フォト

« 2021年6月 | トップページ | 2021年8月 »

2021年7月

2021年7月30日 (金)

今週の生け花(令和3年7月第5週)

当然と言えば当然なのですが、新型コロナウイルスの感染が急拡大する中では「緊急事態宣言」の対象地域に埼玉・千葉・神奈川の首都圏3県と大阪を加えるのはやむを得ないと考えています。期限は8月2日から31日までで、すでに発出されている東京と沖縄も期限を延長することのようです。 

どっちつかずの政策を繰り返して、国民に我慢を強要してきたことに対して「国民の心」がついて来ていないことが最大の問題だと考えます。7月にオリンピックを開催する国が先進国で一番遅れてワクチン接種を始め、新型コロナウイルス感染症の拡大が既に分かっている中でオリンピックを行った政府(IOCそれとも東京都?・・どちらも責任の押し付け合いの気がしますが・・💢)に対して、(世界に対して責任を果たすために? いい顔をしたいため? お金の為? 選挙のため?)お祭りはするが「国民は自粛して」と納得がいかないのです。 

若者達を中心に感染が広がっている様子を眺めると「罹っても軽症ですむし、わざわざワクチン打って副反応が出たら嫌だ」という「自己中心的で、他人を思いやる気持ちが希薄化した」現代の日本の若者達の特徴が顕著化した感染の拡大のような気がして心配です。

またまた愚痴で始まった金曜日ですが、今日も生け花に癒されて、怒りを静めることが出来ています😃 いつも生け花クラブの皆様には感謝致します🙇

Th_img_5451
今週の生け花は、アレカヤシの葉を実に見事にアレンジしています。葉の先を切り落として揃え、上手く曲線を使って涼しげにいけています。
Th_375
丁度グロリオーサの花も花弁が離れて空間があるために、全体的に密集を避ける効果があり、その分風通しがよい夏の雰囲気です。後方に通常は目立つ黄色のガーバラが影のような存在として使われています。

Th_375_20210730182201

少し斜め上からみるとグロリオーサの花の形のユニークさが分かります。愛らしい花ですね。
Th_375_20210730182202
<花材:アレカヤシ、グロリオーサ、ガーベラ>

2021年7月28日 (水)

高尿酸血症と痛風について

2021年7月28日のFMレキオ「いきいきタイム」は「尿管結石」の話題に急遽変えましたが(夏場のこの時期に患者さんが増加するため)、ブログは予定通り「高尿酸血症・痛風」について説明をいたします。

最近テレビのニュースでビール各社がプリン体ゼロのビールを発売し、味だけでなく健康志向の方をどう取り込むかがヒットにつながると話をしていました。糖質ゼロ、プリン体ゼロの文字がビールのラベルにも大きく載っています(ついでにアルコールゼロならもっといいのに?←もうビール🍺とは言えませんね

高尿酸血症は血液の中の尿酸値が高くなる病態です。では尿酸は何処で作られるのでしょう。 尿酸の元になるのは「プリン体」という物質です。

A:人間の体は常に新陳代謝を繰り返しています。①古い細胞が壊れる時に細胞の中の核酸が壊れ、プリン体ができます。②通常のエネルギー代謝では糖分が使われて、プリン体は放出されませんが、過度の運動では「プリン体」が発生します。

B:体内で発生するプリン体が(A)の部分でプリン体の7〜8割を占めます。後の2〜3割は口から入る食品(肉類や卵、ビールなどは多く含まれます)

Th__20210728161101

<さてビールは本当にプリン体が多いのか?・・・・アルコール100g中に含まれるプリン体はビール:5.7mg、日本酒:1.5mg、ワイン:0.4mg  ウイスキー:0.1mg、焼酎:0.1mgとなります。ビール党の皆様には🙏の結果です>・・・ついでに何故そうなるのかというと・・・酒類は醸造酒と蒸留酒に大別されます。一般的に醸造酒を蒸留したものが蒸留酒になります。ワインやビール、日本酒などは醸造酒、ウイスキーやテキーラ、ブランデー、焼酎などは蒸留酒に分類されます。醸造酒は元々の原料の成分が多く含まれますので糖質やプリン体も多く含まれています。蒸留酒は蒸留(アルコール成分だけが主に残る)の過程で糖質やプリン体などが失われるため、痛風の引き金になるとも言われるプリン体も少ないとされています・・・・。

AとBの工程で出来たプリン体は主に肝臓で分解されて尿酸になります。 尿酸は一時的に体内に貯め込まれた後は、尿と便(尿>>便)として体外に排出されます。 

通常は生成される尿酸と分解され体外に排出される量が均衡を保っていて血液中の尿酸値も正常範囲となっています。

高尿酸血症に関しては、症状が激烈なためそれによって起こる「痛風」が有名かも知れません。 

Th__20210728161201
高尿酸血症においては、尿酸の濃度が高くなり、血液中に溶けなくなった尿酸の結晶が体中に出てきます(水に溶けた塩が水分が蒸発して濃くなると結晶として出てくるようなうなイメージです)。 これが関節の中に出てくると、私達の体は異物とみなして白血球が攻撃をして、炎症を起こし関節が腫れ上がって痛みが出てきます、これが痛風です。1番多いのは足の親指の関節です(他の関節にも起こります)。

痛みは強く、風が当たっても痛いとのことで「痛風」という名前になっています。痛みが強いときは鎮痛薬と尿酸を下げる薬を使います。 何もしなくても一週間程度で収まりますが、高尿酸血症を放っておくと6〜12ヶ月に1回程度再発し、次第に間隔も短くなり、関節も広範囲になっていきます。

