フォト
2024年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

« 2022年9月 | トップページ | 2022年11月 »

2022年10月

2022年10月30日 (日)

世界を夢みて(318);初のジュネーブ到着(ジュネーブ湖と大噴水)

今回はANAの機材変更にて利用出来なくなり、急遽のカタール航空利用の南周りとなりました。カタール航空は素晴らしい航空会社ですし運賃も基本的に安く 、特に今回の場合は高騰した燃料チャージが無料というメリットがあります・・・しかしやはり到着までは長いです。

私のように沖縄に住んでいると更に移動の時間がかかってしまいます。午前中仕事しPM2時15分の那覇空港から飛行機で羽田空港、そこからリムジンバスに乗り成田空港。PM10時10分のカタール航空でドーハへ。翌朝のAM4時に到着(時差6時間)。AM8時40分ドーハ出発、ジュネーブ到着はPM2時15分でした。日本とスイスとの時差が7時間ですので、24+7時間かけての移動となりました・・やはり長い😢


 
Th_a7303999

眼下に巨大なジュネーブ湖が見えてきました。 
Th_a7304001
カタールとスイスでは飛行時間は6〜7時間と長いのですが、時差は1時間しかありません。上の機内の地図では随分と東西で距離がありそうですが、時差から考えると正確には南北に距離があるのかも知れません。

Th__20221025232601
長かった往路も無事終わりジュネーブ空港到着です。天気も良さそうでホッとしながら明日からの本格的な旅に胸躍らせる瞬間です。

Th_a7304007

お世話になったカタール航空機です。帰る時もよろしくお願いしますと・・・👋
Th_a7304006

これまでチューリッヒ空港には入国を含めてトランジットで降り立ったことはあったのですが、ジュネーブは初めてです。スイスの西側でフランス国境に近い都市となっています。

スムーズに入国手続きも済ませて、ジュネーブ空港からジュネーブ中央駅まで向かいました。ジュネーブ市内と空港や電車で20分程度で便利です。

Th__20221006150401
ジュネーブ駅に近いホテルを予約しましたので、駅から降りてスーツケースを転がしながらホテルに到着しました。スイスは殆どマスクなどはしていませんし、普通に食事も飲食もマスクなしで楽しんでいます。とは言え私の場合はワクチン接種も4回済んでいますが、医療関係者でもあり、可能な限り感染リスクを減らすために夕食はホテルの室内で取ることを決めていました。その代わり今回の旅行のホテルは眺めがいいと考えられたホテルを厳選しました。
ホテルの部屋にスーツケースを置いたあとはのんびりせずに行動開始です。時間が合えばその日にフランスのアンシーという人気観光地に出かける予定でした。駅の切符売り場を探して出かけました(既にスイスの殆どの移動で出来るスイストラベルパスは事前に購入しスマホに入っていますが、アヌシーAnnecyはフランスですので、フランス国有鉄道のチケットが必要)。 
Th_2022_20221005170801
初めての場所ですので、アヌシー行きのチケット売り場がなかなか分からずに辿り着いたら、私が予定していた電車が出る直前になっていました。チケット売り場の方からも今日往復するのは無理じゃないと言われて買うことをやめにしました(決行するとアヌシー滞在が1時間もないことになります)。



Th__20221006150504
と言うことで、初日のアヌシー行きはあきらめて、市内散策に変更。ジュネーブ駅よりジュネーブ湖に向かって歩き始めました。ジュネーブ湖と書きましたが、これは英語の表現で「Lake Geneva(英語)」のことで、多くはフランス語圏内で使用されるレマン湖「Lac Léman(フランス語)」と呼ばれています。ジュネーブ以外の多くの都市でも接しているため「レマン湖」の方が良いかも知れません。
レマン(ジュネーブ)湖の近くの通りにこのような目立った建築物が。1879年に建設されたブラウンシュヴァイク公「カール2世(1804〜1873年)」の記念碑だそうです。彼は莫大な財産をジュネーブに寄付する代わりに、こんな一等地に自分のための記念碑が造らせたそうです。スイス人建築家「ジャン・フラネル(Jean Franel)」が設計を担当し、イタリア・ベローナにある「スカリジェレ家の霊廟」を模したものになります。一体どれだけの金持ちだったのでしょうか😃
Th__20221006150402
レマン湖の湖畔から吹き上げる大噴水で、ジュネーブのシンボルになっています。140メートルの高さまで吹き上がる姿は今やジュネーブには無くてはならない存在です。また夜はライトアップされて、夜間イルミネーションされた噴水は特に幻想的の映ります。

Th__20221006150403

日本を立つまでのジュネーブなどの天気は余りよくない状況でしたが、来てみたら晴天です。今回も晴れ男健在です✌️
Th__20221006150501

ジュネーブにこの大噴水がないとここが何処なのか分からなくなします。この噴水は夜中から朝の9時ぐらいまでは止まってしまうようです(風向きや強さで上がらないこともあるようです)。この大噴水は丁度パリにエッフェル塔があるような存在だと感じました。
Th__20221006150502

