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2020年2月11日 (火)

 世界を夢みて(178):トゥールーズ;・ジャコバン修道院

トゥールーズの街並みの中に幾つかの教会を観ることが出来ます、前回紹介したサン・セルナン・バジリカ聖堂と共にトゥールーズで有名なのがジャコバン修道院です。私が泊まったキャビトル広場のホテルより徒歩で5分程度で歩いて行ける場所にあります。

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最近ではジャコバン修道院は毎年9月に「ジャコバン・ピアノ・フェスティバル」のメイン会場となり、世界中からクラシックファンが集まることでも有名となっています。

1215年に設立されたドミニコ修道士会が最初に造ったゴシック様式の修道院だそうです。1275年から1292年にかけて造れ、1番目立つ八角形の鐘楼は1298年の建造。

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少し入口がわかり難いのですが、教会の中へは無料ではいること出来ます(回廊や中庭へは4€で入ることが出来ますので、ここまで来たら是非見学されて下さいね😀)。

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内部に入るとステンドグラスから教会内へ光が入り込み、幻想的な雰囲気となります

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ただこの教会を有名にしているのはそこではなくて列柱や内部の回廊だそうです。やはり中に入って目立つのは目立つのは、高い天井に伸びる列柱です。1本の柱は天井部分ではヤシの木からでる葉のように22本の枝が放射状に広がっています。それが並んでいるために、ヤシの林に迷い込んだ様な壮大な眺めとなっていてこの教会の特徴となっています
奥の方に受付があり有料(4ユーロ)で回廊と中庭に入ることが出来ます。

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2列に並んだ回廊の列柱が美しいです。 このように2列1組の列柱が並ぶ光景は本当に美しいです。 これが1本なら余り感動もしないと思いますが、その間から指し組む光も美しい影を作っています。

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最初に記載したようにトゥールーズでは、毎年9月に3週間に渡って国際ピアノ・フェスティバル「ジャコバン・ピアノ・フェスティバル」が開催されます 。ジャコバン修道院はこのメイン会場となっています。回廊から右の礼拝堂には既にピアノが設置されて、椅子などの設営も終わっていました。このような場所で聞くピアノは良いだろうと想像してワクワクしてしまいます(今回は残念ながら観ることが出来ません)

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回廊から見上げた八角形の鐘楼が美しいです。外よりもこの場所から眺めて方がより美しさが際立つ気がしました。
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回廊をぐるっと1周して、正面の奥の方から回廊を通して中庭を眺めて観ました。アーチ状の入口より観る景色も歴史を感じさせてくれます。きっとこの中庭では中世の頃は修道士達が野菜を作ったりしながら生活していたのだろうかと歴史への想いも馳せてしまうのです。

もう一つ、個人的に興味が湧いたことがありました。上の写真をご覧になって中央の列柱がここからも2本に見えることに気づきましたか? 中庭に向かって2列ずつ並んでいたら、正面か観ると重なってしまうので1つの柱として見えるはずです。

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その為にこの中央の柱は4本となっていて、正面から見ても横から見ても2本並んだ列柱の様に見えていたのですね。中世の人々のこだわりや美意識の高さを想像しました。このような自分なりの発見や空想を広げることもでき、はやり旅にでて良かったと思うのです💖

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コメント

こんにちは。
 休日でもご多忙の中、
素晴らしい修道院のご紹介ありがとうございます。
八角形の鐘楼も珍しいですね。
ヤシの葉が広がるような教会か修道院で観た覚えがございますよ。
回廊の列柱は何と美意識の高い事!驚きを覚えました。
院長先生の目線も素晴らしいです!
私だったら多分?見落としていると思いますよ。
中庭はやはりどこかで観たような?修道士の方々が
薬草を植えていたとかお聞きしたことがあります。
 このような場所でピアノコンクールはいいですね?
弾かれる方もお聴きになる方もこの雰囲気に浸れますもの・・・。
 続きを楽しみにお待ちしております。

マコママさん、こんにちは。

休日のお陰で今日は9時頃病院に出かけて11時には戻って来ましたので時間があり嬉しいです😊
トゥールーズの教会の特徴にこの八角形の鐘楼があるようです。他にもありました。
ジャコバン修道院の天井の柱がヤシの葉をしているのは流行ったことがあるのでしょうか?このような形の教会を観たことが私もあります。これと似たのがサクダラファミリア教会の天井も林をイメージした造りとなっていました。
ジャコバン修道院の列柱は2列にすることでとてもエレガントな雰囲気になります。中央部が4本になっていたのに気づいた時はテンションが上がりました(笑)。
修道院の中にでは薬草や食物を育てていたそうです。

チケットは買えないと思いますが、この修道院でピアノを聴いてみたかったです。 いつも本当にありがとうございます💖

先生、お疲れ様です。
ヨーロッパは、教会が沢山ありますね。
皆違っていて、2列に並んだ回廊の列柱や、4本だったりと、
個性豊かなんですね。どんな想いで作れらたのでしょう。

私は、モスク好きで☆、数年前にイスタンブールへ行き、沢山みました。
1日4回のエザーンが聞こえてきて異国情緒あって良かったです。
キリスト教の礼拝は御覧になられましたか?日曜だけなのかしら。
今日もありがとうございました。

由津子さん、こんばんは。

ヨーロッパの観光の大きな部分を占めるのは、美術館や教会などがあります。 それぞれに街のシンボルとして教会がありますので、色々と工夫がなされています。 
由津子さんはモスクが好きなのですね。イスタンブールには世界一美しいと言われるブルーモスク(スレン・アフメト・ジャミイ)を初め大小様々なモスクがありますね。
中世まではイスラム社会が文化や建築、医療などは進んでいて、文化の遅れたヨーロッパのキリスト国はイスラムから沢山学んで育てられた感じです。ですのでヨーロッパの教会もモスクをまねた建築やステンドグラスなどを取り入れて作られるようになっています。

私達からするとイスラムの国々でこの1日4回の祈りがとても異質に感じてしまいますね。 キリスト教の礼拝は日曜日は主ですが、イスラムの祈りとは違ってます。 どちらも神に対する忠誠は同じですが・・

こちらこそいつもありがとうございます💖

こんばんは。

ジャコバン修道院もサン・セルナン・バジリカ大聖堂と同じく
八角形の鐘楼で、やはりトゥールーズの特色なんですね。
一口にゴシック様式と言ってもそれぞれ違った創意工夫がされていて
ヤシの木のように見える大柱は壮観ですね。
美しい回廊はモンサンミッシェルの回廊を思い出しました。
この雰囲気の中ででピアノ・フェスティバルが開催されるのは贅沢ですね。
居ながらにして訪れた事のない場所の美しい景色を見せて頂いて
いつもありがとうございます♡

sharonさん、こんばんは。

トゥールーズで見かけた中世時代からの教会はこの八角形の鐘楼が特徴的でした。
ヤシのように装飾された支柱の部分は人間の美的な部分が現れているのでしょうね。自然以上の美しい物は作れないのかも知れません。
回廊の美しさもモンサンミッシェルと同様ですね。モンサンミッシェルはもっと力強さが感じられたのではないでしょうか?

チケットは手に入らないでしょうが、あと暫くでピアノフェスティバルがこの場所で開催されるようでした。このような雰囲気の中でピアノ曲を聴いてみたいですね✨️

観て頂きありがとうございます。自分だけで感動するのはもったいないので、感動してくれる仲間がいると嬉しいです💖

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