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2023年1月

2023年1月29日 (日)

Sightseeing in Vevey:ブベー観光

今回のスイス旅行では「スイストラベルパス」を購入していますので、殆どの交通機関は何度でも無料で利用出来ます(世界一?生活物価が高い国ですので交通費も非常に高いのですが、その分便利でこの恩恵を受けることが出来ます)。朝早くジュネーブから宿泊地のモントルーに移動しホテルに荷物を預けた後、通過したローザンヌに向かい散策しました(→前回のローザンヌ観光の続きです)。その後にVevey(ブベー:ヴゥヴェイ に立ち寄りました。

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レマン湖にそった鉄道ですので、車窓からの眺めも実に美しくて快適です。

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モントルーの手前にVeveyヴゥヴェイがあります。ワイン好きな方はそれよりもフランス側のワイナリーを訪ねる方も多いそうです。普段からお酒を飲みませんし、私のアルコール分解酵素は弱い方ですのである程度で直ぐに真っ赤になります😃
 日常でもよくコーヒーは飲みますので、このブベー(ヴゥヴェイ:Vevey)には世界的なコーヒーメーカのネスレの本社があるので少し訪ねてみたいと考えて行動しました。
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Mapを片手にネスレの本社を訪ねたら・・・なんと土曜日の午後は休みとのことで中に入ることが出来ませんでした😂 まあそれ程重要視もしていませんでしたので外観だけ写真を撮って、レマン湖近くの中心部へと向かいました。山手にはもう1つこの場所で有名な、喜劇王のチャップリンのスタジオもあるのですが、時間の都合上最初からスルーしました(見学には2〜3時間有するとのことですが、チャップリンファンなら必見の場所です)。
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流石に高級リゾート地だけあって、街の雰囲気も落ち着いております
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駅から歩いて直ぐにレマン湖畔に出て来ました。そこには遊歩道が整備されていて、多くの方が散策されています。
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ここに立ち寄ったのは、どのガイドブックでも載っているドデカいフォークのオブジェ(その名もThe Fork)を見学するためです。奥の方にはこれから宿泊するモントルーの街も見えています。
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この横にはネスレ財団が運営する食の博物館(アリメンタリウム)があります。色々な場所でヴゥヴェイはネスレのお膝元であることが覗えました。スイストラベルパスで入場フリーですが時間がないのでここもスルーです😅。 「The Fork」がメインではなくて、このオブジェはアリマンタリム10周年記念にスイス人作家によって造られたものだそうです。奇想天外なレマン湖に突き刺さったフォークは8mの高さがあります。当初は一時的な展示を予定していたそうですが、市民からの人気が高くて撤去せずにこのまま残すことになったそうです。

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この笑えるような異様な巨大フォークはインパクト大です😃
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The Forkから直ぐにこれも有名なチャーリー・チャップリン像(Statue Charlie Chaplin)が立っています。チャップリンファンなのでしょうか? 多くの方が代わる代わるにチャップリンと並んで写真を撮っていました。
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「#Mollo」が何かは分かりませんが、恋人達ならこの中に収まって写真を撮るのもありかも知れませんね。
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モントルーに行くためにブベー駅に向かうと街中にこのような絵画がありました。流石に芸術の街だけあります。シネマテックだったりします。そう言えばここには「swiss Camera Museum」もあり、カメラ好きに人には寄ってみたい場所もあります。
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もの凄く短時間の滞在ですが、実はこの小さな街には先ほどのネスレの本社や食の博物館、チャーリ・チャップリンの博物館やSt Martins`s Churchなど沢山の観光施設がありますので、ここだけで1日を有する場所だと思います。時間がある方はここでのんびりと過ごされてもいいかも知れませんね。 次はモントルーへと向かいました。

2023年1月27日 (金)

今週の生け花(令和5年1月第4週)

令和5年1月も最後の週となります。1月が速いのか遅いのか分からないまま過ぎようとしています。 南国の沖縄に住んでいても寒さを感じる程でしたので、北国では今週の大寒波は大変だったと思います。私などは寒さに弱いので、少しでも寒くなると冬眠したくなります(布団から出たくないだけです😅)。

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怠け者の私を尻目に、寒い中で生け花は元気いっぱいに咲いてくれています。1月も後半になると沖縄県では寒緋桜が咲き始めます。寒緋桜は寒さがピークになることに咲き出しますので、これからは徐々に暖かくなるのかもしれません。
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厳しい寒さはいやですが、そう言えば沖縄県では染井吉野が開花しないそうです。それは冬の寒さが足りないために花が咲かないとのことです。寒冷刺激があり、春の温かさを感じると咲くのが染井吉野だそうです。大変な寒さの中を頑張っている皆様方の所にはきっと頑張ったお礼に「染井吉野の開花」が待っていることだと思います。皆様方も頑張って下さいね。
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沖縄でこれから季節が変わってくるであろうことを告げる寒緋桜です。黄色のガーベラに、淡いピンク色の薔薇からも元気を貰いました。
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<花材:緋寒桜、ガーベラ、薔薇、ヒバ>

2023年1月25日 (水)

寒い冬は浴槽内での溺死に注意

今日は全国各地でこの冬1番の寒気が流れ込んで交通網が遮断されたり被害が出ているようです。今日のFM放送はこの寒さのために急遽話題を変えて、寒い時期に起こる病気について話をしました。 新型コロナウイルス感染症がどのようになるのかも心配ですが、冬の時期の病気と言えば、まず思い浮かべるのはインフルエンザやノロウイルスなどのウイルス感染症だったおもいます。そして寒いために血圧の変動も強くなるため、脳卒中や虚血性心疾患、寒さのため厚着や雪などでの転倒・骨折も増える時期となります。

