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2021年3月

2021年3月31日 (水)

<世界を夢みて番外編> 1992年トルコ旅行記

<今日は第5週の水曜日でFM放送いきいきタイムは音楽放送としていますので、医療ネタはありません。私個人ホームページのニライの夢の中の「1992年トルコ旅行記 」に昔の旅行記も既にアップしていますが、折りをみてココロブにもアップしたいと思います>

五木寛之のイスタンブールや日本国内でもボスボラス海峡のCMがあったりした記憶があります。アジアとヨーロッパの架け橋のトルコには憧れがありました。

日本とトルコの関係の歴史は古くからあります。有名なのはエルトゥールル号」遭難という海難事故がありました。1890年、オスマン帝国(現在のトルコ)の船が、和歌山県沖で台風の被害を受け、沈没してしまいます。その時に近隣住民がトルコ人乗組員の救助を行い、政府も支援を行ったそうです。古くから好印象脱兎のことです。特に戦後は建国の父アタチュルクが日本を参考にした国づくりを考えたこともあり、トルコ国民も大変な親日家が多いのも旅行者にとっても有り難いことだと思っていました。 

このことから今でもトルコの人たちは、日本に親しみを持ってくれています。このエルトゥールル号の恩返しとして、1985年のイラン・イラク戦争では、日本政府が動けない中で、トルコ政府が在イラン邦人を救出する際に救援機を派遣したことが記憶に残っています。

この時にはネット環境も良くありませんし、自分でトルコ国内の移動や宿泊施設を捜すのは大変だと思い、ツアーで出かけました。ツアーで出かけるメリットはなんたって安心・安全で自分で何もしなくても、観光地の要点や移動手段は抑えて組み込まれていることです。またツアーの仲間がよければ旅行が2倍も3倍も楽しくなることも多々あります。 大変ありがたい事です。 まだまだ観光地化されていない国を訪ねるにはメリットの方が断然高く、デメリットの部分を遙かに凌駕すると考えています。

エジプト旅行でも書いたのですが、当時はイスラム社会は非常に安心で、イタリアやフランスの観光地よりもずっと治安面でも良かった社会でした。トルコを旅行して感じたのは、子供から老人まで非常に親日家が多いことでした。特に地方などでは日本人と言えば歓迎される雰囲気がありました。

時間を見つけて今後、1992年の旅行記を書いてみたいと思います。

取り敢えず主な旅行先の写真だけでも記載します(紙の写真をスキャナーで取り込んでみました。画質は悪いのですが、これぐらいしか補正出来ませんでした😢)

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2021年3月28日 (日)

世界を夢みて(235):Sainte Chapelle Paris(2階の大ステンドグラス群と動画)

前回のブログではサント・シャペルの1階部分(下層礼拝堂)を紹介しました(→サント・シャペル1階)。どんなに時間がなくても1階だけ観て帰らないで下さいね😄。1階の入口側の両サイドに2階に上がる階段(向かって右側が昇り、左は降りてくる階段だった思います😅)があります。2階に上がるといよいよこの教会の代名詞となる全面のステンドグラスに圧倒されるはずです。

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写真だけ観てもわかり難いと思いますのでサント・シャペルのホームページより無料でダウンロード出来る案内図(↑)を載せて置きます。

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上層礼拝堂に入り奥を眺めてところです。これでもかというぐらいのステンドグラスはヨーロッパでも余り観たことがありません。


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奥にはこの教会を建てた理由となった大聖遺箱を納めて場所があります。

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ルイ9世は熱心なキリスト教徒で、キリストの受難に関する聖遺物(=キリストやマリアの遺品や受難に関わるもの、また諸聖人の遺骨や遺品など)の収集に努めた国王でした。中でもキリストが亡くなった時にかぶった荊(イバラ)の冠も奉納されたとのこと。 本物かどうかは分かりませんが、キリスト教に取って、イエスがかぶっていた荊の冠となると想像もつかない貴重なものだと考えます。 ルイ9世は当時の国家予算ぐらいの大金を費やした購入して、この教会に納めたのです(この教会よりもキリストの荊の冠の方がずっと高価だったことが分かります)・・・・その後この「荊の冠」はこの教区の1番権威のあるシテ島のノートルダム大聖堂に保管されることになりました・・・2019年にパリ・ノートルダム大聖堂が火災に遭います。その時にわざわざニュースで「荊の冠」は無事救出されたことが報じられたのです。それ程貴重な聖遺物なのですね。

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入口側を振り向くと、ここはまた素晴らしい薔薇窓が見えて来ます。ヨハネの黙示録を描いた「西のバラ窓」です。

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バラ窓の下から2階のバルコニーに出ることが出来ます。パリの素晴らしい教会の1つですので、パリにお越しの際は是非ご覧になって欲しい場所です💕
<動画も作成しましたので合わせて観て頂けたら幸いです>
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(10年間このブログで書き留めた記事をまとめてみました。よろしければご覧下さい→「ニライの夢」です)

 

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2019年9月の旅行の際パリを案内して頂いた方が素敵なインスタグラムを始めました。最新のパリの状況もご覧頂けるものと思います(ご本人にも了解を得ています)https://www.instagram.com/igo_ks/

 

2021年3月26日 (金)

今週の生け花(令和3年3月第4週)

