ナビリオグランデ運河 (Naviglio Grande):ミラノのもう1つの雰囲気
4回目のミラノで行きたかった場所にナビリオグランデ運河 (Naviglio Grande)がありました。何となくミラノは中央駅からドォーモの周辺の印象が強く、運河とはほど遠い場所と思っていました。本当は夕食をとりながら夜の運河を見て回る方が雰囲気があって良さそうです。今回は夜は夜で宿泊地からドォーモを眺めたいですし、身近なアーケードを通り街の散策もしたいために諦めて、昼の行程に組み込みました。
« 2024年11月 | トップページ | 2025年1月 »
4回目のミラノで行きたかった場所にナビリオグランデ運河 (Naviglio Grande)がありました。何となくミラノは中央駅からドォーモの周辺の印象が強く、運河とはほど遠い場所と思っていました。本当は夕食をとりながら夜の運河を見て回る方が雰囲気があって良さそうです。今回は夜は夜で宿泊地からドォーモを眺めたいですし、身近なアーケードを通り街の散策もしたいために諦めて、昼の行程に組み込みました。
年末に行った私のコンサートの模様をFMレキオがyou-tubeにアップして貰いましたので、このブログでも紹介したいと思います。
私自身は高校卒業して50歳までは音楽を聴く機会もありませんでした。FM放送を始めるに当たって音楽のCDを買い集めて番組の中で4曲を使うようにしました。50台半ばでギターを購入し、練習をしながらラジオの放送でも1曲は私のギター弾き語りを入れることにしました。
病院の公式なコンサートではありませんので私の患者さんを中心に30名程度の方の参加で1年に1回感謝を込めて弾き語りのコンサートを開催しました。10年前からやり出したのですが、4年間は新型コロナの影響で中断してしまい、昨年から再開としました。昨年から私の患者さんだけでなくラジオの放送を聴いて頂いたリスナーの皆様方から6〜8名ほど招待して、合計40〜50名の参加となりまりました。
病院の7階の食堂で行う為に4~50名しか入ることは出来ませんが、満員で長椅子を3脚追加したほどでした。21歳から96歳までの方が参加して頂き休憩を挟んで前半1時間、後半1時間の2時間コンサートを聴いて頂きました。高齢者の方も多くて「疲れたら途中帰宅でもいいです」と声かけたのですが全員最後まで参加してくれました。本当に感謝です。
<前半>
ラジオで流れた音源を初めて聞くとなんと私は下手くそだったのかと改めて反省です🙇 こんな私のコンサートをわざわざ年末の忙しい時間に来てくれた患者さんやFMのリスナーの皆様に感謝です。
<後半>
年末のコンサートですので、途中で参加者の方からクリスマスソングはないのですかと質問されましたが、残念ながら御座いません(わざとですが・・・)それより1年間の感謝を込めて弾き語りをしたかったのです。
2025年の12月にお互いに元気な顔で再開したいと願っています。多くの参加者の皆様方から花束や美味しいお菓子やケーキなどを頂き本当に有難うございました。2025年もよろしくお願いいたします。(新年に書いたのですが公開日を12月にすればいいのだと思い直してアップし直しました🙏)
毎年旅行で行った先の写真で自分用のカレンダーを創っています。前回初めてブログを観てくれた方のメールにカレンダーを添付して送りました。写真は私が撮ったものですので自由に使えます。カレンダーの部分は一応商用で使わなければ大丈夫ですがブログを観ている方で自分用にプリントアウト出来るのでしたら個人で使って欲しいと考えています。2025年のカレンダーは2024年のイタリア旅行の時の写真となっています。1〜3月はミラノはブログで既に紹介した場所です。これからの旅行記で出てくる場所も御座います。
ミケランジェロ・ディロドヴィコ・ブオナロティ・シモニー(Michelangelo di Lodovico Buonarroti Simoni)
人は、年齢を重ねることで初めて理解できるものがあります。
若い頃に受けた感動の意味を、時を経てようやく自分の中に落とし込める——そんな体験はないでしょうか。
私にとってミケランジェロは、まさにそのような存在です。
20代で初めて出会って以来、人生の節目ごとに彼の作品と向き合ってきました。そして今、改めて感じるのは、彼の芸術が単なる美の表現ではなく、「生きること」そのものを問いかけているということです。
