フォト
2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

« サプリメントは万能薬ではありません | トップページ | 世界を夢見て 84: ミハス(アンダルシアの白い街並み) »

2018年6月15日 (金)

今週の生け花(平成30年6月第2週)

梅雨時に雨が降らないと思っていました、ここ何日か雨の日が多い沖縄でした。しかしながらTh_img_1078_3 天気予報を見たら、なんと台湾方面から台風が近づいている のではないですか・・・知りませんでしたのでビックリですが、確かに風が段々強くなった様に感じます。
明日朝は沖縄本島にもっとも近づきそうです。幸い風は強くはないのですが明日の午前の外来が気になる所です。                       
今週も生け花クラブの皆様が3階のいつもの場所にお花を飾ってくれていました。外の天気とは関係なく、ここはとても艶やかで美しい空間が広がっています。
丸い青い花器の上に、白い小菊、黄緑色のエリンジュームの可愛らしい花をつけています。その上におかれた2輪の薔薇の赤が眩しいです。その上にもクルクマのピンクの苞が美しく輝いています。
更に上部の後部には房すぐりの赤い実がたわわに実っています。
この様な赤い実をみると秋を連想させますが、Th_3062_2 房すぐり(フサスグリ)の実は初夏に収穫を迎えます。 
房すぐりはヨーロッパ原産の落葉低木でブドウに似た葉を着けます。 開花期は4〜5月で、6〜7月が収穫期となります。ヨーロッパでは収穫した実をジャムやゼリー、果樹酒などに加工して使われています。
エリンジュームは多年草の草花で、その色も青、紫、白、茶、緑と変化があります。光沢のある球状の小花が集合し、その周りに苞が広がります。枝も小さく全体的に清涼感を持たせてくれます。ドライフラワーにも使われていますので、ドライフラワーで見かけたことのあるのかも知れません。
今週の生け花はそれぞれの花に元気があり、全体としても生き生きとした印象を持ちます。みているだけでこちらも元気が出そうですね。
<花材:房すぐり、クルクマ、エリンジューム、バラ、小菊>

« サプリメントは万能薬ではありません | トップページ | 世界を夢見て 84: ミハス(アンダルシアの白い街並み) »

」カテゴリの記事

コメント

院長先生
 こんばんは。
台風は気がかりですね?被害が少ない事をお祈り申し上げます。
 こちらは梅雨寒ですよ。明日も・・・。風邪に気を付けたいと思います。

 今週の生け花!なんと生き生きとしていることでしょう。
「房すぐり」初めて拝見!なんとも美味しそう
小菊の白が青い丸い花器の足元を引き締めてバラやクルクマが
華やぎを添えておりますね。
いつもながらセンスのよろしい事

マコママさん、こんばんは。

今回は台湾の近くでいきなり台風でしたの、台風が発生したことすら知りませんでした。 これまで少雨だった沖縄地方が突然大雨洪水注意報発令に変わりました。  関東の方も梅雨前線が刺激されて大雨となることもありますので注意が必要ですね。

赤系統の色が多いせいなのでしょうか、今週の生け花は元気が一杯ですよね。
ふさすぐりにの実にも2系統があって、赤いものは酸味があって生では食べにくいそうですが、白いものは熟したら生でも食べれるようです。 ヨーロッパでは多くの国で栽培されているようで、この果実酒を見かけることがありました。味は分かりません。

今週の生け花はマコママさんが書いてあるようにバラやクルクマが華やかですね。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 今週の生け花(平成30年6月第2週):

« サプリメントは万能薬ではありません | トップページ | 世界を夢見て 84: ミハス(アンダルシアの白い街並み) »