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2023年4月

2023年4月30日 (日)

マッターホルン・グレイシャー・パラダイスの後半の動画

前回のマッターホルン・グレイシャー・パラダイスMatterhorn Glacier Paradise の No1(Zermat-Furi-Schwarsee)の動画 の続きになります。素晴らしい景色をご一緒できたら嬉しいです😀
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マッタホルン・グレイシャー・パラダイスの後半の動画(you-tube動画)

2023年4月28日 (金)

今週の生花(令和5年4月第4週)

まだコロナが終息したとは言えないも、この連休明けからは新型コロナウイルスも感染法上「5類」へと引き下げられることになります。今年からはコロナ以前のゴールデンウイークの賑わいに近づく観光地も多いと思います。私の方はどうしても医療機関で働いている以上は気を抜けませんし、いつも皆様方にも厳しい意見を書いています🙇。決して観光するなとかではありません。まだコロナは終息していないということを頭の隅に残しながら楽しんで頂けたと願っているのです🙏

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今週の生花はキラキラと輝いていますね。決して派手ではなくて大人の雰囲気の美しさです。
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一見すると派手に見える花々ですが、緑の葉が多いためか落ち着いた感じを与えてくれました。
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皆様方もゴールデンウィークを楽しまれて下さいね❤️
<花材:菖蒲、ププレリューム、百合、ダリア、オクラレルカの葉>

2023年4月26日 (水)

健康長寿を目指すには

日本人の平均寿命は年々延びています。それは非常に良いことですが、晩年まで健康でいられるかどうかで人生が大きく変わるのも確かです。

いわゆる健康寿命と平均寿命との差が長いほど、不健康な状態で過ごす期間が長いこととなります。健康寿命とは健康で日常的に「介護を必要としない」で「自立した生活ができる」生存期間のことで、日本人の健康寿命は男性72.68歳、女性で75.38歳となっています。対して平均寿命は男性で81.41歳、女性で 87.45歳です(いずれも厚生労働省「2019年(令和元年)簡易生命表」より)・・・・と言うことは、男性で8.7年、女性で12年余り不健康で晩年を過ごすことになるのです。Th_健康寿命を阻害する大きな要因として、内臓脂肪症候群・運動器症候群・認知症が上げられています。
日本で介護保険制度が出来て、その中で要介護や要支援の原因をみていくことで、これらを改善する必要があることも見えて来ます。

(2019年度厚生労働省国民生活基礎調査より)要介護の要因;認知症(24%)、 脳卒中(19%)、転倒・骨折(13%)、 老衰(13%)
要支援の原因;認知症(17%)、脳卒中(16%)、高齢による衰弱(13%)、転倒・骨折(11%)、心臓病(7%)

 

これから見ても要介護や要支援の原因となるのが、動脈硬化を基礎とする生活習慣病、認知症の他に、骨・関節・筋肉などの運動器の働きが衰えることによることが原因と判ると思います。

私の外科の範囲ではありませんが、整形外科学会では運動器の障害による移動機能の低下した状態を「運動器症候群:ロコモティブシンドローム」と定義し、健康寿命促進のためにロコモ対策として運動指導などを推奨しています。

今回はメタボリック対策や認知症は有名ですが、この運動器症候群も健康長寿には重要であることを説明しました。

厚生労働省も「健康長寿プラン」を作成して国民に呼びかけています。(→厚生労働省「健康長寿プラン」

2023年4月23日 (日)

マッターホルン・グレッシャー・パラダイス展望台


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麓のツェルマット(ツェルマットの標高は1620メートル)から上の地図のオレンジ色のロープウェイを乗り継いで、いよいよ最高地点のマッターホルングレイシャー・パラダイス駅に到着です。
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駅の入り口(上の写真中央)に2018と書いてあるので、てっきり標高2018mと勘違いしそうです😅が、ここは既に富士山より高い場所になっています。この駅の正式な名前はマッターホルン・グレーシャーパラダイス, クライン マッターホルン駅 ( Matterhorn glacier paradise, Klein Matterhorn )となっているようです。この駅の中はクライン マッターホルン山頂の岩をくり抜いて作られています。
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ロープウェイを降りたら、直ぐに展望台へと向かいました(入り口から二股に分かれる場所を左に進むとエレベーターがあります)。グレイシャーパラダイスはヨーロッパで一番高い展望台で、標高が富士山よりも高い3,883mとなっています。流石に酸素が希薄なのが分かる高さになります。ここで気をつけたいのが、ゆっくりと深い呼吸をして、急がないことだと思います。息切れは少し感じましたが、今回の旅行を通して高山病にもならずに無事に過ごす事が出来ました。

