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2020年5月

2020年5月31日 (日)

世界を夢みて(194): バイヨンヌ:サント・マリー大聖堂

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ホテルからもこの美しが判るバイヨンヌの、サント・マリー大聖堂(cathedrale Sainte-Marie de Bayonne)は、ユネスコの世界遺産「フランスにおけるサンジャック・デ・コンポステーラ巡礼路」の一部として登録され、バイヨンヌのランドマーク的な存在です。

 

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宿泊したホテルからもアドゥール川を挟んで、まるでディズニーランドのお城(表現が可笑しい?)のようにもみえた大聖堂です。サント・マリー=Sainte-Marieは「聖マリア」のことです。以前にもブログに書きましたが、そのためノートルダム・ド・バイヨンヌ(Notredum de Bayonne)とも呼ばれています(→ http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-dc19d9.html )。

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この大聖堂の身廊は入口からきれいに伸びていて、十字架のようになっている構造になっています。大きすぎて写真に全体像が出せませんので、上の写真はサント・マリー大聖堂の中にあった教会の模型です。

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朝教会に向かうとバスクらしい格子戸の可愛らしい街並から、この教会が見えて来ました。

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近くで見るとこの大きさが実感します。広角の写真機でも全体が入りません😅 フランスのサンチャゴ・デ・コンポステーラの巡礼路として、世界遺産に認定されています。壁の色も違いますので、何度か修復があったのでしょうか? 歴史を感じさせられます。13世紀から14世紀にかけて建設されたゴシック様式の大聖堂です。街の至とこから見える2つの尖塔は85mの高さがあるそうです。この大聖堂には、初代司教であった聖レオンの聖遺物箱が納められ、聖レオンはバイヨンヌの守護聖人として崇められています。

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なんとこの教会は無料で入れます。拝観料が必要と思い中に入りましたが、特に必要もなさそうです。 主祭壇で、上部のステンドグラスも綺麗のですが、朝日がバッチリ入りすぎて(笑)上手く写真に撮れませんでした😢

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正面からは光がもろに入るため、横にずれて主祭壇側を撮ってみました。やはり綺麗な教会内部です💖

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後方にはパイプオルガンと円形のステンドグラスがあり、このステンドラスの光は優しげでした。この部分はバロック様式ですので造られた年代がまちまちなんでしょうか?

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この教会も基本的にはヨーロッパの教会で見かける三層式構造となっています。1階の部分は、ヴォ―ルトというアーチを平行に押し出した形状(かまぼこ型)を特徴とする様式となっており、2層の部分は1人がやっとと通れるほどの狭いテラスがあり、3層部分は光を採り入れるステンドグラスのみの構造となっています。

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内部のステンドグラスは色合いが美しいです

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内部の壁面を飾っているステンドグラスは16世紀のもので色鮮やかに残っています。また周囲のフレスコ画や壁面の精緻な装飾も荘厳で、流石に世界遺産にも登録されているだけあります。



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中庭を挟んでぐるっと一周出来る回廊です。

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丁度朝の光が回廊のバラ窓の形をした部分の影を落としていました。壁は古くて剥がれている場所もあったのですが、この光がとても印象に残る美しさでした。

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回廊から中庭の緑、大聖堂、そして青空・・・今日も楽しめそうです💖
この大聖堂だけでなく南側に隣接する回廊がこれまた美しいです。教会の奥から入れますので、ここは観てから帰った方がいいと思います。

2020年5月29日 (金)

今週の生け花(令和2年5月29日)

気がつけば5月ももうすぐ終わりとなります。何となく忙しくて曜日の感覚がなくなりつつあります。緊急事態宣言が解除された週末を迎えると思うのですが、コロナウイルスはなくなった訳ではなく身近に潜んでいます。まだ気を緩める時期ではありませんので、注意深く行動することが大切なのでしょう。宣言を出すのはある意味簡単ですが、解除する方が難しいと考えています。

病院も中断していた、健診業務や内視鏡、待機手術などを再開するために、色々な問題が立ち上って来ます。誰も経験したことはありませんので、試行錯誤を繰り返しながら自分達で出来る方法を探すしかありません。それを考えるだけで頭の中が常に飽和状態となっています(まあ私の頭の容量が少ないのが原因なのでしょうが・・・😂)

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このような中で、2階のいつもの場所に、生け花が飾られていました💕 今週の生け花は、無骨な流木に独特な色合いの花器にスパイラルジンジャーの野性的な造形がマッチしています。中央にある紫の花材はムラサキゴデン(紫御殿)です。


