る建物でした。

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大きなリビングリームの隣に寝室があります。ここにも窓があり、カンポ広場が見下ろせます。
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その奥にビデのついたトイレ、洗面台、右側にシャワールームがありました。
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リビングリームにはシンクがあり、今回食器は利用しましたが食事を作ることはしませんでした。家族で長期宿泊なら良いかも知れませんね。
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部屋も広々です。シエナ宿泊が決まった時点で申し込んだ部屋でしたので大満足です。
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何と言っても部屋から見渡せるこの景色です。 一生ものの風景ですので、目に焼き付けたいと思いました。
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息をのむような美しい風景が時間時間に変化する表情を観られるのは、最高の贅沢だと感じました💖
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世界一美しいと言われるカンポ広場を一望出来る最高の宿泊でした。本当に夢のようなひとときを過ごすことが出来ました。貸してくれたオーナーさんに感謝です。

最後は、窓から望遠で写した写真です。

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若い頃は中心部にあればどんな部屋でもいいと思いましたが(まあ基本いまでもそう思っています)、あとどれぐらい今のようなスタイルで海外旅行が出来るかどうか分からなくなった年齢になりました。私に取っては泊まる時間さえも惜しくてこのような場所を選びました。本当に素敵な宿泊でした❤️‍🩹

2025年4月11日 (金)

春を告げるいっぺいの花

今日はいつもの生花を紹介できませんので、我が家で3月4月に咲く花を載せたいと思います(今週の生花の代わりです)。
沖縄はこの時期が花が咲きやすい季節かも知れません。何も手入れしていませんが春になるとちゃんと花を咲かせてくれてありがたいです。我が家ではいっぺいの黄色の花が咲くといよいよ春だと思えるのです。
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今年の那覇市はいつもより寒い時期が続きました。その後急に一時期暑くなり、いっぺいの花が同時咲いて来ました。黄色の花ですので目立つ色で、これを見ると毎年春が来たなと思えるのです。
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イッペーの花はノウゼンカズラ科の植物で、ブラジル原産の花木です。和名は「コガネノウゼン」というそうですが、沖縄では「イッペー」と呼ばれています。ピンク色と黄色の花があり、色によりだいぶ違う印象を持ちます。
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ちょうど満月の夜でしたので、見上げて写真を撮りました。 花が咲く期間は短いので一気に咲いて一気に散った今年の春です。
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品種改良されたのでしょうか?普通のハイビスカスよりもかなり大きな花となっています。
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ブーゲンビリアの花も南国らしいでしょうか? 何も手入れをしない庭ですが、この時期が1番花が多いのかも知れません。
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ゲンペイカズラ(源平葛)の白と赤のコンスタストは可愛らしいです。
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白と赤の大輪八重咲きの豪華な花を咲かせるアザレアも3月〜4月が満開となります。本土では開花期は5月だと思いますので沖縄は1〜2ヶ月早く咲くのかも知れません。

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小さな独特の花を咲かせるのはハナキリン(?だと思いますが・💦)でマダガスカル原産のトウダイグサ科の低木だそうです。
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何もしないうちに勝手に庭に咲いている花ですや↑(まあ雑草のようなものです)Googleで調べたら「ランタナ」だそうです。勝手に咲いていますので切らずにおいています。ズボラな私にはちょうど良いお花かも知れません。
出張のため今週の生花の写真を撮れませんでしたの庭の花をアップしました。本土は寒いです😆

2025年4月 9日 (水)

飲酒で太るの?

今日のFMレキオは飲酒について話をしました。毎年この時期に飲酒の功罪とくに急性アルコール中毒について話をしています(1年前のブログに急性アルコール中毒と対処法を書いてありますので参考にされて下さい「急性アルコール中毒と対処法」)。

職場や大学などの歓迎会など飲み会が増えると思います。日本において、最近10年間で70人以上の若者が急性アルコール中毒で亡くなっています。折角、希望に満ちた若者をアルコールで失いたくはないものです。飲んで楽しむことはよいことでしょうが、どうか「一気飲み」だけは避けて下さい。

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今日はお酒を吞んだら肥るのですかと質問を受けたことがありましたので、アルコールのカロリーについて記してみます(今日の放送の内容とは余り関係がありません🙏)。

