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2021年9月

2021年9月29日 (水)

あなたはあなた

(第5週水曜日のFM放送「いきいきタイム」は音楽特集ですので、医療ネタはありません。今日はごく個人的な想いを書いています🙇)

高校を卒業後、ある意味人生を間違ってしまった自分がいる。 子供の頃に損得無しに遊びあった仲間達、近所のおじちゃん、おばちゃん達、お世話になった先生など沢山の人達にその後会うこともなく過ごしている。 この自分の基礎を作ってくれた人々にお礼も述べず、そしてその後の音信不通を許して欲しいと願っている。

 

中学・高校の同窓会や還暦祝いにも一度も参加したことがなかった。行かない理由も自分の心の中にはある。おそらく医師をやっている間は行けないのかも知れない。 仲間や故郷を捨てて医学の道に進んだ自分がいる。 いつも負い目を感じながらこの仕事を続けている。 そのことを考えないようにと自分の命をかけて患者を診てきた理由もそこにある。

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もう思い出せない顔も沢山いる。身近であった友人も今ではきっとお互いに顔を見ても気づかないことも多いと思う。

 

でも何十年経っても、きっとあなたはあなたの笑顔でいるはず。同じ仕草、同じ声のトーンを持っていることだろう。 どのように変わっていてもあなたはきっとあなたなのだと。 

 

この仕事を終えた時に呪縛から解放されると思う。その時はきっと皆の顔を思いだし微笑むことが出来ると信じている。 昔のままの自分がきっとそこにはいるはずだ。あなたはあなたのそして私は私に戻れるかも知れない。

2021年9月26日 (日)

世界を夢みて(161):ザグレブ・聖母被昇天大聖堂

スロベキアの首都リュブリャナからクロアチアの首都ザグレブに向かいました。距離にして139Kmのようですが、国境の通過も意識することなく直ぐ済み(パスポートチェックがあったかどうか記憶にありません😅)、バスの移動も2〜3時間程度でした。

リュブリャナでは雨が続いていましたがザグレブに近づくにつれ次第の小雨となり、到着時には晴れて来ました。👍

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ザグレブ(Zagreb)はクロアチア共和国の最大都市で首都となっています(人口約80万人)。古くから中央ヨーロッパとアドリア海を結ぶ交通の要所として発展を遂げた街となっています。

クロアチアの首都ザグレブには、かつてカプトル(Kaptol)グラデツ(Gradec)という2つの都市が存在したとのことです。 現在の聖母被昇天大聖堂周辺の辺りがカプトルと呼ばれた街で、司教区もこちらに置かれています(教会の呼び名の違いはこちらを参考に→教会の呼び名で混乱)。 

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到着後すぐに、ザグレブで一番高く象徴的な聖母被昇天大聖堂と入ることになりました。ネオゴシック建造物で二つの尖塔の高さは105mあり、クロアチアで最も高い建物だそうです。当時は小さなコンデジしか持っていませんでしたので、大きすぎて近くでは全体が入りませんでした😢

大聖堂の建設は1094年に始まり、タタール侵入時の1242年に破壊されたそうです。その後13~18世紀にかけて再建されて、2つの尖塔を持つネオ・ゴシック様式の外観は1880年の大地震後の修復によるものだそうです。当時は建築資材や資金が不足していたため、尖塔に使われた資材の質が悪く、20世紀後半から丈夫な石で新たに修復が始められたそうです。訪問した2013年には左側の尖塔の修復が終わり、右側が修復中でした。最近ネットでこの大聖堂の写真を観たらまだ右側の尖塔は工事中でした。あと何年かかるのでしょうか?

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かなり大きな身廊で正面のステンドグラスも美しいです。大聖堂内部に入るとキリスト教徒でもない私も落ち着きます。
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主祭壇にはザグレブの守護聖人、聖母マリアの母子像が祭られています。
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主祭壇の奥に進むと、教会の中にこのようなガラス張りのお墓があるのが不思議でした。かつてのザグレブの大司教ステピナツ(Alojzije Stepinac)の墓だそうです。色々調べると、時代に翻弄された聖職者で今でも彼の功績は賛否両論があるようです。
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教会の壁にびっしりと書いてある文字はグラゴル文字だそうです。グラゴル文字はスラブ系言語を記述するために造られたアルファベットで、グラゴルとは古いスラブ語で「言葉」を意味するとのことです。不思議な形の文字となっています。

やはりカトリックの大聖堂は何処も豪華絢爛ですね。 教会から出てその後の観光でもこの美しい教会は見えて来ました。 二つの写真を追加して載せておきます。
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青空市場近くの広場には、ギターを弾く吟遊詩人のようなブロンズ像を見かけたのですが、反対側は首を吊された像が表現されていました。何を意味していたのでしょうか? 調べてみるとギターを弾いているのはペトリツァ・ケレンブッフの像で、クロアチアの作家・ミロスラブ・クルレジャの詩集「ペトリツァ・ケレンブッフのバラード」に登場する主人公とのことです。