痛風発作は殆どが男性で起こります。これは女性ホルモンが腎臓から尿酸を排出する作用があるからで、閉経後の女性は尿酸値が高くなる傾向となります。

戦前の日本人には少なかったのですが、高脂肪・高カロリー食となった日本では糖尿病と一緒に増加しています(痛風は昔は贅沢病と言われていました😢)。

最後に、プリン体ゼロのビールは痛風(高尿酸血症)を防げるか?・・・・アルコールの分解の過程で尿酸値は上昇しますし、尿酸の排泄を遅延させます。ですので完全に防ぐことは出来ませんが、プリン体が含まれていない分だけ抑制されると考えられています。 まだ日本では長期的にプリン体ゼロのビールを沢山飲んだ時に尿酸値を抑制したかについてはまだ分かっていません・・・折角期待していた方にとっては余計な一言でしたでしょうか

2021年7月25日 (日)

世界を夢みて(252):パリのナイトツアー

2019年の旅行もこの日のパリが最後となります。最後の最後まで飽きることなく旅を楽しむことに。明日は朝から飛行機に乗って帰国するだけですので、なんと22時に集合のパリの夜のナイトツアーに参加することに・・・😃

黄色のベスト運動のために、公共交通機関が1部でストップしたり、凱旋門やシャンデリゼ通りなどが閉鎖する中でも、今回パリを案内してくれたマダムのお陰で、滞りなくみて回ることが出来ました。彼女がいなければ慌てたことだったと思います。本当に感謝です。17時過ぎに彼女と別れて、街をブラブラ散策です。

この日がこの旅行の最終日で、明日朝はシャルル・ド・ゴール空港に向かい帰国となります。最後のあがきで、夜の22時から90分程度バスで回るパリのナイトツアーを予約しています。

Th__20210410101301
ナイトツアーの前に街を歩きながら、軽めの夕食を取ることにしました。パリ、モンパルナスの一角にはクレープ屋さんがズラっと並んでいる通りにあります。夜のナイトツアーの前に軽めの夕食を取ることに。この旅行の最終日、夕食を取ったらホテルへ帰って帰国準備なんて・・・・・しません😊いや出来ません😅 ・・まだまだ楽しみます☆彡

Th_creperie-manoir-breton
モンパルナスでCreperie Manoir Bretonに行きました。ここは頼んだら日本語のメニューも持って来て貰えます。ただ時間帯もあるのでしょうがかなり満席に近い状態でしたが、以外と直ぐに座ることが出来ました(ラッキー😄)。ガレットもクレープも美味しいと教えて貰えました。
Th_a7300177

バスによるパリのナイトツアーはオペラ座の近くに集合場所がありましたので、バスで向かうことに。夕方より、黄色いベスト運動のために閉鎖されていたシャンゼリゼ通りなども閉鎖解除となったようです。それに伴い公共交通機関も再開されたようです。皆今日はあきらめたせいなのか地元の方も観光客も少ないようで、バスも空いていました。2連結のバスですが、殆ど乗客はいませんでした。
Th__20210410101302
集合場所を確認し、手続きを済ませ、乗車前にオペラ座近くの写真を撮りました。

Th__20210410101401

いよいよ22時からバスによるナイトツアー開始です。車窓からみるパリもやはり素敵です。デモのことなどもあり、今回のツアーはいつもと通行する道が違うとのことでした。それでも凱旋門、エッフェル塔、アレクサンドリア三世橋では下車して写真タイムを取ってくれています。
Th__20210410101402

黄色いベスト運動のせいで19時まで閉鎖されていたシャンゼリゼ通りから凱旋門辺りです。まだ警察車輌が列をなしています。
Th__20210410101403

今回の旅行ではこの日はシャンゼリゼ通りは閉鎖されることは知っていたので、前日の昼間に凱旋門だけは写真を撮りました。可能でしたらシャンゼリゼ通りでゆっくりとカフェに入りたかったです。25年ぶりのシャンゼリゼ通りでしたが、またいつの日か訪れたいと思います😊。 そこからバスに乗り込み、22時のエッフェル塔のシャンパンフラッシュに間に合わせるよう移動しました。
Th__20210410101404
Th__20210410101405

Th__20210410202501
このままでも十分美しいですが、1時間に1回、エッフェル塔に取り付けられた約20万個もの電球が一斉に点滅します。シャンパンフラッシュとかダイヤモンドフラッシュと呼ばれるそうで、毎日日没後の20時、21時、22時など丁度0分から5分の間エッフェル塔全体が点灯します。これまで2回パリには行きましたが今回が初めてです。もしかしたら25年前や30年前はなかったのかも知れません・・黄色いベスト運動のせいでバスが渋滞に巻き込まれ丁度23時にバス停を降りて、猛ダッシュで撮影したのですが、歩きながらの動画にしたせいで失敗です。まあYou-tubeなどで検索されて観て下さいね😓
Th__20210410101406

この日の最後は、セーヌ川にかかる橋でも1番美しいと言われるアレクサンドル3世橋 Pont Alexandre IIIへと移動です。
Th__20210410101502
Th__20210410101501

Th__20210724193001
偶には白黒の写真もいいかも知れません。
Th__20210413172401
夜にライトアップされたアレクサンドル3世橋 Pont Alexandre III がため息が出る美しさでした。

Th__20210410101503
Th__20210410101901

慌ただしく写真撮影を行い、2時間のナイトツアーが終了です。このツアーがいいのは、解散後にパリ市内のホテルまで送迎が料金に含まれていることです。もう24時近くとなっていましたので、自分でホテルに戻るとなると治安の面でも有難いサービスです。

Th_a7309640
パリの宿泊ホテルメルキュールの窓からこの旅行最後のぱりの夜景です。2019年の旅もいい旅でした。コロナ禍で2020年の旅行は中止を余儀なくされましたが、年を重ねてくると「人生は短く、世界は広い」ことを実感しています。また早く自由に旅行がしたいです。

2021年7月23日 (金)

