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2023年2月

2023年2月26日 (日)

シヨン城観光:Château de Chillon

モントルー観光で外せないのはシヨン城(Château de Chillon)があります。昔のアルバムを探しすと1987年にここを訪ねたことがありました。モントルーの街並みは記憶に残っていませんでしたが、シオン城の美しい佇まいと詩人のバイロンはの落書きがあったことは今もよく覚えています。1816年にこの城を訪ねたバイロンは地下牢の幽閉された実存の人物を元に長編叙事詩「シヨン城の囚人」を書きあげます。この叙事詩は20カ国語に翻訳される程ヒット作品となり、その後このシヨン城は世界的な観光地になったとのことです。

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今回は開館の時間に合わせてホテルからバスでシヨン城に向かいました。バスの中からシヨン城が見えたところで写真を撮ったのですが、なんと35年前もほぼ同じ場所から写真を撮っていました(笑)。手前のホテルらしき建物、線路にレマン湖畔に建つシヨン城、奥のアルプスの峰々も殆ど変わらない姿でした。
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クルーズではなくて小さなボートで城の周りを移動した時(と思われる?・・😅)の写真です(上)。湖から眺めるシヨン城はいかにも昔の要塞のような佇まいです。
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ホテルの近くから路線バスに乗ってシヨン城に到着。今日も快晴です✌️
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標識に従って進んで行きました。
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堀のように見えるのですが、自然なものかのか要塞化するために堀を作っているのかわかりません。これがあるだけで陸側からも攻略しにくくなると思います。
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入り口の料金所でお金を払って、陸と城との架け橋を通り城内に入ります。ただし今回私はスイストラベルパスを事前に購入していましたので、無料で入場で出来ました😁。 城門の幅が広く強固です。
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この城を有名にしたバイロンの詩ですが、更にこの城の目玉になっているのが「バイロンが城の壁に書き残した落書きの跡」です。有名な詩人がこんな落書きを書いていいのかどうがなんとも言えませんが😅・・・ただ本当に彼が書いたかどうかはまだ諸説あるそうです。
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シヨン城の至る所からの眺めが素晴らしいです。この城は中から外を見ても、外から城自体を見ても絵になる城だと思います。
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開館と同時に入場後、急いで再度ホテルに戻りスーツケースをピックアップし、今回の最大の目的地のツェルマットへと移動しました。

2023年2月24日 (金)

今週の生け花(令和5年2月第4週)

2023年2月24日、今週もいつもの場所に花が飾られていました。ロシアのウクライナ侵攻から1年経つそうです。毎日のようにニュースから悲惨な状況を観るにつけ祈るしか方法はありません。 愚かな上層部を除いて誰も戦争を望んでいないはずです。それでも戦争が起こったら収拾は難しいのです。 戦争は常に愚かな政治家の駆け引きの失敗で起こります。 そして私たちも「相手が悪い」「あんなことをする国や人間を信用出来ない」と自分達は正義だと勘違いしてしまい、手を振りあげることに賛同してしまうのです。 戦争を始めたら後戻り出来ません。 戦争より平和を維持する方が難しいのは歴史が示しています。 ロシアのウクライナ侵攻1年で、私たちは平和の意義をもう一度冷静に問わねばならないかもしれません。
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戦禍の中を逃げ迷うより、穏やかな気持ちで花を眺めることの有り難さを感じています。
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ビャクシンの暗緑色をバックにシンプルな赤い花器、大らかなアンスリウムと繊細なストックの色合いが暖かい春を予感させてくれます。直線的な花器に対してサンゴ水木の配置も生け花クラブのセンスの良さを感じさせてくれます💕
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<花材:ビャクシン、アンスリウム、ストック、サンゴ水木>

2023年2月23日 (木)

穏やかな春の1日

今日は1日中晴れた天気でとても気持ちの良い公休日でした。仕事上もこの2〜3週間は夜もスタンバイの日が続いていましたので、何もない貴重な日となりました。こんな日は外で日光浴でもすればいいのですが、帰宅後はなぜか韓流ドラマのOSTを1日中流しながらダラダラとスイス旅行の時の写真を眺めながら過ごしているのです。

コーヒーの豆を挽いて、ゆっくりとドリップで淹れてゆきます 。コーヒーの匂いが部屋に満ちてきます。旨〜い💖

我が家で春を告げる「いっぺい」の花も満開となりました。折角なので久しぶりに庭の写真を撮りました。

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青空に黄色の花が映えます🤗
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いつもは朝早く出かけて暗くなってから帰る生活ですが、花々は季節を感じて咲いてくれています。
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こんな穏やかな日は花達も嬉しそうです💖 
明日でウクライナ侵攻から1年となります。1日も早く愚かな戦争が終わることを祈りたいと思います。