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斜めからみても、荒々しい自然をみているかのようです。中国の桂林のような水墨画の世界にでも訪れたかの気分になります。

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またこれからの1週間、1ヶ月でどのように感染は推移してゆくのでしょうか? 先の見えない戦いは続きます👊

2020年5月27日 (水)

テレワークと肩こり

新型コロナウイルス感染症の影響で外出自粛やテレワークなどで肩こりや腰痛なども増えていると言われています。今日のFM放送は首の痛みに対して話をしました。 今日のブログは以前書いた「肩こり」について再度記載致します。

Th_090956 肩こりは、厚生省の調査で女性第1位、男性第2位となるくらい国民の多くにとって身近な自覚症状です。肩こりは、肩の痛みや不快感だけでなく、眼精疲労、集中力低下、めまいや頭痛などの症状に影響を与えます。

首の激痛と言うよりも、重く鈍い痛み(肩や首が凝る、肩が張る)などと表現され、痛いと言うよりも不快感を伴うこわばった感じが殆どだと考えます。 重苦しい感じ、イライラしてしまい抑鬱な気分にさえ感じてしまうこともあると思います。

私達の首回り(頸椎や筋肉)は色々な動きが出来ると同時に、頭という重い荷物をかかえています。頭は5〜7Kgの重量があり常にそれを支えていますし、首周りは肩を吊り上げたり上肢の運動も支えていて大きな負担と強いられています。

頸骨の変形やヘルニアによる神経的な痛みもありますが、今日は首回りの筋肉(特に僧帽筋など)の凝りについて私なりに説明したいと思います(結構いい加減かも知れませんので、詳しいことはネットで調べて下さいね

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長時間同じ姿勢でいると首や肩が凝るのを経験すると思います。今年は特にコロナウイルスのお陰で、外出自粛や在宅での仕事に切り替えている方も多いと思います。このような狭い空間で移動もないと、どうしても同じ姿勢でいる時間が長くなり、常に同じ筋肉が同じ方向に緊張状態を強いられます。 

 

筋肉の緊張状態が続くと、血液の流れも悪くなり、筋肉内に疲労物質である乳酸やピルビル酸といった痛みを起こす物質が溜まってきます。(走ると足の筋肉が酸欠状態となるだけでなく、乳酸やピルビル酸が溜まって痛くなりこれ以上走れなくなるのと同じです)。

 

簡単な図を書いて見ました。 首周りの筋肉で一番大きいのが僧帽筋ですが、その下に右側に書いた色々な筋肉があります。同じ姿勢で首や肩、手を支えていると常にこれらの筋肉には疲労物質が蓄積し、その筋肉にある神経を介して痛みを感じます。この痛みは刺されたような鋭い痛みではなく、筋肉の鈍い痛みと感じます。これがいわゆる「凝り」と表現されます。

ところで凝った所を指で押したりすると、同じ筋肉でも痛みが強かったり痛みが鈍かったりする場所の違いがあることに気が付きませんか? 筋肉が付着する肩甲骨や背骨などの近くには神経が多く、筋肉の中央部には神経の密度は減って少なくなります。 同じ筋肉内でもその神経の分布の差により、凝りによる痛み方にも違いが出てしまいます。

ワープロ仕事などで同じ姿勢は首周りの筋肉の緊張状態を強いますので、時々首や肩を回したりストレッチをするといいですし、眠る時も首の負担を減らすような枕を選ばれたらいいのかも知れませんね。パソコンなどでモニターを見上げるような姿勢(頭を反らす姿勢)はよくありません。背筋を伸ばして、少しアゴを引くぐらいが肩こり予防にいいと思います。

首の周りの筋肉を動かして、血流を良くすることが大切ですが、筋肉を意識してといっても沢山の筋肉があるので、私のおすすめは首周りの骨や関節を意識して動かしてみることです。

①頭を前後左右など動かす(首の骨を動かす)②肩を前後上下に動かす(鎖骨を前後左右に動かす意識)③背部の肩甲骨の間を広げたり縮めたりする前後左右に動かしてみる・・・まあ、整形外科が専門でない私の考えですので(間違いがあるかもしれません😢)、テレワークなどをなされる方はネットなどを参考に、定期的にストレッチしてリラックスして行って下さいね💖

 

2020年5月24日 (日)

