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2020年9月27日 (日)

世界を夢みて(210): サン・セバスチャン教会群

このブログの記事をまとめたホームページを作りました。見て頂くと嬉しいです😃(ニライの夢:https://dreams-nirai.com )。
今や美食の街と世界中に有名となったサン・セバスチャンに到着後、バルがひしめく旧市街を散策すると教会が多いことに気がつきました。コンチャ湾から市庁舎の横から旧市街に入る直ぐにバロック様式のサンタマリアデルコロ教会(basílica de santa maría del coro donostia)があります。内部も綺麗な教会です(前回のブログで→http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-213498.html ) 

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サン・セバスティアンの守護聖人である「サンタ・マリア・デル・コロ(Santa Maria del Coro)」を祀った教会だそうで、1743年から30年程費やして建てられたとのことです。
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サン・セバスチャンの旧市街を更に東に歩くと、また大きな教会が出て来ました。後で調べたらサン・ヴィセンテ教会(Iglesia de San Vicente)だそうです。16世紀に建設されたゴシック様式の教会でサン・セバスティアンで最も古い教会とのこと。


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更に街歩きをしながら、またまた大きな教会が見えて来ました。サン・セバスティアン大聖堂Catedral de San Sebastián)です。 サン・セバスチャンの守護聖人を祀った教会が「サンタマリアデルコロ教会(一番上の写真)」でしたので、てっきりサンタマリアデルコロ教会がサン・セバスチャンで一番重要で大きな教会と思っていました。
しかしサンタマリアデルコロ はあくまで「教会」であって「大聖堂」ではありません(実はこれが大きな違いなのです)。  サン・セバスティアン教会は1953年に、この地区の一番中心となる司教(大司教)が勤める教会ということになり、ワンランク繰り上げられて「大聖堂(司教座聖堂)」という名前がついています。それ以降はこの地区のカトリック教会では一番中心の教会ということになりました(教会や大聖堂の違いの説明は→http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/88-4e57.html  )。
1989年に建てられていますので、上の2つの教会よりは新しいのですが、それでも130年以上経っています。ビルバオ教区とサン・セバスチャン教区が分離されたために1953年に格上されてこの地区の大聖堂となったとのことです。
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改修工事で1部ビニールで被われていましたが、内部は公開されていて写真も撮ることが出来たため、入ることにしました(入場料はいらなかったと記憶しています😅)。 実は1つ上の写真の左側の尖塔が写っている正面写真はサンセバスチャン在住の方より工事前のiPhoneの写真を送って貰いました(私が行った2019年の9月には大聖堂の一番綺麗な尖塔のある部分は全面とも工事現場のように被われていて残念な状況でした)。

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内部は比較的シンプルで、一瞬プロテスタント教会に入ったかのような錯覚を覚えました。

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柵で被われた奥にいくつかの礼拝堂?があり、キリストのフレスコ画が飾られています。時々ヨーロッパの教会にある個人?の礼拝堂となっているのでしょうか。
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両翼廊のバラ窓の下にはキリスト像、反対側にはマリア像がありました。

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バラ窓のステンドグラスをはめ込む枠組みが厚みがありますので、見る角度によって印象も変わって見えました。この立体感は余り見かけないち不思議なバラ窓の印象でした。

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バラ窓の下のマリア像です。
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シャコ貝で出来た素朴な聖水盤、煌びやかさよりもこのように歴史を歩んで来た形の方に興味を注がれてしまいます。純粋に祈りの場所のような気がしてネ・・・😊
そう言えば・・私の疑問の1つに色々な教会の入り口に置かれているこの聖水盤になぜシャコ貝が使われているのかということ? キリストも見たこともない南の貝が使われるのは何故? サンゴ礁の島にあるシャコ貝。 スペインなどでは昔の植民地のフィリッピンなどから、フランスならタヒチなどからわざわざシャコ貝を取り寄せて教会で使用。 当時のヨーロッパではきっと貴重であり、貝の内面は白くツルツルで水を通さないから聖水を入れるにはいいかもしれませんが、何故南の島のシャコ貝を使っているのか分からなくて不思議です。フランス語ではベニティエ(Benitier)は聖水盤と同時にシャコ貝の意味もあるとのこと・・・ますます判らん?・・・知っている人がいたら教えて😃

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コメント

omoromachi先生、覚えていてくれましたか?数年前の
フーミンです。私もいろいろありパソコンから遠ざかってました
そしたら見事に忘れスマホからの写真の移行も忘れてます。
継続は力なり!ホントそれを実感してます。自分のブログを
書けるようになったらそのいろいろを書いてみたいです。
今はコロナ、コロナで大変でしょうがお医者様が病気になったら
それこそたいへん!どうぞご自愛くださいね。

こんばんは!
御地でも地震があったようですが?

沢山の教会、大聖堂が見事ですね?
ステンドグラスは陽の光で輝きを増して美しい!
お蔭様で教会と大聖堂の違いもよく分かりました!
バラ窓の下のマリアさまもきらびやかで荘厳ですね!

