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飛行機を何度か乗り換え、車や電車、タクシーで移動して、フランスとの国境にあるオンダルビアへと向かいました。オンダルビアは日本でも近年「美食の街」として注目を浴びているバスク地方のフランスとの国境の街です。 私はお酒を余り飲まないですし、食事に関しても「食へのこだわりがなく何でも美味しく食べてしまいます。味音痴の私からすると最も関わりが薄い」街のようにも思え、出かけることを躊躇していました。実際に美食家からは「あんたが行っても勿体ない」と言われそうです😢・・・それでも私がバスクを訪ねたいと思ったのは、かれこれ40年前の「バスク独立運動」ニュースを観るにつけ、「いったいバスクって何なの?」という単純な理由でした。 これまでスペインとフランスは何度か訪ねたことはあっても、両国にまたがり独自の文化を持つバスクのことを実際に自分の目で確かめたいとの思いが次第に強くなったのです。今回やっと訪ねることが出来たのです✨️
フランスバスクの中心地のバイヨンヌから国境を越えてオンダルビアと入りました。国境をまたいだ感もありませんし、フランス、スペインと言うより、やはり同じバスクなのでしょう、街の雰囲気も似ているように感じられました。
憧れのパラドール・オンダルビアに荷物を置いて、すぐに連絡船でアンダイエ(フランス)に向かいまたオンダルビア(スペイン)に入って、それから市内を散策しました。(上の写真はアンダイエから見たパラドール・オンダルビアで左側に立っているのはカトリック教会の鐘楼です)
以前にピレネー山脈のスペインとフランス国境にあるラ・リューム山に登って、気にかけることもなく、フランスとスペインの国境を何往復もしましたが(→ http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-34e07a.html )、今回もフランス→スペイン→フランス→スペインと3〜4時間で行ったり来たりしたのです。この地方では国境はあってないようなものですね。
アンダイエとの渡し船の乗り場より下船しオンダルビア新市街地(?)の場所を歩くと、大きな建物や個性的な住宅も見えます。歩いて楽しい場所です。上の写真の右下の赤い建物は「デンタルクリニック」と看板がありましたので歯科医院なのでしょうね。何となくお洒落なペンションのような感じです。
国境の街ですので、オンダルビアは要塞としての重要な場所で在ったとのことです。 度重なる戦争の中でオンダルビアの住民は城壁の中で暮らしていたとのことです。セント・メリーズゲート(St.Mary Gate)の上にはオンダルビアの紋章が刻まれています。手前の大きな帽子をかぶった衛兵が印象的でもあります。
海沿いの平たい土地の部分から、ずっと城壁が街を囲むように造られていたようです。中にいると気づきませんでしたが所々にこのような城門が開いていました。城壁の門を通ると歩道橋が設置されていて新市街地へと出ることが出来ます。
ホテルに戻りながら旧市街地を散策しながら、家の色合いやベランダに干された敷布やベンチで話をしている方などを見ると、この街の日常が覗えてきます。とても時間がゆっくりと流れているようです。
城壁から次第に王宮へと昇る坂道の両側に造りや高さなどが統一された街並が続き、歩くだけでも楽しいです
カトリック教会の鐘楼がみてて来ましたので、すぐに丘の頂上のパラドール・オンダルビアに到着です。
パラドール・オンダルビアの前の広場には夕食にしては少し早いと思うのですが、次第にお客さんも入って来ているようです。いったんパラドールに戻りました。
パラドールで一休みをしてから、再度坂を下りて、バルがひしめくマリア・サンペドロ通りへと向かいます。
やはりバスク地方らしい街並です。色がカラフルですし、多くのベランダには鉢植えのお花が飾られています。
美食の街と言われるバスク地方の街ですので、オンダルビアも美食の街として有名で、サンセバスチャンからも観光客や地元の方も訪れるとのことです。
私達は1つだけ覗いて、ピンチョスを頂きましたが、実のところは地元のスーパーで色々と夕食の買い出しして、地元のワインを買って、パラドール・オンダルビアの部屋からの景色を眺めて食べたのです。 美食の街に来たらきっと多くの皆様方はお腹がはち切れるぐらい美味しい料理を楽しむことだろうと思います。 味音痴の私でさえ 時間があれば両方試したいのですが・・・・スーパーで買ったハムやパン、ピンチョス、ワインなどもそれはそれでとても美味しかったのです👍 なんといっても食事(お酒の?)つまみにはホテルの窓から見える景色でした✨️
色々な楽しみ方があると思うのですが、私の方は折角のパラドール・オンダルビアですので、このホテルの部屋からの眺めを堪能したのです💖
(次回は刻々と変化するパラドールからの眺めを記載したいと思います・・ご期待を😄)
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