Th__20221006150503

レマン湖を遊覧する汽船です。本当は翌日これに乗って夕方の景色を楽しむ予定でしたが、アヌシーに出かけたために幻となりました(スイストラベルパスがあると無料です)。この時までは明日は「宜しくね」と思いながら写真を撮っていました😅
Th__20221006150505
ジュネーブ湖(レマン湖)の水辺には沢山の水鳥が長閑に泳いでいました。野生ですが人間を恐れることなく共存しています。
Th__20221006150701
折角ですので、大噴水の場所まで歩いてみました。噴水の出る場所はかなりの流量だということが実感できます。毎秒500リットルもの水が、時速200キロの速さで 140メートルの高さまで達するとのことです。風向きによっては水拭きを浴びる覚悟で近づかないと行けないかも知れません。
次回は宿泊ホテルからの素敵な眺めを紹介致します💖

2022年10月28日 (金)

今週の生け花(令和4年10月第4週)

全国的に天候が良かった1日のようです。秋の青空って最高ですよね💖 南国の那覇市も職場や車の移動ではまだクーラーを使ったりしていますが、やっと寝る時にはクーラーがあまり必要なくなりました。 全国的に今が1番最適な気候かも知れませんね。 きっと美味しい食べ物も多く出回っていると思います。

Th_img_7296

今週も3階の小さな場所にも生け花が飾られていました。沖縄には自生しないナナカマドの赤い実が鮮やかです。東北や北海道では街路樹としても植えられているようで、秋の時期の学会などで時々見かけたことがありました。ここ数年は学会にも出かけていませんので、コロナが落ち着いたら全国学会にも足を運びたいものです。
Th_4104

大輪の百合の淡いピンク色の花のお陰でしょうか、とても清々しく感じてしまいます。
Th_4104_20221027180501
それぞれの花が個性があり美しいのですが、一体季節はどうなっているのと思わず疑問に思えてしまいます。私のイメージでは百合は春から夏、グラジオラスも夏、ポンポン菊やリンドウは初秋でナナカマドは晩秋という気がしていたのですが・・・まあいいか😃

Th_4104_20221027180502
今年の気象予想では例年より寒い日が多くなるようですので、皆様方も気をつけてお過ごし下さいね。
<花材:ナナカマド、グラジオラス、ポンポン菊、百合、リンドウ>

2022年10月26日 (水)

乳がんのリスクファクター

今日のFM放送「いきいきタイム」は乳がんについて話をしました。

乳がんは戦後日本でも増加している癌の1つで、今や罹患率(生涯でがんになる確率)は女性14人に1人と最もかかる確率が高い癌となっています。 しかしながら手術や化学療法、ホルモン療法、放射線療法に反応しやすいため、日本人女性の癌による死亡率では第4位となっています(大腸癌、肺癌、膵臓癌、乳癌、胃癌の順)。

 

Photo_20221026082701 これまで乳がん発症の色々なリスクファクターが検討されています。 よく知られている状態として 初経年齢が早い 閉経年齢が遅い(55歳以上) 出産経験がない 高齢初産(30歳以上) 長期間のホルモン補充療法 肥満 飲酒量・・・・・この様な文面を見たことがないでしょうか?

 

乳腺は二次成長期になり急速に発育します。 これには卵巣で主につくられるエストロゲンが関与します。 

乳房内には乳汁をつくり出す「乳腺組織」を含んだ小葉と乳汁を乳頭に運ぶ「乳管」があり、その周りを脂肪組織などが被い丸みを帯びた形になっています。 乳癌の90%は乳管から発症し、5〜10%が小葉から発生します。 

月経がある場合、生理に合わせて増減を繰り返しますがエストロゲンが比較的高い状態で経過します。また乳腺が発達する若い時期は、エストロゲンに対する反応が高いと考えられています。 妊娠や授乳中はこのエストロゲンは低下します(このため妊娠期間のない女性は高エストロゲンの期間が長くなることを意味します)。  

エストロゲンは乳癌の発症や増殖に関与します。そのためエストロゲンに曝される期間が長かったり、若い時期には感受性も高まっていますのでこの時期の高エストロゲン状態は乳癌のリスクを高めます。 またエストロゲンは卵巣のみならず副腎皮質や脂肪細胞からも合成されます                         Th_

 

このことを押さえて再度、リスクファクターをご覧下さい。 ①、②、③は高エストロゲン状態の期間が長いこと、①、④は乳腺のエストロゲン感受性が高い期間が長い、⑤は更年期障害などでエストロゲン製剤を補充したり、 

⑥の肥満に関しては閉経前と後ではリスクが異なってきます。世界的な疫学調査において、閉経前の肥満は乳癌のリスクを高めませんが、閉経後の肥満は乳癌のリスクを高めます。閉経後の場合は卵巣からのエストロゲンは低下しますが、肥満細胞が作り出すエストロゲンが増える結果、乳癌のリスクが高まると考えられています。

また飲酒に関しては、日本でのデーターが十分でないために結論は出ていませんが、外国においての調査では飲酒量が多いほど乳癌になる確率が高くなる結果が出ています。

 

その他としては、血のつながりのある家族に乳癌になった人がいる場合はいない人と較べ2倍程度、癌のリスクが高くなります。これには研究段階も含めて複数の乳癌発症遺伝子が関与しています。

 

乳癌は自分で気づくとこもありますので、自己検診をして下さい。 他の癌と較べ予後のよい癌です。5年生存率も90%を越えています。 しかしまだまだ欧米と較べ、乳癌検診の受診者が少ないのが日本です。 特に一番家庭の中心となっている30代〜50代の女性で検診が必要です。どうか家族のためにも乳癌検診を受けて下さいね

