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2020年12月 9日 (水)

甲状腺ホルモンの調節機能

このブログの記事をまとめたホームページを作りました。見て頂くと嬉しいです😃(ニライの夢:https://dreams-nirai.com )。

 

今日のFM放送は久々に甲状腺の疾患について話をしました。甲状腺の病気については6年前の記事がありました(→http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/post-5e94.html)。

人間の身体は、私達の体の内部環境を常に一定に保とうとする仕組みが備わっています。甲状腺ホルモンは新陳代謝や熱産生、自律神経系に働いて機能を維持するようにしています。これが上手くいかないとホルモンの量が正常より多くなる甲状腺機能亢進症となりますし、低くなると甲状腺機能低下症として色々な症状を引き起こしてしまいます。

甲状腺は喉の前にある、10〜30gの蝶々の様な形をした内分泌器官ですが、その分泌を調整しているのが脳視床下部と脳下垂体です。これは脳の中にあり様々なホルモンのコントロール中枢として機能しています。 言葉で説明するより図にした方が一般の方には分かりやすいと考えて描いてみました。頑張って考えて理解して下さいね😊

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<上の図の下段の説明:甲状腺ホルモンの増減よる身体への影響> 甲状腺ホルモンの主な機能は新陳代謝を盛んにすること交感神経の刺激することにあります。

ですので甲状腺ホルモンが正常より多く出るバセドー病をはじめとする甲状腺機能亢進症では、①②により、動悸、息切れ、体重減少、発汗の増加、手の震え、暑がり、暑さに弱い、下痢などが出ます。 

逆に橋本病をはじめとする甲状腺機能低下が起こると、今後や逆に、寒がり、体重増加(むくみ)、元気が出ない、脈が遅い、集中力の低下、便秘などが出ます。 それぞれの病態は色々な病気でも起きます、自律神経失調症、更年期障害をはじめ心臓病や貧血、その他感染性疾患などに間違われることもあります。 特に中年女性に多い病気ですので、上記の症状があれば、外科や内科を受診し、採血やエコーにて診断をつけて頂きたいと思います。

実に人間の身体には甲状腺ホルモン以外に100種類以上のホルモンが存在すると言われています。それらが日々血液の中に放出されて私達の体の細胞の隅々まで届くことで身体の恒常性の維持に努めているのです。はやり人間の身体のメカニズムは凄いです😃

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医療」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
人間の体は凄いですね?
色々なホルモンで支えられているのですね!

私は甲状腺にポリープあり!と診断受けております。
2、3年毎にエコーを、と言われておりますが?
ホルモンの影響でしょうか?ガンになる可能性もあるのかと
心配です。すみません。m(__)m
いらぬ事を書きました。

マコママさん、こんばんは。

人間の身体は知れば知るほど良くできています。感激致します😀 本当に微量のホルモンが身体中を駆け回って人間の身体を一定に保っています。

甲状腺の腫瘍(良性悪性がありますが、良性の方が多いですし、嚢胞といって水分が溜まっている袋もあります)と診断されたのでしょうね(ポリープというのは胃や腸などの中が空いているような臓器で飛び出したものをいいますので、甲状腺の場合はポリープとは表現しないのです)・・・まあ素人的にはこれで十分ですよ😉

甲状腺の場合は良性が圧倒的に多いのですが、癌でも随分と予後の良いのが殆どですので、余り心配なさらなくてもいいと考えます。まあしばらくしたらエコーで確認して下さいね。

いつも本当にありがとうございます💖

こんばんは・・・
本当に人間の体は緻密に出来ているのですね・・・記事を拝見してもよくは理解できませんが、簡単に言うと甲状腺ホルモンが体内のバランスをとっているという事でしょうか・・・従って、多かったり少なかったりするとからだが不調になったり、病気になる・・・
複雑な人間の体ですね・・・
何十年も前に、腱板断裂で俺は両肩を手術しました。ところが最近、手術したあたりが痛みだし、手を伸ばせない状態になりました。MRIを受けましたが、特にまた切れたと言う状況でもないとの事。それで痛み止めを飲んでいましたら、今度はそれがどうも誘引して便通が悪くなったようです。それを先生に話したら、痛み止めの関連もあるかも知れないので、薬量を少なくしてもらうことにしました。一方では薬は効果を発揮し、一方では副作用的な事も出る。薬もまた難しいものですね・・・

でんでん大将さん、こんばんは。

仰る通り、人間の身体を一定に保つために(あるいは成長期や女性や男性の分化を進めて一定に保つものも)ホルモンは重要な働きを持っています。そのホルモンが丁度良いあんばいよりも多かったり少なかったりすると不具合が生じてしまうのです。 甲状腺ホルモンは作用がありますので、多すぎても少なすぎても体調を崩してしまいます。

何十年の前の傷が痛くなったりすることもよく見かけますね。若い時には腱の断裂後でも回りの組織が柔らかいのでカバーできたのが次第に弾力も失われますので、伸びにくくなったりします。

薬は作用があるから薬として使えるのです。作用があるということは副作用も確実にあります。作用>>副作用なら薬となりますが、作用<<副作用なら毒物としかなりません。 作用=副作用なら使い物になりません(笑)。  痛み止めで副作用がでたら、薬を減らして痛みをある程度我慢するか、減らさずに副作用対策の薬を追加するかになると考えます。

薬の加減は難しいですね。

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