フォト
2023年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

« ルツェルンNo1(ホテルとカペル橋の朝夕の変化) | トップページ | 夏バテなのに夏太り・・理由は? »

2023年9月 3日 (日)

ルツェルンNo2(イエズス会教会、ワグナー博物館、ホーフ教会、ムーゼック城壁と9つの塔)

インターラーケンからベルンへ移動し半日観光を楽しんだ後にルツェルンへ移動しました。今回のホテルはルツェルンの名所のカペル橋が見えるホテルにしました。カペル橋が正面に見えるホテルも検討しましたがお値段が超高かったです😅 それでも今回のホテルはロイス川川を挟んで対岸の景色が望める最高のホテルでした。 朝窓を開けると前日の雨模様と違い晴れていました👍 朝食前に周りを散策後、ホテルで食事を取り寸暇を惜しんで行動開始です。まずはホテルの窓から見えたイエズス会の教会をみることにしました。

Th_1_20230814161601

イエズス会教会 Jesuitenkircheはロイス川沿いに建てられた左右対称の綺麗な教会です。何となくタマネギ型の尖塔をみると東欧正教会などのイメージが強いのですが・・・

Th_-jesuitenkirche_20230819111501

Wikipediaによるとルツェルンイエズス会教会は、スイスのルツェルンにあるカトリック教会です。アルプス北部のスイスに建てられた最初の大きなバロック様式の教会です。 1534年にイグナチオ・デ・ロヨラによって設立されたイエズス会の修道会は、プロテスタントの誕生に対するカトリックの戦いである対抗宗教改革に積極的に参加しました。(→スイスの宗教改革記念碑) 
内部の身廊は白を基調とした漆喰に黄金色のペイントが施され、シンプルですが実に美しい教会となっています。天井のアーチの部分にはフレスコ画が描かれています。

Th_3-jesuitenkirche

白亜の綺麗な教会でしたので、真新しい教会かと思ったですが歴史は古かったようです。
Th_4-jesuitenkirche
Th_5-jesuitenkirche

中央の祭壇はイタリアなどで使われる高価な大理石を使用したのかと思ったのですが、実はこれも大理石調に仕上げた漆喰で出来ているそうです(言われないと気がつきません)。
Th_6-jesuitenkirche

朝早くから心洗われる(?)思いで次へと移動しました😊
Th_11richard-wagner-museum1

次ぎに向かったのが郊外にあるRichard Wagner Museumです。歩くには遠いためバスを利用して出かけました。
Th_12richard-wagner-museum2
Th_13richard-wagner-museum3

1866年から1872年まで、家族とともにワーグナーが暮らしたルツェルン郊外のトリプシェンにある邸宅は、現在、彼の記念館(Richard Wagner Museum)として一般に公開されています。数々の名曲が生まれた地で、ワーグナーが使用していたさまざまな私物や、楽譜、楽器などが展示されています。
Th_14richard-wagner-museum4


ドイツから逃げてきたワーグナーは約8年間チューリヒに暮らした後に、かつての妻ミンナが死去したこともあり1866年からリストの娘コジマと2人でこの邸宅を借りて暮らし始めたそうです。

パトロンでもあったバイエルン王ルートヴィヒ2世や妻コジマの父親にあたる音楽家フランツ・リストなど、この邸宅に招かれています。なかでも親交の深かったニーチェは合計で23回も訪れたそうです。

Th_15richard-wagner-museum5
Th_16richard-wagner-museum6
Th_17richard-wagner-museum7


ここに滞在していた6年間に2人の子供が生まれ、正式にコジマと結婚したとのこと。ワグナー自身もっとも満ち足りた時期だったといわれています。

私はワーグナーの音楽については余り知りませんが、『ニュルンベルクのマイスタージンガーDie Meistersinger von Nürnberg』を完成させたり、結婚した1870年にはコジマの誕生日でもあるクリスマスに、彼女と子供たちのためにつくった『ジークフリード牧歌Siegfried-Idyll』を、この邸宅の階段で演奏したというエピソードも有名だそうです(私は全く存じ上げず😅)。