世界を夢みて(193):バイヨンヌ街中散策

フランスのトゥールーズからルルドを経由し、山バスクの小さな村々を巡り、フランスバスクの中心都市バイヨンヌに宿泊しました。今回はバイヨンヌの紹介をしたいと思います。フランスの大西洋側でスペインに近い場所にバイヨンヌはあります。人口が約4万5千人の中規模な街ですが、歴史は長く紀元前3世紀頃にはローマ人によって駐屯地がおかれていたそうです。 フランスとスペインのバスクと呼ばれる文化圏で、元々はフランスやスペインとは違う生活スタイルの民族が住んでいました。 バスクの人々と関係無く、スペインとフランスによって国境線が引かれた為に、国としてはスペインとフランスに分かれる結果となっています。 この旅を計画したのは、バスク文化を直接観てみたかったことでした。 やはりフランスにあってもスペインにあっても、この地方にはフランスでもなく、スペインでもないバスクの文化が残っていて、人々もバスクであることに誇りを持っていることがよく分かる経験となりました。

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上のグーグルマップで記載したようにバイヨンヌは2つの川、ニーヴ川とアドゥール川によって「大バイヨンヌ」・「小バイヨンヌ」・「サンテスプリ」の3つの地域に分けられていて、それぞれが橋で結ばれています。 私が泊まったホテルはアドゥール川を挟んだ対岸でサンテスプリ地区にあり、直ぐ近くにバイヨンヌ駅があるために、鉄道を利用しての旅行の起点となっています。 

ニーヴ川挟んで、上の写真の左側が商業地域グラン・バイヨンヌ(大バイヨンヌ)で、右側が観光名所の集まるプチ・バイヨンヌ(小バイヨンヌ)でニーヴ川の両岸にはバスクらしい色とりどりの可愛らしい建物が並んでいます。その1階部分には沢山のカフェ・バールにレストラがあり、人々で賑わっていました。

今回もタイトなスケジュールです。夕方着いて、街を散策し、夕食をとり、今度は朝早くから街を散策して、教会や博物館を回り、昼にはバイヨンヌ駅から、スペイン国境を越えてオンダルビアへ向かうことになっています。

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ホテルで早めに朝食をとり、街歩き開始です。今日もいい天気になりそうです😃。 サンテスプリから橋を渡り、大・小バイヨンヌへと入ります。アドゥール川の流れは時間によって殆ど停滞していたり、急な流れになります。海に近いので潮の干満差で起こる現象なのでしょうか?

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橋を渡りかける手前で、ニーヴ川がアドゥール川に合流する場所に、バイヨンヌの市庁舎と区庁舎の建物が見えて来ました。その前の広場には椅子が並べられていて、朝食をとっている市民が数名いました。

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グラン・バイヨンヌは比較的細い道路に高い建物が密集しています。その窓枠がいかにもバスクらしい木の扉に鮮やかな色が塗られています。建物の高さは統一されているようですが、色は自由なのでしょうか? 色とりどりですが、何故か下品ではなくてまとまっていて綺麗です。不思議です

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実はこのバイヨンヌはフランスにチョコレートが最初に持ち込まれた街で、チョコレート店が沢山あります。まだ朝が早くこの時間帯は店が開いていませんでしたが、見ているだけで美しいです。まるで宝石店のような雰囲気もありました。

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数分歩くとバ13~14世紀に建てられたゴシック様式のサント=マリー大聖堂の前にでました。巡礼路の一つとして世界遺産に登録されており大聖堂です(こちらの中については別の回で書きたいと思います)

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更に南下すると、かつてのバイヨンヌを取り巻く城塞の壁沿いにでました。かなり強固な壁で外敵から街を防いでいたのでしょうか?

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ここでUターンして、ニーヴ川へと街の中に入りました。バイヨンヌはラグビーも盛んでラガーマンが集まるパブ(Chai Ramina)が、日本のテレビで放映されていたの覚えていましたが、偶然この店の前に出ました。その時に見た女性の方に「テレビで見たことあります」と言ったらはにかんでいましたが・・・ラグビー好きな方なら是非立ち寄って下さいね。

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ニーヴ川の両岸はカフェやバール、レストランなどが軒をつなれていますし、街がカラフルで綺麗です。写真撮影にはもってこいです。私の下手な写真撮影でも綺麗に見えます😊

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もう一つ忘れてならないのが、生ハムだそうです。私でも知っている「バイヨンヌハム」で有名な場所ともなります。折角なので、作り方の見学もさせてくれると言うお店(Pierre Ibaialde)がありましたので、このお店に寄って見ることに。店の奥には上の写真のように沢山のハムが吊り下げられていました。
見所満載のバイヨンヌですので、世界遺産の教会やバスク地方ついて沢山資料のある歴史博物館については後日記載致します。