 

Th_704705最近ではマスコミでも取り上げらるようになった「ヒートショック」があります。水に溺れて死んでしまう状態を溺死と呼んでいます。何となく夏の海水浴シーズンにみられると思いがちですが、実は溺死は冬場に多いのです。

2020年の統計では交通事故による死亡者は過去最低の年間3000人を切るようになったのですが、入浴中の死亡事故は年間6900人と言われ、交通事故死よりもずっと多く、その中で4900人溺死と言われてもいます・・・少しビックリではないでしょうか? 家庭の風呂場で溺れて死亡した人数は交通事故死亡者数より多くなっているのです。

 

寒さは私達の体に刺激を与え、交感神経が緊張状態となります。急に寒い場所に出たときなどは血圧が30から50mmHgも上昇すると言われています。例えば普段から150/90と血圧が高い方が寒さの刺激を受けると、急に180から200まで最高血圧が上がることになります。それにより、心筋梗塞や脳卒中が増えると言われています。

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寒いとやはり暑い湯に浸かりたいと思うでしょう。ここにも落とし穴があります。寒い寒いと思いながら脱衣所で服を脱ぎます(血圧が一気に上がります)。 今度は熱い湯の中に入り込みます(すると急激に血管が拡張し、血圧が一気に低下します)。湯船に浸かりながれ急激な血圧の上昇、低下で意識がなくなる方もいます。 お風呂場は家族でも目に付かないところです。 湯船に入り意識を失い、湯の中で溺死しても誰も気づきません。 家族がお風呂から上がってくるのが遅いと風呂場に行ったら、水の中の沈んでいたということも多いのです。

このような血圧の変動を最小限にするためには、脱衣所の温度を18度から24度程度まで上げておくことが必要です。湯に入る前にかけ湯をして暑い温度にならしながら、湯船に入る、出るときもゆっくりを腰掛けたあとに出るなどの工夫が必要かもしれません(ヒートショックが起こり易い温度差は10度以上となっていますので、少なくとも通常の室内と脱衣所の温度差を10度以下、そして風呂場の温度とお湯の温度差も10度以下に保つ様にした方が良いかも・・正確なデータがありませんが🙏)。

家庭風呂での死亡者の90%は65歳以上が占めていますので、基礎疾患に加えて、高齢やはこの様な温度差に気をつけながら対策を練る必要があると考えています。ただし20代でも死亡例がありますので若くても気をつける様にして下さいね。

早く今回の寒波が過ぎることを祈っています。各地で被害がありませんように。

 

追伸:次第に時間が取れなくなってきましたので、ブログの中の「医療記事」はしばらく(永久に?)に中断したいと思います。旅行の記事は私の老後の楽しみのため書き続ける予定です。

2023年1月22日 (日)

ローザンヌ観光No3(オリンピック博物館)

ローザンヌ観光のもう1つの目玉に国際オリンピック委員会本部の見学がありました(→ローザンヌ観光N01 →ローザンヌ観光No2)。 スイスは色々な国際機関がありますが、当初はパリの本部があったとのことです。 

 「近代オリンピック」はフランス人のピエール・ド・クーベルタン男爵が、パリ国際会議でオリンピックの復興を提唱し、これが満場一致で可決されて、1894年6月23日に創設されます。 最初のIOC本部は、パリ市内にあるクーベルタンの生家に置かれたとのことです。第1次世界大戦の勃発を受け、オリンピックが政治的な圧力にさらされることなく「IOCの政治的中立性を確保する」するために、クーベルタン男爵の意向に沿って1915年に中立国だったスイスへ移転したとのことです。

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スイスのなかでローザンヌになったかは諸説あるとのことですが、レマン湖を望む美しい街並みを、クーベルタンが気に入っていたからではないかと言われています。随分と当時はクーベルタンの独断場だったのかも知れませんね。

ローザンヌのオリンピック駅を降りて、レマン湖に向けて進むと港やレストランなどが建ち並び、気持ちより風が通り過ぎてゆきました。

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レマン湖を右手に観ながらiPhoneの地図を見ながら進むと直ぐに、万国旗や国連のマークが見えてきます。国際オリンピック委員会(IOC)が本部を構えるスイスのローザンヌには、オリンピックの歴史や競技などを紹介する博物館「オリンピック・ミュージアム」が置かれていますので私も訪ねることに。
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オリンピック公園にある国際オリンピック委員会の博物館の入り口も噴水などもあり、随分とお金をかけている公園だと分かります😅
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看板の上に自転車の乗っている彼女は本物ではありませんよ・・・丁度正面から一眼レフのカメラでこの方向を取っている方がいたために一瞬写真撮影のために手を挙げているのかと勘違いしてしまいました。結構リアルです😊
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オリンピック公園とウシー通り(南側)
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広大なオリンピック公園内はスロープになっていてどの場所からもレマン湖を見下ろせる風光明媚な場所となっています。なるほどクーベルタン男爵がこの地を選んだのも納得がゆく風景です。
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オリンピック博物館に入るまでの公園内には各種スポーツの銅像や写真が展示されていて、それを見ているだけでも結構楽しいものがありました。

