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2023年1月 8日 (日)

2022年12月31日〜2023年1月1日弾丸台中旅行No3


日曜日の旅行記は、昨年からのスイス旅行記の続きを記載するつもりでしたが、年末に台中旅行に出かけたので、今回まで台中の旅行記を記載します。前回・前々回からの続きです→弾丸台中旅行No1弾丸台中旅行No2

台中旅行記の最後となります。2022年12月31日9時45分に那覇国際空港から台北の桃園国際空港に向かい、空港から台湾の新幹線を乗り継いで台中の13時頃到着し(1時間の時差があり、日本では14時頃)台中観光。台中宿泊。1月1日も夕方まで観光して、20時頃に桃園国際空港近くのホテルに移動。22時にホテルに到着。1月2日朝4時過ぎには飛行場に向かい6時35分の飛行機で那覇に向かい朝の9時前に到着となりました(2泊3日になりますが、実質は1日半もない観光です)。
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昨日と比べて曇り空の台中となりました。街の雰囲気もビルも新旧入り乱れた台中の街ですが、やはり庶民の活気を感じるのは市場だと思います。台中には第1から第6(?)までの市場があるようですが、台中第二市場は多くの旅行者のブログにも記載されていましたんで、出かけることにしました。外観からして如何にも古〜い建物で期待が持てそう😉な市場です。中に入ると色々な種類のお店が並んでいます。中にはお寺のような場所もありました。 台湾のB級グルメで安くて絶品なお店が多いとの事でした。確かに多くの方が食事を取っていますし、どれも美味しそうです。私はホテルでたらふく朝食を取ってきたため、観て回るだけになりました。

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庶民の市場だけあって、食堂だけでなくて、日常の野菜やお茶やお肉や魚なども売られていて、昔の沖縄の公設市場のような雰囲気です。台湾は沖縄に近いせいもあってでしょうか、このような古い建物や市場では昔の沖縄の風景を思い出す場所が沢山あります。懐かしい風景です。

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台湾は戦前の日本の建物を利用しているのが、台北でも高雄でも台中でも見受けられます。壊さないで利用しているのは、台湾の方々が戦後日本に対してそれほど嫌悪感を持っていなかったせいかもしれないと感じました。私も台湾で戦前の日本の建物がリノベーションされて大事に使われているのを見るとホッといたします。
次に出かけたのは「台中文学館」です。 この施設は日本統治時代の1932年に建てられた旧警察宿舎を2009年臺中市政府文化局によって歴史建築に登録されたのちに、整備され22016年8月に開放されたとの事です。

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私は知りませんでしたが、昔から台中は、台湾文壇の中心だったといわれています。子供達にも気楽に書物に接してほしいと造られたそうです。
常設展二館と文學主題餐廳に囲まれたところにあるガジュマルは実に立派でした。沖縄にもガジュマルの木は多くありますが、第二次世界大戦で沖縄は全島が丸こげにされる程の爆弾による破壊を受けたために、沖縄で見るガジュマルの多くはまだこちらの様な大木は少ないのです。本土から観光に来た方にとってはガジュマルの髭を生やしたような根っこにびっくりするかも知れません。ここは広大な面積でのんびりとできる場所でした。


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続いて、国立台湾美術館」に向かうことにしました。この美術館は1988年開館しますが、当時は「台湾省立美術館」(中国語: 臺灣省立美術館)の名前だったそうですが、台湾省の機能が凍結されたことに伴い中華民国政府の管理下となり、1999年に「国立台湾美術館」と改名したとの事で、名前だけ見ても台湾の置かれた複雑さがわかる気がします。 アジア一の大きさとされると書いてありましが、貯蔵品の大きさではなくて敷地面積かも知れまん、それ程広い面積でした。明代・清代の作品のほか、台湾やアジア諸国や世界の近代美術・現代美術を中心に収集・展示しているそうでしが、私が入った時にはどちらかというと近代的なデジタルアートや映像が目を引く近代的な美術館のイメージでした。2階には紅茶専門店「ローズハウス (Rose House)」もありましたが、ちょうど昼時でお腹がすいたために食事ができる処を捜しました。
ちょうど美術館の敷地内で本館の外に出ると「春水堂」と書かれた建物がありました。春水堂と併設されている「秋山堂」で食事を取ることに。結構人も並んでいました。レジで順番待ちの番号を渡されます。レジの方が番号を中国語で読んでいましたので、順番待ちの番号をもらいながら、英語の番号で呼んでもらうようにして、彼が見える場所で待つことにしました。15分程度待って順番が来て席に案内されました。メニーを見たら「あらま中国語で分からない」と思ったら中国語の横に小さく日本語でも書いてありましたの助かりました。メニュー表に食べたいものをチェッして、受付にて注文と同時にカードで支払いを済ますと席まで届けてくれます。

