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2018年8月12日 (日)

世界を夢みて90: グエル公園

3度目のバルセロナでやはり3度目のグエル公園です。31年前は個人でゆっくりと回れたのですが、2回目と今回はツアーに組み込まれていましたので、ちょっと慌ただしい感じですが、説明を受けながらですのでそれはそれでとても楽しく回れました。

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本来のグエル公園はおそらく公園の名前はつかずに住宅街となったいたはずです。多彩な事業で財をなしたエウゼビ・グエイ(スペイン語読みではグエル)伯爵は生涯にわたってガウディの最大のパトロンでした。
当時バロセロナは工業化が進む中で、グエルとガウディは自然と芸術が溶け合う街を作るために、この小高い地域に60軒に及ぶ集合住宅を作ろうと計画します。

1900年から1914年に建造されますが、当時の人々には斬新すぎて受け入れられずに買い手が現れなかったそうです。2軒のみは売れたそうですが、何と買い手はガウディとグエル伯爵だけだったとか。ガウディは父のために買ったそうですが、サクラダ・ファミリアの着工に移る前はガウディ自身も住んでいて、今ではガウディ記念館となっています。 

グエル伯爵没後には工事も中断され、市の公園として寄付されて現在の「グエル公園」となっています。

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入口は3カ所あり、今回はバスの駐車場から近い右側の入口より公園内に入りました。 緑も多く鳥のさえずりを聞きながら散策となります。ガウディは自然界には直線はないとの信念で公園や建築物を設計しています。高低差のある公園内を繋ぐために無骨な石で作られた柱廊があり、その中を歩くことが出来ます。 鳥の声を聞きながらこの中を歩いていると一瞬自分が不思議な世界に迷い込んだ様な気にもなってしまいます。

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途中にガウディの家博物館(記念館?)を通り、曲がりくねったベンチで有名なテラスへと向かいます。偶然なのか知りませんが、31年前も25年前も今回も工事をしていました。ずっと工事をしているのかも知れません?

広場を取り巻くこのベンチは破砕タイルやガラスで装飾され、曲がりくねっていて、何となく硬くて座り心地が悪そうに見えます。実際に腰掛けると座り心地は悪くなく、長くいても苦痛にならないですし、このテラスからバルセロナ市内を見下ろせるのは、正に絶景の1つではないかと思います。

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テラスを降りると、このテラスの土台が列柱ホールの屋根になっていることが判ります。最初の予定ではテラス部分はギリシャ劇場にこの列柱ホールは市場になる予定だったそうです。列柱の大きさも奥に行くに従いやや大きく、上にゆくほどやや幅広になっていて、人間の視覚で捕らえると同じ大きさに見えるように工夫されているそうですし、天井の装飾タイルも四季を表したデザインになっています。

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列柱ホールから正面玄関に向かう階段が有名はドラゴンのモザイクがある中央階段となります。一番メインとなる場所ですので、人が余りにも多くてゆっくりと写真に収まることが難しいです。昔の写真を眺めていると人は疎らですので、この30年でグエル公園を訪れる観光客は倍増したと思います。

本当は人の少ない明け方にこの公園を訪れバルセロナ市内を眺めて見たかったのですが、ホテルが遠て行けませんでしたweep  次回機会があればバロセロナの夜明けを見てみたいです。以前テレビでも放送されたそうですが、8時までなら料金所が開く前に無料で公園に入れるのとか・・・もしも機会があれば調べチャレンジして下さいね。

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旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

omoromachi様、こんばんは

グエル公園も素晴らしかったですね
私は1月でしたので、余り天気は
よくなかったのですが
ガウディの公園は最高でした。
こんな奇抜な公園が東京にもあったら
良いのですが・・・

ガイドさんからもこの公園の成り立ちを
聴いた覚えがしたのですが、復習になりました

夏の観光シーズンは混雑したのですね
中央階段でも私と友人の二人だけで
写真撮れましたよ(もちろん他の観光客を
の合間にですが・・)

これからのバロセロナ旅行記楽しみに
しています。私の方はまだ写真を
整理していませんcoldsweats01
記憶が残っているうちに早くしないと
いけませんね。

SmidareQueenさん、こんばんは。

グエル公園もガウディの代表作ですね。本当に奇抜ですが、実用的にもよく作られていると思いました。現在ならきっと完売となったと思うのですが、まだ時代がガウディに追いついていなかったのでしょうね。

