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2019年4月

2019年4月28日 (日)

世界を夢見て(127); キンデルダイク

ゴーダチーズで有名なゴーダから南に向けて車を走らせ、世界遺産の風車が見えるキンデルダイクを目指します。
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オランダは殆ど平地ですが、少し内陸のゴーダから下ると更に湿地帯のような場所が多くなります。

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しばらくすると遠くに時々風車が見える景色が出てきました。キンデルダイクはロッテルダムの南13Kmに位置し、レク川とノールト川に囲まれた地区で、オランダで一番多くの風車が保存されている地域となっています。

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キンデルダイクの駐車場で降りて、直ぐに、いかにも私達が抱いている、オランダらしい景色が広がって来ます。ここの風車網は1997年に「キンデルダイク=エルスハウストの風車網」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています。

私の晴れ男は今日も健在です(これまで振り返っても旅行中は結構晴れの天気が多いです)。 9月の爽やかな風と青空と風車の景色が広がって気持ちがいい散歩となっています。
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風車には単なる動力源ではなくて、オランダの開墾の歴史そのものが詰まった施設のように感じます。オランダは国土の1/4が海面より低い位置にあります。このような低い土地では、開拓した土地よりも運河(川)の水面が高い位置となっているのです。そのために堤防のところに風車を造り、低い所の水を風車の動力を利用してで運河に水をかき出したのです。

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途中に実際の風車の中を見学出来る「風車博物館」がありましたので、入ってみました。

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中には昔の写真が飾られていたり

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実際の風車守の家族が暮らしていた調度品や日常品、ベットなどを観ることが出来ます。風車の動力は水をくみ上げるだけでなく、脱穀や菜種油搾りなど幅広く使われいました。

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風車小屋の上からはこのような感じで見えて来ました。オランダらしい景色の1つですね。Th_dsc01545

風車の羽は想像した以上に大きかったです。この力強さがオランダ人と共にあったのかも知れません。

これまで何度となく水害にありながらも、オランダ人は今でも新たに堤防を造り国土を造成しているのです。この大きな羽は妥協せず、非常に理論的に物事を進めるオランダ人気質を創りだした原動力かも知れません。Th_dsc01549

さあ、次に向かいます。

2019年4月24日 (水)

高血圧ガイドラインが改訂されました

今日のFM放送は、高血圧について説明しました。丁度明日、5年ぶり改訂の高血圧ガイドラインが発表され、より早期に治療開始、高圧目標も厳しくなるとのことです。

血圧が高い状態の持続による脳心血管病発症のリスクを減らすことが目標となります。現在日本人の高血圧患者数は4300万人と言われていますので、如何に日本人が高血圧患者が多いかわかります。そのうち血圧を基準値にコントロール出来ている方は1200万にとどまっていることより、早期からの生活習慣改善によって高血圧患者と予備軍の方々の合併症を減らして生命予後の改善を目指すことを目標にガイドラインが改定されています。

・今回の改定にて、「高値血圧」という新たな血圧の分類が出来ました。これまでは高血圧症と正常血圧の間を正常高値血圧と定義していたのですが、そのうちでも血圧が130~139/80~89の方は統計的にリスクが増加していることより、この血圧の方に「正常」という名前で呼ぶと勘違いしてしまうために「正常高値血圧」から正常を覗いて「高値血圧」としています。
・・・もうちょっとましな命名法はないかとも思いましたが、ようは高血圧まではいかないが、推奨の血圧の120/80mmHg未満の「正常血圧」より注意が必要な血圧の方を拾い上げて、「高血圧症」になる前の注意が必要と促したことになるのでしょうか? 

