今週の生け花(令和7年2月第4週)
明日から3月となり、やっと気温も上がって来ました。今年も沖縄は全国で1番早く春を感じると考えます。暖かくなると本土の方では花粉が舞って花粉症の方には辛い時期になるかも知れません。沖縄は南に位置し、杉がないことと偏西風のお陰でスギ花粉が飛散しません。私の知り合いでもこの時期に観光を兼ねて沖縄にやってくる方がいらっしゃいます。 リタイヤしたならそのようなことも可能でしょうが皆が簡単にはできないでしょうからマスクなどで予防出来たらいいのですが・・
« 2025年1月 | トップページ | 2025年3月 »
明日から3月となり、やっと気温も上がって来ました。今年も沖縄は全国で1番早く春を感じると考えます。暖かくなると本土の方では花粉が舞って花粉症の方には辛い時期になるかも知れません。沖縄は南に位置し、杉がないことと偏西風のお陰でスギ花粉が飛散しません。私の知り合いでもこの時期に観光を兼ねて沖縄にやってくる方がいらっしゃいます。 リタイヤしたならそのようなことも可能でしょうが皆が簡単にはできないでしょうからマスクなどで予防出来たらいいのですが・・
今日のFM放送は先肢の静脈疾患について話をしました。ブログはこれに付随する深部静脈血栓症やそれに伴う急性肺血栓塞栓症について書いてみます。以前とほぼ同じ内容ですが、興味ある方は読んで下さいね。
皆様方の多くも「エコノミークラス症候群」と言う名前を聞いたことがあると思います。エコノミークラスに多い例えなのですが、何もエコノミークラスに限ったことではありません。要は長い時間同じ様な姿勢で座ったりすると、足(特に下腿)の静脈の流れが膝を曲げていることも重なり停滞してしまいます。長い間停滞すると、血管の中で血液が固まってしまうことがあります(静脈血栓)。
長時間のフライトから解放されて、立った時に、足の血液の流れも改善されます。すると足の静脈で固まった凝血塊も血液の流れに乗って心臓に向かって流れて行きます。 下大静脈から右心房→右心室にながれ、最後は肺動脈の中に移動します。 肺の中で血管は徐々に細くなるために、この凝血塊(血栓)が肺動脈に引っ掛かり詰まってしまいます。 これが肺血栓塞栓症で、大きな血管に引っ掛かる場合は急に呼吸困難や心不全となり急死することもあるのです。 この様な事態をエコノミークラス症候群と呼んでいました。
しかし、何もエコノミークラスでけに起こる訳ではなく、長時間の同じ姿勢では起こることもあり、地震の震災で車の中で同じ姿勢で過ごした方にも多く起こりました。
実際に日本人での調査では航空医学研究センターの調査では、エコノミークラス症候群の44人の内訳では、男性3人、女性41人、平均年齢61歳、座席別ではエコノミークラスが31人、ビジネスクラス6名、不明7人でうち死亡者が4人だったと報告しています。
この様なことは飛行機のみならず、車や列車の移動でも起こることより、旅行者血栓症(traveller's thrombosis)と呼ぶべきと言う方もいらっしゃいます。
では予防策はとなると、皆様方も飛行機に乗ると、足の運動の絵が入ったパンフレットを見ることがあると思います。ではなぜ、この様な運動をした方がいいのかについて説明したいと思います。
前回のブログで書いた様に、心臓の拍動により作り出された圧力の高い血液(動脈)は組織に酸素や栄養を配り、今度は殆ど圧のない静脈のなかを心臓に戻って行きます。圧がないために逆流もしやすいため、足や手に静脈には動脈にはない逆流防止のための静脈弁がついているほどです。
足は心臓からの距離もあり、座ったり立ったりする時には一番うっ血してる場所になります。足には見えませんが深い場所に大きな深部静脈が流れています。足の筋肉を動かすと中を通っているこの深部静脈も影響されてます。静脈弁もあることより、この静脈が筋肉の運動により停滞した血液の流れが移動しやすくなります。この筋肉の作用を心臓のポンプ作用になぞらえて筋肉のポンプ作用と呼んで、第2の心臓とも言っているのです。
この様にして足を運動させることで飛行機に乗っている時などに足の血流をよくするためにあのパンフレットがおいてあるのです。
長時間のフライトでは足の運動を行ったり、トイレタイムなどを利用して運動して深部静脈血栓症を予防して下さいね。
愛の小路の続きです(→ 愛の小道)。チンクエテッレ:マナローラ(Manarola)にはリオマッジョーレから海岸沿いの「愛の小路」を歩いて行きました。丁度海に夕陽が沈む時間に到着するように計画を立てて出発です。