2022年10月23日 (日)

世界を夢みて(317);ドーハからジュネーブへ(カタール航空Qスィート)

ドーハで4時間余りのトランジェントを終えて、これからジュネーブへと向かいます。 コロナ前は成田からドーハへもQスイートのある機種が飛んでいたと書いてありましたが、コロナ禍で昔の機種に変わりQスイートと言うビジネスクラスのシートがなくなってしまったようでした。 

予約を入れて座席を指定した時にドーハからジュネーブに飛ぶ機体にはこのQスイートの座席があることを知りました。横になれるだけで充分すぎるのであまりこだわりは無かったのですが、経験できるのはありがたいことです。

Th_a7303863

広大なハブ空港ですので、搭乗口までかなり時間を有しますので、早めに向かった方が良いかも知れません。6年前に1度利用しましたので、なんとなく空港内のイメージは掴めました。
Th_a7303867

奥の方にもこのようなオブジェがいろいろありますが、意味はわかりません😅
Th_a7303870

ビジネスクラスは待っていれば、このような専用のバスで向かうことができます(この機体にファーストクラスはありませんでしたが、もしあれば専用の車で別の場所から案内されると思います)。 あまり他の空港では経験ないのですが、ドーハの空港では、一般の乗客が先に案内されて、最後にビジネスクラスが搭乗口より進むことになります。 早く機内に乗り込みたい場合には先に乗っても構わないようです。 係員にビジネスクラス用のレーンで待っているように案内され、一般搭乗客の案内がおおよそ終わってから改札となります。 このようなスタイルはあまり多くはありませんので、 一般の搭乗が始まると後から後から「お前なぜ進まないのか?」と何度も問われることになりました。 間違ってビジネスクラスに並んでいるのかとチケットを見せるように言う輩もいました。どこもせっかちの方はいるようです。
Th_a7303874
Th_a7303875
Th__20220925164201

沖留めでいいのは、乗り込む時に飛行機の巨大さを実感できる点です。足の不自由なかたは他に手段があると思いますが、このタラップを登りながら見るエンジンの大きさなどには感動を覚えるものです。
Th_a7303898

普段お酒を飲むことがないのですが、機内に乗り込む時には必ずウエェカムシャンパンを頂くことにしています。この感じがこれから旅に出るぞという高揚感に結びついています😉 今回は1Kという飛行機進行方向の右側最前列の席を選びました。
Th__20220925164202

飛行機好きな方は気がついたかも知れません。この席の向きはいつもとは逆となっています。進行方向と逆向きの座席となっていました。登場する前は違和感があるかと思いましたが、離着陸の際もそれほど逆向きとは感じられず問題なかったですし、新鮮でした。
Th__20220925164203

2018年、カタール航空は新たなビジネスクラス「Qsuite(キュースイート)」を導入しました。ドアや向かい合わせシートを兼ね備えるなど、カタール航空が自慢するファーストクラスのようなビジネスクラスだそうです。一番の特徴は上の写真のようにそれぞれの席にはドアがあり、これを閉めれば完全な個室空間になれるのです。当時としてはビジネスクラスで個室タイプは業界初の試みだったそうで「Qsuite」と名前が付けられたそうです。他社のファーストクラスに匹敵する画期的なビジネスクラスですとのことでした。
Th__20220925164204
1−2−1の座席配列となります。お隣が入る前に写真だけ撮りました。両サイドのドアと閉めれば二人だけの空間になるようで、ハネムーンなどのカップルには良いのかも知れません。もちろん中央も閉めることができますので、1人でも隣に気を遣う必要はありません。

Th_a7303920

早朝の出発便で、多くの飛行機が離陸するようです。このように飛行機が1列にずらっと並んでいる様子は圧巻です。
Th_2022w

夜間と違い、砂漠の中の都市であることが窺えます。奥に白い大きな建物がありましが、拡大すると2022年W杯の会場の1つの
スタジアムのようです。来月11月には開催されます。
Th_a7303929

料理のことはあまりわかりませんが、このスープ実に美味しかったです。
Th_a7303933
Th_a7303995

砂漠のカタールから残雪(氷河)を伴った山々が見えてきました。いよいよヨーロッパアルプスに近づいてきました。もうすぐでスイスに到着となります。

2022年10月21日 (金)

今週の生け花(令和4年10月第3週)

10月に入り冷え込んでいた日本列島も少し気温が上昇した場所も多かったのではないでしょうか? 南国沖縄も先週は20度近くまで気温が下がったのですが今日はまた28度と蒸し暑いです。 気候が短期間で変わると私の身体がついてゆけませんので体調の維持が難しい時期にもなっています。

Th_img_7266

今週も生け花クラブの活動があったようで、いつもの3階の小さな場所にもお花が飾られていました。ギリギリのスペースですが大胆な構図となっています。
Th_4103

前々回の生け花で登場した「花茄子(はななす)」がひときは目立っています。今回のはくびれがあって「プチトマト」よりも「柿」に見えてしまいます。この形や色はどうも食べ物を連想してしまいます。花茄子はナスですが観賞用で食べるには適さないようです。
Th_4103_20221021083801

