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2023年10月

2023年10月29日 (日)

ロンドンからウィーンへ移動

前回・前々回の続きになりますが、まだエアラインの旅は続きます。人生初のファーストクラスを経験し、ロンドン・ヒュースロー空港へと着陸します。

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JALのファーストクラスにて夢のような13時間を過ごしてロンドン到着となります
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今回はゆっくりと窓からの景色も観ることが出来ましたので、懐かしいロンドンの街が眼下に楽しめました(→ロンドン・アイ)。

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ロンドン・ヒュースロー空港到着です。ブリティッシュエアウェイズ(BA)の本拠地だけあって周りはBAの飛行機が沢山あります。このように並ぶと迫力があります。 羽田からロンドン・ヒュースロー空港へはJALマイルを利用した特典航空券で来ましたが、目的地のウィーンへは更に航空券を買わなければなりません。今度はマイル利用ではありません・どど〜ンと「エコノミー」のチケットを購入致しました😅😸 
乗り継ぎ時間や預けたスーツケースのことを考えて同じワンワールドの加盟エアラインのBAを選んだ方が得策と考えて選びました。羽田のカウンターで申し込む必要はありますが、荷物も最終目的地のウィーンで受け取ることが可能です。
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私の場合は一応JALグローバルクラブ(JGC)の会員ですので、エコノミークラスのチケットでもワンワールド加盟の航空会社のラウンジを利用することが出来ます。3時間程度ありますので、ブリティッシュエアウェイズのビジネスラウンジに入ることにしました。
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普段はビジネスラウンジで食事を取ることは少ないのですが、今回は夜間の便でウィーン到着が23時頃となるためにこのラウンジで夕食を取りました。
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ビジネスラウンジからの眺めです。もしかして見えている飛行機に乗り込むのかと思っていました。
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時間が来たので搭乗口に向かいました。残念ながら沖止めでした。沖止めも私は好きで、バスに乗りながら滑走路の状況や乗り込む時に機体の大きさを見て毎回圧倒されます。なぜこんな大きな物が空を飛べるのか未だに不思議です😃
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今回の飛行機は満席で尚かつ窓際でもなく、食事や飲み物の提供もありませんでしたので機内で写真を撮ることもありませんでした(機内の様子を紹介できません🙏)。定刻通りブッシュバックが始まり、いよいよと思っていました、その後理由は分かりませんが機上で待たされて45分程度の遅れとなってしまいました。到着も遅れて23時過ぎにウィーン国際空港に到着です。 イギリスがEUから外れていますので、入国審査はウィーンとなります。
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荷物を受け取り、入国審査の時に係官からは夜中の時間帯のせいか「泊まるところはどこ」と質問を受けました。「空港近くのNHホテル」と答えると「いい旅を」とスムーズに入国できました。 もう23時45分ほどになってしまいました。 普通なら飛行場の様子など写真に撮りながら歩くのですが、今日は空港からスーツケースを転がしながら脇目もふらずにホテルに向かいました
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NHウィーン空港カンファレンスセンターというホテルでしたので、何か会議室のようなホテルかと思いましたが普通のホテルです。ホテルに到着したのは0時を過ぎた頃ですが、私達のような観光客がチェックインの手続きに並んでいました。 私達の横のカウンターでは航空会社のクルー達が手続きをしていましたので、恐らくこのような時間に到着する方にとって利便性が高いホテルかも知れません。
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綺麗なホテルですが、直ぐにシャワーを浴びて寝ることにしました。
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昨夜は真夜中に歩いて来たので、朝起きたら駅や空港の周りの散策に出かけました。ホテルの玄関を出て直ぐにこれから利用するウィーン空港駅が見えていました(右上の四角いガラス張りの建物が駅の入り口です)。
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駅を右に曲がるとウィーン国際空港です。本当に近かったのだと改めて思う距離でした。
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昨夜入国審査を終えて出てきた飛行場の建物内となります。オーストリア航空の本拠地ですので「オーストリア航空のマーク」が輝いています。
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何時もは朝早く出発するのですが、昨日の様に遅い到着を考えて少しのんびりです。ホテルに戻りチェックアウトしてウィーン空港駅からオーストリア第二の都市グラーツに向けて電車旅が始まります。

2023年10月27日 (金)

JALファストクラス搭乗記(羽田→ロンドン:後半)

JALファストクラス搭乗記(羽田→ロンドン:前半)の続きとなります。

懐かしいアンカレッジの表示が見えて来ました。この文字を観ると昔のアンカレッジ経由のヨーロッパ便を思い出します(→アンカレッジ経由)。Th_55jal私の方は毎回、日本を出発した瞬間に現地時間に時計を合わせています。そして現地が朝の時間帯に起きれる様に飛行機で寝る時間を決めています。おおよそ飛行機の中で4〜5時間寝ることを想定して寝ることにしました。キャビンアテンダントさんにそろそろ寝ようと考えていますと話をすると上下の柔らかい寝巻きを準備してくれました。着替えをしている間にCAさんが座席をフルフラットにしてマットレスなどをひいて寝具を整えてくれるのです(🙏)。


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ファーストクラスのトイレには着替え専用の台が設置されています。上の写真の右側の壁に設置した台を降ろした状態となり。地面から10Cm ぐらいの高さの足台となります。トイレで着替えとなると「服が床についてしまうのでは」と抵抗感がある方への配慮からになると思います。
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パジャマの写真を撮っていませんので、JALのホームページから写真をお借りしました。その説明によるとパジャマとは言わずに「リラクシングウェア」と呼んでいる様です。「環境と健康に配慮し、生地にはオーガニックコットンを100%使用。また、ごゆっくりお過ごしいただけるよう着心地と肌触りに拘りました。日本が世界に誇るデザインオフィス「nendo」とコラボレーションしたオリジナルデザイン。上着の裾に付した赤色のタグは、日本航空の鶴丸ロゴと日本で古来より親しまれてきた「折り鶴」をモチーフとし、情報を極限まで削ぎ落として表現したものです」・・・となっています。
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トイレの洗面台にはいつでも自由に使える歯ブラシやクリームなども備えられています。紙以外に布製のタオルも準備されています。最大8名の人数に対しても2箇所のトイレがありますので、ほぼいつでも自由に使える状態となっています。大きさに関してはファーストクラスでも大きくはありません。トイレの大きささもやたら広い航空会社のあるようですが、ここはJALのスタイルに賛成です😸
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着替えの前にCAさんからマットは硬めと柔らかめとどちらかが宜しいでしか?と希望を聞いてくれます。JAL国際線ファーストクラス特別仕様の「エアウィーヴ DUAL MODE」、「エアウィーヴピロー S-LINE」とJALのこだわりが伺えます。片面は硬め、片面は柔らかめのマットレスと横向きにお休みの時も首・肩に負担をかけない頭の高さに保てる枕で、「理想的な寝心地を実現可能にしました」とのことです。私の方は横に寝るタイプですので柔らかめにしました。