アルコールと肥満について多くの方が気にしていると思うのです、そのためもあってか糖質ゼロのビールなども売れているようです。糖質ゼロ・・なるほどカロリーゼロならいいか・・と思っている方もいらっしゃるかも知れません。
「糖質ゼロ=カロリーゼロ」ではありません。

ビール、ワイン、焼酎、日本酒など沢山の酒類がありますが、基本的に飲んだ時の作用はその中のエチルアルコールの量で決まります。エチルアルコール1グラム当たり7カロリーの熱量があります(ちなみに糖分と蛋白質は1g当たり4カロリー、脂肪は1g=9カロリー)。

このことから判るように糖質ゼロでアルコールゼロならカロリーもゼロになるかも知れませんが、それではお酒ではありませんね。

エチルアルコールは比重が0.79%の液体です。例えば350ml缶の糖質ゼロで5%表示のビールを飲んだとするとそのカロリーは350(容量)×0.79(比重)×0.05(アルコール濃度)×7(アルコール1g当たりのカロリー)となりますので、96.8カロリーとなります。  

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これは純粋にアルコールの量だけから算出していますので、殆どのアルコール飲料はそれ以上のカロリーとなります。過度の飲酒はアルコールによる肝臓や脳へのダメージだけでなく、カロリーオーバーともなりますので肥満にも気をつけないといけなくなるのです。

 

お酒を百薬の長とするか悪ものにするかは飲む側の問題です。どうせなら友と語らいながら、あるいは一人月を肴にしていいお酒を楽しみましょう

 

2025年4月 6日 (日)

ピサの斜塔(Torre di Pisa)

ピサといえば世界中の人々が「ピサの斜塔(Torre di Pisa)」を思い浮かべると考えます。それほど斜塔は有名ですね。 本来ならピサ大聖堂(Piazza del Duomo, Pisaの附属の鐘楼として建てられていますので、メインの建物は「ピサ大聖堂」となるはずです。 ところが建築当初から地盤の関係で斜塔が傾きかけたために、世界中の人々が「いつ倒れるのか?」と関心を持つようになり「ピサ=斜塔」となったようです。

ピサはかつては地中海の大海運国としてジェノヴァやヴェネツィアとその覇を競っていた町とのことです。確かにピサの大聖堂周辺の建築群(ドゥオーモ(ミラーコリ)広場に集中)をみると絶大な富を持っていたことが伺えます。ただし13世紀末にはフィレンツェ大公国の支配の下におかれることになったとのこと。

当時のピサ大学でガリレオが、斜塔で「落下の法則」の実験をし、ドゥオーモにつり下げられたランプから「振り子の等時性」を発見したというのエピソードは有名です(まあ、それは実際は違うみたいです🤭)。

この斜塔、実は1173年の建設当時から地盤沈下のため毎年傾斜し続け、いつ倒れるかと、世界中の心配と好奇の的になってしまいます。これが傾かなければそれ程有名にはならなかったかも知れません。

 

2024年の旅はチンクエテッレから電車を乗り継いで、直接シエナへ向かいましたのでピサは乗り換えだけでした。今回紹介しないとなかなか書けないと思いましたので、2014年の写真を記載したいと思います。

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ピサ中央駅から斜塔があるドゥオーモ(ミラーコリ)広場まではおおよそ2Km の距離で周りを見ながら歩くと30分程度で着くことができます。駅前広場からバスを利用することも可能のようで10〜15分で到着出来るようです(利用したことがないので分かりません)
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案内板もありますし、ピサ中央駅を降りた人々はほぼドゥオーモ(ミラーコリ)広場へ向かいますので、その波に乗れば大丈夫だと思います。

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20〜30分歩くとドゥオーモ(ミラーコリ)広場に入る門があり、奥に目指す斜塔が見えてきます。

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入り口近くにある丸い建物は洗礼堂(バッティステロ)Battisteroで、12世紀半ばから、14世紀にかけて建造されています。私は入りませんでしたので分かりませんが、洗礼堂と言うだけあって中に入ると大きな洗礼槽があるとのことです。洗礼式でちょっと水をつけるだけの場合からしっかりと赤ちゃんの体をつける場合もあり、大きいと言うことはピサの場合は全身をつけたのでしょうか?(以前のブログ→洗礼式の様子)。