今週の生け花(令和3年7月第4週)

サッカーやソフトボールなど無観客試合ですが、オリンピックが始まりました。今日はいよいよ開会式ですね。これまで血の滲むような努力を重ねてきたアスリートの皆さんが実力を発揮して素晴らしいパフォーマンスを見せて欲しと祈っています。

東京を初め多くの地域で新型コロナウイルス感染症の新規発生者数が増加に転じています。皆がワクチンを接種するまでの我慢ですので国民1人1人が他人任せではなくて、自制しながら過ごして頂きたいと願っています。


Th_img_5445_20210723151401

那覇市は台風6号の直撃を避けることが出来ました。しかし非常に速度が遅く尚かつ東から西に進んだかと思うと今度は北向きの進路を取るよう進んでいます。那覇市内は1週間以上、雨風が強い状況が続いています。何時もなら病室から那覇市内が望め、遠くは那覇飛行場から慶良間列島までみえるのですが、この1週間ずっと上のような天気が続いています。流石に嫌になってしまいます。
Th_img_5433

外は荒れ模様ですが、病院内のいつもの2階の場所には生け花が飾られていてホッと致します。正面から見るとモンステラの大きな葉とクルクマの薄紅色の花が目立っています。
Th_374

横から見ると変わった形の花器とともに、それぞれの花が独立してはっきりと分離しています。リンドウの位置関係も分かります。
Th_374_20210723111201
早くこのお花達のように、那覇市内も明るい天気になって欲しいです💖
Th_374_20210723111202
<花材:リンドウ、クルクマ、カルバルーポ、モンステラ、ヒペリカム>

2021年7月21日 (水)

世界を夢みて(番外編);1989年エジプト旅行No2(アブシンベル神殿)

(第3週水曜日は会議のためにFM放送が私の担当ではありませんので、医療ネタもありません。以前の旅行の続きを記載致します)

前回のエジプト旅行記No1の続きです

アブシンベル神殿について知ったのは、確かテレビで見たユネスコによるアブシンベル神殿の移設計画のプロジェクト番組だったと記憶しています。こんな凄い移設を行うことが出来たことに凄く感動したことを覚えています。

元々はナイル川に面した砂岩の岩山を削るように作られた岩窟神殿で、大神殿と小神殿から構成されています。新王国時代第19王朝の王、ラムセス2世のもとで創られます。大神殿は太陽神ラーを祭るために、小神殿はハトホル女神を祭神としているそうです(紀元前1300年頃)。また小神殿は最愛の王妃ネフェルタリのために建造されたものでもあるそうです。

 この巨大な神殿も砂漠の砂に埋もれて歴史から消えてしまっていました。1813年にスイスの東洋学者ヨハン・ルートヴィヒ・ブルクハルトによって小壁の一部が発見され、1817年にブルクハルトの知人であったイタリア人探検家ジョヴァンニ・バッティスタ・ベルツォーニによって出入り口が発掘されたと言うのですから、ビックリします。

 私達の年代では教科書にも載った(今でも?)、毎年洪水を起こしていたナイル川の治水のためと巨大な発電所のためにアスワン・ハイ・ダム建設の工事が1960年から始まります。そのダムにより、このアブシンベル神殿は水没の危機に陥ります。世界的な貴重な遺産を後世に残すために世界の人々は立ち上がります。これがユネスコによる移設計画でした。世界中から建築家、技術や考古学者などが結集されます。1964年から1968年の間に、この大神殿を正確に機械で分割し、これを今まで在った場所からダムによっても水没しない60m上方の位置(ナイフ川より210m離れた丘)に角度も全て変えずに移設出来たのです。

_0017

上の写真が、ダムによって出来たナセル湖です。この大規模な移設工事がきっかけとなり、遺跡や自然を保護する目的で世界遺産が創設されました。アブ・シンベル神殿は世界遺産の象徴的な遺跡で、文化遺産として登録されている。

_0013

アブシンベル大神殿です。入り口付近の人影の大きさから、この巨大さも想像出来ると思います。大神殿は高さ33メートル、幅38メートル、奥行きが63mもあります。
_0012

移設にあたり、角度も変えずに移設したと書きましたが、この神殿では、年に2回神殿の奥まで日の光が届くように設計されています。入り口から60mの神殿の奥には4体の像があり、そのうちの冥界神であるプタハを除いた3体を明るく照らすようになっています。テレビで見たことがありますが、その日には観光客やテレビ局のクルーなど多くの方がこの現象を見に来るそうです。本来はラムセス2世の生まれた日(2月22日)と、王に即位した日(10月22日にこの現象が起こるものであったそうですが、神殿の移設により現在は日に違いが出ているとも記載されていました。内部の写真はなかったので恐らく写真撮影は禁止だったと思われます。
_0015
大神殿の正面の壁面にはラムセス2世の巨像が鎮座しています。ラムセス2世の青年期から壮年期までの像だとのこと。左から2体目の頭部の部分は壁から剥げ落ちてしまっています。足の部分にある巨大な岩のようにみえる部分が頭部の部分となっていますが、移設する時点での状態を保存しています。中央は太陽神ラーの像でしょうか?