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国際線の機上でこの様に広々とした状況で睡眠が取れるのは凄いことだと改めて思いました。私の様な庶民的な感覚では寝るのがもったいないと思う時間帯でもありました。
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寝心地最高の状態で4時間ぐらい寝たのでしょうか? 余りに現実離れした機内で、目が醒めて来ました。それでも起きるのが勿体ないので読書灯をつけてベットで横になりながら、旅行本などを読んで1時間ぐらい過ごしました。
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私が起きてゴソゴソ(笑)していたら、CAさんが気を利かせてくれて何かお飲み物でもお持ちしましょうかと尋ねてくれました。コーヒーを頼んだら温かいポットに入れて持って来てもらいました(写真を撮り忘れましたが前回と同じ感じとなりました🙏)
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周りの方も皆起きていましたので、ブラインドを開けてみると眼下にはアイスランドなのでしょうか、氷原の世界が続いていました。久しぶりに北回りの空路だったのを実感します。
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飽きることもなく眼下を眺めていると、次第に氷の大地から土の大地へと変わって来ました。海岸沿いに白いものがたくさん浮かんでいるのが観察できました。カメラをズームしてみると、なんと白いものは流氷でした。地球温暖化の影響で昔と比べたら氷の大地から流れ出す流氷も増えているのでしょうか?
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素晴らしいファーストクラスでの飛行も到着に近づいて来ました。 最後の食事となります。 気持ち的には朝食ですが、イギリス時間では昼食となります。食事の前にほうじ茶をいただきました。これも香りがよく流石に手を抜いておりません。
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洋食の朝食は「豆腐ヌードルと舞茸えのきの温製ミモザサラダ スモークサーモン」でれんこんひじきクレソン、紫キャベツとベーコン、くるみのマリネ、ひよこ豆のフムス、レモンドレッシングとなっています。
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和食のメニューとなります。私の料理の知識はほぼゼロですので、JALのHPからみると内容は「太刀魚の梅肉大葉焼き」「粟麩の田楽」「出汁トマト」「青葉の胡麻和え」「赤玉葱のピクルス」となっています。
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ボケた写真になってしまい、余り美味しそうに見えませんが、美味でした😅

ファーストクラスでは沢山のアラカルトメニューも準備されています。これも好きな時間で注文することも出来ます。私達は全くその部分も選んでしませんでした。
今回の飛行機で準備されていたのは; おすすめの一品千葉県産水郷赤鶏の焼き鳥丼。お酒のお供に赤坂松葉屋 白胡麻豆腐 柚子味噌添え。串盛り合わせ豚バラ梅だれ、鶏ももタレ焼、玉子焼き。 軽いお食事バルサミコ茸とフムスの彩り野菜サラダ 豆乳ドレッシング。宮崎和牛カレー。 桜海老のヴルーテ。 JALオリジナル麺JAL特製『ソラノイロ』鶏油香る中華そば。サンドイッチタッカルビ風パニーニサンド、三元豚のカツサンド。チーズセレクション:各種チーズの盛り合わせ 。リフレッシュメント季節のフルーツ盛り合わせ。プチデザートのトレイガトーピスターシュ、きなこロール。ショコラJALオリジナル・・・これだけでもレストランのメニューみたいですね。
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CAさんが気を利かせて何かアラカルトメニューからお持ちしましょうかとのことで「串盛り合わせ」を頂きました。なぜお店で食べるのと同じ鮮度と味も変わらずに提供できるのか不思議な一品でした。 
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日頃からお酒も余り飲まないし、食べるのもどちらかと言うと少食の2人ですので豪華すぎるJALの料理を多く取ることは出来ませんでした。しかしながら本当に良質な最高のメニューだと感嘆しました。
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機体はロンドン近くまで来たようです。まだもう少し居たいと思えるのはファーストクラスならではの経験でした。
長距離路線でのクラスによる違いは個人的感想では「エコノミーはとにかく着いた後の旅行を楽しむための修行の時間と耐えること」、「プレミアクラスはもう後何時時間の辛抱と頑張ろう」、「ビジネスクラスはもう少しいてもいいかな」、「ファーストクラスはまだ着いて欲しくない」となりました。ただエコノミークラスも以前と比べたら機内のエンターテイメントも充実して、iPhoneなどにシリーズものの何本かの映画やドラマを入れて集中してみると意外に時間が過ぎることや足を上げる様な工夫や首回りの固定などのグッツを使うと改善していました(→時差ぼけの解消法と機内便利グッズ)。
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お世話になった座席です。最後も綺麗にお片付けをして降りる準備です。
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このような素晴らしい座席を提供してくれたJALに感謝です。またいつの日かJALマイルでの特典航空券を手に入れることが出来たら嬉しいです(一応帰りもファーストクラスとなりますが)。
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早く馬鹿げた戦争が終わり最短距離で飛行できる日が来ることを祈りたいと思います。上の2つのルートは真逆に飛んでいる様に思えますが、地球が丸いことを理解できればロシアの北を迂回しているだけだと分かります。
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降りる直前にCAさんからお土産に綺麗な箱に入ったマカロンを頂きました。 対応して頂いた三人の素敵なCAさんに感謝申し上げる旅の始まりとなりました。
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ロンドン・ヒュースロー空港に到着です。まだ目的地のオーストリアには飛行機の乗り換えがありますので、次回はロンドン・ヒュースロー空港のラウンジやブリテッシュ・エアウェイでのウィーン到着までを記載致します。

2023年10月25日 (水)

乳がんのリスクファクター

2023年10月25日のFM放送「いきいきタイム」は乳がんについて1時間生放送で話をします。

乳がんは戦後日本でも増加している癌の1つで、今や罹患率(生涯でがんになる確率)は女性9〜10人に1人と最もかかる確率が高い癌となっています(高い順に、乳がん>大腸がん>肺がん>胃がん>子宮がん>膵臓がん)。 しかしながら手術や化学療法、ホルモン療法、放射線療法に反応しやすいため、日本人女性の癌による死亡率では第5位となっています(大腸癌、肺癌、胃癌、膵臓癌、乳癌の順)。


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これまで乳がん発症の色々なリスクファクターが検討されています。 よく知られている状態として 初経年齢が早い 閉経年齢が遅い(55歳以上) 出産経験がない 高齢初産(30歳以上) 長期間のホルモン補充療法 肥満・・・・・この様な文面を見たことがないでしょうか?

