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2019年9月15日 (日)

世界を夢み(149); ブリュッセル市内観光No2(ロワイヤル広場・王宮・王立美術館)

このブログの記事をまとめたホームページを作りました。見て頂くと嬉しいです😃(ニライの夢:https://dreams-nirai.com )。
ブリュッセルのグランプラスから聖ミッショル大聖堂を見学後、少し小高い丘になっているロワイヤル広場方向へと進みました。 旅行前にiPhoneに行きたい場所はインプットしていますので、初めての街でも間違うことなく行けてしまいます・・・これがいいことかどうか昔のスタイルの旅行を知っている私としてはワクワク感は減弱しますが、時短となります。
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大きな建物の中を歩くと、球形のロワイヤル広場に出ました。中央にはゴドフロワ・ド・ブイヨンの騎馬像があります。 1096年の第1次十字軍の指導者だそうです。 ヨーロッパ各地にはこの十字軍関連の像があり、宗教の対立は長年の歴史的な怨念もあり、簡単には解決しないのだろうかと改めて思うのです。

この像の正面にある白い尖塔は私の宿泊したグラン・プラス内の市庁舎の尖塔で、知らぬ間に随分と歩いて来たことが分かります。
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広場に面して荘厳な列柱と特徴あるキューポラを持つ建物が聖ヤコブ教会です。内部は入っていませんので判りません。

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そこから更に進むと、大きな建築群が連なっています。

ベルギー王立美術館です。この美術館には本館とも言っていい(?)「古典美術館」があり、それに接して19世紀末の絵画の他にアールヌーヴォーの家具や工芸品、装飾品を揃えた「世紀末美術館」があります。更にベルギー現代美術を代表するポール・デルヴォーとルネ・マグリットの作品群を集めた「マグリット美術館」も同じ場所にあります。この3つの美術館を含めてベルギー王立美術館と呼んでいます。
それぞれのチケットや共通券も購入できますが、今回は時間の関係もあり「古典美術館」のみ入ることにしました(各美術館8ユーロ、コンボチケット13ユーロ)。 世紀末美術館もマグリット美術館も観たかった・・・。 
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いきなりチケット売り場から大きなエントランスホールで、早くも圧倒されます。大きな荷物はロッカーに預け、入口でセキュリティーチェックもあります。

Th_dsc02957古典美術館はフランスがブリュッセル占領中の1799年にパリの中央美術館(現在のルーヴル美術館)の分館として建築された大規模な美術館です。占領地でもこれ程の規模の美術館を造る当たりは流石フランスの文化の懐の深さをしる気がします。
Th_dsc02952エントランスから直ぐ入った場所に私でも知っているヤン・フェルハス「学童たちのパレード」1880年がありました。これまで小さな絵画と思っていたのですがかなり大きなキャンバスに描かれています。
1878年8月24日、小学校の女子生徒たちが先生に連れられて王宮の前を学校の自由化=無宗教化のためのパレードしている光景が描かれています。可愛い女の子の作品ですが、宗教(カトリック)からの教育の自由化を高々と宣言した作品です。
Th_dsc02961これも大ホールにある作品です。人を入れると絵画の大きさが判ると思います。ギュスターブ・ワッペルス「1830年9月の出来事」。
ベルギー革命で武器を持ってオランダ軍に抵抗したブリュッセル市民たちとリエージュの義勇兵が描かれる大作ですが、これも自由を獲得する作品ですので、この美術館の狙いもここにある気がしました。
Th__71階エントランスホールか上る階段にも彫刻(Gabriel Grupello作?)があり、2階に上がると更にこの美術館の大きさが判ります。
2階にはフランドル美術が黄金期を迎える15世紀の作品、ブリューゲルが活躍する16世紀を中心の絵画が数多く展示されています。どれも有名な作品で、沢山写真を撮って来たのが整理出来ない感じです。
Th__8ロベルト・カンピン「受胎告知」(左上)、ロヒール・ファン・デル・ウェイデン「アントワンヌ・ドゥ・ブルゴーニュの肖像」(右上)、ファン・デル・ウェイデン「ピエタ」(左下)、ヒエロニムス・ボス「聖アントニウスの誘惑」(左下)
Th_dsc02989この作品はこの美術館のコレクションでも大切なものかも知れません。ブリューゲルの「ベルレヘムの戸籍調査」です。ブリューゲル親子の作品が並べられた展示室があります。 ベルギー出身のブリューゲルは当時、スペインによる支配で苦しんでいたベルギーの民の目線で、支配者のスペイン人を批判する作品を描いています。 

