今週の生け花(令和4年3月第4週)
2022年3月も後半になりました。蔓延防止等重点処置が全県で解除されました。 それは嬉しいことですが、丁度3月4月は通常でも卒業・入学・就職・転勤など年度初めに向けて人の動きが活発になりますし、花見なども開催されることでしょう。 マスクを付けても長い間の会話を避けたり、アルコールによる手指消毒、飲食などでは食べる時以外はマスクを着用して会話を行い短時間に切り上げるなど、コロナ対策を十分に気をつければ感染拡大はかなり防げると考えています。
しかし医療者の間では実際はこの4月前後で第7波が起こることを予想されていますし、既に感染拡大の予兆が見えています。飲酒運転撲滅の「飲むなら、乗るな」と同じで「出かけるのなら、感染対策を」だと思います。 お酒飲んでテンションが上がり、マスクなしに大声で会話なんて観ているだけでぞっとします。
お花達には関係のない話しですが、新型コロナウイルス感染症が終息しない状況での経済活動再開ですので、対策はしっかりと講じて欲しいと願っています。
今日の生け花は、黄色のミモザアカシアが特に目立ちます。日本ではこの花が咲いてもピンときませんが、欧州特にイタリアなどでは春を告げる花ですし、女性に対して感謝を捧げる花でもあります。毎年3月8日は国連が決めた「国際女性デー(=ミモザの日)」です。1904年3月8日にアメリカで女性労働者が婦人参政権を求めてデモを起こしたことがきっかけで、1910年にコペンハーゲンで行われた国際社会主義会議で「女性の政治的自由と平等のために戦う」日と提唱したことから、同年「国際女性デー」と制定されました。丁度春先のイタリアではミモザが咲く時期と男性が女性に感謝を込めてミモザの花束を贈るために「ミモザの日」となったようです。 我が日本男性も何かしなければ世界から取り残されてしまいそうです😅
アンスリウムの赤や小菊の白があるお陰で、ミモザの黄色も更に目立っているようです。
(花材:ミモザアカシア、アンスリウム、小菊)
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<ミモザの日>
ウクライナでの習慣は判りませんが、イタリアなどでは春を告げるミモザが咲く3月8日は「ミモザの日」として、男性が女性にミモザの花束をプレゼントする習慣があるそうです。恋人だけでなく贈る対象は母親、祖母、友人、など年齢とわず女性達だそうです。 その日はイタリアの女性達は日頃の家事や育児などから解放されて1日中お喋りをしたり食事を取ったりと楽しむことが出来るとのことです。これまで3回ほどイタリアを旅行したことがありましたが、イタリアのマンマ(母親)は働きもので一家の中心的存在だと感じることがありました。何となくいい年した男達も皆マザコンじゃないかと思う程・・・決して悪いことではなくて尊敬され、愛されているマンマ達なのです。
毎日朝夕にウクライナのことが気になってしまいます。今日も子ども達が、何も罪のない市民や兵隊達が犠牲になっていないか心配です。戦争に駆り出されたロシア兵の若者たちの死にも心が痛みます。早く戦争が終わって欲しいです。残虐行為の加担をさせられているロシアの若者達も自分の国で待っている恋人や母親の元に帰って欲しいと願うのです。銃弾よりもミモザの花束を贈って欲しいです💖
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院長先生
こんばんは。
お疲れ様でございました。
ミモザの黄色は元気がいただけますね!
イタリアをおとずれた際、この日にあたり
あちらこちらで男性がミモザの花束をもってました!
添乗員さんからお聞きしてツアー友の
男性お一人がミモザの花束を差し上げてくださり
皆で拍手しました!
ウクライナの女性たちにも届きますように〜💞
酷い状況から早く脱却できますように!
コロナ禍はまだまだ油断はできません!