乳腺は二次成長期になり急速に発育します。 これには卵巣で主につくられるエストロゲンが関与します。 

乳房内には乳汁をつくり出す「乳腺組織」を含んだ小葉と乳汁を乳頭に運ぶ「乳管」があり、その周りを脂肪組織などが被い丸みを帯びた形になっています。 乳癌の90%は乳管から発症し、5〜10%が小葉から発症します。 

月経がある場合、生理に合わせて増減を繰り返しますがエストロゲンが比較的高い状態で経過します。また乳腺が発達する若い時期は、エストロゲンに対する反応が高いと考えられています。 妊娠や授乳中はこのエストロゲンは低下します(このため妊娠期間のない女性は高エストロゲンの期間が長くなることを意味しているのかも知れません)。  

エストロゲンは乳癌の発症や増殖に関与します。そのためエストロゲンに曝される期間が長かったり、若い時期には感受性も高まっていますのでこの時期の高エストロゲン状態は乳癌のリスクを高めます。 またエストロゲンは卵巣のみならず副腎皮質や脂肪細胞からも合成されます                        

このことを押さえて再度、リスクファクターをご覧下さい。 ①、②、③は高エストロゲン状態の期間が長いこと、①、④は乳腺のエストロゲン感受性が高い期間が長い、⑤は更年期障害などでエストロゲン製剤を補充したり、⑥の場合は肥満細胞が作り出すエストロゲンが増えます。 

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この様な状況を踏まえて、乳癌検診などの問診で、生理や妊娠・出産回数などプライバシーに関わる質問事項もあるのです(怒らないで質問事項に答えて下さいね)。

その他としては、血のつながりのある家族に乳癌になった人がいる場合はいない人と較べ2倍程度、癌のリスクが高くなります。これには研究段階も含めて複数の乳癌発症遺伝子が関与しています。

乳癌は自分で気づくとこもありますので、自己検診をして下さい。 他の癌と較べ予後のよい癌です。5年生存率も90%を越えています。 しかしまだまだ欧米と較べ、乳癌検診の受診者が少ないのが日本です。 また他のがんと比べて発症年齢が40歳代から増えるために、この年代は特に一番家庭の中心となっている30代〜50代の女性で検診を受けて頂きたいと考えています。どうか家族のためにも乳癌検診を受けて下さいね

2023年10月22日 (日)

JALファストクラス搭乗記(羽田→ロンドン:前半)

JALマイルを使った特典航空券で羽田ーロンドン間のファーストクラスを取ることが出来ました。予約が可能となる355日前の午前10時に直ぐに予約を入れました。なんと予約が成立してびっくりでしたが、こんなことも人生にはあるのです😆🥹😍

ということで羽田のファーストクラスランジを出て直ぐの出発ゲートに着きました。

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搭乗ゲートでは子供さん連れなどの優先搭乗が既に始まっているようでした。次に呼ばれるGroup1で入ることができます。席は決まっているので急ぐ必要はないのですが知り合いの係員からは優先搭乗などがある場合は、その順に入ってくれた方が機内の混雑も避けることが出来るのでなるべくグループ順に入って貰った方が好都合だと聞いたことがあります。ファーストクラスは8席ですが、私たちの様なマイルを利用しての利用は2名となると思います。Group1は世界中を飛び回っているダイヤモンド会員などの上級会員も優先搭乗できますので、結構多くの方がこの列に並んでいました。
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今回お世話になる機体が見えて来ました。宜しくお願い致します😀
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今回の機内の案内はファーストクラスだけは前方のボーディングブリッジから入る様です(JALの方もなんか差を付けている感がありありと見えて来ます😅)。
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初めてのJALファーストクラスの座席です。窓の幅は4つがあてがわれる大きな座席となっています。
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私の座席は1Kで前方方向右側の1列目となります。
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隣の方が入る前に中央の2座席の写真を撮りました。ファーストクラスは1−2−1の配列の2列の合計8名となります。真ん中の席は空席でしたので、今回のファーストクラスは6名となりました。 私にとっては座席や食事よりも洗練された客室乗務員との会話が1番楽しくて印象に残りました。 それほど素晴らしいおもてなしと気遣いの達人たちでした。 
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右側の1Kと2Kの座席となります。
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今回のファーストクラス担当の乗務員は3名でそれぞれが挨拶してくれました。 ウェルカムシャンパンを頂きます。 いま振り返ると「広い窓とシャンパン」の写真も夢の世界の出来事でした。
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今日は羽田も晴れの天気で離陸を待つJALやANAの機体も見えて来ました。もうすぐ私達も出発です✨️
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座席にはそれぞれ初めからアメニティグッズも置かれていましたし、ファーストクラスには専用のパジャマも用意されています。すぐに着替えをされる方も多い様ですが私は勿体無くて寝る前に着替えることにしました😅
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ファーストクラスにはインターネット回線を無料で使えるサービスもあります。 通信速度はあまり速くありませんが、メールのチェックや検索は可能でした。ここまで来てネットを見ることはなく、実際に使用したのは最初の5〜6分程度でした。

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ベルト着用サインが消えると、CAさんが何か飲み物をお持ちしましょうかとのことで「コーヒー」を頂くことに。そしたら上記の様な容器と共に持って来ました。なんとも贅沢です。
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食事時間もこちらの要望で決めてもいいために、日本時間の昼頃に食事をとることにしました。座席も広いために二人が向かい合って食事を取ることが可能となっています。今回は食事の時間は私が2Kの座席に移動して食事を取ることにしました。大きなテーブルは自由に動かすことが可能です。私が座るとテーブルクロスをセッティングしてもらいました。
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世界のファーストクラスでも日本出発の国際(長距離?)便でしか提供されない「シャンパーニュ サロン 2013」です。3人のキャビンアテンダントさんが挨拶に来られた時に「私達は初めてのファーストクラスで、右も左も分かりませんので宜しくお願いします」と話をさえて貰いました。そしたら初めてのサロンを注いでくれるところから「皆様方、この辺りで写真を撮っていらっしゃいますよ」とありがたく声をかけてくれました😀 お陰でシャッターチャンスを逃すことなく撮影出来ました👍
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このようにセッティングもして貰い写真をパチャリです。 普段お酒を飲まないので、このような高級なシャンパンを飲むこともないのです。サロンは、超高級シャンパンの代表格といえるブランドだそうです。ブドウが良く出来た年にしか醸造されないため、幻のシャンパンと称されるとのこと。ブドウが不作の年には造られないシャンパンと言うことのようです。ですのでJALでも海外から出発の便ではファーストクラスでも飲むことが出来ません。 私にはもったいないのですが、1生に1回かも知れませんので飲んでみました。飲んだ感想としては、兎に角シャンパンの泡が細かい酸味とコクが上品に合わさった感じでした。そして1番驚いたのは飲んだ後の苦みのような(他のシャンパンでは感じます)ものがいっさいなくて喉を通ることです・・・まあ私の味覚ですので評価は出来ませんが、世界の通が言っているのですから凄いシャンパンだと思います。

