フォト
2023年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

« 乳がんのリスクファクター | トップページ | ロンドンからウィーンへ移動 »

2023年10月27日 (金)

JALファストクラス搭乗記(羽田→ロンドン:後半)

JALファストクラス搭乗記(羽田→ロンドン:前半)の続きとなります。

懐かしいアンカレッジの表示が見えて来ました。この文字を観ると昔のアンカレッジ経由のヨーロッパ便を思い出します(→アンカレッジ経由)。Th_55jal私の方は毎回、日本を出発した瞬間に現地時間に時計を合わせています。そして現地が朝の時間帯に起きれる様に飛行機で寝る時間を決めています。おおよそ飛行機の中で4〜5時間寝ることを想定して寝ることにしました。キャビンアテンダントさんにそろそろ寝ようと考えていますと話をすると上下の柔らかい寝巻きを準備してくれました。着替えをしている間にCAさんが座席をフルフラットにしてマットレスなどをひいて寝具を整えてくれるのです(🙏)。


Th__20231023142301

ファーストクラスのトイレには着替え専用の台が設置されています。上の写真の右側の壁に設置した台を降ろした状態となり。地面から10Cm ぐらいの高さの足台となります。トイレで着替えとなると「服が床についてしまうのでは」と抵抗感がある方への配慮からになると思います。
20231022-105436_20231022105801
パジャマの写真を撮っていませんので、JALのホームページから写真をお借りしました。その説明によるとパジャマとは言わずに「リラクシングウェア」と呼んでいる様です。「環境と健康に配慮し、生地にはオーガニックコットンを100%使用。また、ごゆっくりお過ごしいただけるよう着心地と肌触りに拘りました。日本が世界に誇るデザインオフィス「nendo」とコラボレーションしたオリジナルデザイン。上着の裾に付した赤色のタグは、日本航空の鶴丸ロゴと日本で古来より親しまれてきた「折り鶴」をモチーフとし、情報を極限まで削ぎ落として表現したものです」・・・となっています。
Th_60jal_20231010163501

トイレの洗面台にはいつでも自由に使える歯ブラシやクリームなども備えられています。紙以外に布製のタオルも準備されています。最大8名の人数に対しても2箇所のトイレがありますので、ほぼいつでも自由に使える状態となっています。大きさに関してはファーストクラスでも大きくはありません。トイレの大きささもやたら広い航空会社のあるようですが、ここはJALのスタイルに賛成です😸
Th_63jal_20231010163501
着替えの前にCAさんからマットは硬めと柔らかめとどちらかが宜しいでしか?と希望を聞いてくれます。JAL国際線ファーストクラス特別仕様の「エアウィーヴ DUAL MODE」、「エアウィーヴピロー S-LINE」とJALのこだわりが伺えます。片面は硬め、片面は柔らかめのマットレスと横向きにお休みの時も首・肩に負担をかけない頭の高さに保てる枕で、「理想的な寝心地を実現可能にしました」とのことです。私の方は横に寝るタイプですので柔らかめにしました。

Th_64jal_20231010163501
国際線の機上でこの様に広々とした状況で睡眠が取れるのは凄いことだと改めて思いました。私の様な庶民的な感覚では寝るのがもったいないと思う時間帯でもありました。
Th_1jal_20231007222101
寝心地最高の状態で4時間ぐらい寝たのでしょうか? 余りに現実離れした機内で、目が醒めて来ました。それでも起きるのが勿体ないので読書灯をつけてベットで横になりながら、旅行本などを読んで1時間ぐらい過ごしました。
Th_10jal
私が起きてゴソゴソ(笑)していたら、CAさんが気を利かせてくれて何かお飲み物でもお持ちしましょうかと尋ねてくれました。コーヒーを頼んだら温かいポットに入れて持って来てもらいました(写真を撮り忘れましたが前回と同じ感じとなりました🙏)
Th_2jal_20231007222101

周りの方も皆起きていましたので、ブラインドを開けてみると眼下にはアイスランドなのでしょうか、氷原の世界が続いていました。久しぶりに北回りの空路だったのを実感します。
Th_3_20231007222101
Th_4_20231007222101
Th_5_20231007222101