全国的に温かさが戻ったと思いますが、本土の方では花粉が飛び交って大変かも知れません。もう桜(染井吉野)も咲き出して、桜前線も次第に北上するかも知れませんね。今日は久々にお昼時間に高校野球をハラハラしながら見てしまいました。高校生の溌剌したプレーは良いものです。惰性で生きている私(😅) としたは「喝!」を入れられた気がします。もっと何事にも全力で取り組まなければ・・・✌️

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今週も生け花クラブがあったようで、いつもの2階の小さなスペースにもお花が飾られていました✨️ 丸い白い花器でしたので、影を強調した方がいいかと思い、上からライトをつけた状態で写真を撮ってみました。
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非常にシンプルな構成ですが、ガーベラがあるお陰で華やかな感じを受けてしまいます。不思議です。

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丸く白い花器に、紅色のサンゴ水木、青いエニシダは直線的枝振りで、扇状に空に向かって広がっています。スターチスは小さな花をつけていますがガーベラに主役を任せて脇役に徹した感があります。
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斜め上から眺めると、上方のライトと廊下側の光のために、影も面白い形に投影されています。来週からは新年度ですが、コロナが収まるまでは浮かれることなく静かにこのコロナ禍が過ぎ去るのを耐えしのがねばなりません。皆様方も気をつけて対応してくださね💖
<花材:サンゴ水木、エニシダ、ガーベラ、スターチス>

2021年3月22日 (月)

急性虫垂炎

FM放送にて医療番組を行って14年になろうとしていますが、虫垂炎を含める急性腹症について話した事がありませんでした(1時間で急性腹症を話すには無理があるのでやらなかったと言うことも多少はあるのですが・・😅)

ブログでは腹部外科の緊急手術で1番多いのが急性虫垂炎だと思いますので、今日はこの「急性虫垂炎」について書いてみます。

急性虫垂炎で生涯にわたって手術を経験された日本人は大凡5〜7%程度いらっしゃると思います。それでも素人の方が「急性虫垂炎で虫垂切除術を受けた」なんて言う方は少ないと思います。多くの方は今でも「盲腸の手術をした」と話をすると思うのです。では盲腸を切ったのかというとそうではなくてやはり虫垂を切除したことになっているはずです。 ではこの辺りから

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上のシェーマを見ながら説明します。食事を取ると食道→胃→十二指腸→小腸(空腸・回腸)となって大腸(盲腸・結腸・直腸)となって排出されます。大腸の始まりの部分で小腸が入ってくる部分よりも、下側に僅かにある大腸の部分を盲腸と呼んでいます。盲腸は特に草食動物では発達していて繊維質の分解に役に立つ部分ですが、肉食動物や人間では退縮してあまり意味がなくなっています。その盲腸の先端からトンネルの様に開いている小指ほどの大きさの管状の組織が虫垂です。 これも動物により違いもありますし、人間にとってまだ必要なものかどうかも議論の最中です。医学会でも免疫システムのためにあった方がいいとか、不必要なものなど様々な意見があり結論は出ていません。
虫垂は入り口が盲腸と同じ粘膜で被われているのですが、その入り口が何らかの理由(便の塊の糞石やバリウム検査の後にバリウム、あるいは小腸の炎症で周りのリンパ節が腫れた影響など)で詰まったり、詰まり気味になることで、急激に虫垂の内腔の圧が上昇し、炎症が強くなることで、急性虫垂炎が発症する場合があります。

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上の図のように、多くの方は右の下腹部に虫垂はあります。何らかの理由で虫垂の中の圧が上がり、炎症を起こすことで、痛みと熱(微熱程度)がでます。 経験された方や知識がある方は、虫垂炎でも最初は胃の痛みだったり、場所がはっきりしない痛みが、最終的には右下腹部の痛みがはっきりしてくることを知っているかもしれません(勿論皆同じ経過ではありませんが・・)。 お腹の中には胃からカーテンのようにぶら下がった大網と言う組織があります。 お腹の中に炎症があるとその大網が炎症の部位を包むようにして、膿がお腹全体に流れないようにする作用があります。 炎症や外傷で腸に穴が開いたも限局性の腹膜炎に止めるような働きがあります。
長々と大網の位置と作用を書いたのは、虫垂に炎症が起こると早い時期に大網が異常に気がつき、痛みとして伝達します。 根元が胃の部分にあるために、虫垂(右下腹部)の痛みが胃の痛みのように感じてしまいます。 そのことから虫垂炎の始まりの頃に胃の痛みやむかつきがくることがあり、病院へ受診しても胃カメラを受けて帰って来ることもあるのです。 その後半日から1日ぐらい経つと胃の痛みよりも右下腹部の痛みが急速に強くなり、本人も右下腹部が痛いですと病院を訪れる事になるのです。 
右下腹部の痛みは次第に増強し、始めは押した時に痛みがある程度ですが、次第に右下腹部を押して離した瞬間も痛みを感じます(これを反張痛といい腹膜炎の所見となります)。更に強くなると無意識にその場所を押そうとすると、自分を守る為に筋肉が硬直(筋性防御)が起こります。その僅かな違いを外科医は触診で確かめて手術の必要性を判断します。 現在はエコーやCTがあるために、ほぼ確実に判定が可能となっていますし、虫垂炎以外を除外することもある程度分かるようになりました。
では手術となると、腹腔鏡を使うか使わないかも判断に迷うことがあります。同じ急性腹症でも胆嚢炎は可能ならば腹腔鏡の利点が大きいのですが、通常の虫垂炎ならどちらもメリット・デメリットともあまり変わりません。腹腔鏡を使う先生方は傷が小さいとか色々なことを除外出来ると利点を言いますが、術前のCT検査にてその場所がピンポイントで分かりますので、痩せている方なら2Cm の傷で十分やれるのです。 35年以上外科医をやっている禿げオヤジにとってはどちらでも良いと思いますが、皮下脂肪が厚くて比較的軽症なら腹腔鏡を、痩せている方なら腹腔鏡を使うまでもないと考えています。まあケースバイケースです😊

