ゴルナグラート鉄道(Gornergratbahn:BBG)
今回の旅行で最も行きたい場所がゴルナグラートでした。私は殆どテレビを観たことがないのですが、海外旅行の番組は録画して後で観ています。まだスイスに行く予定のない時に旅番組でゴルナグラートの終着駅に建てられたホテル(3100 Kulmhotel Gornergrat)が紹介されていて、私の記憶に残っていました。2022年の旅行先にスイスを選んだ時に思い出して、まずこのホテル最高の1室を確保する事を行いました(後日詳しく紹介致します)。それ程泊まりたい場所だったのです。
ゴルナーグラート鉄道(ドイツ語: Gornergratbahn、略:GGB)は、ツェルマットの街とゴルナーグラート山頂を結ぶスイスで人気の高い登山鉄道です。なんと1898年8月20日開業となっていますので、125年前にはこの鉄道で上ることが出来たと言うことです。
1898年とは日本では明治31年となります。その時の出来事を調べていたら、「1898年7月16日に明治民法の家族法が制定され、日本の家族制度が夫婦別姓から夫婦同姓へはじめて移行した」とのことです。夫婦別姓に異議を唱える方々が「夫婦同姓は日本社会に定着した制度」などと述べているようですが、まだ日本ではゴルナグラート鉄道と同じ歴史しかないのだと考えてしまいました・・・思わず脱線してしまいました😅
ゴルナグラート鉄道のツェルマット駅はスイス国有鉄道の駅をいったん出て、広場の反対側にある駅内から入る事になります。今回私の方はツェルマットパスを購入していましたので、これを改札口にかざして入る事が出来ます。ゴルナグラート鉄道はツェルマット村からアルプスの絶景が広がるゴルナーグラートまで高差1469mを約40分で結びます。

この鉄道の魅力にトンネルがなく全路線が屋外を走る路線としてはスイスで最も高いところを走る登山鉄道で、通年運行しているのも魅力です。
トンネルがなく全路線が屋外を走る路線としてはスイスで最も高いところを走る登山鉄道ですが、通年運行しているのも魅力。この終着駅の高さではユングフラウヨッホ鉄道が駅としては標高が高いのですが、その最終地点付近はユングフラウの山の中のトンネルを通るため、車窓を眺めることはできません。その点この鉄道は最高です👍

ツェルマット Zermatt GGB (1604m)を出発して順に停車駅はフィンデルバッハ Findelbach(1770m)→リッフェルアルプ Riffelalp(2210m)→リッフェルベルク Riffelberg(2582m)→ローテンボーデン Rotenboden(2815m)→終点のゴルナーグラート Gornergrat(3089m)となります。