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左が洗礼堂、奥が墓所回廊、中央手前が大聖堂、右に斜塔が見えます。それらを含めて、1987年世界文化遺産に登録されています。
大聖堂は1064年、都市国家であるピサがイスラム軍と地中海貿易の覇権をアラブ勢力と争い大勝した「パレルモ沖海戦」を記念して起工されたそうです。大聖堂の建設にかかった期間は1064年から1118年と約半世紀にもわたるとされる。それから34年後の1152年には洗礼堂が、さらにその19年後の1173年には鐘塔が、大聖堂の周りに建設され始めたとのことです。それぞれの建築物は14世紀後半に完成され、現在のドゥオモ広場が形成されています。
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斜塔(鐘楼)Torre Pendente (Campanile)は白大理石の美しい柱列で囲まれドゥオーモの付属鐘機として、1173年に着工されています。傾いたこの塔の高さは北側で55.22m、南側で54.52mとその差は70cmとなるそうです。高さは地上55.86m、階段は296段あり、重量は14,453t。ピサは海に近いせいで地盤が砂地で軟弱な場所があるとのことで、このような場所に鐘楼を建てたために徐々に傾き、倒壊の危険が増して世界から注目されています。

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ピサの斜塔で世界の人々が斜塔をいれたポーズを撮っています。今に始まった訳ではなくて、私が初めて行った35年以上前も皆ポーズを取っていました。まあ今のようにデジタルカメラではないので上手く撮れたかは帰国後現像しないと分かりませんでした。 今は囲いがされて芝生の中には入れないようですが、昔はそこは入入ることが出来ました。なんと私は逆立ちした写真やボケたのですがバック宙した写真がありました。中学・高校で武道を習っていたために確かに30才ごろまではバク宙など出来ました(今では考えられません💦)。
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傾きだけが目立ちますが、近くで見ると実に美しい建築物だと分かります。 細かな彫刻なども綺麗です。
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傾かなくても繊細で美しい鐘楼として有名になっていたかも知れません(傾きがなければもっと高い塔になる予定だったそうです)。
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このような細い螺旋階段(251段あるそうです)で屋上まで登ると塔の外に出ることが出来ます。手すりもないので高所恐怖症のかたは厳しいかも知れません。見晴らしがよくて360度ピサの風景が見渡せます。
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周囲の緑の芝生と光輝くドゥオーモや洗礼堂のコントラストもすばらしく、遠くにはピサの町並みも見えます(上の写真は完全に白飛びしていて、パソコンで補正したのですが荒くなってしまいました・・・残念😢)
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塔を降りて裏手に公衆トイレがありましたので、そこによって戻って行きました。
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2024年でしたらこのような修復作業の被いもなくなっているかも知れませんね。
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正面からみたドゥオーモDuomo/Cattedraleドゥオーモ/カテドラーレとなります。奥の斜塔が隠れて見えません。

ピサ・ロマネスク様式の最高傑作とのことです。1068年から50年の歳月をかけて建てられ、柱列の並ぶ白大理石の大伽藍は周りの風景に調和して輝き、美しい。正面は4層の柱列で飾られ、正面や入口の扉には、ロマネスクの像が並んでいます。
・・・2014年までに3度訪れたのですが、毎回2時程度の滞在でしかありません。いつの日かピサに泊まってゆっくりと眺めてみたいです(まあ生きているかどうかが問題ですが・・)

2025年4月 4日 (金)

今週の生け花(令和7年4月第1週)

何となく慌ただしい年度初めとなります。皆様方の中には新生活がスタートしたからもいらっしゃるかも知れませんね。 初めて親御さんの元を離れて進学や就職の方もいるでしょうし、そうなると本人のみならず家族も希望や不安を抱きながら過ごす1週間だと思います。

