2026年6月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« カールス教会 | トップページ | 今週の生け花(令和6年9月第4週) »

2024年9月25日 (水)

胃食道逆流症(GERD: Gastro Esophageal Reflux Disease)

今日は「胸焼け」などの原因となる“胃食道逆流症の話”をしたいと思います。

最近、傍製薬会社のCMでも流れていましたので、ご覧になった方もいらっしゃるかも知れません。それでも、胃食道逆流症は余り馴染みのない病名かも知れません。

 以前は、胸焼けというと「逆流性食道炎」という病名をつけることが一般的でした。今でもこの病名はありますが、これは内視鏡(胃カメラ)で食道にただれがある場合につける病名でした。

 しかし、実際に胃の内視鏡検査をしてみると、食道はきれいで全くただれていないのに、胸焼けを感じる方がいます。内視鏡の結果から、これらの方が約3〜4割もいることが判ってきました。そこで最近では食道のただれの有無に関わらず、胸焼けやげっぷなど、食道内へ胃酸などの逆流に伴う症状 があれば胃食道逆流症と呼ぶようになりました。

胃食道逆流症は以前は、主に欧米人に多い病気でしたが、最近では日本人にも増えてきているのです。 ひとつの理由としては、食生活が欧米化し脂肪分の多い高カロリーの食事を取る傾向にあるためと言われています。もう一つは病気自体がお年寄りに多いため、日本の高齢化により、高齢者人口が増えた分だけ、その発症頻度が増加してきたということもあります。

Th__20240815170101

 胃液が食道に逆流することよって起こる「胸焼け」が主な症状ですが、しかし、これまであまり関係のないと思われていた、慢性の咳や、胸の痛み、のどの痛み、耳の痛みなど多様な症状をもたらすことが分かって来るようになりました。胸焼けだけでなく、呼吸器科や耳鼻科領域の症状とも関連がある場合もあり、最近注目されている病気の一つでもあるのです。

« カールス教会 | トップページ | 今週の生け花(令和6年9月第4週) »

医療」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。

逆流性食道炎・・・2回なっています。
げっぷは無いのですが、喉の入り口付近に違和感があり、
消化していない胃を感じていました。
お薬を1週間飲んで治りました。
年齢から来るのなら・・・十分高齢の中にいます。
長生きになった分、いろんな事が体に現れます。

マーチャンさん、こんばんは。

逆流性食道炎は随分増えたという印象があります。実際胃潰瘍よりも内服している患者さんの方が多いです。

色々な原因が絡んでいますが、若い方でも多いので生活習慣とくに肥満との関連がありそうです。

マーチャンさんも高齢者となっているようですので、姿勢に気をつけて下さいね。前屈みになると逆流しやすいので姿勢を正して欲しいと思います。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« カールス教会 | トップページ | 今週の生け花(令和6年9月第4週) »