2020年5月22日 (金)

今週の生け花(令和2年5月22日)

コロナウイルス感染症のた全世界も慌ただしく、右往左往する日が続いています。日本においては多くの国民の努力で感染者の数は減少傾向にあります。しかしこの先の予想がつかないため、いくつものオプションを考えながら解除に向けての作業を進めなければなりません。 余計な作業や予算を費やしますし、ガウンやN95マスクや様々な医療器具の調達にも時間がかかります。私達の病院でも人間ドック・健診業務や内視鏡検査、呼吸機能検査を中止したり、外来や手術を制限するなど、日々混乱した状況の中で仕事をしています。6月に向けて少しずつ健診業務や内視鏡検査なども行う為に手順の見直しや、環境整備も行っていますが、また感染爆発が起こればこれらが全て白紙に戻ってしまいます😢
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頭が混乱しそうな中でも、今週も2階のいつもの場所にお花が飾られていました。 思い切りホッと致します😃 もう一度頭を整理して、1つ1つの問題を少しずつ少しずつ解決してゆかねばなりませんね。違う状況が起これば、それに対応するまでです。
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紅紫のグラジオラスが真っ直ぐ伸びるなかで、下段には梅雨の季節らしく2種類の違う紫陽花に、色の違うカーネーションが咲き誇り、それをオオタニワタリと蓮の葉(両方とも名前があっているかはっきりしませんが・・😰)の緑が鮮やかに支えています・

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人間界のコロナ騒ぎに動ぜず、この花々は梅雨を待っていたかのように咲いています。一瞬でも、私もこの花のように心穏やかに過ごそうと思うのです💖
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紫陽花、グラジオラス、カーネーション、蓮の葉?、オオタニワタリ?

2020年5月17日 (日)

世界を夢みて(192): バイヨンヌ夜の風景

いつものように、慌ただしく移動して、南フランスのバスクの中心地バイヨンヌに宿泊。旅行のプランを立てると同時に宿泊地や宿泊する場所を捜しています。 ギリギリに申し込むと、ホテルには泊まれてもその部屋から希望する景色が見れないこともあるのです。夜中まで歩く私の旅のスタイルにおいては街の中心地を選ぶことが多いのですが、バイヨンヌは中心部よりも旧市街地が綺麗に見えるホテルにしました。ビジネスホテルと同じですが、部屋から見える景色は5ッ星以上のホテルに思えました。申し込む時点で「川から旧市街を眺める部屋をリクエスト」しました。そのホテルからも「了解」の返事は貰っています。
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部屋は小さいのですが、窓を開けると、上の写真の様な景色が広がっています。目の前を流れるこの大きな川はピレネー山脈から大西洋へと流れるアドゥール川で、バイヨンヌはこの川による大西洋と内陸の交通路として発展してきた街です。 大河の向こうが旧市街。なんと豪華なのでしょうか。ずっとこの場所で移り変わる景色を見てみたいのですが、旧市街での夕食と夜の散策もしたいために今回は秘密兵器を用意(笑)。既に前回のプログで紹介したように、タイムラインにセッティングして出かけました(https://www.youtube.com/watch?v=ElcF2YTMbp8 )。

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対岸のホテルからアドゥール川に架かるの手前から眺めると丁度日が落ちてゆくようです。

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まずはバイヨンヌのシンボルサントマリー大聖堂に向かいました。次第に街灯の明かりが輝いて来ました。

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30年前の旅行では片時も離せなかった地図も今ではスマホの地図アプリで自分の正確な位置が判ります。川沿いに食事を取るレストランなどが沢山あるとのことでしたので、そこに向かうことに・・・何故かお店のディスプレイも旅心をくすぶります。

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バイヨンヌの市場に出ました。やはり街の雰囲気を味わいやすいのは市場ですので、翌朝はちゃんとここも訪ねました。

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橋を渡り川の対岸にわたって歩いていると、建物の壁に描いているイラストが実にお洒落です。

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川沿いにある、レストランで食事を摂ることに。いつも料理の写真を撮る癖がないため、食べた途中で気が付きましたが、とても見せられる状態ではなく写真も撮りませんでした。残念!