今回は、私を魅了し続ける芸術家ミケランジェロについて書いてみたいと思います。
私が初めてミケランジェロの作品を目にしたのは、20代後半に訪れたローマのサン・ピエトロ大聖堂でした。そこに静かに佇んでいたのが《サン・ピエトロのピエタ》です。
ピエタとは、聖母マリアが十字架から降ろされたイエス・キリストの亡骸を抱き、その死を悼む姿を表現した彫刻です。
キリスト教徒の方には不敬に映るかもしれませんが、私が強く心を奪われたのは、マリアのあまりにも美しい顔でした。
その表情には艶やかさではなく、静かな気品と清らかさが宿っています。
どこか東洋の菩薩像にも通じる穏やかな面差し——私はしばらくその場を動くことができませんでした。
《サン・ピエトロのピエタ》が完成したのは、ミケランジェロがまだ25歳にも満たない頃でした。
この作品からは、若き天才の恐れを知らぬ創造力が伝わってきます。
マリアは、33歳で亡くなったキリストの母とは思えないほど若々しく表現されています。
写実性よりも理想の美を優先したのでしょう。
もしかすると彼は、自らが思い描く「究極の女性像」をマリアに託したのかもしれません。
お陰でまだ20代後半の私もこのマリアに同世代の(?)普遍的な美を感じとっていたのかと思いだしています。その像を初めて目にした瞬間、時間が数秒止まったように感じました。
ただ立ち尽くし、無心に見入っていた——そんな不思議な体験でした。
あの硬い大理石でベールや衣服の柔らかさも表現しているのですから、まさしくミケランジェロは天才だと思える作品です。
しかし冷静に全体を見渡すと、マリアとキリストの体格差には驚かされます。
成人男性を抱きかかえていることを考えると、マリアは相当大柄な女性になってしまいそうです。
それでも不思議なことに、その違和感をまったく感じさせません。
すべては、あの慈愛に満ちた表情に視線が引き寄せられるからでしょう。
20代で作成したサン・ピエトロのピエタにはもう1つ驚くことがありました。私の写真ではぼやけてしまっていますが、マリアの服にたすき掛けのようなラインがあります(正式にはなんと言うのか分かりません🙏)。そこになんとわざわざ「フィレンツェのミケランジェロが作った」と彫っているのです。理由は分かりませんがまだ彼が若く自分の名前を売りたかったのかも知れません。
今回のイタリア旅行記のブログでも後にフィレンツェ旅行で詳しく書く予定ですが、サン・ピエトロのピエタを作成後、ミケランジェロはあの巨大なダビデ像を作成します。この2つによりミケランジェロの彫刻家としての地位と名声が確立したかも知れません。ミケランジェロが1501年(26歳)から制作開始、1504年9月8日に公開した彫刻作品となります。本当はフィレンツェのドームの頂上を飾る予定だったのですが、余りにも重すぎて持ち上げることが出来ずに地上に置くことになった作品です。
上の写真はブルージュを訪ねた時に聖母教会にあったミケランジェロの聖母子像です(☞ブルージュ聖母教会)。これはサン・ピエトロのピエタから僅か3〜4年後の20代後半の作品となります。
この作品では、マリアはすでに「母の顔」をしています。穏やかで、包み込むような表情。体格も自然です。
わずか数年の間に、ミケランジェロの精神性が大きく成熟したことを感じさせます。
その後も次々を世界的な作品を世に送り出します。
しかしミケランジェロは50年近くピエタの制作は行っていませんでした。当時としては長生きだった彼も70代になり自分自身の死を予感するようになり、もう一度ピエタの作成に取り組んだのかも知れません。ミケランジェロは死の直前まで創っていたロンダニーのピエタ以外の2作品も未完成のままの作品となっています。彼が制作した4作品のうち結局は若い頃に手がけた『サン・ピエトロのピエタ』のみが完成品と言われています。
『フィレンツェのピエタ』(1547年? - 、フィレンツェ、ドゥオーモ博物館)未完成
『パレストリーナのピエタ』(1555年? - 、フィレンツェ、アカデミア美術館)未完成
この2作品をみてもキリストの足の部分などは綺麗に創られていますが、マリアとキリストの顔は荒く削られただけになっています。何となくこれはミケランジェロがキリストもマリアも人間の顔で描くことが出来ない、表現は難しいのですがあえて描くことが出来ないと考えたからではないかと思ってしまうのです。もしかしたら未完成品と言っていますが、彼にとってはこれ以上手のつけることが出来ない完成品だったのではと私自身は考えてしまう作品でした。
