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2019年7月21日 (日)

世界を夢みて(138); 水の都ブルージュ

このブログの記事をまとめたホームページを作りました。見て頂くと嬉しいです😃(ニライの夢:https://dreams-nirai.com )。
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ブルージュの市内観光の前に宿泊したホテルについて書いてしまいましたが、改めてブルージュの観光について記載したいと思います。

 

 

 

ブルージュはベルギーの北西部の北海に面するフランドル地方の水の都とか北のベニス、あるいは屋根のない美術館などとも評される美しい街です。 ブルージュ「Brugge」とは英語でいうBridge(橋)と同じく「橋」という言葉から名付けられています。街の中を縦横に運河は張り巡らされ、50以上の美しい橋が架かっているまさに水の都なのです。
ブルージュは12,13世紀には水路で北海と結ばれており、当時はヨーロッパ第一の貿易港として栄え、特に毛織物業を中心に莫大な富を蓄えて街となったそうです。その繁栄の時期に街には広場や教会、鐘楼、修道院などが建てられ、街が拡張整理してゆきます。
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ところが、15世紀になるとその繁栄を支えていた水路が沈泥の為に次第に浅くなり、大きな商船が入れなくなり、次第にブルージュは時代に取り残されてしまいます・・・このことが色々な旅行本に書いてありましたので、地図を見てみたら確かにと納得しました。

そのお陰で今では時間が止まった中世の面影を残した街として脚光を浴びるようになり、「ブルージュの歴史地区」として世界遺産に登録されるようになったのです。多くの観光客が世界中からこの美しい中世の街を訪ねてくるようになったのです。

・このように運河など海洋交通で栄えた街は、一般的に船の高さから眺める方がその街の美しさや機能を理解できることが多くあります。 

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それで私も早速カナルクルーに出かけることに。宿泊したホテルの近くに船の発着場が在りましたので、その横のチエット売り場でチケットを購入。15分程度で出発時間でしたが、次第にいっぱいに。

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小さな船ですので20人程が乗って結構ギュウギュウ詰めです。英語とフランス語で説明をしてくれます。あいにく日本語はありませんが、なんとなく分かる程度ですが、周りの写真を撮るだけて忙しい私はあまり聞き取れませんでしたが・・

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美しい景色満載ですので、油断できません😀 沢山の教会の塔もみえてきます。

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運河の周りには沢山の家々や緑もいっぱいです。建物の横にはそれぞれの船着き場があり、昔はこの運河から出入りしていたのでしょう。所々に水門のように石がはみ出てきますが、そこで昔は通行税などを取っていたそうです。

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昔ギルドの館だったのでしょうか? 立派な建物がずらりと運河沿いに建っています。

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暫くすると、何やら運河の行き止まりの場所(ヤン・ファン・エイク広場)に、巨大なクジラのオブジェがありました。これはブルージュ・トリエンナーレ2018に出品された作品で、ニューヨークが拠点の建築デザイン事務所が、海に漂うプラチックごみに感心を持って貰う為に制作された作品だそうです。

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陸の上からも写真を撮りましたが、東日本大震災で流れ着いた物もあり、日本語の文字で書かれた標識も結構ありました。

・・・昨年の新聞に、マッコウクジラの胃袋からプラッチックごみが5.9Kgという記事があり、私達人間も地球のためにプラごみを減らす取り組みをしないといけないと考えてしまいました。
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水の都と言われるだけあって、縦横無尽に運河が張り巡らされ船が人や物を運ぶ重要な交通手段だったとも分かりました。 運河クルーも初めての街を発見できる楽しい経験でした。

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今回の宿泊先のホテルも船の高さからの目線ではこのように観ることが出来ました。
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生活の場所しても運河は重要だったのでしょうね。昔ながらの民家も素敵ですね💓

次は陸からブルージュを散策します。

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旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
 運河クルーズをされましたね。
私たちも楽しみましたよ。
橋の上から手を振ってくれたりでした!
もう随分昔ですから、このクジラはおりませんでした。
プラゴミ、本当に考える必要大ですね。

 続きを楽しみにお待ちしております。

マコママさん、こんばんは。

水の都ブルージュですから、運河クルーズは楽しみたいですよね。色々な場所から出ているようです。 ホテルの対岸から出ていましたので、以前マコママさんが宿泊したホテルの近くではないでしょうか?