正面では分からなかった左側の花器の部分にはリンドウとカーネーションが伸びていました。写真をアップしようとした時に蕾だった百合(オリエンタルリリー?)の1輪が開いたために再度写真を撮って写真を入れ替えてみました(左上段)。
Th_4103_20221021083802
生け花は活けた後も変化しますし、その美しさは永遠ではなくて直ぐに失われてしまいます。先ほど2個目の百合が開花したの写真を撮ったのですが、下段のカーネーションは早くも萎んでしまいました。だからこと愛おしいのかも知れません。
花の色は うつりにけりな いたづらに
わが身世にふる ながめせしまに(小野小町)
<花材:花茄子、アレカヤシ、リンドウ、カーネーション、百合(オリエンタルリリー?)>

2022年10月19日 (水)

世界を夢みて(316);24時間眠らないカタール航空の拠点、ハマド国際空港について

(今日は第3水曜日で私が会議のためにFM放送はなく、医療ネタもありません。2022年9月の旅行記を記載します)

那覇空港→羽田空港→成田空港→ハマド国際空港(カタール)に経由のため約5時間の滞在となりました。24時間眠らないカタール航空の拠点、ハマド国際空港について記載してゆきます。


Th_a7303772
日本を23時ごろ出発し朝の4時に到着となります(時差が6時間あります)。
Th_a7303773
2015年の旅行以来2度目のハマド国際空港ですが、この辺りからは記憶に残っています。
Th_a7303777

この空港を印象付ける巨大なクマのオブジェです。ここが中心となりますので、この熊を見つけたらまずは安心です。ここからラウンジや搭乗口の案内がわかりやすく表示されています。
Th_a7303780

2015年にイギリス旅行で関空ードーハーロンドンの往復でカタール空港を利用しました。帰国時にこの熊のオブジェを訪ねてからはもう来ることはないかと思っていたのですが、案外と早い内に再会となりました。もう少しでサッカーのW杯がこの地で開催されるために、2022年の文字は記念にもなりますね。来月11月から世界中にサッカーが配信されると思います。日本も頑張って欲しいですfight!
Th_a7303785

くまのオブジェのすぐ横には7年前にはなかったルイ・ヴィトンの店舗ができています。ブランド物に全く興味のない私でも名前だけは知っています😅  
Th_a7303787
Th__20220925125001

前回もそうでしたが、今回も高級車の展示がありました。アラブの大富豪たちはこれを見て、旅行ついでに買っておこうと考えるのでしょうかね😉
Th__20220925125101

ビジネスクラスでしたので、トランジットの4時間をアル・マハラジャ・ビジネス・ラウンジに入ることにしました。
Th__20220925125102

他の空港では見かけないほどの巨体なスペースをがあります。
Th_a7303808

前回はあまり時間がなかったので食事はしませんでしたが、今回は小腹も空いていたために階段を登ったところのライニングルームで食事を取ることにしました。丁度私たちが行った時には夜のメニューから朝食メニーに変わろうとする最後の時間帯で、周りのスタッフももう少し待ったら朝食メニーに変わりますが待ちますかとの声をかけてくれました。
Th_a7303804
食事にこだわりはありませんので、スープとお肉をいただくことに。スープも濃厚で美味しく、お肉はフォークで崩れる程の柔らかさでした。
Th__20220925125103
私は前日の午前まで仕事をして、昼の飛行機で那覇空港ー羽田、羽田から成田に移動して、夜に飛び立ったためラウンジでシャワーを浴びれたらいいなと考えていました。シャワールームはいくつかあるようで中央のシャワールームは少し待つとことで、奥の軽食コーナーの横のシャワールームに入ることことに。受付してすぐに案内されました。ここには8室ぐらいありそうです。水量も勢いも充分でアメニティーも充実していました。

Th_a7303834

ラウンジの奥のほうにはこのように外の景気が見える場所がありました。流石に広い空港で、カタール航空のシンボルマークが列をなしています。
Th_a7303836

他の空港ではなかなか見かけない部屋の案内板です。「Prayer Room」がありました。一瞬、ゲームコーナーのPlayerかと勘違いしそうですが、お祈りの部屋です。イスラム国ですので時間帯でお祈りする様です。実際に入り口の方から中でお祈りする方々を見ることが出来ました(そのような場所に写真を向けることはしません)。
Th_a7303839

カタール航空のラウンジの職員が皆マスクをしていたのが、7年前と違う印象でした。早くマスクなしの生活に戻りたいですね。

 

2022年10月16日 (日)

世界を夢みて(315);カタール航空にて成田からドーハへ移動

出発の日は午前中まで仕事をして、このままなは飛行場に向かい14時過ぎの便で羽田へ移動。それからリムジンに乗り換えて羽田空港へと到着しました。

 

Th_a7303657
飛行機の出発時刻が遅延は聞いたことはありましたが、今回予定時間より20分早い出発になっています。これまで機内に乗り込んでから予定より若干早く離陸したのは経験したことはあるのですが、初めから早くなるのは初めての経験です。


Th__20221015232901
さあ待ちに待った出発です。もう仕事のことは忘れて楽しみます。24時間拘束されている仕事から解放されます(まあ、何かあればメールに連絡が来ますが・・・😂)。カタール航空にていよいよ成田からドーハへ移動となります✨

