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2018年9月17日 (月)

世界を夢みて94: カタルーニャ音楽堂:夜のコンサート

今回三度目のバルセロナ観光です。バルセロナといえばガウディの建築作品群ももちろん素晴らしいのですが、彼の師匠のモンタネールの作品を観ることが今回のバルセロナ滞在の一番目的でした。 特にモデルニスモ建築の最高傑作といわれるカタルーニャ音楽堂を是非観たかったのです。昼と夜ではステンドグラスの輝きなどや観られる範囲も違うとのことで、こうなったら他の見学を多少削ってでも、昼も夜も見学しようと欲張った考えが出てしまいました。

カタルーニャ音楽堂の公式ホームページに登録し、そこから席を押さえました。 カードの支払いはVISAは大丈夫ですがAmexは駄目なようです。既に殆どの席は予約されており、最前列の席か後方となりましたので、最前列としました。というのはこの音楽堂の構造上はあまり後方だと一番見応えのある天井が見えない場合があるようでしたので、ここは全体を観ることが出来る場所と考えたからです。

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昼のガイド付きの案内で構造は分かっていましたので、音楽堂のカフェテリアで軽い食事を摂って、入場時間すぐに入りました。

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演奏が始まると流石に身動きは取れませんし、写真を撮ることも出来ませんので、入場後まだ人が殆どいない状況で写真を撮りました。斜めから光が差し込んで来ます。
まだ日中の日が残っていましたので、昼間とあまり変わりませんでしたが、日が落ちて最後の方になると雰囲気もだいぶ変わりました。ステンドグラスの反射、室内の雰囲気も変わりました。はやり目がくらむような美しさです。

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この音楽堂の構造上、後方や柱の後などでは全体が見渡せないこともあるようですので、チケットの購入の折には気をつけないといけない点です。この日の公演は1ヶ月前というのに殆どの席は埋まっていました。4列目のやや右側を押さえました。

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しかしながら、交響楽団や合唱団もある大がかりなステージになるため1列から3列までは舞台に変わっていましたので、なんと1列目です。学芸員の方々にかぶりつきcoldsweats01でみることに。しかしながら予想通り、上方、後方が見渡せて、この音楽堂の美しさを堪能できました。

Th__1_2 夜のコンサートは地元のバルセロナの交響楽団による第9の演奏会となっています。だだバウチャーの画面が普通の演奏会ではないのではと思ったのですが、既に殆どの席は埋まっていました。やはり人気が高いのでしょうか?

いよいよ開演となり照明が少し落とされると、音楽堂の光が全体的に浮かび上がって来ます。最初の演目はバルセロナで活躍する太鼓による演出でした。音楽堂の通路などを使いそれはそれで面白かったです。

そしていよいよ開演。指揮者も楽団員も皆普段着で登場でした。しかし初めてみるとフルオーケストラによる素晴らしい演奏。かぶりつきの私としては楽団員、指揮者の仕草や顔の表情も手に取るように観察出来ました。やはり近すぎて首は痛くなりますcoldsweats02

カタルーニャ音楽堂は昼間の案内でも音出しをして貰えたのですが、しっかりと音響も良好でした。演奏の途中から合唱団のコーラスも。それがオーケストラリアの後方に配置しているだけでなく、2階の左右のボックス席後方にも配置されていたため3Dの映画でもみているように、音楽堂全体から響いてきたのは圧巻でした。

こんな美しい建物の中でこんな素晴らしいコンサートが聴けるなんて本当にラッキーでした。

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休憩時間に2階に上がり写真を撮って席に戻りました。昼間とやは違う雰囲気を楽しめます。
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昼に入った休憩所も光が入って綺麗です。やはり昼間と違い、外へのドアは閉まられてバルコニーへは出られませんでした。Th_dsc01665

照明を落とした瞬間に写真を撮って席に着きました。光の影が幻想的です。

Th_dsc01734_2 コンサートもバルセロナの市民交響楽団や合唱団などのフルオーケストラでの構成で大大満足でした。最後の最後になって分かったことはカタルーニャ州の独立の是非を問う住民投票が迫った時期でこの楽団員、指揮者及び多くの入場者がカタルーニャ独立派の集まりのような雰囲気となりました。 終了後アンコールの時に指揮者がスペイン語(あるいはカタルーニャ語)でスピーチがありました。 その頃から楽団員の中で1/4程度の方が退席したのです? 普通はあり得ないことでしたが、その理由は直ぐに分かりました。その後に会場の皆と 一緒に唄った曲がどうもカタルーニャの音楽で、多くの会場の多くの方が立席して、歌い出しました。 私などは理解出来ませんでしたし、後方に座ったイギリス人の方々も座ったままでしたので、私も座ったまま聞いていました。 終了後、左の席で立って歌っていた方に英語で話しかけた所、やはりカタルーニャ州の民族音楽だったようです。 独立反対派の学芸員は退席して、客席で反対の方は座ったままだったようです(2割程度?)。

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その後余韻に浸りながら、カタルーニャ音楽堂を後にし、広場へ向かうと、多くの市民が待ちに繰り出していました。前日同様に午後10時になった時に、独立派によるクラクションや鍋を叩く音などがバルセロナ市内に響いていました。これは30年前と24年間には経験したことはありませんでしたので、独立に向けた住民投票の影響だったのでしょう。

バルセロナは今後スペインのなかで何処の向かってゆくのでしょうか?

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コメント

院長先生
 こんにちは。
本当に素晴らしいホールですね?
昼と夜を堪能されて、オーケストラもお聴きになられて
さぞかし至福のひと時をお過ごしになられた事でしょう。
お写真、拝見できただけでも嬉しかったです。
ありがとうございます。

マコママさん、こんばんは。

本当に素晴らしいホールでした。細部に至るまで素晴らしい建築物だと感じ、その中に身を置けただけで至福の時をすごさせて貰えました。

いつもこのようなコメントを頂き感謝致します。

おはようございます。
いやあ、実に羨ましいご旅行です。
私も天井に見とれながら、音楽に埋もれてみたいです。
いつも素敵な旅行記ありがとうございます。
まさに「兼高かおる世界の旅」でしょう。

EOSのパパさん、こんばんは。

本当に隅々まで素晴らしい音楽堂でした。
パパさんがこの場所にいたら何百枚も写真をとっていたかもしれません。

写真家のパパさんから見たら情けない写真かも知れませんが、雰囲気だけでも楽しんで頂ければ幸いです。

ありがとうございます😊

先生、こんばんは。

細部にも様々な意匠を凝らしたとても美しい音楽堂ですねlovely
さすが先生はリピーターなので魅力的な場所を色々ご存知ですね。
私はサグラダファミリアやカサ・ミラ、グエル公園などの有名所ごく一部しか知らなかったので、TVの旅行番組より為になりますcoldsweats01
私もいつかはこんな美しい音楽堂でコンサートを体験したいですheart04

sharonさん、こんばんは。

なんと那覇市の自宅は台風24号の為に先ほどから停電となっています(病院の方は大丈夫でした)。
カタルーニャ音楽堂は本当に繊細で美しい建物でその中に身を置くだけでも感動する体験でした。更に素晴らしい音楽も聴けて私の全ての感覚を総動員して楽しむことが出来ました。

3度目だから経験出来たかも知れません。Sharonさんももし機会があれば検索されて下さいね。素晴らしい体験でしたよ。

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