シャコ貝の聖水盤は今まで観た教会などでは気がつかずです!
続きを楽しみにお待ちしております。

フーミンさん、こんばんは。

フーミンさん、もちろん忘れていませんよ。茨城も秋らしくなってきたのではないでしょうか? パソコンもスマホも使いこなすには大変ですよね。

忘れたらまたやってみたらいいですよ。また忘れたら周りに教えて貰ってまたやったらいいですよ💕
ご家族もお元気ですか? 怪我をしたり病気をしたりで大変だったと記憶しております。

1年前には考えられないようなコロナ禍の時代になってしまいましたが、私も諦めずにコツコツと次の旅行を夢みて頑張って行きたいと思っています。フーミンさんもお元気でお過ごし下さいね💖

マコママさん、こんばんは。

そうでしたか、那覇市内では揺れを感じませんでしたので地震があったことは気がつきませんでした。

サン・セバスチャンの旧市街地は大きな教会が幾つかありました。ステンドグラスが綺麗ですね。私も最近まで大聖堂と教会の違いが分かりませんでした😅

時々教会でシャコ貝をみることがあって、かねてから何故?と思っていましたが謎は解けずです😊。

こんにちは!
再度、お邪魔致します。
久しぶりに秋晴れのもと、
初冠雪の富士山を望めました!

もう、ご存知と思いますが、
サンセバスチャン映画祭で「泣く子はいねぇが」が
最優秀撮影賞を受賞です。ヽ(^o^)丿
院長先生が訪れた所で素晴らしい快挙ですね!

日本のお宮さんと同様に西洋の教会は最初からその場にあるので、街の繁栄や歴史が偲ばれて面白いです。
16世紀の教会には貿易の基地として豊かだったサンセバスチャンの風景が想像できます。巡礼の中継地として多くの人が行きかったのでしょうね。
写真の大聖堂はさすが王室や貴族の高級リゾート地だった!!という感じですね。残念ながら私はこの大聖堂には行っていませんが、圧倒される豪華さに驚きました。
信徒でもなんでもないのですが教会に入るときは聖水で十字を切ります。
(子どもの頃、よく教会へいっていました)
でもご聖水入れにシャコ貝が多く使われているのは「ああそういえば」と言うかんじです。私も謎が知りたくなりました。

マコママさん、こんばんは。

私が訪ねてから1年後の第68回のサンセバスチャン映画祭で「泣く子はいねぇが」が最優秀撮影賞を受賞ですか・・・情報ありがとうございます。日本人も海外で広く認められるようになりましたね。 こらから若い映画人達が世界に向けて日本の映画を発信して欲しいです。

マコママさんのお陰で1年前の記憶が蘇りました・・・早く旅行に行きたいです😊

おたまさん、こんばんは。

本当ですね。ヨーロッパでは次第にキリスト教が国教となることが多くなり、教会と広場を中心に街が出来上がって行きます。 街のど真ん中に教会と広場は付きものですね。 回りを城壁で囲んだり小高い丘に城が構えられることも多いです。 鉄道は歴史が浅いですので、中央駅でも街の外れになることが多いですね。

サン・セバスチャンの教会群は歴史がありますし、おたまさんが書かれている様に様々な人々がこの教会に足を運んだのでしょう。想像するだけでわくわくします。

私もクリスチャンではありませんが、十字を切りたくなります(そこをぐっと我慢しています:笑)。きっと私の場合は幼稚園が近くの教会内でしたので、その影響かも知れません。今でもその時に覚えた賛美歌などが唄えます・・・

物知りのおたまさんでも教会にあるジャコ貝については知りませんでしたか? 時々見かける時にいつも何故?と思ってしまいます。

こんばんは。

司教座があるのが大聖堂=カテドラルと言う事ですね。
今一よく分かっていませんでした^^;
それまでは規模の違いだと思ってました。
バルセロナ大聖堂で初めて側廊の所に高い鉄柵で仕切られた
小さな礼拝堂が幾つかあるのに気が付きました。
中には煌びやかな祭壇やマリア像があるのに何故鉄柵で
閉ざしてしまうのか不思議でした。盗難防止?
サン・セバスチャン大聖堂の内部はシンプルながら威厳がありますね。
シャコ貝の聖水盤は知りませんでした。
先生のように沢山の教会を見学されたからこそ発見出来たんですね。
今度行く事が出来たら気を付けてみます^^
今回も興味深いお話ありがとうございました。

sharonさん、こんばんは。

私も教会の呼び名で混乱することが多かったので、以前ブログでまとめてみたのです。私達にとっては何でもかんでも大聖堂と言ってしまいますし、教会とか礼拝堂なとと考えてしまいがちです。

教会の一角には時々、区切りされた小さな礼拝所が幾つかあり、その教会を建てた時にパトロン(一族)の為の祈りの場所として確保されていることもあります。このような礼拝所には鉄格子がかけられてていて観光客は入れないようにしている所もあります。もしかしたらsharonさんもこのような場所に出くわしたのかも知れませんね。

それ程多くはありませんが何度か教会でこのシャコ貝を観たことがありますので、便利だから使っているのか何か意味があって使っているのか分かりません・・・謎のままです。 まあ謎のままでもそれはそれで密かな楽しみとしておきます。

いつもありがとうございます💖

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