糸(中島みゆき):2022年の終わりに感謝を込めて
2022年最後のFM放送は2時間の年末特別スペシャル番組編成となりました。2022年の出来事を振り返りながら、私のギターの弾き語りで17曲をかけました。最後の曲をどれにしようかと考えながら、中島みゆきさんの「糸」にしました。以前YouTubeにアップした曲が、テンポが速過ぎたので急遽、自宅で再録音しました・・・以前書いたブログの内容もこの記事に書き直しました(you-tube動画も入れ替えしました)。
2022年はロシアのウクライナ侵攻が世界の景色を変えてしまいました。3年前に発生したコロナウイルスも人々の生活を変えてしまいました。しかし人間には知恵があると期待していますし、希望を持って生きています。
中島みゆきさんの「糸」という曲には1人1人の人生が1本の糸のように例えられています。私達1人1人が違う糸で織りなされた人生を生きています。違う色、違う太さ、違う長さ、違う強さ、様々な糸で塗られた布・・・その布でおられた世界が地球なのです。その小さな1本に自分がなれたら仕合わせと思うのです。
私達にとって人との出逢いやあるいは災害などもそうでしょうが沢山の偶然が重なって生きています。運命というのかも知れません。
私にとっても沢山の出逢いがあり別れがあり、その全てのお陰で今があります。悪いことも良いことも含めて全てに感謝しなければいけないと感じてしまいます。 これは若い頃には感じ得なかった変化です。 あきらめではありません、感謝なのです。まだまだやりたいことはあるし、やらねばならないことも沢山あります。
この曲の印象的な言葉に「仕合わせ」が出てきます。最初あれ!「幸せ」の間違いではと思いました。調べてみましたら「仕合わせ」の語源は「し合わす」から来ているそうです。「し」は動詞の「する」の連用語で動作が合わさることが「仕合わせ」となり現代の「幸せ」となったと書かれていました。現代の「幸せ」はいいことにしか使いませんが、「仕合わせ」は良い意味でも悪い意味にも使われて、偶然に巡り逢った「仕合わせ」から運命は出来上がったいるんだそうです。
クリスマスが終わって自宅で録音しました。いつものように動画にしました。宜しければお聴き下さい。
2022年もありがとうございました。また来年も宜しくお願いします。
最近のコメント