20代後半から30代は1年に1回7〜10日休みを取って海外旅行(主にヨーロッパ)に出かけました。しかしながら40代から50代後半は忙しくなり海外旅行も夢となってしまいました。人生の後半がみえていた50代後半から年に1回の海外旅行を再開。年中無休で頑張った自分へのご褒美だと思って再開した矢先にCOVID-19感染症のパンデミック。
駄目だとは思っていても2020年も2021年も私なりに1年かけて旅行の計画を立てていましたが、叶わぬ願いになってしまいました😂😂😂・・・老年期に入ろうとしている自分に取ってはあと何年ぐらい旅行が出来るか分からない状況のなかでのパンデミックは実に痛いところです。
2020年、2021年ともに北イタリアを中心に計画を立てていましたが、流石に3年間同じところを検索するのにも疲れたためと、なるべく人と接する機会が少ない旅行先を選ぶことにしました。
2021年9月の旅行が叶わなかった時点で、2022年9月の旅行に頭を切り替えます。ANAとJALのマイルの期限が迫っていたため、取りあえずは羽田ーロンドン間をマイルを使った特典航空券に挑戦・・・・なんとなんと!初のANAファーストクラスをゲットすることが出来ました。
2022年の9月に行けなくても「ANAファーストクラス航空券」があるだけで夢を持ち続けることが出来ました(旅行好きでない方には意味が分からないかも知れませんが・・・😅)
その後は旅行先の選定となります。ヨーロッパは2021年の時点でほぼ移動制限や旅行の制限はなくなりました。医療者として日本の事情を考えると「人混みが少ない所、屋内よりも屋外がメインで楽しめる場所」を考え「スイス」を旅行先に選びました。すでにスイスではマスクなしの生活が殆どで会食もマスクなしで行っています。少しでも感染リスクを下げるために「夕食はスーパーなどで調達して宿泊ホテルの部屋で食べる」ことを条件にしました・・・海外旅行に出かけて地元の人気のあるレストランなどで食事が出来ないのは辛いですが、仕方ないことです😂
今年の初めには旅行ルートや宿泊ホテルも選定して予約を入れ終わりました(中には1年前から予約が取れないホテルの部屋もありますがゲット出来ました👌 ホテルのキャンセルは1ヶ月前まで無料)。
中々日本の状況が改善しない中で6月には細かな旅程を組み終えました。もしも行けない場合のキャンセル料は覚悟してロンドンとスイス間は通常の値段でスイス航空の往復券を予約しました。あとは日本や世界の感染状況を祈るだけです。
・・・そう思っている矢先の6月にANAから不吉な連絡が・・・
羽田ーロンドン間が機種変更のためファーストクラスがない機材となったとの連絡。かなりショック😂・・・往路の機材は変更ないのでファーストクラスは乗れると考えたていました。
ANAからは直接電話をくれるようなメールでしたので、連絡を取ることに。 機材変更のため往路はファーストクラスがない機種となりましたとのこと・・・「まあ仕方ないです」と私。 ではビジネスやプレエコでも構いませんと話をしたら、これも満席ですと・・・しかたないエコノミーでもいいですと話をしたら、これも無理ですと・・・ガ〜ン💔
中々頭の整理がつかない状況となり、昨年から特典航空券で予約を入れて了解が貰えたのに「ANAが勝手に機材変更をしたのですから、代案を出すべきではないのですか」と説明を求めたのですが、私の日程の前後で特典航空券の空きがなく無理ですとのこと・・・余りにもひどい対応に怒りが込み上げて来ました😡
・・・しかし電話の対応の若いお嬢さんが悪い訳ではありませんので、この方を怒ってもいじめにしかなりません。冷静に怒らずに話を切り上げ全席キャンセルすることに。実に悔しくて怒りの矛先を何処に向ければよいのか分からない状態でした(しばらく放心状態😢)。
・・・と言う訳で私の人生初めての「ファーストクラス」はあえなく露と消えてしまいました💢😂💢😂 いくらマイルをを使った特典航空券でもANAは責任を持つべきではないかと同じ日本人として対応の悪さを考えてしまった一件でした。
行ける行けないは別として、外来や手術の予定を考えると旅行の日程の変更は難しので他の交通手段を考えることに。時間はかかるのですが以前利用したことのあるカタール航空でスイスに向かうことにしました(もちろんマイルではありません)。
私は4回目のワクチンも7月に済ませ、最後の問題となるのが「帰国前72時間以内のPCR検査」という日本独自の水際対策をクリアしなければなりません。最悪の場合は10日旅行に行っても帰国前にPCR検査で陽性(無症状でも)になったら、しばらく帰国出来なくなります。実はこれが1番恐れていることでした。
世界のコロナ対策と溝が大きい日本ですが、安倍元総理の国葬が決まった時点でPCR検査は解除になると確信しました。なぜなら国葬のために海外から要人を招きながらPCR検査を必須の条件にする訳にはいかないからです。 外務省や厚生労働省の対応はこのようなことがあれば素早いです。 案の上9月7日からは日本帰国(入国)時のPCR検査は不要となりました。
私の住む沖縄県では7月・8月に新型コロナウイルス感染症の第7波が来ましたので、9月は落ち着くことも予想範囲内でしたので、私にとっての全ての条件が整ったために3年ぶりに休みを取って海外旅行となりました。
さあ、次回からはスイスの旅行記を書いてゆきたいと思います。宜しくお願いします。
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