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お店が出している川沿いのテーブル席からの眺めです。これだけでも食事の最高のおつまみになりそうです😅

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夕食を済ませホテルに戻るのですが、まだまだ沢山の方々が食事やお酒を楽しんでいました(21時30分頃)

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旧市街から橋を渡ると今回宿泊の小さなホテルが見えて来ました。4階(フランスでは3階)の光が灯っている場所の右隣が宿泊した部屋となります(恐らくですが・・😓)。
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22時過ぎにホテルに戻ると、出かける前と違う雰囲気のバイヨンヌ夜の風景が楽しめました。アドゥール川は大西洋と繋がっているからなのでしょうか、時間ごとに水の流れが速くなったり止まったりしていました(干潮満潮によるものなのでしょうか?)。 橋の受けから釣り糸を垂らした方が何名かいて、10~15Cmの小魚が数匹捕れていました。 ここからは街の喧騒も聞こえず、静かな一時を楽しめました💖

2020年5月15日 (金)

今週の生け花(令和2年5月15日)

今日は5月15日ですね。沖縄にとっては特別な日なのです。 沖縄県が祖国復帰を果たした日です。 今年はコロナ感染症で状況が・・と言うより世界が一変してしまう中でこの日を迎えることになりました。 48年前で、私は中学生でした。使い慣れていた米国ドルから日本円に変わり、変わった紙幣の感触の違いも今でもよく憶えています。いまでも復帰に対して賛否両論があります。 確かに沖縄は複雑です。 国土面積の約0・6%しかない県内には、今も在日米軍専用施設の約70%が集中する現実があります。しかし命の値が低くみられた治外法権下で生活するより日本国憲法で守られている方が安心なのです。この目で移り変わりを観て来た私は色々な世界の仕組みも敏感に感じることが出来たのかと考えています(単に思っているだけですが😢)。 

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新型コロナウイルス感染症のお陰で、生け花クラブは全体で集まっての活動はなかなか出来ないと思います。その中で自宅でいけた花をいつもの2階のスペースに飾ってくれる職員がいます・・・ありがとうございます!

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今週の生け花は真っ赤な花器に、小さな白い花が沢山咲いている伊集の花が飾ってあります。直線的な花器に一点ものの伊集を大胆に使っています。イジュ(伊集)は、丁度この季節、沖縄ではよく見かける花で、匂いもいいのですが、奄美以南にしか咲かないようですので、本土の方は観たことがないかも知れませんね。 ツバキ科ヒメツバキ属の常緑高木(20m近くまで育ちます)で、この梅雨の季節に沖縄本島の山原(北部)をドライブすると山の中でも白い花を頼りに見つけることが出来ます。

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沖縄の人々にとっては昔から琉歌にも詠まれて馴染みの深い花の1つです。月桃や伊集の花が咲くと梅雨の始まりを知らせると言われています。 沖縄で昔の人は、梅雨のことを「いじゅぬ木ぬ花あらいじみ(伊集の木の花を洗う水)」と表現していたようです。とても素敵でしょう💖

2020年5月13日 (水)

高血圧と食塩(血漿浸透圧)との関係

今日のFM放送は久々にコロナウイルス感染症を離れて、いつもの健康情報について話をしました。今日は高血圧症について説明をしました。昨年5年ぶりに高血圧ガイドラインの改定がありました。


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このように高血圧(140/90以上:どちらか1つでも)と正常(120/80以下:両方ともクリアする条件)の間にある血圧の方々をより細かく分類して、早期の予防・治療につなげる意図があります。

以前も塩分と高血圧や腎臓病との関連を書いたことがありますが、もう少し説明したいと思います。

どなたも、高血圧の人では塩分を控えるべきだと聞いたことがあると考えます。

人間の身体の血液には浸透圧と言うのがあります。浸透圧とは名前の通りですが「浸透しようとする圧力」のことで、極論から言えば「水を引っ張る力」のことです。この力を利用して血管の中(血液)から細胞へ「水分や栄養分、老廃物など」を移動させているのです。(細かくは膠質浸透圧、血漿浸透圧に分かれますが・・・)浸透圧の計算式にすると

血漿(血清)浸透圧=<2×(ナトリウム濃度)>+<血糖値÷18>+<尿素窒素÷2.8>となります。

上記の式を見ると、血漿浸透圧を決めるのはほとんどナトリウム(食塩)と言うことが理解出来るはずです。

食塩を多く摂取すると → 吸収されて血液の中のナトリウムの濃度が上昇 → 血漿浸透圧の上昇 → 浸透圧を下げるため(正常化するため)に血管に水分が多く移動します → 血管の中の血液の量が増えます → 血管の圧が上がります = 血圧の上昇となるのです。