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最高の天気です✨️✨️ 展望台からの眺めは圧巻で、眼前のブライトホルンからマッターホルンまで360度の絶景を楽しむことができます。 一般的に、標高が100m上がると、気温が0.6℃下がると言われます。 つまり、ツェルマットの標高は1620メートルですので、3883ー1620=2263メートルの標高差があります。ツェルマットが15度程度でも、この展望台は1〜2度になるはずですす。展望台では遮る物がありませんので風が強いことも想定して防寒対策もとって登って欲しいです。

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展望台から見渡しても銀世界が広がり、夏でもスキーを楽しむことが出来ます。各国のナショナルチームの合宿も行われることも多いそうです。ですのでここに立ち寄るなら、高山病の対策に夏でも防寒着を一枚余分にもって行動して欲しいと思いました。結構寒そうにされて早々と降りた方もいましたので折角ここまできたら、この景色を堪能したものです。

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ちなみに9月中旬ですが私の服はこのような感じで、0度ぐらいの気温でも寒くもなく展望台で十分楽しめました。この写真は超レアな私の全身骨格像です😊。写真を撮られる事が嫌いな私ですので旅行中に写真を3~4000枚程撮っても私が入っているのは2〜3枚です。この写真が斜めになっているのは相棒がiPhoneの動画をしまう瞬間に私が写るという放送事故😅の際の1枚です。まあ、ツェエルマットの麓が比較的暖かくてもこの展望台を楽しむ為には防寒と防風対策や高山病にならないように慌てずに行動することが大切かも知れません。
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正面はブライトホルン ( Breithorn )で高さは4,164mです。この展望台からみると同じ高さに感じる程でした。
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奥の方はフランスやオーストリアの山々が見えているのかも知れません。風見鶏に聞いたら判るかな?
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ヨーロッパだけあってキリスト像が登山者を守ってくれているようです。
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事前にマッターホルンの見え方を知っているために直ぐにこれがマッターホルンだと気がつきました。時々マッターホルンが見えないと嘆く方もいるそうですが、観る場所によって違う雰囲気を持っています。
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マッターホルンも観る場所で違いが出ます。上の写真の右下の箇所は以前出かけたイタリア側からみたマッターホルンです。随分と雰囲気が違いますよね。
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もうどこにマッターホルンがあるか皆様方にも分かりますね😃



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ここは南東方向で、奥の峰峰はイタリアとなります。
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頂上一帯は万年雪で、夏でもスキーが出来ますし、各国のナショナルチームも合宿をはっているとのことです。
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なにもこんな高いところまできて南京錠をかける必要はないと思うのですが・・・思い出になるかもしれませんが南京錠に頼らずに2人で愛を誓い続けて欲しいものです(←余計なお世話か😅)。
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展望台を降りたらすぐ近くにミニシアターがあります。時間がなくて写真だけ撮って奥へと進みます。
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駅入り口を進むと氷の彫刻や通路がある氷河宮殿(正式な名称は分かりません🙏)があり、更に進むと万年雪の氷上に出ることが可能だそうですが次の行程があるために引き返して一旦ツェルマットの麓まで降りることにしました。

2023年4月21日 (金)

今週の生け花:合同発表会?