_0014

本当に大迫力のラムセス2世像です。一体どれだけの権力を持っていたのでしょうか? 上の写真の足の部分にどう観てもエジプトの古代文字とは違う文字が落書きされています。1887年とか1875年だとか読み取れます。実は相当昔の落書きもあるそうで、古代ギリシャ文字の落書きなどもあるそうです。ユネスコは移設する時の状態をこのままにしたのでしょうね。私なら落書きを修復して建設当時のものに復元しようと試みそうですが・・・
_0016

大神殿の右横に小神殿も移築されています。この小神殿(小と言ってもデカいですが)はなんとラムセス2世が結婚25周年を記念して王妃ネフェルタリに捧げられたものだそうです。世の奥様方、指輪は花束で喜んでいる場合ではございません。贈り物としてはスケールが違いますよね。生まれ変わったらネフェルタリになりたいと想像している奥様もいらっしゃるかも(まあいないか?😸)。正面にはネフェルタリとラムセス2世の立像が並んでいます。ネットに書いてあったのですが、これまでの慣習では通常、王妃の像は王の足元に小さく作られるもので、アブシンベル小神殿のように王と王妃の像が対等に並ぶのは他に例がないそうです。ネフェルタリ愛されていたのですね💖

2021年7月18日 (日)

世界を夢みて(251):オランジュリー美術館(Musee de Orangerie:1995年)

オランジュリー美術館はルーブル、オルセーからも徒歩ですぐ近くですので、この美術館を見た後に時間があれば楽しみたい場所の1つです。

今回(2019年9月)の旅行ではオランジュリー美術館は出かけませんでした。この美術館はモネの睡蓮の大作がありますのでご紹介がてら、昔(1995年)の紙の写真をスキャナーで取り込んでみました。 

 

Th__20210308082401

オランジュリー美術館は、モネの連作「睡蓮」が目玉ですが、それ以外にポール・ギョームとジャン・ウォルターが収集した145点もの絵画を展示するパリの代表的な美術館の1つだと思います。これらのコレクションは印象派とエコール・ド・パリ(20世紀前半の前衛的な芸術運動)のかなでも選りすぐりの作品と評価されているようです。
オルセー美術館は駅舎を改造して作れましたが、このオランジュリー美術館はなんと温室を改造して作られたのです。 オランジュリー美術館の歴史は1853年にナポレオン3世が、チュイルリー宮殿の庭園にあった寒さに弱い植物ために「温室(オランジュリー)」が元になっています。ですのでここは元は植物園の温室だったと言う事になります。しかしながら中に入っても微塵もこのようなことに気づくことはありません。

Th_-4-2

ポール・ギョームとジャン・ウォルターのコレクションコーナーにはセザンヌ、マティス、モディリアーニ、ピカソ、ルノワール、ルソーなど作品が所狭しと並べられています。画商ポール・ギヨームはパリで画商をしながら、自らもコレクターとして作品を収集。人気画家の作品だけでなく、当時はまだ評価されなかった画家たちも積極的に支援したという。当時貧しくて二束三文で絵を描いていたモディリアーニの才能を高く評価したアトリエも提供していたそうで、彼のコレクションにはモディリアーニも数多く残っています。しかしながらギヨームは42歳の若さで亡くなり、コレクションは妻のドメニカが引き継ぐことになります。その後、ドメニカは有名な建築家のジャン・ヴァルテルと再婚することに。最終的にこのコレクションは2人の名前を冠することを条件にフランス国家が買いとり、オランジュリー美術館で常設展示されることになりました。これがこの美術館の基礎の一つです。
Th_6-2

向かって右はモディリアーニの「ビロードのリボンをつけた婦人」

Th__20210315121701
ギヨームがモディリアーニのパトロンでもあった為にオランジュリー美術館には彼の作品がいくつか展示されていました。
Th_7-2
中央の大きめな作品はアンドラ・ドランの「アルルカンとピエロ」(1924年)

Th_-9-2

           シャイム・スーティン作「エミール・ルジューヌの肖像 」 1923年

ロシア人のシャイム・スーティンも、モディリアーニと同じくポール・ギヨームによって掘り出された画家の一人と言われ、エコール・ド・パリの画家の一人。何となくモディリアーニの作品ととイメージが被ります😅
Th_-8-2
ピエール=オーギュスト・ルノワール作:長い髪の浴女

Th__20210604160501
ルノワール:ピアノを弾くイヴォンヌとクリスティーヌ・ルロル(1987年)

Th_1892_20210308121901
ルノワール:ピアノを弾く少女たち1892年
ルノワールはピアノと少女2人が練習している光景を6作品残しています(ただし1点はピアノと単独の少女ですが)。そのうち1つは以前紹介したオルセー美術館とオランジュリー美術館で2点ありますので、パリで3作品を観ることが出来ます。残り3点は米国のネブラスカジェスリン美術館、シカゴ美術館、メトロポリタン美術館にあるそうですよ・・・私は米国本土にはまだ行ったことがありませんので、残り3点はみたことがありません。また上の「ピアノを弾く少女たち」はほぼ同じ構図の作品がオランジュリー美術館とメトロポリタン美術館にあります。

Th_-10-2
パブロ・ピカソ「タンバリンを持つ女」1925年

1918年に第一次世界大戦が終戦すると、その翌日に「クロード・モネ」は親交があったフランス大統領のフランス・クレマンソーに自身の生涯をかけた大作「睡蓮」の寄贈を申し出ます。政府は睡蓮の展示場所の候補をいくつか挙げますが、最終的に「オランジュリー」の建物を整備して、「睡蓮」の展示スペースとする事が決定しました。ですからオランジュリー美術館は、モネの「睡蓮」を展示するために改築された美術館がスタートとなっているのです。 常設展示の印象派画家の作品を中心に鑑賞し、いよいよその奥の睡蓮の展示室に入ることになります。

Th_-16-2

モネは生涯にわたって沢山の睡蓮を描いていますが、このオランジュリー美術館に納められた連作は規模が違います。桁違いに大きく、絵画を見ているよりも、実際の睡蓮の池の中に自分達が座っている感覚を覚えるほどです。 この大作をこの場で味わうためにも、是非一度は立ち寄って欲しい美術館でした。
Th_-17-2
Th__20210308082601
Th_11-2
Th_12-2