・・・高血圧のガイドラインでも、高血圧の方は塩分を1日6gに抑えること(減塩)を推奨しています。

では減塩すればすぐに効果があるかというと、実はまたまたことを複雑にしてしまいそうですが、書いておきますね😰

・・・減塩によって、すぐに血圧が下がる人は20〜30%(食塩感受性タイプ)と言われています・・・オイオイ!それでは多くの方は意味がないのではと・・・思われるかも知れません。 しかし効果はあるのです。

減塩して血圧が下がらない(食塩非感受性タイプ)高血圧の方でも減塩は必要なのです。それは食塩摂取が日常的に多いと、腎臓でのナトリウムの排出に無理が次第に生じます。それにより次第に血液の中の塩分濃度が次第に上昇します。これにより更に血液の量が増えて、結果として高血圧の悪化に繋がってしまいます

そのため、70〜80%の食塩非感受性タイプの高血圧症の方でも減塩は重要ですし、高値血圧の方も減塩習慣を身につけることは重要となっているのです。 もちろん既に動脈硬化のある血管は弾力がないので血液の圧をもろに影響を受けて、弾力のある血管の方よりも高血圧になりやすいのです。

久々にコロナウイルス感染症以外の話題です。早く普通の日常に戻りたいのですが・・・まだまだ戦いは続きます👊

2020年5月10日 (日)

Dreaming of the world(No.191): Bayonne Travel 2019(Morning and evening changes in the city of Bayonne)

We cannot travel freely due to the COVID-19 pandemic. That's how we learned how great freedom of movement and fun conversations with people around the world were.
I am not good at English and my blog has been written only in Japanese.(Click here for my Japanese bloghttp://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/

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However, I wanted to share the beautiful scenery of Bayonne in France that I visited in September 2019 with people all over the world, so I made a video of the morning and evening changes in the cityscape of Bayonne. I hope you enjoy this beautiful scenery together. I want people all over the world to come together and control the virus. I long to see everyone's smile💖

世界を夢みて(190):バイヨンヌのホテルからの朝夕の眺めに感動(動画にしました)

海外旅行においては日程や移動手段などを考えながら宿泊地を決めて行きます。 私自身のホテルの選び方は夜中まで街歩きが出来ること、そのためには街の中心部で治安がよいことが上げられます。そして可能なら部屋から見える景色が美しいことです。個人で旅行するにおいては35年以上前とはヨーロッパ旅行の情報の得やすさが全く違っています。当時はネットもない時代ですので、個人旅行でも旅行会社に出向いて、飛行機便や宿泊先のホテルを決めて貰い、紙に印刷したものを持って歩いたものです。

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今では全部の手配がネットで完了します。バイヨンヌの観光案内などをみるとAdour川を挟んだ旧市街の夜景が美しいことが分かりました。早速ネットで検索です。サン・テスプリ橋とアドゥール川に面したイビスホテルを見つけました。私がホテルを選ぶ重要ポイントの1つは部屋の窓からどのように見えるかです。部屋が狭くてもバスタブの有無、食事の評価もその眺望と比べたら優先順位が低くなります😅。グーグルマップやホテルのホームページなどを調べて、このホテルから見える夜景が美しいことが分かりました。早速ホテルに予約をしながら、川に面した部屋の予約を要望し確認することが出来ました。部屋は小さくてスーツケースを広げるのもやっとですが、その窓から見える景色は予想以上でした。値段や部屋の大きさは東京のビジネスホテルと同等ですが、立地や部屋からの景色は5ッ星ホテル以上と思える程でした(5ッ星ホテルに泊まることはありませんので判りませんが・・😊)

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ソニーのデジタルカメラ(RX100M3)を窓から固定し、インターバル撮影モードにして、その間に夜の街の散策や夕食を取って戻って来ました。折角なので、朝も早起きしてカメラをセットしました。帰国後観たら美しい風景が撮れていましたので、動画を作ってみました。よろしければバイヨンヌの朝夕の眺めをご覧下さい。

https://www.youtube.com/watch?v=ElcF2YTMbp8

(もしもデスクトップでご覧になっているならYou-Tubeの大画面で観るとより美しいと思います😃)


(世界中で、stay homeや together at homeをしてくれ方々にもこの美しい風景を見て貰いたくて(観てくれる方はいないと思いますが)、英語バージョンも書いてみました。同じ動画ですがその後にアップします)

2020年5月 8日 (金)