2021年3月21日 (日)

世界を夢みて(234):サント・シャペル (Sainte chapelle)見学(外観と1階部分)

(10年間このブログで書き留めた記事をまとめてみました。よろしければご覧下さい→「ニライの夢」です)

 

早朝にスペインのビルバオを発って、10時にはパリの街歩きスタートです。ホテルに荷物を預けて、地下鉄で近くのパリの中心地シテ島に向かいました。2019年4月に火災を起こしたノートルダム大聖堂はこの旅行計画を立てた時には見に行くべき教会と決めていたのですが、火災のため見学は出来ません。 ただもう1回目のパリ旅行で見たサント・シャペル教会も今回再訪したい教会の1つで予定に組み込んでいました。 ノートルダム大聖堂と同じ、パリの中心部、セーヌ川の中洲に浮かぶシテ島にあります。「パリのセーヌ河岸」の一部としてノートルダム大聖堂などとともに世界遺産に登録されています。

 

サント・シャペル (Sainte chapelle)とは「聖なる礼拝堂」という意味で、フランスのパリ中心部、シテ島にあるゴシック建築の教会堂。 ゴシック建築の最高傑作の1つと言えるかも知れません。 サント·シャペル·デュ·パレとも呼ばれ、ルイ9世(聖ルイあるいは聖王ルイ)が1239年から収集し始めた聖遺物を納めるために建設を命じたとのこと。コンシェルジュリーとともにカペー朝時代の王宮であるシテ宮の跡に建築されています。 いまでは年間、90万人以上の観光客が訪れる観光名所となっています。


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火災のあったノートルダム大聖堂から直ぐ近くのシテ島の中心部にサント・シャペルはあります。中央の建物↑がパレ・ド・ジャスティス(裁判所)で、左の尖塔が見えるのがサント・シャペルです。このようにサント・シャペル教会が独立した敷地内に建っている訳ではないために、教会の全体像だけを単独で撮るのは出来ません。
Saintechapelle裁判所から左に進むとサント・シャペルの入口があります。かなり人が並んでいますが、以外と早く進みました。入口で簡単なセキュリティーチェック受けます。
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近寄るとやはり大きな建物だということが分かります。外国の教会などはどれもやはり大きいです。教会の敷地内に入っても、行列が出来ていますが、順調に進んでいます。まだ時間が早いせいか、団体客もいないようでした。入るまでに10分、チケット購入まで10分程度でした。夏の混んでいる時には行列ができ入るまでに相当時間がかかることも多いようです。

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教会の正面入口の左側にチィケット購入口があります。事前に購入済みの方はその柵の右側のレーンより直ぐには入れるようです。初めから見学予定の方ならネットなどで事前に購入もいいと思いますし、幾つかの美術館を回れるミュージアムパスもあるようですので検討して下さい。上の写真の左側に赤い看板が少し見えていますがここがチケット売り場で、大きめの鞄や、リュックなどはその横で預けて中に入ります。


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教会の入口にはこの教会の守護聖人の聖母マリアの像が迎えてくれます。
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入口から入ると1階部分(下層礼拝堂)となります。鮮やかな青い天井に銀色の柱、取り囲むステンドグラスの窓が美しいです。あくまでここは下層礼拝堂ですので、この教会を有名にするステンドグラスは2階(上層礼拝堂)部分です。時間がないからと1階だけ観て帰らないで下さいね(まあ1階部分も素晴らしいですが・・・)。


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下層礼拝堂の正面奥には、この教会の建設を命じたルイ9世の像があります。内戦で荒廃したフランスを統制して、その後のフランスの繁栄を保った聖王と呼ばれる人物です。
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上部の三角のステンドグラスもそれぞれが色や内容が違い、それぞれは色々なキリスト教の場面を描いているようです。

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サント・シャペル教会のこの青い天井に吸い寄せらられる感じがしました。

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1階には売店もあって色々なグッズを売っていました。皆様方も覗いてみてはどうでしょうか。
次はいよいよ2階(上層礼拝堂)の眩いステンドグラスをご紹介致します。間違っても1階部分だけみて帰らないで下さいよ。圧巻は2階ですので😊

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・・・今回のパリでは頼もしい助っ人をお願いしていました。と言うのは当時土日は「黄色いベスト運動」が活況(笑)を擁しており、いつ何時交通機関が麻痺したり、デモなどで不測の事態になることも考えられたために、現地在住の日本人の素敵なマダムに1日半のパリ観光を依頼していたのです。予想通り、急に地下鉄やバスの路線が止まったり、シャンゼリゼ通りが閉鎖になったりしました。身動きが出来ない事態となったと思いますが、彼女のお陰で実にスムーズに観光が出来ました。本当に頼もしかったです。それにとてもチャーミングなマダムです😉。
彼女にも了解を得ましたので、パリ在住のigo_ksさんのインスタグラムを紹介しますね(パリ好きな方はフォローしてみて下さいね:最新のパリ事情も知ることが出来ると思いますよ💕)→https://www.instagram.com/igo_ks/

