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2020年12月 4日 (金)

今週の生け花(令和2年12月 第1週)

早くも12月に入りました。例年ならクリスマスの時期で街も人も浮かれていると思いますが、今はどうなっているのでしょうか? 私自身は今年は2回ほど日曜日の朝と夜にドライブに出かけた以外は自宅と病院の往復しかしていません。コロナ禍でも少しはクリスマスらしい飾り付けになっているのでしょうか?・・・コロナのバカヤロ〜と叫びたくなりますが、今は耐えるしか在りません。 ウイルスも人間社会を試しているのかも知れません。

外には出歩くことが出来ませんが、いつもの2階の小さなスペースには生け花クラブの皆様がお花を飾ってくれています😃

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今日の生け花は花器から出たワイヤーの屈曲と赤銅色のローゼンの枝振りがインパクトを与えています。その後に黄色が鮮やかなガーベラが飛び込んで来ました。
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不思議な形をした暗赤色のローゼルは南インドの原産で、亜熱帯の沖縄でもよく栽培されているとのことです。これは生け花のためではなくて食用として使われるようです。ハイビスカスのような花を咲かせた後に次第に変色して、写真の様な実の形(正確には萼と苞)となります。この部分は生食も出来、少し酸味があります。 この部分を利用してハーブティー(ハイビスカス・ティー)にしたり、ジャムに利用したりするそうです。
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黄緑色のケイトウに細かな花弁を付けた小菊が、生け花に柔らかさを与えてくれます。上から見ると金属製のワイヤーの違和感なく溶け込んでいます。
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まだコロナウイルスとの戦いは続きますが、ワクチンの接種開始のニュースも聞こえてきますし、感染者の方の中和抗体が半年後も十分に残っているデータも出ました。人間もやられてばかしではありません。智慧と団結を持ってすれば、いつもの人間の生活が戻って来るものと考えています。侮らず自分のやるべきことをしながら頑張って行きましょう!
<花材:ローゼル、カラテア、ひまわり、ガーベラ、小菊>

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コメント

こんばんは。
今週の生花!花材が珍しいですね?
ローゼル、カラテア、黄緑色のケイトウ!
初めて拝見させて頂きました。
金属製のワイヤーも驚きです!
生花クラブの方々、素晴らしいセンスですね!(^^)

コロナの勢い止まらず!東京からは65歳以上と基礎疾患?ある方は!って、
自己申告だけでどうやって見分けるのでしょうか?

私は持病あり!の後期高齢者!本当に怖くて大型スーパーすら行けません。ワクチン接種も気がかりです。
院長先生は本当に気苦労の日々と存じます。
くれぐれもお疲れが出ませぬように〜。
ドクターに失礼お許し下さいませ。

マコママさん、こんばんは。

仰る通り、少し変わった色合いの組み合わせですね。赤い鶏頭はよく見かけますが黄緑の鶏頭はぱっと見ると鶏頭とは思わなかったです。

金属のワイヤーですが違和感なく溶け込んでいますね。やはりセンスがいいのでしょう。
コロナに関しては医療側から言わせると、もう少しメリハリをつけて分かり易く制限をかけて欲しいと思います。65歳以上でも随分元気な人もいますし、年齢や基礎疾患と言われても区別するのは難しいです。それよりも65歳以下とりわけ若い方はどしどし遊びに行って下さいと政府がおすみつくを与えているようで怖いです。

来週からイギリスでワクチン接種が始まるようです。順調に世界中にワクチンが供給されて欲しいです。来年の夏頃にはコロナにおびえない生活がしたいですね。 いつもありがとうございます💖

こんばんは・・・
コロナ感染は、想像を絶するように拡大していますね、そんな中でomoromachi先生を始め、医療に関わっておいでの皆さんには本当に頭がさがりますね、きょうもニュース等では医療崩壊寸前とか、もう一般の患者の受け入れが出来ないなどひっ迫しているのに、国会はあす閉会です。”国民のためにはたらく”内閣がです、土日すら返上して感染者の対応に追われている医療関係者がいっぱいいるのに・・・あきれた政府、呆れた日本のトップです。感染阻止と経済の活性化、同時の両立は無理です。先ずはGoToを即中止することが先決だと俺は思うのですが、このままでは来年のオリンピック・パラリンピックは無理でしょう、無理してやればまた大変な状況になることは、誰もが想像できるだろうと思います。きょうの総理の会見はちらっとしかニュースで見ましたが・・・いう言葉がありません。
もっともっと国会は”自助”が必要ですし、その軸は総理のはずです。
すみません、記事にそれたコメントになり失礼しました。
生け花についての知識をもっていませんが、病院内に飾られていれば、患者もそうでしょうが、病院で働いておられる皆さんにも、ほっとしたものを与えてくださるでしょうね・・・有難いクラブの皆さまですね。

でんでん大将さん、こんばんは。

私が思っていることを話してくれて、ホッとしています。沢山書きたいことはあるのですが・・・・
当院はコロナの入院を受け入れる病院ではありませんが、那覇市の中心地にありますので、毎日外来の検査でコロナの陽性者が出ます。病院外にプレハブ施設を作ったり、発熱患者さんのチェックや対応のため、人手と時間をとられてしまっているのが現状です。 感染者でも抗原検査で陰性と出る方もいますので、この方を入院させる場合には、完全防御で個室管理となりますので、病棟も空き病床を作っておく必要もあり、経営的には困難な状況ともなります。

本来go-toキャンペーンは感染が収まってから行うはずでしたのに、いつの間にか感染が続いている状況でスタートとなっています。 感染が急拡大しなければある程度の経済活動も可能です。 ゴートゥートラベルなどは補助を出さなくても経済的にゆける方は行きます。そんなところにお金を出すのではなくて、本当に経済的に立ちゆかない人々を救うのが政治だと思うのです。 今の日本の政治家にはビジョンがありません。 

私も不満を書いてしまいました。この鬱積した気持ちを生け花は救ってくれています。 美しい花々は季節毎にちゃんと花を咲かせてくれています。それもほんの僅かな期間ですが、精一杯花を咲かせて萎んでゆきます。 儚くても頑張る命を観ているようで、こちらも生きている間精一杯頑張ろうという気になります。

秋田は寒い時期を迎えると思いますが、その分、また春は美しいのです。それまではそっと耐えてゆきましょう😀

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