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2020年8月23日 (日)

世界を夢みて(205); パンブローナとヘミングウェイ「日はまた昇る」

Th__20200505201401このブログの記事をまとめたホームページを作りました。見て頂くと嬉しいです😃(ニライの夢:https://dreams-nirai.com )。

 

今回旅行先をバスク地方に決めてから、多くの場所が海岸沿いの街である中で、内陸部のパンプローナを観てみたかったので訪ねることに。この場所に興味があったのはテレビ番組などでも何度となく放映される「牛追い祭り」でした(なんで牛に追いかけられて楽しいのよって😰)。私が訪ねたのは2019年9月ですので、当然牛追い祭りの期間ではありません。

スペイン文化の1つだった闘牛は、スペインとその影響を受けたメキシコが主な開催地で、ローカルな競技だったと思います。 この闘牛やパンプローナの牛追い祭りについて、世界中に注目を浴びせたのも、アメリカ作家のアーネスト・ヘミングウェイの小説だったと言われています。

ヘミングウェイに関しては余り知りませんが、何となく、古き良き時代のアメリカのマッチョの作家のイメージが付きまとってしまいます(好きな方からは非難を浴びせられそうですが・・・余り知らないのであくまでイメージです。お人好しで、酒と女も大好きで、狩りや漁も好きな叔父さん的な存在です)

ヘミングウェイは第1次世界大戦で赤十字の輸送部隊としてヨーロッパ戦線で参戦し負傷します。その後イタリア・ミラノで治療を受け、その時の経験が小説「武器よさらば」になったとのことです。

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1923年にヘミングウェイはパンプローナを訪れた際に実際に闘牛や「牛追い祭り:サン・フェルミン祭」を見学し、その魅力に取り憑かれる事になります。その後もスペイン各地やあるいはメキシコで何度も闘牛を見学に出かけたそうです。

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余談になりますが、以前スペインのロンダの闘牛場を訪ねた時も、ここにヘミングウェイは足繁く通ったと聞いたことがありました。(スペイン・ロンダについては→http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/77-6fed.html
1926年には「日はまた昇る;The Sun also rises」を発表し、世界中からこのスペインの田舎町に観光客が押しかけるようになります。今では牛追い祭りは世界中に配信されることにもなったとのことです。

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パンブローナの巨大な闘牛場の入口にはヘミングウェイ胸像がおいてあることより、パンブローナ市民にとってもヘミングウェイは親しみのある作家なのかも知れません。

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闘牛場からほど遠くない街の中心にヘミングウェイがパンプローナ滞在時に定宿としていたHotel de Perlがありました。今回パンプローナで宿泊の予定はないため、パンプローナのホテルのチェックは全くしていませんでした。今調べて観ると、1881年創業の洗練されたホテルのようです。こだわりの強いヘミングウェイが愛したのですからそれなりの値段もしたのでしょうか😀
余りヘミングウェイのことを知らないのですが、事前に調べたところでヘミングウェイが通ったバーがあるとのことでしたので、その場所も覗いてみました。

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パンプローナの街の中心部、カスティーリョ広場(Plaza del Castillo)に面しているヘミングウェイの通った老舗カフェがあります。

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右の建物の奥に入口があります。カフェ・イルーニャ(Cafe Iruna)が1888年より創業しているこの老舗のカフェです。入口もシックです。
店内はその歴史を感じさせるレトロな内装で素敵ですが、観光客が多いのでしょうか? 昼前からいっぱいでとても綺麗な内装は写真に納めることが出来ませんでした😢

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ただ私が行きたかったのはこのフロアではなくて、奥にある、ヘミングウェイが通っていたバーなのです。今では彼がいつも座っていた場所に銅像が建てられています。大人の雰囲気のバーでなるほどお酒好きなヘミングウェイが入り浸りだったことも分かります。
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部屋の中には当時の写真なども飾ってありました。今ではヘミングウェイの部屋とでも言う場所なのでしょうか?  店内は食事でなくてもコーヒーヒーやケーキもありますので時間があれば入ってこのゴージャスな雰囲気も味わって下さい。店員さんに断る必要があるかどうかは分かりませんが(私は一応入って写真を撮ってもいいかは了解を得ました)、是非この部屋も覗いて下さいね。
あまりヘミングウェイのことを知らない私ですが、思わずヘミングウェイの後を辿った気になりました。まあ私にとってはヘミングウェイは「武器よさらば」の原作者との記憶が強いです。なんたってイングリッド・バーグマンが可愛かったので記憶に残っている作品です😓

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コメント

こんばんは。
 台風の影響はございませんか?
被害が少ない事をお祈り申し上げます。

 パンプローナはヘミングウェイの所縁の地でもあったのですね?
私も昔「日はまた昇る」「老人と海」「武器よさらば」「誰がために鐘は鳴る」を映画で観た覚えがありますが、ほとんど内容は覚えておりません。(≧▽≦)
てっきり、アメリカのフロリダにずっと住んでいたと思っておりました。
今でも確か?住居があり猫ちゃん達も住んでいるとTVで観たことがありますが・・・?
スペイン滞在は牛追い・闘牛に興味があったのですね?
ホテルも素敵ですしカフェも趣のあるところですね。
銅像と沢山の写真でこの地で皆様に愛されていたのがよく分かります。

