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2022年9月28日 (水)

私達の選択(考えることの大切さ)

今日のFM放送は国民の1番多く訴える症状の「腰痛症」について話をしました。専門外の腰痛ですが、国民に感心も高いと考えて、放送のテーマとしてもこれまで何度か喋ってきました。このブログにも腰痛症に関して10編ほど書いたと思います。今回新たなネタはありませんので、以前のブログの中から一部をリンクしたいと思います(今回は色々なことがあり書く時間が取れませんでしたので、ご容赦下さい)。

①→慢性腰痛症の85%は原因がつかめず     ②→腰痛症と神経ブロック   ③→魔女の一撃(ギックリ腰)

 

*〜*〜*〜*〜 *〜*〜 *〜*〜 *〜*〜 *〜*

今回3年ぶりに海外に出かけて来ました。第2次世界大戦という悲劇の中から、人類は少しでも愚かな争いを防ぐために、多様性や様々な違いをお互いに認め合って安定した社会を築こうとして努力してきたと思います。私が海外旅行に初めて出かけたのは20代の頃でかれこれ40年近く前になります。当時は日本も世界も次第に活気に溢れ、希望に満ちた世界だった気がしました。そして世界は今よりよりよくなると確信していた時代でもありました。 しかし世界は協調よりも分断の時代に進もうとしています。

政治が混迷して、何が焦点で何を優先的に行なおうとしているのかPhotoまったく先が読めない状況となっています。 

先日までは違うことを言っていたのに、今日はあたかもそれが正論だったように話を上手くごまかしているように見えてしまう(反省も自己矛盾も語らないまま・・)。 勇ましい言葉を並べると、いかにも力強いリーダーなのだと思わせる。

どんなにカッコ良いことを言っていても、行動が伴っていなければ、その人の中身・品位はいずれ見抜かれてしまいます。 

人間の感性は本質を見極めようとするのです。 

ただ、その感性が一時的に麻痺し、短絡的な言葉に熱狂してしまうと残るのは対決しかなくなり、人間の残忍さだけが前面に表れて人々や社会を追い詰めてしまうかも知れません。

ロダンの「考える人」を見る時、筋骨隆々とした若者が棍棒を持つのではなく、体を捻って、悩み・考え抜いて、もがいているように感じてしまいます。

30歳の頃にパリのロダン美術館でこの像を見た時は、脚の先まで緊張してこわばった姿勢、どの視点からも、一点の気のゆるみもない姿だったことが印象に残っています。体を捻り、右の肘をあえて左の大腿部の置く、この窮屈な姿が悩みを語っているのかも知れません。

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考えるって大変な作業だなと・・・(なんと単純な私の考え😅)。 嫌なことがあったとしても、そこから(歴史から)学ばなければまた同じ過ちを犯してしまうのだろうかと考えた9月でした。

まあこの姿勢(ロダンの考える人)で考えると腰痛になりそうで、皆様方は楽な姿勢で考えて下さいね。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

院長先生
こんばんは。
今日もお疲れ様でございました。

3年ぶりの海外ご旅行お楽しみで
本当に良かったですね✌️
旅行記、楽しみにお待ちしております。

拝聴させて頂きました。
私は40代後半にぎっくり腰から椎間板ヘルニアで
大変、痛い思いをしました。当時は凄いデブ🐷でした😠
幸い、手術せずにすみましたが、
今も腰痛、膝痛ありです😰
整形外科で定期検診受けております。
それでもどうにか?杖で歩けています。
今日はショッピングカートを購入!
通院の帰りにお買い物が少し?楽になればと思います。

今日も有り難うございました。

omoromachi様、こんばんは。
私も家内も腰痛持ちで、どちらか一方が湿布を貼っている状況です。慢性の腰痛の原因が15%しか診断出来ないことは少し意外に感じましたが本文を読んでさもありなんと思えました。
私は戦後すぐの生まれですが、先生と同じような感じで今の世界や日本をみております。
戦後は冷戦の時代もありましたが、その後は安定すると思っておりましたが更に混乱が生じているのが気になります。もう後がない私たちの世代ですが、孫たちの世代が心配です。
日本人として歴史から多くを学ばないといけないと考えますし、自分の失敗から私自身も学ばないと成長できないと考えています。
今回も貴重なご意見ありがとうございます。早くコロナが治まり医療機関の負担が軽減されることをお祈りいたします。

マコママさん、こんばんは。

もう既に旅行に行ったのかどうかも曖昧となるほど現実に引き戻されています😉

マコママさんの40代は腰痛との戦いだったのかも知れませんね。ぎっくり腰もヘルニアも痛かったことだと思います。そうでしたか・・マコママさんも恰幅のうよい時期があったのですね。

年齢とともに膝も腰も悪くなる方が多くなります。これからは転倒に気をつけて足を怪我しない様になされてくださいね。

今日もラジオ放送を聴いて頂きありがとうございました。

信州の隠居老人さん、こんばんは。

ご夫婦とも腰痛持ちでしたか。まあ腰痛は日本人の症状では一番多くの方が訴えていますので、トレンドに乗った感じですね (笑)。

戦争を実際に体験された方々が政治の世界でも経済の領域でも多くいた時代はその反省から世界を良くしようと考えていたと思います。ところが戦後世代が主流になるにつれ、協調よりも自己主張をする方が増えました。

やはり歴史から多くの教訓を学ばないと、自国の優位性を主張し相手を非難する方が強いリーダーと国民が勘違いしてしてしまうのです。今日本でも世界でもこの潮流が押し寄せています。

私たちはよい時代を生きてきました。孫たちの世代も戦争のない時代を続けて欲しいですね。

先生、こんばんわ。

私は運が良いのか腰痛の経験はないのです。
膝は、昨年春に初めて変形性膝関節症となり、
整形外科のお世話になりました。
その時、理学療法士さんに教えて頂いた体操を
毎日かかさず続けた結果、昨年から整形外科にかからず、
痛みもなく、元気に歩き回っております。

先生も我慢しておられた海外旅行に行く事が出来、良かったすね。
又旅行記を楽しませていただきますので、宜しくいお願い致します。

ガルボさん、おはようございます。

腰痛に関しては日本人全体の症状の訴えでは第1位で、ガルボさんのように腰痛の経験がないのは珍しいかも知れませんよ(凄いです)。

腰痛は男女差はありませんが、膝の痛みに関しては女性の方が男性の2倍の罹患率となっています。膝の痛みは即運動不足となりますので、ガルボさんはしっかりとケアされて良かったと思います。

3年間休まずにいましたので、本当にリフレッシュ出来ました。感染に注意しながら旅を続けましたが、問題なく帰国出来ました。新しい旅行記はこれから書いて行きますので、読んで頂けた嬉しいです。

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