橋の多い場所ですので、私も橋の上から手を振ってくれた観光客には思い切り手を振ってお返ししました😀。

今や世界中で議論されるプラゴミですので、本当に海洋汚染が深刻化していると思います。 多少不便で、値段が高くなっても地球の為には行動しないといけないと思いました。

次回はブルージュの陸からの眺めとサプライズもあったのでいずれ載せたいと思います。

本当にいつもありがとうございます💖

今晩は♥️ ブルージュはホントに綺麗な街なのですね

前回の宿泊ホテルも素敵でしたが、街自体が中世の面影を残しているのですね。

ブルージュがブリッジと同じ語源だとは知りませんでした
どおりで、沢山の橋が架かっているのですね。

ブラゴミの問題は、日本だけでなく世界中で議論されないといけない問題ですね

運河の街らしく最後の写真の民家でも船で荷物を出し入れできる構造に
なっているのでしょうか・・・大きく開いた門のような造りが気になりました

omoromachi様は本当に美しいのがお好きなのですね(^0^)

omoromachiさん お久しぶりです。
こちらも蝉が鳴いて夏です。むしむししていますが。。。

今回の4枚組にされてる鯨のオブジェと運河沿いの建物の角度がとっても面白くて
一枚一枚大きな画像で見てみたいかななんて思いました。
どこかの写真展に出品されたら賞を貰われるんじゃないかなーなんて思います。
社会的なメッセージもありますし。。。2018年に撮影されたのですか?
何かの機会に私のブログにomoromachiさん撮影として使わせていただいてもよろしいでしょうか?
その時はまたお知らせさせていただきますが。

本当にプラスチックを使わない生活はあり得ない状態になっていますよね。
プラスチックに代わる自然に帰るモノをまた人類は見出すのでしょうか?
人間はどんどん便利なものを進化させますが、大きな代償を払っているのかもしれませんね。

一番下の民家はやっぱり心落ち着きますね☆彡
また来させていただきます。記事楽しみにしています。

舞子さん、こんばんは

ブルージュは行く前から楽しみにしていた場所でした。屋根のない美術館なんていうフレーズも心惹かれましたし、そのブルージュの観光写真に決まって出てくるホテルには泊まってみたいと思いました。現実夢が叶って幸せでした。

プラゴミの問題、本当に深刻ですね。いずれは私達の体の中に入ってくるのですから・・

昔は交通手段が船でしたので、民家なども運河沿いに入口があり、一番下の写真も、このような構造だと思います。

確かに、美しいものをみるのは楽しいです💖

mirroさん、こんばんは。

こちらこそご無沙汰しております。やっと沖縄も今日は青空が広がりました。mirroさんのところも高温湿度の日本の夏なのでしょうか。

私は写真について何も知らない素人です。ただ最近の写真は素人がシャッターを押しても綺麗に撮れるように進化しています。

ブルージュで開催された「ブルージュ・トリエンナーレ2018」に出品された鯨のインスタレーションが話題を呼んでいました。ニューヨークの建築デザイン事務所「Studio KCA]が手がけた作品でプラチックゴミに関心を持って貰うために作られたそうです。

この作品を近くで見ると日本の水産会社の名前が刻まれたカゴも多く見ることがありました。

これまでは便利が一番でしたが、少し不自由で使い勝手が悪くても紙のストローなどに変えないといけませんね。

昨年の撮影に関しては沢山ありますので、mirroさんに使って頂けたらもちろん嬉しいです。大きな画像になりますが、送ってもよければmirroさんのメール宛に写真をお送りしますね。 その時はどうぞ後連絡してくださいいね。

ヨーロッパ各地に滞在した芸術家のミロさンもブルージュにはいけれたことが有りました?

それぞれが大きな画像ですので、容量がかなり大きくなるのですが必要な写真があれば、どうぞお使いになって欲しいと思います。

下手くそな写真でも使って使って頂けるのなら、嬉しいです。

こんいちわ~♪
古都ブルージュの運河クルーズは、本当に、屋根と云うか天井のない
美術館ですね。お天気にも恵まれたようで、どの写真も素晴らしいです。
ギルドハウスの屋根の形が印象的です。日本で云えば妻切屋根でしょうか。
現在はレストランや銀行になっているとか。
クジラの話はとても胸が痛みます。
おそらくプラを飲みこんでいるのはクジラだけではないでしょう。
美しい写真を繰り返し拝見しては、楽しんでいます。

