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2020年11月25日 (水)

タバコをやめよう

このブログの記事をまとめたホームページを作りました。見て頂くと嬉しいです😃(ニライの夢:https://dreams-nirai.com )。

 

今日のFM放送「いきいきタイム」は肺がんについて説明しました。ブログには「タバコをやめよう」と促す内容となります😊

いつもの通り、難しいこと(単に私が知らないので・・😅)を除いて説明したいと考えます。愛煙家の皆様方には耳が痛いことだと思いますし、タイトルを見ただけで、拒否して読まないとも考えますが・・・

まず、①何故タバコを吸うようになってしまったのか、②何故タバコは害なのか について記載します。

①なぜタバコを吸うようになったのでしょう・・・多くの方は大人への憧れや興味から、あるいは周りの環境から吸い出したと思います。吸っている自分が大人にみえたのかも知れません。 タバコには約4000種類の化学物質が含まれているそうです。その中で重要な物質の1つがニコチンです。初めて吸った時にはむせ込んだりまずかったはずです。それから暫くするとニコチンが脳のドパミンの分泌を促すことで、次第に脳内伝達系が作動して、快感や開放感を得ることが出来るようになります。「ニコチン→ドパミン↑→多幸感」と言った循環が出来上がり、身体的依存が形成されてきます(実際はニコチン以外の成分も関わっているとのことです)。 多幸感や開放感、タバコを吸うと気分が高揚したり、頭がスッキリして仕事に集中できる気になっていきます・・・あえて「気になります」と書きましたが、タバコがなくてもやれたことが、精神的依存が出来上がると、タバコがなければ集中できなくなって来ているのです。 簡単(タバコを吸う行動)にストレスが取れて仕事も出来ると思い込んだ脳は、自分の喫煙行動も正当化してしまいます。 タバコはアルコールや大麻、覚醒剤と同様に精神的・肉体的依存を形成するのです。

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②−1:癌の発生; ではタバコの何が悪いのとなると・・・(逆に身体にとって良いこと捜す方が難しいです)。 1番有名なのはがんとの関わりでしょう。 タバコの煙の中には沢山の有害物質があります。特にタバコの三大毒物と言われるのが「タール、ニコチン、一酸化炭素」です。喫煙することで、口腔がん、咽頭がん、喉頭がん、肺がんなど煙の通る場所はもちろんのこと、食道・胃・膵臓・膀胱・子宮などあらゆる臓器でがんの発生が増加します。喫煙と肺がんの関連は85%で、15%の方はタバコを吸わない方です。タバコを吸わなくてもがんになるじゃないと反論をする方もいると思いますが、 しかし単一の嗜好品でこれほど有意な関連は例がありません。

②−2:循環器系の悪化進展; 

 A;ニコチンの血管の収縮作用:ニコチンが体内に吸収されると副腎などを刺激した「アドレナリン、ノルアドレナリン、コルチゾール」などのホルモンが分泌されます。これらは交感神経に作用し全身の動脈を収縮、心拍数の増加などをもたらします。タバコを吸うと血圧が10〜20mmHg上昇し、脈拍も軽度上昇します。これが何度も続くと心臓・血管系の負担になり、いずれ病気に繋がります。 ニコチンを吸うと依存が出来ている頭はスッキリしてリラックス出来たと勘違いしても、全身の臓器は緊張状態になって負担がかかるのです。

B;喫煙により身体の中で一酸化炭素が増加します。これはいわゆる「活性酵素」で全身の血管を傷づける作用があります。Aの作用と相まって全身の血管系をボロボロにしてしまうのです。

・・・このようなことから、喫煙は心筋梗塞・狭心症、脳卒中、腎機能の悪化などを早めてしまうのです。

②−3:COPD(慢性閉塞性肺疾患)の発生:肺は空気の入れ替え(酸素と二酸化炭素)を行う臓器で、とても細かなスポンジ様の組織です。その肺の中に直接タバコの煙が入ることにより、タール、ニコチン、一酸化炭素を始め様々な物質により、肺の細かな細胞が破壊され、次第にスカスカの状態になります。これがCOPDの本態で次第に酸素の取り入れが困難となります。年齢と共に呼吸機能も低下しますので、酸素なしには生活することが困難となります。現在、酸素を抱えて生活している方の多くはこの「タバコ肺」によるものなのです。