1938年には、後に有名な国際音楽祭として発展するルツェルン・フェスティバルの始まりとなるトスカニーニ指揮によるガラコンサートが邸宅前で開かれました。

Th_18richard-wagner-museum8
Th_19richard-wagner-museum9
Th_20richard-wagner-museum10

ワーグナーに関する資料が整理されていて、分かりやすい案内となっています。
Th_21richard-wagner-museum11

2階の奥の部屋には視聴出来る部屋がありワーグナー作曲の何曲かを聴くことが出来ます。
Th_30_20230814161701
ワーグナー邸からルツェルンの旧市街地へと戻って来ました。ルツェルンの市民が多く通うホーフ教会へに入ります。ルツェルンの守護聖人である聖レオデガー(St. Leodegar)と聖マウリティウス(St. Mauritius)を祀る教会として、735~736年頃にベネディクト派の修道院として建築されたのが始まりのようです。
13世紀末に一旦ハプスブルク家の手に渡ったそうですが、その後1433年にはルツェルン市が再び全権を取り戻した。オリジナルの建物は1633年のイースターに発生した火事によって全焼したため、現在の建物は1644年に再建されたとのことです。

Th_31_20230814161701
Th_32_20230814161701

Th_33_20230814161801
Th_35_20230814161801
Th_36_20230814161801
Th_37_20230814161801

教会の裏手にはヨーロッパらしい墓地が整然と並んでいます。このような開放的な場所なら夜歩いても怖くないかも😅
Th_419
旧市街からなだらかな丘を登ると、ルツェルンを見下ろせるムーゼック城壁と9つの塔が見えて来ます。昔はルツェルンの街を取り囲むように建てられていたそうですが、現在は旧市街の北側の900メートルほどが残っているだけだそうです。

Th_429
Th_439
いくつかの塔(9つのようです、数えていませんので分かりません🙇)には内部に階段があり上部の登ることが出来ます。意外と難儀ですが階段を登ると街が見渡せます。

Th_449
Th_459
9月の中旬ですが木々が少しずつ黄色みを帯びて来ています。向こうにルツェルン駅と港も見えるようです。ルツェルンはスイスでも人気の古都で都会でありながらゆったりとした時間が流れる街でした。

« ルツェルンNo1(ホテルとカペル橋の朝夕の変化) | トップページ | 夏バテなのに夏太り・・理由は? »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

院長先生
こんばんは。
お疲れ様でございました♡

ルツェルンは沢山の見どころに溢れておりますね♡
風光明媚で美しいです♡
ヨーロッパの教会は豪華で美術館を思わせるほどの
魅力がありますね♡
ワーグナー博物館も訪れられて何よりでした♡
ワーグナーと言うとノイシュバンシュタイン城を
思い出しますね?ワーグナーに傾倒したルートヴィヒ2世でしたね♬
私はワーグナーの曲は殆ど存ぜずです😰

続きを楽しみにお待ちしております😊
今日も有り難うございました🙇

マコママさん、こんばんは。

ルツェルンはいかにもヨーロッパの古都の雰囲気を漂わせていました。

ワーグナー博物館はこぢんまりしていましたが、考えてみたら個人の邸宅となると凄く大きいですね。ノインシュタインとの関連もあったのですね😅

いつもありがとう😭

私が訪れたヨーロッパの教会は、
どこも荘厳で素晴らしい彫刻やステンドグラスがありました。
余り人がいなかったので、讃美歌の1小節を口ずさんで見ましたら・・・、
反響音が凄いのです。
下手な私でも、上手に聞こえたのにビックリでした。

マーチャンさん、こんばんは。

ヨーロッパの教会は本当に素晴らしい箇所が多いですね(特に贅を尽くしたカトリックの教会は荘厳です)。内部の彫刻やステンドグラスも綺麗です。

教会は讃美歌を歌ったりパイプオルガンを弾いたりと音響的にも配慮された作りになっています。マーチャンさんの美しい歌声を聴いてみたかったです😉

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« ルツェルンNo1(ホテルとカペル橋の朝夕の変化) | トップページ | 夏バテなのに夏太り・・理由は? »