世界を夢みて(244):オルセー美術館;ゴッホ作品
<このブログの記事をまとめたホームページを作りました。見て頂くと嬉しいです😃( ニライの夢:https://dreams-nirai.com )>。
フラン・パリの旅行はこれまで3回出かけたことはありましたが、いつも短い滞在ですのでもしも生きている間に時間が作れたらノンビリとパリを散策したいと願っているのですが・・・パリは色々な魅力に溢れています。 その1つに美術館巡りがあります。美術館の中でもオルセー美術館は大好きな美術館です。

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フラン・パリの旅行はこれまで3回出かけたことはありましたが、いつも短い滞在ですのでもしも生きている間に時間が作れたらノンビリとパリを散策したいと願っているのですが・・・パリは色々な魅力に溢れています。 その1つに美術館巡りがあります。美術館の中でもオルセー美術館は大好きな美術館です。
新型コロナウイルス感染症の新規発生者数が増加する中で、5月も後半となりました。感染者は増え、ワクチン接種は進まず、東京五輪も近づくという閉塞感が漂う雰囲気で6月を迎えることになります。まあ、不満を言っても仕方ありませんので、目の前にあるべきことを淡々とこなしてゆくしかありません。頑張りましょ😃
今週も生け花クラブの活動があったようで、いつもの2階の小さなスペースにもお花が飾られていました。
今日のFMレキオは貧血について話をしました。
今日は赤血球の特殊性について話をしたいと思います。 赤血球の最大の役割は肺から取り入れた酸素をくまなく全身の細胞に届け、発生した二酸化炭素を肺から放出するという、酸素と二酸化炭素の運搬役です。
当然、血液の中を通って行きますが、血管は段々小さくなって最後の細胞にまで酸素を運ぶには、赤血球が大きければ詰まってしまいます。 ここからが赤血球の不思議です。
赤血球を顕微鏡で見ると中央部が凹んだ円盤状の形をしています。他の細胞と較べて、この円盤はとても小さくそして柔軟性(変形性)があります。自分より小さい血管を通る時にこの円盤は折りたたまれるように通過することが出来るため、赤血球の大きさよりも小さい血管と通ることができるため、最後の最後の細胞まで酸素を供給できるのです。
変形しても大きければ小さな血管を通るのは無理なため、赤血球は自ら小さくなることを選択しました。 小さくするために細胞内の余計な成分を取り外していったのです。
皆様方も細胞には核(DNAなど)がある事はご存じだと思います。赤血球は自分の体を小さくするために、大切な核だけでなく、他にも普通の細胞が持つミトコントリア、リボゾーム、ゴルジ装置、小胞体なども削りとって、小さな細胞へと変化を遂げて酸素を運ぶだけに特化した珍しい細胞になったのです。
この様に小さくスリムな体型になったため、赤血球の数は成人の男性で1mm平方メートル(1mmの小さな箱)に450〜530万個、女性で100〜480万個の膨大な数を確保出来たのです。一人の人間の赤血球数は20兆にもなるのです。
これは本当に多くの数なのです。 私達の体は沢山の細胞の集合体で200種類以上、約37兆個前後の細胞から成り立っています。 ということは私達の細胞の1/2から2/3近くは1種類の赤血球から成り立っていることになるのです。
赤血球は鉄を原料に酸素を運ぶのに特化した細胞に変化しました。これは取りも直さず、私達が進化して行く過程で、平温動物としてエネルギー産生の増加に多量の酸素が必要になったこと、肥大化していった人間の脳細胞にも沢山の酸素が必要となった必然的な進化でもあるのです。
貧血のある方はこの進化の恩恵に預かれないのかも知れませんので注意して下さいね(←冗談ですからね。ちゃんと進化していますから心配しないで下さい)
{マネ:ロラ・デ・バレンシア1862年}
2019年の旅行では行きませんでしたが、モネの有名な「睡蓮」の作品群を収集したオランジュリー美術館については後ほど載せたいと思います。
2021年5月も第3週となりました。新型コロナウイルス感染症を抑える手段のワクチン接種が遅れる中で、沖縄県も緊急事態宣言が発令となるようです。コロナの影響で、観光業界、飲食業界は多大なダメージを受けています。緊急事態宣言の発令は更に疲弊したこのような産業を追い詰めています。私は医療者ですので、感染の拡大を防ぐ為には人の移動や行動の自粛を求めてきました。しかし同時に昨年当初より「自粛と補償はセット」でないといけないと訴えてきました。社会の中で感染の発生リスクが高い所から押さえ込む、それも短期間で集中して行うことで感染の拡大が防げ、ひいてはそれが経済的にも良いと考えていました。日本の対応はワクチン行政も感染封じ込めも実に曖昧で後手後手の印象しか残りません。政治が感染の専門家の意見にもっと真摯に答えていたら、今頃はアフターコロナを見据えた社会経済再開の道筋を示せたと思うのですが・・・庶民はワクチン接種の順番を得るにも必死で、我慢を余儀なくされています。
