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2020年10月 7日 (水)

心臓の刺激伝導路と不整脈に対するペースメーカーの役割

このブログの記事をまとめたホームページを作りました。見て頂くと嬉しいです😃(ニライの夢:https://dreams-nirai.com )。

 

今回は心臓に対する非常に大雑把な話です。 心臓は毎日休むことなく24時間営業を続けています。 もの凄く重要な臓器ですが、その分非常に単純な臓器でもあります

心臓は血液を流すポンプの働きです。何も考えずに(?)身体に必要な血液を送り出しています。この構成を考えると心臓病について理解出来ます。

心臓の構成要因は①心筋(電気信号が伝わると収縮します)②刺激伝導路(いわゆるペースメーカーとして心臓の筋肉の速さを調整します)③心臓弁:血液が逆流しないように弁ついています④冠動脈(心臓の構成要素に血液を送り届けます)。これが分かれば心臓の病気も想像が出来ます。それぞれが悪くなると①心筋炎など②不整脈③心臓弁膜症④心筋梗塞・狭心症となります(その他として先天性の形態異常があります)。

以前これらについては書いていますので、興味があればご覧頂けると嬉しいです😅(不整脈について→http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-2be6a0.html  心臓突然死について→http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-a4b6.html  心臓病の分類→http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/post-a9b1.html  )

 

今日のテーマは刺激伝導系の異常による不整脈、それに伴うペースメーカーの適応を記載致します。心臓のリズムは運動などで必要な分を送るために速さが変動します。それを調整するのが洞結節と呼ばれるいわゆるペースメーカーです。そこからの電気刺激は心房内伝達路(心房に分布するバッハマン束)→房室結節→ヒス束→左右の心室に行く(右脚・左脚の2本)→心室に分枝するプルキンエ繊維へと分かれてゆきます。

Th__20201006134801

この刺激伝導系のどこかで異常(不整脈)が起こり、必要な血液を送り出せなくなる場合にはペースメーカーの出番となります。多くは脈が遅くなる徐脈性不整脈に用いますが、稀に頻脈性(脈が速い)不整脈にも脈のリズム正しくするためにも適応となる場合もあります。
Th__20201006134901
以前のペースメーカーはシングルチャンバーでしたが、現在は必要に応じてリードが2本で心房心室の細かな動きを制御するシステムも作られるようになっています。内部の電池で駆動しますので、大凡6年〜10年で電池を替える必要があります。リードが問題ない場合はジェネレーターだけ変えるだけで済む場合もあります。ペースメーカーも次第に性能や感度が良くなり大凡1個あたり100〜200万円します。入院費や手術費を加えるとかなりの値段になりますが、日本は保険診療がしっかりしていますので、最終的には非常に少ない金額で受けることが可能です。 少なくても米国に生まれなくてよかったと思える値段です😃

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医療」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
心房細動に不整脈はお蔭様で出ておりませんが、
たまに不整脈が出るので頓服を処方されて
今迄、1錠服用しました。
お財布のコインケースに1錠入れております。
8月に受診した折りCTを一度、と言われましたが、
造影剤を入れられるのが恐怖でお断りしました!
カテーテルアブレーションを受ける前に心臓の3DCTの折り
造影剤が入れて頂くのに辛い思いをしてストレスで血圧低下!
結局その日は撮れずでした。
血管が細いのですよ。
時折、胸痛、動悸、息切れありです。
来月、予約が入ってますので、もう一度、
CTの件、検討して頂こうと思っております。
長々と失礼お許し下さいませ。

母が80歳でペースメーカーの手術をしました。
以前見せてもらった知人のペースメーカーは小型のお弁当箱みたいだったのに
母のは500円玉くらいの大きさで、医療は日進月歩だと感心しました。
初めは違和感を訴えていましたが、諦めていた坂道も階段もスイスイと登れるようになり亡くなるまでの7年間快適に生活できたことを感謝しています。
ただ、不思議なのは介護保険制度です。
心臓が苦しくて生活のヘルプが欲しい時は「要支援1」しか受けられず
手術をして、元気はつらつになって障がい者手帳をいただき、いろいろなサーボートやサービスを受ける資格を貰いました。
未だに、変だな~と思っています。

マコママさん、こんばんは。

マコママさんはしばらく心房細動でかなりキツい経験がありましたね。その後アブレーションでかなり改善し今があります。それでも時々発作が出るのでしょうから、上手く薬でコントロールできたらいいのですが・・・お薬は常時携帯して下さいね。

血管が細いと一気に注入する造影剤は難しいことがあります。以前ブログでも撮れなかったと書いていましたので、主治医と相談しながらご検討下さい。

寝不足や緊張で不整脈の出現がありますので、ゆったりとお過ごし下さいね。

おたまさん、こんばんは。

おたまさんのお母さんもペースメーカーの適応となったのですね。ええ昔はかなり大きかったですが、性能は向上し、本体は小さくなると言う技術の進歩の恩恵に与っています。

おたまさんが変だと思うのも当然かも知れませんね。本当に支援が必要かどうかよりも、ペースメーカーが植え込みが行われるとそれだけで必要度が上昇してしまいます。ペースメーカー留置が進歩したのに合わせて制度も変える必要があると感じています。

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