2月の中旬になると沖縄ではかなり暖かくなる日があるのですが、今年は例年より寒い気温が続いています。北国と比べようもありませんが、暑い気候になれていると少しでも冷えると実に寒く感じるのです。私の場合は20度と切ると震えてしまいますし、13度程度になると冬眠したくなります😅
この地域の魅力の一つに点在する村々を繋ぐトレッキングコースが整備されていて、歩きながらチンクエテッレの素晴らしい自然を味わうことが出来ることとなっています。初級から中級程度のコースが整備されています。その中で最も有名で初心者でも簡単に歩ける「愛の小道(アモーレ通り:Via Dell`Amore)」と呼ばれる、リオマジョーレ(Riomaggiore)とマラドーナ(manarola) を結ぶ散策コースがあります。
名前からして気になる散策路も実は2011年の地滑りによる土砂災害により、長年閉鎖していて再開が待ち望まれていました。私たちが出かける1ヶ月前の2024年7月27日に修復工事が終わり再開されることがニュースに出ていました。思わず「ラッキー」と叫んだほどでした😉
距離 900メートル
所要時間 20-25分
難易度: 初級コース(老若男女とも気軽にトレッキングを楽しめるコース)。
特徴:平坦な海のそばの道を通るので、綺麗な景観を気軽に楽しめます。
土砂災害の後12年もかかって復旧。1番有名な道だと思いますが、切り立った岩壁沿いでの土砂災害ですので復旧工事は難関だったと歩きながらも想像できました。

上の写真の階段の横にチケット売り場があります。私達は電車と共通となるチンクエテッレカードを購入していました。階段を上がり、左に僅かに進むと「愛の小道」の入り口となり、係員がチケットチェックを行います。 気をつけないといけないのは「愛の小道」はリオマッジョーレが入り口、マナローラ出口の一方通行となっています。(マナローラ側の出口の係の方は優しい方で、リオマジョーレに宿泊しているのでこの道を戻りたいけど出来ますかと聴いたところ、「私がいる間なら覚えておきますのでOKですよ」と答えてくれました。規則違反かもしれませんので皆に許可が下りるとは限らないと思います・・🙏)
寒い冬場に多い脳卒中について話をしました。これまでに何度かブログに書いていますのでこちらを参考にして下さい(→脳卒中の病態と血圧の関係、→脳卒中の病態、罹患率、予防法など )。今回は脳死といわゆる植物状態の違いについて記載します(大まかな感じとして捉えて下さい。診断基準は緻密に決められています)
脳卒中は、脳におこる病気のなかでもっとも多く、昭和26年から昭和55年までの30年間、日本の死亡原因の1位を占めていました。平成25年の日本人の死因では癌、心疾患、脳血管疾患の順位となっています。一見統計上は、年々死亡率は低下していますが、これは治療技術の進歩によることが大きく
影響していています。実際は逆に脳卒中にかかる人の数は年々増加しています。この40年間で脳卒中の主流は、生活習慣の変化・特に食事の欧米化に伴い脳内出血から脳梗塞へと変化してきています。
脳細胞は他の身体の細胞と較べて特殊です。栄養源としてブドウ糖しか活用しない偏食家で、酸素が途切れると直ぐに駄目になってしまいます。脳細胞は血液で運ばれた酸素とブドウ糖で生きています。 心臓の病気や事故やショックなどで脳細胞に血液がとどかなくなると3〜5分で脳細胞だけは死んでしまいます。
救急などで心臓や呼吸が止まって心臓マッサージなどで20〜30分後動きだした場合には、心臓も他の臓器も元通りに回復し後遺症を残さないことも多くあります。脳以外の組織は20分程度の血液が流れなくても元通りになることが多いのです。 しかし脳細胞は僅かの間(3〜5分)に元に戻れない状況となります。この時間差による脳と他の組織の回復のずれ、脳の中でも大脳、小脳、脳幹の死滅の状況で脳死やいわゆる植物状態となる違いが出て来ます。
脳以外の病気によるダメージでは大脳、小脳、脳幹の順で起こることが多く、最後まで呼吸や心臓を動かしている脳幹は生きている場合もあります。大脳や小脳ダメージを受けて意識や知的活動は出来なくても呼吸や心臓は動かす脳幹の部分が生きていればその後の栄養管理などで生き続けることが可能です。
脳幹の出血などによる脳幹死を含めた全脳死の場合は人工呼吸器につないでも数時間から2〜3日以内に確実に死を迎えます。その状態を判断し脳死と定義しています。確実に死を迎える僅かの間は心臓は動いて他の組織も正常に活動しています。世界のほとんどの国で「脳死=人の死」とされており、もしも脳死を受け入れ、臓器提供の意志が在れば臓器移植を待っている方に提供出来るのです。