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少し離れた高台からみた聖母被昇天大聖堂と旧市街です。落ち着いたたたずまいですね💖 次回はザグレブの市内観光を記載予定です。

2021年9月24日 (金)

今週の生け花(令和3年9月第4週)

9月も後半になりました。全国的に新型コロナウイルス感染症の新規感染者が減少傾向がありますが、我が沖縄県は未だ全国1位感染状況です😂 最近はよい天気が日が続いていたのですが、今後台風16号の動きにも注意が必要となります。早め早めの対策をとって頂きたいと願っています。

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今週の生け花は正面から見ると細長い花器の上に黄色いミニ薔薇と赤紫のカーネーションにクルクマの青い葉が重なり合い、上方には実をつけた紫式部が伸び伸びと空間に広がっています。 とても上品な淑女を見ている気がします。 若い子には出せない大人の女性の雰囲気です(意味不明?)😅

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斜めからみると日本の筒型の花器を連結させてような形となっています。そのため前後の奥行きが出来て三次元的な立体感も出すことが可能だったのですね。
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アップにするとそれぞれに違いのある花材を使っているのがよく分かります。
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コロナ禍で大変と思いますが、これからの秋を楽しめた来意ですね✌️
<花材:紫式部、カーネーション、ミニバラ、クルクマの葉>

2021年9月22日 (水)

白癬症はなぜ水虫とかタムシと呼ばれたのか?

今日のFM放送は「白癬症」について話をしました(私は外科医ですので皮膚科は専門外ですので調べた範囲内で話をしました)

日本皮膚科学会皮膚真菌症診療ガイドライン(2019)によると、足白癬(足の水虫)の有病率は21.6%で日本全体での患者数は2,500万人程度。また、爪白癬(爪の水虫)は 10.0%(1,200 万人程度)と報告されています。

真菌の菌類(きんるい)とは、皆様ご存じのように、一般にキノコ・カビ・酵母と呼ばれる生物のことなんです。その中の皮膚糸状菌(白癬菌)が皮膚に感染することを白癬症と呼んでいます。皮膚糸状菌は、タンパク質の一種であるケラチンを栄養として必要とする糸状菌(真菌の一種)です。ケラチンは人間の皮膚の外層を構成する成分で、同時に毛や爪の主な材料でもあります。皮膚糸状菌は、生きのびるために皮膚、毛、爪を養分とする必要があります

糸状菌のうち、皮膚の一番表面の角質層に感染して起こす皮膚疾患を白癬症といい、そのうち足に発生するものを俗に水虫(足白癬)といいます。外陰部に感染した場合は「いんきんたむし(股部白癬:コブハクセン)」、手足以外の胴体、腕などに感染したものを「たむし」や「ぜにたむし」(体部白癬)と一般的に呼びます。 さらに頭に感染してできる皮膚疾患は「しらくも」(頭部白癬)と呼びます。ですので水虫も、タムシ、インキンタムシ、ゼニタムシ、シラクモも、場所の違いで名前も変わってしまいますが、原因となるのが、皆、白癬菌であることには変わりありません。

以前は高温多湿となる梅雨時から夏にかけて多くなる季節病でしたが、暖房の普及、靴を初めとする生活の西洋化で、サラリーマンの4人に1人、オフィスレディの5人に1人が感染している通年病、国民病ともなってきています。(実際の白癬症のタイプについてては以前のブログを読んで下さい→水虫は季節病から通年病へ

今日の白癬症という医学用語での話ですが、俗に言う水虫といったりタムシ(田虫)と呼んだりと、カビなのに何故「虫」といったのでしょうか?

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折角ですので調べてみたら次のようなことがYahooニュースに書いてありました(→https://news.yahoo.co.jp/articles/6989228ad35c8a3631f3dfba7f37593288768bdf)。きっと医学書には載っていないと思います😅

「水虫という名前が登場したのは江戸時代のことだそうです。 田植えなどの田んぼ仕事の季節になると、当時は、足に強いかゆみがある水疱(すいほう)のできる人が数多くいたそうです。恐らく、1日中田んぼの水の中に入っていたでしょうし、帰って来ても雨の時期でもあるし、当時の農家の家の中も湿気が多かったと推測します。水虫にかかる環境ではあったはずです。 しかし当時は裸足だったでしょうから、冬場にはこのような症状はなくなっていたと考えます。 ですので、当時の人々は田んぼの中にいる虫が影響して足がジクジクと痒くなったりしたと考えるのごく当然のような気がします。 当然 今のように医学が発達している時代でもなかったので、カビが悪さをしているとは思いもせず、水の中にいる正体不明の虫に刺されたと思い込んでいた様だと記載されていました。なるほどこれが水虫とか田虫と呼ばれ始めた由来なのですね。