2021年3月19日 (金)

今週の生け花(令和3年3月第3週)

ここ何日は暖かい日が続く日本列島ですが、週末からは寒の戻りがあるかも知れません。1部の地域ではコロナウイルス感染症の新規発生者数が徐々に増加するなかで、卒業・入学・就職・転勤などの歓送迎会、花見などが重なるこの時期に緊急事態宣言解除となるのは、皆の気の緩みに繋がり第4波の感染拡大が危惧されます。

どうぞ、緊急事態宣言解除と感染が下火になったと勘違いしないで、これまで同様に自制をして貰いたいと考えています🙇

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今週もいつもの2階の場所に生け花が飾られていました。「金色の真ん中に赤がある」花器の上には「黄色の真ん中に緑色がある」千年木の対比が面白いです。

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通常はアンスリウムは真っ赤が多いのですが、今回使われているものは苞が白く先端が赤みがあるあまり見かけな品種のようです。偶然かも知れませんが、これがグロリオーサの花の色に近い為にそれぞれが目立たなくなっています。両方で打ち消し合っている感じです。枝に勢いのあるサンゴ水木を直線で使う手もあったと思いますが、あえて枝を曲げて視線が上方にむかないように試みたかも知れません。
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ひとつひとつの花材を取り出すと全く違う感じですが、全体としてまとめているのはやはり生け花クラブの皆様のセンスの良さなのでしょう👍
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来週からは緊急事態宣言が解除になったとしても、感染を増やさない国民の意識が問われる週間になりそうです。どうにか春休み期間、お花見期間の感染拡大を防いで欲しいと願っています💖

 

2021年3月17日 (水)

南国の春は花がいっぱい?

今日は第3週で会議のためFM放送は他の職員にまかせています。医療ネタはありませんので、この日曜日に自宅の花々の写真に撮りました。

沖縄で桜と言えば避寒桜で、1番寒い時期の1月から2月にかけて濃いピンク色の花を咲かせてくれます。毎年桜祭りなども開かれますので(今年は残念ながらコロナの影響で中止でした)春に向かう気にはなりますが、春はまだ先のような感じてしまいます。 染井吉野の開花のように花が咲く時期と春の始まりが一致していた違うと思うのですが・・・

拙宅の小さな庭に1本植えているいっぺい(Tabebuia chrysotricha:コガネノウゼン)の木が真っ黄色な花を咲かせると、春になったなと実感します。

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鮮やかな黄金色の花を一斉に咲かせてくれますので、これが咲くといよいよ春がきたと感じます。
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イッペイは南米原産の落葉樹で、冬に完全に葉が落ちたあとに花が咲き出しました。しかし5年ほど前からは温暖化の影響でしょうか、拙宅のイッペイは冬に完全に葉を落とすことなく、花が咲いてしまいます。それでも花が咲き終わると新緑の芽が吹き出して清々しい緑の色に変わって行くのです。

沖縄では(我が家だけ?)本土と違い、春の頃が1番お花が咲く時期だと考えています(夏は暑すぎてブーゲンビリアなどは元気ですが、観葉植物もバテ気味となります)。

来週にはイッペイの花もピークを越えてしまいそうですので、他の花々も一緒にこの日曜日の写真を撮りました。

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昨年の4月のブログに今回同様にお花の写真を出しました。その時には来年はコロナが終息して欲しいと書いていたのですが、まだ時間がかかりそうです。それでも世界各国でワクチンなども開始となり希望の光が見えて来ました。
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特に今日の日中はかなり暑くなったようです(週末はまた気温が一時的に下がりそうですが)。来年のお花の時期には、コロナも話題にのぼらず何事もなかったかのようにお花達を眺めてみたいです💕

2021年3月14日 (日)

世界を夢みて(233):パリ・シャルルドゴール空港から市内への交通手段に注意

(私の個人のホームページ「ニライの夢 」 https://dreams-nirai.com もよろしければご覧下さい🙏😀)

早朝ビルバオのホテルより、タクシーにてビルバオ空港、CDG空港へと向かいました。予定通り出発し、往路でロストバッケージをくらったCDG空港に到着。今度はちゃんと問題なくスーツケースを受け取り市内へと向かいます。

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もし初めて行く方でしたら「CDG空港から市内への移動手段は前もって慎重に考えておくこと」が必要かも知れません。

RER(エル・ウー・エル)のB線でCDG空港から市内へは一番安く(10€)乗り換えなしで行けるのですが、スーツケースを持っての移動はあまりお勧めしません。

Rer  後で調べて判ったのですが、「RERを利用する場合は最低限でも快速電車を利用すること」とあるブログに書いてありました。

私の場合、快速電車が丁度出た後で、その次ぎの電車に何も考えずに乗り込みました。始発ですのでスーツケースを横に置いて座席に座れたのですが、なんとこの電車は各駅停車で通勤時間帯とも重なり、止まる駅ごとに沢山の乗客が乗ってきて立錐の余地も無い程に・・・本当に身動きが取れないほどの混みようでした。とうとう横に置いたスーツケースを膝に抱えることに・・・

それも後で知ったことですが、パリの中でも治安の悪い駅での停車となるとのことです・・・利用したことは1回ですのであまり生活をしている人々のことを悪くは書きたくないのですが・・・少なくとも日本人がパリ(ヨーロッパ)をイメージするような路線ではありませんでした(すみません・・私の身勝手なイメージです)

