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2023年1月22日 (日)

ローザンヌ観光No3(オリンピック博物館)

ローザンヌ観光のもう1つの目玉に国際オリンピック委員会本部の見学がありました(→ローザンヌ観光N01 →ローザンヌ観光No2)。 スイスは色々な国際機関がありますが、当初はパリの本部があったとのことです。 

 「近代オリンピック」はフランス人のピエール・ド・クーベルタン男爵が、パリ国際会議でオリンピックの復興を提唱し、これが満場一致で可決されて、1894年6月23日に創設されます。 最初のIOC本部は、パリ市内にあるクーベルタンの生家に置かれたとのことです。第1次世界大戦の勃発を受け、オリンピックが政治的な圧力にさらされることなく「IOCの政治的中立性を確保する」するために、クーベルタン男爵の意向に沿って1915年に中立国だったスイスへ移転したとのことです。

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スイスのなかでローザンヌになったかは諸説あるとのことですが、レマン湖を望む美しい街並みを、クーベルタンが気に入っていたからではないかと言われています。随分と当時はクーベルタンの独断場だったのかも知れませんね。

ローザンヌのオリンピック駅を降りて、レマン湖に向けて進むと港やレストランなどが建ち並び、気持ちより風が通り過ぎてゆきました。

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レマン湖を右手に観ながらiPhoneの地図を見ながら進むと直ぐに、万国旗や国連のマークが見えてきます。国際オリンピック委員会(IOC)が本部を構えるスイスのローザンヌには、オリンピックの歴史や競技などを紹介する博物館「オリンピック・ミュージアム」が置かれていますので私も訪ねることに。
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オリンピック公園にある国際オリンピック委員会の博物館の入り口も噴水などもあり、随分とお金をかけている公園だと分かります😅
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看板の上に自転車の乗っている彼女は本物ではありませんよ・・・丁度正面から一眼レフのカメラでこの方向を取っている方がいたために一瞬写真撮影のために手を挙げているのかと勘違いしてしまいました。結構リアルです😊
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オリンピック公園とウシー通り(南側)
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広大なオリンピック公園内はスロープになっていてどの場所からもレマン湖を見下ろせる風光明媚な場所となっています。なるほどクーベルタン男爵がこの地を選んだのも納得がゆく風景です。
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オリンピック博物館に入るまでの公園内には各種スポーツの銅像や写真が展示されていて、それを見ているだけでも結構楽しいものがありました。

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ミュージアムの入り口から見た眺めです。レマン湖の向こうにスイスやフランスの山並みが見える場所に建てられたことがわかります。
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昔の紹介を読むと「3000平方メートルの敷地に選手のユニフォームや道具をはじめ、過去に開催された大会のユニホームや旗、トーチ、その時々の金・銀・銅のメダルなど約1500点を展示され、競技を疑似体験できる施設や1000を超える試合映像を観賞できるコーナーも設けられている」とのことですが、今ではそれよりもだいぶ増えたと思います。 入り口に入ると何がモデルかはわかりませんが、ロボットのようなものが動いていました。
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すぐにループ状のスロープがあって、それを回りながら上に上がって行きました。その円形の周りに映像によるオリンピックの紹介の映像が流されていました。
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無料の展示コーナーにオリンピックの各種目の紹介や、実際に使われたアイテムなどが展示されていました。スポーツが好きな方にとってじっくり見たい展示が多いと思います。かなり広いスペースですので時間もかかりそうです。
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無料コーナーの奥には更に細かな歴史や展示品が並ぶ有料展示室がありました。折角ですので入ることに。チケット売り場がわからなかったために、再度1階に降りると売店の売り場で買うことができました。スイストラベルパスを持っていましたので無料だったか半額だったかは忘れてしまいましたが入ることができます。

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時間がなくて急足で見学後、博物館の外には東京オリンピックで新種目となった「スポーツクライミング」のポスターがありました。オリンピック競技も毎回増えることもあるし、無くなるのもあるようですね。 因みに東京五輪で新採用となった競技は「空手」「スポーツクライミング」「サーフィン」「スケートボード」と新採用ではないかも知れませんが復活したのが「野球・ソフトボール」となっていました。
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オリンピックミュージアムを降りたレマン湖の場所にはこのようなカフェもあり、少し立ち寄りたかったのですが急いで次の観光地に移動です。相変わらず忙しい旅行です。次回はレマン湖畔の小さな街Vebey(ヴヴェイ)を紹介いたします。

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コメント

院長先生
こんばんは。
今日もお疲れ様でございました。

オリンピックミュージアムは見晴らしが良い所に
建っているのですね!それにとても広く見どころ沢山でしたね♡
看板の上の自転車は何を表しているのでしょうか?

東京オリンピックは汚職だらけでオリンピック精神を
汚したと思います。
選手の皆様は力一杯!戦ってくれたのが幸いでしたが?

続きを楽しみにお待ちしております。
寒波が気がかりです😰

こんばんは〜
ローザンヌに国際オリンピック
委員会の本部があったのですね。
それにしても広大な面積に施設も
凄いですね。最近オリンピックに
関してはお金の問題が多くて
ちっともフェアじゃない気に
なっています。一生懸命に頑張っ
ている選手が気の毒です。
またまた今度はスイスもいいなと
思いたくなりました😉😍

マコママさん、こんばんは。

クーベルタン男爵のお気に入りの場所と言われるだけあって、立地条件は素晴らしかったです。 看板は自転車競技の選手と思いますがあまりにもリアル過ぎて本物の人間がガッツボーズをつくっていると勘違いしました。

お金が動くところには必ずと言って良いほど悪巧みや甘い汁を吸う人々が集まりますね。そのことを前提にして透明感のかる運営をしないといけないでしょうね。本当に選手たちが可哀想です。

舞子さん、こんばんは。

スイスは本当に世界中の機関が集まっていることを実感する旅でもありました。ローザンヌにも沢山の国際本部が置かれているようです。

なんとなくオリンピックやW杯などで色々な賄賂が当たり前のように行われていて、頑張っている選手が可哀想になります。このようなお金があれば選手の活動を援助して欲しいですね。

ええ、スイスもいいですよ・・👍 世界は美しい場所がいっぱいです。

こんにちは

オリンピックミュージアムは立地条件も良く中身が濃くて素晴らしいですね
のんびり見ていたら一日がかりになりそうな感じですね
東京オリンピックでの汚職はオリンピック精神に反しとても残念に思っています
力いっぱい頑張っている選手たちをがっかりさせることの無いよう
気を引き締めてほしいものです
レマン湖畔の小さな町もまた素敵なんでしょうね
楽しみです

ゆめちゃんさん、こんばんは。

オリンピックミュージアムは流石に金持ちIOCが作っているだけあって場所の選定も施設も立派でした。
中には体験コーナーなどもあって、スポーツに興味のある方なら1日いても飽きないかも知れません。

本当に私たち一般人でも頑張っている選手が可哀想だと思います。折角の名誉ある参加を汚職で汚されている気がいたします。本当にアスリートのことを考えた方が役職について欲しいですね。

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