色々と調べると面白いです。

2021年9月19日 (日)

世界を夢みて(260):リュビリャナ市内観光No2

2013年:リュビリャナ市内観光No1の続き

青空青果市場の面したとことに聖ニコライ大聖堂があります。リュブリャナ大聖堂とか聖ニコライ(ニコラオス)大聖堂とも呼ばれています。教会の呼び名については以前描きましたが、大聖堂と名前が付くからにはこの地域の中心的な教会であることが分かります。緑のドームと2つの鐘楼が特徴で、リュブリャナの中心地にあります。

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最初の教会は1262年に建てられたようですが、その後1361年、1461年にも改築されたようです。今の状態は1701年から1706年にかけてイエズス会の建築家アンドレア・ポッツォによりバロック様式の教会と2つの両側の礼拝堂の十字架の形に改築されたとのこと。

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教会の入口にはスロベニアの歴史が描かれた青銅の扉があり、皆が触れるために金色に輝いています。

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バロック式の正面の祭壇は豪華絢爛です
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後方にあるパイプオルガンも美しいのですが、手ぶれがひどい写真で不鮮明です。この時期までは小さなコンデジしか持っていませんでした。それ以降はもう少しまともなコンデジに換えて、最近は一眼レフで撮影するようにしています。
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内装はバロック様式イタリアのフレスコ画家ジュリオ・クアーリョにより1700年代に描かれています。天井のフレスコ画も美しいのですが、昔のコンデジでは限界です。まあ雰囲気だけでも伝わるでしょう😅

今回は大聖堂を見学後も大雨が続いています。その中で本来なら遠くにアルプスまで望めるリュブリャナ城へと向かいました。

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リュブリャナ城に登るために小さなケーブルカーがあり、往復で3,5€です。この距離にしては意外と高いと思いましたが、多くは観光客ですので仕方ない値段設定かも知れません。
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リュブリャナ城の内部は広場になっていて、カフェなども楽しめるようです。
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晴れていたら大絶景ですが・・・😭 市内が一望出来、遠くはアルプスの山々まで見れるとのことです・・・そう思って観るしかありません😀
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時々ヨーロッパ諸国を回っていると、意味不明なものをぶら下げたりする光景に出会います。リュブリャナ市内では、このように沢山の靴がぶら下がっていました。色々なアピールだったり印だったりと世界的に統一はないそうで、誰かが初めて皆が追従するのかも知れませんが・・・一応名前があるようです。「shoes(シューズ)」 + 「graffiti(グラフィティ)」の造語で、「シューフィティ(shoefiti)」というらしいです。 まあこれも街の1部だと考えて写真を撮りました・・・ウ〜ン、美的にはイマイチかな😀

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昼食を取って、リュブリャナから移動となった時に青空が見えて来ました。

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リュブリャナ市庁舎前の広場に丸い噴水に彫刻、オベリスクが置かれていました。ネットで調べると他の旅行者のコメントがありました。3つのカルニオラン川の噴水またはロバ噴水(動物のロバではなくて作成者の名前に因んでいるとか?)と呼ばれているようです。有名なローマの噴水をモデルにそれを飾る3つの川の神の彫刻は、スロベニアを流れるサヴァ川、リュブリャニツァ川、クルカ川の3つの川を表しているそうです。
これから車で2時間半かけてザグレブに移動です。

2021年9月17日 (金)

今週の生け花(令和3年9月第3週)

9月も中旬となりました。南国の沖縄でも夏が遠ざかってゆくのを感じます。迷走した台風14号が向かう地域の皆様には気をつけて早めの対策をとって欲しいと願っています。 

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丸いお盆のような花器が目立ちます。よく見ると少し大きめの黒色の花器の上に赤い花器を並べた二段重ねになっていました。この辺りも美へのこだわりを感じます。花器の中心部からすっと上方に伸びた構造となっています。 やはりススキを見ると秋が近づいたのだと感じます。 今では年中色々なお花が出回っていますので、お花で季節感が出しにくい場合もありますが、はやり「ススキ」には秋の風を感じます😃
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左右斜めから眺めると、花材の配置が分かって来ます。正面からでは分からない部分も出て来ますので、斜めになって初めて気がつくこともしばしばです。
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丸く白からピンク調の実をつけているのがシンフォリカルポスで、中北米から中国が原産国で、9月から12月にかけて実をつけるそうです。ケイトウやカーネーション、ホトトギスもあまり自己主張をせずにまとまってくれています。
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<花材:ススキ、ホトトギス、シンフォリカルポス、カーネーション、ケイトウ、ハラン>