 

Th_a7303650
今回お世話になるカタール航空です。6年ぶりの利用となりました(以前のブログ→初めてのカタール航空:ビジネスクラス)。私の夢を乗せて運んでくれ〜と心の中で呟いてしまうのです😁 

カタール航空は前回利用して素晴らしいサービスを提供してくれる航空会社と思いましたが、今年も世界最高と表彰されています。 世界の航空機と空港のランキングを行なっているSkytraxが「World Airline Awards」の各賞を発表しています。このランキングは利用者の投票によるもので、世界各国の乗客による人気投票ともいえるランキングとなります。

大賞ともいえる世界最高の航空会社賞(World’s Best Airlines)は2021年、2022年連続でカタール航空が7度目の受賞となったと7月に発表がありました。全日空は2021年は3位で2022年は10位、日本航空は2021年が5位で、2022年は13位となって順位を落としてしまいました。これから巻き返して欲しいです。

Th_a7303694
予定より少し早く機体が動き出しました。光り輝く成田国際空港です。
Photo_20221001151801
今回は憎き(?)全日空ですが(詳細は前回のブログ)、コロナ前にJALの牙城を崩すべくハワイ路線に投入した総2階建ての超大型機A380のFLYING HONU(フライングホヌ)が見えました。コロナ禍で活躍の舞台を失いそうになったと思いますが、これから活躍を広げると思います。 ANAもJALも頑張って欲しいです。

Th_10_20220924211101
成田路線はコロナ以前は一時最新鋭のQsuiteの座席を有する機材が運行されていたようですが、今回は残念ながら違うようです。それでも広々とした2−2−2のフルフラットになる座席となっています(Qsuite は1-2-1の座席配列 )。

Th_-20220924-173547

プーチンの戦争がなければロシア上空を飛ぶ北回りで同じ時間でヨーロッパに着くと思いますが、南回りは運賃は比較的安いのですが時間が長いのです😂。成田ードーハ12時間、乗り換えのための待機時間4時間程度、そしてドーハからジュネーブには7時間・・・1日かけてヨーロッパに着く覚悟をしないといけません(今回はビジネスクラスですので問題ありませんが、若い頃に2回ほど南回りで出かけたことがありますが、流行にきつかった記憶があります)。
Th__20220924211401

機内の安全ビデオも各航空会社が独自色を出していて楽しみの一つですが、2022年11月にカタールのドーハで2022 FIFA World Cupが開催されることもあって、私も知っている ネイマール、レヴァンドフスキやカフーも出演するサッカーを行いながらの機内安全ビデオ「Qatar Airways Safety Film」となってました。今回結構このビデオで楽しめました😉

Th__20220924211402
おそらくコロナの感染対策のためもあるのでしょうが、6年前に初めて乗った時と違い、一皿づつ運んでくることにはくトレイに入れて運んでいました。その分若干質が落ちた感じがしました。 また到着前に頂いたのがレダラッハ(Laderach)と言うスイスの老舗のチョコレートでした。以前はベルギーのゴディバ(GODIVA)のチョコだった記憶があります。どちらが高級か私にはわかりません。
Th_a7303757

さすが金持ち産油国だけあって真夜中の時間帯ですが、街が光り輝いています・・・産油国で思い出しました・・・・ロシアの侵攻により原油の値段が顕著となっています。そのために燃料サーチャージが通常の航空運賃に上乗せになってしまいます。「燃油サーチャージ」は、航空会社が航空機の燃料価格に応じて国際線の運賃に上乗せする特別料金で、2か月ごとに見直しているそうです。なんとこのカタール航空は産油国だけあり上乗せがありません。JALもANAもヨーロッパ路線なら燃料費だけで片道5万円近くに高騰していると思います。これを考えて選んだ訳ではありませんが、ラッキーでした💖
Th_a7303769
ビジネスクラスですとあっという間に巨大な空港、カタール航空の本拠地、ハマド国際空港に到着です。
Th_a7303770
次回は24時間眠らないカタール航空の拠点、ハマド国際空港とラウンジを記載したいと思います。

2022年10月14日 (金)

今週の生け花(令和4年10月第2週)

10月も中旬になりました。沖縄県は相変わらずまだ夏の装いで暑いのです。本土の方では随分と温度差が生じて体調管理が大変だと思います。 地球環境もそうですが、人間同士も国家間も「穏やか」という感じが少なくなっています。

Th_img_7224

今週も生け花がいつもの2階の小さなスペースにも飾られていました。この花達のように違いを認めつつ協調して世界を造っていって欲しいなどと思いながら眺めています。
Th_4102

今週は花器も数が少ない花材もどちらかと言うと無骨な感じがします。無骨でも決して野暮な感じではありません。己の道を進んでやるという感じがします😃
Th_4102_20221014083801
Th_4102_20221014083802
平和の世の中でありますように。
<花材:石化柳、ヘリコニア、ガマズミ>

2022年10月12日 (水)

三大痔疾患

今日(2022/10/12)のFM放送(FMレキオ、FM21同時生放送)は痔について話をしました。以前書いたものをまとめてみました。

皆様も「じぬし」の方も多いと思います。私は借家住まいで土地なんか持っていませんいう方もいらっしゃるかも知れません。 土地持ちの「地主」ではなくて痔を持っている「痔主」のことです。 日本人の3人に1人は痔主です。

