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2023年9月10日 (日)

ルツェルンNo3(Bourbaki Panorama Luzern、瀕死のライオン像、氷河庭園、交通博物館、ルッツェルン湖畔散歩)

スイスの古都ルッツェルン観光の第3段となります。今回は旧市街から少し離れた高台にバスで移動の観光です。
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ここに向かったのはルツェルンでも多くの観光客が足を運ぶ「瀕死のライオン像」を観るためでした。バス停を降りると大きな建物が・・・しれべると「Bourbaki Panorama Luzern」の建物のようです。中には入りませんでしたので詳細は不明ですが、高さ10m、長さ(周囲)110mという360度のスクリーンに独仏戦争の様子(1871年1月、ブルバキ将軍率いるフランス軍が、ドイツ軍に敗れて雪のスイス国境を越えて退却していたときの様子)が描かれているそうです。

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バスを降りて道案内にそってLöwendenkmal(瀕死のライオン像)へと向かいました。

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観光案内にも載っているのがスイスで有名な記念碑の1つ、ルツェルンの「瀕死のライオン像」があります。
池越しに砂岩壁に彫られた幅10メートル、高さ6メートルの巨大なモニュメントで、私の想像よりも実物の方が大きく迫力がありました。

色々な背景があり、建設当時より賛否両論があったとのことです。旅行で何度か訪れたバチカンでもスイスの傭兵がバチカンの守備を任されており、今でもスイスの傭兵の格好が観られることが当時から不思議と私の記憶にも残っています。 フランス革命当時、フランスの王宮を守っていたのが「スイス人の傭兵達」でした。フランス革命によりスイスの傭兵も多くが犠牲になります。単純に言えばスイス側からは革命軍により守備隊が虐殺されることになりますし、フランス側からみたらフランス革命を邪魔して王政を守り人民を殺した軍隊となるのです(非常に単純化して書きましたの他意はありません)。
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脇腹にやりが刺さり、頭側にはスイス十字の彫られた盾がある瀕死のライオン(=スイスの傭兵)はフランス王家のユリの紋章が描かれた盾の上に右足を置く構図(=フランス王家を守り)が描かれています。この像の土台にはラテン語で「Helvetiorum Fidei ac Virtuti(スイス人の忠誠心と勇気のために)」と刻まれています。宮殿を守ってスイス傭兵が殉死した将校の名前や殉死した日付と亡くなったスイス兵の人数や生き残った兵士の数が記載されているとのことです。 その記念碑の賛否は分かりませんが、歴史を知る一つのモニュメントでした。

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瀕死のライオン像に隣接して有料ですが氷河博物館がありましたので入る事に(料金は忘れました😅)。
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氷河が造りだした流れによって、巨大な円形の穴やそれが出来る過程を映像で紹介してくれるコーナーもあります。
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公園内には子ども達が勉強出来るような施設も数多くありました。子供の遠足にはびったりな場所となっていて、丁度引率の先生と一緒の小学生の一団もいました。
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公園内から見えた「瀕死のライオン像」です。
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ルツェルンにはヨーロッパを代表する交通博物館のひとつ「スイス交通博物館」があります。20000平方メートルの広大な敷地内に、陸・海・空・宇宙すべての交通機関の歴史を多彩な展示やアトラクションで紹介しています。入るかどうか迷ったのですが、今回は時間もなくパスです😢
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瀕死のライオン像をみてここに寄ったのは交通博物館の見学ではなくて昼食をとるためです😅

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昼食を久々に店内で取りました。相変わらず食品については記載出来ませんが、美味しかったです😅。
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施設内にはスイスの有名なチョコレートのお店もあり、眺めるだけでも楽しめます。
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昼食後、ルツェルン湖畔の散歩道から旧市街へ戻ることにしました。
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ルツェルン湖から中に入った公園内で沢山の鴨が新芽をついばんでいましたが、人に驚く気配は全く見せませんでした。余程人慣れしているのでしょう。
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このような彫刻も至る所にあり、散歩コースにはぴったりで、街の近くにこのような場所があるのは羨ましい限りです。

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程なくルツェルン旧市街に入りました。高級ブランド店やスイスの有名な時計などお店もずらりと並んでいます。物価が日本と比べて超お高いスイスで、それも超がつく高級時計などもあり、金額をみても日本円に換算しないようにした旅でもありました😊

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旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

こんばんは〜😍
ご無沙汰です。本当にスイスは
自然も街も美しい所ですね🫰
瀕死のライオン像は痛々しい
・・😭今にも尽き果ててしまい
そうな表情です
スイスの傭兵については知らな
かったのでびっくりしました
このブログで色々なことを勉強
させてもらっています🥹
いつもありがとうございます😘

院長先生
こんばんは。
学会、お疲れ様でございました。

お帰りそうそう、UP嬉しく拝見させて頂きました♡
瀕死にライオンはTVで観た覚えがございますよ!
実際にご覧になられて大きかったのですね?

ヴァチカンのスイスの衛兵も2度見る機会がありましたが、
詳しくは存ぜずでした!制服のデザインが確か?ダ・ヴィンチだったでしょうか?

ルツエルンは古都でも観光地なのでブランド店も沢山でしたね♬
何か?お求めでは?
お食事も美味しくお召し上りで良かったです😋

続きを楽しみにお待ちしております♡

舞子さん、こんばんは。

ええ、スイスは街並みも雄大な自然も魅力ある国でした。今回の旅行で改めてスイスの魅力を知ることができました。

瀕死のライオン像はいかにも弱ったライオンの表情をしていました。歴史は見る側によって違うことも改めて知るきっかけにもなりました。私も旅行を通して学ぶ機会も多いです。これからも一緒に学んで行けたら嬉しいです。

マコママさん、こんばんは。

瀕死のライオン像は思ったよりも大きくて、近くによるとなお圧巻でした。そしてその表情の辛そうなこと・・😭  テレビでも放送されていたのですね。

ヴァチカンを守る守備隊もスイスの傭兵です。そうよくご存知でいらっしゃいますね・・私も確かダ・ヴィンチの制作だったと記憶しています。

ルツェルンは昔からの有名な避暑地で高級店がずらりと並んでいます。私は相変わらず旅先で買い物をしたことがありませんので今回もお土産はなしでした😅

もう少しでスイスの旅も終わりに近づきます。次の旅はどこでしょう😆

先生お早うございます
船旅に出ておりご無沙汰でした
スイスの街中は何処も奇麗に整備され子供たちにも優しく
出来ているのは素晴らしいですね
瀕死のライオンは何とも痛々しいです
歴史に疎い私なのでいろいろ勉強させていただいています
物価の高いスイスですが色々なものが整備されていて暮らしやすいのでしょうか
何時も街並みの美しさにビックリしています

ゆめちゃんさん、こんばんは。

船旅を楽しまれたのですね・・・何故か私も嬉しくなります😀

スイスは本当に社会基盤が整備されていて、子供達が学ぶ環境も整っています。国連をはじめ多くの国際機関やフランス、ドイツ、オーストリア、イタリアに囲まれる中で公用語も4カ国語もあることより否応なしにバイリンガルに育っています。

ヨーロッパ各国を旅すると歴史的に色々なところで重なっていることが分かりますし、場合によっては全く違う記述となることもあります。

スイスは本当に物価が高いです😭 あまりにも高いために円に換算して注文することをやめた程でした。その分公共施設が整備され、交通機関も時間通りに動いていて旅行を予定通り進めることが可能でした。

本当に美しい風景と街並みが続くスイスでした❤️

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