2021年9月15日 (水)

コロナ禍で募る旅への憧れ

今日は第3週の水曜日で会議のためにFM放送がありませんので、医療ネタもありません。医療者としてコロナの中での仕事への負担を感じることも正直ありますし、それ程長くなると徐々の体力・気力を消耗してしまいそうにもなります。

1年365日働いても構わないのですが、やはり1年に1回全てを忘れて旅行に出たくなります。昨年はコロナの影響で旅に出るのはあきらめていましたが、まさか今年も行けなくなるとは想像していませんでした(私の医療者としての読みが甘かったのだと反省しますが・・😂)。

旅は憧れ、心の解放です。 私のような職業、役職は24時間拘束されていますし、真夜中から呼び出されることもあります。 旅はこの重圧からひととき開放して、心をリセットしてくれるのです。 勿論旅への憧れではなくて、コロナ禍で仕事が失われてそれどころではない方も沢山いらっしゃいます。 その方々を想うと私の考えは甘いと非難されると考えます。 自由に動けないことがこんなに大変だということを思い知らされます。

まだまだコロナウイルスと人類の戦いは続きます。でも人間の英知はこれを必ず克服出来ると信じています。ワクチンもまだまだ有効です、もしも2回で駄目なら、3回打てばいいし、何度でも有効であれば打ち続けます。新たな変異株が出現し現在のワクチンが効果がなければ新しいワクチンを作ればいいし、治療薬も確実に出てくるはずです。 我慢して耐え抜く力があればトンネルの先に光が見えてくるはずです。

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次第に「次の旅行まで頑張るぞ」と鼓舞してきた自分の意志が揺らいでしまいそうです。それでも新たな旅を想像し希望を見いだそうと想う日々が続きます。

 

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昨夜You-tube(https://www.youtube.com/watch?v=CeAamSNNLxI)に友部正人さんの「どうして旅に出なかったんだ」を聴いて、心を突き刺された感じがありました。俺は何でここに留まっているのかと考えてしまいました。嘘つきではなくて出る勇気がないだけなのに、考えても意味もないのにね・・・ただ考えただけです😂 私のYou-tube作品ではありません(ご了承下さい)。

 

2021年9月12日 (日)

世界を夢みて(259):リュビリャナ市内観光No1

成田→ヘルシンキ→スロベニアのリュブリャナ空港から市内に入りました。次の朝からブレッド湖の観光を終えて、その日はホテルまで街歩きをして食事を取って寝ることに。

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その日までは天気もよく少し写真も撮ることが出来ました。その翌日はリュブリャナの市内観光となっていました・・・しかし朝起きたら大雨です😢。 基本的に旅行では「晴れ男」の私ですが、珍しく大雨です。先に前日の天気のよい日の街の中心である「プレシェーレン広場」と「リュブリャナの3本橋周辺の写真を載せておきます。上の写真の銅像がこの広場の名前となったスロベニアで有名な詩人フランツェ・プレシェーレンです。

Th_dsc01231リュブリャニツァ川にかかる3本橋で、写真の右側は本橋で、左川が後に足した歩行者用の橋で、反対側にも歩行者用の橋があります。それも平行に走っている訳でなく写真のような斜めに造られています。この橋はスロバキアを代表する建築家のヨジェ・プレチニクが設計しています。彼は若いことはウィーンやプラハで活躍し、後年故郷のリュブリャナへ移り住んで、3本橋、竜の橋、国立大学図書館や国会議事堂などを手がけたそうです。もしかしたらウィーンやプラハでからの作品を観ていたかも知れませんね。


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リュブリャナ観光で常に出てくる3本橋ですが、最初は今場所に立っても、3本橋の意味が理解出来ませんでした。やや遠方から橋を眺めると1本の橋にしか感じませんでした。 実は次の写真のようになっています。

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旅行では晴れ男の私も、リュブリャナ市内観光の時には朝から大雨でした・・・😢 そうなれば雨を楽しめばいいだけです・・・😊

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3本橋の後は川沿いを「肉屋の橋」を通り超して、リュブリャナのシンボルである「竜」がある「竜の橋」です。ヨーロッパ特にむかし東欧と呼ばれていた国々では結構このドラゴン伝説が健在で、多くの場所でドラゴンを見つけることがあいます(→ポーランド・クラクフの竜

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大雨の中で見上げる竜は迫力満点です。竜の口元からも水が滴り落ちていてより威圧感があります。