当院において職員のサークル活動の中で生け花クラブは長い間続いています。野球クラブのほうはコロナ禍でだいぶ練習や交流試合も少なかったようですが、生け花クラブは1ヶ月に4回程の活動が続いています。

お陰でこのブログで紹介する2階の小さなスペースにも生け花が飾られています。活動があると外来などの目立った場所にお花が何カ所か飾られているのですが、2階の場所はもともと公衆電話の設置場所でしたので目立ちません。そのためにこのブログで紹介するようにしたのが始まりでした

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いつもの場所にも生け花が飾られていました。
この場所の写真をいつものように撮影して1階のフロアに降りたら、いつもより多くの場所に生け花が飾られていました。しばらくコロナ禍で発表会がなかったのですが、久しぶりに多くのメンバーが参加して展示してくれたようです。コロナ以前と比べるとまだ作品数が少ないのでこれから本格的になってゆくのかも知れません。 今日はざっと外来の場所に飾って貰った生け花を紹介したいと思います。 どれも個性溢れす素敵な作品達です。

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生け花クラブの皆様方に感謝・感謝です。これからの活躍も楽しみにしております😊

2023年4月19日 (水)

マッターホルン・グレイシャー・パラダイスNo2(Schwarsee-Furgg-Trockener Steg-Matterhorn glacier Paradise)

今日は第3水曜日でFM放送も会議のため私の担当ではなく、医療ネタもありませんので、前回のスイス旅行の続きを記載いたします。

マッターホルン・グレイシャー・パラダイスNo2(Schwarsee-Furgg-Trockener Steg-Matterhorn glacier Paradise)

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ツェルマット・ピークパスは料金は高いのですが、ツェルマット市内のバスを初め、主要な登山ルートのケーブルカーなどを自由に何回でも乗ることが可能です。前回のブログではツェルマット→Furi→Schwarseeまでを紹介しました。
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今回は上のオレンジの矢印の部分を記載します。頂上のMatterhorn glacier Paradiseの写真もあまりにも多かったために、マッターホルン・グレイシャー・パラダイスの写真は次回に分けて紹介したいと思います。
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Schwarsee-Furgg-Trockener Stegの区間ではSchwarsee-Furggに向かう時には一旦谷底に降りるような感じで、ジェットコースターのような急勾配を下ることになります。
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ロープウェイを一旦下る向こうにFurgg駅が見えて来ました。乗り換えは必要なく、今度は一気にTrockener Stegの駅へと急上昇します。
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Furgg-Trockener駅に到着するとレストランな売店などもあるようです。駅でいったん降りて、最後のMatterhorn glacier Paradiseに向かう大型のロープウェイに乗り換えです。一緒に乗る方はいなかったのですが、スキーウエアを着た方を駅内で見かけることがありました。なぜスキーウェアと思ったのですが、なんと頂上のMatterhorn glacier Paradiseには万年雪の雪原が広がって一年中スキーを楽しむことができるとのことでした。
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Trockener Steg駅からMatterhorn glacier Paradiseに向かいます。正面に見えるのがMatterhorn glacier Paradise駅となっています。

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眼下には大氷河が見えてきます。
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振り返ると先ほどの駅が随分と遠くに見えました。
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この辺りから向かって右を見るとちょっと変わった山が見えて来ました。私は事前に調べていたので分かっていましたが・・・皆様方はこの山の名前をご存知ですか・・・😅
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実はこれはマッターホルンです。
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マッターホルンも見る場所によって姿形を変えてしまうので、だいぶ印象が違ってきます。
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マッターホルングレイシャーパラダイスの最後の大型ゴンドラでは真下に巨大な氷河を見ることができ、不思議な感覚に陥ってしまうのです・・・ある意味、現実ではない感覚です
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本当にいくつもの氷河が川のように流れています。写真で表現することが不可能なほどこの大きさは圧倒的です。
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あと少しでマッターホルン・グレイシャー・パラダイスの展望だにつきますが、ここも沢山の写真がありますので次回紹介いたします。

2023年4月16日 (日)

マッターホルン・グレイシャー・パラダイスNo1(Zermat-Furi-Schwarsee)の動画

前回のマッターホルン・グレイシャー・パラダイスMatterhorn Glacier Paradise の No1(Zermat-Furi-Schwarsee)の動画も撮っていましたので、この方が実際のマッターホルンの大きさを実感できると思います。一緒に旅行を楽しめたら嬉しいです。