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ミュージアムの入り口から見た眺めです。レマン湖の向こうにスイスやフランスの山並みが見える場所に建てられたことがわかります。
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昔の紹介を読むと「3000平方メートルの敷地に選手のユニフォームや道具をはじめ、過去に開催された大会のユニホームや旗、トーチ、その時々の金・銀・銅のメダルなど約1500点を展示され、競技を疑似体験できる施設や1000を超える試合映像を観賞できるコーナーも設けられている」とのことですが、今ではそれよりもだいぶ増えたと思います。 入り口に入ると何がモデルかはわかりませんが、ロボットのようなものが動いていました。
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すぐにループ状のスロープがあって、それを回りながら上に上がって行きました。その円形の周りに映像によるオリンピックの紹介の映像が流されていました。
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無料の展示コーナーにオリンピックの各種目の紹介や、実際に使われたアイテムなどが展示されていました。スポーツが好きな方にとってじっくり見たい展示が多いと思います。かなり広いスペースですので時間もかかりそうです。
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無料コーナーの奥には更に細かな歴史や展示品が並ぶ有料展示室がありました。折角ですので入ることに。チケット売り場がわからなかったために、再度1階に降りると売店の売り場で買うことができました。スイストラベルパスを持っていましたので無料だったか半額だったかは忘れてしまいましたが入ることができます。

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時間がなくて急足で見学後、博物館の外には東京オリンピックで新種目となった「スポーツクライミング」のポスターがありました。オリンピック競技も毎回増えることもあるし、無くなるのもあるようですね。 因みに東京五輪で新採用となった競技は「空手」「スポーツクライミング」「サーフィン」「スケートボード」と新採用ではないかも知れませんが復活したのが「野球・ソフトボール」となっていました。
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オリンピックミュージアムを降りたレマン湖の場所にはこのようなカフェもあり、少し立ち寄りたかったのですが急いで次の観光地に移動です。相変わらず忙しい旅行です。次回はレマン湖畔の小さな街Vebey(ヴヴェイ)を紹介いたします。

2023年1月20日 (金)

今週の生け花(令和5年1月第3週)

令和5年1月も第3週となりました。来週にかけてまた寒波がやってくるようで気になるところです。 そして感染症を知らない政治家が新型コロナウイルスの感染症法上の分類を2類から季節性インフルエンザと同じ「5類」へ移行する方針と発表しました。新型コロナウイルス感染症が始まって3年経つ中でウイルスの感染力や毒性なども変化し、それに対する情報も分かる様になりました。ワクチンの開発も進み、治療法もある程度確立されて来ています。感染が始まった当初は未知のウイルスに対する対応策も分からずパニック状態となっていましたし、感染症法上の「2類」は妥当だと思いました。あれから3年、社会経済を維持するためにも「5類」相当に引き下げるには、ある程度妥当で理解出来る範囲内です。

新型コロナウイルス感染症はまだまだ「季節性インフルエンザ」とは違うウイルスであることを認識しながら進めないと医療界は混乱に陥ると考えています。オミクロン株が主流の第8波において、過去最悪の死者数が出ている現状を誰も前面に出さなくなりました。社会がその死者数を許容する(驚かなくなる)ように変化したと考えています。 ある程度死亡者が出ても仕方ないと割り切れるのであれば、社会全般としてそれはそれでいいと思います。

しかし医療界(特に入院施設を有する医療機関)では、2類が5類になっても対応を変える訳にはいきません。重症化が少ない新型コロナウイルス感染症ですが感染力は高いままですし、重症な患者さんが入院している施設でクラスターが出た場合に一気に死亡のリスクが高まります。季節性インフルエンザのように誰もが感染初期に手に入る抗ウイルス薬もまだありません。それに院内で感染者が出た場合に周りの入院患者や医療者への予防内服の手段がありません。

どうかこの違いも認識して、政府には感染症の専門家の意見を十分に聞きながらスムーズに移行して欲しいと願っています🙏

今週もいつもの2階のスペースに生け花が飾られていました😌😍

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赤系統のお花達は元気が出ます。ガーベラは日持ちはしませんが、明るくまん丸の花を咲かせるので楽しいですね。赤い小さな実をつけているのは千両(せんりょう)です。冬のこの時期に赤い実をつけるのは、正月の縁起物としても人気のある植物です。花器の色も落ち着いた感じですので、より赤色が目立ちます。
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もう1つ目立つのは、白い花のグラジオラスですね。私のイメージとしては夏の花と思っていましたが、温室などで管理されているのでしょうか?
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この時期ならではのコブシ(辛夷)の蕾が咲き出しています。3月頃には白やピンクの花を咲かせるのかも知れません。季節が混在しますが「冬時々夏」のような生け花でした。
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<花材:こぶし、グラジオラス、ガーベラ、千両>

2023年1月15日 (日)

ローザンヌ観光No2(大聖堂からIOCまで)

前回の続きとなります(→ローザンヌ観光No1)。ローザンヌ観光No2(大聖堂からIOCまで)

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ジュネーブからローザンヌ駅に到着後、レマン湖とは反対側の傾斜面にある旧市街をぬけると、ローザンヌのシンボルのローザンヌ大聖堂に到着します(前回まで)。ローザンヌ大聖堂の前はテラスのようになっており、そこからレマン湖側を見渡したのが上の写真となります。

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写真の中央部が「エスカリエ・ドゥ・マルシェ」という屋根付き階段の出入り口となっています。


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大聖堂の横の道を奥の方にするむと、古いお城のような建物や広場がありました。まだ先は続くようですがUターンして今度はレマン湖湖畔近くの散策へと移動します。
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スイス国有鉄道の「SBB Mobile」のアプリを使用して、今いる場所から電車乗り場へ移動しました。このアプリは実によく出来ていて私達観光客の強い味方となってくれました。