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竜の橋からすぐ横にある「中央青果市場」と向かいます。上の写真の右側はレストランなどが入っているようで、雨の日でもテラスで朝食をとっている多くの市民がいました。

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周辺の農家から直接届けてくれる果物や野菜は新鮮で美味しそうです。
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色々なキャンドルも売られていました。アロマキャンドルなのでしょうか? お部屋の飾りにも使えそうです。
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この可愛い自動販売機は何と牛乳の販売機でした。初めて見ました✴️
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これも昔の市場ではよく使っていたのでしょうか? 秤が置いてありました。
スロベニア共和国の首都リュブリャナはコンパクトにまとまった可愛らしい街でした。写真が多くなりましたので、リュブリャナ観光の後半を次回記載致します。

2021年9月10日 (金)

今週の生け花(令和3年9月第2週)

9月も中旬になりました。そろそろ本土の方では秋の気配を感じることが出来るかも知れません。

もう何度目の延長になるのかも分からなくなった緊急事態宣言が今月の30日まで延長されました。緊急事態という言葉さえ、特に若い世代には何の意味も持たないかのような雰囲気になっていることが心配です。 昨年から新型コロナウイルス感染症に対してはワクチンしか現時点で対応がないために、1日でも多くの国民が接種することが重要であるとブログでもFM放送でも話をしていました。

日本のワクチン行政は訴訟の問題などでとても消極的です。今年の前半頃、やっと医療機関でもワクチン接種が始まりましたが、なかなかワクチンが供給されず接種が出来る状況ではありませんでした。ワクチンが届かないのに、厚生労働省から通達で「ワクチン接種により差別や不利益が生じないように」という通達が来たのには呆れました。勿論ワクチンの接種は自由で接種の有無により差別することをすることはありません。 マスコミなどでも副反応のことが報じられ、ネットでは不妊になるなどのデマも見受けられました。 それでも自分のため、仲間のため、家族や社会のためにワクチンを打つ方が多くいました。 ではこのような副反応が出ることも覚悟してワクチン接種を受けた人のメリットに関しては厚生労働省はじめ、政府は何も言及しませんでした。 ワクチン接種が体質的にあわない方もいます。 ワクチン接種を受けたくない方もいます。その人達の人権も認めますし、差別をすることはしません。 しかし打った方のメリットは与えるべきだと考えています。 既にヨーロッパなどでは広くワクチンパスポートなどが普及していて、2回目の接種を終えて2週間経てば、国をまたぐ旅行や美術館などの公共施設、大規模なイベントに参加出来る仕組みが出来上がっています。 日本ではワクチン接種率が遅れたせいもありますが、やっとワクチン接種のメリットを保証するようなことが総理からも述べられています。

接種後の痛みや発熱などの副反応も覚悟して接種した方のアドバンテージも認めて欲しいと思います。その方が若い方も積極的に打つメリットを感じると思うのです。 ワクチンが体質的に打てない方もいます。まだ子供さんにはワクチンが打てません。 ですから打てる方が先に接種をすることで打てない方に対しては社会で守るようになって欲しいと願っています。

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今週もいつもの2階の場所に生け花が飾られていました。上部から光を入れると、グラジオラスの白い花が反射して眩しく、フロアには幻想的な影が投影されていました。
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斜めから見ると、レッドウイローが弧状を描いていて、それぞれの花材の前後関係もはっきりとして来ます。素人の私からみてもこのような配置や構造を考えるセンスは凄いと思ってしまいます。
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このように拡大すると、それぞれが特色のある花々ですね。それをアレンジして綺麗に仕上がるのはやはり練習や型の習得が必要なのかも知れません。
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<花材:レッドウイロー、ベンケイソウ(オータムジョイ)、グラジオラス、姫ヒマワリ、トルコギキョウ、枯木>

2021年9月 8日 (水)

胃がんの原因<慢性炎症や慢性の刺激による発癌のリスク>

今日(2021年9月8日)のFMレキオは「胃癌について」の説明をしました。

日本は世界的にみても胃癌の発生が多い国の1つです。

胃癌の診断や手術をする際に「どうして胃癌になったのでしょう」と質問を受けることがあります。今現在でも答えは簡単ではありません。

癌の一番の原因は・・・・「年齢です」・・・と答えるとある意味正しいのですが元も子もありません。 寅さん風に言うと「それを言っちゃあ、おしめいよ〜」となるわけですので、まじめに話をすすめます😅