2023年2月19日 (日)

Queen Studio Experience Montreux(クィーン・スタジオ・エクルペリエンス;モントルー)

モントルーに宿泊した理由は素晴らしい景色を堪能すること、36年ぶりにシオン城を訪ねること、そしてもう1つは2013年にオープンしたQueen Studio Experience Montreux(クィーン・スタジオ)の見学がありました。

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前回も紹介した、レマン湖沿いに建つ伝説のボーカリスト、フレディの像です。フレディ・マーキュリー(1946-1991)の死後に親族やメンバーらの依頼で建てられた銅像には今でも世界中から多くのファンが訪れ、花束などが添えられていました。
人気が高まった時期に彼はプライバシーのない英国での生活に嫌気が差してイライラ感が募っていたようです。丁度その時にアルバム「ジャズ」(1978年)のレコーディングがモントルーのスタジオで行うことになり、モントレーを訪れます。フレディはその時にモントレーの美しい自然や静寂を気に入って、この街に家を手に入れたほど気に入った場所になったとのことです。 実際に1979年にはモントレーにアパートとレコーディング・スタジオを購入します。1995年まで、クイーンがオーナーだった「マウンテン・スタジオ」で7枚のアルバムをリリースしたと記載されていました。フレディが死の間際まで制作を続けた最後のアルバム『メイド・イン・ヘブン Made in Heaven』のカバーには、モントルーからのぞむレマン湖の写真が使われています。

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クィーンがオーナーとなった「マウンテン・スタジオ」は「カジノ・ド・モントルー」の施設内に設置されていたそうです。その後「カジノ・ド・モントルー」がリニューアルする際もカジノ内にそのまま残されることになり、デビュー40周年を迎えた2013年12月2日に「カジノ・バリエール・モントルー財団 Fondation du Casino Barrière Montreux」の全面協力のもと、全世界のHIV感染者・エイズ患者の支援のために設立された「フレディ・マーキュリー基金 Mercury Phoenix Trust」が運営する特別記念館「クイーン:スタジオ・エクスペリエンス・モントルー Queen: The Studio Experience Montreux」としてカジノ内にオープンすることになりました(きっと世界中のファンは喜んだことだと思います)。

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このような経過のもとこのスタジオはカジノの中にあり、現在は無料で一般公開しています(寄付は受け付けています)。それでも直接入っていいのか分からなかったために、ドアマンにクィーンスタジオに入りたいのですがと訪ねました。もちろんとのことで入ることに。スタジオは2階に上がる場所にありますが、1階の大きなフロアはもろカジノです(笑)。流石にそのに向けては写真は撮りませんでした。
彼ら以外にもローリングストーンズレッドツェッペリンもレコーディングに利用したこともあるそうです。
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クィーンのファンはもちろんですが、クィーンの名前ぐらいは知っている方にとっても楽しめるかも知れません😅
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世界中から来たファンが手書きのメモを貼ってありました。もしも残したい方は準備して来た方がいいかも知れませんね。
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この衣装も強烈に思い出す方も多いかも知れません。彼の多面性や多様性を見ているようです。
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なかは結構広々としていて、スタジオと言うより博物館という感じです。
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展示品の中にはたくさんのフレディの手書きの手紙や歌詞の資料などがあり、興味深く見学することができます。
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奥に進むと、使用したミキシング用音響機器を再現したコントロールルームとなっていて多くのファンが集まっていました。そこの壁にはTVが設置されていて、メンバーがフレディの思いを語っている場面を見ることが出来ました。
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実際の録音機器ですが、年代を感じさせてくれます。多くの方はマスクをしていましたが、流石に狭い部屋に多くの方がいましたので、念のため私は直ぐに退散しました。コロナの影響がなければのんびりしたいのですが・・・
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短期間ながらモントルーを歩きながら、フレディがこの地を愛して止まなかったことも少し分かる気がしました。イギリスの生活で違和感が付きまとい、周囲のざわつきで心が癒されない中で、レマン湖に抱かれたこの街は静かな時間を彼に与えてくれたのかも知れません。

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ホテルへの帰り道にレマン湖に向かって右手をあげるフレディです。私も彼から勇気を貰った気がしました。彼は本当に唯一無二の存在です💕

2023年2月17日 (金)

今週の生け花(令和5年2月第3週)