・・・今日は少し厳しめに書いていますが、これを読んで禁煙しようと思わないのであれば、自分が「中毒患者」であることを自覚する必要がありそうです・・・

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医療」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
 全く夫がその通りの病気になりました。
禁煙ができずです。腎臓がんの時すら手術の日まで吸っていて
主治医があきれていらっしゃいました。
手術も時間がかかりました。痰を取るのが大変だったと言われました。
その後、慢性肺気腫と言われ肺がんも発症!それでもやめなかったのですからね!
入院中は禁煙なので私が行くとイライラをぶつけてきました!
全くどうしようもない夫でしたよ。
私は受動喫煙歴50年位になりますよ。
今はもうタバコのにおいもしない!至る所についていたヤニもなし!
換気扇のフィルターも汚れがない!など
夫が亡くなって良い事もあったと思うようにしております。
喫煙者の方々には是非、禁煙をお勧めします!

マコママさん、こんばんは。

ご主人さんの喫煙についてはマコママさんも心配されていましたね。ニコチンは精神的・肉体的依存が高くなりますので、特に長年習慣化した方には本人が余程覚悟を決めないと禁煙できないと思います。 最近は禁煙外来など次第に専門家も多くなっていますが・・・ご主人の時代にはそれ程職場でも禁煙はうたわれなかったと思います。
ご主人さんは喫煙による影響の典型例ですね。

これ以上にマコママさんのご主人は素敵な方だったのでしょうね。沢山の思い出を作ってくれた方ですので、今は笑ってマコママさんの愚痴も聞き入れてくれるはずですよ。「じゃあ、そろそろ禁煙でもするか」と言っているかも知れません。

いつもコメント頂き本当にありがとうございます💖

こんにちは。
20年前に肺腺癌で亡くなった父が、入院した病院のロビーで
たばこを吸って、先生にしかられたことを思い出します。
祖母のいうことは何でもきいた父でしたが、
たばこをやめることだけは、最後までできませんでした。
父の上司と父がどちらも肺がんで、マーカー値を
メールでやりとりしていたのも、なんとも言えない話です。
当時と今とではずいぶんたばこに対する考え方が変わり、
よかったと思っています。
抗がん剤についても、つらくて最後はやめる選択をした父と、
私の今の状況では、雲泥の差があると思っています。
副作用対策のいいお薬をたくさん処方されて、
なんとかなりそうな気持になりました。

omoromachi様、ご無沙汰しております、Kです。
若いヤンキーな二人のイラストで思わず笑い出して
しまいました(^_^)
タバコが害かあることは分かっていたつもりでしたが
今回ちゃんと学ぶことが出来ました。
いつも難しい医学の話を分かり易く解説して頂き
感謝しています。
コロナ禍で心身とも大変と思いますが、どうか
無理をなさらずに、ご自愛下さいね。Kより💕

ふうちゃん組さん、こんばんは。

お父さんが肺がんで亡くなったのですね。肺がんの中で腺癌は非喫煙者でも起こりますが、もちろんタバコとの関連も高いです。私が手術をする患者さんでもタバコがやめられない方も多くいます。今では病院敷地内は禁煙空間ですので、術後の痛みを堪えて、院外に喫煙に出る方もいるぐらいですので、余程依存が高いと思われます。 このような場合にはニコチンパッチなどの対策をとると患者さんも落ち着いて来ます。

やっと日本でもタバコの害や、分煙などの対策がとられていましたが、私が入局した35年以上前はどの病院の医局にも普通に灰皿が置いてありました。
がんに対する国民の反応も変わりました。昔は本人には病名を告げないような風潮でした。現在の化学療法や吐き気止めなど副作用対策の薬が進歩し以前と比べて立ち向かうことがやりやすくなっています。

副作用対策の薬を上手く使い分けることで最後まで化学療法をやり通すことが出来ると思います。大変なことは大変だと伝えましょう。きっと対策を講じてくれるはずですよ。頑張りましょう!

Kさん、こんばんは。

東京もコロナが蔓延してなかなか音楽活動も出来ないのではないでしょうか?早く皆で唄える環境が戻って欲しいですね

ここはヤンキーにも手伝って貰ってタバコの危険を考えて貰いたいとイラストにしました。 実際にタバコを長年吸っているとこのようなイラストの状態になってしまいます。 吸っていても何処かでキリをつけてやめるべきだと考えます。