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ローザンヌ駅からレマン湖の反対側にある高台を散策後、メトロ(M2ライン)にてオリンピック博物館を目指して「Ouchy–Olympique station」へと向かいました。

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ローザンヌのメトロを降りたら、駅の入り口も「オリンピック旗」が掲げられていました。

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駅の入り口にも、五輪の旗のした世界中の国旗が飾られていました。もちろん日本の国旗もあります。ここに降り立ったのは国際オリンピック博物館があるためです。
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駅を出て直ぐのレマン湖の近くを散策しながら、お昼を食べる場所を捜していました。本当に大きな湖です。
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レマン湖の辺りにはこのような水の彫刻がいくつかありました。説明によると「En souvenir de l'Académie d'Ouchy」とのことですが、日本語では分かりません。

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レマン湖を挟んで対岸のスイスやフランスの山々が見える壮大な風景が楽しめます。
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オリンピック博物館に行く前に、昼食を取ることにしました。
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このローザンヌの先端にある広場の前にちょうど手ごろそうな「The Lacustre」がありました。店の前の看板を見るとピザなども置いていて、軽く食べるには良さそうな感じでした。 入る時にはあまりお客さんはいないかと思いきや外のテラス席は満席の状態。 ちょうど私たちが入る時に席が空いたので案内してもらいました。 そこからの眺めは最高です😍
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スイスはマスクなどなしですので、開放的なテラス席はありがたいです。一番速く出来そうなピザを頼んみましたが、結構美味しくて満足。 
このまま「オリンピック博物館」も記載したかったのですが、結構見るところも多いので次回記載したいと思います。

2023年1月13日 (金)

今週の生け花(令和5年1月第2週)

令和5年も第2週となります。年末年始も慌ただしく過ぎて、今年の目標も立てないまま新しい年となってしまいました😂

何の根拠もない中で、政府を始め多くの国民にもコロナから解放されたい気持ちが先走って、もう以前の様な普通の社会に戻った衝動に駆られている気がします。もう我慢も限界ということも理解出来ています。それなら少しでもリスクを減らすべくせめてワクチンは打って欲しいと願っています。

国の方針として季節性インフルエンザと同様に扱う日も近づいて来たとも考えています。それでも感染の強さや重症化、感染した場合に簡単に手に入る治療薬も予防薬もなく、まだまだ臨床現場ではインフルエンザと新型コロナウイルス感染症は違いが大きいのです。

今年は行政や一般国民の多くは「インフルエンザ=新型コロナウイル」の扱いで、実際の医療現場では「インフルエンザ新型コロナウイルス」のままとなります。この意識の乖離により医療現場では精神的にも肉体的にも負担がかかると危惧しています。

年始から医療現場では戦々恐々の日々が始まっています。 まだ先は読めませんので、悩んでも仕方ありません。これまで同様に「やれることにベストを尽くすことしかないな」と思っています。

 

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今年初の生け花が飾られていました。当院の生け花クラブも2023年の活動を始めたのですね。今年も宜しくお願いします。
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生け花のことを知らない私としては最初に見た時にこんな花器も在るのかと驚いた記憶があります。直線的で黒い花器のお陰で、大輪のガーベラの花がひときは鮮やかに輝いています。 目を後方に移すとなんと、桜(啓翁桜)が咲いています。 桜をみるとやはり春もそう遠くないと思えて来ますね。 なぜか気持ちも温かくなります😊
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啓翁桜とストックの淡いピンク色が混ざりあって、一瞬どちらの花なのかと錯覚してしまいます。
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2023年(令和5年)の生け花もいつもと変わらない美しさです。政治家同士の子供じみた喧嘩に付き合う必要はありません。各国が戦争や軍拡に進むのではなくて、生け花のように違う個性を認め合い、協力して美しい世界を築いて欲しいと願う年初です。
<花材:啓翁桜、ストック、ガーベラ、ストレリチアの葉>

2023年1月11日 (水)

ホルモンとは? ホルモンのフィードバック機構とは?

今日のFM放送は久々に甲状腺の疾患について話をしました。甲状腺の病気については2年前の記事がありました(→http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-29f43f.html )。

今回はもっと基本的な「ホルモンとはどんなものなの(焼き肉屋のホルモンではありません😅)」について記載したいと思います。甲状腺ホルモン、成長ホルモン、男性ホルモン、女性ホルモン・・・などなど皆様も聞いてことがあるかも知れません。しかし実際のホルモンの数は解明されているだけでも100種類以上あるのです(°0°)

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ホルモンとは身体の中の内分泌臓器で作られる化学伝達物質で、私達の体の臓器機能や代謝の際の情報伝達として身体の内部環境を一定に保つ様に機能します。 100種類以上のホルモンが流れていますが、それぞれのホルモンの量は本当に僅かな量で、その濃度は「巨大なプールの水の中にスプーン1杯分程度(かなり大雑把ですが😊)」となります。

100種類以上あるホルモンが全ての細胞に関与するかとなるとそれはありません。そのホルモンに対応する細胞を標的細胞と呼んでいて、その細胞には身体を流れてくるホルモンがびったりとはまり込む鍵穴の部分があり、それがびったりと一致すると作用を発揮してゆくのです。

<ホルモンの種類>

①ステロイドホルモン:副腎皮質ホルモン、性腺(男性、女性)ホルモン、ビタミンD3

②ペプチドホルモン:成長ホルモン、インシュリン、サイトカイン

③アミノ酸誘導体:副腎髄質ホルモン(アドレナリン、ノルアドレナリン)甲状腺ホルモン、

④プロスタグランジン:

<どのように量を調整しているのか>・・・

身体の中にはホルモンを作る細胞もそれを受け取る細胞もあります。ホルモンの量が多すぎても少なすぎても良くありません。そのために私達の体の中にはホルモンの量を調整する細胞がまた存在するのです。 この調節の役割を担うセンサーや司令塔としてはたらいているのが間脳の一部である「視床下部」と呼ばれる場所になります(全てではありませんが、この場所は重要ない部位となります)。難しく考えすぎるときりがないのですが、簡単に車の生産工場を例に例えてみました。

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人間の身体の中には現在のコンピューター制御よりも優れたフィードバック機構が備わっており、それぞれが役割分担をしながら、身体のホルモンを正常に保つように働いています。本当に人間(生き物)の身体は良く出来ています。

2023年1月 8日 (日)

2022年12月31日〜2023年1月1日弾丸台中旅行No3


日曜日の旅行記は、昨年からのスイス旅行記の続きを記載するつもりでしたが、年末に台中旅行に出かけたので、今回まで台中の旅行記を記載します。前回・前々回からの続きです→弾丸台中旅行No1弾丸台中旅行No2

台中旅行記の最後となります。2022年12月31日9時45分に那覇国際空港から台北の桃園国際空港に向かい、空港から台湾の新幹線を乗り継いで台中の13時頃到着し(1時間の時差があり、日本では14時頃)台中観光。台中宿泊。1月1日も夕方まで観光して、20時頃に桃園国際空港近くのホテルに移動。22時にホテルに到着。1月2日朝4時過ぎには飛行場に向かい6時35分の飛行機で那覇に向かい朝の9時前に到着となりました(2泊3日になりますが、実質は1日半もない観光です)。
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昨日と比べて曇り空の台中となりました。街の雰囲気もビルも新旧入り乱れた台中の街ですが、やはり庶民の活気を感じるのは市場だと思います。台中には第1から第6(?)までの市場があるようですが、台中第二市場は多くの旅行者のブログにも記載されていましたんで、出かけることにしました。外観からして如何にも古〜い建物で期待が持てそう😉な市場です。中に入ると色々な種類のお店が並んでいます。中にはお寺のような場所もありました。 台湾のB級グルメで安くて絶品なお店が多いとの事でした。確かに多くの方が食事を取っていますし、どれも美味しそうです。私はホテルでたらふく朝食を取ってきたため、観て回るだけになりました。

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庶民の市場だけあって、食堂だけでなくて、日常の野菜やお茶やお肉や魚なども売られていて、昔の沖縄の公設市場のような雰囲気です。台湾は沖縄に近いせいもあってでしょうか、このような古い建物や市場では昔の沖縄の風景を思い出す場所が沢山あります。懐かしい風景です。

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台湾は戦前の日本の建物を利用しているのが、台北でも高雄でも台中でも見受けられます。壊さないで利用しているのは、台湾の方々が戦後日本に対してそれほど嫌悪感を持っていなかったせいかもしれないと感じました。私も台湾で戦前の日本の建物がリノベーションされて大事に使われているのを見るとホッといたします。
次に出かけたのは「台中文学館」です。 この施設は日本統治時代の1932年に建てられた旧警察宿舎を2009年臺中市政府文化局によって歴史建築に登録されたのちに、整備され22016年8月に開放されたとの事です。

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私は知りませんでしたが、昔から台中は、台湾文壇の中心だったといわれています。子供達にも気楽に書物に接してほしいと造られたそうです。
常設展二館と文學主題餐廳に囲まれたところにあるガジュマルは実に立派でした。沖縄にもガジュマルの木は多くありますが、第二次世界大戦で沖縄は全島が丸こげにされる程の爆弾による破壊を受けたために、沖縄で見るガジュマルの多くはまだこちらの様な大木は少ないのです。本土から観光に来た方にとってはガジュマルの髭を生やしたような根っこにびっくりするかも知れません。ここは広大な面積でのんびりとできる場所でした。


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続いて、国立台湾美術館」に向かうことにしました。この美術館は1988年開館しますが、当時は「台湾省立美術館」(中国語: 臺灣省立美術館)の名前だったそうですが、台湾省の機能が凍結されたことに伴い中華民国政府の管理下となり、1999年に「国立台湾美術館」と改名したとの事で、名前だけ見ても台湾の置かれた複雑さがわかる気がします。 アジア一の大きさとされると書いてありましが、貯蔵品の大きさではなくて敷地面積かも知れまん、それ程広い面積でした。明代・清代の作品のほか、台湾やアジア諸国や世界の近代美術・現代美術を中心に収集・展示しているそうでしが、私が入った時にはどちらかというと近代的なデジタルアートや映像が目を引く近代的な美術館のイメージでした。2階には紅茶専門店「ローズハウス (Rose House)」もありましたが、ちょうど昼時でお腹がすいたために食事ができる処を捜しました。
ちょうど美術館の敷地内で本館の外に出ると「春水堂」と書かれた建物がありました。春水堂と併設されている「秋山堂」で食事を取ることに。結構人も並んでいました。レジで順番待ちの番号を渡されます。レジの方が番号を中国語で読んでいましたので、順番待ちの番号をもらいながら、英語の番号で呼んでもらうようにして、彼が見える場所で待つことにしました。15分程度待って順番が来て席に案内されました。メニーを見たら「あらま中国語で分からない」と思ったら中国語の横に小さく日本語でも書いてありましたの助かりました。メニュー表に食べたいものをチェッして、受付にて注文と同時にカードで支払いを済ますと席まで届けてくれます。