2月も中旬となり、冬と春のせめぎ合いのように気候がコロコロと変化しやすい時期かも知れません。体調管理も難しいかも知れません。

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2月の中旬からは色々とやらなければならない仕事が増えるために、ブログも簡素化せざるを得ない状況です。日曜日の旅行記は土日に書けばいいのですが、週が始まると全く時間が取れない事態が5月頃まで続きそうです。 
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いつものように2階の小さなスペースにも生け花が飾られていました。折角のお花達ですので写真だけでも紹介したいと思います。
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<花材:レンギョウ、トルコキキョウ、グロリオーサ>

2023年2月12日 (日)

モントルーの昼夜朝の景色の変化(動画)

今回は前回紹介したモントレーのホテル(http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2023/02/post-81f60f.html )から観た朝夕の景色をタイムラプス動画も含めて編集しましたので紹介したいと思います。

日頃から食事に関しても無頓着でしたし、仕事柄お酒を飲んで過ごすこともありませんでした。旅行に行っても、折角の料理を味合わないことはとても勿体無いことだと理解しています。しかし私にとっては食事に時間をかけたり飲む時間があれば街を散策したいですし、美しい景色があればその中に浸りたいと考えて行動しています。旅の目的も人それぞれですし、自分にあった旅を見つければいいのだと思っています。

モントルーはレマン湖に面した美しい街だとネットなどで調べて分かっていました。今回は特に日本ではまだコロナの行動制限がありましたので、スイスでも自主的に夕食はスーパーで買ってきて、ホテルの自室で食べることを決めていました。いつもより気を遣って早めにホテルを予約しました。

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窓の外の美しい景色が気になって朝早く目が覚めてしまう程です。
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モントルーの昼夜朝の景色の変化を動画にまとめました。ご覧いただけたら嬉しいです。

 

2023年2月10日 (金)

今週の生け花(令和5年2月第2週)

今日は関東でも大雪になったようで、全国的に大変だったのかも知れません。那覇市の方は暖かい朝(21度)だったのですが、午前の外来の途中で来られた患者さんからは「急に大雨になって大変だった」と伺いました。那覇市は急な大雨があり、全体としてはどんよりとした1日です。

大雨の外とは切り離されて、いつもの2階のスペースには春の暖かな日差しを感じさせる生け花が飾られていました。

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黄色い小さな花を付けるサンシュユが愛らしいです。ミズキ科の落葉樹で秋には赤い実をつけて楽しませてくれます。
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細長い石灰岩のような花器の上にはグラジオラスが真っ直ぐに伸びて、その周りに紫色のストークと鮮やかな青い葉のアセビが元気よく葉を伸ばしています。アセビを漢字で書くと「馬酔木 」となるそうです・・・なんでこんな字になるの?と思ったら、どうも枝葉に「アセボチン」という有毒成分を含んでいるそうで、馬が食べると酔って足がなえることから「足癈(あしじひ)」と呼ばれ、しだいに変化して「あしび」そして「あせび」となったと書いてありました。
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外のお天気には翻弄されずに、威勢のいい生け花達です。私も負けずに頑張らなくては😃 今日も読んで頂きありがとうございます🙇
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<花材:サンシュユ、グラジオラス、ストーク、アセビ>

2023年2月 8日 (水)

脳梗塞の病態と予防(再投稿)

(医療ブログは時間がないので更新する予定はないのですが、医療ブログも放送日に合わせて再投稿して欲しいとの要望がありました。今後は時々同じ内容ですがアップしたいと思います。統計などは新しく書き直しておきます)

今日のFM放送は脳卒中について話をしました。日本循環器学会の2019年の統計の発表によると年間27万人が新規または再発の脳卒中を発症して、病院搬送後、退院までに12万人(44%)の方が亡くなっているとのことです。現在の死亡原因の第4位となっています。介護が必要となった患者さんは46%に及び、寝たきりの一番の原因となっています。

日本では昭和25年から昭和55年までは脳血管疾患(脳卒中)が死因トップでした。 脳出血も脳梗塞も高血圧と関連が深く、国民運動として減塩に取り組んだことも功を奏していますが、やはり早期診断、早期治療が可能になったために、脳卒中による死因は減少し現在では第4位となっています。2021年の厚生労働省「人口動態統計」によると、死因別死亡率はがん、心疾患、老衰に次ぐ第4位となっています。

ただし降圧剤の普及や栄養状態の改善で脳出血は減少傾向にありますが、生活習慣の欧米化に伴い脳梗塞は増加の一途を辿っていて、全体とては発症は増えているのです。現在では脳卒中のなかで後者が約7割を占めています。

重要な点は死亡率が第4位に低下したから脳卒中が減少した訳ではないと言うことです。検査や治療法などが進んだために、死亡者数は減るもその後の後遺症の方は増えていると言うことです。安心は出来ることではありません。