この写真を載せるために、最近の美術館の写真を見たのですが、少し変わった点に気がつきました。この睡蓮の作品に直接近づけないように足元に柵が巡らされているようでした。ルーブルもそうですが、異常者が人類の遺産とも言える作品を傷づけたりすることへの対策と思いますが、残念なことに美術館の自由度が低下したのかも知れません。
Th_13-2

パリは魅力的な美術館や宮殿なども沢山あります。もしも時間があって多くの美術館を回るのであれば、初めから色々な美術館がセットになったパリ・ミュージアムパスなどを利用した方が随分と安くなると思います。オランジュリー美術館に加え、ルーブル美術館・オルセー美術館などパリの主要美術館やヴェルサイユ宮殿などがセットになったパリ・ミュージアムパス が2 日券が€48、4日券が€62、6日券が74€でした(2019年の時)。半額程度になると思いますので、行く機会があれば検索して求めて下さいね💕

2021年7月16日 (金)

今週の生け花(令和3年7月第3週)

あと1週間で東京オリンピックが開催となります。もっとわくわくしながら1生に1度かもしれない世紀のイベントを堪能したかったのですが・・・コロナのバカヤロ〜! って思います。 コロナ禍で尚かつ猛烈な熱さとなるこの時期の開催は医療側からみると恐ろしいのですが、今日はこのことには触れずにおきましょう😃 

私も子供の頃に何となく覚えている東京オリンピックです。 その時に我が家にも初めてテレビ(当然白黒ですが)が登場しました。 今のように雑に扱うのではなくて観ない時には布がかぶせられて大切に扱われた存在だ記憶しています。 家族だけでなくテレビのない近所の方も一緒になって東京オリンピックを声援していた時代でした。 若い人は兎も角、東京オリンピックを記憶している年代にとってはもう日本開催のオリンピックを観ることはないと覚悟に決めた(笑)大会を迎えようとしています。 今は大会がスムーズに進み、頑張ったアスリートのために成功して欲しいと祈るだけです。

Th_img_5371

今回は初めて見る形の花器が印象深いです。幅が広いお陰で、生け花も広々と伸びやかにいけられています。窮屈さを感じさせません。万年竹の高さを変えることでより空間が広くなった印象を与えてくれます。
Th_373

開口部(?)が細くなる花器が多いのですが、今回の4角形の花器の広い面積を有効に使って表現しています😉
Th_373_20210716080301

花器には水がひいてあり、水草の水槽を観ているかのようなイメージがあります。メダカでも泳ぎそうです😃
Th_373_20210716080302
この生け花のように縮こまらずに伸び伸びと生きてゆきたいですね。
<花材:万年竹、カルガルーポ、ケイトウ>

2021年7月14日 (水)

熱中症とコロナ感染症の併発で医療現場は混乱も?

今日のFMレキオは熱中症について話をしました。梅雨入りから初夏にかけては、湿度が高かったり、気温が急に上がる場合も多く、1年のうちこの時期は暑さ対策がより重要となります。

熱中症とは、私たちの体の中と外の「あつさによって引き起こされる、様々な体の不調の事を言います。 熱中症の臨床分類は①〜④となります。

①熱失神とは、暑い環境にいたり、作業やスポーツなどで体温が上がる状態になると体温を下げるために皮膚の血管が拡張します。そして脱水と相まって血圧が下がってきます。そのため脳へ行く血流が減って、気分不良、めまいや失神を起こす場合があります。
②熱けいれんとは、大量に汗をかくことで血液中のナトリウム(塩分)が汗と共に失われます。塩分を含まない水だけを補給すると、脱水状態の体は素早く水分を吸収します。更に血液の中のナトリウム濃度が低下してしまいます。 血液の中のナトリウムが正常より低くなると、脚や腕、お腹の筋肉がけいれんを起こしやすくなります。この様な原因でけいれんが起こることを「熱けいれん」と呼んでいます。熱けいれんと言いますが、体温がまだ上昇していない時に、けいれんが起こります(子供が高熱の時に起こる「熱性けいれん」とは違います)。

③熱疲労は大量に汗をかいて脱水になり、体温が維持できなくなり、体温上昇が始まり脱力感、倦怠感、めまい、頭痛、吐き気などが起こる状態となります。

④熱射病は熱中症の1番重傷となった病態で体温が40度以上に上がり、脳の機能(中枢機能)がマヒしてしまうために意識障害が起こり、さらには肝臓や腎臓などの多くの臓器がダメージを受けて、死に至る可能性が高まります。非常に危険な状態で一刻も早く救急車を要請し、その間とにかく冷やし続けることが重要となります。

これらの分類方法とは別に、「具体的な治療の必要性」の観点から熱中症の重症度分類もよく使われています。

熱中症の重症度分類のⅠ度:「熱失神+熱けいれん」の段階。涼しい場所に移動し、身体を冷やしたり水分補給を行って様子をみます。改善あればこのまま経過観察。 

重症度分類のⅡ度:熱疲労の段階。水分補給が可能なら補給しながら病院へ搬送。 

重症度分類のⅢ度:熱射病の状態。すぐに救急車を呼んで病院へ搬送。

 

この夏は恐らく、発症状況が分からない場合に発熱があり、気分不良や意識混濁などで救急搬送された場合に、熱中症なのかコロナウイルス感染症なのか現場の対応は難しいことが予想されます。熱中症で運ばれた患者さんの中にコロナウイルス感染も併発していることもあると考えます。

Th__20210713094801

熱中症で重症度Ⅱ度や特にⅢ度は時間との闘いとなります。早く処置をして病棟などへ移動させたくても、もし万が一コロナウイルス感染症だったり、あるいは同時に併発している場合を考えると迅速な対応が出来かねない事態も予想されます。更に怖いのはコロナ抗原検査やPCRも100%の感度ではありませんので、もし検査をすり抜けた場合には、この方を介してクラスターが発生する危険性もあるのです。