最後は88歳の死の直前まで創っていた『ロンダニーニのピエタ』(1559年 - 、ミラノ、スフォルツァ城博物館)未完成となります(前回のブログ☞スフォルツァ城 )。
晩年の《ロンダニーニのピエタ》では、もはや技巧の誇示はありません。
マリアとキリストはほとんど一体化し、互いに支え合いながら天へ昇っていくかのようです。顔の造形すら重要ではない。そこにあるのは、死を目前にした芸術家が到達した祈りの形なのかもしれません。
ミケランジェロは晩年、《ロンダニーニのピエタ》を制作していたローマでその生涯を閉じました。しかし現在、彼はフィレンツェのサンタクローチェ教会に眠っています。
フィレンツェに生まれ、多くの傑作をこの街に残したことから、遺体は後にフィレンツェへと移されました。
墓碑の胸像の下には三人の女性像が配されています。向かって左から「絵画」「彫刻」「建築」——すなわち、彼が成し遂げた偉大な仕事を象徴しているのだそうです。
<彫刻>
フィレンツェのアカデミア美術館に収められている《ダビデ像》は、言うまでもなくルネサンス彫刻の最高峰の一つです。
同じ館内では《パレストリーナのピエタ》も見ることができ、若き日の完成された美と、晩年へ向かう精神的探求とを一度に感じ取ることができます。
ルネサンスの三大巨匠には、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、そしてラファエロが挙げられます。いずれも人智を超えた才能の持ち主でした。
その中でも、決して美男子とは言えず、孤高に生きた人間味あふれるミケランジェロに、私はなぜか強く惹かれ続けています。
若き日のほとばしる情熱から、死の直前まで衰えることのなかった創作への意志——その軌跡を辿るうちに、ようやく私自身も、彼の歩んだ道の意味を少しだけ理解できる年齢になったのかもしれません。
芸術の深さとは、作品の中に人生そのものが刻まれているところにあるのでしょう。
今日は17時開場、17時30分から2時間程度のクリスマスコンサートを予定しています。コロナで中断はありましたが、10年前より私の患者さんを中心にクローズでコンサートをしていました。職員食堂で行う為30〜40名程度しか入らないので、私の患者さんのみで行って来ました。
いつも年末の慌ただしい中で時間を決めさせて貰っているために、2〜3ヶ月に1回の受診日に案内が出来ないことも多く、私から毎回下記の様な案内のハガキを送らせて貰っているのです。
年末に不幸(?)なハガキを貰った患者様がいらして、楽しい2時間を過ごさせて頂いているのです。(今回FM放送を聴いたリスナーの皆様方も10名程度いらっしゃるのかも知れません)
私の方は十数年来、FMレキオとFM21で毎週水曜日(第3を除き)の18時から19時まで医療情報の番組を行っています。今回、病院で行う私の個人的なコンサートを録音してくれて、その後放送することになりました(私は怖いですが・・)。
昨日放送局からこのようなパンフレットを頂きました。
今回はFM放送局が初めから録音に来てくれるそうで、わざわざ特別企画で12月23日18〜20時に今回のコンサートを放送するとのことを決定したそうです。
・・・まあ私が今日声が出なかったりすると企画はなし?になるかも知れませんが😅
視聴出来ない地域の方がいらっしゃいましたら、「FMレキオ」や「FM21」の公式ホームページからアプリをダウンロードすると視聴出来るかも知れません。宜しくお願いします。
鳥取県にある童画家の田中かおるさんが主催するアトリエトトロの子ども達から素敵なプレゼントが今年も当院にも届きました。
毎年アトリエトトロの子ども達は鳥取県内の病院施設などにもこのプレゼントを届ける企画を行っています。ブログを通して知りあえた私が病院に勤めていることより、遠い鳥取県から那覇市にある私達の病院にも可愛くて暖かいクリスマスプレゼントを届けて頂けることになりました。本当に有難うございます。
相手を想いながら絵を描くことは、絵の技術の向上だけでなく、優しさを育む素地となると考えるのです。私は貰うだけで何も出来ませんが、絵を書いてくれた子ども達の心やさし成長を期待したいと願っています。
スフォルツェスコ城(ダ・ビンチ、ミケランジェロの作品がある隠れた名所?)
