世界を夢みて(248):不思議のメダイの聖母の聖堂
(ココログに書き留めた記事を自分が読みやすいようにHPを作成しましたよろしければご覧頂けると嬉しいです→「ニライの夢」)
2019年9月のパリの旅行では丁度(その当時はコロナなどで世界中で旅行が出来ないことなど知るよしもなく)黄色いベスト運動により旅行がスムーズに行えるかどうかを心配していました。コロナで黄色いベスト運動も一蹴されてしまったのでしょうか?
オルセー美術館を見学し、セーヌ川沿いを散策して、地下鉄に乗り込み、映画ダビンチコードにも出たサン=シュルピス教会に行くためにcharles Michels(シャルル・ミッシェル)駅に向かいました。
「Chapelle Notre-Dame de la Médaille Miraculeuse(奇跡のメダイユ教会)」は1815から1930年にかけて造られた比較的新しい教会です。この教会の名前が世界中に知れ渡るきっかけになったのは、「奇跡のメダイユ」とよばれるメダルにあります。
1830年パリではコレラの大流行が起きます。丁度その時に修道女カタリナ・ラブレがマリア様から「人々のために心を込めてメダルを作りなさい」というお告げを受け、メダルを作ります。そのメダルを人々に配ったところ、コレラが収束します。その為にメダルを手にした人に奇跡が起こる、幸福が訪れるということで「奇跡のメダイユ」が世界中で有名になった、というわけです。
教会に入る前のこの通路の左側に聖カタリナの記録や銅像、右側にメダルが販売されている部屋があります。メダル以外にも色々な物を売っていますので、覗いてみたら如何でしょう。信者でなくても楽しめるかも知れません😅(この教会でしかメダルは買えないようですので、希望する方は買って帰った方がよいかも知れません。私は買いませんでしたので、フランスの方にメダルの写真を送って頂きました。何種類かあるようです)
不思議のメダイの聖母の聖堂の入り口は、余り目立ちませんので、気づかずに通り過ぎてしまう方も多いと思います。信仰心のない私でも楽しめました。宗教的なことはわかりませんが、ヨーロッパ旅行ではこの奇跡の話は時々各地で聞こえて来ます。今回の旅行のルルドを旅した時(→ルルドの泉)と同じ様な印象を受ける教会でした。
« 今週の生け花(令和3年6月第4週) | トップページ | (世界を夢みて番外編):1989年エジプト旅行1(ギザの三大ピラミット) »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- ナポリ(2014年)とソレント(1996年)からカプリ島へ(2022.07.03)
- ナポリ旅行No2(2022.06.26)
- ローマからナポリ旅行No1(2022.06.19)
- 南イタリア旅行の移動(那覇出発〜ローマ〜ナポリ)全日空・スイスインターナショナル航空(2022.06.12)
- 世界を夢みて(285):2013年クロアチアの旅の最終日(2022.04.10)
コメント
« 今週の生け花(令和3年6月第4週) | トップページ | (世界を夢みて番外編):1989年エジプト旅行1(ギザの三大ピラミット) »
こんばんは。
今日もお疲れ様でした。
全く存じませんでした。
このような教会があるのですね?
もし?私が知っていたらこの奇跡のメダルを
ありがたく購入したと思います。
あ~残念!😭
映画「ダ・ヴィンチ・コード」は観たのですが〜?
ご紹介ありがとうございました。
続きを楽しみにお待ちしております。
投稿: マコママ | 2021年6月27日 (日) 17時30分
マコママさん、こんばんは。
私もこのような教会があるのは知りませんでした。映画ダビンチコードにも出たサン=シュルピス教会に行くためこの近くに来たのですが、入口も小さく目立たないので素通りしてしまいそうでした。
今回は案内をしてくれたパリ在住の日本人の方がいましたので、彼女のお陰でこの教会をみることが出来ました。
私も今思うと信者としてではなくて旅行の記念に買っておけばよかったと思いました😅
投稿: omoromachi | 2021年6月27日 (日) 18時29分