特にこれから東京を中心にする救急医療はこの夏、熱中症、新型コロナウイルス感染症、東京オリンピックへの対応を余儀なくされるため大変な負担がかかると想像しています。 

どうか国民の皆様、1人1人がギアをワンランク上げて、コロナ対策、熱中症対策を講じて欲しいと願っています。

 

<熱中症予防とコロナ感染予防>のパンフレットが「環境省」「厚生労働省」が出していましたので、比較的分かりすいたために添付して起きます。

000798079
000798079_20210713100301

ワクチンは任意接種ですが、若い方もどうかアレルギー反応等がなければ、自分を守る為、周りの仲間や家族を守る為、社会を守る為にワクチンを接種して欲しいと願います。そのためにも国はワクチンのスムーズな提供と入荷予想を早めに示して欲しいと願っています。

2021年7月11日 (日)

世界を夢みて(250):サン=シュルピス教会 (エグリーズ・サン=シュルピス, Église Saint-Sulpice)

オルセー美術館を見学後パリ市内を散策です。(2019年)9月のパリは暑くもなく寒くもないとても穏やかな気候でした。その中での街歩きどれも新鮮で楽しいです。「不思議なメダイの聖母の聖堂」や2カ所の老舗チョコレート店によって目的地のサン・シュルピス教会へと向かいます。

Th__20210316185801
奥の大きな鐘楼が見えて来ました。サン=シュルピス教会の左側の鐘楼です。
Th_-eglise-saintsulpice_20210316153501

Th_th__20210316185801

<ヴィスコンティの『4人の枢機卿の噴水>
サン=シュルピス教会 (エグリーズ・サン=シュルピス, Église Saint-Sulpice)は、フランスのパリ6区にあるカトリックの聖堂です。最長部で113m、幅58m、高さ34mで、ノートルダム大聖堂よりわずかに小さいそうですが、それでもパリ第2の大きさをもつ教会堂である。18世紀、精巧な日時計の指時針「サン・シュルピスのグノモン」が聖堂内部に作られていることで教会に興味のない人にとっても見学したい教会となっているようです。
Th_-eglise-saintsulpice_20210316153601

私が訪ねた時には教会の前のサン=シュルピス広場 は催し物があるようで、沢山のテントが設置されていて、教会を遠縁から綺麗に撮ることは出来ませんでした。近づくと大きすぎて見上げないといけません。
Th_-eglise-saintsulpice_20210316153602
流石にパリで2番目に大きい教会だけあり、内部の身廊も広々としており、ステンドグラスから漏れる光で内部も明るいです。
Th__20210330101801


この教会は完成までに色々と翻弄された歴史があるようです。1646年にルイ13世の王妃であるアンヌ・ドートリッシュの命により建築が開始されるも工事は何度も中断されます。1745年に完成するも今度は1762年には火災、1770年には落雷により正面が破損するなど完成は困難を極め、最終的にはエトワール凱旋門の設計に関わったシャルグランの手によって修復されたそうです。更に1999年から普仏戦争で被害を受けた北塔の修復工事が行われ、2011年に修復が完了したたとのこと。更に私の訪ねた半年前の2019年3月17日には放火とみられる火事で正面入口のドア付近から近くの階段まで燃え広がったそうです。

Th_-eglise-saintsulpice_20210316153603

教会に入り右にある礼拝堂には当時この教会の近くでアトリエを構えていたドロクロアの天井画と壁画があり、その迫力に圧倒されます。

Th__20210330100501
天井の円い部分に描かれているのはドラクロアの「悪魔を撃つ大天使ミカエル 」、向かって左側の壁には「天使とヤコブの戦い」、右側には「神殿を追われるヘリオドロス」が描かれています(午前中で壁の光のあたりぐわいで写真が上手く撮れていませんでしたので調整してみたのですが、本物よりきつい色合いになってしまいました🙇)。

Th_-eglise-saintsulpice_20210316153604
Th_-eglise-saintsulpice_20210316153605
サンシュルピス教会にはドロクロア以外にも数々の芸術作品が貯蔵されて、絵画好きな方にとっても魅力ある教会だと感じました。


Th_-eglise-saintsulpice_20210316153606

Gnomonstsulpiceparis1
教会内部に突然、エジプトのオベリスクのようなものが建っています。もしかしたらフランス・パリのコンコルド広場にあるエジプトのカルナック神殿から持って来たオベリスクと同様に、この教会にも・・・と思ってしまうのですが、これは日時計です。
今から6000年ほど前にエジプト人によって考案された地面にgnomon(グノモン=投影棒))を立てて、影の長さで1日の時間を知る「グノモンの日時計」があるそうです。それをヒントにこの教会では1743年に天文学者ル=モニエによって設置されたもので、オベリスクの中央から床に直線がひいてあります。正午になると、反対側の窓から太陽の光のこの線上に投影されるとのことです。この教会では鐘を鳴らす正確な時間を知るために利用されていました。
何時ものように簡単なシェーマを書いてみました。まあ当たらずしも遠からずです😅
太陽光が入ってくるところの窓の部分の写真は撮ってありませんでした😂

Th_gnomonstsulpiceparis1
これを見て、あれ!と思った方は相当な映画好きかも知れません。映画「ダヴィンチコード」の冒頭からこの教会が使われています。その中で子午線が書かれているオベリスクがこの教会のものだったのです。 ダヴィンチコードでは ローズラインと呼ばれていました。ただし映画で使われたローズラインは現実ではなくて映画のために作られた話のようですので信じないで下さいね。
今回パリを案内してくれたigo_ksさんの1番のお気に入りが、この教会にあるマリア像だそうです。彼女いわく、世界一綺麗なマリア様だそうです。と言うことで写真に収めてきました。
Th_-eglise-saintsulpice_20210316153607
Th_-eglise-saintsulpice_20210316153608