<従来の高血圧の基準値:最高血圧(収縮期血圧)//最低血圧(拡張期血圧)mmHg>

・正常域血圧・・・①正常血圧     :120未満 /   (かつ)  / 80未満

         ②正常高値血圧:120~129/  (かつ)  / 80未満

         ③高値血圧  :130~139/ (かつ・または  )/80~89

・高血圧症は従来の基準と同じで Ⅰ度高血圧(140~159/90~99)、Ⅱ度高血圧(160~179/100~109)、Ⅲ度高血圧(180/110以上)

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今回のガイドライン改定に併せて、血圧を下げる目標もより厳しくなりました。例えば成人で75歳以上なら、これまでは140/90だったのが130/80 と10程度下げられていますし、75歳以下の場合は150/90だったのが最高血圧が10ほど厳しくなり140/90 となっています。 また糖尿病患者、冠動脈疾患患者(狭心症、心筋梗塞)、慢性腎臓病患者(蛋白尿陽性)などの場合は130/80以下に統一されています。

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これにより、血圧により早いうちから減塩に取り組むなどの生活習慣改善を促し、それでも高い場合はリスクをより減らすための厳密な血圧管理を行うようなっています。 

これまでこの境界域にある日本人は1000万人もいると言われますので、この方々が如何に減塩や運動療法、禁煙などの生活習慣を改めて、降圧剤を使わなくて済むようにしなければ更に医療費の増加を招くことになります。

血圧の管理を医療任せではなくて、自分の出来ることをまず行い、それでも高い場合には早めに内服治療を行い、心臓や脳の血管、腎臓などを保護して、健康長寿を達成したいものですね。

2019年4月21日 (日)

世界を夢見て(126); ゴーダ(Gouda)

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ロッテルダムからゴーダ、キンデルダイクからアントワープへ向かうことに。この場所をスーツケースを抱えて、電車やバスの移動は大変なことと時間がかかるために、タクシーでの移動手段を選びました。 日本で手配は済んでいます。 この場所をどう電車やバスで回ればいいのかをずっと悩んでいたのですが、オランダもベルギーもあまり大きくはないため、車(タクシー)で移動出来ないかどうか? あるいはレンタカーを借りることも考えました。レンタカーはイギリスならいいのでしょうが左ハンドルでカーナビがあるとは言え現実的ではないと考えました。 タクシーは移動手段で観光案内は出来ませんので、街から街への道は運転手にまかせて、どの街で何分待って貰うかなども自分で決めて、街歩きも事前にコースを予定を書き込んで臨みました。メールでどのように回るか、時間配分なども記載して現地のタクシー会社に依頼のやり取りで決定しました。

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ロッテルダムから北へ車で20分ほどでゴーダに着きました。料理や食べ歩きが好きな人ならゴーダと言えば判る方も多いかも知れません。ゴーダチーズで有名な街で、運河に囲まれた童話に出てきそうな小さな街です。Th_th_dsc01451

ここで1時間ぐらいの予定で運転手さんには、待って貰うことに(待ち時間はカフェなどで過ごしているようです)。徒歩で街の中心のマルクト広場に向かいます。真ん中の小さな建物がチーズ計量所です。

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マルクト広場からチーズ計測所(De Goudse Waag)を観たところです(中央)。1668年に建てられたチーズの計量所で、昔は広場で売っていたチーズを計ることに利用していましたが、現在は博物館となっています。Th_dsc01457

広場の中央にあるのがゴーダの市庁舎になります。白い窓枠と赤い覆いがあるテーマパークに使われるかのような可愛らしい建物ですが15世紀のゴシック様式の建物で歴史は長いのです。

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円盤状の大きなゴーダチーズ(1個10〜15Kg)。この広場で何個かをカゴに乗せて2人で運ぶ競争をするイベントも行われています(TVなどでご覧になった方も多いかも知れません)。私のスーツケースの半分は空いていますので、1個買おうかと一瞬思いましたが、これからの旅程のことを考え断念しました。
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市庁舎を回り込んだところです。こちらが正面なのでしょうか? だいぶ雰囲気が違います。

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マルクト広場から直ぐ後ろに聖ヤンス教会があります。ステンドグラスが美しいと言われています。多くの街では教会の前に広場があり写真を撮りやすいのですが、広場と教会の間に家があり、広角レンズでも全体を撮すことが出来ません。路地に面して直ぐに教会の玄関となっています。時間も無いため中に入らずに外観だけ撮影しました。