現在の胃がんの主なリスクとしては①ヘリコバクターピロリ菌感染 ②多量の塩分 ③喫煙 ④多量飲酒 ⑤緑黄色不足・・など

胃がんは胃の粘膜から発生しますが、癌化はその粘膜内で何らかなの長期的な刺激や感染によるダメージの継続で細胞のDNAが次第に破壊されて癌化が始まって来ます。

昔ブログで書いたイラストを再度利用して、もう一度まとめてみたいと思います。

<胃の粘膜への長期的な刺激で何故がん化が起こるのか>歴史的な経緯を参考に簡単にまとめてみました。

(A) 少し歴史を遡りますが、発がんのメカニズムについて、19世紀にはデンマークのフィビガー先生の提唱した「寄生虫発癌説」とドイツのウィルヒョウ先生が唱えた「癌刺激説」の二大論争が起こりました。
当時ヨーロッパで煙突掃除夫の間で陰嚢癌が多発しました(陰嚢がんはこれまで稀でした)。ススがズボンの中に入り、陰嚢の部分に貯まることが原因ではないかと考えられました。

それを実験で証明したのは、実は日本の病理学者の山極勝三郎先生と市川厚一先生でした。今のように日本人の科学者が正しく評価されていたら恐らく日本にノーベル医学賞があとひとつ生まれたのは確かですこの2人は来る日も来る日もウサギの耳にコールタールを塗ることを繰り返すことで、塗った部分から癌が発生したのです。世界で初めて実験で癌を作り出すことに成功し「癌刺激説」が優位となりました。 持続する刺激や炎症が発癌と関与すること示唆する重要な実験でありました。

 →皆様方もB型やC型肝炎ウイルスの持続感染により慢性肝炎、肝硬変となり肝癌が発生することやパピローマウイルスの感染により子宮頸がんが発生することは皆様もマスコミ等でご存じと思います。

これらの歴史的な疫学により、上記のウイルスなどの持続感染でも癌化が起こることが分かっていたのですが、胃酸(=塩酸)がある胃の粘膜にはウイルスや細菌は住み着かないと研究者の間でも思い込んでしまっていました

胃酸の様な強力な酸性の中でも生き延びる細菌(ヘリコバクタ・ビロリ菌 )が胃の粘膜で見つかり、色々な病気と関連があることで、2005年のノーベル医学・生理学賞を受けることになったのです。

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これまで強力な酸性の胃液(塩酸)で細菌やウイルスは死滅するものと考えていたのですが、実際はピロリ菌はこの強力な胃酸から身を守りながら胃の壁に食い込むように生きていて、胃に慢性の炎症を引き起こします。慢性萎縮性胃炎とよばれ、胃癌の発生母地と考えられています。 胃に慢性の炎症を引き起こすことで胃癌になりやすい状態を作っていたのです。肝炎ウイルスの持続感染と似たメカニズムです。 ピロリ菌は幼少期に感染が起こると言われていますので、胃がん発生には何十年も慢性炎症を起こした結果、発症すると考えられています。胃がん以外にも現在ではピロリ菌関連疾患も次々と関連がはっきりして来ています。

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日本人の50代以上の年齢ではピロリ菌をかっている(?)のが70%を越えます。しかし皆が胃癌になるかというとそうでもありません。ただピロリ菌のいない人で胃癌になるのは稀でもあります。

ではピロリ菌だけが胃癌の発生と関与するのか? つい10〜20年前まで塩辛い食べ物を食べる地方で胃癌が多いため、塩分過剰摂取が胃癌発生に関与する最大の原因と言われていました。 今でも食塩濃度の高い食事の関与は明らかです。 その他に喫煙多量のアルコール緑黄色野菜不足食品添加物生活習慣病、加齢などなど・・・発癌と関与することが疫学的に分かっています。 さらに遺伝子の異常による関与も解明されつつあります。1つの因子だけでなく色々な原因が絡み合って癌が発症します。

私のような老外科医には遺伝子レベルのことにはついていけませんので、簡単に胃がんのリスクとなる慢性炎症や刺激を引き起こす原因をある程度排除出来れば胃がんの発生はかなり減少すると思います(年齢は防ぎようもないので😅)

日本では今後胃がんが減少して行きます。そして大腸癌や膵癌、乳がん、前立腺がんなどが増えて行くと思いますし、喫煙率の低下と共に肺がんも徐々に減少に転じると考えています。 

そのようなことを考えると日頃の生活習慣や嗜好品なども重要だと改めて思うのです(私はあまりやれていませんが😂)。

2021年9月 5日 (日)

世界を夢みて(258):シュコツィアン鍾乳洞(シュコツィアン洞窟群:世界遺産)

リュビリャナ市内から午前にブレッド湖を見学。昼食はスロベニア伝統料理を食べて、午後から世界遺産のシュコツィアン鍾乳洞を見学(ただし内部は撮影禁止)に出かけました。

