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2018年9月24日 (月)

世界を夢みて95: サン・パウ病院

今回三度目のバルセロナ観光です。バルセロナといえばガウディの建築作品群ももちろん素晴らしいのですが、彼の師匠のモンタネールの作品を観ることが今回の楽しみでした。特に前回のブログでも紹介したモデルニスモ建築の最高傑作といわれるカタルーニャ音楽堂がみれて、改めてバルセロナはガウディだけでない期待感が高くなってきました。

もう1つ今回是非みたかったのがモンタネールの作品の「サン・パウ病院」でした。1997年にカタルーニャ音楽堂と共にサン・パウ病院は世界遺産に登録されました。 なんと2009年までは診療が行われており、その後修復が進められています。
サン・パウ病院(Hospital de Sant Pau)の正式名称は「サンタ・クレウ・イ・サン・パウ病院」で1401年からあったバロセロナの病院に起源を持つと言われていますが、バルセロナの6つの病院を統合した新たに病院の建築が1902年から始まります。 銀行家で大富豪のパウ・ジルの遺言により、その遺産のもと「病に付した患者やその家族の心も癒す病院」との計画にて建てられます。途中で資金不足となり、サンタ・クレウ病院と合併したため、名称も長くなってしまったのです。 設計を当時先鋭だったモンテネールが担当することになったのです。1930年に完成し、老朽化により2009年に病院は閉鎖となっています。 その後修復が進み、私達も見学が可能となっています。

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建物に入る前に何が凄いかを、GoogleMapの空中写真を見ながら説明します。バルセロナは都市計画の元、碁盤上に建物が並んでいます。まず、サン・パウ病院の敷地の大きさをサグラダ・ファミリアと比べて下さい。あの巨大なサグラダ・ファミリアと比べてもはるかに大きいのが分かると思います。 そしてビックリするのは病院から祈りの場所の教会(サグラダ・ファミリア)が見える様にと、サン・パウ病院から真っ直ぐな道路を造ったのです。真ん中にあった建物を壊してまでこの道を造ったと言うのですから規模が違います。

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病院に入ってから、サグラダ・ファミリア側の向きを観るとこの様な感じです(正面奥にサクラダファミリアが見えます)。

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病院正面も本当に美しいです。事前にチケットも購入していましたの、すぐに中に入ることに。敷地面積14万5千平方メートルに、27の病棟(当初の予定では48病棟)があり、それが地下で繋がっています。病棟のうち16棟がモダニズム建築、12棟はモンテネールの作、その他はモンテネールの息子の作品とのことですが、私には違いが分かりませんweep

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まず地下道を通って中庭に出ました。これが各病棟に繋がっている状態で雨に濡れずに移動も出来ます。

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あまりに広範囲ですので、ガラス面の反射により写真写りは悪いのですが、敷地内の配置の模型がありましたので見て下さい。大きいでしょう〜

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中庭には花や天使像などの彫刻が置かれ、それぞれの病棟が光を取り入れらるようになっています。 

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各病棟内も病院とは思えないような佇まい。装飾タイルにステンドグラス、まるで世界遺産の教会でも観ている雰囲気となります。

初めて見学した、サン・パウ病院。その規模や造りに感動!、バルセロナ恐るべしheart04

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なごり惜しく、入り口で最後の一枚

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コメント

院長先生
 おはようございます。
まぁ、なんと美しい建物?病院でしょう。
以前、TVで観ましたがその時、サクラダ・ファミリアから
直線上にあることを知りましたが、
私たちの忙しい?ツアーでは前すら通らずでした。
見事なお写真拝見出来て嬉しいです。
 続きを楽しみにお待ちしております。

マコママさん、こんばんは。

病院とは思えないような凄い建築群でした。

バルセロナの碁盤状の区画をサクラダファミリアが病院から見えるようにと
直線の道路と造ったことが凄いだけでなく、一体どれ程の財力を持っていたのかとも思えました。

私も3度目のバルセロナでこの病院を見学できました。もう少し知名度が上がってもいいのではないかと思える病院でしたよ。

こんばんは。
え~?これが病院なんですか?
歴史的建造物ですよね。
美しい佇まいに青空。
見事としか言いようがありません。

EOSのパパさん、こんばんは。

私もこれが病院?と思わず唸るほどの規模の大きさ、美しさでした。バロセロナにある6つの病院を統合して1900年初頭に建てられた病院で、今では世界遺産となっています。

それぞれが地下で結ばれ、車椅子などでも通行出来るように出来ているのです。これらの病院群とサクダラ・ファミリアを直線で結ぼうとする発想そのものが桁違いですね。凄いとしか言いようがありません。

omoromachi様、こんばんは。

モンタネールの作品も凄いです
本当にバロセロナはガウディだけ
ではなかったのですね。

ここに書いてあるように
病院とサクダラ・ファミリアを結ぶ
道路を作ることは今なら
あり得ない話なのでしょう
凄いです

ツクシンボさん、こんばんは。

私もこれまでバルセロナの建築と言えばガウディと思っていましたが、モンテネールの建築も素晴らしいです。彼がガウディに大きな影響を与えたことが伺える作品群でした。

ええ、本当に病院から教会が見えるようにと直線道路を作るような発想と財力が凄いと感じましたね。 ガウディだけではなく彼の作品群を観るのもバルセロナの魅力の1つになりました。

まあ、何と美しく素晴らしい病院なのでしょう。
言葉では言い尽くせませんね。
スペインには建造物の巨匠がたくさんいたのですね。

先生のスペイン旅行記を拝読し、いつも懐かしく思い出されます。
私は30年以上も前に旅行しました。
もう、ほとんど忘れかけていますが、訪れた場所が出てくると、
行った、行った、と呟きながら当時を思い出し、ワクワクして拝読しています。
ガウディのサグラダ・ファミリアはいかにも工事中という感じで
天井も有ったか無かったの状態でしたよ。
アルハンブラ宮殿も想い出があります。
あの宮殿の中のホテルにも泊まりました。
朝早くからお庭を散歩したりして楽しい思い出が蘇りました。

これからも楽しみにしております。
ありがとうございます。


びえろさん、こんばんは。

本当に美しい病院でした。私もガウディしか知りませんでしたが、スペインには数多くの芸術家、建築家がいます。凄いです!

ぴえろさんも30年間にスペインに行かれたのですね。サクラダ・ファミリアは内装のステンドグラスが入ってだいぶ雰囲気が変わりましたし、建設のスピード化が計られ、あと30年と思っていましたがあと僅かで完成になるかも知れません。

アルファンブラ宮殿内に宿泊だったのですね。私も宿泊したかったパラロールに泊まったのですね。その特典はなんたって朝夕に宮殿内を散策出来ることですね。私も何時か宿泊してみたいです。

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