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更に運河沿いを歩くと、可愛い街並みであることが分かります。Th_dsc01470運河沿いにかつては病院であった建物がゴーダ博物館として利用され、当時の人々の暮らしや武器や金銀細工を観ることが出来ます。運河とこの建物がよく調和しています。入口に架かる橋も可愛らしいです。中世のおとぎの国に迷い込んだ様に感覚に陥りました。

更にこのまま進むと街を囲む運河の縁に到着。 運河に囲まれた街がゴーダですので、歩くことでこの街が如何に小さいかも分かりました。僅かな滞在時間でしたが、それなりにゴーダの雰囲気を楽しめました、
急いで歩い来た道を戻り、これから最も(?)オランダらしい風車の見えるキンデルダイクに向かいます。

2019年4月17日 (水)

パリ・ノートルダム大聖堂の火災

今週はFM放送がないため、健康ネタはありません。日本でも大きく報じられたパリのノートルダム大聖堂の炎上に絡めて、旅行記ではなくて思いで話として書いてみます。

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20代、30代は1年に1回海外旅行に行っていたのですが、大学病院から離れて30代後半から50代半ばまでは、年に1回の海外旅行も出来ないほど忙しくなり、本当に365日年中無休で働いていました。50代後半から思い切って海外旅行を復活させることにしました。病院の再建、移転と忙しく働いた仲間からも「行ってらっしゃい」と背中を押されて、ここ5年はヨーロッパに行っています(皆に感謝です)。

私がフランスに行ったのは1990年代ですので、随分と経ってしまいました。フランス各地を回るとフランスが農業国で各地方の文化度が高く、豊かな国だと言うことを実感しました。そしてその旅の最後が花の都パリの2日間でした。エッフェル塔からの夜景や運河からノートルダム大聖堂やオルセー美術館などを見学し、華やかなムーランジュールのショーも見学しました。本当に夢にような若い頃の旅行でした。

Th__9 昨日、悪夢のようなノートルダム大聖堂の炎上のニュースをみました。本当はもう一度ゆっくりと観る計画を頭の中では考えていたのです。 気になっていたノートルダム大聖堂が炎上する光景を観ながら、パリ市民が涙を流し賛美歌を歌っている動画には思わず涙が溢れそうになりました。 私自身は全くの無宗教家ですし、キリスト教のことも知りません。 だだ世界の美しい景色や街並み、教会や美術館をみるのも好きなせいで、ヨーロッパを旅行するとキリスト教の文化には触れることがあり、学ぶことも多くありました。

パリのノートルダム大聖堂はゴシック様式の始まりであり最高傑作にも挙げられる教会です。宗教革命やナポレオンの時代、2回の世界大戦も生き延びた教会で、パリ市民にはなくてはならない存在、そして永遠に有り続けると信じていた教会だったと思います。その火災を目の当たりする喪失感は如何ばかりかと想像します。

久々に20数年前のアルバム(当時はデジタルではありませんでした)を取り出してみました。懐かしい景色ですが、もう無くなってしまった部分も多くあるのでしょう。 その写真の横に小さな文字で私が書いた解説がありました。 「ノートルダム大聖堂は十字架の形」だそうです。

折角ですので、記憶の整理に書いてみたいと思います。

ヨーロッパを旅すると聖母マリア信仰が根強いことを感じます。キリスト教文化ですので、キリストが一番でしょうが、マリア様の方が人気が高いかも知れないと思うことがあります。 一度そのようなことを現地で聞いたことがありました。キリストの教えは絶対的なもので、戒律なども厳しいそうです。それに対してマリアさんは慈愛の象徴で、何もかも受け入れて許してくれるそのような母親像のために、マリアさんは人気があるのではと・・・なるほどと納得した思いでがあります(きっと諸説あるのでしょうが・・・)