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先付けは和食も洋食も一緒だったと思います(いかん速くも思い出せない😅)
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和食の前菜の5品でございまする〜🙇 私の食の知識と味覚では伝えることが出来ませんが、それぞれが元の食材を活かしたしっかりとした味付けで、柔らかくまろやかでした。メニューによると左から順に「魅しアワビ・茄子」「毛蟹・胡瓜・土佐酢掛け」「鱧(ハモ)・金糸瓜・梅たれ」「太刀魚・利休掛け」「帆立・トリュフソース」となっています。食べ慣れない美味しさですので1回に食べるのがもったいなく、庶民的には3日に分けて夕食で食べれたら嬉しいと思いながら頂いておりました😅
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聞き慣れませんが和食の「御椀」でございまする〜🙇 御椀とか汁椀とかと呼んでいるようです。汁椀は会席料理の2菜目に出てくる汁物で、「菜盛り椀」や「椀盛り」と呼ばれることもあるそうです。 汁物は、出汁を薄味で調味した「吸い地」、御椀の主役である「椀種」、そして「椀妻」、「吸い口」という4つの要素で構成されているとネットには書いてあります。 そのようなこととは知らずに早くも汁物がでるか・・ぐらいに考えておりました😅。今回の御椀は「伊勢エビ真丈・柚子」です。
 
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洋食のアペタイザーで出された一品でございまする〜🙇 。中に入っている食材は「キャビア・トマト・帆立・牝丹海老・サワークリーム・セロリ・蓮根・ロケット」となります。もう訳が分かりませんが、美味しいのは確かです。
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シャンパーニュ・ランソン ラ ヴィンテージ2012もサロンに劣らずすっきりとした飲みごごちでした(後味の方ではサロンが上かな?)
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ランソンは1760年に設立され、20世紀に入り英国王室御用達となった老舗メーカとのことで、テニスのウィンブルドンの公式シャンパーニュとして人気が高いとのことです。

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お酒が飲めない方にはイチ押しのストレートティーとのことです。この様なボトルに出てくるのでまるでワインの様です。ワイングラスに注がれるので、気分的にはワインを味わう気になります。 味に関してはお茶とウーロン茶の中間で苦味もなく口の中に少し甘味が余韻として残るお茶となっていました。 これもJALのホームページによると 「ロイヤルブルーティー“クィーン オブ ブルー”は、手摘みの高級茶葉のみを使用し湘南茶工房のティーソムリエたちが、手間隙を惜しまず丁寧に1 本1 本造りあげた究極のストレートティー(お茶)とのことで、フランス料理、日本料理からチーズ、スイーツまで幅広い料理と合う逸品だとのことです。
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和食の中皿「黒毛和牛ロース・蒸し雲丹・酢橘ジュレ・キャビア」でございまする〜🙇 1つ1つが凄すぎて私にはついて行けません。
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洋食に出された、キャビアです。偽物のキャビアではございません、本物でございまする。この辺りは流石にファーストクラスでケチっていません。事前ファーストクラスでキャビアが出ると知っていましたので、私も慌ててキャビアの食べ方を「YouTube」で勉強して臨みました。お陰でキャビアが美味しいことも今回の旅で知りました😊

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洋食の品が最初、上のように紐で縛った状態で運ばれて来ました。なんで〜と思ったのですが? 香りを閉じ込めるためだったようです🙏
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赤ワインソースのスペアリブでした。香りがよくで食欲がそそられます。 いちいち手が込んでいます(ありがたや!ありがたや😉)
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和食のご飯ものでございまする〜🙇 ご飯は「トウモロコシご飯」と「白ご飯」が選べましたが、煮物などの味を楽しむ為にあえて白ご飯にしました。香りものに「柴漬け」、味噌汁は「蓴菜(じゅんさい)」、煮物は「穴子つみれ・万願寺唐辛子・茗荷(みょうが)・生姜」となりました。普段ならこれだけで夕食でも豪華で十分です。これもお家まで「お持ち帰り」したいぐらいです。
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洋食のメインディッシュの「牛フィレ・ジロールソース」です。とろける程の柔らかさに仕上がっています。
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洋食に勧められた赤ワインのシャトー・ラグランジュです。フランス・ボルドー地方サンジュリアン村で生産される第3級格付けの中でも特に有名なシャトーとのこと。1983年よりサントリーが経営に参画しているそうです。味の解説はできませんが、複雑な余韻と滑らかな口当たりよく馴染んだタンニンとのバランスのよいフルボディとのことです(JALのホームページより)。


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和食料理の最後の甘味は「ココナッツわらび餅」です。
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洋食のデザートは「パッション・完熟梅・アッサムのパルフェ」となりました。
写真が多くなりましたので、搭乗記の後半は次回記載します。次回もよろしくお願いいたします。

2023年10月20日 (金)

今週の生け花(令和5年10月第3週)

10月も中旬から後半へと向かうところで、やっと日本中秋らしくなった気がします。南国沖縄でも日中でも30度を超えない日も出て来ました。やっとクーラーをかけずに寝ることも可能となっています。 食欲の秋、スポーツの秋といい季節に変わっていますが、円安が進み、物価が上昇し何もかもが高くなった気がします。偶にスーパーで買い物をしても以前と比べて殆どの商品が高くなったり、あるいは値段は据え置きなのですが商品が明らかに小さくなったりしています。 

海外旅行にゆくと以前は日本よりだいぶ安く買い物や食事を取ることが出来たのが、今は真逆になりました。飛行機代も値上がりしてしまいました。 私は特に若い日本人に旅行でも留学でもいいので海外に出て欲しいと願っています。 世界を経験することで日本の現状も理解出来ると思うし、これからの生き方が変わるかも知れないと期待しているのです。 しかし今、若い人達が内向き思考になっていることやお金がかかるために更に海外に出る若者が少なくなっていることを危惧しています。

今週もいつものように、小さな2階のスペースに花が飾られていました。

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今回は横長の構図で、非常に落ち着いた感じを受けます。この空間では静かに時間が流れています。
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花材も少なくて、煌びやかではありませんが、茶色の花器と石化柳の色合いがわびさびの世界観を出している気がしました。
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ユーカリの緑の葉や、カーネーションやグラジオラスの花もより控えめに映ります。世界中で人が人を殺す1番愚かなことが起こっています。どうか世界の人々が怒りを静めて静寂な世界を夢みて欲しいと願う今週の生け花です。
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<花材:石化柳、ユーカリ、グラジオラス、カーネーション>

2023年10月15日 (日)

憧れのJALファーストクラス・ラウンジ(羽田)

これまで海外旅行は殆どエコノミークラスでしたし、体力がなくなった60歳前から旅行直前まで仕事をして旅行後直ぐに仕事場に向かうことを考えてビジネスクラスの利用が増えました(贅沢したいわけではなくて体力温存のためです)。ANAやJALのマイルを使って日系の航空会社の特典航空券を確保したいのですが、最近は日本からヨーロッパ直行便は取ることが奇跡に近い程困難になっています。一度無理矢理マイルを使ったら日本から目的地までに4回以上乗り換えたことがありました。色々と乗れるので楽しいですが、やはり疲れますし時短になりませんでした。 そのために比較的安い中東キャリアやキャセイパシフィック航空を利用して乗り継いで出かけました(この時はビジネスクラスですので全く移動は苦になりません)。