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腹もイッパイになりましたので国立台湾美術館から「審計新村」へと歩いて行きました。先ほどの「台中文学館」は戦前の日本の建物をリノベーションしたものですが、「審計新村」 は台中市で三つ目の台湾省政府官舎群の一つでだそうです。この建築物は当時は審計処の職員宿舎だったそうですが何年もの間、放置されたそうです。それを時代の面影を残したまま、若い人々が集まる活気ある建物として蘇らせたそうです。
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建物の入り口には宿舎だったらしい部屋の番号が記載されていますし、なるほど官舎だったんだと分かります。その部分を取り入れながら、若者たちが集まりやすい内容の出展が多くありますし、このようにパラレルを開いている風景は写真スポットになり多くの方が写真を撮っていました。

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2023年1月1日の台中を楽しみながら駅に向かいました。荷物は行きも帰りも小さなリュック一つで重さも変わりません(と言うことは、今回も全くお土産も買わなかったと言うことですが😓)
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最後に宮原眼科の中にも入りました。台中は新旧が混在するカオス的な街でしたが、この宮平眼科のリノベーション成功がある意味これからの台中の方向性を見せている気がしました。 郊外に新しい高層ビルを作りながら、中心部は昔のいいところは残して開発し、それに見合わない場所は新しく開発するような感じを受けた台中の旅でした。
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短い台中の旅も終えて、台中駅から電車、新幹線、電車を乗り継いで空港近くのホテル到着です。翌朝は4時起床で桃園国際空港に向かい帰国となりました。中国語で「新年快楽」は「新年明けましておめでとう」だそうです。2023年が皆様方にとりまして「快く楽しい年」になることをお祈りいたします。 次回からはスイス旅行記に戻りたいと思います。 よろしくお願いいたします🙇

2023年1月 6日 (金)

2022年12月31日〜2023年1月1日弾丸台中旅行No2

(前回の続きです→2022年12月31日〜2023年1月1日弾丸台中旅行No1
2022年12月31日朝に那覇国際空港→台北(桃園国際空港)→台中へ移動→昼食・街歩き・ホテルチェックイン→台中市内散策(日中)→ホテルへ戻り、その後夕方から夜の散策となります。
ホテル(台中駅近く)からバスに乗って川沿いのイルミネーションが綺麗な「柳川水岸景観歩道」へと向かいました。バスを降りた頃にはだいぶ暗くなって来ました。程よく進むと華やいだ川沿いの散策路に着きました。
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昔は汚染された川だったそうですが、行政や地域の人々により整備されて今では川の水もだいぶ綺麗になっていました。川沿いの岸辺も整備されて綺麗な遊歩道になっています。 普段からイルミネーションが綺麗のかもしれませんが、今日は一応大晦日ですし(台湾は旧正月を祝います)、また土曜日と重なったせいもあるのでしょうか、親子ずれやカップルが盛んに写真を撮っていました。 それ程寒くもないのでちょどよい散策となりました。
ここでは夜市のように屋台が並んでいる場所ではなくて、食べ歩きは見かけませんでした。 近くには夜市も在りますので、混沌とした台中でもイルミネーションの見学と食事所は分けているかも知れません。
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柳川水岸景観歩道から今度は「台中国家歌劇院」へ向かうためにバスを乗って近くの「新光三越」の前でおりました。そこから歌劇院辺りは、台中の中心部と全く違う近代的なビルが建ち並んでいました。まるっきり違う街に来ている雰囲気です。
日本でしたら12月25日を過ぎた途端にクリスマスの飾り付けは一掃されますが(笑)、台湾は欧米と同じ様に新年までクリスマスのイルミネーションを飾っているようです。日本から来ると日時が戻った感じです。
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新しい高層のビルの間を通ると、広場の真ん中に大きな白い建物が出てきました。 独特の形をした「台湾国家歌劇院」が見えて来ました。2016年完成の建物で、日本の建築家の伊東豊雄氏によるものだそうです。曲線を上手く取り入れた建造物で、内部には小さな水路も流れていました。この建物中に入る方々は皆お洒落をしていて台中の旧市街とは違う感じがします。次第にホールの中も人が増えたのですが、どうも年末のクラシックコンサートが開かれるための参加者だったようです。
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台中で1番大きく有名な夜市が「逢甲夜市」だそうです。しかも年末のカウントダウンに合わせて近くの公園で台湾の有名な若手ミュージシャンが参加する大規模イベントが行われるために交通規制も行われるようで、渋滞でバスの時間もかかりました。
 夜市の入り口付近にネットで検索した時に多くの方がおすすめだった、台湾風のクレープ(台湾の蛋餅の店がありました。結構並んでいて順番の番号札が配られました。この店舗の前には三台のプレートが置いてあり、番号が来たらその前に行って注文をしながらつくって貰います。日本語でも書いてありますので簡単です。 実に素朴な味ですが美味しいです(かなり熱いので猫舌の方はしばらく経ってから召し上がって下さいね)。この夜市は人がいっぱいで写真どころではありませんでしたので、夜市の中の様子は撮れませんでした😢 他にはイカの姿焼や、串ものを買って食べ歩きで、それだけでお腹がいっぱいです。
混雑の中を再度ホテルに戻りました。ホテルの前の「宮原眼科」の周囲もイルミネーションが綺麗でここでも多くの方は写真撮影をしていました