スフォルツェスコ城はミラノの中でかなり目立つ大きな城ですが、なかなかツアーでは回らない場所かも知れません。最初にイタリアを行った機会にロンダニーのピエタを見るために立ち寄ったのですが、当時フイルムのカメラで撮影し、帰国後現像すると暗い中での撮影の為にロンダニーのピエタの写真は全滅でした。今回は30年数年ぶりに写真にも収めることが出来ました。
今日(2024年12月10日)のFM放送「いきいきタイム」は甲状腺の病気について話をしました(今回時間が取れませんでしたので以前書いたものの再度の投稿となります。済みません🙇🙏)。
甲状腺の何らかの異常(多くは放置してもよいもの)は、男性で15%、女性で25%が指摘されるようですので、ポピュラーな病気なのです。
ではこの甲状腺で何処にあるのでしょう? 甲状腺は前頸部の気管と皮膚の間にある蝶の様な格好をした16〜20gの小さな組織です。
正常なら
殆ど気がつくことはありません。 左図のように両手の指をあてて、「ゴクンって」つばを飲む操作ななどをした場合に、気管以外に触れるのがあれば、甲状腺が大きいか、何らかの腫瘤がある場合です。比較的大きくなる慢性の甲状腺炎やバセドー病などでは、首の前が大きく腫れて素人でも見た目でも判る場合があります。
甲状腺の病気としては、元々ホルモンを分泌する器官ですので、ホルモン量の多い少ないための病気(甲状腺機能亢進症・機能低下症)と腫瘍(良性・悪性)が臨床上問題となります。
今回は甲状腺ホルモンについて話を致します。甲状腺は大切なホルモンを作る臓器で、これがないと私達は生きて行くことが出来ません。
甲状腺ホルモンの主な機能は①新陳代謝を盛んにすること、②交感神経を刺激すること、③成長や発育を促進する作用にあります。
ですので甲状腺ホルモンが正常より多く出るバセドー病をはじめとする甲状腺機能亢進症では、①②により、動悸、息切れ、体重減少、発汗の増加、手の震え、暑がり、暑さに弱い、下痢などが出ます。
橋本病をはじめとする甲状腺機能が低下(甲状腺機能低下症)する病気ですと今後や逆に、寒がり、体重増加(むくみ)、元気が出ない、脈が遅い、集中力の低下、便秘などが出ます。
これらの症状は色々な病気でも起こることがあります。例えば自律神経失調症、更年期障害をはじめ心臓病や貧血、その他感染性疾患などでも似た症状が出ます。そのためこれらの病気だと思い込んで長い間苦しんでいたのに甲状腺ホルモンの異常による診断がついて薬を始めただけて生活が一変することもあるのです。
甲状腺ホルモンの第三の作用は「成長や発達を促進する」作用があります。成長期には特に重要となります。 甲状腺ホルモンは、小児が正常に成長するために不可欠なホルモンです。
成長するためのホルモンとして、成長ホルモンが有名ですが、これと同様に甲状腺ホルモンは成長期には重要な役割を担っています。このホルモンが不足すると人間では成長障害が認められます。
人間ではないのですが、カエルの実験で甲状腺ホルモンが欠損するとオタマジャクシはカエルになれなくなります。甲状腺ホルモンには成長や分化を早める作用もあるわけです。
甲状腺の病気の多くは採血とエコー検査で発見出来ますので、内科や甲状腺外来などで御相談下さい。
イタリア王国の初代国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世にちなんで名づけられたこの場所は、最初に1861年にデザインされ、イタリアの建築家ジュゼッペ・メンゴーニによって1865年から1877年の間に建設されたとのことです。ちなみにガッレリア(Galleria)とはイタリア語でトンネルやアーケードを意味しています。
この通路の間には現在では世界的にも有名なブランドショップが立ち並び、世界初のショッピングモールの橋掛けとしても知られています。
イギリスのロンドンにあるバーリントン・アーケード(1891年公開)、ガッレリアはベルギーのブリュッセルにあるギャラリー・サン・チュベール(1847年公開)、ロシア・サンクトペテルブルクにあるパッサージュ(1848年公開)、ナポリのウンベルト1世のガッレリア(1890年公開)などがオープンしたとのことです。