冒頭から愚痴をこぼしてしまいましたが、そのような時には生け花を眺めて心を静めたいと思います😊
(今日は第3週の水曜日ですので医療ネタはありません。世界遺産のメルク修道院を記載致します)
初めてのヨーロッパは35年程前のウィーンでした。その後オーストラリアは旅行の経由や途中で3回ほど寄ったことがありました。何度(何度と言うほどではありませんが)訪れても素敵な街です。ハプスブルクの栄華を垣間見ることが出来る都市です。
2013年の旅行でドナウ川のヴァッハウ渓谷にあるメルクの街の高台にメルク修道院を回る機会がありました。この時まで名前も知りませんでしたので、余り期待もしていませんでしたが、ちょっと意表を突かれた感じの素晴らしい修道院でした。
12世紀には修道士の学校であるメルク修道士校が設立されたという、歴史の長い修道院のようです。現在見ることが出来る修道院は1700年代に設計されたバロック建築の豪華な建物となっています。
私が考えている修道院はなんとなく質素なイメージでしたが、この修道院は豪華絢爛です。建物も凄いのですが、内部のフレスコ画に、私が1番ビックリしたのは併設されている図書館でした。中世から残る貴重な本も沢山収められているとのことでした。
言葉で言うよりも写真を並べてみます。 いま思い返しても凄い修道院だったと改めて思えるのです。
(ココロブの記事をまとめた私のホームページはここから→ニライの夢)
今のところ、大好きな美術館を上げるとしたらオルセー美術館が筆頭かも知れません。私がパリを訪ねたのが1987年、1995年、2019年ですがいずれもオルセー美術館だけは毎回立ち寄りました。1987年の初めてのパリで、ルーブル、オルセー美術館を訪ねました。1995年はオランジェリー、ピカソ、オルセー美術館を訪ねました。やはり1番印象に残っていたのがオルセー美術館でした。それぞれの美術館は1日あるいは数日かけて廻れるほどの展示品があるのですが、時間のない私はそれぞれが2〜3時間の滞在となっています。いつかは1〜2日かけてそれぞれの美術館巡りをやってみたいのです(・・・無理か😂)。
セーヌ川の対岸からみたオルセー美術館です。この外観だけでも非常に美しい建物です。遠く向こうにエッフェル塔が見えています。
コロナ禍においては色々な活動が制限されています。当院の生け花クラブも密にならず、風通りのよい大きな部屋で活動をしています。4月に入り、新入職員のオリエンテーションの会場として、新しいシステム導入の準備部屋として使用されたために、生け花クラブの活動が休止となってしまいました。 この生け花クラブが今週は1ヶ月以上ぶりに活動が再開されたようで、いつもの2階のスペースにも生け花が飾られていました。
去年、高血圧の診断基準が改正されたために、このブログでも説明しました(→高血圧と食塩(血漿浸透圧)との関係)。
先月診察室で、昔と比べて上の血圧と下の血圧の差が広がってきたんですが、差が大きいことは悪いことでしょうか?と質問されました。それの答えを見つけながら今日はその辺りを書いてみたいと思います。
血圧の上昇には色々なファクターが存在します。その中で避けることができないのは加齢と共に動脈が硬くなる変化です。動脈硬化を進める危険因子としては皆様方がよくご存じの「高血圧」「高脂血症」「糖尿病」「高尿酸血症」「内臓脂肪増加」などがあります。
どのように頑張っても加齢と共の動脈は次第に硬くなり、若い頃のような弾力はなくなります。
<思い出のアルバムから>
初めてパリに行った1987年のアルバムを開くと懐かしい写真が色々とありました。エッフェル塔の写真もありましたので、紙の写真をスキャナーに取り込んでみました。
(金曜日ですが生け花クラブがないようですので、お花を紹介出来ません。昔出かけたドイツの写真をメインに紹介したします)
ドイツ連邦共和国(ドイツ語: Bundesrepublik Deutschland)、通称ドイツ(ドイツ語: Deutschland)は、中央ヨーロッパ西部に位置する連邦共和制国家で、首都および最大都市はベルリン州となっています。
私が初めてドイツに行ったのはまだ東西が分断されていた1987年でした。そう言えば思い出しましたが、当時は西ドイツの首都はベルリンではなくて、ドイツ中西部の「ボン」が首都でした。東ドイツの首都は東ベルリンでした。その時はまだ東ベルリンに西側から入ることは出来ませんでした。この後東西ドイツが統一され、ベルリンの壁が壊されました。