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店は閉まっていましが、「宮平眼科」をイノベーションしたこの店は夜のディスプレーも凄く素敵でした。何から何まで可愛い作りで、人気が出る店だとも思います。宮原眼科はその名前のように日本統治時代の1927年に日本人の宮原武熊氏が眼科医院を開院し、1945年までは台中で最大規模の眼科診療所だったとのことです。宮原医師が日本に帰国後は「臺中衛生院」として使用されたこともありましたが、その後、パイナップルケーキとチーズケーキで有名な台湾の日出グループが、1年半の時間を費やし建物を修復し、現在の活況をていするお店に生まれ変わったとのことです。
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22時頃ホテルに戻ったのですが、駅の周りが気になり23時半頃に再度台中駅の方に戻り、新年のカウントダウンを待つことに。
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台中駅にはそれなりに多くの若者がいましたが、台北101のようなカウントダウンもなく比較的静かでした。そして0時と共に色々な場所から花火が上がるのが見えましたが、ホテルの部屋の方がよく見えたかも知れないと場所の選定を誤ってしまいました😃 
兎も角、2023年の新年を祝うと共に、世界が平和になって欲しいと祈りました。再度続きます🙏

2023年1月 4日 (水)

時間の単位について

今年初めのFM放送「いきいきタイム」は時間とそれに関わる睡眠について話をしました。以前のブログで睡眠についてはいくつか書きましたので、今日は時間の不思議について書いてみます(以前のブログ→「睡眠と夢について」 、「睡眠と成長ホルモン」)。

毎年のように年始・年末の時期になると時間の単位のことを考えます。時間の単位である1分1秒の長さは、絶対的な単位で、どの人にとっても等しく変わりません。しかし私達の感じる時間の単位は、各自で違うと思います。

時間は絶対的な単位であるはずなのですが、実際には個人の年齢や状況によって非常に違いのある、相対的な単位だとも思うのです。

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例えば、その人の中でも夢中になって楽しいときには、時間はあっという間に過ぎますし、退屈で苦痛な時間はなかなか過ぎてゆきません。 時間とは不思議なものです。 ですから、私はいつも「人間は時間を生きる動物だ」と思っています。

当たり前と思っている私達の時間の単位とは、何を基準に決められたのでしょうか。

時間の大きな区切りを決定するのは、地球が24時間かけて回転する自転と太陽の周りを1年かけて回る公転だと考えます。 

もう一つおおよそ28日の周期で回転する月と地球の関係から発生する時間軸があると考えられます。

そのことより、地球と太陽、月との関係により、1日という区切り、28日というおおよそ1ヶ月という区切り、1年という周期がもっとも大きな意味合いを持つ時間の単位と思われます。

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単位という言葉が出てきました。 私達がお金を計算したり、掛け算九九などは1.10.100.1000.万と10がつく単位、つまり10進法で計算し物事を考えます。非常にシンプルで考えやすい単位だと思います。 丁度、私達の手を使って、指折り数えてる場合も、10の単位が便利です。

しかし時間の単位は1日24時間だったり、1時間が60分だったりとややこしいですよね。 自身が子供の時やあるいは小さなお子さんをお持ちの方は、子供に掛け算九九などの10の単位と同時に時間の単位も教えないといけなくなり苦労したと思います。

私は子供の頃、120秒は何分ですか?などの問題がいやでした。

1時間が100分で1分は100秒だったら「こんな問題でないよな〜」と思いました。 皆さんはどうでしょう?

ではどうしてこんなややこしい事になったのでしょう。 調べてみると色々な説がありそうです。 紀元前の大昔より、エジプトやバビロニアなどの古代文明で既に、日が昇り、日が沈むまでを12の単位で示していたそうです(日時計によるものでしょうか)。

それが時間の単位となり、1日にすると24という単位になったそうです。ここからがややこしいのですが、24時間をもとに1日の長さの24を分解した「2346」で割り切れる数字で時間を表すことになり、時計は60秒で1分、60分で1時間、24時間で1日となったのです。これは理論的に云々ではなく、覚えるしか手がないのかも知れません(タイムカプセルがあったら古代エジプトやバビロニア人に12じゃなくて10で分けたほうが子孫達が喜ぶよと伝えて、日時計の単位を変えて貰いたいです😃)。

まだまだ時間について考えていきたいのですが、長くなりましたのでまたいつか書きたいと思います。

それでは、新年早々から時間に遅れませんように!

2023年1月 3日 (火)

2022年12月31日〜2023年1月1日弾丸台中旅行。

2022年も12月30日まで仕事があるため、大晦日に台湾に出かける強行旅行を予定にいれていました。12月に入り、飛行機とホテルは予約を済んでいます。ただし職業柄、直前まで予定は未定です。12月30日に緊急の手術や状態の安定しない患者さんがいたら中止となることも覚悟の上です。 今回は緊急の手術もないために、出かけることが出来ました🙇✌️

12月31日にLCCのタイガーエアー✈️で9時45分に台北(桃園国際空港)へ出発(飛行時間は80分程度ですので、那覇からは福岡よりも近いです)。

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台北から台湾の新幹線を乗り継いで台中の13時頃到着(1時間の時差があり、日本では14時頃)し台中観光。台中宿泊。1月1日も夕方まで観光して、20時頃に桃園国際空港近くのホテルに移動。1月2日朝7時の飛行機で那覇に向かい朝の9時頃到着となりました(2泊3日になりますが、実質は1日半もない観光です)。