その隣には青いタイルで囲まれた牡牛のモザイクがあり、その股間部分がやや窪んでいます。この窪みに踵を合わせてクルリと一回転(一度に三回転以上出来るとの説もありますが)すると幸せが訪れる、旅行者は再びミラノに戻れる等の言い伝えがあります。現在は修復中とのことですがローマのトレビの泉で肩越しにコインを投げると同じ効果があると言われています。世界で色々と同じことがあるのですが、ここまではるばる来ると思わずやってしまいたくもなりますね😅
トレビの泉のコインはどこからでも投げれるのですが、ミラノの牡牛の股間は1つしかありませんので、日中の観光好客が多いと順番待ちになします😆 毎日なん百回となく大事な部分を踏まれて世界1悲しい雄牛かも知れません。 早朝出かけたら誰もいませんでしたの久しぶりに私も3回転してみました・・・もう1度来ることができますように🙏
2024年12月4日のFM「いきいきタイム」は糖尿病について話をしました。以前にも書いたことがあるのですが、今回は最も基本的な「インスリンの役割」については(以前のココロブの記事を見つけられませんでしたので「ニライの夢」のHPから☞インシュリンの働き)を参考にして下さい。
今回はインシュリンを出す膵臓に関して網羅して記載したいと思います。
① 膵臓の位置
膵臓は腹部の上部に位置し、胃の背後にあります。
**CTも沿えた位置関係をわざわざ示したのは、膵臓に病気があってもエコー検査などでは前面に胃や大腸があるため膵臓を正確に描出するのが困難なのです(CTでは背中側にあっても描出されますが)。その為に癌があっても発見しずらく、進行も速いので早期発見が難しい臓器なのです**
② 膵臓の役割
膵臓には外分泌機能と内分泌機能の2つの重要な役割があります。
(A)外分泌機能:膵臓が消化液を分泌する働きで、食べ物の消化を助けます。
(B)内分泌機能:膵臓が血糖値の調節を担うホルモンを分泌する働きです。
素人さんには難しいかも知れませんが、膵臓はこのように消化と代謝の両面で重要な役割を果たしています。この機能の障害が起こると、糖尿病や消化不良などの病気につながります。
膵臓は比較的小さな臓器ですが、様々な役割があります。上記の役割が分かれば、膵臓の力が弱まった時(外分泌機能と内分泌機能が低下した時)にどのような症状が出るのかも理解出来ると考えます。
このような機能が低下する原因として急性(慢性)膵炎があります。
急性(慢性膵炎)の原因: その原因として一番多いのは飲酒です。それ以外は胆石が総胆管に落下することで起こる急性膵炎、高脂血症、過食、様々な内服薬(抗てんかん薬、免疫抑制薬、抗原虫薬、糖尿病治療薬など)、遺伝変異などがあげられています。
膵臓の機能が弱まると、外分泌機能と内分泌機能の低下によって異なる症状が現れます。以下に分けて詳しく説明します。
(1):外分泌機能が低下した場合
外分泌機能の低下は、消化酵素や重炭酸イオンの分泌が減少することで起こり、食べ物の消化が不完全になります。
主な症状:
(2):内分泌機能が低下した場合
内分泌機能の低下は、血糖値を調整するホルモン(インスリンやグルカゴン)の分泌が不足することで起こり、主に血糖値の異常が問題になります。
主な症状:
外分泌機能と内分泌機能が同時に低下した場合の病態
早期発見・治療の重要性
膵臓の機能低下は初期症状が軽いため見過ごされやすいですが、放置すると深刻な合併症につながります。以下の対策が重要です:
適切な診断と治療を早期に受けることで、症状の進行を抑えることが可能です。
今回で4度目のミラノですが、これまで3度の訪問は半日から1日観光で直ぐに他に移動で宿泊もしたことがありませんでした。今回念願叶って1日中ミラノのドウォーモが見られる宿泊施設に宿泊し、ミラノ観光をすることが出来ました。 改めて気がついたのは、殆どミラノのことを観ていなかったのだということでした。美術館、スカラ座、運河、朝夕の眺め、初めて体験することが沢山ありました。