増え続ける脳梗塞に対して今後ともメタボ対策、不整脈対策などが重要となります。

脳卒中にも異なる3つの病態に分かれることを以前に書きましたが、その部分を再度記載しておきます(日本では脳卒中のうち、脳梗塞が64%、脳出血が25%、クモ膜下出血が9%)。

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これまで特に何もなかった人が、急に倒れて意識がなくなったり、半身に麻痺が起こったり、呂律が回らなくなるようなことを、先人達の多くの方が経験してきた訳です。 当然以前はこれが脳の中の出血や梗塞で起きたことなど分かりませんでした。

この様な病態も見て、昔の方は「脳卒中」と名付けました。「脳」は名前の通り脳みそ(脳実質)のことで、「卒」は「にわかに」という意味です。また「中」は命中とか適中などと同じ意味で「あたる」とのことになります。

ですから、今まで一緒に過ごしていた方が急に麻痺や意識消失を起こしたため「脳がにわかに(邪気に)あたった病気」として捉えたのです。

医学の進歩する以前は、それこそ悪霊が取り付いたとして、邪気を払うために荒治療や拷問に近いようなことも行われたと記録には残っているそうです。

やっとルネサンス期になり、解剖が行われるなかで、同じ様な脳卒中を起こす病態(症状が似ていいる場合)でも、血管が破けた場合と血管が詰まって起こる場合もあるのが判ってきました。 更に脳の出血でも脳実質の中に出血する場合(脳出血)とくも膜下のスペースに出血する場合(くも膜下出血)があること、脳の血管が詰まる場合にも血管そのものが動脈硬化が強くなり血管が狭くなっている場合(アテローム性脳梗塞)と心臓でできた血の塊(塞栓物質)が飛んできた脳の血管を詰まらせて起こる場合(脳塞栓症:心原性脳塞栓症)も分かるようになりました。

現代のように画像器機が進歩するまで、死んだ後に解剖で判って来たことで、治療には簡単には結び付きませんでした。 出血と梗塞では同じ様な症状でも治療は全く異なることになります。

単純にいえば、出血していれば血を固めて出血を止めたいですし、詰まっているのであれば血をさらさらにして固まらないようにしないといけません。 もしもこの病態と逆の治療をすれば、何もしないより更に悪化させることになります。

脳卒中の治療に福音をもたらしたのは、頭部CTの開発で、その後MRIなどの医療器機も開発されました。それらのお陰で、硬い頭蓋骨の中で起こった病態を短時間に把握出来て、早期治療が可能となったのです。

私達にできることは、いつも言われているメタボ対策、不整脈などの循環器疾患、脳ドックなどでの動脈瘤の有無などのチェックでしょうか。 寒い時に脱衣所が寒い場合などはヒートショックを起こしますので、周りの環境の対策も重要ですね(→前回のヒートショックについて)。

2023年2月 5日 (日)

