フォト

« 今週の生け花(令和元年5月第3週) | トップページ | 頸椎症について »

2019年5月19日 (日)

世界を夢見て(130); アントワープ早朝の散歩とルーベンスの家

旅行の宿泊地に関して私が1番重要視しているのは、立地条件です。私自身の旅行スタイルとしては朝から夜まで目一杯その土地を楽しみたいと考えてプランを立てています。その1番の条件が観光の中心地なのです。
 どんなに豪華なホテルであっても郊外にある場合、そのホテルに着いてからはホテル内で楽しむか、何もない周りを散策するかしか手がありません。 旅行期間が限られている中で実にもったいなく感じてしまいガッカリすることがありました。
Th_dsc01779しかし今回の旅行は自分で全て企画しましたので、自分の旅行スタイルに合う条件の宿泊施設を選びました。アントワープでは聖母大聖堂(ノートルダム大聖堂)がみえるヒルトンを選びました。
ホテルに着いて直ぐに行動して夜の街を散策してからホテルでのシャワー後直ぐ睡眠を取ることに。Th_dsc01641

早朝から行動開始です。夜の街や早朝の街は静かだったり、人々の暮らしの息づかいも伝わって来ることがあります。早朝のトラムはまだ人の気配が少ないです。

Th_dsc01659丁度、市庁舎広場は工事中で、広場には重機や機材が山積みにされて綺麗な写真は撮れませんが、このように上に向けると夜明けに浮かぶ「ブラボーの像」やグローテマルクト広場に建つ建物のシルエットが美しいです。
Th_dsc01657_1  ここで「ブラボー像」の説明を・・ブラボーはベルギーの伝説の登場する巨人のローマ戦士の名前です。この伝説では、昔シュケンデ川に川を通る通行人に重い税を課し、払わない場合は通行人の手首を切り落として捨てたという「アンティゴーン」という巨人が住んでいたそうです。その巨人を征伐し、その手首を切り取って川に投げたのがブラボーでした。
巨人の手「ant」を切り取って投げた「werpen」ことより、アントワープの地名になったと言う説もあります。
本来の彫刻では切り取った手や像の下から噴水が出ているのですが、今は工事中で水は出ていませんでした(残念)。
Th_dsc01649アントワープで1番有名なノートルダム大聖堂も殆ど人影もなく静かに見ることが出来ます。
Th_dsc01679街のカフェはもう既に開店しているのでしょうか?灯りが灯っています。
Th_dsc01644

レストランも開店の準備でしょうか?少しずつ明るくなり、それに伴い街も目覚めて、人々の動きを感じることが出来ました。1時間ほどブラブラしてホテルに戻り朝食。

Th_dsc01692

短い滞在でしたが、ヒルトンホテルも楽しめました。ラウンジから見るノートルダム大聖堂が朝焼けに照らされています。

直ぐにチェックアウトし、今日の予定の行動に取りかかります。
Th_dsc01714アントワープの主な観光施設は10時からの開館となっています。街を散策しながら10時前に「ルーベンスの家」に到着。 
Th_dsc01713チケットはその入口で買うのではなくて道向かいにチケット売り場があります。入場券は8ユーロで、リュックサックなどの大きな荷物はこの場所で無料のロッカーに預けることになります(鍵をかける時に1ユーロのコインが必要で、後で戻ってきます)
Th_dsc01739ベルギーの巨匠ルーベンスは画家としての名声だけでなく、7ヵ国語を話す外交官としても活躍していました。8年に渡るイタリアでの絵画修行を終えてアントワープに戻ったルーベンスが5年をかけて創った家で、居住兼アトリエとして使ったそうです。また多くの貴族や芸術家もこの家を訪ねて来たそうです。
Th_dsc01718内部には絵画や日常で使っていた調度品も展示されています。このルーベンス師匠は53歳のこの時期に再婚しているのですが・・・奥様はなんと16歳だったとのことです・・・当時何と言われたかは知りませんが、今なら「なんちゅーう叔父だ!」と非難されていたかも知れませんTh_dsc01744

ルーベンスの印象は巨大な宗教画家というイメージで実際に自画像は余り描かず4点ほど残されているそうです。上の絵は16歳のエレーヌ・フールマンと再婚した年(ルーベンス53歳)の自画像です。Th_dsc01729

Th_dsc01755

この家はルーベンスが自宅としても使用していましたが、やあり多くの作品を書いたアトリエとして、また多くの弟子達を育て、沢山の訪問客をもてなした場所で在ったことも想像出来ます。

Th_dsc01750現在は市の美術館として「ルーベンスの家」として公開されているのです。
Th_dsc01761

巨大敷地には中庭の庭園があり、季節季節の花も楽しめるようです。Th_dsc01765本来ならこの家を取り巻くように回廊が伸びていて彫刻などで囲まれているそうですが、現在改築工事で写真を撮るには残念な光景となっています。

ルーベンスに興味のある方は訪ねてみては如何でしょうか?