2022年の旅行でまだコロナ禍で出足が遅かったのでしょうか(特典航空券予約は2021年9月です)。偶然にANAのファーストクラスの羽田ーロンドン便の特典航空券が手に入ったのでした。既に有頂天になっていたのに、旅行3ヶ月前にANAから「機材変更でファーストクラスが無くなりました」と無情の連絡、代替案も満席とのことで提示されず本当にガッカリでした。そのため2022年の旅行は通常購入のカタール航空となったのです(⇒2022年の旅)。

今回はANAに申し込む気力を失い、JALに特典航空券に期待をかけて1年前に申し込むとなんと羽田ーロンドン便のファーストクラスをゲット出来たのでした。後はひたすら機材変更がありませんようにとお祈りする日々が続くのでした。

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そしてとうとうその日を迎えたのです。初めてJALのファーストクラスラウンジの中に入ることが出来ました。私のように余りお酒も飲まないし、味音痴で美食家でも全くありませんのでラウンジの素晴らしさを享受できませんが、どのような雰囲気なのか人々の動きや施設や運用はどのようになっているかはとても興味がありました。 私にはもったいないJALファーストクラス・ラウンジですが紹介したいと思います。

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カウンターで受付後キラキラとした長い通路を進んで行きます。

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通路を歩いて振り返った写真です。並んだ屏風の絵柄が日本的で海外の旅行者も感動するのではないでしょうか?
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やはりJALのビジネスラウンジとは違いゆったりとしたスペースが確保され、椅子の割には利用者は少ないようです。
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開放的な窓にゆったりとした椅子の間隔、上質なソファーなどやはり豪華にできています。空港内にこのような場所があることさえ以前は知りませんでした。
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JALファーストクラス・ラウンジの奥に特別な大人の部屋(?)があります。本当に静かでゆったりと出来るスペースですし、旅好き(飛行機好き)の方にはたまらないかも知れません。
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JALの歴史を感じることが出来ます。私が初めて海外(カナダ)に行った時に乗ったのもツルのマークのあるJALさんでした。もともとのデザインは日の丸に近い物でしたが、1959年から「鶴丸」のデザインになります。2002年に日本エアシステムとの統合時に新デザインへ移行、一時、消滅しました。ANAが嫌いな訳ではありませんが、翼のツルのマークが消えた時には少なからずショックを受けました。 2010年1月の経営破綻後、原点回帰の意を込めて鶴丸が復活すると何故かホッとした経験があります。

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昔のJALの旅客機の模型が展示されています。左上の期待には鶴丸では無くて最初の時期の丸に翼が生えたようにマークで、右上には機体前方に鶴丸がありますが、尾翼は日の丸です。コンコルドが順調に進めばJALのコンコルド機が国際線で登場したかも知れません(JALは1965年にコンコルド3機の仮契約をしましたが実現しませんでした)。右下は多量輸送を可能にしたジャンボ幾(ボーイング747)の模型ですね。今後世界の航空機はどのように変化するのでしょうか?
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ゆっくりしたい方にはラウンジよりこちらの方が良いかもですね。レトロなゲーム機も使う人はいるのでしょうか? 置物として可愛らしいです。

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JALと言えば人気なのがカレーです。カレーに関してはJALの方がANAよりも個人的には好きです。今回はパスです。
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昨夜から余り食べていませんでしたので、入って直ぐに上の段の朝ご飯を食べました。お米もそうですがそれぞれが新鮮で味が揃った美味しい料理でした。朝食後にラウンジ内を見学しました。出発時間が近くなってきたので、とても気になっていた寿司を食べることにしました。
ラウンジでは目の前で寿司職人さんが握ってくれます。注文は直接行ってもいいですし、椅子の上のバーコードから注文も可能です。おそらく機内に入ると運動せずに食事は沢山摂る状況と思いますがヨーロッパでは寿司を食べることはないと思い下段の寿司を頂きました。寿司の職人さんが直接握ってくれるなんてやはり贅沢です。
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案内板を観て、シャワールームがあることを思い出しました。受付のスタッフに「写真だけでも撮れますか」と伺ったら空いているシャワルームを直ぐに案内して貰えました。
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綺麗にしてあるシャワールームですので、私の方も汚さぬようにして写真だけ撮って引き上げました。今回は昨夜に空港内のホテルの前泊でしたのでシャワーは必要ないのですが、午後の便などで出かける方は便利かも知れません。
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メインのフロア(4F)の一つ上に更にバーラウンジがありました。エレベーターでも上がれますが、階段もこのように美しいです。何もかもがワンランク上のラウンジです。
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お酒が好きな人にとっては堪らない空間だと思います。写真の中には写っていませんが(写らないようにとったのですが・・笑)、専属のバーテンダーがいらっしゃいます。頼むとこちらの要望に合わせてカクテルを作ってくれます。少し度数を少なくして作って貰いました。
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広々とした席があり、その中で私たちを含めて4名ほどしかいない静かな空間でした。お酒を飲みながら行き交う飛行機を見ることが出来ます。 今回初めての利用ですが、最高級のもてなしと大人の気品に満ちた部屋づくりでした。 食通でお酒にも詳しい人なら私の何倍も楽しめると思います。
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時間になったので、もう利用することがないかも知れない貴重な体験を終えて出発ゲートに向かうことに。ラウンジを出ると直ぐに出発ゲートとなっているのもびっくりでした。 次回は人生初のJAL国際線ファーストクラスの機内を紹介したいと思います。

2023年10月13日 (金)

今週の生け花(令和5年10月第2週)

10月も中旬になると南国沖縄でも、少し秋の気配を感じるようになりました。本土の方は一気に寒くなるのかもしれませんね。寒暖差も大きくなるでしょうから体調管理も気をつけて欲しいものです。

パレスチナとイスラエルで多くの罪のない人々が殺害されています。どんなことがあっても無差別に人を殺害することに正当性はありません。罰せられるべきだと思います。 私はかつてアウシュビッツを訪れ、人が環境により殺戮に走る姿を知りました(⇒アウシュビッツ・ビルケナウ収容所)。 戦後あの様なひどい民族浄化を受けたユダヤ人が国際社会からの支援も受けてイスラエルを建国します。しかしそのユダヤ人がもともと住んでいたパレスチナ人を塀に囲まれた牢獄に押し込み、電気や水道などのあらゆる物をコントロールすることを平気で行って来ています。今の現状は経済的にも戦力でも圧倒的にイスラエルが上で、かつてのヒットラー率いるドイツ帝国とかつてのユダヤ人と似た立場ではないかと重なって見えてしまうのです。 欧米を中心に戦後国際社会は迫害を受けたユダヤ人を擁護して建国を後押ししながら、パレスチナ人の人権は軽視してしまった歪みが今もこの地域を不安定化させています。 ユダヤ人の命もパレスチナ人の命も同じく尊いのです。国際社会は自分達も当事者としてこの地域の安定を計って欲しいと祈る日々が続きます。人の血が流れて嬉しいことなどありません。