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Spectacular views of the Matterhorn Glacier Paradise (Zermatt-Furi-Schwarzsee)

2023年4月14日 (金)

今週の生け花(令和5年4月第2週)

令和5年4月第2週の生け花の紹介です。大陸から黄砂が飛来して多くの場所で見通しが悪くなったり、呼吸器の悪化が起きた方もいらっしゃったのかも知れません。昔はシルクロードなど黄砂が飛来してもロマンを感じたのですが、今では大気汚染も運んでしまう厄介者としか感じなくなりました😢 今日は時間が取れませんので、写真だけでもアップしたいと思います。

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<花材:大手まり、ケイトウ、ひまわり、小菊>

2023年4月12日 (水)

急性アルコール中毒

4月12日になりました。新しい職場で少しなれてきましたでしょうか?

今年はコロナによる行動制限も殆どなくなり、多くの職場や大学などの歓迎会など飲み会が復活すると思います。ただこの時期に心配になるのが急性アルコール中毒です。急性アルコール中毒は「アルコール飲料の摂取により生体が精神的・身体的影響を受け、主として一過性に意識障害を生じるものであり、通常は酩酊と称されるものである」と定義されます。

急性アルコール中毒になると、意識レベルが低下し、嘔吐、呼吸状態が悪化するなど危険な状態に陥ります。若年者・女性・高齢者などでリスクが高く、とくに大学生や新社会人ではこの時期や忘年会シーズンで一気飲みとして飲酒させられ、死亡に至るケースが毎年発生しています。

日本において、コロナ禍での統計はまだ集計されなかったり、明らかに飲み会なども少なかったために、急性アルコール中毒の死亡者数は統計に載ってきていません。コロナ以前では年間で1〜7人以上の若者が急性アルコール中毒で亡くなっています。折角、希望に満ちた若者をアルコールで失いたくはないものです。飲んで楽しむことはよいことでしょうが、どうか「一気飲み」だけは避けましょう。

コロナ以前は東京消防庁管内で1年間に男性が9900人、女性が5500人の合計15400にもの方々が急性アルコール中毒により緊急搬送されています。 今年はこのような状況も復活するのかも知れません。 皆で注意したいものです。

ここで「アルコールの作用」についてお話します。アルコールは少量なら気持ちをリラックスさせたり会話を増やしたりする効果があります。少量のアルコールが循環器疾患の予防になったりHDL(善玉)コレステロールを増加させたりの利点もあります。まさに酒飲みからすれば「百薬の長」となり、飲めるよりどころとなっています。

アルコールは分子が小さいので、脳にも入り込み、脳を麻痺させます。脳が麻痺することにより身体に変化が起きた状態が「酔い」です。お酒は脳を麻痺させるのです。 

酔いの状態は、血液の中のアルコール濃度により違います。アルコールの分解能は遺伝によって決定されます、後天的に強くなるのはありません。 脳の麻痺も①大脳皮質(私達の感情・思考・記憶を司る)、②小脳(平衡感覚)、次に③延髄(呼吸・心拍・体温)の順で一般的に進みます。

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ふだん脳は、必要に応じてブレーキをかけ、その人の言動を適度にコントロールしています。「歯止めが効く」のは、大脳がきちんと働いているからなんですね

でもお酒を飲んで①大脳が酔っぱらうと、人によってはそのブレーキが効かなくなります。普段考えられないようなことを言い出したり、必要以上にハイテンションになったりするのです。本人にとっては楽しい時期です。

次いで②小脳が麻痺してくると、運動・平行感覚の障害が起こります。千鳥足になりますが、足が麻痺するのではなく、平衡感覚を司る小脳が麻痺するのです。めまいや嘔吐も起こってきます。 

最終的に③延髄まで麻痺が来ると呼吸停止、心停止、低体温などが起こり場合によっては命を落とすことになります。

今回の説明は少々乱暴ですが、分かりやすいくすために書きました。

お酒は「百薬の長」と言われます。脳にとっても決してお酒は悪者ではありません。大切なのは(これが一番難しいのですが)“ほどほどに飲む”ということです。

2023年4月 9日 (日)