段々とバロセロナも観光客が増えているのでしょうか? 私は最初が10月、2回目が8月、今回が9月でしたが、次第にグエル公園も観光客でいっぱいで自分だけの写真など撮れない状況でした。

これから何回かはSmidareQueenも行かれたバロセロナの名所を紹介しますので、また見て頂けたら嬉しいです。

院長先生
 こんばんは。
グエル公園、本当に素晴らしいデザインだと思いました。
色の組み合わせ、奇抜でありながらしっくりと合っていますよね?
私たちは6月でした。ミロ美術館の前を通って行きました。
ここで夫は成田空港でスーツケースにライターが入っているのを
見つけられて没収!タバコが吸えない!ホテルにもなかったのに、
この公園の売店にあったのですよ。ホームページに
このライター載せてあります!
その前にヒースロー空港で当時「喫煙室」がありましてね?
でもライターがなかったのにご親切な方が貸してくださったそうです!
2年後に行った時はもうヒースロー空港も全面禁煙になっていて、
夫はがっかり!でした。
続きを楽しみにお待ちしております。

マコママさん、こんばんは。

グエル公園はガウディが未来の都市のために設計しただけあって、ちゃんと生活が出来るように色々な配慮がなされていますし、テラスなどもタイルやガラスなどの廃材を使って作られたりしています。今で言う自然と調和したエコかも知れません。

昔は飛行場内でも喫煙出来ましたね。今では飛行機は全面禁煙ですが、1990年代までは多くの飛行機の後方には喫煙席がありましたよね。 後方の席に座るとタバコの匂いがしましたものね。

タバコが止められないご主人はこのような時に大変ですね。

omoromachiさん、おはようございます。
スペインはおとぎの国のように見えます。
お見せいただいた写真に天井を撮影されている人が写っていますが、私もそこにいたなら首が痛くなろうが天井に釘付けだと思います。
私の見てきた世界は日本のほんのわずかのところだけですが、こうして旅行記を拝見するたびに行った気にさせて頂けて有難いです。
私の行った場所では、首里城の正殿の赤が今でも目について忘れません。

EOSのパパさん、おはようございます。

特にグエル公園などガウディ建築はおとぎの世界に迷い込んだように感じます。写真家のパパさんがスペインに出かけたらいくら時間があっても足りないほどの被写体がありますよ。

世界は広く、私達が知らないことがいっぱいですね。私もパパさんも大好きだった兼高かおるさんの「世界の旅」は私達の憧れの世界で、今でも気持ちは進行形ですね。

パパさんがなかなか海外へ出ることが難しくなった分、私の方は出かけた国々を可能な限り紹介して行きたいと考えています。今後も見て頂けると嬉しいです。

絵本のような世界ですね。
素敵です。
世界には、まだまだ知らない世界がたくさんあるのですね。
いつか行ってみたいものです。

しげまるさん、こんばんは。

本当にグエル公園はおとぎの世界のような雰囲気です。ワクワクしそうな色使いですね。

世界は広いです。全てを行けるわけではありませんが、心だけは自由に世界中を飛び回りたいですscissors

先生、こんばんは。

当時ガウディの特異な建築を理解していたグエル伯爵は凄く先見の明があったんですね。
その時は一般に受け入れられなくても、今やバルセロナの一大観光地ですものね。
私は元々アール・ヌーボーに魅せられていたので、ガウディの曲線的で植物や動物をモチーフにした建造物の大ファンですheart04
でもグエル公園のドラゴン?はずっとトカゲだと思い込んでいて、認識不足でしたcoldsweats01
早くガウディの世界観に浸りに現地に行きたいですheart02

aharonさん、こんばんは。

その当時にガウディの最大のパトロンとなったグエル伯爵は仰せのように先見の明があったのでしょうね。
バルセロナは世界有数の観光地ですが、その都市を世界中に有名にしたのは紛れもなくガウディだと思います。

sharonさんはアール・ヌーボーが好きだったのですね。花や植物など自然のものを沢山取り入れていう点でもガウディと近いかも知れませんね。

確かにグエル公園のドラゴンは見た目はトカゲと一緒ですね(笑)shine

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