1994年に訪ねた時には旧西ドイツと旧東ドイツの間も自由に旅行することが出来ました。(→2014年のベルリンの壁崩壊後25年目の記事)。その時に撮った写真が↑ですが、今となっては貴重な写真となっていると考えます。
2011年は経由で2日間ドイツに滞在し旅行を楽しみました。 新たに時間が出来たらドイツの旅行記を書きたいと思います。今回は有名な旅行先の写真だけです・・🙇🙇
先進国の中で1番遅れて、新型コロナウイルスワクチン接種が始まっています。オリンピック開催の最低条件として国民の大多数が予防接種を終えていることだと思うのですが(本気で東京オリンピックを開催すると考えているのか不思議です)
それでも各地でコロナウイルスの予防接種が始まっていると思いますので、今日(2021年5月5日)までに私が分かる範囲内で説明致します。これから随時変わると思いますので、皆様方も情報を仕入れて下さいね。
現時点で日本で使われている、あるいはこれから使う予定の、ファイザー製もモデルナ製もmRNAワクチンです。それについては(→mRNAワクチンについて)を参考にして下さい。
そろそろ65歳以上の方には「ワクチン接種の案内」が届いているかも知れません。(これがないとまず始まりません)
こらからの一般的なワクチン接種の流れについて説明します。
・大まかな流れですが、お住まいの市町村から個人宛に「ワクチンの接種券」が郵送されるはずですので、待っていて下さい。時々、間違えるのが、65歳以上で65,70,75,80.85,90,95.100歳に送られてくる「肺炎球菌ワクチン」とは違いますので、新型コロナウイルスのワクチン接種であることを確認下さい。
・受け取ったらご自身で予約しなければいけません。ワクチン接種券が届いても、ただ待っていても市町村が手続きをするわけではありません(←実際間違っていた私の患者さんもいました)。接種券などに、お住まいの地域の予約をする電話番号があります。
今のところネットなどの予約ができる箇所は少ないと思います。書いてある電話で予約を取ります。電話が繫がらないなど苦情はありますが、繫がらないからと言って役場や病院に行っても無理ですので、電話を頑張っておかけ下さい。
・そこで予約が出来れば、何日の何時に、どの場所(接種会場)に出かけて受付をして下さい。この時に送って来た接種券以外に、本人の確認が出来る運転免許証や保険証などを持参して下さい。
・会場では問診票のチェック、その後医師による予診や接種が行われます。
ただし、これまでにアナフィラキシーという重篤な状態に有る方、重度な免疫不全などの受けられない方も出て来ます。 この問診票の記載の中にこれまでに心臓病や脳卒中などで通院中の場合に「主治医が接種してもよいかどうか聴きましたか」と言う欄がありますので、ワクチン接種までに主治医の病院に出かける時には、一言「私はコロナのワクチンを打っていいですよね」と聞いて下さいね。
その後に、接種会場で、健常状態、これまでの既往症、内服などの状況、接種可能かどうかを判断する医師の予診が行われます。これで問題なければワクチン接種となります。
・・・恐らくこの受付を開始して、医師の予診が終了するまでに時間がかかると思います。
・受ける場合には上腕の三角筋に打ちますので、接種の時には腕の付け根ぐらいまで、袖がまくれるような服装でゆくようにして下さい。ドックのように会場に着て着替えなどは出来ないと思いますので、注意下さい。
筋肉注射を打った後、気分不良や体調不良がないかどうか、もちろんアナフィラキシーショックが出ないかを会場や病院で30分程度待機して貰います。 その後はワクチン接種を受けたシールを貼った用紙と次回の案内も受けて帰宅となります。
<現時点で日本人の投与で分かっている副反応について>:(厚生労働省のホームページからご覧になれます。)要約を書いておきます。
<接種部位の反応>
痛みはほぼ90%がありますが、翌日がピークで徐々に低下します。熱間は1回目が最大10%、2回目が14%、で翌日がピークです。痒みに関しては6〜8%ですが、こちらは打ってから2〜3日後が1番多くなっています。こちらも次第に低下いてゆきます。
<全身反応>こちらの方が気になるかも知れませんね。主に頭痛、全身倦怠感、鼻水などです。こちらは1回目よりも2回目が多く出ることが分かっています。