この「ノートルダム」と言う名の教会は世界各地にあります。 炎上したのはパリのノートルダム大聖堂とわざわざ「パリ」のと付いているのです。 ノートルダム(Notre-Dame)とはフランス語で「我らの貴婦人」という意味で、聖母マリアをさす言葉です(フランス語を知らなくてもマダム(Madame)は聞いたことがあると思います。語源は「私の (ma)婦人  (dame)」から来ていて、英語のミセスやミスに相当するそうです。Notre-DameのDameもこれと一緒です)
。 そのため世界各地にノートルダムと名を記した教会(聖堂、大聖堂)があります。(以前、教会の呼び方について書いてますので、一緒に読んで頂ければ嬉しいです→http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/88-4e57.html

ノートルダム教会の基本的な形は上空からみると「十字架の形」をしています。教会の上部にはマリア御堂があり、中央の交差部分にイエスの十字架がおいています。ゴシック様式は空高く造られ、内部の空間の広々とし、ステンドグラスなどの光が美しいのが特徴です。そのために壁の外部にはそれを支える支柱が沢山建ち並ぶ構造となっているのです。

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上の写真は20数年前に運河クルーズから眺めたシテ島にあるノートルダム大聖堂の威風堂々した姿です。私がノートルダム大聖堂を観てから随分と経ちましたので、もう細かなことは覚えていません。

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若かりし頃は時間も永遠にあると思い、旅行に行っても写真も余り撮りませんでした。今思うとノートルダム大聖堂の写真を沢山撮っておけば良かった思います。マクロン大統領もすぐに再建する話をしていますし、既に沢山の寄付を出すという方も多いようです。 ただ残念ながら昔の資材は消失したのも多いかも知れません。 再建され形は同じでも同一ないのですね。 

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私が観た昔の内部の彫刻や美術品はどうなったのでしょうか? キリスト教徒でなくてもこの教会は永遠だと思えていたのですが・・・・・

永遠というのは実際にはないのでしょう。永遠はなくても継承は出来ると思います。同じ作り手や材料ではなくても、人類の財産はその歴史の継承と共に次の世代にもみて欲しいですね。

焼灼されてしまいそうな貴重な美術品や重要な遺産をフランスの消防士の懸命な努力で救われたものも多いと聞いていいます。フランスだけでなく全世界の遺産ですものね。お怪我をなされた消防士もいたと報道されています。御回復をお祈り致します。

 

2019年4月14日 (日)

世界を夢見て(125); キューブハウス(Cube house Rotterdam)

オランダのロッテルダムにはユニークな建物が多いのですが、その中でも群を抜くのがキューブハウス・ロッテルダム(Cube house Rotterdam)だと思います。
ロッテルダムは第二次世界大戦で壊滅状態の破壊されてしまいます。戦後新しい街作りを進める中で一部の古い地区を除いて、斬新な建築物が次々と造られようまるようになります。まるで奇抜な建物の見本市のように競い合った感があります。
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キューブハウスはロッテルダムの街の中心部にあり、最近出来たマルクトハル(http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-37ed.html )のある広場に面した場所にあります。

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皆が集うことが出来る集合住宅として設計されています。1984年(昭和59年)に完成していますので、当時としては本当に先駆的な建物だったと考えます。

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次第に近づくと、青い空と相まってより一層黄色の住宅が目立ってしまいます。

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45度の傾いた住宅部分は採光がよく、どの部屋も明るいのが特徴でした。傾きがあるお陰で、光が入りやすい構造になっていることを実感することが出来ます。

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1階部分にはカフェや幾つかのショップも並んでいます。変わった風景の中でゆったりとコーヒーを飲むのもいいかも知れません。

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この一棟がミュージアムとして公開されています。1人3ユーロで見学出来ます。私は2階の受付に上がる階段でいきなり壁にぶつかってしまいました・・・人間の意識は簡単に変えられないのかも知れません。45度のキューブ内ではバランス感覚がおかしくなりそうです。

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部屋の中も皆45度です。慣れるまでは気をつける必要があるのでしょうか?