私も難しいことは知りませんので、皆と一生に勉強して行きたいと考えています。 

心遣いありがとうございます。お互いにこの難局を乗り切って行きましょうね💖

こんにちは。
いつも楽しく拝読しております。

癌もウィルスもそうですが、なぜその個体自体を滅ぼす事をするのかと考えます。
新型コロナウィルスがサーズやマーズと比較して毒性が強くないのは、自分達を増殖させる事が目的ですよね。
ウィルスそのものが、あまりに強い毒性を持てば、個体が持たず自分達の仲間を増加させる事が出来ません。
本当にしたたかで、質が悪いです。

癌も同じで、それが自らの体内で作られる事が不思議です。
自らの体内で、自らを滅ぼすものを作り上げる。
放置しておけば癌はやがて、その個体を滅ぼしてしまいます。

あんた達が頑張れば、あんた達の生存もかなわないよ…と忠告してやりたいです。

しかし人の心に同じく、環境により望まぬ方向に変容させられてしまうのでしょうか。
その一つの要素が、喫煙なんでしょうね。

私はタバコと相性が悪かったので、多分お金と健康では助けになっています。

先生、お疲れ様です。
私も若い頃、いたずらで吸いかけ、母に叱られたことがあります。
昔は煙草をもってるのがファッションだったりしましたよね。
困ったもんです。(-_-;)
煙草にかぎらず、人間って多くのことに中毒になりますね。
コーヒーやお酒だって…私は睡眠導入剤…?

先程、ようやく更新できました☆お時間あるときに見にてください。

今日も貴重な記事をありがとうございました。

ケンシロウさん、こんばんは。

本来、己を守るためには癌もウイルスも宿主が死んでしまったらこまりますよね。 ケンシロウさんが書いてあるようにウイルスに関しては余り毒性が強いと感染が広がる前に宿主となる人間が死んでしまったら意味がないことになりますし、致死性が強ければ人間社会も経済活動を全て停止しても封じ込めにかかるはずです。 ウイルスにとっては感染力は高くても致死率は低い方が生き延びる策となるのでしょう。

それに対して癌は私達の細胞の遺伝子が年齢や周りのリスクファクターにより傷つけられて変化してしまいます。 癌は恐らく他人にうつして生き延びることが出来ませんので、この世をの春を謳歌(増殖?)して死んで行くのかも知れません・・・がん細胞に意志があれば「一緒に暮らして行こうよ」と呼びかけたいです。

ケンシロウさんはタバコとは相性が悪かったのですね。本当に身体にもお財布に優しいことになれたのでしょう。

由津子さん、こんばんは。

確かに多くの方がファッション感覚で喫煙を始めたのかも知れません。なんか煙が似合う大人って感じだったですね。

人間は異常に大脳が発達しましたので、動物本来の危険を感知して避ける方法を選ばずに、コーヒーもアルコールも次第に快感に変わってしまいます。 睡眠導入剤は上手く使えば「寝酒による入眠を期待するより」いいと考えます。

帰宅してから、由津子さんのブログを見てみますね。楽しみにしております。

たばこは”癖”でしょうね~手持ちぶたさからつい手をのばしたり、酒のみの合間にちょっとなんて・・・たばこを吸う人は職人さんが多いですね。一服という時間があるので、つい手が・・・。俺は若い時に酒飲んで2~3回いたずらでやったことはありますが、それ以外はやったことがありません。煙でむせちゃって、合わないのだと認識しました。ただ、息子はたばこやっていました。・・・・が、最近、パパになってから止めたようです。酒の付き合いはありますので、嫌いでもほどほどの付き合いが必要でしょうが、たばこには付き合いはないのだと思うのですが・・・俺は、仕事柄酒を覚え、結構飲んで来ました。ところが、酒はだめだという薬を飲んでいることもあって、夏以降酒をやっていません。まあ、休んでいることに居ています( ´艸`)
関係にないコメントになり、失礼しました。

でんでん大将さん、こんばんは。

仰る通りタバコは「癖」になりますし、少しでも手持ち無沙汰の時に必要もないのに吸ってしまうケースが多いと感じます。 職人さんは男性中心の社会が多くて、男性は女性と違い仲間でお喋りをして楽しむことをしません。ですので自分だけの世界を乗り切るためについ「一服」となったと感じます。

お酒は付き合いがありますが、タバコはもう付き合いで吸うことはなくなりましたね・・・そう言えば思い出しました・・・私達の小さいことの大人社会では「タバコは貴重だった」 のでしょうね。 わざわざタバコを1本差し出すことも礼儀上あったように思います。懐かしい風景を思い出しました。私も父のタバコを買いによくお店に走ったものでした。

息子さんは子供が生まれた機にタバコをやめたのですね・・・正解です。回りにも何一ついいことはありませんので。

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