シュコツィアン洞窟群(スロベニア語:Škocjanske jame ; イタリア語 Grotte di San Canziano)は、スロベニア南部のクラス地方(Kras:カルスト地方)にある洞窟となっています・・・この字どこかで見たことありますか?・・・カルストって日本だったら秋吉台の「カルスト地形」で習ったことがあるかも知れませんが・・・そうこの地方の名前が「カルスト地形」の語源になっているのです。

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**カルスト(独;Karst)地形とは、石灰岩などの水に溶解しやすい岩石で構成された大地が雨水、地表水、地下水などによって浸食されてできた地形(鍾乳洞などの地下地形を含む)のことです**

独自の景観と歴史から1986年に世界遺産(自然遺産)にシュコツィアン洞窟群として登録されています。その中で有名なのはシュコツィアン鍾乳洞とその南西に33Kmに在るポストイナ鍾乳洞も有名ですが、ここを訪ねる場合にはどちらかに立ち寄ることが多いようです。勿論時間があれば両方でしょうが・・・

私も世界遺産と聞いて訪ねたのですが、ネットで調べたら、「日本ではあまり馴染みがありませんが、海外では名の通った自然遺産で、グランドキャニオン、ガラパゴス諸島、エベレストなどと並んで人気があります」と書いてありました。確かに日本でグランドキャニオン、ガラパゴス諸島、エベレストを知らない人は少ないと思いますが、逆にシュコツィアン鍾乳洞を知っている日本人は殆どいないのではないでしょうか?

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鍾乳洞の美しさでは我が沖縄県の玉泉堂の方が上だと思うのですが、ここスロベキアの鍾乳洞は規模がまるっきり違っています。スロバキアの大地を流れるレカ川が長年にわたりカルスト台地を削ったために、巨大なドリーネ(すり鉢状のくぼ地)から地下に潜り込み忽然と消えてしまいます。しかしこの川の水は消失した訳ではありません。石灰岩の台地を削って深さ200m以上、長さ6kmにもおよぶ地下川洞窟、地底湖、滝など雄大な景観を作り出して行きます。レカ川は約40キロ下流のイタリア、モンファルコーネ近郊で再び姿を現し、ティマボ川となって2キロほど流れるとアドリア海に注ぐというなんとも規模がでかいのです😃

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カルスト地形の山の中を進んで駐車場から歩くと、うっそうとした緑の中でコンクリートに被われた入り口が見えて来ました。
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このような小さな入り口から、洞窟探検です・・・・がなんと出入り口以外は、撮影禁止です(ガ〜ン!)

と言う訳でWikipediaから写真を借用しました・・・

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洞窟内には、「ルドルフ大聖堂」と呼ばれる石灰段丘、たけのこ状に伸びた石筍が連なる「大広間」、地質学的に最も古い「沈黙の洞窟」など、幾多の鍾乳石が織りなす地底世界が広がります。洞窟は非常に広くて長いので、ガイドが同行しなければ散策出来ません。

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暗い鍾乳洞の中から光が差す出口が見えて来ました。入り口付近から、撮影可能となります。この写真を見るだけでも洞窟の大きさがイメージ出来ると思います。この巨大な空間をレナ川が作り出したのですね。
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出口の側にも世界遺産のプレートがはめ込まれていました。
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しばらく遊歩道を歩くとやはり凄い渓谷だということが分かります。谷が深いです
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だいぶ鍾乳洞内を上部から下方へと歩いたせいでしょうか? だいぶ深いところに来たようです。ここから上方の見晴らし台まではリフトが有り楽ちんです。

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全体の凹みも中央に穴が開いた洞窟も全て水の力が作り出した景色だったのですね。またシュコツィアン一帯では先史時代の遺跡も発掘され、その出土品から1万年以上前から人類がここを住みかとしていたと考えられるとのことで、鍾乳洞だけでなく人類の遺跡も沢山発見されているそうですよ。
次回はスロベニア共和国の首都リュブリャナの市内観光を紹介致します(2013年旅行)。

2021年9月 3日 (金)

今週の生け花(令和3年9月第1週)

今日の那覇市は朝方は天気がよかったのですが夕方からは突然の大雨に急変しました。政治の世界でもどうやら予想しない急展開の様相です。

2021年も9月となって来ました。あっという間に過ぎてしまい、もう夏も終わりを迎えるのですね。一昨年から続くコロナの騒動は私の昨年の読みでは、今年の夏までにはワクチン接種を多くの国々(少なくとも先進国の国々)ではワクチンがほぼ終了して、夏のバカンスシーズンはマスクや手洗いは実行しても、日常生活や旅行は普通に戻ると考えていました・・・私が考えていた以上に手強いですし、ワクチンの供給がここまで遅れるとは想像していませんでした。