院長先生はイングリッド・バーグマンがお好きでいらしたのですね💛
続きを楽しみにお待ちしております。

マコママさん、こんばんは。

那覇市は先ほどまで雨が強かったのですが、昼過ぎは大雨でした。スピードが遅いのでしばらく雨に注意が必要かも知れません。

ヘミングウェイはスペインがお気に入りだったようで、長い間スペインにもいたようです。一番長く住んでいた外国は「老人と海」でも分かるようにキューバだったようです。無類の猫好きだったこともあり、フロリダの自宅周囲には今でも猫が沢山いるとのことですね。

ヘミングウェイは闘牛に興味を引かれたようで、牛追い祭りのパンプローナにも長らく滞在したようです。 ヘミングウェイなくしてパンプローナのこれ程の観光客は訪れていないと考えられていて、地元の人々も彼の事を快く思っていたようです。

映画「誰がために鐘は鳴る」でのイングリッド・バーグマンは初々しくて可愛かったです。この方が印象に残っている映画でした😅

コロナ禍で大変と思います。沖縄の状況を見ると
病院は多忙を極めているとお察し申し上げます。

ヘミングウェイは若い頃によく読んでいました。
度々スペインのことも登場しますし、「日はまた昇る」
では若者たちの放漫さや葛藤を垣間見ました。

最後から2枚目のCafe Irunaの雰囲気は如何にも
ヘミングウェイが好きそうな酒場だと想像します。
貴重なお写真ありがとうございます。

信州の隠居老人さん、こんばんは。

新型コロナウイルス感染症の新規感染者は人口比でまだ一番高い状況が続いています。今日も死亡者が出ました。これから重症者がどのように推移するのか心配です。

信州の隠居老人さんは読書家でいらっしゃいますので、ヘミングウェイもよく読んでいたのでしょうね。ハードボイルド系がお好きなのでしょうか?
「日はまた昇る」は確かに若者たちのドンチャン騒ぎから内向的な部分まで描写されていますので面白かった記憶があります(もう40年以上前に読んだきりで細かなところは覚えていません😅)

Cafe Irunaの中のバーは一見の価値があります。造りもシックで如何にもヘミングウェイが好きそうな感じがしましたよ。

「武器よさらば」「老人と海」学校で読まされました。
全く内容を覚えていません^^
カジキマグロだか何かを釣るのでしたっけ?少年が登場する。
ヘミングウェイさんに申し訳ないです。
「闘牛」がお好きだったのですね。
「闘牛」何が面白いのか意味不明です。
マグロとか牛とかと闘うのがお好きだったのでしょうか。

結局。私には「男の世界」は理解不能(* ´艸`)クスクス
イングリッドバーグマンは解ります。知的で美しい人。大好きです。

パンプローナの建物は重厚でバスクっぽくないですね。
青い空とヘミングウェイがよく似合う感じがします。

おたまさん、こんばんは。

・・・ノーベル文学賞を取った方ですので、凄いのでしょうが、残念ながら「武器よさらば」以外はあまり残っていません。
老人と海は少年が出ますよ・・・不漁の末に仕留めた巨大カジキマグロと死闘を繰り広げてやっと捕獲出来るのですが、巨大すぎて船には乗せることが出来ずにカジキマグロを船にくくりつけて運びます。それに次々とサメの群れが襲いかかり、港に着くことには骨格だけになる・・・そんな話しです😅

ヘミングウェイは闘牛が好きだったようです。血なまぐさいのが好きだったのかも知れません。私も一度闘牛を見ましたが、好きになれませんでした。やはり生き物を殺す時には一発で苦しまないようにして欲しいと願いました。

イングリッド・バーグマンさんの初々しい演技が可愛かったです(私よりずっとお姉さんですが・・・)

パンプローナは内陸部にありますので、サン・セバスチャン、ビルバオなどの海に面した場所とは空気感が違う印象を受けました。 

こんばんは。

牛追い祭りはなんですかね。闘牛で牛を虐めてるので
今度は牛に追いかけられてみようといった所なんですかね^^;
あの頭数の牛はかなり危険ですよね。
バンブローナがヘミングウェイの所縁の地とは知りませんでした。
でもそのお陰でバンブローナに観光客が来るようになったんですね。
ベネチアに行った時にサン・マルコ広場の老舗カフェ、フローリアンに行きましたが
歴史の重みをひしひしと感じて感動しました。
このカフェ・イルーニャも当時を偲ばせる素敵な佇まいですね♡
ヘミングウェイの銅像のあるバーも何とも言えない渋さが素敵で行ってみたいです。
残念ながら「武器よさらば」は観ていませんが、イングリット・バーグマンは往年の名女優ですよね?
あとヘミングウェイがマッチョとは知りませんでした^^;
今回も楽しいお話と素敵なお写真ありがとうございます♪


sharonさん、こんばんは。

日本人の感覚からは闘牛も牛追い祭りも理解しがたいですね。何故あんなに熱狂するのだろうかと・・・・まあ外国の方から見ると、日本の長野県の「御柱祭」や「岸和田のだんじり祭」などは危険で怖いと感じるのかも知れませんが・・・

パンプローナはヘミングウェイの小説で観光客も増えたようで、概ねパンプローナ市民にはヘミングウェイの受けは良いようです。

サン・マルコ広場の老舗カフェ、フローリアンに入られたのですか? 世界で最古のカフェと言われる歴史あるカフェですね。 私は広場のテラス席で音楽を聴きながらカフェタイムしました。

カフェ・イルーニャのバーには当時毎日のように通っていたヘミングウェイ全身像がおかれていました。このように大柄で陽気な酒飲みだったみたいです。

時間があれば映画の「武器よさらば」ご覧になって下さいね。女性が見ても可愛いと感じると思います😊

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