次に発熱に関してです。37.5度以上の発熱に関してはまず年齢差なども出ていますので全体の数を示します。1回目で数%で、2回目は多くなり約半数が経験します。これもピークは翌日のとなります。 反応の違いか何か分かりませんが、年齢別にみると若いほど頻度が高く、男女別にみると女性の方が多く発熱するようです。 もちろん推測ですが、若いほど反応が強いのは予想されますし、男女差があるのは、男女の体格差があるのかも知れません。これは分かりませんので推測ですが、男性より女性の方が体つきは小さいのですが、ワクチンの投与量は一律同じですので、この差が出ているのかも知れません・・_・分かりません😅
頭痛に関してですが、これも発熱と似た傾向があります。1回目より2回目が多く、若いほど、男女間では女性に多い結果となっています。1回目で平均で20%、2回目で63%の方が経験しますが、これも打ったと2日目をピークに減少します。
これらの反応は、ワクチンを打った後に、人間の体が反応して抗体を作り出している結果の表れでもあるわけで、ワクチンを打って全く反応がなければ、逆に抗体もつくられていないのかも知れません。
やはり気になるのは重篤な副反応で、アナフィラキシーとか死亡例に関してだと思います。
厚生労働省の統計によると4月25日までに日本で接種した271万回の報告で、アナフィラキシーだされたのが94件で死亡例が12件あるとされています。現時点で死亡件数に関しては欧米の報告と同じ頻度だとのことですが、アナフィラキシーに関してはやや日本人に多いとしていますが、現時点ではワクチン接種のメリットの方がリスクを上回ると結論して、日本においてもワクチン接種を勧める方向となっています。
死亡例が12件とすると、今日のリスナーの皆様もこれは大変だと考えている思い、ワクチンを辞めようと考える方も出るかも知れません。 死亡例は高齢者が殆どで、基礎疾患を有していますのでワクチンそのものが死亡原因かどうかが分からないのです。他の病気で亡くなったり、寿命だったかも知れないのです。
ただ、これから高齢者の接種が本格化しますので、注意は今後も必要と思われます。
前回のブログ(http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-000d34.html )で2019年のパリの旅では、コロナの影響ではなくてフランスらしいデモ(黄色いベスト運動)のために、シャンゼリゼ通りが閉鎖されてしまうハプニングも・・・シャンゼリゼ通りでカフェなんていう私の儚い夢も消えてしまいましたが・・・でも行けただけで十分幸せでした💖
旅は憧れです。子供の頃に観た「兼高かおるの世界の旅」は別世界の夢や希望への扉でした。 今でも田舎者の私は「パリ」「シャンゼリゼ通り」なんていう言葉を聞くとワクワク感が止まらないのです。 日本では1971年にフランス人歌手の「ダニエル・ビデル」さんが唄った「オー・シャンゼリゼ」が大ヒットしました。日本語訳は「安井かずみ」さんが担当したようですが、フランスで唱われた歌詞の内容とはだいぶ違うようです。
フランスの歌詞と違うのはおかしいと言う方もいましたが、私にとってはどちらでもいいのです。この歌はパリへの憧れが詰まっているのです。そもそも私達にとってはフレンチポップスの代表曲と考えていたのですが、もとはイギリスの「ジェイソン・クレスト」のバンドの曲だったのがまたビックリもします。
1年ぶりにギターの弦を替えて、久々に自宅でギターを弾いてみました。長い間弾かないせいで弦を押さえる指が痛くなりましが、昨夜ネットで「オー・シャンゼリゼ」の歌詞とギターコードを探して録音してみました。よろしければお聴き下さい。(私が撮った写真と、許可のある写真やイラストを添えています・・・早く旅に出たいです✨️✨️)
フランスだけでも幾つかの凱旋門が存在するようです。フランスの都市計画で凱旋門のあるエトワール広場を中心に12本の通りが放射線上に伸びたようの造りになっています。地図で見る形が星(=etoile:エトワール)のように見えることから「星の広場(エトワール広場)」にある凱旋門とのことで「エトワール凱旋門」と呼ばれているのです。
「エトワール凱旋門」は、1805年にナポレオン・ボナパルト皇帝が、ロシア・オーストリア連合軍を破った「アウステルリッツの戦勝」を記念して、1806年にナポレオン自らの命によって建設が始まっています。完成までに30年を要し、1836年に完成した凱旋門です。完成はナポレオンの死後10年以上を経過していました。改めて個人旅行では、このようなことが予想される場合には現地に住んでいる日本人の力は偉大だと感じたパリでした。もう一度元気なうちにパリのシャンゼリゼ通りを闊歩してみたいです😀
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