Th_5_20231007222102
飽きることもなく眼下を眺めていると、次第に氷の大地から土の大地へと変わって来ました。海岸沿いに白いものがたくさん浮かんでいるのが観察できました。カメラをズームしてみると、なんと白いものは流氷でした。地球温暖化の影響で昔と比べたら氷の大地から流れ出す流氷も増えているのでしょうか?
Th_11jal

素晴らしいファーストクラスでの飛行も到着に近づいて来ました。 最後の食事となります。 気持ち的には朝食ですが、イギリス時間では昼食となります。食事の前にほうじ茶をいただきました。これも香りがよく流石に手を抜いておりません。
Th_12jal_20231007222101

洋食の朝食は「豆腐ヌードルと舞茸えのきの温製ミモザサラダ スモークサーモン」でれんこんひじきクレソン、紫キャベツとベーコン、くるみのマリネ、ひよこ豆のフムス、レモンドレッシングとなっています。
Th_13jal_20231007222101

和食のメニューとなります。私の料理の知識はほぼゼロですので、JALのHPからみると内容は「太刀魚の梅肉大葉焼き」「粟麩の田楽」「出汁トマト」「青葉の胡麻和え」「赤玉葱のピクルス」となっています。
Th_14_20231007222201

ボケた写真になってしまい、余り美味しそうに見えませんが、美味でした😅

ファーストクラスでは沢山のアラカルトメニューも準備されています。これも好きな時間で注文することも出来ます。私達は全くその部分も選んでしませんでした。
今回の飛行機で準備されていたのは; おすすめの一品千葉県産水郷赤鶏の焼き鳥丼。お酒のお供に赤坂松葉屋 白胡麻豆腐 柚子味噌添え。串盛り合わせ豚バラ梅だれ、鶏ももタレ焼、玉子焼き。 軽いお食事バルサミコ茸とフムスの彩り野菜サラダ 豆乳ドレッシング。宮崎和牛カレー。 桜海老のヴルーテ。 JALオリジナル麺JAL特製『ソラノイロ』鶏油香る中華そば。サンドイッチタッカルビ風パニーニサンド、三元豚のカツサンド。チーズセレクション:各種チーズの盛り合わせ 。リフレッシュメント季節のフルーツ盛り合わせ。プチデザートのトレイガトーピスターシュ、きなこロール。ショコラJALオリジナル・・・これだけでもレストランのメニューみたいですね。
Th_15jal_20231007222201
CAさんが気を利かせて何かアラカルトメニューからお持ちしましょうかとのことで「串盛り合わせ」を頂きました。なぜお店で食べるのと同じ鮮度と味も変わらずに提供できるのか不思議な一品でした。 
Th_16jal

日頃からお酒も余り飲まないし、食べるのもどちらかと言うと少食の2人ですので豪華すぎるJALの料理を多く取ることは出来ませんでした。しかしながら本当に良質な最高のメニューだと感嘆しました。
Th_20jal_20231007222301

機体はロンドン近くまで来たようです。まだもう少し居たいと思えるのはファーストクラスならではの経験でした。
長距離路線でのクラスによる違いは個人的感想では「エコノミーはとにかく着いた後の旅行を楽しむための修行の時間と耐えること」、「プレミアクラスはもう後何時時間の辛抱と頑張ろう」、「ビジネスクラスはもう少しいてもいいかな」、「ファーストクラスはまだ着いて欲しくない」となりました。ただエコノミークラスも以前と比べたら機内のエンターテイメントも充実して、iPhoneなどにシリーズものの何本かの映画やドラマを入れて集中してみると意外に時間が過ぎることや足を上げる様な工夫や首回りの固定などのグッツを使うと改善していました(→時差ぼけの解消法と機内便利グッズ)。
Th_22_20231007222301
Th_23_20231007222301

お世話になった座席です。最後も綺麗にお片付けをして降りる準備です。
Th_24_20231007222301

このような素晴らしい座席を提供してくれたJALに感謝です。またいつの日かJALマイルでの特典航空券を手に入れることが出来たら嬉しいです(一応帰りもファーストクラスとなりますが)。
Th_25_20231007222301
Th_26jal
Th_27_20231007222301