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キッチンも斜めです。

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しかし、キッチンに立ってみると、意外と外の景色もよく見えて開放的でした・・

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住宅部分の2階、3階へも階段を登って行けます。次第の慣れて来ました。家具などの調度品を壁側につけるためには特注でなければはめ込めない気がします。市販のものは使えずお金がかかりそうです。

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最上階の部分です。やはり光が四方からはいり明るい部屋となっています。

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その場所からはこのような光景が見えます。やはり見慣れない斜め感ですね。

入って直ぐはいきなりぶつかりましたが、しばらくすると感じがつかめてだいぶ違和感もなくなりました。 形は変ですが、済んでいると採光がいいことや、廻りも良く見えるなどの満足感もある気がします。なんたってこのキューブに住んでいると言う楽しさもあるのかも知れません。
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最後に1階に降りて、もう一度写真を、青空に木々の緑と黄色の住宅が映えます。

これ以上体験したい方の場合は、一部を宿泊施設としても提供しているようで検討して下さいね。 平衡感覚がおかしくなる経験でした

2019年4月10日 (水)

下剤の長期服用に 注意(警告?):大腸メラノーシス

Th_303965_1   便通異常(便秘や下痢など)は多くの方が経験していると思います。年齢とともに便秘気味になる方は多くいらっしゃいます。そのために便秘に対して長期的に内服治療を行っている方も多いと考えます。次第に何種類の下剤や浣腸などを行っても改善せずに、私達の外科で大腸の大部分を切除する方がいます。 その原因の一つに下剤の選択の誤りにより大腸メラノーシスとなり神経叢も破壊されて大腸が全く動かなくなった症例が多く含まれています。

正常な大腸はピンク色した粘膜で、鎮痙剤の注射をせずに大腸内視鏡を行うと規則正しく腸が動く蠕動運動を観察出来ます。 しかし中には腸の粘膜が真っ黒くなり、殆ど腸が動かない方を見かけます。この粘膜が黒ずんだ状態を大腸メラノーシス(大腸黒皮症)と呼んでいます。

この大腸メラノーシスはセンナ、大黄(ダイオウ)、アロエなどの大腸刺激性下剤(アントラキノン系下剤)を長期連用(平均して9ヶ月以上)している方に起こって来ます(もちろん全員に起きるわけではありません)。

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大腸メラノーシス(大腸黒皮症)は、メラニン様色素がマクロファージに貪食されることにより大腸粘膜が淡褐色から黒褐色を呈するもので、内視鏡で観ると本来ピンク色の大腸の粘膜が黒ヒョウ柄のどす黒い色に変色していること確認出来ます。

色が変わるだけなら良いのですが、、腸管内の神経叢も破壊し、腸の蠕動運動が低下し更に便秘状態を増悪させてしまいます。早めに気づいてこれらの下剤を中止すれば1年程度で回復することもありますが、戻らない方も実際はいらっしゃいます。

ですので、今回は私としてはちょっと強い口調となりましたが括弧して(警告)とタイトルに入れたのです。

便秘に対してはまずは水分を多めにとる、食事の改善(繊維質の多い食事)や運動などの生活の改善が先です。排便する姿勢も重要で洋式の場合で本を読むように直立姿勢では、排便時のいきみがお尻の後方(仙骨)に向かいます。実際の直腸は仙骨から前方に向かいますので、前屈みで力んだ方がいいのです。排便姿勢からすると和式の方に分配が上がります。

その次ぎに下剤を考えて下さい。

下剤の大まかの分類では①塩類下剤 ②腸管刺激性下剤 ③上皮機能変容薬 があります(もっと細かな分類方法もありますが)。 生活習慣を改善しながら①より使い始め、続いて③の下剤を試して行きます。それでも駄目だったり短期的な使用として②の下剤を検討するのが現時点での慢性便秘に対する考え方ではないかと思います。