その1つにアンブロジアーナ図書館(Biblioteca Ambrosiana)、アンブロジアーナ絵画館(Pinacoteca Ambrosiana)があります。何処にあるかと言うとミラノ大聖堂広場から徒歩5分の距離にあり、行こうと思ったら何時でも行ける美術館だったはずです(私が知らなかっただけですが😢)。 実はミラノの美術館の中でも選りすぐりの大作が鑑賞できるおすすめの絵画館で、併設している図書館はあのレオナルド・ダビンチのスケッチなどが豊富に貯蔵している凄い図書館だったのです。 私は初めてですので分かりませんでしたが、以前は写真撮影は不可だったようですが、私が訪ねた時には全部OKでした。
この絵画館・図書館を訪ねて良かった点は ①結構有名な作品がある ②ラファエロの「アテナの学堂」の同寸大の下絵があり、それの解説の動画が面白かったこと ③現在も使われているヨーロッパでも古い図書館とその中でレオナルド・ダ・ビンチのデッサンが定期的に展示されていることでした・・・・このことに興味があれば是非訪ねてみて欲しいと思いました。
ルネサンス・ヴェネツィア派で最も重要なイタリア人画家のティツィアーノ・ヴェチェッリオの作品「東方三博士の礼拝(Adorazione dei Magi)」で、これもオリジナルです。面白かったのは中央の柱の所で足を高く上げておしっこしている子犬は当時は不敬とされ塗りつぶされていたそうです。それが修復の際に分かり最初の作品に塗り直されたのこと。
『聖家族と聖アンナ、洗礼者ヨハネ』(伊: Sacra Famiglia con sant'Anna e san Giovannino、英: Holy Family with Saints Anne and John the Baptist)は、イタリア・ルネサンスの画家ベルナルディーノ・ルイーニが1530年頃、板上に油彩で描いた絵画となっています。ベルナルディーノ・ルイーニは、特にレオナルド・ダ・ヴィンチの影響を受けている画家と言われていて、この絵もレオナルドの下絵を模写して作成したとも言われています。人差し指(中指では御座いません😅)を立てている所はなんとなくダビンチの絵で観たことがあるような気になります。 この絵は1796年にミラノを占領したフランス軍(ナポレオン軍)に接収された後、パリに持ち去られ、ルーブル美術館に展示されたそうです。その後1815年にミラノに返還され、この美術館で展示されています。

どのように歩いたかは覚えていませんが、絵画を見た後に進むと、ステンドグラスの間があります。 上の作品はミラノ大聖堂の多くのスタンドグラスを制作したイタリア人画家のジュゼッペ・ベルティーニの『ダンテのステンドグラスの窓(Vetrata dantesca)』と呼ばれています。
フィレンツェ出身の政治家で、詩人かつ哲学者のダンテの作品がステンドグラスで表現されているそうです。1851年のロンドン万博の為に制作されたステンドグラスのようです。歩きながら階下に降りると間近に見れるのも有り難い展示となっています。

途中でらせん状の階段があり、その壁面を古代彫刻のようなモザイクで飾られていました。 後で調べたらアンブロシアナ図書館長ジョヴァンニ・ガルビアーティが、1930年から1931年にかけて、ウェルギリウス(古代ローマの詩人)生誕2000周年を記念して作られたそうです。古代ギリシャやローマ時代の古い作品かと思いきや比較的新しい部分のようです。
奥に進むとレオナルドの間があり、これまでの作品の模写が展示されています。この部屋で必見なのはレオナルド・ダ・ヴィンチ作の「音楽家の肖像」(コピーではありません)となります。レオナル・ド・ダヴィンチ作とされる作品は生涯10数点しか存在せず、その中の貴重な一枚を鑑賞できるのが大きな目玉となっています。(調べた範囲内ではレオナルド・ダ・ヴィンチ作と書いてあったり、あるいは認定しておらず、正式な作品として挙げられないという諸説もあります・・・実際はどうなのでしょうか?) きめ細やかで迫力、眼力に圧倒されます。
最近のコメント