 

Th__9上の作品にもスペイン人がベルギー人を搾取する絵が描かれています。このような作品のためかブリューゲルの作品はベルギーには少なく、多くは海外(特にウィーン)で貯蔵されているとのことです(「バベルの塔」「十字架を運ぶキリスト」「雪中の狩人」「農民の宴会」などの代表作はウィーン美術史博物館におかれています)

 

Th_dsc03015お隣オランダのルーベンスコレクションも大作が飾られています。地理的に言えばブリュッセルとオランダのアントワープはかなり近い距離にありますが・・・

 

Th_dsc03011もう一つお隣オランダのレンブラントの作品「ニコラース・ファン・バムベーグの肖像(1641年)」もありました。
・・・この美術館も有名な作品が有りすぎて紹介出来ません。写真は沢山撮って来たのですが、それを並べたら何ページにもなりそうです。
時間があれば、世紀末美術館でフェルナン・クノップフの「スフィンクスの接吻」やエドワード・バーン・ジョーンズの作品も観たかったです(欲張りですね)          
街歩きでしたのに美術館の説明になってしまいました。次もブリュッセルの街歩きを続けます。

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コメント

おはようございます。
王立古典美術館へいらっしゃったのですね。私達も行きましたが当時は撮影禁止でした。
主にブリューゲルの作品を観ました。仰せの通り美術史美術館でも観ましたが…。
続きを楽しみにお待ちしております。

こんにちは。
 スマホからコメント差し上げましたが、
どうもダメだったようです。
もしダブっておりましたら、お手数でもどちらかを削除お願いします。

 王立美術館の「古典美術館」は私たちも訪れました。
丁度、「ブリューゲル特別展」が開催中でしたが、
カメラは禁止でした。
隣のドアが現代美術館でしたね。

 ウィーンの「美術史美術館」ではブリューゲルの作品が観られましたね。
 先日、TVで「王宮」が公開された映像を観る事ができましたが、
シャンデリア・天井に「玉虫」が沢山貼られていて圧巻でしたよ。
 続きを楽しみにお待ちしております。
 

マコママさん、こんばんは

私の方も何度か試してのですがアップ出来ずにいました

当時は王立古典美術館は撮影禁止だったのですね。今は取り放題です😀

もうしばらくブリュッセルをお付き合いください❤️

おはようございます。
レンブラント、大好きです。
先生、旅行記はとても好きで拝読させて頂いてますが少し不思議なことがあります。
旅先の出来事や、見た聞いた事柄が昨日のことのように克明に書かれています。
メモか何かとられているのでしょうか?
私なら多分、目を丸くして右左キョロキョロ状態なので後で記憶だけを辿るのは無理です。

EOSのパパさん、おはようございます

レンブラントが好きだったのですね☺️

私の場合は旅行することが最大の趣味です。個人旅行が好きなのに語学が得意ではありません。 ですので行く前にかなり下調べをして臨んでいます。

それに普段はボーとしていますが旅行中はアドレナリン全開で良く覚えています。

そのような事が重なって記憶に残っているのかもです😉

凄い!美術館ですね。
とっても勉強になります❤
ありがとうございます。
本当に外国にいらっしゃるみたい…かな?

由津子さん、こんばんは

私のパスワードの関連でログイン出来ず、復旧するまでに時間がかかりました😢

ベルギーは大きく素晴らしい美術館が沢山ありました。本当はゆっくり見たいのですが表面を少し見ただけとなりました。

いつかはゆっくり見て歩きたいです❤️

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