マッターホルン・グレイシャー・パラダイスNo1(Zermat-Furi-Schwarsee)

マッターホルン・グレイシャー・パラダイスNo1(Zermat-Furi-Schwarsee)

ツェルマットに到着後はホテルにチェックインする前に、スイス国有鉄道のツェルマット駅から出て道の対側にあったゴルネルグラード登山列車のチケット売り場でツェルマット・ピークパス」を購入しました(スイストラベルパスで25%割引あり)。このチケットの良いところはツェルマットの中を走る公共機関だけでなく、下の案内図の主なルートの全てをこの期間なら何度でも自由に乗ることが出来る点です。事前の計画でも赤、青、オレンジのケーブルカーやリフト、登山鉄道は乗りこなすつもりでいました。

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左側のスネガ展望台には早速到着後登ったのですが、最終運転時刻が意外と早くて、予定のスネガのハイキングは持ち越しとなりました。


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翌朝はやく、ホテルから近くのマッタホルン・グレイシャー・パラダイスに登るため地図の右のオレンジのケーブルカー乗り場へと向かいました。夏のピークや冬場のスキーシーズンはこのルートは人で溢れているとのことでしたが、その日は早いせいもあったのか殆ど人はいませんでした。写真の左側にリフトの乗り場があります。この位置からもマッターホルンの勇姿が見えます。

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リフトに乗るとツェルマットの中心部から外れて長閑な牧草地のような傾斜面が現れます。
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ツェルマットがマッターホルンを望む谷間に位置しているのが覗えます。
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次第にケーブルカーが最初の経由地のFuriへと登って行きます。殆どの場所からマッターホルンを眺めることが出来ました。
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最初の乗換駅に近づいてきました。それと共にマッターホルンが近づいて来たことを実感する眺めです。
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リフトの中からの景色に圧倒されます。写真では表現出来ないぐらい圧倒的な大きさです。
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中間駅のSchwarseeに到着です。マッターホルングレイシャー・パラダイスの中でも最もマッターホルンに近く、稜線も美しいのがこの駅かもしれません。

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このフレームで写真を撮るとこのままポストカードやインスタグラムなどにアップ出来るかも知れませんね。いつもながら自撮りもしませんし私が入る写真も旅行で2〜3枚程度でしょうか?(禿オヤジを撮っても気持ち悪いので風景を主に撮っています😅)

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Schwarseeと言うのは黒い(Schwarz)湖(See)という名前の通り深い色をたたえた静かな湖があることから名付けられたようです。

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写真では小さくて見えづらいのですが湖畔にひっそりとたたずむ白いチャペルが分かります。

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Schwarseeはグレイシャー・パラダイスのロープウェイでは1番マッターホルンに近いそうで、オーバーガーベルホルンやブライトホルンなど4,000m級の壮大な山々を見渡すことができる。
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建物の直ぐ右側に少し先が尖った山が見えると思いますが、あれがこれから目指すアイガー・グレッチャ駅となります。
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Schwarseeからぐるっと一回りした風景です。今更ながらこの大きさに圧倒された経験でした。これからも何度となく巨大なスケールを目の当たりにする旅行でした。感謝感謝です🙏

2023年4月 7日 (金)

今週の生け花(令和5年4月第1週)

令和5年度がスタートしました。今週から本格的に新入職員も参加していると思います。慣れない環境で大変だと思いますが、希望を胸にこれから活躍して欲しいと願っています。

今週もいつもの小さなスペースに生け花が飾られていました。これから桜の開花の地域もあるかも知れませんが、既にこの生け花のように葉桜として春の日光を浴びている地域も多いかも知れません。 沖縄で咲く寒緋桜と違い染井吉野は葉が一枚ずつ散りますので、花吹雪にも風情があります。

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太陽を浴びた葉桜の下には白い鉄砲百合が元気よく咲いています。沖縄ではこれからあちらこちらで咲いているのが楽しめます。以前はゴールデンウィーク前後で咲いていた記憶がありますが、地球の温暖化で開花も早まっているのかも知れません。
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春の日に相応しい花々と緑色の葉です。今週も生け花から元気を貰いました。さあ、新年度も頑張って過ごして行きましょう💖
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<花材:葉桜、鉄砲百合、ガーネーション、ガーベラ>