・大きな荷物を抱えてRERで移動なら少なくとも快速電車で移動すること。夜間や女性の一人の場合はシャトルバスやタクシーを利用した方がいいと考えました。予約は必要ですが空港送迎サービルもあるようですので、事前に調べて選んだ方がいいと思います・・・私も一応事前に調べたのですが「朝の時間帯ですし、CDG空港が始発で、宿泊ホテルまで乗り換えなしでゆけるので大丈夫」と油断しておりました😭

これまで何度がヨーロッパ内を鉄道で移動したのですが、身動きが取れない程の満員電車は初めての経験でした(単に経験が少ないだけですが・・・)。流石に今回は写真を撮る余裕などなかったです😅 その後のパリの地下鉄やバスは全然問題ありませんでした。安心して利用出来ると思います💓

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地下鉄より外に出ると、この街路樹や建物はパリを感じさせてくれます。25年ぶり3度目のパリの匂い(?)がしました。テンション⤴😃

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違う場所での写真↑ですが、こんなバスの広告を見てもパリに来たなと改めて思いました。バスの広告に書いてるのはパリの有名なアウトレットモールの「ラ・ヴァレ・ヴィレッジ」のようです。買い物に興味のない私ですので知りませんでしたが・・・私としては女性の写真がプリントされているバスの窓枠がどうなっているかの方に興味がありました😅


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駅より直ぐ近くのホテルに寄って身軽になることに。時間が早いので記帳した後にスーツケースを預かって貰い、早速パリの街歩きです。上の写真はホテルの入口ですが、壁の絵や調度品の感じはお洒落で如何にもパリの雰囲気です。 こんなスタイルがパリには似合いますね✨️
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・・・今回のパリでは頼もしい助っ人をお願いしていました。と言うのは当時土日は「黄色いベスト運動」が活況(笑)を擁しており、いつ何時交通機関が麻痺したり、デモなどで不測の事態になることも考えられたために、現地在住の日本人の素敵なマダムに1日半のパリ観光を依頼していたのです。予想通り、急に地下鉄やバスの路線が止まったり、シャンゼリゼ通りが閉鎖になったりしました。身動きが出来ない事態となったと思いますが、彼女のお陰で実にスムーズに観光が出来ました。本当に頼もしかったです。それにとてもチャーミングなマダムです😉。
彼女にも了解を得ましたので、パリ在住のigo_ksさんのインスタグラムを紹介しますね(パリ好きな方はフォローしてみて下さいね)→https://www.instagram.com/igo_ks/

2021年3月12日 (金)

今週の生け花(令和3年3月第2週)

3月の中旬になり、那覇市は暖かい日が多くなりました。周りの木々にも花々が咲いているのを見てとることが出来ます。南国から春はやって来ます。本土にお住まいの方にとっては暖かくなる日も多くなる一方でスギ花粉もまだまで多い季節で大変かも知れません。

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今週の生け花は、丸く落ち着いた色合いの花器に、赤い花が咲き誇るツツジとその色と対比するように白い大輪の菊が目立っています。春の時期に花を割かせるツツジは昔から日本の庭木として楽しまれた花木なのかも知れません、ツツジにも沢山の種類があるようですが、今回のツツジは紅切(ベニギリ)ツツジかも知れません(ちょっと自信がありません😅)。
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よく見ると円筒状の花器の前方にも穴が開いていて、そこにも生け花をさすことが出来ます。面白い構造です。
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赤、橙、白とそれぞれが目立っている花々ですが、よく見ると花器の後方にガマズミのピンク色の蕾がいま咲こうとしています。
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斜め上から撮った生け花です。何となく鳥の気持ちになって上空から眺めているようです。暖かい春の日差しを感じますね💖
<花材:つつじ(ベニギリ)、ガーベラ、菊、マーガレット、ガマズミ>

2021年3月11日 (木)

