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2023年2月19日 (日)

Queen Studio Experience Montreux(クィーン・スタジオ・エクルペリエンス;モントルー)

モントルーに宿泊した理由は素晴らしい景色を堪能すること、36年ぶりにシオン城を訪ねること、そしてもう1つは2013年にオープンしたQueen Studio Experience Montreux(クィーン・スタジオ)の見学がありました。

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前回も紹介した、レマン湖沿いに建つ伝説のボーカリスト、フレディの像です。フレディ・マーキュリー(1946-1991)の死後に親族やメンバーらの依頼で建てられた銅像には今でも世界中から多くのファンが訪れ、花束などが添えられていました。
人気が高まった時期に彼はプライバシーのない英国での生活に嫌気が差してイライラ感が募っていたようです。丁度その時にアルバム「ジャズ」(1978年)のレコーディングがモントルーのスタジオで行うことになり、モントレーを訪れます。フレディはその時にモントレーの美しい自然や静寂を気に入って、この街に家を手に入れたほど気に入った場所になったとのことです。 実際に1979年にはモントレーにアパートとレコーディング・スタジオを購入します。1995年まで、クイーンがオーナーだった「マウンテン・スタジオ」で7枚のアルバムをリリースしたと記載されていました。フレディが死の間際まで制作を続けた最後のアルバム『メイド・イン・ヘブン Made in Heaven』のカバーには、モントルーからのぞむレマン湖の写真が使われています。

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クィーンがオーナーとなった「マウンテン・スタジオ」は「カジノ・ド・モントルー」の施設内に設置されていたそうです。その後「カジノ・ド・モントルー」がリニューアルする際もカジノ内にそのまま残されることになり、デビュー40周年を迎えた2013年12月2日に「カジノ・バリエール・モントルー財団 Fondation du Casino Barrière Montreux」の全面協力のもと、全世界のHIV感染者・エイズ患者の支援のために設立された「フレディ・マーキュリー基金 Mercury Phoenix Trust」が運営する特別記念館「クイーン:スタジオ・エクスペリエンス・モントルー Queen: The Studio Experience Montreux」としてカジノ内にオープンすることになりました(きっと世界中のファンは喜んだことだと思います)。

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このような経過のもとこのスタジオはカジノの中にあり、現在は無料で一般公開しています(寄付は受け付けています)。それでも直接入っていいのか分からなかったために、ドアマンにクィーンスタジオに入りたいのですがと訪ねました。もちろんとのことで入ることに。スタジオは2階に上がる場所にありますが、1階の大きなフロアはもろカジノです(笑)。流石にそのに向けては写真は撮りませんでした。
彼ら以外にもローリングストーンズレッドツェッペリンもレコーディングに利用したこともあるそうです。
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クィーンのファンはもちろんですが、クィーンの名前ぐらいは知っている方にとっても楽しめるかも知れません😅
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世界中から来たファンが手書きのメモを貼ってありました。もしも残したい方は準備して来た方がいいかも知れませんね。
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この衣装も強烈に思い出す方も多いかも知れません。彼の多面性や多様性を見ているようです。
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なかは結構広々としていて、スタジオと言うより博物館という感じです。
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展示品の中にはたくさんのフレディの手書きの手紙や歌詞の資料などがあり、興味深く見学することができます。
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奥に進むと、使用したミキシング用音響機器を再現したコントロールルームとなっていて多くのファンが集まっていました。そこの壁にはTVが設置されていて、メンバーがフレディの思いを語っている場面を見ることが出来ました。
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実際の録音機器ですが、年代を感じさせてくれます。多くの方はマスクをしていましたが、流石に狭い部屋に多くの方がいましたので、念のため私は直ぐに退散しました。コロナの影響がなければのんびりしたいのですが・・・
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短期間ながらモントルーを歩きながら、フレディがこの地を愛して止まなかったことも少し分かる気がしました。イギリスの生活で違和感が付きまとい、周囲のざわつきで心が癒されない中で、レマン湖に抱かれたこの街は静かな時間を彼に与えてくれたのかも知れません。

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ホテルへの帰り道にレマン湖に向かって右手をあげるフレディです。私も彼から勇気を貰った気がしました。彼は本当に唯一無二の存在です💕

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旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

院長先生
こんばんは。
今日もお疲れ様でございました。
呼び出しはございませんでしたか?

まぁ!何と羨ましい〜😍
この地にクイーンスタジオがありフレデイの
足跡がたっぷり残されているのですね?
今の時代だったら、彼にとっては生きやすかったと思います!
偏見に満ちたイギリスは辛かったのでしょう。

美しい景色に囲まれて〜♬大勢にファンにも囲まれて💞
ここファンにはたまらない場所ですね♡
続きを楽しみにお待ちしております。

omoromachi様、こんばんは。
少し興奮しながら写真を見ています
世界中から熱狂的なファンが押し寄せ
て来ると思います。
私もスイスに行く機会があれば
モントレーは外せなくなりました
(ただし物価は高そう😂)
私の音楽仲間のおじさん達が喜ぶ
スタジオだと思います。
「ボヘミアン・ラプソディー」の
映画で勇気をもらったKです😉

マコママさん、こんばんは。

まだ呼び出しがありませんが、いつ呼ばれてもいい状況ですので自宅から離れることもできません😂

想像したよりも立派なスタジオでした・・スタジオというより博物館のような感じです。

フレディは人種的にも宗教的にも、性的指向でもマイノリティの中でイギリスで育ちますので本当に生きづらかったと思います。その折にモントレーに来て静けさを手に入れたのかもしれません。

私もクィーンは好きですが、何かに熱狂することはありませんので、大ファンにとっては聖地に近いかもしれません。

35年以上前に訪ねた時にはこのスタジオはありませんでしたが、今回行ってよかったです。

Kさん、こんばんは。

音楽をやっているKさんにとってや興味のある内容だったと思います。レマン湖沿いのフレディー像の前には新しい花が沢山飾られていましたので、毎日多くのファンが訪れていると思いました。

スタジオはカジノの中に併設されていますので、最初は入る時に躊躇しました。中に入ると比較的若い人も多かったので、映画の影響かもしれません。

Kさんにとっても音楽仲間のおじさん達にとってもスイスに出かける時には外せないかもしれませんね。スイス自体が物価が高いですのでモントレーが特別高いわけではないと思います。

私も映画館で2回、その後ネットでも見てしましました。勇気が持てる映画でした💖

お早うございます

自然がたっぷりで静寂なフレディに愛されたモントレー
死してなお沢山のファンの方々に囲まれてお幸せですよね
「クイーンスタジオ」
世界中から来たファンの手書きのメモ
熱いファンの思いが伝わってきます
音楽好きには堪りませんね

ゆめちゃんさん、こんばんは。

フレディは有名になればなるほど孤独感を感じたのかもしれませんし、裏腹に多くの方に注目され私生活もなくなったのかもしれません。その中でモントレーで静寂を求めたのでしょうね。

この場所を訪ねて彼は世界中から今なお愛された存在だと気づかされました。私のようにクィーンにのめり込んでいない存在でも感動する程ですので、ファンにとっては聖地かも知れません。

帰ったらクィーンのCDを聴こうと思っています。コメント有難うございました。

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