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今週もいつもの2階の小さなスペースに生け花が飾れてていました。 全体的に小さいのですが、ギュッと凝縮されています。
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黒い漆喰のような花器にヒバの青い葉が印象的です。その落ち着いた色合いの上に赤褐色の唐辛子とピンクのカーネーション、黄色の小菊が顔を覗かせている感じがします。
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唐辛子もこのように花材として使えるのだと不思議に思えた今週の生け花です。
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<花材:唐辛子、ヒバ、カーネーション、菊?>

2023年10月11日 (水)

急性腰痛症について

今日のFM放送は腰痛症について話をしました。以前慢性腰痛について書きましたが、慢性があるなら急性もあるので今回は急性腰痛ついて記載致します(私は外科医で整形外科医ではありませんのであくまで一般論として記載します)

厚生労働省の自覚症状の統計によると、日本人男性の場合の自覚症状は多い順番に①腰痛 ②肩こり ③咳や痰が出る となっています。女性では①肩こり ②腰痛 ③手足の関節が痛む となっています。いずれも関節に関しての訴えが多く、腰痛が全体で一番多いことがわかります。   

<腰痛の定義?>
結構簡単に「腰痛」と言ってしまいましたが、腰痛の定義ってあるのかと私の知識も曖昧でした😅 腰痛とはとなると、曖昧で明確な定義はないのです😃 一般的には「一番下のあばら骨とお尻の間に起きる痛み」となっています。

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<急性・亜急性・慢性腰痛とは>
発症してから4週間未満のものが急性腰痛と定義されています。そして発症から3カ月以上のものは慢性腰痛、急性と慢性の間は亜急性腰痛と分類されています。期間による違いで、原因や痛みの強さの程度による分類ではありません。
<急性腰痛の原因>
急性腰痛の原因は腰部脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニアなど明確な病態もありますが、慢性腰痛同様にはっきりとしない椎間関節性腰痛、筋・筋膜性腰痛、椎間板性腰痛、仙腸関節(せんちょうかんせつ)性腰痛などがあります。後半の部分は明確な診断に至らないための曖昧な診断名になります。これは解剖学的に腰の周りは筋肉、神経、骨、関節など様々なファクターが存在するために、いくつかの要因が関連し合って腰痛の原因になっていることが推測されます(あくまで老外科医の憶測ですが😅)

<重篤な腰痛には注意が必要>

 急性の腰痛症として有名なのが「ギックリ腰」と思います(そのことについては以前記載しました→ギックリ腰)。上記の様な原因がありますが、急性腰痛症で1番重要なのは重篤な病態を見逃さないことだと考えます。


まず、具体的には癌の脊椎転移、化膿性椎間板炎、椎体骨折、急性大動脈症候群といった重篤な特異的腰痛を見逃さないことが重要となります。ですから皆様の中にも何時ものギックリ腰だとか、シップを貼って様子をみようと考えずに、何時もと違うと思ったら病院へ行って欲しいと考えます。また診療する整形外科医もこのような患者さんには注意する必要があると考えています。

このような重篤な腰痛を見逃さないためには次のような方の腰痛は注意して検査をするめる必要があると考えられます。

①20歳以下または55歳以上  ②がんの既往や治療中の場合 ③時間や活動性に関係のない腰痛  ③胸背部〜腰部など広範囲の痛み  ④免疫抑制剤やステロイドなどの投与中 ⑤体重減少など他の不調を伴う場合 ⑥広範囲に及ぶ神経症状(主に下肢のしびれや痛み、脱力、排尿排便感覚などの異常)  ⑦微熱などを含む発熱の継続 ⑧AIDSなどの免疫力低下

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このような重篤な病態でないと分かれば、一般的に無治療であっても次第に改善することが殆どで予後良好と考えらています。整形外科医のアドバイスを貰いながら治療やその後のケアを行う必要があると考えています。

 <腰痛治療・その後の対策>

急性腰痛の多くは1カ月程度で急速に改善するといわれています。しかし約6割は1年経っても腰痛が残り、さらにそのうちの約6割の人は腰痛の再発を経験するとのことです。

最近の考えでは超急性期以外では安静は必ずしも有効な治療法ではないとされ、痛みに応じた活動性の維持は疼痛を軽減し機能を回復させるのに有効だったとのことです。ただしこれは専門のリハビリなどの施設だといいのですが、素人が無理に動かすと逆効果になるので注意が必要です。

病院で行う治療としては薬物療法については、急性腰痛では、非ステロイド性抗炎症薬・筋弛緩薬、解熱・鎮痛剤、弱オピオイド(鎮痛剤)が使われる頻度が多く、また椎間関節への注射や、脊髄後枝内側枝の神経ブロックは有効と考えられます。

急性でも慢性でも腰痛に関しては再発率が高く、その予防にはエクササイズ習慣を主軸とするセルフマネジメントが強く推奨されています。腰痛を持っている方は非常に多いと思いますので、ネットなどにも腰痛体操や予防法も載っていますので、生活の中に取り入れて腰痛を防ぐように心がけましょう。

2023年10月 8日 (日)

2023年のオーストリア旅行の始まりです(那覇→羽田)

1年に1回海外旅行ができたらと考えながら生きています(笑)。最近はANAとJALのマイルを使った特典航空券のゲットするために出発の355日だったり350日前から次の旅がスタートします。 マイルを使ったヨーロッパ便の争奪戦(?)は厳しくてなかなか上手く手に入りません。2020年にJALのファーストクラスを予約できたのですがコロナ禍でJALが運行せずに、マイルの払い戻し(それも嬉しいことに5年間延長してくれました)。2022年にANAの羽田ーロンドン路線のファーストクラスをゲット出来、初めてのファーストクラスと有頂天になっていたのですが、3ヶ月まえに機種変更によりファーストクラスの搭乗が消滅してしまいました・・・呆然としている中で、きっとANAの都合で変更したのだからビジネスクラスやプレエコを準備してくれると思いきやエコノミーもありませんとあっさり断れてしまいました(→昨年の状況)・・・このショックは今だに尾を引いています😭

2023年の旅がおおよそこの辺りになる予想でJALの羽田ーロンドン間を355日前の10時にネットで申し込むとなんとなんとゲット出来たのです❤️😍  

後は羽田ーロンドン間は固定して、1年かけて旅先や仕事場の都合を調整にかけるわけです。これまでの多くは9月のシルバーウィークを利用していたのですが、学会等で予定が組めませんでした。今回は都合により8月の後半から9月初めとなりました(沖縄ではお盆となり、お盆の前後は予定手術はありませんのでこの時期を選びました)