東日本大震災から10年

2011年3月11日14時46分 三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の巨大地震が発生、地震の大きさだけでなく、巨大な津波が全てのものを破壊し、東京電力の原子力発電所の事故など私達が経験したことのない大災害が起きました。沖縄では地震の揺れも感じることがなく、ニュースでこの巨大地震のことを知ることに。次々とブラウン管に写し出される映像をみて凍り付く思いでした。あまりに巨大すぎて、揺れを感じない私にとっては実際に起きているこの惨状を現実として受け止めきれない時間帯がありました。1995年1月17日午前5時46分に起きた阪神・淡路大震災の時も遠く離れた沖縄でその日も何時ものように職場へと車で向かう途中で地震の第一報を聞きました。あの時もテレビに映った倒壊した建物や煙が上がる市街地を見ても、現実として受け入れられない気がしていました。 それ程この2つの地震の破壊力は大きかったと思ったのです。
阪神・淡路大震災の時には大学病院でしたので、教授から要請があれば第1陣として救援隊として入るように指示を受けていました。持って行くリストなども作成しました。その日から暫くは外勤の仕事や当直も他の医局員に交替して貰ったのですが、結局は大学からの派遣はありませんでした。東日本大震災の被災の規模や状況が次第に分かる様になり、これまで経験したことがない被災である事、原発で起こった水素爆発など医療者として出来ることを考えていました。沖縄からも医療ボランティアとして現地に向かうことになり、当院から5名が交換ずつ現地の医療を手伝うことになりました。皆使命を果たして元気で帰って来てくれました。しかし私は何もしていないのです。阪神・淡路大震災の時もこの東日本大震災時も私は何もしていないのです。私の心の中にはいつも申し訳ない気持ちがいっぱいなのです。
ずっと心に引っかかっていた場所に2015年の4月に土日を利用して、少しだけ見に行くことが出来ました。体験者の話を伺うことが出来ました。このブログでコメントのやり取りがあった現地にお住まいの方にも会うことが出来ました。本当に大変な苦労をなされたと想像しました。
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この地方を初めて訪ねたのは大学生の時の夏休みでした。東北の人々の優しさや歴史文化の高さ、山や海の幸の豊かさを知ることが出来ました。その後は学会などがある場合に訪ねることがありました。 2015年に震災後初めてこの地を訪ねたことで、色々な思い出が蘇りました。津波で分断された鉄道がありました。かつてこのローカル線を利用して豊穣な東北の海を眺め、泊まったホテルでは新鮮な海産物を味わったことがありました。それが今は何一つない場所がありました。かつて家々が立ち並んでいた場所が何もない真っ平らな土地へと変わり果ていました。 しかし住む人々はしっかりと耐えて新しいことをそれぞれが初めていました。
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東北地方の豊かさを支えてきた豊穣の海です。私が訪ねた時には穏やかな波で美しい海岸線でした。長い歴史の中でこの豊かな海も時として自然の脅威を見せつけてしまいます。 歴史はそのことを伝えていたはずです。 私達が住んでいる日本は海からの恵みも火山活動からの恵みも分けて貰っていることに感謝しながら、この規模の大地震はいつか確実に起こること、この災害にいつも備えるべきことを教えてくれたはずです。
自然災害ではない原発事故の人災についても、もう一度考えるべきだと思います。この事故処理はまだまだその工程でさえ分かりません。事故の処理も出来ない人間が新たに原発を許可すること自体が私には理解出来ずにいます。以前にも書きましたが、原発促進派は中国や北朝鮮の脅威論者でもある方が多いようです(あくまで私の感じることですが)。有事の際に原発は守ることが出来るのでしょうか? もしも原発が自然災害以外にテロや戦争時の標的になった時に日本は立ち退けることがで来るのでしょうか? ミサイル脅威論を言うならば原発脅威論も同時に議論すべきだと考えてしまいます。
あれから10年、もう10年、まだ10年、あの時から時計が止まった方もいるかも知れません。これは何が正しいかではありません。 1人1人が感じる違いだと思います。 それでも私達は生きてゆかねばなりません。 自分のためにも、震災で命を落とした彼らのためにも息をして、食べて、寝て、生きてゆかねばなりません。 少しでも犠牲となった方々に対して恥じない人生を送らないといけないと考える今日の日です。
ココロブの記事を中心にまとめた私のホームページでの記事は→https://dreams-nirai.com/blog/2021-03-11.html

2021年3月10日 (水)

骨粗鬆症患者さんの骨折の特徴

(ココロブの記事をまとめたホームページを作成しました→ニライの夢 https://dreams-nirai.com)

 

今日のFM放送は骨粗鬆の第2弾として、骨粗鬆症に伴う骨折や転倒防止などの話をしました。私達人間の骨は大小様々で、耳の中にある米粒大の小さな骨から、40cm程度の長さの足の大腿骨までおおよそ206本あります。頭蓋骨を除く大きな骨の構造は外側に硬い皮質骨があり、内側に血液を作る骨髄を含む海綿骨があります。背骨や腕や足の骨など、大きな力がかかる部分の骨は皮質骨の割合が多くなっていて、衝撃に強い構造となっています。
この硬い骨も実は皮膚と同じ様に日々新しく生まれ変わっています。骨の新陳代謝を司るのが破骨細胞と骨芽細胞です。年齢を重ねると(特に閉経後の女性)、破骨細胞と骨芽細胞のバランスが崩れ、骨の密度が落ちてしまいます。硬く強い骨がスカスカのようになってしまうのです。これが骨粗鬆症です。

Th_1252471 骨粗鬆症とは骨の量が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。近年寿命が延び、高齢者人口が増えてきたため、特に問題になってきています。日本では、約1,000万人の患者さんがいるといわれており、高齢者人口の増加に伴ってその数は増える傾向にあります。

骨粗鬆症は全ての骨に同様に起こる訳ではなく、起こりやすい場所があります。起こりや場所として、脊椎(背骨)、大腿骨が上げられ、その場所の骨折が多くなる傾向があります(脊椎圧迫骨折、大腿頸部骨折)。また筋力低下や運動神経低下などで前屈みで手をついて転んでしまい手の骨を折ることも多くなります(橈骨遠位端骨折)。

骨粗鬆症が問題になる理由をまとめますと,次のようになると思います。

  • 高齢者の寝たきりの原因のうち約15%が「骨折」といわれています。中でも「大腿骨」という太ももの骨の骨折が問題となります。骨粗鬆症が進んだ骨はちょっとした衝撃でおれてしまうことがあります。骨折をきっかけに寝込んでしまうと、骨折が治った後も自力で歩くことが困難になってしまうのです。
  • 背骨が圧迫されてつぶれていく(これを圧迫骨折といいます)と、背中が丸くなり内臓が圧迫されるため消化不良や便秘になったり、食べたものが食道に逆流しやすくなり胸焼けがしたりします。
  • 背中や腰などに、骨折に伴う痛みが出てくることがあります。
  • 痛みのために、日常生活での動作が制限され、行動範囲も狭まってしまいます。
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骨密度の測定は診断はX線(レントゲン)検査が一般的でしょうか。現在多く行われているのは、骨密度が落ちやすく骨折を来しやすい、腰椎と大腿骨の2カ所の骨密度を測定して、若年成人と検査した本人の年齢の検査値を数値化して表す方法(DXA)が多いと思われます(→レポート用紙に「自分の年齢と若い人の年齢と比べたら、あなたの骨密度は○○%ですと図と数値で記載」と書いてあるやつです😊)。