« 今週の生け花(令和元年5月第3週) | トップページ | 頸椎症について »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

院長先生
 こんばんは。
朝早くから夜まで精力的にお歩きになられましたね?
立地条件のよいホテルを予約されて流石でございますよ。
個人旅行ならではですね?
 アントワープは私たちも行きました。
ブラボーの像と噴水も出たおりましたよ。
 ルーベンスの家にも参りましたが、
なんと16歳の女性と再婚ですか・・・?
信じられませんね?
 続きも楽しみにお待ちしております。

omoromachi様、こんばんは。

本当に美しい街並みですね。特に早朝の
ブラボー像のシュルエットが美しいです♥️

それにしてもomoromachi様は本当に
タフなのですね。 旅行に行っていても
いつ寝られているのでしょうか? 

お陰さまで私の方は旅行に行っても
観ることが出来ない、夜や早朝の
街歩きの楽しさを共有させて
貰っています。

いつもありがとうございます☺️

マコママさん、こんばんは。

旅行に行くと時間が勿体ないので、朝早くから夜遅くまで街の景色を楽しんでいます。

マコママさんがアントワープに行かれた時にはブラボー像の噴水は出ていたのですね。今回行った時には広場には重機がおいてあり、資材も沢山積まれていて、噴水も出ていませんでした(残念)。

ルーベンス師匠、若い奥さんで今では皆から怒られているのかも知れませんね。

いつもコメント頂きありがとうございます。次回もアントワープについてです。ご覧頂けると嬉しいです。

舞子さん、こんばんは。

アントワープは綺麗な街でした。街は昼と夜では違いがあります。夜のライトアップ、夕暮れ、朝焼けの時間帯と本当に美しいですね。

旅行に行ってもいつもの時間帯で寝起きをしています。兎に角、時間が勿体なくて夜まで街を散策しています。

多くの旅行者の3割増しぐらいに遊んでいるかも知れませんね。

舞子さんが行けない時間帯の夜の街の写真もこれからも載せる予定です。ご覧になって頂けると嬉しいです💖

こんにちは。今回も綺麗な写真見せてもらいました。
私はきっと一生行かないところです。omoromachiさんの
写真で楽しませてもらってます。♪私は夫の介護真っ最中!
いつも意地悪く、接しています(^_-)-☆こんなきれいな写真を見ると
もう少しやさしくなるかも…

先生、こんばんは。

早朝にまで寝る間を惜しんで活動してらっしゃるんですね^^;
でもそのお陰で滞在した街の色んな表情を堪能出来ますね♪

「ブラボー」の伝説は初めて伺って面白かったです。
名前のみならず彼の行いもブラボー!
民衆の恨みを晴らしていわゆるヒーローですね。

そして何と多才なルーベンス。
画家や外交官として活躍、実業家としての手腕もあったとか・・
16歳のうら若き乙女を射止めたとは持てる男はモテますね^^;

いつも興味深いお話をありがとうございます。

フーミンさん、こんばんは。

お元気でしたか?
なかなかヨーロッパに行く機会はないと思いますが、少しでも美しい風景に接して頂ければ嬉しいです。
ご主人さんはその後の経過はどうでしょうか? 大変と思いますが、お互いに介護疲れをしないようにして下さいね。

いつも元気が良く、茶目っ気のあるフーミンさんですので、楽しく乗り越えて下さいね。

またお立ち寄り下さい。

sharonさん、こんばんは。

海外への憧れは子供の頃からありました。特に30代後半から50代半ばまで、旅行にも全く行けない時期がありましたので、再開した海外旅行では、朝から夜まで時間が勿体なくて楽しんでいます。

・・思わず笑ってしまいましたが、ブラボー伝説はまさに民衆からすると「ブラボー🎼」だったのですね。

ルーベンスは何ヵ国語も話せて話術も巧みだったようです。本当に多彩だったのですね。私のように単に挙げた老いぼれとは違い、ルーベンス師匠は若い子からも持てたのでしょうね。

コメント頂きありがとうございます💖

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 今週の生け花(令和元年5月第3週) | トップページ | 頸椎症について »