今週の生け花(令和2年5月8日)

全国的に新型コロナウイルス感染症の新規感染者数はやや低下している様です。沖縄県でもここ数日新規発生がなくホッとしています。 この間でもう1度体制を強化して、第2波、第3波に備えないと行けないと考えています。 私自身は連休中も毎日出勤していたせいもあって何となくゴールデンウィークも過ぎた感じがします。

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今年度に入り、新型コロナウイルス感染症のために生け花クラブは全体としての活動は行われていないようです。その中でメンバーの方が自宅でいけたお花をいつもの2階や外来にも飾ってくれていました。 心が落ち着かない状況でも花があることで和ませて貰い、有り難く思っています😃

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ソテツやシダの野性的な青い葉に、月桃の柔らかな白い蕾、そして蘭の一種なのでしょうか紫色の花はとても優しく穏やかです。 金属製の黒い花器とも違和感なく馴染めています。 全体を違和感なくまとめ上げるセンスは凄いなと感心します✨


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ゴールデンウィーク期間中の自制した行動の結果が来週には出てくるのかも知れません。どうか医療体制が落ち着いて、社会生活が徐々に回復することを祈りたいです。 まだ戦いの入り口です。 長期戦に備えてみんなで智慧を出し合って過ごして行きたいですね💖

2020年5月 6日 (水)

コロナ自粛延長で更に求められる寛容さ

新型コロナウイルス感染症の蔓延により、更に自粛が国民に求められる事態となりました。

病気に対する恐怖心、生活への不安、未来への夢を描くことが出来ない失望感など、様々な困難が私達に襲いかかってくる事態となっています。


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疲れや不安に長期間暴露され、次第に体力も気力も失いかけてしまう状況で、自分自身に余裕がなくなりかけています。 そうすると今まで冷静に見られたことも、判断が鈍り、デマや偽情報を鵜呑みにしてしまう場合も出て来ます。 特に今回のコロナウイルスは人から人へしか伝搬しません。 人間が恐らく猿人から進化する以前から、1番の強みとしていた他人との関わりと一致団結する力が逆の方に働くことに不安を感じるのです。

人類は様々な民族が社会を作ることで成り立ち、発達して来ました。それには寛容さが重要であることも自ずと分かって生活して来たはずです。

今、自粛する事の苛立ちが自分とは異なる行動をとる人々に非難が向けられています。法律違反ではなくても、やはり人としての「思いやりの欠如」を感じて、その人の為に自分の大切な人までが犠牲になるのではないかと怒りを覚えてしまうのです。


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ここでその怒りを正義と勘違いして暴力や脅迫に変えてしまっては、自分もその人々と同じことをしているに過ぎないのです。 いま必要なことは、ひと呼吸おくことです。自分の怒りを冷静に分析する事です。 

自粛する中で自分だけはと行動する方々は「思いやりのない、もしかしたら愛情を持って育てられなかった方」かも知れません。 パチンコ店も潰れるから開けているかも知れません。そこに我慢できずにかよう人々は「ギャンブル依存」かも知れません。 正しいことではないかも知れませんが、自分なりの意味づけをすることで、その方々への無意味な怒りは収まってくるはずです。


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今回の新型コロナウイルス感染症で痛感することは、はやり普通でいることがどんなに大切なことだったのかを学んだことです。 私達は一人では生きられません。 それこそ世界中の沢山の方々が作ってくれた恩恵を受けていたのです。 もう一度、他人に感謝することを忘れないようにしなければならないと思う、ゴールデンウィーク最終日の夜です。

(また偉そうなことを書いてしまいましたが、出来ない自分へのメッセージとして書いています。気を悪くしないで下さいね)

2020年5月 3日 (日)

世界を夢みて(189):フランスバスクの高級リゾート地・ビアリッツ

山バスクから大西洋に面するビアリッツへは車で30分ほどです。いきなり山バスクから海バスクへと変わってしまします。 この豊かな自然ことがバスクのまた魅力でもあるのでしょう。

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ビアリッツの市街に入る前に、大西洋を望むサーフスポットの点在する中の1つMarbella Beachへと向かいました。駐車場からビーチに向かう途中の車も皆サーフボードを積むような車が多く駐められていました。 海の音と潮の匂いを感じることが出来ます。場所は違えど沖縄の私に取ってはいつものような感じがしてきました。