②を多くの方が使っている理由に、ドラッグストアなどでのキャッチコピーの誤りがあると考えています。「漢方などの自然の生薬は体にやさしい」とか「毎朝スッキリ」などという言葉が並べられています。

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・・・・ここまで読んで頂いた方にはもうお分かりかも知れません。 アロエ、センナ、ダイオウ、カスカラなどの成分が含まれる市販下剤、医療品ではプルゼニド、センノサイド、アジャストA、ヨーデルなどの大腸刺激性下剤、漢方薬の成分に大黄が入っている下剤などは長期連用を避けるべきですし、もしも長期連用が必要なら時々は大腸内視鏡検査を行って自身の腸にメラノーシスが起こっていないかを確認する必要があると考えています。

・・・あら「私も飲んでいる」と言う方も多いはずです・・・決して飲んでは行けないと言っている訳ではなく、短期間にするか、長期に飲むなら大腸メラノーシスのことを理解して検査を受けて欲しいと思い今回は書いてみたのです。

きっと心配なされる方もいると思いますので追記しておきます。大腸メラノーシスにおける大腸がんの有病率は、メラノーシスのない場合の有病率と変化なく、発がんとの因果関係は否定的です。

 

 

2019年4月 7日 (日)

世界を夢見て(124); マルクトハル

世界的にもユニークな建築群が多いロッテルダムです。その最たるものがキューブハウスとして非常に有名で、色々なテレビ番組や雑誌で紹介されています。キューブハウスと同じ広間に面して新しく出来たのがマルクトハルです。先にここを紹介致します。
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ロッテルダム駅から南下し、歩行者専用通路もあるラインバーン商店街を聖ローレンス教会に向かって進んで行くと大きな広場に出ます。観覧車の横に大きなかまぼこ状のマルクトハル(Markthal)が現れます。

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2014年に完成したマルクトハルはロッテルダムの新名所となっています。大きさも巨大でサッカー競技場ほどの広さで、内部がアーチ状に開いた空間構造になっています。 このアーチ状の前面の部分は巨大なガラスで出来ていて、鏡のように反対の建物が映ったり、逆にガラスを通して向こうの建物まで見渡せるようになっています。なんとも不思議な形です。

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内部の方から入ると、1階と2階の部分は100店舗以上の屋台やショップ、レストランなどが建ち並び、更に地下にはスーパーマーケットもある建物です。内部の壁はカラフルにペイントされていて、おとぎの国に入ったようなわくわく感があります。

・・・・さてこのユニークな建物本体部分(外側部分)はなにに使われていると思いますか?・・・
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これは実はマンションなのです。全部で228個のマンションで外側はマンションのバルコニー・居住空間になっていて、カマボコ状の内側はキッチンやダイニングルーム、収納スペースになっているとのことですが、一般公開はされていませんので分かりません。

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筒抜けの内の1・2階には沢山の店舗が並び、中を歩きながらも色々な食材も売っていて、楽しみながら歩けますし、食事も出来ます。そういえば内部の壁にペインティングされていない四角いガラス張りの部分が見えると思います。カーブをきったマンションの部屋からこの窓を通して、我々(筒抜けの内部の部分)を観ることが出来るそうですよ。ただし高所恐怖症の人には覗けないかも知れませんが・・・

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地下にはスーパーマーケットもあることより、マンションの住民に取っては居住環境はとてもいいかも知れません。 一戸当たりいったいどれぐらいの値段なのでしょうか?