早く馬鹿げた戦争が終わり最短距離で飛行できる日が来ることを祈りたいと思います。上の2つのルートは真逆に飛んでいる様に思えますが、地球が丸いことを理解できればロシアの北を迂回しているだけだと分かります。
Th_28_20231007222301
降りる直前にCAさんからお土産に綺麗な箱に入ったマカロンを頂きました。 対応して頂いた三人の素敵なCAさんに感謝申し上げる旅の始まりとなりました。
Th_29lhr
ロンドン・ヒュースロー空港に到着です。まだ目的地のオーストリアには飛行機の乗り換えがありますので、次回はロンドン・ヒュースロー空港のラウンジやブリテッシュ・エアウェイでのウィーン到着までを記載致します。

« 乳がんのリスクファクター | トップページ | ロンドンからウィーンへ移動 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

院長先生
こんばんは。
今日もお疲れ様でございました。

わ〜凄すぎる!ファーストクラス!空の5つ星ホテルですね♡
パジャマもオリジナル!ベッドに横になれるなんて夢のようです!
お食事も豪華なメニューですね😋
お土産もいただけるのですね✌️
眼下にテムズ川、タワーブリッジも見えてますね!
充分にご堪能されてヒースロー空港へ!
あ〜続きが待ち遠しいです♡
お帰りもファーストクラスなんて凄いですね♡

エコノミーしか利用せずでしたから、本当に象のような脚になり
早く着陸しないかとその思いでしたよ😰

夢のようなブログ有り難うございました🙇

マコママさん、こんばんは。

本当に凄いファーストクラスですね。ベットの大きさや寝具の硬さも選べて、飛行機に乗りながら自由に寝返りが打てるのがビジネスクラスとの違いでした。
シートも食事も飲み物も全てが豪華そのものです。この様な座席を通常の値段で購入できる方々がいるのも格差社会の現実を見ているようでした。私にとってはこの様な社会があることを垣間見れた貴重な経験となりました。

今回は眼下に広がるロンドンの街並みもよく見えて、かつてのイギリス旅行を思い返しています。

エコノミーではどの様に過ごすかを考えて準備して臨みました。しかし1度、欧米の大きな体型の方の間の席に当たったことがあります。彼らは足の方も大変だと思いましたが、私の方は両方から肘掛けの部分まで占領されて身動き出来ずに大変な思いをしたことがありました😂

今回は夢の様な機内でした。

大体がエコノミークラスでの飛行機旅、たまに夫の関係でビジネスクラスへ招待。
招待とは・・・ビジネス席が空いている時に頂けるものです。
受付の方が・・・「OH MY GOD」と言ってください。なんて冗談を言っていました。
>飛行機に乗ると現地時間にします。
私と逆です。私は降りる時に現地時間にしました。
飛行機で朝食として出る時間が日本では真夜中に近いからです。
ですから朝食はPASSしています。
エコノミー症候群にならないように・・・座席を離れ良く通路を散歩していました。
懐かしい思い出です。
人生に絶対経験できないファーストクラスの飛行機旅・・・楽しい情報です。

マーチャンさん、おはようございます。

ビジネスクラスへの招待がある場合は、余り期待してないためにこれが在るとテンションが急に上昇しますよね😸
日本の係員は真面目ですからこのようなジョークは言いませんが、海外ではこのような驚かせもあるのですね。

私は飛行機に乗るとヨーロッパ時間に合わせて、機内で調整。帰路の便は日本時間に合わせて行動しています。直ぐに仕事場に出ますので、余り時差ボケを感じたことはなく仕事復帰しています。

私もエコノミークラスではずっと座るとイライラ感が募るのと、エコノミー症候群を防ぐように通路を歩いたり、トイレの中で屈伸運動をしていたりします。

今後もマイルでチャレンジはしますが、ファーストクラスの旅はこれが最後かも知れません。新しい発見が色々ありました。いつもありがとうございます。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 乳がんのリスクファクター | トップページ | ロンドンからウィーンへ移動 »