 

痔といってもイボ痔と言われる痔核切れ痔と言われる裂肛あなじと言われる痔瘻があり、頻度も原因も治療法も異なる3つの痔の疾患があるのです。 痔はコマーシャルで見かけるように必ずしも痛いわけではありません。 どうして同じ痔でも痛みの有無が出るのかが分かるように肛門の発生について下図にしました。 胎児の早期では口とお尻はつながっていません。腸が伸びてきて、肛門の皮膚が引っ込んでお互いが開通するのです。お尻の入り口は腸と皮膚の両方の性質があるのです。不思議ですよね

Th_2022_20221011084601

男女とも肛門の静脈のうっ血でできた痔核が60〜70%と最多で、そのうち内痔核が殆ど(内痔核は痛みを感じる皮膚より奥にあり、痛みはなく突然真っ赤な血便でびっくり)、外痔核は肛門の皮膚の延長部位の静脈が腫れて血豆ができている状態:だから痛い!のです。 

Th__20221011092801

イボ痔は人間の進化、二足歩行となったことが大きな原因です。血液は心臓から動脈へ送り出され、静脈からゆっくりと心臓に戻ってゆきます。四つ足の動物では心臓と肛門の高さは同じなので肛門の周囲の血液のうっ滞は起こりません。二足歩行を選んだ人間は立っても座っても、体幹の中ではお尻が1番下の位置にあり、常に静脈がうっ血してしまいます。この静脈が腫れたのがイボ痔の正体です。

裂孔は女性に多く、便秘症で硬い便をする時に文字通り肛門の皮膚の延長部位が切れて(裂けて)しまう・・肛門周囲の皮膚は痛覚の神経が多いので痛いです。痛いので排便を我慢して更に硬くなって悪化する場合があります。裂肛が慢性化すると治りにくいので早めに痔用の座薬と緩下剤を使用し便を適度の硬さになるようにします。

痔瘻は男性にやや多く、元々腸と皮膚のつなぎ目の部分には所々に深い凹みの所があり、そこが化膿すると膿を出すために皮膚の部分に開通してしまいます。最初は肛門近くの皮膚が化膿したようになり破裂すると膿が出て、痛みや熱感は消失します。この時点で抗生剤などで改善する場合もあります。次第に道ができてると便が肛門近くの穴から出てくるようになります。これが痔瘻です。完全に道ができてしまうと手術しかありません。

多くの皆様も「じぬし」でしょうが、イボ痔は静脈のうっ血、切れ痔は肛門の外傷、痔瘻は炎症(感染)ですので、症状も頻度も治療も異なるのです。

排便時に便が赤い〜暗赤色便の場合にイボ痔と信じ込んで検査を受けずにいる人の中に少なからず癌が見つかりますので、痔の診断がついて治療を受けながら一度は大腸の検査も受けて下さいね。

2022年10月 9日 (日)

世界を夢みて(314);2022年スイス旅行に出発(那覇空港からサクララウンジまで)

3年ぶりに休みを取っていざ出発。正月を含めて2日以上病院に出かけなかったのは実に1100日ぶりです。COVID-19により3年も日本からの旅行に影響が出ることは想定外でした。昨年からヨーロッパでは旅行や社会生活でも行動制限がない状況でしたので、日本もやっと旅行が自由となりそうです。

医療従事者としては、人混みを避けることやアルコールなどの飲食を伴う機会を極力さけるために「夕食はスーパーなどで買いだしてホテルの部屋で取ること」を決めました(4回目のワクチンも接種済みですが、遊びに行って感染して帰ったら仕事仲間に申し訳ない気がしていましたので、仕方ないと割り切りました)。

全日空のマイルによる特典航空券がボツになったために、以前使ったことのあるカタール航空の南周りでスイスに行くことにしました。

Th_a7303605

午前中まで仕事をして、仕事場から飛行場に直接タクシーで出かけました。那覇飛行場も3年ぶりです。まずは那覇空港から羽田空港に飛び立ちます。

空港内でのアナウンスも新鮮に聞こえてきます。いつもながらこの独特なアナウンスを聴くだけでテンションが上がります😍

Th_a7303611

羽田空港に着いたら今度はリムジンバスで成田空港へと移動です(沖縄に住んでいると、出国する飛行場までワンステップおかなければなりません😢)

Th_a7303618

成田空港は6〜7年ぶりですが、やはり帰国時のPCR検査免除がされて間もないので旅行者が少ないようです。特に夜間の出発ですので人が少ないように感じたのかも知れません。

カタール航空のカウンターに向かい、チェックイン。「成田-ドーハ」「ドーハージュネーブ」のチケットを受け取りスーツケースを預けて、これからの飛行機やドーハでの待ち時間やラウンジの説明を受けました。スイスはほぼキャッシュレスで決済出来るとのことですが、ユーロは使えませんのでスイスフランに少量両替をしました。

Th_a7303620

セキュリティーチェック(保安検査・手荷物検査)後、出国手続きは自動ゲートで済ませてしまうため直ぐに終了しました。そのためにパスポートに日本出国の刻印は押してもらえません。