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外に出て改めて観てみると、このガラス張りの部分にはうっすらとハード型の模様が浮かび上がっています。憎らしい演出です💕

夜のマルクトハルも素敵だそうですよ。ロッテルダムで宿泊する方は是非見に行って下さいね。

2019年4月 5日 (金)

今週の生け花(平成31年4月第1週)

4月になりました。4月1日が月曜日で、今週初めから新年度の入社職員も初出勤の方もいらっしゃると思います。

私達の病院でも18人にフレッシュな方々が入職して頂き、色々なオリエンテーションを行ったいる所です。初めての方にはこの1週間が長く感じたのかも知れませんね。お疲れ様です。

今週も2階のいつもの場所に、生け花クラブの皆様がお花を飾ってくれています。今週の生け花はとても気品に満ちた作品です。

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どっしりとした花器の上に色とりどりのお花達が己の美しさをアピールしています。黄色の花が目立つのですが、同じような、同じでないようなと思ってみていたのですが、花が大きく独立しているのはカラーです。 黄色の花が連なっているのはグラジオラスの花です。 ぱっと見ては気がつきませんでした。

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ごつこつした花器の上に、葉形や柔らかな僅かに紫がかった花はスイートピーで、紫の毬のような花はアリウムです。 上方にスーと枝の伸ばしているのはピンクのツツジです。ツツジは外で見る時には密集して咲いていますので、この様に葉を落としてスッキリさせるとツツジもイメージもだいぶ変わってしまいます。

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さあ、平成もあと1ヶ月です。楽しみながら4月を乗り越えて行きたいものですね。

<花材;つつじ、グラジオラス、カラー、アリウム、スイートピー>

2019年4月 3日 (水)

過敏性腸症候群の特殊性

慢性的に腹痛(あるいは腹部不快)を伴う便秘や下痢を繰り返すも、内視鏡や血液検査などをしても異常を指摘できない疾患を「過敏性腸症候群」と呼んでいます。(今の現代医学で解明されていないだけでもっと違う病態があるのかも知れませんが・・)。<以前のブログにも書いていますので重複する部分が多いです(http://omoromachi.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-221e.html )>

Th_742954  多くの方が緊張やストレスでお腹が痛くなったり、トイレに行きたくなった経験はお持ちだと考えます。 しかしこれが毎日となると辛いと考えます。通勤時、あるいは学校や会社で、何度もトイレに駆け込む場合は余計にストレスに感じるはずです。

私達の胃や腸(小腸、大腸)の運動は私達が意識的には調節出来ない自律神経がコントロールしています。この胃腸をコントロールする働きに異常が起こると、便秘や下痢などの排便異常、腸蠕動異常による腹痛、嘔気などが出現します。

便通異常は消化器疾患の中でも最も見かける症状で、日本人では10%程度の方に認められるそうです。頻度が高いのは20〜40代に多く、男女比では2:3でやや女性に多く認められます。男性では下痢型が多く、女性では便秘型が目立ちます。不思議なことに統計上、人種間や国別でも差があり、東南アジアで7%、南米で21%、米国で10%、フランスで2%で都市部や農村部、職種によっても有病率が違うのです。 これらを観ても様々なファクターが過敏性腸症候群に関与しており、簡単に原因や治療法を決定出来ない難しさを含んでいると考えられます。

過敏性腸炎のタイプは①下痢型、②便秘型、③交代型に分かれます。下痢型は突然起こる下痢が特徴です。そのために通勤や通学、あるいは仕事上で支障が出ます。便秘型は腸の蠕動がスムーズに行かずに便が停滞します。コロコロした硬い便となり排便が困難になったりします。交代型は下痢型と便秘型が交互に繰り返します。

原因として現在として上がっているのが、心理的なストレス、腸管内の細菌叢の異常、腸管粘膜の炎症、神経伝達物質(セロトニン、コルチゾール、ヒスタミン、一酸化窒素など)、遺伝などがあります。どれも決定打はありません。

この様な病態を踏まえて、治療は様々な角度から行ってゆきます。ストレスや環境要因を整理し、生活リズムや食生活(繊維質の増減、油脂減少、香辛料減少など)を整えるようにします。それと併せて薬物療法として下痢止めや鎮痙剤、下剤や高分子重合体、セロトニン受容体拮抗薬などを組み合わせて治療を進めて行きます。

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多くの方が悩んでいますし、治療も一つで完結するものでもありませんので、家族や特に仕事場や学校などの周囲の理解が重要となります。

 

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