8月の後半とは言え、8月に旅行するのは2〜30年ぶりだと記憶しています。以前から1度は行ってみたかったのがザルツブルグでしたし、その時期に音楽祭があるために、今年初めには旅行先をオーストリアに決定。ザルツブルグ音楽祭のチケットも発売と同時に入手して臨みました。

後はJALがANAのように突然ファーストクラスがなくならないことを祈るだけで、キャンセルもなく旅行の日を迎えることが出来ました。


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毎度のようにヨーロッパ滞在時間を伸ばすために、ギリギリまで通常通りに仕事を終えた後にタクシーで飛行場に向かいました(私のスーツケースは宅配で送り、既に今日宿泊のホテルに届いたことは確認済み)。今回特典航空券ですが人生初のファーストクラスが乗れることになったり色々と貴重な体験をすることができました。
 
那覇空港に着くと那覇空港のJALカウンターの奥がリニューアルされていたのにびっくりしました(2〜3年前からあったようですが、出張の時にはここを通らずに仕事場から手荷物だけ持って飛行機に乗り込むため私が知らなかっただけですが😅)。 一応JALグローバル会員ですが、那覇空港に専用のカウンターが出来たのは知りませんでした。
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帰国後JALのホームページを調べたら、那覇空港の仕様が上の図のようになっていました。チェックインカウンターで手続きをして荷物を預けた後、専用の保安検査場で手荷物の検査を受けると直ぐにラウンジに入ることが可能となっています。これまでJGC会員ですので那覇空港で「サクララウンジ」に入ることは出来ました。ただ自宅や職場からも空港が近いので長い時間待つこともないためにサクララウンジに入ったことは殆どありません。
時間はあまりないのですが、今回初めてのチャンスですので「ダイヤモンドプレミアラウンジ」に入ることにしました。

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那覇空港内のこのラウンジは初めてで、このようなローカールームを曲がった先にラウンジがありました。小ぢんまりしていますが綺麗なラウンジです。
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那覇空港のJAL関連では、JGC会員やビジネスクラスが利用できる「サクララウンジ」とファーストクラスやプレミア会員が利用できる「ダイヤモンドプレミアラウンジ」があるようです。今回は後者を選ぶことができましたので見学がてら20分ほど中に入りました。それほど多くの方は居ませんでしたが、会員がリラックスしていますのでラウンジの椅子の様子などの写真は撮りませんでした。上記のような飲み物やパンやおにぎりなどの軽食はありました。

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さあ、待ちに待った2023年の旅が始まろうとしています。最終便で羽田空港へと向かい、明日の9時すぎにロンドンへと向かう行程となります。
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機内に乗り込みCAさんのアナウンスを聞くと、4時間ほど前は手術場にいたことが不思議な気になります。JALの最新の機材でしょうか、各シートに大きなモニターがあり映画なども楽しめるようになっています。これがあると東京出張の時にも楽かもしれませんね。
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離陸後直ぐに北に進路を取ったのでしょうか、沖縄本島中部あたりが見えているようです。飛行機から見る夜景はやはり美しいです。
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今回は羽田第1ターミナルに着いた後、明日朝には羽田第3ターミナル出国となります。それで非常にアクセスのよい「ザ ロイヤルパークホテル」に宿泊することにしました。ホテルの説明を見るとロビーが羽田第3ターミナルの出発ゲートに直結と書いてありましたので期待しているところです。

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滞在時間はわずかですが、とても綺麗なホテルでした。ホテルのチェックインを行うと既に荷物は部屋に入れてあるとのことでした。 遅いので直ぐにシャワーを浴びて明日に備えます。
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朝6時にはチェックアウトしてJALのカウンターに向かいました。昨夜は夜の移動で周りが確認できず、エレベーターを使ったためにこのホテルの立地条件が分かりませんでした。なんとホテルのロビーをこのまま出口に進むと第3ターミナルに直結でした。まあ、なんと便利なホテルなこと👌
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ホテルの出口(上の写真の四角いゲートのような部分)の向こうは出発ロビーです😀 実に便利なホテルでした。
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もう少しホテルから時間がかかると思ったのですが、あまりにも早すぎてまだJALのカウンターが開いてない(?)ようです。昨年スイス旅行の際に両替したスイスフランが手元に残っていましたので、両替所で全てユーロに変えました。もう一度スイスフランに変える日を来ることを期待したいのですが・・・😆
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7時ぐらいになると徐々に空港職員や利用客も増えてきました。
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空港内で両替したり足りない物を買い足していたりしたらJALカウンターも開いたようです。人生初のファーストクラスでのチェックインとなります。慣れないのでドキドキです😅
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我が愛用のスースケースです。色々とガタがきている部分もあり、今回の旅行後は2度目のメンテナンスに出さないといけないかもしれません。私同様もう少し頑張って欲しいです❤️

2023年10月 6日 (金)

今週の生け花(令和5年10月第1週)

2023年も10月となりました。那覇市は台風14号と前線の影響で晴れ間の少ない1週間でした。皆様方の処はどのような天気だったのでしょうか? 私の学生の頃は本土ではお盆過ぎたら次第に秋に向かってゆく感じでしたが、今年は10月に入っても真夏日になったりと日本も暑くなっています。私達の対応も地球温暖化が現実的になったことを受け入れて変えなければならない時に来ていると思います。 

早く日本も暑さ対策、台風対策、豪雨対策、更には地震対策を前倒しして進めないと災害が起こってからでは間に合わないと感じてしまう今日この頃です。

私の心配をよそに、2階のいつもの小さなスペースにお花が飾られていました。花達の写真を撮りながら「余り心配しなさんな!」と言われたようで安心している私がいます😅

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菱形のような白い花器から空に向かって元気よく伸びる紫式部のツブツブが実に可愛らしいです。
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花器と紫式部で構図を決めて、その間を埋めるように赤いカーネーションと黄色の姫ひまわり、そしてそれらを包み込む様にクルクマの大きな葉を配置しています。
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姫ひまわりは夏のひまわりよりも秋の菊に似た印象があり秋を感じさせてくれています。
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<花材:紫式部、カーネーション、姫ひまわり、クルクマの葉>

2023年10月 4日 (水)

尿検査について

皆様方も病院や健診などで尿検査を受けたことがあると思います。昔からある検査だけど今どき必要あるの?と思ったりしませんか(これは私の患者さんからも定期の採血で腎機能も調べているので尿検査は不要ではと質問を受けたことです)

もちろん腎機能をみる目安にもなりますが、糖尿や腎盂炎、膀胱炎などを見つける検査にもなります。針が苦手な人にとっては痛くないですし、尿は簡単に採取出来て便利です😅

皆様方もご存じのように尿検査では主に尿の中に含まれる糖、蛋白、潜血の有無やその程度を調べることで重要となします。実はそれ以外にも尿比重、尿沈渣(にょうちんさ)など詳しい項目が含まれていることもあります。