Th_a7303622

カタール航空はワンワールド系列ですので、成田空港では日本航空のラウンジを使うことが出来ます。出発までに2時間程度あった為にラウンジに向かうことに・・

Th_jal

中に入ると左側にJALファーストクラスラウンジ、右にJALサクララウンジの受付があります。今回はカタール航空のビジネスクラスを選んでいますのでサクララウンジが利用出来ます(JALグローバルクラブ会員も入れます)。

Th_jal_20220924112201

この時期や時間帯(21時近く)もあるのでしょうが、比較的利用者は少ないようです。
Th_jal-sakura-lounge2

JALラウンジで1番有名なのがJALカレーだと思いますが、今回は午前中仕事をして昼直ぐの飛行機にすぐに乗り込みましたので昼食抜きでしたし、これから日本食がしばらく食べれなくなることより和食のメニューを選びました。

各種のお酒類が並んでいます。もちろん無料です。私は殆どお酒を飲みませんので、お酒好きの方にとっては有り難いサービスだと思います。 高価なお酒がタダだからといって、飲み過ぎて機内で醜態を晒さないようにしてくださいね😉

Th_a7303655

次回はカタール航空の機内とドーハでのラウンジを記載したいと思います。

2022年10月 7日 (金)

今週の生け花(令和4年10月第1週)

2022年も10月に入りました。季節は秋へと次第に・・・と思ったのですが、どうも最近の天気は本土の方では11月の寒さになった所も多かったようです。その中でも南国沖縄はまだ30度近い気温でクーラーなしでは生活できません。これから春先までは沖縄と本土で気温差が出てくる季節になると考えます。 

Th_img_7207

今日の生け花は黒く角張っちゃ花器に丸い赤い実が対象的で面白いです。私はプチトマトだと思っていましたら、「花茄子」とか「ソラヌム」と呼ばれる観賞用のナスだそうです。観賞用のため食べることは出来ないと書いてありました。食い意地がはった職員が食べてしまうのではないかと心配していましたが、先ほど観たところ実は無くなっていませんでした😊
Th_4101

秋をイメージする紫のリンドウと夏をイメージする黄色の姫ヒマワリの組み合わせもこの時期ならではないのでしょうか。
Th_4101_20221007084401

拡大してもやはりプチトマトに見えてしまいます😅・・・美味しそうです😊
Th_4101_20221007084402
気温が急に変化しますので、皆様方も体調管理に気をつけてお過ごし下さいね💖
<花材:花なす、リンドウ、姫ひまわり、ドラセナ>

2022年10月 5日 (水)

心房細動に対するカテーテルアブレーション

今日10月5日のFM放送「いきいきタイム」は心臓病、特に不整脈について話をしました。これまでに何度か書いています(→特に危険な不整脈心臓の刺激伝導路とペースメーカー植込み、など)

ブログでは心房細動に対するカテーテルアブレーションについて記載したいと思います。私の方はもう循環器外科はしておりませんので、昔を振り返りえると最近のカターテル治療の進歩に驚いてしまいます。

私は難しいことは解りませんので、簡単に下記の図を見ながら説明します😅

Th__20221003165301

心臓の1番大切なものは血液を全身に運ぶポンプの役割です。そのためには全身の血液の流れと酸素と二酸化炭素の受け渡しのための肺への流れがあります。全身から戻る血液は右心房へ入り、そこから右心室に流れて、そこから肺へ血液を送り出します。今度は肺で二酸化炭素を放出して、酸素をもらい受けた酸素濃度の高い血液が左心房に入り、それから1番筋肉が発達した左心室から全身へと血液が送り出されます。
このポンプの動きを調整するのが心臓の神経伝達路となります。これが上手く機能してスムーズに全身に過不足なく血液を送り出すことが可能です。このリズミカルな脈が出来なくなるのが不整脈となります。
大雑把に不整脈を分けると①期外収縮(脈が飛ぶなどで、1部アブレーションの適応ともなります)②徐脈性不整脈(脈が極端に遅くなる、ペースメーカー植込みの適応になることも)③頻脈性不整脈(脈が100回/分以上、この中に心房細動も含まれます)
最近の研究により心房細動の原因となる場所も分かるようになり、その90%が肺静脈から心臓(左心房)に入る部分で起こることが分かって来ています。その部分に何らかの原因で心臓の心筋細胞が入り込んだために、異常な電気信号が出現することも分かるようになりました。 
そこの部分を電気的に通電(焼灼)すれば、この部分から伝わる異常な電気信号も遮断されることが出来ます。専門家には怒られそうですが、簡単に図にしました。

Th__20221004170801
私が初めて不整脈の外科的治療を見たのは昭和60年頃でした。その時は開胸して、心膜を開いて、直接心臓に沢山の電極をマッピングして不整脈の電気伝導路を突き止めて電気メスで焼灼する方法でした(もう記憶の彼方でうろ覚えとなりますが・・😅)。このような治療法をみると40年間でも随分と治療は進歩したものだと考えてしまいます。
これからもきっと身体に負担が少ない治療が出てくると思います。期待しましょう😸

2022年10月 2日 (日)

世界を夢みて(313);3年ぶりの休みを取って海外旅行へ

20代後半から30代は1年に1回7〜10日休みを取って海外旅行(主にヨーロッパ)に出かけました。しかしながら40代から50代後半は忙しくなり海外旅行も夢となってしまいました。人生の後半がみえていた50代後半から年に1回の海外旅行を再開。年中無休で頑張った自分へのご褒美だと思って再開した矢先にCOVID-19感染症のパンデミック。