日本もリーダー不足ですが、世界もリーダー不足に陥っています。各国の利害関係がワクチン外交にも影響を与えてしまい、世界をあげてワクチンの生産に取り組むことが出来ませんでした。 WHOが中心になってワクチン製造の特許権も取得できれば多くの国でワクチン生産が加速したと思うのですが・・・

まあいつもの私のブツブツの後に、生け花をみて心を静めて欲しいと願っています。

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丸く赤い花器の上に、ナナカマドの赤い実が印象的です。ナナカマドは沖縄では咲かないと思います。私にとってはナナカマドは学生時代に登った秋の山の紅葉が印象的な植物でした。
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黄色のお花はいつも間違えるのですが「小菊」ではなくて「姫ヒマワリ」です。姫ヒマワリはキク科ヒマワリ属の1年草と書いてありましたので、当たらずと雖も遠からずです。ちなみに一般的な「菊」はキク科キク属となっています。
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今日のお花は晩夏から秋の始まりを予感させるような雰囲気です。これから季節が移って行くのですね。コロナ禍の中で少しため息をついて気持ちを切り替えたいものです。
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<花材:ななかまど、りんどう、姫ヒマワリ、万年竹>

2021年9月 1日 (水)

夏バテの原因と対策

今日のFMレキオ「いきいきタイム」は夏バテについて話をしました。このブログでも夏バテについては何度か書きましたので同じ内容です😅

では「夏バテ」とはどのような状態でしょうか? 

実はその定義は難しくて、多くの場合は夏場に起こる疲労、倦怠感、無気力、めまい、食欲不振、不眠などを称して定義されます。夏バテは医学用語ではありませんので、強いて言うなら「暑熱性障害」とか「熱衰弱」が近いかも知れません。

(A)人間は体温の維持に沢山のエネルギーを費やしています。暑いと体に貯まった熱を逃がすため、体表の血管を広げ、汗をかいて体温の維持に努めます。そのため莫大なエネルギーを必要とすると共にこれらを調節する自律神経にも負担がかかります。

(B)クーラーなどがなかった時代は熱の放散のためエネルギーを費やされ、食欲も落ち、暑さのため眠れなくなり体の衰弱として現れました。いわゆる「夏負け」の状態で、夏に体重が落ちていく原因となりました。

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(C)それに加え(今はこちらの方が多いでしょうが)、現代社会ではクーラーの不適切な使用により、自律神経に更に負担がかかり異常をきたします。  クーラーのかけ過ぎた室内と暑い屋外を出入すると人間の体は夏なのか冬なのかわからない状態となってしまうのです。いわゆるクーラー病の状態で体温を調整する自律神経のリズムが乱れて、体全体の不調となります(暑い屋外で体表の血管や毛穴や汗腺が開き汗がでやすいようにしますが、急に冷えたクーラーの中に入ると血管・汗腺・毛穴などが閉まります、この調整をしているのが自律神経です。これが1日に何度も繰り返されると自律神経は疲れ果ててしまい、「もう勘弁して」となるのです)。

現代の夏バテは前者(A),(B)加えて後者(C)の病態も加わった、エネルギーの消費増大自律神経の不調が大きな要因となるのです。この様に夏の長い暑さで少しずつ、ダメージを受けた体は秋口にはとうとう悲鳴を上げてしまい、夏バテの症状が出現してしまうのです。


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<夏バテ対策>上の図を参考に夏バテ対策をとるように心がけましょう。

①ただでさえ高温高湿度の夏は自律神経に負担をかけています。現代人はそれに加えてクーラー使用のために短時間で温度差のある室外と室内を往来することもあります。私達の体にとって無理のない気温の適応範囲としは5度以内と言われています。極端に外気が暑い場合を除いて、外気温と室内のクーラーの温度差は5度以内に調整出来たら良いのかも知れませんね。出来ない場合は屋内では一枚余分に羽織ることが出来る衣服なので調整して欲しいと思います。

②気温が上昇すると動物は食欲が低下します。これは本来は寒い方が体温を維持するために莫大なエネルギーを消費するために食欲が増加するように作られ、暑いと熱産生は必要が少ないため食事の量も多くは必要としないためです。しかし適温以上に暑くなると発汗のためにエネルギーを使うことになります。夏は食べやすい様な食品を選んだり、十分なカロリーや水分やミネラルの補給なども心が得て欲しいと願います。

③暑いと寝苦しいものです。熱中症対策にもなりますので、夜間も上手くクーラーを使用して欲しいと思います。また夏は昼が長くて眩しい時間が多くなります。室内の明るさも上手く調整して寝やすい環境を整えて欲しいと思います。

9月に入りましたが、日本列島はまだまだ熱さが続くようですし、熱中症対策を取りながら夏バテを防ぐようにも心がけて下さいね。

 

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