脳死と植物状態の主な違いは、脳幹が働いているか否かによって決まるわけです。
今日は建国記念日で休みでしたので、午前中は病院に出掛けて午後からは明日のFM放送の原稿のチェックをしていました。昨年年末のクリスマスコンサート以来ギターを弾いていませんでしたので先週久しぶりに、山崎ハコさんの「サヨナラの鐘」を録音してyou-tubeにアップしました。
原稿を書きながら今週はバレンタインがあることを思い出しました。明日の番組でかける曲が恋が成就する曲はないかと考えていました。私は古い曲しか分かりませんので、1968年のヴィレッジ・シンガーズの「亜麻色の髪の乙女」ならバレンタインの前にかけても怒られないだろうと思いました😆。 2002年に鳥谷ひとみさんがカバーしてヒットしましたのでそれで聴き覚えている方もいらっしゃるかも知れません。私は当然小学生の頃に聴いたヴィレッジ・シンガーズで覚えていました😅

私たちが宿泊したのは9月の第二週の週末でしたので、イタリアの各地で「ノッテ・ビアンカ」というお祭りがあります。今回会場が宿泊施設の隣にありましたので、宿泊のオーナーから「夜の24時まで大音響で音楽が流れるかも知れません。ご迷惑をかけます」とのメールが届いて知りました。
ノッテ・ビアンカはローマで始まった伝統行事で、9月の第2週末(土曜日)に公共の広場が音楽イベント、音楽ショー、演劇、屋台などのエンターテイメント会場に変わるそうです。夜の24時までメイン会場だけでなく私たちの宿泊のすぐ下でも若者たちが大きな音をかけて踊り明かしていました。何かすごいイベントというより若者たちが飲んで踊る感じがここではありました。私たちは次の日は朝早くからチンクエテッレ観光を予定していましたので、大音響の中耳栓をして23時ごろには眠りについたのでこのイベントは参加しませんでした。
感心したのはイベントの後にゴミだらけになっていると思っていましたが意外と綺麗かったことでした🤭 流石に観光地だけあって次の日曜日も多くの観光客が押し寄せると思いますので良かったなと何故か安堵していました。
まだ観光客がやって来ていませんでしたの、この有名なビューポイントも人がいませんでした。宿泊者ではないとなかなか撮れない風景かも知れません。今回はジェノバを外して2日間宿泊でしたのでのんびりとチンクエテッレを散策できて良かったです。
2月は1年で最も寒い時期だとは思います。その通り先週からの大寒波で日本中が凍えたことだと思います。南国の沖縄でも寒いのですから本土では大変だと思いますし、すごい量の雪も降り続き生活にも支障を来したことだと考えます。
今日のFM放送は認知症について話をしました。外科医が説明する認知症の話ですので間違いも多いと思いますがご了承下さい。ブログでも同じ内容を3年前に書いていますが、覚えている方は(私もですが・・😅)いないと思いますので、再度記載致します。
厚生労働省が行っている「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」の推計では、2020年の65歳以上の高齢者の認知症有病率は16.7%、約602万人となっており、6人に1人程度が認知症有病者と言えます。
まず認知症と加齢に伴う物忘れとは違うことを認識下さい。 脳細胞は加齢と共に減少しますが、認知症の場合は通常より減少が速く確実に進行してゆきます。 認知症は物忘れを含む様々な知的能力の低下により、仕事や社会生活ができなくなった状態です。
認知症の主症状に「記憶障害」「見当識障害」「判断力の低下」があります。
①記憶障害とは単なる物忘れは体験の一部を忘れるのに対し、全体を忘れるのが認知症です。例えば、単なる物忘れは朝食のメニューを思い出せなくても食べたことは判るはずです。認知症の場合は食べたこと自体を覚えていないことがあります。
②見当識障害とは「今が何時なのか、ここは何処なのか」かがわからなくなる状態です。
③判断力の低下とは「寒くても薄着のまま外に出たり、真夏でもセーターを着たり」と自分がどうすればよいのかを判断出来なくなります。 それ以外に、怒りっぽくなったり、不安なったり、異常行動が見られることもあります。
認知症に対して「本人はわからないからいいよね」と思っていらっしゃる方がいると考えます。 しかし認知症の始まりでは本人も「自分が何かおかしい」と気づいています。 他人から間違いを指摘されると思い出すことが出来ずに焦ってしまいしばしば作話(場所あわせや話のつじつまを合わせる)が見られるのも特徴です。
認知症の患者さんを家族だけで支えるのは無理があります。医療や行政さらに地域と協力して増加する認知症患者を支えるシステムづくりが重要となってきています。