モントルーのホテル(Eurotel Montreux)からの眺望

個人旅行での良いところは、飛行機や移動手段に宿泊ホテル(ホテルに限りませんが)を自分で決めることが出来る点でしょうか。ホテルに関しては駅などからの距離やホテルの大きさや部屋から見える景色なども事前に可能なだけ調べて決定します。最終的には色々なサイトから選んでいます。
私がいつも気にしているのが部屋からの眺めとホテルから徒歩で散策(夜も含めて安全に)を楽しめるかが1番です。朝から晩まで歩き回っている私の旅行スタイルでは特に後者が重要です。 ホテルの豪華さは全き気にしていませんし、食事に関してもあってもなくても構いません。
今回の旅程が決まったら、直ぐに宿泊ホテルも選定します。モントレーはレマン湖沿いの風光明媚な場所にあります。ホテルの部屋からレマン湖や周囲の山々が見渡せ、夕日や朝日の変化する景色を眺めることが出来る部屋を選びたいと思いました。
 2022年9月のスイスの旅行では地元の人も観光客もコロナのことは気になっていないようで、飲食も仕切りなしに自由です。ただ医療人としては旅行して感染して帰ること(予定通り帰れなくなること)が最悪の事態となります。少しでも感染リスクを下げるために、夕食は近くのスーパーで買ってきて部屋で食べることにしました。そのため今回の旅行はいつもよりも部屋選びには時間をかけることにしました。
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色々なサイトを見て、ホテルを絞り込んで、今度はGoogleMapでその場所の位置や部屋から見えるであろう風景を推測して選びます。宿泊ホテルの部屋の選択に入り、実際に見える景色などをチェックします。予約しながら、こちらの要望もホテル側に伝えて返事を貰うことにしています。眺望が望めないようならはキャンセルです。
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このホテルには朝早くジュネーブからスーツケースだけは預けて、ローザンヌやブベーを観光した後、夕方から実際のチェックインとなりました。さあ、自分が望んでいたような部屋なのでしょうか・・・ドアを開けると・・・上の景色が・・・👍でございます😃
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角部屋には小さなバルコニーがついています。素晴らしい景色です😍😍😍
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左側がモントルーの中心部で奥にシオン城があると思います(ここからは確認出来ません)
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バルコニーの右奥は先ほどまで観光したブベーの街並みです。
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バルコニーを振り返る感じで見ると、モントルー駅から降りてきた道が見えます。 バルコニーにカメラをセッティングして自動で移り変わる景色を撮れるようにしました(動画編集しましたので次回紹介します)。 これで準備万端で、早速モントルーの街歩き開始です。
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街歩きとクイーンスタジオを見学(そのことも後ほどブログに記載致します)し、夕食と飲み物を買って帰ると、もう日が沈みかけていました。鴨でしょうか? 水鳥の鳴き声も聞こえてきます。そろそろ彼らもねぐらに帰る時間帯でしょうか?
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日が落ちて街の灯りがともると随分と違う美しさです。 この移り変わる景色を見ながら質素な夕食(近くにスーパーがなくてコンビニでパンとチーズに果物だけでした)でしたが、この景色が1番贅沢なご馳走です😍 
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夜と朝のバルコニーからの眺めを並べて見ました。とちらも違う美しさです✨️
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翌朝、夜が明ける前から目が覚めて、窓のカーテンを全開にして景色を楽しみました。丁度満月に近いこともあり、月の光に照らされて夜中も山並みが見えました。月が落ちると鳥の鳴き声が聞こえてきます。それ以外の音は聞こえずとても静かな朝です。 次第に太陽の光が左奥の山から次第に対岸の右側の山々を照らすように輝いて来ました。
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次回はホテルのバルコニーから見た、移り変わる景色をタイムラプス動画にしましたので、ご紹介したいと思います。

2023年2月 3日 (金)

Sightseeing in Montreux:モントルー観光

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ブベー駅から僅かのモントルー駅へと向かいます。
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レマン湖周辺には(スイス、フランスを含めて)には良質な葡萄酒の産地だそうです。ワイナリーの散策のツアーも多く出ている程人気のある企画となっているようです。 普段から余りお酒を飲まないので、ワインよりも広大な葡萄畑とレマン湖の美しい風景に癒されている私です😉 
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このホテルには早朝のチェックイン前に着いたためにスーツケースだけを先に預かってもらいました。ブベー観光からモントルーに移動後はまず宿泊ホテルに向かいチェックイン。予約時点でレマン湖を一望出来る部屋をお願いしていましたが、ちゃんとそのような部屋を手配してくれていました。部屋からの景色も絶景ですので後日紹介したいと思います。

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チェックインを終えた後、部屋に入いり、写真を撮った後は直ぐにモントルーの街並みの散策の出かけました。

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次第に日も西に傾きかけて来ました。レマン湖沿いの歩道には綺麗な花やオブジェなどで飾られていて、とてもよく整備せれています。流石スイスでも有数の保養地だけあります。
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歩道沿いの花々も実に可愛いです😃 何処を撮っても綺麗に写ります。
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歩道の周りには楽しげなオブジェや彫刻も並んでいます。
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のんびりと散策したいのですが、先を急いだのは、レマン湖沿いに有名なフレディの像があるからなのです。
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多くの方が知っていると思いますが、「ボヘミアン・ラプソディ」などの名曲で世界中のファンを魅了してきた英国のロックバンド「クイーン」のボーカル、フレディ・マーキュリーのことです。モントルーは彼が大好きな街で45歳で亡くなるまでの十数年をたびたび過ごしていますし、クイーンのスタジオもあります。
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多くの観光客が訪れ、彼のファンは今でも多くの方が訪れて花を添えていました。高校卒業後は余り音楽は聴きませんでしたが、その中でクイーンの曲はよく聞いていました。彼は唯一無二の存在です。彼を越えるヴォーカリストは中々出ないと思っています。フレディの死後に親族やメンバーらの依頼で建てられた銅像は生前の彼の姿を彷彿させてくれています。この立ち姿はフレディを象徴しています👍

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フレディの像の横にはレマン湖の突き出た丸い広場が造られていて、ここでお喋りして過ごすのも気持ちがいいと思います。
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レマン湖の落ちる夕日です。湖畔の気持ちより風に曝されながらウットリとする時間帯でした。(次回はモントルーのホテルからの眺めを紹介したいと思います)

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