駄目だとは思っていても2020年も2021年も私なりに1年かけて旅行の計画を立てていましたが、叶わぬ願いになってしまいました😂😂😂・・・老年期に入ろうとしている自分に取ってはあと何年ぐらい旅行が出来るか分からない状況のなかでのパンデミックは実に痛いところです。

2020年、2021年ともに北イタリアを中心に計画を立てていましたが、流石に3年間同じところを検索するのにも疲れたためと、なるべく人と接する機会が少ない旅行先を選ぶことにしました。

2021年9月の旅行が叶わなかった時点で、2022年9月の旅行に頭を切り替えます。ANAとJALのマイルの期限が迫っていたため、取りあえずは羽田ーロンドン間をマイルを使った特典航空券に挑戦・・・・なんとなんと!初のANAファーストクラスをゲットすることが出来ました。

2022年の9月に行けなくても「ANAファーストクラス航空券」があるだけで夢を持ち続けることが出来ました(旅行好きでない方には意味が分からないかも知れませんが・・・😅)

その後は旅行先の選定となります。ヨーロッパは2021年の時点でほぼ移動制限や旅行の制限はなくなりました。医療者として日本の事情を考えると「人混みが少ない所、屋内よりも屋外がメインで楽しめる場所」を考え「スイス」を旅行先に選びました。すでにスイスではマスクなしの生活が殆どで会食もマスクなしで行っています。少しでも感染リスクを下げるために「夕食はスーパーなどで調達して宿泊ホテルの部屋で食べる」ことを条件にしました・・・海外旅行に出かけて地元の人気のあるレストランなどで食事が出来ないのは辛いですが、仕方ないことです😂

今年の初めには旅行ルートや宿泊ホテルも選定して予約を入れ終わりました(中には1年前から予約が取れないホテルの部屋もありますがゲット出来ました👌 ホテルのキャンセルは1ヶ月前まで無料)。

中々日本の状況が改善しない中で6月には細かな旅程を組み終えました。もしも行けない場合のキャンセル料は覚悟してロンドンとスイス間は通常の値段でスイス航空の往復券を予約しました。あとは日本や世界の感染状況を祈るだけです。

・・・そう思っている矢先の6月にANAから不吉な連絡が・・・

羽田ーロンドン間が機種変更のためファーストクラスがない機材となったとの連絡。かなりショック😂・・・往路の機材は変更ないのでファーストクラスは乗れると考えたていました。 

ANAからは直接電話をくれるようなメールでしたので、連絡を取ることに。 機材変更のため往路はファーストクラスがない機種となりましたとのこと・・・「まあ仕方ないです」と私。 ではビジネスやプレエコでも構いませんと話をしたら、これも満席ですと・・・しかたないエコノミーでもいいですと話をしたら、これも無理ですと・・・ガ〜ン💔

中々頭の整理がつかない状況となり、昨年から特典航空券で予約を入れて了解が貰えたのに「ANAが勝手に機材変更をしたのですから、代案を出すべきではないのですか」と説明を求めたのですが、私の日程の前後で特典航空券の空きがなく無理ですとのこと・・・余りにもひどい対応に怒りが込み上げて来ました😡

・・・しかし電話の対応の若いお嬢さんが悪い訳ではありませんので、この方を怒ってもいじめにしかなりません。冷静に怒らずに話を切り上げ全席キャンセルすることに。実に悔しくて怒りの矛先を何処に向ければよいのか分からない状態でした(しばらく放心状態😢)。

Th__20220924093501
・・・と言う訳で私の人生初めての「ファーストクラス」はあえなく露と消えてしまいました💢😂💢😂 いくらマイルをを使った特典航空券でもANAは責任を持つべきではないかと同じ日本人として対応の悪さを考えてしまった一件でした。

行ける行けないは別として、外来や手術の予定を考えると旅行の日程の変更は難しので他の交通手段を考えることに。時間はかかるのですが以前利用したことのあるカタール航空でスイスに向かうことにしました(もちろんマイルではありません)。

私は4回目のワクチンも7月に済ませ、最後の問題となるのが「帰国前72時間以内のPCR検査」という日本独自の水際対策をクリアしなければなりません。最悪の場合は10日旅行に行っても帰国前にPCR検査で陽性(無症状でも)になったら、しばらく帰国出来なくなります。実はこれが1番恐れていることでした。

世界のコロナ対策と溝が大きい日本ですが、安倍元総理の国葬が決まった時点でPCR検査は解除になると確信しました。なぜなら国葬のために海外から要人を招きながらPCR検査を必須の条件にする訳にはいかないからです。 外務省や厚生労働省の対応はこのようなことがあれば素早いです。 案の上9月7日からは日本帰国(入国)時のPCR検査は不要となりました。

私の住む沖縄県では7月・8月に新型コロナウイルス感染症の第7波が来ましたので、9月は落ち着くことも予想範囲内でしたので、私にとっての全ての条件が整ったために3年ぶりに休みを取って海外旅行となりました。

Th_20229

さあ、次回からはスイスの旅行記を書いてゆきたいと思います。宜しくお願いします。

« 2022年9月 | トップページ | 2022年11月 »