確かに心が洗われるような優しいマリア様です・・・・拡大すると皆様も気がつきましたか? 地球儀の上で、マリアは足で蛇を踏みつけているのです・・・クリスチャンでもない私は最初は何故って思ったのですが・・・他にもこのような構図は観たことがあり、以前調べたことがありました。キリストは神となっているのですが、マリアはあくまで人間としての立場です(聖母ではありますが)。そのためマリアは地球の上に全人類の母として立ち、その足は悪を象徴する蛇の頭を踏み砕き、人間を救っているのです(もっと詳しく言えば旧約聖書の中で最初に記載される女性はエバ(命)ですが、彼女は蛇に欺されてしまう存在です。マリアはそのエバと対比の意味でも欺されるどころか蛇をやっつける存在として描かれているのです)。

無宗教家の私でも美しいものは受け入れます。この教会は今回初めて訪れましたが、ダビンチコードを観た後に訪れたら楽しみが増えると思います。

2021年7月 9日 (金)

今週の生け花(令和3年7月第2週)

7月に入り予想通り、東京の感染者の増加に伴い4回目の緊急事態宣言が発令されました。開催するなら当然無観客ですが、それでも外国らの要人達は観戦できるのでしょうか? 努力を積み重ねたアスリートのためには行って欲しいし、東京オリンピックのメダルも持ち帰って欲しいです。

7月から8月の東京は感染爆発に、東京五輪、熱中症と医療現場にかかる負荷は相当なものだろうと想像します。先日の首相の会見で「先手先手」で対策をと言う趣旨がありました。少なくてもコロナに対して「後手後手」しかみたことがありません・・・先手って何のことって考えます。

先進国でワクチン接種の開始が最も遅れ、その後もワクチンの供給量が不明のために現場は混乱。私達の国はオリンピックの開催国です。本来なら5輪までに国民の多くがワクチンを接種していれば、従来に近い形で東京オリンピックが開催できたと考えるのです。1回でも先手となることを国民に示して欲しいと願う1日です。

 

Th_img_5352

毎回のように私の不満を生け花が吸収してくれています。有り難いことです✨️ 扇方の花器から左右上方に広がるストレリチアが印象的な今週の生け花です。
Th_372

今回は特に左右から見ると、ストレリチアの向きの違いより生け花の印象が違って見えます。
Th_372_20210709131501

少し上方から見るとハランの大きな葉と姫ヒマワリの小さな黄色の花も頑張って存在感をアピールしています。生け花クラブの皆様方は立体構造をよく理解していけているなと感心してしまいます。
<花材:ストレリチア、雲竜柳、姫ヒマワリ、ハラン>
〜〜〜〜〜😅〜〜〜〜🙏〜〜〜〜🙇〜〜〜〜😰〜〜〜〜
またまた、生け花の品位をおとしめる私の頭の中です。このブログを書き出した頃に、「生け花」でストレリチアが出て来て以来、私の頭の中では、お子様・(禁)の「花の応援団」の青田赤道の口と長く伸びた唇が重なってしまうのです。このトラウマから抜け出せません😃
Th_372_20210709131502

2021年7月 7日 (水)

肩こりの原因と予防

今日のFMレキオは首の痛みについて話をしました。

新型コロナウイルス感染症の影響で外出自粛やテレワークなどで肩こりや腰痛なども増えていると言われています。今日のFM放送は首の痛みに対して話をしました。 今日のブログは以前書いた「肩こり」について再度記載致します。

Th_090956 肩こりは、厚生省の調査で女性第1位、男性第2位となるくらい国民の多くにとって身近な自覚症状です。肩こりは、肩の痛みや不快感だけでなく、眼精疲労、集中力低下、めまいや頭痛などの症状に影響を与えます。

首の激痛と言うよりも、重く鈍い痛み(肩や首が凝る、肩が張るなどと表現され)、痛いと言うよりも不快感を伴うこわばった感じが殆どだと考えます。 重苦しい感じ、イライラしてしまい抑鬱な気分にさえ感じてしまうこともあると思います。

私達の首回り(頸椎や筋肉)は色々な動きが出来ると同時に、頭という重い荷物をかかえています。頭は5〜7Kgの重量があり常にそれを支えていますし、首周りは肩を吊り上げたり上肢の運動も支えていて大きな負担と強いられています。

Th_

皆様方も長時間同じ姿勢でいると首や肩が凝るのを経験すると思います。今年は特にコロナウイルスのお陰で、外出自粛や在宅での仕事に切り替えている方も多いと考えます。このような狭い空間で移動もないと、どうしても同じ姿勢でいる時間が長くなり、常に同じ筋肉が同じ方向に緊張状態を強いられます。 

 

筋肉の緊張状態が続くと、血液の流れも悪くなり筋肉内に疲労物質である乳酸やピルビル酸といった痛みを起こす物質が溜まってきます。(走ると足の筋肉が酸欠状態となるだけでなく、乳酸やピルビル酸が溜まって痛くなりこれ以上走れなくなるのと同じです)。

 

 

ワープロ仕事などで同じ姿勢は首周りの筋肉の緊張状態を強いますので、時々首や肩を回したりストレッチをするといいですし、眠る時も首の負担を減らすような枕を選ばれたらいいのかも知れませんね。パソコンなどでモニターを見上げるような姿勢(頭を反らす姿勢)はよくありません。背筋を伸ばして、少しアゴを引くぐらいが肩こり予防にいいと思います。

首の周りの筋肉を動かして、血流を良くすることが大切ですが、筋肉を意識してといっても沢山の筋肉があるので、私のおすすめは首周りの骨や関節を意識して動かしてみることです(→私よりも皆様方が詳しいと思います😅)