整形外科医ではありませんのではっきりしませんが、DXA法の値のみでどの治療を選択するかは決まっていないようです。これまでの経過や受傷起点、実際の症状や骨折の状況などを目安に治療を開始するとのことですので、整形外科の主治医を御相談なされて決定して下さいね。

2021年3月 7日 (日)

世界を夢みて(232): 早朝ビルバオ空港からパリに向かう

(私の個人のホームページ「ニライの夢 」 https://dreams-nirai.com もよろしければご覧下さい🙏😀)
2019年の旅行で初めてスペインとフランスにまたがるバスク地方の旅を行いました。独自の文化や言語を持ったバスクはヨーロッパ最古の民族と言われるだけあってとても特異的な地域でした。穏やかで規律正しいバスクの人々も垣間見ることができる旅でした。
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フランス国境にある、ラ・リューヌ山頂では、小さな石碑が国境線を示すためにおかれていましたが、誰も意識することなくフランスースペイン間を移動・・・私の短い足でも国境線を跨ぐことが可能でした。元々はバスク人達が住む地域を国境線で区切り、フランスとスペインに分けたのですから国境を意識すること自体がおかしなことかも知れません。

早朝ビルバオ空港からパリに向かいました。ホテルの前から空港行きのバスが出ます。それでも良かったのですが、自分達の時間にも合わせて貰うために前日にホテルのフロントでタクシーの予約をした貰いました。朝5時前に起床し、予約の5分前にフロントに降りると既にタクシーがホテルの前で待機して貰っていました。 

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ホテルからビルバオ空港まではあっと言う間でした。予定より30分早く到着(朝の5時半には飛行場に到着したようです😄)。一応はスペインからフランスへの国際便のため(シェーゲン協定内の移動ですから国内線と同じですが・・)に余裕を持って到着し、スーツケースを預け搭乗手続きを済ませました。 ビルバオからパリへは何便か出ていましたので(こんな早くの便でなくてもと思ったのですが)時間がないのでパリに着いたら直ぐに散策開始としたかったのです。いつもながら忙しい旅です(いつかは時間を気にせずノンビリした旅を経験してみたいです😅)。

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予定より早く着いたために、もう二回目はないかも知れないビルバオ空港の写真を撮る時間ができました。非常に近代的な建物で後で分かったのですが、ビルバオ市内に架かるスビスリ橋を設計した方がこの空港も設計したそうです。この橋はビルバオでの散策時にグッゲンハイム美術館の近くにネルビオン河に歩行者専用の白い橋が架かっていました。ツインタワー(磯崎タワー)の近くでスビスリ橋(Zubizuri:バスク語で白い橋)を設計したのはサンティアゴ・カラトラバ(SantiagoCalatrava)氏だそうです。確かにこの曲線的な感じはスビスリ橋と共通点があります。

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広々としたガラス張りの屋内より外の飛行場がよく見渡せます。

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搭乗時間となり、チェックイン後外に出ると目の前にエールフランスの飛行機が駐輪していました。外からタラップを昇るのも好きです。ボーディングブリッジを通ると何となくこの「さあ!、行くぞ」という感じがでません😄。
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一応国際線ですので、期待は少ししていたのですが、機内食はパンが1個でした😀。これが今日の朝食です。 これで十分、だって2時間半後にはパリなのですから✨️
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人生初のロストバゲージを経験したパリ、シャルル・ド・ゴール空港へ定刻通り到着。スーツケースもゲット。早起きした甲斐があってまだ9時40分です。さあ今日も一日中遊びます(笑)

2021年3月 5日 (金)

今週の生け花(令和3年3月第1週)

3月に入り、三寒四温と言われるようにここ沖縄でも寒暖差が出てくるようになりました。それでも確実に季節は春へと向かうのですね。

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今週も2階の小さなスペースに生け花が飾れれていました。正面から見ると細い円柱状の白い花器に小さな蕾をつけたガマズミが勢いよく上方へ枝を伸ばしています。その枝の間に赤いカーネーションと白いグラジオラスの花が顔を覗かしている構図です。
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斜めから見ると正面でのイメージとだいぶ変わってきました。花器が2列になっていて前後に長い構造になっています。カーネーションもグラジオラスの花も少し目立ってきました。先ほど観たらグラジオラスが上方の花も開きましたのでまた違うイメージになっていました。生け花は時間と共に変化してしまいますし、その美しさも長続きはしません。だからこそこの瞬間を大切にしないといけないのかも知れませんね。
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上方のライトを点灯すると影の部分も写し出されて表情が違ってきました。沖縄県でもワクチン接種が始まりました。ヨーロッパやアメリカなどで接種後の感染の抑制効果が分かるようになり、早く世界中の人々が免疫を持ってコロナの終息を迎えたいです💖
<花材:ガマズミ、グラジオラス、カーネーション>