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腹もイッパイになりましたので国立台湾美術館から「審計新村」へと歩いて行きました。先ほどの「台中文学館」は戦前の日本の建物をリノベーションしたものですが、「審計新村」 は台中市で三つ目の台湾省政府官舎群の一つでだそうです。この建築物は当時は審計処の職員宿舎だったそうですが何年もの間、放置されたそうです。それを時代の面影を残したまま、若い人々が集まる活気ある建物として蘇らせたそうです。
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建物の入り口には宿舎だったらしい部屋の番号が記載されていますし、なるほど官舎だったんだと分かります。その部分を取り入れながら、若者たちが集まりやすい内容の出展が多くありますし、このようにパラレルを開いている風景は写真スポットになり多くの方が写真を撮っていました。

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2023年1月1日の台中を楽しみながら駅に向かいました。荷物は行きも帰りも小さなリュック一つで重さも変わりません(と言うことは、今回も全くお土産も買わなかったと言うことですが😓)
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最後に宮原眼科の中にも入りました。台中は新旧が混在するカオス的な街でしたが、この宮平眼科のリノベーション成功がある意味これからの台中の方向性を見せている気がしました。 郊外に新しい高層ビルを作りながら、中心部は昔のいいところは残して開発し、それに見合わない場所は新しく開発するような感じを受けた台中の旅でした。
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短い台中の旅も終えて、台中駅から電車、新幹線、電車を乗り継いで空港近くのホテル到着です。翌朝は4時起床で桃園国際空港に向かい帰国となりました。中国語で「新年快楽」は「新年明けましておめでとう」だそうです。2023年が皆様方にとりまして「快く楽しい年」になることをお祈りいたします。 次回からはスイス旅行記に戻りたいと思います。 よろしくお願いいたします🙇

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コメント

院長先生
こんばんは。
今日もお疲れ様でございました。

台中の旅も最後ですね。
古い建物を上手にリノベーションして
現代に生かされているのは素晴らしい事ですね。
短いご旅行とは思えない良い旅をなさったと思いました。
お写真も豊富で素晴らしいです!
市場は魅力的ですね✌️😋
昔、訪れた那覇の市場を思い出しましたよ♡
ブタ🐷ちゃんの頭が並んでいてビックリでした😍

スイスの旅行記、楽しみにお待ちしてしております。

マコママさん、こんばんは。

年末年始の台湾旅行記も今回で終了で、来週からはスイス旅行の続きを書きたいと思います。
台北も高雄も古い日本統治時代の建物を利用している場所もありましたが、台中は更に多くの建物をリノベーションして利用する試みがあるように感じられました。

台中の市場は私にとっても昔の市場を思い出しました。マコママさんにとっては那覇の公設市場を思い出したかも知れませんね。雰囲気がとても似通っています。

これからもよろしくお願いいたします。

お早うございます

台湾は日本にとって友好的な国なのですね 
日本家屋をしっかりリノベーションして生かしているようで
嬉しい事ですよね
約一日半とはいえ沢山の写真を撮られて見ごたえ満載ですね
お疲れ様でした
スイス旅行記楽しみにしています

ゆめちゃんさん、こんにちは。

台湾は親日家が多いので旅行しやすいですし、前回も書いたように中国語は私たちにもニアンスとして伝わりやすいです。
日本を出る前に、行きたい場所は旅行のマップに印をつけていましたので、効率よく回るようにしました。残念だったのは彩虹眷村(レインボー ビラージュ)と言う有名な観光地が今月いっぱい工事のため見学できなかった事です。これも分かっていましたので最初からパスしました。

来週からはスイス旅行の続きを書きたいと思います。宜しくお願いい致します。

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