こんにちわ。

前回も今回も大変ワクワクしながら読みました。
私の場合はかなり昔の旅で記憶も曖昧なのですが、日帰りの滞在時間だったとおもいます。
ブルージュ夜の風景は見ていませんのでお先生のお写真を見て、今はとても損した気分です。夜の景色が幻想的で美しく息をのむ風景ですね。
街並みもホテルも、家具も落ち着いていて中世で時間が止まっているようにかんじます。

運河クルーズのお写真は見覚えのある風景です。
もっと若かったらもう一度行ってみたかったですね。

プラごみは大きな問題ですね。
世界が一つになって早急に取り組まなければならない問題だと思います。

有難うございます。
海洋もそうですが、最近奈良の鹿もプラスチックごみが 胃袋に詰まって衰弱死していると報じられていました。

それに第一番にこの写真は最高にアーティスティックです☆彡。
カメラは確かにいろいろ調整してくれますが、構図まで決めてはくれませんよね!
上段の2枚を使わせていただきたいかと思いますが、出来ましたら4枚送って頂けたら嬉しいです。
少し日数かかるかもしれませんがアップしましたら勿論お知らせします。
お手数ですがよろしくお願いします。

ガルボさん、こんばんは。

ブルージュは水の都と聞いていましたので、この運河クルーズは楽しみにしていました。夜のアムステルダムのクルーズとは違う古都の落ち着いた雰囲気でした。

ギルドハウスの屋根の形は変わってますし独特ですね。確かに日本でいえば妻切屋根だと思います。

世界もプラゴミの問題に遅ればせながら対策をとるようになって来ていますが、まだまだこのような問題に感心のない国も多くて困ります。

どうかこれからも、一緒に旅行して頂けたら本当に嬉しいです。

ぴえろさん、こんばんは。

ヨーロッパの街並みは時間帯によってだいぶ変わって来ますね。特に夜はライトアップされている場所も多く、幻想的な雰囲気を楽しむことが出来ます。

私は時間を惜しんで、夜まで歩き回るので、これからも夜景も載せる予定です。これからも見て頂けたら嬉しいです。

ぴえろさんも運河クルーズを楽しまれたのですね。きっとこれからも変わらない美しい風景を旅人に見せてくれることでしょう。

プラゴミの問題、私達もやれることから少しずつやってゆくのが大切でしょうね💖

mirroさん、こんばんは。

奈良の鹿でも、既にプラッチックゴミの被害が出ていたのですね。海洋に廃棄され、細かくなる中で、次第に多くの生き物に取り込まれ、最終的には人間の体内にも影響を及ぼしかねません。 世界で取り組んで欲しいですね。

芸術家のmirroさんから私の写真の構図について褒めて頂けるなんて、嬉しいよりも恥ずかしいです。写真については全くの素人で勉強したことも有りませんので・・・😓

早速、写真をメールに添付して送りたいと考えています。ブログの写真はかなり圧縮して小さくしています。mirroさんには元の容量で送りたいと思います。開くのに時間がかかるかも知れません。

素人の写真ですので、切り貼りや、1部だけ抜くとってご使用しても構いませんので、ご自由に使って下さい。

先生、こんばんは。

どこを撮っても絵画のように美しい街並みですね。
運河に突如出現したクジラ、何だか意表を突かれてシュールな感じですが
インパクト大で充分海にプラごみを捨てるなと言うアピールになりますね。

お泊りになったホテルやその周辺の景色も、クルーズでまた違ったアングルからご覧になって堪能されて良かったですね♪
一番下のお写真の運河沿いの古民家も、少し歪な感じが味があって可愛いです♪
今回も目の保養をさせて頂き、ありがとうございます。

sharonさん、こんばんは。

本当に、何処を撮っても絵になります。天井のない美術館とは言い得ていますね。

鯨の作品の大きさや運河から飛び出すスタイルにはビックリと致しました。陸に上がって近くで見ると迫力もありますし、本当にプラスチック製品から作られていて、日本の幾つかの会社の名前が入ったカゴなども多くありました。 色々と考えさせられた作品です。

今回の宿泊先は私が考えていたような雰囲気と場所でした。いろいろな角度で堪能出来ました。
運河沿いの民家も中世の世界に迷い込んだように感じましたよ。本当に綺麗な街です。

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