次第に標高を上げてゆくと、そろそろ森林限界が近づいて来ます。


このような天気に、パラグライダーに乗れたら最高でしょうね。 私もトライしたかったのですが時間が取れずに断念しました。
リッフェルベルク Riffelberg(2582m)駅です。ゴルナーグラート鉄道の中間駅で、迫力あふれるマッターホルンや周囲の山々を見渡せる展望ポイントの駅となります。老舗の山岳ホテル・レストランもあり、逆さマッターホルンで有名なリッフェルゼー(Riffelsee)からのコースも多く、この駅で降りてハイキングを楽しむ人々で賑わっています。
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院長先生
こんばんは。
今日はお早めにご帰宅で何よりでした!
凄い!絶景の中を鉄道で登って行かれたのですね!
歴史があるのでビックリ!です。
車内も空いていてお写真撮るには絶好✌️
お天気最高☀️真っ青な空にパラグライダー!
よくお撮りになられましたね!
ホテル🏨からも雄大なマッターホルンも望めて🤟
素晴らしいお写真有り難うございました♡
続きを楽しみのお待ちしております♡
投稿: マコママ | 2023年5月 7日 (日) 17時57分
マコママさん、こんばんは。
ヨーロッパでも人気のある登山鉄道ですが、混む時間帯は朝と夕方のようです。私が出た時には昼過ぎで、多くの方が駅から近い車両に乗り込んでいましたので、先頭は私たちだけの貸切状態でした。
この旅行でパラグラダーをよく見かけました。本当は乗ってみたかったです。
この旅行でまず最初に確保したホテルの部屋を次回にでも紹介したいと思います。これからもよろしくお願いいたします。
投稿: omoromachi | 2023年5月 7日 (日) 18時32分
こんばんは〜😉
ご無沙汰しています。舞子は
久しぶりに友人たちと京都に
出掛けました。激混みでした
やはりスイスの山は凄いです
パラグライダーに乗ってみたい
です。先生は高所恐怖症では
ないのですか?
別世界を楽しませて貰いました
明日からは仕事です。今日は
早めに寝て遊び疲れをとります
いつも綺麗な写真ありがとう
ございます😘
投稿: 舞子 | 2023年5月 7日 (日) 20時53分
舞子さん、こんばんは。
京都でしたか・・物凄く混んでいたのではないでしょうか。よく宿がとれましたね。私も京都に行ってみたいですです。先週は4年ぶりの学会で東京でしたよ。
パラグライダーに乗って恐怖のため心臓発作を起こしたらどうしましょう😅 ジェットコースターはダメですが、山登りで高い所を歩いても大丈夫です。
スイスの山々は本当に別世界でした。20代の舞子さんと違い老人の私にとっては高山病なども心配でしたが何事もなく終えました。
舞子さんも早く寝て、明日からの仕事を頑張って下さいね。こちらこそコメント頂きありがとうございました。
投稿: omoromachi | 2023年5月 7日 (日) 21時01分
こんばんは。ご無沙汰しています。
ひさびさに覗かせていただいたら、とても素敵な車窓風景の写真が飛び込んできました。
列車の雰囲気も、車窓風景も、日本ではお目に掛かることができない雰囲気ですね。思わずよだれがたれそうになりました(笑)
投稿: いかさま | 2023年5月 7日 (日) 23時57分
いかさまさん、おはようございます。
この記事を書きながら、電車好きないかさまさんがきっと憧れる鉄道だと考えていました。凄いですよね。
今回のスイスの旅で感じたのはスイス国有鉄道を始め、時間の正確さ、乗り続きの簡易さやアプリの使い勝手の良さなど、日本以上の鉄道網だと感心しました。
私も時間が取れずに皆様方のブログは覗いてもコメント出来ずにいます。ご了承下さい。
投稿: omoromachi | 2023年5月 8日 (月) 08時16分
山の景色が写真からも凄い!!!と思いますから実物はもっと凄いでしょうね~。
氷河の景色も見ごたえ大です!!!。
パラグライダーに乗ってみる景色は又素晴らしいでしょうね。
私は臆病なのでとっても乗る勇気がありません。
オーストラリアで海の中散策ツアーを申し込んだのに・・・、
「もし 海の中でパニックになったら?」と考えたとき、give up していますから
空の上での空中散歩も勇気が出ません。
自然が大好きな私ですからスイスに行ってみたいと又思いました。
投稿: マーチャン | 2023年5月 8日 (月) 09時02分
旅行記を拝見をして、見聞が広がります。私どもはいつもパックですが、いいホテルで、泊まってみたいねで終わりました。宿泊は、下のホテルでした。(それでもテラスから、マッターホルンの日の出が見えました)
帰りは、ハイキングを楽しみながら、おりてきました。景色も、登山歴史も含めて、楽しめました。おかげで懐かしく拝見をしました。ありがとうございました。
投稿: ひで | 2023年5月 8日 (月) 09時13分
こんにちは
全て屋外を走る登山鉄道
見渡す限りの絶景
パラグライダーで空から眺めたらまた素晴らしいでしょうね
私は高所恐怖症で無理ですがこんな素晴らしい景色の中
大空を羽ばたけたら最高だと思います
素敵なホテルで眺める景色は本当に最高だと思います
投稿: ゆめちゃん | 2023年5月 8日 (月) 10時30分
マーチャンさん、こんばんは。
ええ、物凄い迫力でした。どうしても写真では伝えることができない部分があります。美しさは伝えることが出来たとしてもこの大きさはあの場所に立って初めて理解できる感じがしました。
パラグライダーからの眺めは凄いでしょうが、やはり勇気がいるでしょうね。私もその場に立ったら足がすくんでいたのかも知れません。ある意味マーチャンさんは普通の感覚だと思いますよ。だって人間は空を飛びませんし、水中で生活していませんので・・・その世界は遺伝的に異空間にしかならないからです😅
スイスは良かったですよ。ぜひ候補地に入れて下さいね。
投稿: omoromachi | 2023年5月 8日 (月) 22時39分
ひでさん、こんばんは。
以前スイスのことを書かれていて読んだ記憶があります。ちょうどいいツアーがあれば、それが安心ですし、時間内に多くの場所をまわることができると思っています。
私もひでさんさんと同じ場所に立てて嬉しいです。あの広大さは経験しないと伝わらないと思っています。ハイキングも楽しめたことでしょう。もう一度歩いてみたいですね。こちらこそありがとうございます。
投稿: omoromachi | 2023年5月 8日 (月) 22時45分
ゆめちゃんさん、こんばんは。
ゴルナグラート鉄道はトンネル内を走ることはありませんし、今回は運良く誰もいない車両でしたので、右を見たり左を見たりと自由に動けて最高でした。
ゆめちゃんは高所恐怖症でしたか。私も子供向けのジェットコースターでもびびってしましますが、山登りで崖っぷちでも自分の足で登る分は怖さを感じません。
次回からはホテルの様子や、今回のハイライトの展望台からの眺めなども紹介できると思います。また見てくれたら嬉しいです。
投稿: omoromachi | 2023年5月 8日 (月) 22時51分