2021年3月 3日 (水)

骨粗鬆症の原因と治療薬

このブログの記事をまとめたホームページを作りました。見て頂くと嬉しいです😃(ニライの夢:https://dreams-nirai.com/)。
骨粗鬆症についてはこれまでにも何度か書きました(高齢者では男性も骨粗鬆症に注意 骨粗鬆と宇宙飛行士。 骨の構造と役割とカルシウム。

今回は骨粗鬆症の治療薬についてまとめたいと思います

人間の身体は加齢と共に骨密度が低下してゆきます。骨粗鬆が進んだ高齢では、僅かな外力でも骨折を来しやすくなり、その後に寝たきりとなり生活の質を損なうことも多く認められます。ですので特に高齢者の骨粗しょう症治療の目的は、骨密度の低下を抑え、骨折を防ぐことにあります。 骨粗しょう症の発病には、食事や運動などの長年の習慣も深く関わっています。まずは日頃から食事の改善や日頃の運動を取り入れることが治療の大前提となります。食事療法や運動療法を行い、足りない部分を治療薬で補強することが基本となります。

昔からカルシウム製剤や活性型のビタミンDなどが一般的でしたが、最近は様々な病態に合わせた治療薬が開発されて、臨床で使われるようになりました。投与法も飲み薬や注射製剤もあり、それぞれが患者さんに併せて投与間隔も選べるなど様々な種類が増えて来ました(その分より複雑となってきた感じがします)

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骨は常に生まれ変わっています。骨芽細胞と破骨細胞のバランスが崩れると骨粗鬆症となります。年齢と共に骨芽細胞よりも破骨細胞の方が相対的に強くなります。特に閉経後の女性は顕著にでます。非常に単純に言えば(←私の単純な頭ですが😢)骨粗鬆症の治療は、骨の原料となる栄養素を補充するか破骨細胞の力を弱めるか骨芽細胞の力を強めるかになります。そのことを考えながら治療薬を列挙してみました。

<骨粗鬆(そしょう)症の治療薬>

骨粗鬆症の薬は大きく3つに分類されます。

(1) 骨が壊されるのを抑える薬

①女性ホルモン製剤(エストロゲン);女性ホルモンの減少に起因した骨粗しょう症に有効です。閉経期のさまざまな更年期症状を軽くし、併せて骨粗しょう症を治療する目的で用いられます。

②ビスフォスフォネート製剤:破骨細胞に作用し、過剰な骨吸収を抑えることで、骨密度を増やす作用があります。 経口剤、注射剤などがあります。服用の仕方として4週間に1回、1週間に1回、1日に1回などがあります。

③SERM(塩酸ラロキシフェン、バゼドキシフェン酢酸塩):骨に対しては、エストロゲンと似た作用で骨密度を増加させますが、骨以外の臓器(乳房や子宮など)には影響を与えません。

④カルシトニン製剤:骨吸収を抑制する注射薬ですが、強い鎮痛作用も認められています。骨粗しょう症に伴う背中や腰の痛みに対して用いられます。

⑤デノスマブ(抗ランクル抗体薬):破骨細胞の形成や活性化に関わるたんぱく質(LANKリガンド)に作用して、骨吸収を抑制します。6ヵ月に1回の皮下注射のため、継続しやすいというメリットがあります。

 

(2) 骨が作られるのを促す薬

①活性型ビタミンD3製剤:以前からカルシウム製剤と同様に処方されていた薬です。活性型のビタミンD3は食事で摂取したカルシウムの腸管からの吸収を増す働きがあります。また、骨形成と骨吸収のバランスも調整します。カルシウム製剤と併せて出すことが多い薬です。

②ビタミンK2製剤:骨形成を促進する作用があり骨折の予防効果が認められています。

③テリパラチド(副甲状腺ホルモン):新しい骨をつくる骨芽細胞を活性化させ、骨強度を高めます。骨密度が非常に低いなど骨折リスクが高い患者さんに適した薬です。現在、1日1回患者さんが自分で注射をする皮下注射剤と、週1回医療機関で皮下注射してもらうタイプとがあります。

(3) その他(骨を作る栄養素を補う)

①カルシウム製剤:古くから骨粗鬆症の治療として使われていますが、吸収されやすい工夫やビタミンDと併せて飲む機会が多いです。骨粗しょう症患者さんでは食事の摂取と薬の摂取量をあわせて1000mgが望ましいとされています。


②これらの薬以外にも、イプリフラボンタンパク同化ホルモン製剤などが処方される場合もあります。


骨粗鬆症の治療薬には最近様々な投与法、投与間隔の違いがある新規の薬も開発されて効果が出ているようです。 どの薬がいいのですかと、外来で質問を受けることがありますが、まずは専門家の意見を聞くように促しています。男性や閉経前の女性ならエストロゲン製剤を投与する必要はありませんし、閉経後日が浅い女性や中高齢男性で破骨細胞がまだ活発でない時にビスフォスネート製剤を投与しても効果が期待出来ません。飲み忘れが多い場合には毎日がいい場合もありますし、逆に毎週何曜日とか毎月何日と管理できれば、週1回や月1回の方が便利な場合もあります。通院が難しい方や認知症のある方などは半年に1回の注射が便利な場合もあります。

専門外の私のまとめですので、それぞれの個人の使い分けは、整形外科などの主治医の先生と相談して決定くださいね。

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