Th__20210706161301

①頭を前後左右など動かす(首の骨を動かす)②肩を前後上下に動かす(鎖骨を前後左右に動かす意識)③背部の肩甲骨の間を広げたり縮めたりする前後左右に動かしてみる・・・まあ、整形外科が専門でない私の考えですので(間違いがあるかもしれません😢)、テレワークなどをなされる方はネットなどを参考に、定期的にストレッチしてリラックスして行って下さいね💖

Th__20210706161302
夏場はクーラーなしでは過ごすことは難しいかも知れませんが、座って作業している方にとっては寒く感じることも多いです。また仕事などで緊張している時は交感神経が優位となり血管も収縮した状態となりますので、時々リラックス出来る時間を挟むのもよいかも知れません。 特に首や肩周りが冷えてくると血管が収縮し血流も悪くなります。 肩周りを被うような羽織るものを職場には置いて方がいいかも知れません。最近はレンジで温めるカイロなどもあるようですので、肩周りを温めたり、帰宅後などはぬるま湯でゆっくりしてストレスを取ることも必要かも知れませんね。
・・・そう言う私も、時々「肩こった〜!」とぼやいています😃

2021年7月 4日 (日)

世界を夢みて(249):パリの老舗洋菓子店

Th_charles-michels


教会に向かう途中で、不思議のメダイの聖母の聖堂(Chapelle Notre-Dame-de-la-Médaille-Miraculeuse)に立ち寄り、街を散策するとパリらしい可愛らしい洋菓子店があり、立ち寄ることに。 私の普段のブログをご覧の方では、まさか私がチョコレート店を紹介するとは考えたことがないかも知れません。 味については無頓着ですの、微妙な味の違いについては説明出来ませんが、両方とも美味しいお店でした。これ以上にお店の雰囲気が良かったのでご紹介致します😊
パリ7区にある老舗デパート「ボンマルシェ:Le Bon Marche」から 教会に向かう界隈は何やら左岸のスイート激戦区と言われるそうで、沢山の菓子店が軒を連ねています。

Th_a7300123
Jacques Genin fondeur en chocolat:老舗の洋菓子店に入りました。店員さんから写真を撮っても良い許可を頂きました。
Th_a7300122

まるで高級ブテックか宝石店のような雰囲気です(入ったことは在りませんが😅)。
Th_jacques-genin-fondeur-en-chocolatno1

1個ずつも変えますし、箱に入ったセット売りもあります。どれも美味しそう✨️
Th_jacques-genin-fondeur-en-chocolatno2

“Jacques Genin(ジャック・ジュナン)”氏は、2008年、パリ3区のマレ地区に、『Jacques Genin fondeur en chocolat(ジャック・ジュナン フォンダン・ショコラ)』を、オープンさせたそうです。そこには、ショコラトリー(ショップ)と、カフェ、アトリエ(作業所)があります。そのアトリエでは、毎日、“Jacques Genin”ご本人が、ショコラを作られているそうです。“Jacques Genin”氏の想いは、「手仕事に心がけ、ただ美味しいモノを届けたい」、そんな心が込められ、作られているショコラたちです。マレ地区の本店以外に、7区の“Varenne(ヴァレンヌ)店”もあるとのこと(ネットで調べた範囲です)

・・・食事やアルコール類などになると突然知識がないことを露呈してしまう私であります😢😅🙇

 

次に向かったのが「boissier pris」(https://www.deandeluca.co.jp/boissier)です。

Th_bolssler-paris
Th_boissier-prisno1

食べ物に全くという程興味を持たない私としてはチョコレートに関して知識も持ち合わせておりませんので、味の評価は出来ませんが、ディスプレイの美しさや、店内の雰囲気は語れます・・・素晴らしいお店でした。
Th_boissier-prisno2
Th_a7300126

木の棚に並べられた、チョコレートの入った缶の数々、中身を食べた後もきっと思い出の品として残るような可愛らしい蓋のラベルです。
Th_a7300129
Th_a7300133
今回は実に私らしからぬチョコレート特集です。Jacques Genin fondeur en chocolat でも boissier pris でも自分用にお土産を買いました。すぐに食べ終わったので、スーツケースはがらからでしたので、もっと買って帰れば良かったと少々後悔をしています。
〜・〜・〜 ・〜・〜・〜・〜・〜・〜
・ココロブをまとめた私のHP→「ニライの夢」
・今回パリを案内してくれたigo_ksさんのインスタグラムは→こちらから(パリの様々の情報をみることが出来ますよ✨️)

2021年7月 2日 (金)

今週の生け花(令和3年7月第1週)

2021年も後半へと突入となります。沖縄県は昨日まで続いていた雨も止み、梅雨明けとなったようです。それに対してこれからは本土の方では大雨となる梅雨時期となりますので注意が必要ですし、被害が少ないことを祈りたいと思います。 

予想通り緊急事態宣言解除後各地で新規のコロナウイルス感染者の増加が始まり、第5波となることが危惧されます。これから3週間後の東京オリンピックはコロナウイルス感染者と梅雨明けの熱中症の対応で医療は危機的状況になることが予想され心配です。

Th_img_5335-2

今週も生け花クラブの活動があったようで、外来や総合案内などにもお花が飾られていました。何時ものように2階の角にあり一番目立たない場所の生け花をこのブログで紹介させて貰ったいます。 生け花はこんなに美しくても3〜4日で消えてしまいます。 生け花を知らない私ですが輝いて消えて行く生け花達の姿を撮って紹介しています。 観て頂けて嬉しいです。
Th_371
雲竜柳の荒々しさとクルクマや野バラの柔らかさが対をなしています。生け花は見る角度でも微妙に雰囲気が異なってきます。色々な角度から観られるのも魅力の1つなのかも知れません。

Th_3713
Th_371_20210701152601
<花材:雲竜柳、クルクマ、野バラ、葉材については名前が分かりません😢>

« 2021年6月 | トップページ | 2021年8月 »