なにもこんな慌ただしい旅行なんてと・・自分にも呆れかえるのですが・・飛行機に乗って海外(近いですが一応海外です😅)ですので、気持ち(頭?)の切り替えが出来て新年を迎えることが出来ました。 私もそれなりの年齢ですので、後がないのも大きな理由です😃


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那覇国際空港の状況が分からないため、朝早く到着することにしました。9時45分出発で、2時間半前にタイガーエアの空港カウンターが開くとの情報がありました。7時前に到着しましたが、カウンターは開いていませんでしたので、国内線ターミナルに戻り朝食を取ることに。
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那覇空港の国内線と国際線は別々の建物でしが、リニューアルされ連結できるようになったと
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3年ぶりのタイガーエアです。出国もスムーズで時間も定刻でした。空席はありましたが70%程度は回復したのでしょうか? 安定飛行後すぐに着陸体制になります。雲の上に台湾の山並みが見えてきましたので、桃園国際空港ももうすぐです。

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3年ぶりの桃園国際空港です。LCC系統はターミナル1の到着が多いようです。まだ早いせいか(コロナのせいか?)飛行場の人出はあまり多くないようです。

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以前と違うのはコロナの影響での手続きです。 台湾旅行をスムーズに行うには3回以上のワクチン接種(私は5回終了)を済ませておく方が便利です。厚労省のVisit Japan Webの登録を済ませて、台湾入国も事前にネットで行っていれば、直ぐに台湾入国が出来ます。
これも以前と違うのは出口で上記のコロナ検査のキットが無料で配られます。入国当日か翌日に1回、その後に1回行うことになります。なんとこのキットは私が普段使っているキットと同じですので、すぐに行い、陰性を確認しておきました。

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陰性を確認後は自由に台湾旅行が出来ます。これは強制ではないと思いますが、検査後はスマホに撮って保存して、もしもの時には掲示する必要があるかも知れません。陰性でしたんで、飲食店なので自由に食事が出来ます。 スイスなどと違い台湾ではマスク着用が必要です。

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台中駅は新しい近代的な駅ビルで素晴らしいアートの彫刻類も飾られて実に美しいです・・が・・・この写真には写っていませんが、駅の柱の周りには路上生活者が毛布などをひいて寝ていたり談笑しています。この方々が悪いわけではありませんが、この横を駅に向かう人や正月(基本旧正月を祝いますが)用の飾りをつけた若者などが交差するのがカオスのような印象を与える街でした。
近くのホテルに向かうには若干早い時間なので、駅の中に戻りフードコートで昼食を取ることにしました。かなり大きな場所で、台湾だけでなく色々な国の料理も販売されていました。 私の方は麺類とチャーハンに似た炒め物を食べたのですが、相変わらず写真を撮るのを忘れました。

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事前にマップに有名どころを登録していましたので、近くのバス停を探して、台中孔子廟に向かうことにしました。台湾ではとにかく日本のSuicaのようなEasyCardというのがありますので、7年ほど前に初めて台湾に出掛けて以降、このカードをチャージしながら使い続けています。コンビニ支払いや喫茶店などでもこのカードが利用出来るので便利です。 台湾のバスは乗る時にこのカードをかざして、降りる時にもカードをかざして使用します。 注意点は目的のバスが来ても、手を挙げて乗る合図をしないとこのまま通り過ぎますので注意が必要です。
かなり大きな敷地のようです。元々は台中神社があった場所に1976年に新しく建築されたようです。入館料はないようですので、中に入ってみました。上の写真の左下にある建物だ本殿にあたる大成殿の正門の入り口となる大成門となります。柱などをみるとやはり新しい建物に感じます。

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大成門の横の通路を抜けると、目の前には台中孔子廟の本殿にあたる大成殿が聳えます。正面から写真を撮ろう思ったのですが、民族衣装をつけた3人の女性を撮影隊が写真を撮っていましたので、撮影が終わるまでは待つことにしました。
かなり鮮やかな建築で宗時代の建築様式だとのことです。孔子とその弟子72人が祀られている規模の大きな台中孔子廟。台北とは違う雰囲気の静寂さがありました。

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撮影隊(?)が横にずれていましたので、帰り際に正面から写真を撮りました。なかなかの迫力です。 そこから歩いてもいける「寶覺禅寺

(宝覚寺)」に向かうことに、もう時間が遅くて中に入れませんが、ここのお目当ては中ではなくて外にあります(笑)。
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台湾中部台中市にある「寶覺禅寺(宝覚寺)」は、1927年(昭和2年)の日本統治時代であった時に建立されたお寺だそうです。そのため台湾にありながらも日本の臨済宗の妙心寺派のお寺だとことです。 なんとなく親近感が湧いてきました。 日本の大仏と同じようにどでかいとネットでは書いてありましたので、中は見れなくても大仏が見れたらと期待して出掛けて行きました・・・見つけ出すのではなくて寺に向かったら、大迫力の全身金色の大仏さんが目に飛び込んできました。この大きさですが、実に顔が穏やかで一発で好きなった大仏さんです。
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ホテルのチェックインの時間も過ぎましたの、台中駅近くに戻りました。今回の宿泊ホテルのチェックインを済ませて部屋で一休みして、年越しまで外出することにします。

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このホテルを選んだのは駅に近いことと、台中で今一番のホットスポットの「宮原眼科」が目の前にあることです。台中旅行をさっと書くつもりでしたが、結構色々な観光スポットに出かけましたのあと2〜3回に分けて記載します(今週中に書き終われればいいのですが・・・)

 

2023年も慌ただしいと思いますが、どうぞこれからも宜しくお願い致します🙇

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