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道を下るとサーファー達の行き付けの店なのでしょうかDebololoという小さな店でサーファーがたむろしています。このビアリッツ周辺はフランス中からサーファーがこぞって集まる場所で、ヨーロッパや世界選手権も開かれる程有名な場所だとのことです。「サーフィン=ハワイ」的なイメージしかない私に取ってはフランスでのサーフィンは不思議な気もしました。

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ビアリッツはヨーロッパサーフィンの発祥の地としても有名だそうです(私はここに来て初めて知りました😅)。現に2019年の5月26日から6月2日までロングボードサーフィンの世界選手権『2019 ISA World Longboard Surfing Championship(WLSC)』が開催していたとのことでした。

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高台からこの大西洋をみると、適度の波が押し寄せるビアリッツ沿岸はサーフィンにはもってこいかも知れません。沢山のサーファー達がいました。この場所は海水浴と言うよりはやりサーフスポット海岸というイメージでした。結構いい波も来ていましたし、上手な方が多いのもビックリです。沢山いると思ったのですが、バカンスシーズンだとサーフボードで海は激混み状態となるそうです😃

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この場所からビアリッツの有名な観光ポイントのRocher de la Vierge(聖母の岩) もみえました。
ビアリッツは18世紀頃からは療養地となり、その後フランス皇帝が別荘を構えるようになったり、イギリス王室やスペイン王室も保養地として利用するなど世界的なリゾート地となっています。ヴィクトル・ユーゴーは「私はビアリッツより魅力的でより素晴らしい場所をおよそ知らない」と述べています。

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ビアリッツは丁度私が訪ねた2019年のフランスサミットの会場ともなった場所で、フランス有数な高級リゾートでもあるとのことです。ビリアッツ市街地より徒歩で海沿いに向かうとグランド・アタライユ通りに見晴らし台ががありました。ここから 教会や眼下に港が見え、遠くにビアリッツ灯台、サミット会場となった ホテルデュパレ(Hotel dy Palais)が見えました。


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カジノの横を通り、海に突き出た聖母像に向かいました。途中の公園から街をカジノ方向を眺めた所です。ここはサーフィンではなくプライベートビーチの感じで、海水浴と日光浴を楽しむ人々で賑わっていました。
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ビアリッツは大西洋に面し漁場も盛んです。ビアリッツの旧漁港より先端には岩場も多くあります。 昔、この岩場の近くで難波しそうになった時に岩が光を放って船を救った伝説が残っているそうです。元々は陸続きではなかったのですが、1863年にナポレオン3世の名によって橋が架けられます。その伝説に基づいて1863年にこの岩場に白い聖母像が建てられ、この聖母は漁民の守り神となっているのです。 現在の橋はなんとエッフェル塔を設計したギュスターヴ エッフェルによって造られたそうです。

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海の青さと空の青さが眩しいです。
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ビアリッツの港から漁にでる船員の無事を祈り続けてくれているのでしょうか? 青い空に青い海、マリア像が光って見えました。
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聖母像のトンネルを受けると一面大西洋が広がる絶景ポイントでした。海の向こうは大西洋、真っ直ぐ進むと、カナダや米国に行けるのでしょうね。
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時間もなく、ビアリッツの街の中心部の散策は出来ませんでしたが、宿泊地バイヨンヌへと向かいました。

2020年5月 1日 (金)

今週の生け花(令和2年5月1日)

何となく慌ただしく過ぎる毎日です。マックのカレンダーをみると「1」の数字が・・・今日から5月に入ったのですね。例年ですとウキウキしたゴールデンウィークですが、何も予定を立てることもなく5月1日を迎えてしまいました。

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4月から生け花クラブは部屋が使用できなくなり、実質休止状態となっていると思います。しかし先週、2階のいつもの場所にお花が飾られていて嬉しく思えたのですが、なんと今週もお花が飾られていました。自宅で飾った花を持って来てくれたようです。

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先週伺ったら、自宅に咲いていたものを花材として使用したとのことでしたので、月桃もソテツも自宅にあったものを利用したのかも知れません。ツル状の茶色の枯れ枝も使っていますが、種類は判りません😅

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沖縄では月桃の葉に来るんだお餅(ムーチー)を食べる習慣があります。この葉の匂いも好きですし、月桃の花も個人的に大好きなのです。葉そのものからもとても良い匂いがしますので、この葉を利用して蒸し料理の香り付けとしても利用します。最近ではアロマオイルや香料としても使われています。 今回は蕾の状態ですが、白から先端部がピンク色に絶妙に変わる美しさも大好きなのです。花が開くと更に爽やかな香りが漂ってきます💖 

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