今週の生け花(令和4年4月第5週)
いよいよゴールデンウィークも始まりました。新型コロナ感染感染後初めての規制のない連休となり、多くの方がお出かけしているのかも知れません。 いつも口酸っぱく述べていて嫌に思うかも知れませんが、新型コロナウイルスがなくなった訳でありませんし、ワクチン接種も低いことより感染者は増加すると思います。兎に角基本的な予防策だけは講じて欲しいと願っています。
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いよいよゴールデンウィークも始まりました。新型コロナ感染感染後初めての規制のない連休となり、多くの方がお出かけしているのかも知れません。 いつも口酸っぱく述べていて嫌に思うかも知れませんが、新型コロナウイルスがなくなった訳でありませんし、ワクチン接種も低いことより感染者は増加すると思います。兎に角基本的な予防策だけは講じて欲しいと願っています。
この3年近く、新型コロナウイルスのために自宅で過ごして、運動不足になったと感じている方は多いと思います。実際に「長寿科学振興財団が発表した資料」によると「コロナ禍における外出自粛により高齢者の身体活動の時間が3割減少した」と書いてありました。 新型コロナウイルスは老若男女を問わず、多大なストレスを与えていると考えます。特に高齢者に置いては運動不足による筋力低下、それに伴い身体異常の増加、引きこもりや外界との接触の機会の低下などで、認知機能の悪化やうつ状態の悪化なども指摘されています。 これらのことについては昨年のブログでも書きましたのでほぼ同じ内容です。
私が今年受けた健康スポーツ医の更新のための勉強会でも運動は全身の器官の維持にも有効であること、精神的にもいいことなどが挙げられていました。サルコペニアやロコモ(ロコモティブシンドローム)、フレイルなど難しい単語が並びますが、一般的に理解しやすいようなネーミングがないかと専門家の皆様方は考えて欲しいと願っています。 前回書いたイラストを載せて起きます。
コロナの影響で3年間旅行に行けませんので、昔旅行したことのある場所をしばらくの間は記載して行く予定です。デジタルでない時代のは紙の写真はスキャナーで取り込んで紹介します。画質は悪いのですがそれなりに味のある写真が多いです😊。
1989年(平成元年)最後のエジプトの旅行記で、前後するために場所もバラバラとなっています🙇
(これまでのエジプト旅行の記載は→①No1(ギザの三大ピラミット) ②No2(アブシンベル神殿) ③No3(カルナック神殿・ルクソール神殿) ④No4(ハトシェプスト女王葬祭殿) )
ジェセル王の階段ピラミットは、サッカラのピラミットとも呼ばれ、エジプトのギーザ県サッカラにあります。大きさは高さ62m、東西125m、南北109mの長方形の底面を持った石灰岩を積み上げたピラミットです。ギザの三大ピラミットとは違い、地下に玄室や回廊などが造られた構造となっています。
このラクダの子孫は今でも観光客相手に頑張っているのでしょうか?