私は今迄通りの暮らしを続けて行きます。
今日も有り難うございました。
投稿: マコママ | 2022年3月25日 (金) 20時46分
マコママさん、こんばんは。
マコママさんにとってはイタリア旅行の思い出が蘇ったのではないでしょうか? 私はこの時期には行ったことありませんが、テレビなどで「リモザの日」の様子は何度か見たことがありました。
ツアー旅行中の男性は粋なことをやってくれましたね。日本人男性もやるじゃありませんか😊
毎日ウクライナ情勢をみていますし、民泊の援助も追加して行っていますので、ウクライナに住んでいる方の生の情報も貰えています。SNSなどが発達した社会でロシアの言論統制も破綻すると考えています。現状が分かればロシア人も反プーチンに傾くと考えています。
4月に第7波が訪れないように、感染対策を講じて欲しいです。
投稿: omoromachi | 2022年3月25日 (金) 22時41分
おはようございます。
今日も美しい花々の紹介ありがとうございます。モミザアカシアの黄色を主体として生きていますが、暗黒色のアンスリウムの苞がそれらを引き立てる効果がありますし、面白い花器ですね。モミザの日は昔ヨーロッパ駐在の時に経験しました。華やかな1日でしたよ。
このブログの先生の控えめな訴えにはいつも共感させて貰っています。ややもするとウクライナは全て善でロシアは全て悪の風潮になっています。死んで行くロシア軍の兵士も他国に来てまで侵略戦争をしたくなかったはずです。彼らにも愛する家族がいるのですよね。本当にブーチンの愚かさに怒り心頭に発す気分です💢
投稿: 信州の隠居老人 | 2022年3月26日 (土) 08時51分
信州の隠居老人さん、おはようございます。
今回の生け花は花器が特徴的ですし、ミモザアカシアの黄色が鮮やかですね。確かに1点アンスリウムの赤があるだけで雰囲気が変わります。信州の隠居老人はイギリスをメインに出向だと思いましたがイタリアも経験されていたのですね。
ウクライナで死んで行くのはウクライナ人だけでなくプーチンが送った若い兵士達も含まれています。愚かな指導者のために多くの犠牲が出ました。ブーチンはいずれ戦争犯罪者として歴史に刻まれるでしょうね。
投稿: omoromachi | 2022年3月26日 (土) 08時57分
こんばんわ。
ミモザはこちらでは、盛りを過ぎました。
種類がいくつかあるようで、こちらではレモンイエローと云う種類です。
葉が少し、違います。
私もミモザの花束を頂きたいですね~(^^♪
昨晩、夫が転んでしまい、おでこと、顎を血だらけにして
帰って来て、慌てました。
今日は朝一で病院で見て頂き、骨には異常がなくホッとしました。
年寄は転んで、足の骨を折るのが一番怖いです。
本日BSで「ヒポクラテスの誓い」をやっていましたので、録画をしました。
血管外科医のお話のようです。
私には難しいかもしれませんが、以前先生にお聞きしていますので、
見たいと思います。
投稿: ガルボ | 2022年3月26日 (土) 17時47分
ガルボさん、こんばんは。
ミモザはやはり3月初旬の花なのですね。もう盛りを過ぎたのですね。ネットで今確認しましたが、レモンイエローの葉は少し大きめでした。それでも黄色い花が鮮やかです。
ご主人はその後大丈夫ですか? 転倒では頭部出血や大腿骨頸部骨折が心配となります。 高齢では後で出血が確認出来る慢性硬膜下血腫もありますので、しばらく頭痛やふらつきが出ないか確認されて下さいね。
テレビの内容は分かりませんが、2000以上経ってもヒポクラテスの誓いは今でも医師の基本的な姿勢を述べています。私も医師の道に反しないように生きてゆきたいです😅
投稿: omoromachi | 2022年3月26日 (土) 22時37分
お早うございます・・・
色々と考えさせられながら、ブログを拝見させて頂きました。
また、多忙な中を不肖の私のブログにも、コメントを頂いて恐縮致しております。
コロナ感染者が、秋田では毎日のように200人以上出ています。ワクチン接種が進んでいないのが第一でしょう。私は3回目が4月の半ばです。国の対応も遅れ、加えて地方の自治体でも進まないことが要因ではないかと・・・
花のミモザの写真は見ていましたが、実際の花は見た事がない私です。また、そのミモザに纏わる様々な事も知りませんでした。当然、ミモザの日も・・・
ウクライナは勿論ですが、ロシアの多くの国民にも哀れさを思います。真実も知らされず、一人の言いなりになっているようで・・・日々のニュースを見て、プーチンには腸が煮えくり返っています。
投稿: でんでん大将 | 2022年3月27日 (日) 07時21分
でんでん大将さん、こんにちは。
私こそこの稚拙なブログを読んで頂き、感謝しています。大将さんのように文書力はありませんので、主に写真がメインとなっています。
私もニュースで秋田県のコロナ感染者が高止まりになっているのが気になっています。ワクチン接種に対して賛否両論があるのでしょうが、現時点での世界中から集めたデーターでは接種を行ったメリットの方が断然高そうです。日本の厚生労働省は責任を回避したいために副反応を恐れてワクチン接種に及び腰です。大将さんも早く打てたらいいですね。
ミモザについては旅行番組などでイタリアでの習慣を観たことが在りました。イタリアの女性達(母親)は本当に働き者だと感じることが多いです。
ウクライナに対してロシア全体を批判する方もいますが、大将さんと同じで一般国民は哀れで仕方ありません。ウクライナ戦争ではなくてプーチンの戦争です。 改めて報道の自由に関しても考える機会になりました。 本当にロシアではなくてプーチンをどうにかして欲しいと願っています。
投稿: omoromachi | 2022年3月27日 (日) 13時14分