以前にも書いた様に、腎臓には血液を濾過し、再吸収しながら尿を作り出します。尿の異常が出た場合に腎臓のどの部分が障害されているのかもある程度推測することも可能なのです。

①尿蛋白について:(基準値):陰性(-)

腎臓は血液を濾過して余分な物を尿として排出します。しかしながら人間にとって必要な血液の蛋白も同時に排出してしまうことがあります。尿蛋白が検出されると言うことは、腎臓が正しく機能していないということが推測されます。

ただし腎機能が正常な方でも、激しい運動をした後や生理前後、発熱時、ストレスがあるときなどは異常値が出ることもあるので、再検査を受けて再度尿蛋白が検出されるかどうかが重要となります。

(異常があった場合に考えられる病気)・腎盂腎炎、ネフローゼ症候群、糸球体腎炎など腎臓の病気が主ですが、時々膀胱炎や尿道炎などといった尿路感染症でも認められることがあります。

②尿糖について:(基準値):陰性(-)

本来血液の中にある糖分(血糖)は私達の栄養源ですので無駄に尿に逃がす必要はありません。尿に糖が出ると言うことは、血液の中の糖分が多すぎたり(糖尿病)、あるいは糖の再吸収が落ちる腎臓の機能低下が起きた時に糖が尿中に漏れ出てきます。それ以外に時々、妊娠中や高齢の場合は糖が出やすいです。それ以外にも疲労やストレスで糖が出てくることがありますので、異常が見られる際には日を改めて検査を行います。

(異常があった場合に考えられる病気)
糖尿病、甲状腺機能亢進症

③尿潜血(尿の中の赤血球)について:(基準値):陰性(-)

尿に血液が混じっているかどうかを調べる検査で、尿が排出されるまでの器官に異常があると、潜血が見られます。一時的な潜血はよくあることで、一度潜血が見られたからといって疾患があるとは限りません。

また、生理中の女性が尿検査を受けると、潜血と診断されることもあります。正しい結果を知るためには、いずれの場合も再検査が必要です。

(異常があった場合に考えられる病気)
・急性腎炎、慢性腎炎、腎結石などの腎臓の病気や腫瘍
・尿管結石、尿管腫瘍、尿管異物などの尿管の病気や腫瘍
・膀胱炎、膀胱結石などの膀胱の病気や腫瘍
・尿道炎、前立腺炎などの尿道の病気や腫瘍

①②③が主に皆様方が通常の病院での検査や人間ドックなどの健診で主に行われる検査となります。次の尿沈渣や尿比重は更に踏み込んで診たい場合に追加することが多い項目となります(最初から検査に組み込まれている場合もあります)。

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④尿沈渣について

尿沈渣は①、②、③を調べ終わった尿を遠心分離器にかけて、沈殿した中の細胞成分を調べる検査となります。これを顕微鏡で観察して、細胞成分の数や形状から分析します。

1・赤血球がみられる場合腎臓・尿路疾患および全身性の出血疾患の一部に見られます。

  細かな病名としてはIgA腎症、膜性増殖性腎炎、急性糸球体腎炎、ループス腎炎、間質性腎炎、急速進行性腎炎、嚢胞(のうほう)腎、腎梗塞、遊走腎、特発性腎出血などが疑われます。

2・白血球がみられる場合腎盂腎炎、膀胱炎、前立腺炎などの腎臓、尿路系の感染症が疑われます。

3・上皮細胞がみられる場合上皮細胞には扁平上皮細胞、尿細管上皮細胞、尿路上皮細胞、円柱上皮細胞、卵円形脂肪体、核内封入体細胞、異型細胞などがあります。癌などの発見に繋がることがあります。

4・円柱がみられる場合尿が尿細管で停滞し、濃縮されて鋳型となったものが硝子円柱です。腎臓・尿路疾患の病態や重症度の把握が可能となります。

5・それ以外に細菌、真菌、原虫などの病原体が発見されることがあります。

⑤尿比重について

皆様方も脱水の時には尿が濃縮していることに気がついていると思いますが、腎臓は体内の状況に応じて濃度の異なる尿を作って排泄させることにより、体内の水分量を調整しています。しかし、腎臓に異常があるときは調整が利かず、基準値に比べてより高い数値が出ることがあります。

(異常があった場合に考えられる病気)
・尿比重が高い場合…糖尿病、ネフローゼ症候群、心不全、脱水症など
・尿比重が低い場合…慢性腎炎、腎不全、尿崩症など

このように尿の検査で色々なことが分かるのです。最初の質問の答えとなったでしょうか? ただし特に問題なくても異常値が出ることがあるために再度検査を行う必要もあります。

2023年10月 1日 (日)

2023年オーストリア旅行の概要

2023年はオーストリアに出かけました。私にとって初めてのヨーロッパ旅行はウィーンでした。1986年でまだ私も20代の青年(笑)でした。英語が苦手なぶん、大学時代はドイツ語を勉強したせいで当時は旅行会話ぐらいはどうにかやることが出来ました。今では英語もドイツ語も聴いたり話すことが出来ません。それでもいまだに旅への憧れは続いています(その頃の記事は→乗り継ぎのハプニング。 →ウィーン到着 など)。

1980年代は冷戦時代でソビエト上空を飛べないため、アラスカのアンカレッジ経由が日本からの北回りのヨーロッパ路線でした。その後モスクワ経由、そしてロシア上空を通る最短距離でヨーロッパにノンストップで向かうことが出来るようになりました。(その頃の記事は → アンカレッジ経由 →モスクワ経由 )。 世界はより身近になったと感じたものでした。しかし冷戦後世界はまた不安定な時代に突入した感じが致します。

ロシアのウクライナ侵略が始まると、冷戦時代のように西側諸国の飛行機がロシア上空を飛べなくなり日本からヨーロッパには余分な時間がかかるようになりました。

今回の旅行はJALのマイルを使用した特典航空券が用意できたために運良く日系の飛行機でヨーロッパに飛ぶことが出来ました。今回はアンカレッジ経由ではありませんが、北回りのルートとなります。初めてのヨーロッパも日本航空でアンカレッジ経由のロンドン・ヒースロー空港着でした。さらに今回もヒースロー空港のブリティッシュエアラインに乗り換えてウィーンとなりました。昔の記憶と重なってしまい色々と思い返しています。

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今回のオーストリア内の主なルートとなります。ウィーンとインスブルック以外は初めての訪問となります。本当に素晴らしい旅でした。皆に感謝しながら振り返っていきたいと思います。
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これから1年かけてオーストリア旅行の記事を書いて行くつもりです。これからも観て頂けたら嬉しいです。よろしくお願い申し上げます🙇

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