認知症を引き起こす病気のうち、もっとも多いのは、脳の神経細胞がゆっくりと死んでいく「変性疾患」と呼ばれる病気です。
認知症で最も多いアルツハイマー病(67.6%)を始め、レビー小体病 (4.3%)、前頭・側頭型認知症(1.0%)、などがこの「変性疾患」にあたります。 続いて多いのが、脳梗塞、脳出血などで、脳の神経の細胞が死んだり、神経のネットワークが壊れてしまうために起きる脳血管性認知症(19.5%)となります<()内は認知症に占める割合です>。
アルツハイマー病の特徴の一つは、病理学的に診て患者の脳に老人斑と呼ばれる沈着ができることが原因といわれています。この沈着する物質はAβという短いたんぱく質と判明しています。 アルツハイマー病を早期に発症する家族性の患者などの研究から、認知機能に障害が出る20年ほど前から、脳内ではAβの沈着が始まり、その後タウというたんぱく質が神経細胞内に凝縮して、神経細胞の機能が奪われ、死滅することがわかってきた。 そのためこの沈着物質を取り除ければ、認知症の進行を遅らせたり、認知症を改善する効果が期待出来る訳です。
この薬を日本の製薬メーカーが共同で開発して、認知症治療薬として18年ぶりに米国で認可されました。一筋の光が見えてきましたが、まだまだハードルは高くEUでは認可されませんでしたし、日本では継続審査となっています。それでも今後、変性疾患の病態の解明とともに特効薬が開発されるかも知れません。
記憶の働きに関わる神経伝達物質アセチルコリンの減少が特に強いことが明らかにされています。現在使用されるお薬は進行を遅らせるため、治療薬として、アセチルコリンを下げないように働く薬がよく使われています。現時点では早期診断、早期治療により進行を遅らせることが重要です。
私達のささやかな抵抗として動脈硬化を防ぐ生活習慣を身につけたり、精神活動や社会活動を活発にしている方が脳神経細胞の減少を遅らせることが解っています。 ボランティアや趣味を持つのもよいかも知れませんね。
私は遅ればせながら50歳を過ぎてギターを始めましたが、脳細胞の減少に歯止めをかけてくれたらいいのですが・・・もう手遅れと医者からいわれたらどうしようと考えています・・![]()
![]()
(余談)昔は「痴呆」と言われていたのが「認知症」の名称に変わったのは平成16年(2004年)とまだ日が浅いのです。
・「痴呆」と言う言葉に対して国民が抱く感情として侮辱的な表現と認識していること、1度痴呆と言われたら治療法もなく、このまま進行してしてしまうイメージがあることより、「認知症」と言う名前に変更した経緯があったのです。少しずつ日本も人権意識が高まっているのかも知れませんね😍
殆どテレビを観ない私ですが、偶然「山崎ハコ」50周年記念コンサートが那覇市内で行われるとの宣伝が流れていました。
沖縄でノンビリと過ごしていた私が実力も無いのに(実力さえ知らずにが正しいのでしょうが)医学部を目指して上京。1日4時間程度しか寝ずに必死でやっても予備校で医学部進学の希望すら書けない成績に苦しんでいた時期でした。
東京の大学に居た姉から大学の学園祭があるけど、気晴らしに行かないと誘われて初めて出かけたのです。その時のゲストが「山崎ハコ」さんでした。痩せた小柄な女性から放たれたパワフルでメッセージのある音楽に圧倒されました。同じ年代のハコさんから強烈なパンチを浴びたような気分でした。「気分を変えて」などの曲は最後に「そんな弱い私なら そんな弱い私ならバイバイ」で締めくくられ、その言葉が胸に突き刺さった記憶がありました。
昨年の年末のコンサートでは唄いましたが、1年以上ギター弾き語りの録音をしていなかったことを思い出し日曜日に自宅で小さなレコーダーに録音してみました。「サヨナラの鐘」はハコさんの中で1番(?)好きな曲です。失恋の歌ですが、ただただ寂しいのではなくてその中から這い上がれる気がする不思議な曲です。
いつものように動画にしました。よろしければお聞き下さい。
チンクエ・テッレ(イタリア語: Cinque Terre)は、イタリア北西部のリグーリア海岸にある5つの村を指しています。険しい海岸に色とりどりの家屋が並ぶ文化的景観によって知られており、ポルトヴェーネレや小島群などと共にユネスコの世界遺産に登録されている。また、チンクエ・テッレは段々畑によるブドウとオリーブの栽培が盛んで、ワインの産地としても知られる。
次回はリオマジョーレの夕方から朝にかけての風景を紹介したいと思います。次回もよろしくお願い致します❤️🩹
最近のコメント