この旅行の最後はカイロに戻って、帰国となっています。
4月の中旬になりこの時期の沖縄としては珍しく晴天が続いています。それにしても暑いです。本土の方では急に寒くなったり暑くなったりと寒暖差が大きくて体調管理も大変だと思います。
昨日のFMレキオは便秘症について話をしました。便通異常に関しては、長期的にみたら下痢よりも便秘で悩んでいる方が多いと考えます。
本題とは離れますが、どうせなら私達のウンチについてお話をしたいと思います。綺麗な桜の時期に突然ウンチですかと・・・呆れる方も多いと思いますが・・・😅 何となく「ウンチ」といってしまうと「あらまあお下品な」となるのですが、恐らく就学前の子供さん達だったら「ウンチ」の話題は大好きで、大はしゃぎです
。 年齢と共に色々な羞恥心が出て大声で話せなくなるのかも知れません。
私達が食事をすると1〜3日程度かけて便となって出て行きます。私達の消化管の中には沢山の分泌液が出て食事と混ざり合いながら消化・吸収を助けていきます。 例えば唾液、胃液、胆汁、膵液、小腸からの分泌液など1日おおよそ10リットルも消化管の中に分泌されます。 出ているだけなら人間の体はすぐに干からびてしまいます。 おおよそ8リットル以上が小腸で再吸収され、更に大腸で1.5〜2リットル吸収されます。最終的に便として出ていく水分量はおおよそ100〜200ミリリットル(0.1〜0.2リットル)だけになります。
その僅かな水分量ですが、それが私達の便の形態と関係してきます。便の中の水分量の割合が60以下ならコロコロした硬い便となりますし、水分の量が90%以上なら下痢となります。バナナ状のウンチはだいたい70〜80%程度の水分量でしょうか。
さて、私達のウンチの成分となると80%が水分ですが、残る20%が固形成分となります。この固形成分は全て食べ物の残りかすと考えている方もいると思います。 しかし実際はその重量の約30%が食べカス、50%は生きた腸内細菌やその死骸、20%がはがれた腸粘膜などです。 と言う事は、私達のウンチの半分近くは目に見えない腸内細菌が占めているというです。
細菌は顕微鏡でしか見えない小さな微生物です。わずか1gのうんちに、約1兆個の腸内細菌が含まれているのです。 一般的いわれる善玉菌20%が悪玉菌10%、残りの70%は「日和見菌」といって、良い働きも悪い働きもする菌種が占めています。それぞれの菌が日々勢力争いをしながらも、均衡を保って、私達の健康を保っているのです。
私達の腸の中には100種類以上、その数も私達の身体の細胞の数を上回る100兆個にのぼる腸内細菌が住み着いて私達の便を形作っているのです。なんか不思議な気がします。
私のウンチクもこのあたりで終わることにします😃
当院では生け花クラブの皆様方が生け花を練習した後に、その作品を外来などに飾ってくれています。このブログを書き初めてしばらくすると、2階の小さなスペースにも生け花が飾られるようになりました。元々は公衆電話を設置する場所として計画したのですが、携帯電話が普及した現在はもう必要がないだろうと設置を見送った場所でした。そのために余り外部からは目立ちません。折角の生け花を多くの方にも見て欲しくてこの場所の生け花をこのブログにも紹介を始めたのです。
この場所の生け花は大凡週末には撤去されていることが殆どでした。週明けの今日その場所を通ったら先週と違う花が飾られていました。まあブログにも書くことはないと思ったのですが、春らしいお花達だと思わず写真を撮ってしまいました。
ところが今度はお昼の弁当(職員用で300円)を取りに7階の職員食堂まで上がって行くと、こちらは「新年度開始応援キャンペーン」と銘打った特別弁当になっていました。7階の職員食堂は外部委託で、当院の管理栄養士と一緒に入院食も手がけて頂いています。フレッシャーズ応援と書いてありましたが、私も40年近く前はフレッシャーズだったと私も弁当をゲット出来ました。
・・・・と言うことで、番外編の生け花と職員弁当を急遽紹介致します。
20代30代の時には1年に1回だけ休みを取って7〜10日の旅行をしました。大学病院を離れて民間病院の再建、移転の時期になり全く休むことさえ出来ない状況となっていました。2013年クロアチアの旅行は14年ぶりに再開した海外旅行となりました。旅行中はもちろんのことですが、旅行前も旅行後も楽しめるのが旅行の利点だと考えています。実際に今現在2013年の旅行記を書きながらもう一度旅行を楽しむことが出来ました。 本当に旅は良いものだと思い出させてくれた旅行でした。
2013年の旅行も最後の1日となりました。
新年度がスタートして、新しく再編した部署や新しく加わった職員の皆様も緊張しながら過ごした1週間だったと思います。まあ焦ること徐々に慣れて行きましょう。まずは仲間の顔と名前を覚えて、何処に何があるのか、何処に持って行けば良いのかを覚えることから始まるのではないのでしょうか?