2023年4月 5日 (水)

間歇性跛行について(ASOと脊柱管狭窄症について)

今日のFMレキオは間歇性跛行(かんけつせいはこう)について話をしました。以前ブログに書いたのですが追加しながらまとめてみようと思います。

間歇(かんけつ)とは一定の時間をおいて、物事か起こったり止んだりすることを示します。よく温泉地帯で一定の間隔をおいて蒸気が飛び上がるのを「間歇泉」などと呼んでいますが、この字と同じです。

跛行(はこう)とは足を引きずって歩くという意味です。間歇性跛行とは歩き始めは普通に歩けるのですが、しばらく(一定の距離を)歩くと足が痛くなったり重くなったり、しびれや冷えが出現し歩けなくなってしまい、休憩するとまた歩ける状態を呼んでいます。

この症状を起こす二大原因として、動脈硬化が足の血管で起こる閉塞性動脈硬化症(ASO)と腰の神経が通る脊柱管という神経の通り道が狭くなる脊柱管狭窄症があります。閉塞性動脈硬化症は外科、特に血管外科で扱いますし、腰部脊柱管狭窄症は主に整形外科で扱う疾患になります。

特に寒くなるこの時期は、足が冷える、しびれる、ある程度歩くと足が痛くなる等の症状を訴える方が増えます。

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解りやすいように左にシェーマを書いてみました(クリックするといつものように大きくなります)。閉塞性動脈硬化症では動脈硬化により血液の流れが悪くなるため、その領域の酸素不足が生じます。 運動すると筋肉の酸素消費量が増えるのですが、血管が細いと必要量の血液が流れず酸欠状態となり痛みを感じてしまいます。そこで休むと筋肉も次第に必要な分の酸素の供給が満たされ、また歩き出すことが出来るようになります。

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同じ症状が起こるのが脊柱管狭窄です。しかし血管の病気ではありません。背骨の中の神経が通る場所(脊柱管)が元来狭かったり、圧迫骨折やヘルニアで神経が圧迫されるのが脊柱管狭窄です。歩行時には、脊柱管の中を通る神経に血液を送り込む血管も圧迫され、次第にこの神経を介して痛みがきます。横から人間の体を見ると背中の骨はS字に曲がり特に腰の骨は前方に傾斜しています。真っ直ぐな姿勢や逆の背屈の姿勢では神経が圧迫されやすくなり、症状が悪化します。

ASOは姿勢で変化はしませんが、脊柱管狭窄の場合は前屈で神経の圧迫が少なくなり楽となります。これを利用してこの2つの疾患をある程度見分けることが出来ます。平地歩行はきついけど自転車(体が前屈みとなりますので)なら何処までもいけるのなら脊柱管狭窄症です。一般的には平地歩行より坂道の上りがきつく、下りは楽なことが殆どです。ASOは登りでより早くきつくなります。しかし脊柱管狭窄では登りは前屈姿勢となりますので普通の人と変わりなく、楽になるはずの下りで(後屈姿勢となるため)きつくなるのが特徴です。

年をとったから長い時間歩けなくなったと感じている方に、実際は年齢のせいではなく病気のせいで歩きづらくなっただけの方もよく見かけます。 診断がついて治療をすると元のように長い距離を歩ける方もいますので、生活の質が向上します。 

もしも間歇跛行の症状があって、姿勢で変化があれば整形外科を受診され、自転車をこいでもきつくなるようなら血管外科を選択されたらよいかも知れません。

2023年4月 2日 (日)

マッターホルンの夕焼け・夜・朝焼け(動画)

前回のマッターホルンのホテルからの夕焼け・夜・朝焼けの動画を作成しました(→前回のブログ)。一緒にその場に行った気分になって貰えたら嬉しいです。

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4Kでアップしましたので、可能なら大画面でご覧頂くと迫力が増すと思います😁

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