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2021年11月21日 (日)

世界を夢みて(268):クロアチア・ザダル(No1)

クロアチアに入り、ザブレブ→ラシュトケ見学→プリトビチェ湖群国立公園→港町のザダル(ダザール)へと旅を続けます。

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上の写真はザダルの市内の案内図の写真ですが、アドリア海に面したザダルは海に突き出た長方形の形をした港町で、その形をみただけでも良好な港湾を備えて街だということが分かります。

町の起源は紀元前9世紀まで溯り、その後はローマ帝国の支配になります。更に中世の時期には対岸のベネチア共和国と覇権を争うほどの勢力を誇ったそうです。 ベネチアとの争いの中で、ベネチアと協力した第4次十字軍に攻撃されて、その後はベネチアの支配下に落ちたそうです。 同じキリスト教徒でありながら、十字軍の攻撃を受けるなどは不可思議な運命に翻弄された都市だったのかもしれません。ベネチアはアドリア海の制海権を得たのですが、同じキリスト教徒を攻撃したとして一時的にローマ教皇から破門を宣告された歴史も残っているようです。

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ザダルの駅から海に突き出た四方形の旧市街に入るためにはランド・ゲート(ザダル城門)を通らなければ進むことが出来ません。ランド・ゲートはルネッサンス様式の門で、1543年に建てられています。
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門の上にある、ライオンに翼が生えている彫刻があります。「ライオンに翼」・・・旅行好きな方なら見覚えがあるかも知れません。ベネチアの広場などで見かけたことがあるかも知れませんね。翼の生えたライオンはベネチアの守護聖人である聖マルコのシンボルで、この像がある場所はかつてベネチア共和国の支配下にあったという証拠になります。 
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ザダルの旧市街に入るとそこは旧ローマ帝国の遺跡で埋め尽くされています。タイムスリップしたような不思議な感じがします。
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旅行時には気がつきませんでしたが正面に見える建物が市庁舎だそうです😅
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朝早くの散策でしたが、青空市場には沢山の豊富な野菜や果物が並んでいて、凄く安かったと記憶しています。そのため街中を散策後の帰りにイチゴを買って帰りました。
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旧市街の中心部に進むとローマ帝国にちなむ歴史観光スポット「フォーラム」と呼ばれる場所があります。ここは、ザダルがローマ帝国の植民地だった時代の統治の中心となっていたところです。


現在残っている2つの支柱のうち、1つは「辱めの柱(Pillar of shame)」と呼ばれ、ローマ帝国の法律にそぐわない人物を縛って見せしめにしたためにこの名前がついたそうです。フォーラムの歩道は2000年前に作られたもので、当時の状態のまま保存されています。


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フォーラムの敷地内には他では余りみることのない円形な聖ドナト教会があります。9世紀に建てられたプレ・ロマネスク様式の円形教会で、ザクレブのシンボル的な建物です。ザダルの枢機卿であった聖ドナトにちなんでつけられたものですが、現在の建物は17世紀に再建されたとのことです。

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聖ドナト教会の内部は円柱が教会の土台となって使われ、全体が均一に壁で囲われています。高さもあり構造上音響効果が抜群で、この中でコンサートなども行われることです。確かに1度この中で聞いてみたいです。
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フォーラムを海岸沿いではなくて奥に進むと、聖アナスタシア大聖堂が見えて来ます。12~13世紀にかけて建造されたローマ・カトリックの教会です。イタリアのトスカーナ地方の建築様式を特徴とた教会で、ユネスコ世界遺産の候補にも挙げられているそうです。今回は時間がなく中には入りませんでした😂
小さな街に沢山の見所がありますので、次回はザダル海岸で有名なシーオルガンなどを記載したいと思います。

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コメント

院長先生
 こんばんは。
日曜日でも病院でお疲れ様でございました。

初めてきく「ザダル」という地名ですが、
色々な歴史をくぐり成り立ってきたのでしょうか?
ランド・ゲートの上にライオン像に翼!
あのサンマルコ寺院でも観ました。
かつてヴェネチア共和国の支配下にあったという事なのですね?
青空に優雅な丸い教会は珍しいですね。
音響効果もありそうですね?
イチゴもきっと美味しかった事でしょう!
旧ローマ帝国の遺跡にもふれられよいご旅行でした。
続きも楽しみにお待ち申し上げております。

こんばんは。

ザダルはローマ帝国やベネチア共和国に支配され
その文化が色濃く残っているんですね。
翼の生えたライオンはどこかで観たと思ったら
ベネチアのシンボルだったんですね。
これでやっと認識出来ました^^;
聖ドナト教会は円形のユニークな教会ですね。
祭壇や聖体は何処にあるんだろうと思ってしまいます。
シーオルガンと言うのは何でしょう?
どんなものか楽しみです^^

マコママさん、こんばんは。

今日は予定外のことで午後過ぎまで病院にいました。帰って来てからの1日が短いです😢

今回クロアチアは初めてでしたが(ずっと以前にユーゴスラビアは1部旅行したことはありましたが)想像以上に歴史と美しい景観に恵まれた観光地であったことが分かりました。

対岸はイタリアですので、ローマやベネチアの影響を受けたことが分かります。マコママさんもサンマルコ広場は行かれたと思いますが、ベネチア共和国のシンボルが翼の生えたライオン像です。

今では値段のことは覚えていませんが、すごく安かったのでイチゴを買ってホテルで食べましたが、美味しかったですよ。

来週もザダルの続きを記載したいと思います。いつもありがとうございます。

sharonさん、こんばんは。

ザダルの対岸はアドリア海を挟んベネチアです。ベネチア共和国が全盛期には支配下に置かれたのですね。ローマ時代の遺跡やベネチア支配下の名残が随所に残っていました。

sharonさんもベネチアのサンマルコ広場などで翼の生えたライオンのマークは見かけたと思います。 ベネチア共和国のシンボルだったのです。

聖ドナト教会はユニークの形をしていて、大変音響効果が良いと聞いています。中央で音を立てると響きが良かったです。 祭壇の場所ははっきり覚えていませんし、写真の中にも見当たりませんでした・・・済みません😓 

次回はザダルの海岸沿いにあるシーオルガンなどを紹介致します。コメントありがとうございます。

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