今日のFM放送「いきいきタイム」は急性腹症について説明をしました。急性腹症の1つの急性虫垂炎については以前のブログで記載しました(→急性虫垂炎 )たので、急性腹症でもショックになるような重篤な事態になる場合もあります。 このショックという言葉が受ける印象が一般の方と医療者では違いがありそうですので記載しようと思います。
皆様方も日常会話でも、失恋とか、不快なものを見たり、嫌な言葉を聞いて「○○でショックを受けた」と話すことも多いと思います。これは恐らく精神的、情緒的に落ち込んだり、嫌だと感じたことを指していると考えます。 医療現場では違うようですので 医学的に使うショックとはどのようなものかを記載します。
ショックとは、臓器への酸素の供給量が低下し、生命を脅かす状態で、臓器不全やときには死亡につながる病態を呼んでいます。 通常、血圧は低下しています(収縮期血圧90mmHg以下の低下を指標とすることが多い)。典型的な症状としては(交感神経系の緊張により)頻脈,顔面蒼白,冷汗などが診られることが多くあります。病態別に主に次の4つに分類されます。
①循環血液量減少性ショック(hypovolemic shock):出血,脱水,腹膜炎,熱傷など,
②血液分布異常性ショック(distributive shock):アナフィラキシー,脊髄損傷,敗血症など
③心原性ショック(cardiogenic shock):心筋梗塞,弁膜症,重症不整脈,心筋症,心筋炎など
④心外閉塞・拘束性ショック(obstructive shock):肺塞栓,心タンポナーデ,緊張性気胸など。
ショックに至るまで時間が急激に起こるものから比較的時間がかかるまであります。ショック状態が続くと、私達の全身の臓器に十分な酸素や栄養などが運ばれずに、組織や臓器に重大な障害を引き起こし、最悪の場合は死に至ります。
注意しないといけないのは単に血圧が低いこととショックは違うということ。 ショックになると心臓の血液の拍出量が低下して血圧が低下することが殆どですが、普段から血圧が低い人が80(mmHg)になったらショックとは限らず、本人はピンピンしていることも多いのです。
ショック時の血圧は90以下が目安となりますが、血圧が危機的に低下すると、人間の身体は危機の神経と言われる交感神経が反応します。そのため、心臓の脈が速くなったり(頻脈)します。また重要な臓器に血液を回すために、皮膚や手足の血液の量を低下させます。そのため顔面蒼白となり手足が冷たくなります。内分泌系のカテコラミンの分泌が増えるために、汗腺に働いて「冷やせ」が出現します。
<一般的な対応について>
皆様方が、目の前で倒れた人がいて、呼びかけに答えずらそうにしたり意識を失い、顔面蒼白や手足が冷たく感じた場合にはショック状態かも知れません。脈が速いかも知れませんが、素人でも脈を取ることが出来る状態は心肺停止ではありません(ただしAEDなどあれば直ぐに準備して下さい)。
→<ショック体位> このような場合には血圧が低下して、脳にゆく血液の量も減っています。脳は他の臓器と比べてもとても虚血に弱い組織です。そのために素人(医療者でもですが)の皆様がやるべき対策として「ショック体位」を取るようにして欲しいです。難しいことではありません。 両方の下肢を高く支えて挙げれば良いことです(女性の方もいますので上着などで被ってあげて下さい)。 それにより一時的に血圧が上昇し、脳にゆく血液も増加します。
これで改善すればいいのですが、これは原因究明までの緊急時の対応ですので直ぐに救急車を呼んで搬送出来るようにして下さいね✌️
前回の続きです(→モンテネグロ:コルトNo1)
モンテネグロは、ヨーロッパ南東部、バルカン半島に位置する共和制国家で旧ユーゴスラビアに属する国家でした。バルカン半島の複雑な歴史を歩んだ国家で人口も64万人程度の小さな国家です。2006年6月3日に独立を宣言し、21世紀に独立を果たした国家とされています。クロアチアの人気の観光地ドブロブニクから車で3時間程度ですので、ドブロブニクのついでに訪れる方が多いと考えます。またアドリア海から客船で訪れる方も多いようです。
ちなみに頂上まではなんと1,300段以上もあるそうで、さすがにそれは厳しい(時間的にも体力的にも😊)なと思いましたが、帰りの時間を見ながら辿り着けるところまではと登り始めました。
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