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今週も何時ものように2階の小さなスペースにも生け花が飾られていました。正面から見ると縦軸にバランスがとれて上方広がりでも安定しています。何となくソメイヨシノとは違うような気もしたのですが、今週の桜は「ボタン桜」だそうです・・・知ったかぶりで書きましたが分かりませんでしたので、ネットで調べると「八重桜と牡丹桜は呼び名が違うもじつは同じ種類です。 八重桜は八重咲き品種の桜の総称で、牡丹桜は八重桜の別名とされています」と書いてありました。
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横から見るとボタン桜の枝振りが勢いよく飛び出した感があります。なんか扇のような感じがします😅 控えめですが紫の源平草も愛らしいです。
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黄色の「ラナンキュラス」の名前は初めて聞いた気がします。色々な種類があるようで、同じラナンキュラスでも随分と印象が違うものがありそうです。幾重にも重なった明るい花弁が魅力的な多年草の花で、秋に植込み丁度今頃の3〜5月頃に花を咲かせるとのことです。
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いよいよ新年度のスタートです。厳しい世の中ですが頑張って乗り越えて行きましょう✌️

<花材:ボタン桜、カーネーション、ランナキュラス、源平草>

 

2025年4月 2日 (水)

間歇性跛行の2大疾患(下肢閉塞性動脈硬化症 vs 脊柱管狭窄症)

今日のFM放送「いきいきタイム」は間歇性跛行(かんけつせいはこう)について話をしました。以前ブログに書いたのですが追加しながらまとめてみようと思います。

間歇(かんけつ)とは一定の時間をおいて、物事か起こったり止んだりすることを示します。よく温泉地帯で一定の間隔をおいて蒸気が飛び上がるのを「間歇泉」などと呼んでいますが、この字と同じです。

跛行(はこう)とは足を引きずって歩くという意味です。間歇性跛行とは歩き始めは普通に歩けるのですが、しばらく(一定の距離を)歩くと足が痛くなったり重くなったり、しびれや冷えが出現し歩けなくなってしまい、休憩するとまた歩ける状態を呼んでいます。

この症状を起こす二大原因として、動脈硬化が足の血管で起こる閉塞性動脈硬化症(ASO)と腰の神経が通る脊柱管という神経の通り道が狭くなる脊柱管狭窄症があります。閉塞性動脈硬化症は外科、特に血管外科で扱いますし、腰部脊柱管狭窄症は主に整形外科で扱う疾患になります。

特に寒くなるこの時期は、足が冷える、しびれる、ある程度歩くと足が痛くなる等の症状を訴える方が増えます。

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解りやすいように左にシェーマを書いてみました(クリックするといつものように大きくなります)。閉塞性動脈硬化症では動脈硬化により血液の流れが悪くなるため、その領域の酸素不足が生じます。 運動すると筋肉の酸素消費量が増えるのですが、血管が細いと必要量の血液が流れず酸欠状態となり痛みを感じてしまいます。そこで休むと筋肉も次第に必要な分の酸素の供給が満たされ、また歩き出すことが出来るようになります。

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同じ症状が起こるのが脊柱管狭窄です。しかし血管の病気ではありません。背骨の中の神経が通る場所(脊柱管)が元来狭かったり、圧迫骨折やヘルニアで神経が圧迫されるのが脊柱管狭窄です。歩行時には、脊柱管の中を通る神経に血液を送り込む血管も圧迫され、次第にこの神経を介して痛みがきます。横から人間の体を見ると背中の骨はS字に曲がり特に腰の骨は前方に傾斜しています。真っ直ぐな姿勢や逆の背屈の姿勢では神経が圧迫されやすくなり、症状が悪化します。

ASOは姿勢で変化はしませんが、脊柱管狭窄の場合は前屈で神経の圧迫が少なくなり楽となります。これを利用してこの2つの疾患をある程度見分けることが出来ます。平地歩行はきついけど自転車(体が前屈みとなりますので)なら何処までもいけるのなら脊柱管狭窄症です。一般的には平地歩行より坂道の上りがきつく、下りは楽なことが殆どです。ASOは登りでより早くきつくなります。しかし脊柱管狭窄では登りは前屈姿勢となりますので普通の人と変わりなく、楽になるはずの下りで(後屈姿勢となるため)きつくなるのが特徴です。

年をとったから長い時間歩けなくなったと感じている方に、実際は年齢のせいではなく病気のせいで歩きづらくなっただけの方もよく見かけます。 診断がついて治療をすると元のように長い距離を歩ける方もいますので、生活の質が向上します。 

もしも間歇跛行の症状があって、姿勢で変化があれば整形外科を受診され、自転車をこいでもきつくなるようなら血管外科を選択されたらよいかも知れません。

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